(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
振れ量を検出するセンサおよび振れ補正用可動部品を有した撮像装置に設けられ、該センサの検出信号に基づいて、該振れ補正用可動部品の目標位置を表す信号を生成する信号処理装置であって、
カットオフ周波数が可変であり、前記検出信号に高域通過のフィルタ処理を施すハイパスフィルタと、
前記カットオフ周波数を制御するカットオフ周波数制御部と、を備え、
前記ハイパスフィルタは、該ハイパスフィルタの入力値が入力される一次IIRフィルタのローパスフィルタを有し、
前記ローパスフィルタには、前記フィルタ処理の演算の中間値を保持する遅延素子が設けられており、
前記カットオフ周波数制御部は、前記検出信号の積分値のレベルが所定の閾値を超えたときに、前記カットオフ周波数を高くし、該積分値のレベルが該閾値以下となったときに、前記遅延素子に保持される前記中間値をリセットする、ことを特徴とする信号処理装置。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の実施形態について、第1実施形態から第5実施形態の各々を例に挙げ、以下に説明する。
【0024】
1.第1実施形態
[撮像装置の全体構成等]
まず第1実施形態について、各図面を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置のブロック図である。本実施形態の撮像装置9は、レンズユニット1、位置センサ2、レンズ駆動モータ3、ジャイロセンサ4、およびレンズ制御装置6などを有し、手振れ補正機能を備えたものとなっている。
【0025】
レンズユニット1は、手振れ補正用レンズであるレンズ1aを有しており、レンズ1aを用いて、被写体の光学像を撮像装置9内のイメージセンサ(CCD[Charge Coupled Device]やCMOS[Complementary Metal Oxide Semiconductor]など)に結像させる。撮像装置9は、レンズ1aを介してこのイメージセンサを露光させ、被写体を撮像することが可能となっている。なおレンズ1aは、レンズユニット1の固定部分に対して、バネ(弾性体)によって弾性的に支持された可動部材である。
【0026】
位置センサ2は、レンズ1aの位置(現在位置)を継続的に検出するセンサであり、例えばホールセンサやフォトリフレクタが適用される。この検出結果の信号(現在位置信号)は、AD変換等の処理が施された上で、レンズ制御装置6における加算部12へ送出される。
【0027】
レンズ駆動モータ3は、例えばVCM[Voice Coil Motor]によって構成されており、レンズ制御装置6から出力されるモータ電流に応じた駆動力で、レンズ1aを駆動する。
【0028】
ジャイロセンサ4は、角速度センサの一種であり、撮像装置9における手振れの量(振れ量)を継続的に検出する。この検出結果の信号(センサ検出信号)は、レンズ制御装置6におけるセンサ検出信号処理部11へ送出される。
【0029】
レンズ制御装置6は、センサ検出信号処理部11、加算部12、PID[P:Proportinal, I:Integral, D:Differential]フィルタ13、およびドライバ部14などを備えている。レンズ制御装置6は、これらの各部を集積化した半導体装置として形成されている。
【0030】
センサ検出信号処理部11は、ジャイロセンサ4からセンサ検出信号を受取り、目標位置信号を生成するための信号処理を実行する。目標位置信号は、手振れ(撮像装置9の振れ)による撮像画像の滲みが抑えられるレンズ1aの位置(つまりレンズ1aの目標位置)を表す信号である。センサ検出信号処理部11のより詳細な構成等については、改めて説明する。
【0031】
加算部12は、目標位置信号の値と、位置センサ2から出力される現在位置信号の値との差を算出し、この算出の結果をPIDフィルタ13へ出力する。
【0032】
PIDフィルタ13は、加算部12から受取る情報に基づき、目標位置信号の値と現在位置信号の値の差がゼロに近づくように出力信号を生成し、ドライバ部14へ出力する。
【0033】
ドライバ部14は、PIDフィルタ13の出力信号に応じたモータ電流を生成し、レンズ駆動モータ3に向けて出力する。これによりレンズ駆動モータ3は、現在位置が目標位置へ近づくように、レンズ1aを駆動することになる。
【0034】
なお加算部12、PIDフィルタ13、およびドライバ部14等からなる部分は、目標位置信号に基づいて、目標位置へ近づくようにレンズ1aの位置を制御する部分に相当する。つまりこの部分は、現在位置信号と目標位置信号との差が小さくなるようにレンズ1aの位置を制御し、撮像装置9において手振れ補正機能が発揮されるようにする。
【0035】
[センサ検出信号処理部の構成等]
次に、センサ検出信号処理部11のより詳細な構成について説明する。
図2は、センサ検出信号処理部11のブロック図である。なおセンサ検出信号処理部11は、例えばヨー方向とピッチ方向の各センサ検出信号に対応して設けられる。本図に示すように、センサ検出信号処理部11は、ジャイロ演算部20およびパン・チルト制御部30を備えている。
【0036】
ジャイロ演算部20は、アンプ21、ローパスフィルタ22、ハイパスフィルタ23、リミッタ付積分器24、およびイコライザ25を有しており、主に、センサ検出信号を用いた演算処理を行う役割を果す。
【0037】
アンプ21は、ジャイロセンサ4から受取ったセンサ検出信号に所定の増幅処理を施し、ローパスフィルタ22へ送出する。ローパスフィルタ22は、アンプ21から受取ったセンサ検出信号に低域通過のフィルタ処理を施し、ハイパスフィルタ23へ送出する。
【0038】
ハイパスフィルタ23は、ローパスフィルタ22から受取ったセンサ検出信号に高域通過のフィルタ処理を施し、リミッタ付積分器24へ送出する。なおハイパスフィルタ23は、カットオフ周波数が可変であるとともに、オフセット値Ofsを保持するように形成されている。このオフセット値Ofsは、ハイパスフィルタ23が行うフィルタ処理の演算の中間値である。
【0039】
図3は、ハイパスフィルタ23の構成を表している。本図に示すようにハイパスフィルタ23は、ハイパスフィルタ23の入力値が入力される一次IIRフィルタのローパスフィルタ40を有している。そして更にハイパスフィルタ23は、ハイパスフィルタ23の入力値からローパスフィルタ40の出力値を引いた値を、ハイパスフィルタ23の出力値として出力するように形成されている。
【0040】
ローパスフィルタ40は、ローパスフィルタ40の入力値を保持する遅延素子41、ローパスフィルタ40の出力値を保持する遅延素子42、演算でのオーバーフローを抑えるためのリミッタ素子43、入力される値に所定係数を乗じる各乗算器(44a〜44c)、および入力される各値を加算する各加算器(45a、45b)を有している。各乗算器(44a〜44c)における係数等は、当該一次IIRフィルタがローパスフィルタを形成するように、予め適切に設定されている。
【0041】
ローパスフィルタ40の入力値は、乗算器44aを介して加算器45aに入力されるとともに、遅延素子41および乗算器44bを介して加算器45aに入力される。また加算器45bには、加算器45aの出力値が入力されるとともに、加算器45bの出力値がリミッタ素子43、遅延素子42、および乗算器44cを介して入力される。
【0042】
そしてリミッタ素子43の出力値が、ローパスフィルタ23の出力値となる。また遅延素子42に保持される値が、オフセット値Ofsに該当する。オフセット値Ofsは、ジャイロセンサ4のオフセットと相関することになる。
【0043】
図3に示す構成のハイパスフィルタによれば、適切なタイミングでオフセット値Ofsのリセット等が行われるようにし、センサ検出信号のノイズが多い状況(例えば撮像装置9が手持ちの状態であるとき)でも、動作を正常な状態に回復させることが容易となる。
【0044】
図2に戻り、リミッタ付積分器24は、ハイパスフィルタ23から受取ったセンサ検出信号の積分処理を実行し、その結果の信号をイコライザ25に送出する。なおリミッタ付積分器24は、ゲインを制限するリミッタ機能を備えているとともに、カットオフ周波数が可変であるように形成されている。
【0045】
イコライザ25は、リミッタ付積分器24から受取る信号に対して、位相の進みや遅れを修正する処理を施して後段側に出力する。イコライザ25の出力信号は、レンズ1aの目標位置を表す目標位置信号として、減算器12に送出されることになる。
【0046】
またパン・チルト制御部30は、パン・チルト開始検出部31、パン・チルト終了検出部32、およびカットオフ制御部33を有しており、主に、パンニングやチルティングに対応してジャイロ演算部20を制御する役割を果す。
【0047】
パン・チルト開始検出部31は、パンニング或いはチルティング(例えば構図を変えるために撮像装置9が略一方向に動かされることであり、以下、「パン・チルト」と略記することがある)が開始されたことを検出する。より具体的には、パン・チルト開始検出部31は、イコライザ25の出力信号の信号レベル(センサ検出信号の積分値のレベルを表す)を監視し、この信号レベルが所定閾値Taを越えたことを、パン・チルトの開始として検出する。
【0048】
なおパン・チルトが開始されると、撮像装置9は略一方向に比較的長く継続して動くことになり、センサ検出信号の積分値は増大する。そのためパン・チルト開始検出部31は、上述のようにして、パン・チルトの開始を判別することが可能である。パン・チルト開始検出部31による検出結果の情報は、カットオフ制御部33へ伝送される。
【0049】
パン・チルト終了検出部32は、パン・チルトが終了されたことを検出する。より具体的には、パン・チルト終了検出部32は、リミッタ付積分器24の出力信号の信号レベル(センサ検出信号の積分値のレベルを表す)を監視し、この信号レベルが閾値Ta以下となったことを、パン・チルトの終了として検出する。パン・チルト終了検出部32による検出結果の情報は、カットオフ制御部33へ伝送される。
【0050】
カットオフ制御部33は、パン・チルト開始検出部31およびパン・チルト終了検出部32の検出結果に基づいて、ハイパスフィルタ23およびリミッタ付積分器24のカットオフ周波数を制御する。またカットオフ制御部33は更に、オフセット値Ofsをリセットする(初期値に戻す)役割をも果す。
【0051】
[センサ検出信号処理部の動作形態等]
次に、センサ検出信号処理部11の動作形態について、
図6に示す状態遷移図を参照しながら以下に説明図する。なおここでは、パン・チルトが検出されていない状態を「通常状態」とする。
【0052】
「通常状態」では、ハイパスフィルタ23およびリミッタ付積分器24のカットオフ周波数は、センサ検出信号に含まれるノイズの除去等が適切に行われるように設定されている。これにより、手振れによる撮像画像の滲みを抑えるための目標位置信号が適切に生成され、その結果、撮像装置9は高性能の手振れ補正機能を発揮することが可能である。
【0053】
しかしパン・チルトがなされる時は、撮影者が意図的に構図を変えようとしているため、手振れ補正よりも、レンズ1aを中心(可動領域の中央)に戻し易くすることが重要となる。そこでパン・チルト制御部30は、「通常状態」においてパン・チルトの開始を検出したとき(監視している信号レベルが閾値Taを超えたとき)、ハイパスフィルタ23およびリミッタ付積分器24のカットオフ周波数を、「通常状態」の場合より高い所定値に設定する(ステップS11)。
【0054】
これによりセンサ検出信号処理部11の状態は、「通常状態」から「パン・チルト検出状態」に移行する。「パン・チルト検出状態」では、ハイパスフィルタ23およびリミッタ付積分器24のカットオフ周波数が高いため、レンズ1aをより速く中心に戻すことが可能となる。
【0055】
またパン・チルト制御部30は、「パン・チルト検出状態」においてパン・チルトの終了を検出したとき(監視している信号レベルが閾値Ta以下となったとき)、ハイパスフィルタ23およびリミッタ付積分器24のカットオフ周波数を通常の値に戻す(現状より低くする)とともに、オフセット値Ofsをリセットする(ステップS12)。
【0056】
これによりセンサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出状態」から「通常状態」に移行する。「通常状態」では、先述した通り、高性能の手振れ補正機能を発揮させることが可能である。
【0057】
またオフセット値Ofsがリセットされることにより、オフセット値Ofsの偏りが解消され、例えば、パン・チルトの後にレンズ1aの目標位置を中心から復帰させることが可能となる。
【0058】
第1実施形態では上述した通り、パン・チルトの開始が検出されたとき(センサ検出信号の積分値のレベルが閾値Taを超えたとき)に、ハイパスフィルタ23等のカットオフ周波数が高くされ、パン・チルトの終了が検出されたとき(当該積分値のレベルが閾値Ta以下となったとき)に、当該カットオフ周波数が元に戻されるようになっている。そのため、パンニングやチルティングに適切に対処可能となっている。
【0059】
なお第1実施形態では、センサ検出信号のノイズが少ない状況でパン・チルトが行われる時や、手振れ補正が出来ない程度の振れが加えられた時(大加振時)等においても、レンズ1aの位置を比較的良好に制御することが可能である。
【0060】
2.第2実施形態
次に第2実施形態について説明する。なお第2実施形態の撮像装置は、センサ検出信号処理部の構成や動作形態等を除き、基本的に第1実施形態の撮像装置と同等である。以下の説明では、第1実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、第1実施形態と同等の部分については説明を省略することがある。
【0061】
[センサ検出信号処理部の構成等]
図4は、第2実施形態に係るセンサ検出信号処理部11のブロック図である。本図に示すように、センサ検出信号処理部11は、ジャイロ演算部20およびパン・チルト制御部30を備えている。
【0062】
ジャイロ演算部20は、アンプ21、ローパスフィルタ22、ハイパスフィルタ23、リミッタ付積分器24、パン・チルト検出用積分器27、および退避レジスタ28を有している。なおアンプ21、ローパスフィルタ22、ハイパスフィルタ23、およびリミッタ付積分器24の構成は、基本的に第1実施形態の場合と同等である。またリミッタ付積分器24の出力信号は、レンズ1aの目標位置を表す目標位置信号として、減算器12に送出されることになる。
【0063】
パン・チルト検出用積分器27は、ハイパスフィルタ23からセンサ検出信号を受取るようになっており、このセンサ検出信号に対する積分処理を実行して、その結果を表す信号を出力する。パン・チルト検出用積分器27の出力信号は、後述するように、パン・チルトの開始や終了等の検出に用いられる。
【0064】
なおパン・チルト検出用積分器27は、パンニングやチルティングの動きがより良好に検出されるように(例えば、パン・チルトの過度な検出を防止するため)、リミッタ付積分器24の場合とは異なり、ゲインを制限するリミッタ機能は設けられていない。
【0065】
退避レジスタ28は、オフセット値Ofsを退避させるためのレジスタである。退避レジスタ28は、オフセット値Ofsの退避が行われる度に、最新のオフセット値Ofsを保持する(保持内容を更新する)ようになっている。
【0066】
またパン・チルト制御部30は、パン・チルト検出部35、およびオフセット値制御部36を有している。
【0067】
パン・チルト検出部35は、パン・チルト検出用積分器27の出力信号の信号レベル(以下、便宜的に「信号レベルA」と称する)、および、ハイパスフィルタ23の出力信号の符号を監視し、パン・チルトの開始や終了などを検出する。なお信号レベルAは、センサ検出信号の積分値のレベルを表しているといえる。また信号レベルAは、例えば、リミッタ付積分器24の出力信号の信号レベルとされていても構わない。
【0068】
パン・チルト検出部35は、信号レベルAが所定閾値Taを超えたことを、パン・チルトの開始として検出する。またパン・チルト検出部35は、パン・チルトの開始後にハイパスフィルタ23の出力信号の符号が反転したことを、パン・チルトの終了として検出する。
【0069】
またパン・チルト検出部35は、信号レベルAが所定閾値Ta´(閾値Taより低い値に設定されている)を超えたことをも、検出するようになっている。なお当該出力信号の信号レベルが閾値Ta´を超えたときは、これからパン・チルトが開始される可能性が比較的高い。そこでこのときは、後述するように、パン・チルトに対する準備が行われることになる。
【0070】
またパン・チルト検出部35は、信号レベルAが所定閾値Ta´(閾値Taより低い値に設定されている)を超えた後に、ハイパスフィルタ23の出力信号の符号が反転したことをも検出する。パン・チルト検出部35による各検出結果の情報は、オフセット値制御部36へ伝送される。
【0071】
オフセット値制御部36は、パン・チルト検出部35の検出結果に基づいて、オフセット値Ofsの退避や、オフセット値Ofsの戻し(オフセット値Ofsを、退避レジスタ28に退避されている値に置換すること)の制御を行う。
【0072】
[センサ検出信号処理部の動作形態等]
次に、センサ検出信号処理部11の動作形態について、
図7に示す状態遷移図を参照しながら以下に説明図する。なおここでは、信号レベルAが閾値Ta´以下である状態を、「通常状態」とする。
【0073】
「通常状態」において、信号レベルAが閾値Ta´を超えたことが検出されると、センサ検出信号処理部11の状態は、「通常状態」から「パン・チルト検出準備状態」に移行する(ステップS21)。このときパン・チルト制御部30は、オフセット値Ofsの退避を実行させる。このようにパン・チルト制御部30は、パン・チルトが開始される前(撮像装置9が大きく動かされる前)にオフセット値Ofsを退避させ、大きく偏った値となる前のオフセット値Ofsを退避させるようになっている。
【0074】
また「パン・チルト検出準備状態」において、パン・チルト制御部30がパン・チルトの開始(信号レベルAが閾値Taを超えたこと)を検出すると、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出準備状態」から「パン・チルト検出状態」に移行する(ステップS22)。
【0075】
また「パン・チルト検出状態」において、パン・チルト制御部30がハイパスフィルタ23の出力信号の符号の反転を検出すると、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出状態」から「通常状態」に移行する(ステップS23)。このときパン・チルト制御部30は、オフセット値Ofsの戻しを実行させる。これによりオフセット値Ofsの大きな偏りを解消させ、レンズ1aの目標位置をより望ましい状態(例えばより中心に近い状態)とすることが可能となる。
【0076】
また「パン・チルト検出準備状態」において、パン・チルト制御部30がハイパスフィルタ23の出力信号の符号の反転を検出すると、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出準備状態」から「通常状態」に移行する(ステップS24)。なおこのときはオフセット値Ofsの偏りは比較的小さいため、ステップS23の場合とは異なり、オフセット値Ofsの戻しは行われない。
【0077】
第2実施形態では、センサ検出信号の積分値のレベル(信号レベルA)が閾値Ta´を超えたときには、オフセット値Ofsを退避レジスタ28に退避されるようになっている。また、センサ検出信号の積分値のレベルが閾値Ta(閾値Ta´より高い)を超えた後に、ハイパスフィルタ23の出力の符号が反転したときには、オフセット値Ofsが退避レジスタ28に退避されている値に置換される一方、センサ検出信号の積分値のレベルが閾値Taを超えずに、ハイパスフィルタ23の出力の符号が反転したときは、当該置換は行われないようになっている。
【0078】
3.第3実施形態
次に第3実施形態について説明する。なお第3実施形態の撮像装置は、センサ検出信号処理部の構成等を除き、基本的に第2実施形態の撮像装置と同等である。以下の説明では、第2実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、第2実施形態と同等の部分については説明を省略することがある。
【0079】
図5は、第3実施形態に係るセンサ検出信号処理部11のブロック図である。本図に示すように、センサ検出信号処理部11は、第2実施形態の場合と同様に、ジャイロ演算部20およびパン・チルト制御部30を備えている。
【0080】
但し第3実施形態では、ジャイロ演算部20の構成要素として、更にイコライザ25が設けられるとともに、パン・チルト制御部30の構成要素として、更にパン・チルト検出部37およびカットオフ制御部38が設けられている。
【0081】
イコライザ25は、リミッタ付積分器24から受取る信号に対して、位相の進みや遅れを修正する処理を施して後段側に出力する。イコライザ25の出力信号は、レンズ1aの目標位置を表す目標位置信号として、減算器12に送出されることになる。なおイコライザ25は、カットオフ周波数が可変であるように形成されている。
【0082】
パン・チルト検出部37は、イコライザ25の出力信号の信号レベル(以下、便宜的に「信号レベルB」と称する)を監視し、パン・チルトの開始や終了を検出する。より具体的には、パン・チルト検出部37は、信号レベルBが閾値Taを超えたことを、パン・チルトの開始として検出する。またパン・チルト検出部37は、信号レベルBが閾値Taを下回ったことを、パン・チルトの終了として検出する。なお信号レベルBは、センサ検出信号の積分値のレベルを表しているといえる。
【0083】
カットオフ制御部38は、パン・チルト検出部37の検出結果に基づいて、イコライザ25のカットオフ周波数を制御する。より具体的には、カットオフ制御部38は、パン・チルトの開始が検出されてから終了が検出されるまでの間、イコライザ25のカットオフ周波数を、通常より高い所定値に設定する。
【0084】
なおパン・チルト制御部30では、ハイパスフィルタ23の制御に関わる部分(パン・チルト検出部35およびオフセット値制御部36)と、イコライザ25の制御にかかわる部分(パン・チルト検出部37およびカットオフ制御部38)は、別々に設けられている。これにより、ジャイロ演算部20の制御に関わるシステムの単純化が容易となっている。
【0085】
第3実施形態におけるセンサ検出信号処理部11では、第2実施形態の場合と同様の動作に加えて、パン・チルトが検出されているときにイコライザ25のカットオフ周波数を高くする動作が行われる。なおこの動作は、第1実施形態のパン・チルト制御部30が行う動作(ハイパスフィルタ23等のカットオフ周波数を高くする動作)に準じた趣旨の動作である。
【0086】
すなわち第3実施形態では、パン・チルトが検出されていないときには、撮像装置9が高性能の手振れ補正機能を発揮するように、イコライザ25のカットオフ周波数が設定されている。その一方で、パン・チルトが検出されているときには、レンズ1aが中心に戻り易くなるように、イコライザ25のカットオフ周波数を高くするようになっている。
【0087】
なお第2或いは第3実施形態では、第1実施形態に比べ、ヨー方向とピッチ方向の解除のタイミングが同じになり易く、斜め方向のパン・チルトがなされても、レンズ1aが「L」を画くように中心へ戻る現象が発生し難くなっている。また更に、加振状態においてレンズ位置の補正が利かない状態が続くことは、回避されるようになっている。
【0088】
そして第2或いは第3実施形態では、例えば、センサ検出信号のノイズが多い状況でパン・チルトが行われる時や、手振れ補正が可能な程度の振れが加えられた時(中加振時)等において、レンズ1aの位置を比較的良好に制御することが可能である。
【0089】
ここでノイズが多い状況でのパン・チルト時におけるレンズ1aの動きに関するグラフを、
図9に例示する。なお
図9において、横軸は時間を、縦軸はレンズ1aの位置を表している。また、第2或いは第3実施形態のグラフは実線で表され、第1実施形態のグラフは破線で表されている。
【0090】
第1実施形態では、本図に示すように、パン・チルトの終了後にレンズ1aが中心近くに戻された後、レンズ1aが再度端に移動する可能性がある。この現象は主に、撮像装置9が動いたままの状態で、ハイパスフィルタ23のカットオフ周波数が戻されることにより生じる。しかし第2或いは第3実施形態では、このような現象は生じ難くなっている。
【0091】
また中加振時におけるレンズ1aの動きに関するグラフを、
図10に例示する。なお
図10において、横軸は時間を、縦軸はレンズ1aの位置を表している。また、第2或いは第3実施形態のグラフは実線で表され、第1実施形態のグラフは破線で表されている。
【0092】
第1実施形態では、本図に示すように、補正の可能な程度の振れが加わっている場合であっても、レンズ1aの動きが正しく収束しない(例えば動作点が偏る)ことがある。しかし第2或いは第3実施形態では、このような現象は回避されるようになっている。
【0093】
4.第4実施形態
次に第4実施形態について説明する。なお第4実施形態の撮像装置は、センサ検出信号処理部の動作形態を除き、第2或いは第3実施形態の撮像装置と同等である。そのため以下では、センサ検出信号の動作形態について説明し、その他の部分の説明を省略する。
【0094】
センサ検出信号処理部11の動作形態について、
図8に示す状態遷移図を参照しながら以下に説明図する。センサ検出信号処理部11は、基本的には、第2または第3実施形態の場合と同様の動作を行うようになっている。
【0095】
但し第4実施形態のセンサ検出信号処理部11では、「通常状態」から「パン・チルト検出準備状態」への移行時にオフセット値Ofsが退避される代わりに、ステップS25の動作が行われるようになっている。すなわちパン・チルト制御部30は、ステップS25の動作として、センサ検出信号の積分値のレベル(信号レベルA)が一定時間継続して閾値Ta´以下であったときに、オフセット値Ofsを退避レジスタ28に退避させる動作を行う。
【0096】
これにより第4実施形態では、第2或いは第3実施形態の長所が維持されつつ、撮像装置9が手持ちの状態でのパン・チルト時の動作の安定性がより高くなっている。また第2或いは第3実施形態では、大きめの振動が継続したときにはオフセット値が異常となり、動作点が大きくずれて正常な制御が困難な状態(特異状態)となることが懸念されるが、第4実施形態ではこのような特異状態とはなり難く、特異状態となっても一定時間で回復する。
【0097】
ここで大加振時におけるレンズ1aの動きに関するグラフを、
図11に例示する。なお
図11において、横軸は時間を、縦軸はレンズ1aの位置を表している。また第4実施形態のグラフは実線で表され、第2或いは第3実施形態のグラフは破線で表されている。
【0098】
第2或いは第3実施形態では本図に示すように、大きめの振動が継続したときに、レンズ1aの動作点が端に移動する可能性がある。しかし第4実施形態では、このような現象は生じ難くなっている。
【0099】
5.第5実施形態
次に第5実施形態について説明する。なお第5実施形態の撮像装置は、センサ検出信号処理部が行う動作等を除き、基本的に第2実施形態の撮像装置と同等である。以下の説明では、第2実施形態と異なる部分の説明に重点をおき、第2実施形態と同等の部分については説明を省略することがある。
【0100】
図12は、第5実施形態に係るセンサ検出信号処理部11のブロック図である。本図に示すように、センサ検出信号処理部11は、第2実施形態の場合と同様に、ジャイロ演算部20およびパン・チルト制御部30を備えている。
【0101】
但し、第5実施形態におけるパン・チルト制御部30(オフセット値制御部36)は、後述するように、オフセット値Ofsの退避やオフセット値Ofsの戻しの制御に加えて、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数の制御を行うようになっている。
【0102】
次に、センサ検出信号処理部11の動作形態について、
図13に示す状態遷移図を参照しながら以下に説明図する。なおここでは、信号レベルAが閾値Ta´以下である状態を、「通常状態」とする。
【0103】
「通常状態」において、信号レベルAが閾値Ta´を超えたことが検出されると、センサ検出信号処理部11の状態は、「通常状態」から「パン・チルト検出準備状態」に移行する(ステップS31)。このときパン・チルト制御部30は、オフセット値Ofsの退避を実行させる。このようにパン・チルト制御部30は、パン・チルトが開始される前(撮像装置9が大きく動かされる前)にオフセット値Ofsを退避させ、大きく偏った値となる前のオフセット値Ofsを退避させるようになっている。
【0104】
また「パン・チルト検出準備状態」において、パン・チルト制御部30がパン・チルトの開始(信号レベルAが閾値Taを超えたこと)を検出すると、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出準備状態」から「パン・チルト検出状態」に移行する(ステップS32)。
【0105】
このときパン・チルト制御部30は、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数を、「通常状態」の場合より高い所定値に変更する。これにより、リミッタ付積分器24はカットオフ周波数が高くなり、入力感度が下げられる。「パン・チルト検出状態」では、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が高いため、レンズ1aをより速く中心に戻すことが可能となる。
【0106】
なおセンサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出状態」となった後、直ちに「パン・チルト解除待ち状態」へ移行する。「パン・チルト解除待ち状態」は、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数を「パン・チルト検出状態」のときの値に維持したまま、「パン・チルト検出状態」の解除を待つ状態である。
【0107】
「パン・チルト解除待ち状態」では、パン・チルト制御部30は、信号レベルAが閾値Taを超えているか否かを監視する。そして信号レベルAが閾値Taを超えていることが検出されると、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト解除待ち状態」から「パン・チルト検出状態」に移行する(ステップS33)。
【0108】
但し、一定期間継続して信号レベルAが閾値Taを超えなかった場合には、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト解除待ち状態」から「通常状態」に移行する(ステップS34)。このときパン・チルト制御部30は、オフセット値Ofsの戻しを実行させるとともに、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数を通常の値に戻す(カットオフ周波数の変更を解除する)。
【0109】
また「パン・チルト検出準備状態」において、パン・チルト制御部30がハイパスフィルタ23の出力信号の符号の反転を検出すると、センサ検出信号処理部11の状態は、「パン・チルト検出準備状態」から「通常状態」に移行する(ステップS35)。なおこのときはオフセット値Ofsの偏りは比較的小さいため、ステップS34の場合とは異なり、オフセット値Ofsの戻しは行われない。
【0110】
上述したように第5実施形態では、信号レベルA(パン・チルト検出用積分器27の出力信号の信号レベル)が閾値Ta(所定の基準閾値)を超えたときに、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が高くされる。そして更に、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が高くされた後、一定時間継続して信号レベルAが閾値Taを超えなかったときに、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が元に戻される。
【0111】
すなわち第5実施形態では、パン・チルトが検出されていないときには、撮像装置9が高性能の手振れ補正機能を発揮するように、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が設定されている。その一方で、パン・チルトが検出されているときにはリミッタ付積分器24のカットオフ周波数を高くし、レンズ1aを中心に戻し易くすることが可能である。
【0112】
また更に第5実施形態では、パン・チルト解除待ち状態の期間が設けられ、この期間においてリミッタ付積分器24のカットオフ周波数が高い値に維持される。そのため、パン・チルト解除待ち状態の期間が設けられない場合(例えば、信号レベルAが閾値Taを超えなかったときに、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が直ちに元に戻される場合)に比べ、パン・チルト後のレンズ1aの位置をより安定させることが可能となっている。
【0113】
そのため第5実施形態によれば、第2実施形態の場合に準じた利点を有しながら、更に上述した利点を得ることが可能である。ここで
図14および
図15に、パン・チルト時におけるレンズ1aの動きに関するグラフを例示する。なお各図において、横軸は時間を、縦軸はレンズ1aの位置を表している。
【0114】
図14においては、第5実施形態(リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が変更される場合)のグラフが、実線で表されている。一方、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が変更されない場合(その他の条件は第5実施形態と同等)のグラフが、破線で表されている。
図14に示すように第5実施形態によれば、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数が変更されない場合に比べ、レンズ1aが速く中心に戻るようになっている。
【0115】
また
図15においては、第5実施形態(パン・チルト解除待ち状態の期間が設けられる場合)のグラフが、実線で表されている。一方、パン・チルト解除待ち状態の期間が設けられない場合(その他の条件は第5実施形態と同等)のグラフが、破線で表されている。
【0116】
図15に示すように第5実施形態によれば、パン・チルト解除待ち状態の期間が設けられない場合に比べて、リミッタ付積分器24のカットオフ周波数の変更が解除されるときのレンズ1aが再度端側に向かうような動き(グラフ上での膨らみ)が抑えられ、パン・チルト後のレンズ1aの位置がより安定する。なお
図15に示す(A)および(B)のタイミングは、それぞれ、
図13に示す(A)および(B)のタイミングに対応する。
【0117】
また第5実施形態において、先述した第4実施形態の特徴を取り入れるようにしても良い。この場合には
図16の状態遷移図に示すように、センサ検出信号処理部11では、「通常状態」から「パン・チルト検出準備状態」への移行時にオフセット値Ofsが退避される代わりに、ステップS36の動作(第4実施形態でのステップS25と同等の動作)が行われる。
【0118】
すなわちパン・チルト制御部30は、ステップS36の動作として、センサ検出信号の積分値のレベル(信号レベルA)が一定時間継続して閾値Ta´以下であったときに、オフセット値Ofsを退避レジスタ28に退避させる動作を行う。これにより第5実施形態においても、第4実施形態の場合に準じた利点を得ることが可能である。
【0119】
6.その他
各実施形態のセンサ検出信号処理部11は、振れ量を検出するジャイロセンサ4を有した撮像装置9に設けられ、センサ検出信号に基づいて目標位置信号を生成する信号処理装置となっている。またこれまでに説明した通り、当該信号処理装置によれば、パンニングやチルティング等に適切に対処することが可能となっている。
【0120】
また各実施形態のレンズ制御装置6は、センサ検出信号処理部11(信号処理装置)を備え、センサ検出信号処理部11により生成された目標位置信号に基づいて、目標位置へ近づくようにレンズ1aの位置を制御する。各実施形態のレンズ制御装置6や撮像装置9によれば、センサ検出信号処理部11が有する利点を享受することが可能となっている。
【0121】
また各実施形態では、手振れ補正用(振れ補正用)の可動部品として可動式のレンズ1aが採用された形態となっているが、その他の形態となっていても構わない。例えば各実施形態の変形例として、イメージセンサ或いはカメラモジュール(レンズとイメージセンサを有するモジュール)が、手振れ補正用の可動部品であるものを挙げることが出来る。
【0122】
図17は、手振れ補正用の可動部品としてイメージセンサが採用された場合における、撮像装置9のブロック図を例示している。本図に示す撮像装置9は、レンズ7aとイメージセンサ7bを有するカメラモジュール7を備えており、イメージセンサ7bは可動式となっている。
【0123】
そして位置センサ2の代わりに、イメージセンサ7bの位置を検出する位置センサ2aが設けられ、レンズ駆動モータ3の代わりに、イメージセンサ7bを駆動するモータ3aが設けられている。またレンズ制御装置6の代わりに、イメージセンサ7bの位置を制御する制御装置6aが設けられている。制御装置6aは、位置センサ2aから出力される現在位置信号と目標位置信号との差が小さくなるように、モータ3aを通じてイメージセンサ7bの位置を制御し、撮像装置9において手振れ補正機能が発揮されるようにする。
【0124】
図18は、手振れ補正用の可動部品としてカメラモジュールが採用された場合における、撮像装置9のブロック図を例示している。本図に示す撮像装置9は、レンズ7aとイメージセンサ7bを有するカメラモジュール7を備えており、カメラモジュール7は可動式となっている。
【0125】
そして位置センサ2の代わりに、カメラモジュール7の位置を検出する位置センサ2bが設けられ、レンズ駆動モータ3の代わりに、カメラモジュール7を駆動するモータ3bが設けられている。またレンズ制御装置6の代わりに、カメラモジュール7の位置を制御する制御装置6bが設けられている。制御装置6bは、位置センサ2bから出力される現在位置信号と目標位置信号との差が小さくなるように、モータ3bを通じてカメラモジュール7の位置を制御し、撮像装置9において手振れ補正機能が発揮されるようにする。
【0126】
なお本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。また本発明は、例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、監視カメラ、および携帯電話向けカメラモジュールなど、様々な用途に利用され得る。
【0127】
ここで撮像装置9の具体例として、携帯電話、デジタルスチルカメラ、およびデジタルビデオカメラを挙げ、それぞれの外観図を
図19〜
図21に示す。
【0128】
図19は、当該携帯電話(スマートフォン)の外観図である。本構成例の携帯電話Aは、本体の前面や背面に搭載される撮像部A1と、ユーザ操作を受け付ける操作部A2(各種ボタンやタッチパネルなど)と、文字や映像(撮影画像を含む)を表示する表示部3と、を有する。撮像装置9としての携帯端末は、携帯電話に限定されるものではなく、ノート型PCやタブレット型PC、或いは、携帯ゲーム機なども対象に含まれる。
【0129】
図20は、当該デジタルスチルカメラの外観図である。本構成例のデジタルスチルカメラBは、静止画を撮影する撮像部B1と、ユーザ操作を受け付ける操作部B2(レリーズボタンやズームレバーなど)と、撮影画像やメニュー画面を表示する表示部B3と、を有する。
【0130】
図21は、当該デジタルビデオカメラの外観図である。本構成例のデジタルビデオカメラCは、動画を撮影する撮像部C1と、ユーザ操作を受け付ける操作部C2(撮影開始/停止ボタンやズームレバーなど)と、撮影画像やメニュー画面を表示する表示部C3と、を有する。
【0131】
上記いずれの撮像装置A〜Cについても、先に説明した撮像装置9の特長を有したものとなっている。