特許第6013822号(P6013822)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6013822
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月25日
(54)【発明の名称】標示部材
(51)【国際特許分類】
   E01F 13/02 20060101AFI20161011BHJP
【FI】
   E01F13/02 A
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-164183(P2012-164183)
(22)【出願日】2012年7月24日
(65)【公開番号】特開2014-25211(P2014-25211A)
(43)【公開日】2014年2月6日
【審査請求日】2015年3月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002462
【氏名又は名称】積水樹脂株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000947
【氏名又は名称】特許業務法人あーく特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】萩原 徹
(72)【発明者】
【氏名】日向 準
【審査官】 桐山 愛世
(56)【参考文献】
【文献】 実公昭51−011348(JP,Y1)
【文献】 特開平01−239209(JP,A)
【文献】 米国特許第04772869(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 1/00
E01F13/00−15/14
E01C 9/00−11/00
G09F13/00−13/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
三角錐又は三角錐台とされた標識部と、
前記標識部の底部の外側に延設され、地面に設置される鍔部と、
を備えた標示部材において、
前記鍔部が、前記底部の三角形の角の外側に、前記標示部材の転倒を防止する転倒防止
縁を備え
前記転倒防止縁は、三角形の前記角に対向する三角形の辺に沿う方向に延びる直線縁で
ある
ことを特徴とする標示部材。
【請求項2】
三角錐又は三角錐台とされた標識部と、
前記標識部の底部の外側に延設され、地面に設置される鍔部と、
を備えた標示部材において、
前記鍔部が、前記底部の三角形の角の外側に、前記標示部材の転倒を防止する転倒防止
縁を備えるとともに、前記底部の三角形の辺の外側に、隣り合う前記転倒防止縁の端部同士を結んだ直線より前記鍔部の延設された方向に膨らんだ膨出部を有する
ことを特徴とする標示部材。
【請求項3】
請求項1に記載の標示部材において、
前記鍔部が、前記底部の三角形の辺の外側に、隣り合う前記転倒防止縁の端部同士を結んだ直線より前記鍔部の延設された方向に膨らんだ膨出部を有する
ことを特徴とする標示部材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路等に設置される標示部材に関する。
【背景技術】
【0002】
交通事故の検証現場や道路工事、電線工事の工事現場などに並べ置かれる標示部材として、例えば図9に示すような、三角錐台の標識部2000と、標識部2000の底部2010の外側に延設され、地面に設置される鍔部3000と、を備えた標示部材1000があった。このような標示部材は、標識部2000が円錐や円錐台ではなく三角錐台であるため、標識部2000の側面2020が視認しやすい平面となっている。
【0003】
この標示部材1000は、鍔部3000の、底部2010の三角形の辺の外側に、辺から一定の長さ離れた直線縁3010が形成され、底部2010の三角形の角の外側に外側に膨らんだ円弧状の曲線縁3020が形成されていた(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平7−20309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この標示部材1000は、路上に設置される際、風荷重を受ける場合がある。特に、側面2020に垂直な方向から風荷重を受けた場合には、側面2020が真正面から風力を受けるため、風荷重を逃がすことができず、側面2020の反対側における底部2010の曲線縁3020を支点として、標示部材1000の側面2020の側が浮き上がることがあった。すると、曲線縁3020が外側に膨らんでおり、標示部材1000は地面に曲線縁3020において一点接触で支えられることになるため、風向きや風力が常に変化する自然の風に対して標示部材1000は姿勢のバランスを崩し易く、転倒に至る虞が生じていた。
【0006】
また、側面2020に風以外の荷重(例えば、人の足が当たることによる荷重)が真正面から加わった場合も、風荷重を受けたときと同様に、一点接触で地面に支えられることになるため、やはり転倒に至る虞が生じていた。
【0007】
本発明は、上記の課題に鑑みて創案されたものであり、三角錐又は三角錐台の標識部を備え、標識部の側面に垂直な方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けても、転倒に至る虞の小さい標示部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る標示部材では、三角錐又は三角錐台とされた標識部と、前記標識部の底部の外側に延設され、地面に設置される鍔部と、を備えた構成を前提としている。そして、本発明の標示部材では、前記鍔部が、前記底部の三角形の角の外側に、前記標示部材の転倒を防止する転倒防止縁を備え、前記転倒防止縁は、三角形の前記角に対向する三角形の辺に沿う方向に延びる直線縁であることを特徴としている。なお、本発明において、「三角錐」及び「三角錐台」とは、それぞれ幾何学上の三角錐及び三角錐台のみを指すものではなく、例えば、標示部を構成する3つの側面及び/又は3つの斜辺がそれぞれわずかに外側へ膨出されているなど、側面や斜辺が適宜変形された形状をも含むものである。
【0009】
上記のように、本発明の標示部材によれば、鍔部が標識部の底部の外側に一定の長さ延設される場合と異なり、鍔部が底部の三角形の角の外側に標示部材の転倒を防止する転倒防止縁を備えるので、標識部の側面に垂直な方向から風に煽られても転倒に至る虞を小さくすることができる。また、転倒防止縁が直線縁であるため、標示部材が標識部の側面に垂直な方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けた際、直線縁で地面に線接触することができ、元の姿勢及び位置に戻り易くすることができる。また、転倒防止縁が直線状であるため、転倒防止縁の構成が簡素になり、標示部材の製造が簡略化され、製造コストを低減することができる。
【0010】
また、請求項2の発明に係る標示部材は、三角錐又は三角錐台とされた標識部と、前記標識部の底部の外側に延設され、地面に設置される鍔部と、を備えた構成を前提としている。そして、本発明の標示部材では、前記鍔部が、前記底部の三角形の角の外側に、前記標示部材の転倒を防止する転倒防止縁を備えるとともに、前記底部の三角形の辺の外側に、隣り合う前記転倒防止縁の端部同士を結んだ直線より前記鍔部の延設された方向に膨らんだ膨出部を有することを特徴としている
【0011】
このような構成にすれば、底部の三角形の辺の外側に、隣り合う転倒防止縁の端部同士を結んだ直線より鍔部の延設された方向に膨らんだ膨出部を備えるため、鍔部が標識部の底部の外側に一定の距離延設される場合と比べて、標示部材は、底部の三角形の辺と鍔部の縁との間の距離が長くなる。そのため、標示部材が、底部の三角形の辺と標示部材の中心を挟んだ反対側である標識部の斜辺の方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けた際、斜辺側が浮き上がる虞を小さくすることができ、転倒に至る虞を小さくすることができる。
【0012】
また、前記請求項1の発明に係る標示部材において、前記鍔部が、前記底部の三角形の辺の外側に、隣り合う前記転倒防止縁の端部同士を結んだ直線より前記鍔部の延設された方向に膨らんだ膨出部を有することを特徴としている。
【0013】
このような構成にすれば、転倒防止縁が直線縁であるため、標示部材が標識部の側面に垂直な方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けた際、直線縁で地面に線接触することができ、元の姿勢及び位置に戻り易くすることができる。また、転倒防止縁が直線状であるため、転倒防止縁の構成が簡素になり、標示部材の製造が簡略化され、製造コストを低減することができる。さらに、底部の三角形の辺の外側に、隣り合う転倒防止縁の端部同士を結んだ直線より鍔部の延設された方向に膨らんだ膨出部を備えるため、鍔部が標識部の底部の外側に一定の距離延設される場合と比べて、標示部材は、底部の三角形の辺と鍔部の縁との間の距離が長くなる。そのため、標示部材が、底部の三角形の辺と標示部材の中心を挟んだ反対側である標識部の斜辺の方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けた際、斜辺側が浮き上がる虞を小さくすることができ、転倒に至る虞を小さくすることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の標示部材は、転倒防止縁を備え、標識部の側面に垂直な方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けた場合であっても転倒に至る虞が小さい。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係る標示部材の斜視図である。
図2】本発明に係る標示部材の平面図である。
図3】本発明に係る標示部材の正面図である。
図4】本発明に係る標示部材の側面図である。
図5】本発明に係る標示部材の底面図である。
図6図3におけるA−A線に沿う断面図である。
図7】本発明に係る標示部材の浮き上がった状態を示す、(a)は、側面図、(b)は、底面図である。
図8】本発明に係る標示部材の他の実施形態を示す斜視図である。
図9】従来の標示部材の、(a)は、正面図であり、(b)は、平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態について、図1から図7までを参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る標示部材の斜視図である。図2は、本発明に係る標示部材の平面図である。図3は、本発明に係る標示部材の正面図である。図4は、本発明に係る標示部材の側面図である。図5は、本発明に係る標示部材の底面図である。図6は、図3におけるA−A線に沿う断面図である。図7は、本発明に係る標示部材の浮き上がった状態を示す、(a)は、側面図、(b)は、底面図である。
【0018】
なお、以下の説明において、特定の側面、角、辺について説明するとき以外は、それぞれの符号におけるアルファベットの付記を省略する。また、後記の直線縁及び膨出部についても同様である。
【0019】
―構成―
本発明に係る標示部材1は、図1から図6までに示すように、標識部2と、標識部2の底部20の外側に延設され、地面に設置される鍔部3と、を備えている。
【0020】
標識部2は、図1及び図2に示すように、蓋部21と三つの側面22とを備え、台形である側面22の脚同士を繋ぎ合わせ、上辺に蓋部21を形成した、図6に示すような中空の三角錐台に形成されている。繋ぎ合わせた側面22の脚同士は三角錐台の斜辺23を形成している。側面22は、標識となる文字、図形及び色彩を容易に付加することができるようになっており、図2図4図6及び図7に示すように、横幅方向の中央部が外側にわずかに膨らんだ形状とされている。このように、本発明においては、標識部2の形状は、側面22の横幅方向の中央部が外側にわずかに膨らんだ形状など、幾何学上の三角錐や三角錐台の形状に限定されず、側面22や斜辺23を適宜変形させた形状をも含むものとする。
【0021】
蓋部21は、図1に示すように、側面が外側に膨らんだ突出部211を備えた三角錐台状の形状とされ、高さ方向に厚みを有している。蓋部21の上面には、標示部材1に取り付けられる表示灯やアダプタなどを嵌入するための嵌入孔212が形成されている。このように、蓋部21は突出部211を備えているため、複数個の標示部材1を段積みしたときに、下段に位置する標示部材1の側面22の外面と上段に位置する表示部材1の側面22の内面とが擦れ合うことがない。したがって、側面22の外面に付された文字、図形及び色彩等の標識を保護することができる。また、この突出部211に手を掛けて持ち上げることができ、持ち運ぶ際に利用することもできる。
【0022】
このように形成された標識部2の底部20は、図1に示すように、角201a,201b,201cと、辺202a,202b,202cとを備えた内部が空の三角形に形成されている。したがって、この標示部材1は、従来のものと同様、段積みすることができる。
【0023】
鍔部3は、底部20の三角形の角201の外側に、標示部材1の転倒を防止する転倒防止縁としての直線縁31を備えている。直線縁31は、図2に示すように、平面視で直線を形成し、三角形の角201に、標示部材1の中心を挟んで対向する三角形の辺202に沿う方向に延びている。直線縁31の長さは、標示部材1の高さや重量等を勘案して、転倒防止機能を発揮し得る長さに設定されている。
【0024】
鍔部3は、図2に示すように、底部20の三角形の辺202の外側に、隣り合う直線縁31の端部311同士を結んだ直線Lより鍔部3の延設された方向に膨んだ膨出部32を備える。膨出部32の縁321は、中央部が辺202から最も離れる緩やかな円弧状に形成されている。辺202と縁321との距離は、標示部材1の高さや重量等を勘案して、標示部材1が転倒しにくい長さに設定されている。
【0025】
鍔部3の裏面33には、図5に示すように、その外側方向に延びる複数本のリブ331が形成されるとともに、縁321に沿って3つの円筒状の脚片332が等間隔で突設されている。リブ331の下端は、直線縁31及び縁321の下端と揃えられている。また、裏面33の、直線縁31に対応する部分には、直線縁31と平行に延びる長円状のリブからなる脚片333が突設されている。脚片332、333は、直線縁31、縁321、リブ331の下端よりごくわずかに下方(設置された場合の地面側)に突出している。このように、鍔部3の裏面33にはリブ331が設けられているため、鍔部3が撓む虞が低減され、また、直線縁31の近傍に脚片333を備えるため、直線縁31部分の強度が高められる。
【0026】
このようになる標示部材1は、例えば、射出成型法により、ポリ塩化ビニル(PVC)などの合成樹脂で一体成型される。このため、安価に大量に生産することができる。
【0027】
この標示部材1は、工事現場などの路上に設置されて使用される。
【0028】
―作用―
以下、上記の標示部材1の作用について、風を標識部2の側面22bに受けた場合を例にとって説明する。
【0029】
標示部材1は、図7に示すように、標識部2の側面22bに垂直な方向から風に煽られ、風荷重を受けて浮き上がった場合、側面22bと標示部材1の中心を挟んで反対側の直線縁31bが地面と線接触することとなる。このように、風に煽られて浮き上がったとしても、従来の点支持に依らない直線縁31bによる線接触で風荷重に抗することができるため、姿勢のバランスが大きく崩れることはなく、風が弱まると自ずと元の姿勢に復帰する。したがって、従来の一点接触で地面に支えられる場合に比べて転倒しにくいものとなっている。
【0030】
なお、標示部材1を土の上に設置した場合は、脚片332、333が地面にめり込んで鍔部3の直線縁31が地面に直接接することとなり、例えばアスファルト上に設置した場合は、脚片333の外側の縁も、直線縁31と同様に標示部材1の転倒を防止する転倒防止縁として機能する。そして、浮き上がりの程度が大きくなれば、脚片333の外側の縁と直線縁31とが協働して転倒防止縁として機能する。
【0031】
標示部材1は、図2に示すように、隣り合う直線縁31の端部311同士を結んだ直線Lより鍔部3の延設された方向に膨らんだ膨出部32を備えるため、辺から一定の距離離れた縁が形成されている場合(平面視で直線L上に縁が形成されている場合)に比べて、標示部材1は、辺202と縁321との間の距離が長くなる。そのため、標識部2の斜辺23方向から横風など横方向からの荷重が加わった際に、斜辺23側が浮き上がる虞をさらに小さくすることができ、延いては転倒する虞を小さくすることができる。
【0032】
なお、標識部2の形状は、三角錐台に限られず、三角錐であってもよい。この場合であっても、本発明の特徴部である鍔部3の形状は影響を受けないため、標示部材1は、標識部2の側面22に垂直な方向から、風に煽られるなどの横荷重を受けた場合であっても転倒に至る虞が小さい。
【0033】
なお、転倒防止縁は、上記の直線縁31に限られず、鍔部3の内側方向に緩やかに湾曲した縁であってもよい。この場合であっても、標示部材1は、側面22の側が浮き上がった際、転倒防止縁の両端で地面に支えられるため、一点接触で地面に支えられる場合に比べて、姿勢のバランスを崩しにくく、転倒に至る虞が小さい。なお、この場合、転倒防止縁が内側に湾曲しているため、使用される材料が少なくなり、材料に掛かるコストを低減することができる。また、転倒防止縁は、これらの構成に限られず、縁の延びる方向に同時に二以上の点で地面と接触できるものであればよい。すなわち、線接触する仮想線上に地面と接触可能な複数の点を備えていればよい。この場合、標示部材1は、側面22の側が浮き上がった際、転倒防止縁の複数の点で地面に支えられるため、一点接触で地面に支えられる場合に比べて、姿勢のバランスを崩しにくく、転倒に至る虞が小さい。
【0034】
―変形例―
標示部材1は、さらに転倒に至る虞を小さくするため、図8に示すように、おもり4を取り付けて使用してもよい。
【0035】
おもり4は、平面視で鍔部3とほぼ同じ形状及び大きさとされる板状に形成されており、中央に底部20よりわずかに寸法の大きな三角形を底面とする柱状の貫通孔41が形成されている。貫通孔41に標識部2を通して、おもり4を標示部材1に取り付ける。おもり4は、貫通孔41に標識部2を通して使用するため、標示部材1が直立していれば、標示部材1から抜け落ちる虞がない。おもり4の材質は、標示部材1と同一の合成樹脂であってもよいし、比重の異なる材料、特に、より比重の大きな材料であってもよい。より比重の大きな材料である場合は、標示部材1と同一の合成樹脂で作成した場合に比べて、おもり4の厚さをより薄くすることができ、材料を節約することができる。
【0036】
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
【符号の説明】
【0037】
1 標示部材
2 標識部
20 底部
201 角
202 辺
3 鍔部
31 直線縁(転倒防止縁)
311 端部
32 膨出部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9