特許第6014553号(P6014553)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6014553
(24)【登録日】2016年9月30日
(45)【発行日】2016年10月25日
(54)【発明の名称】営業店システム及び取引制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/02 20120101AFI20161011BHJP
【FI】
   G06Q40/02
【請求項の数】4
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2013-114815(P2013-114815)
(22)【出願日】2013年5月31日
(65)【公開番号】特開2014-235462(P2014-235462A)
(43)【公開日】2014年12月15日
【審査請求日】2015年8月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】504373093
【氏名又は名称】日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100100310
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 学
(74)【代理人】
【識別番号】100098660
【弁理士】
【氏名又は名称】戸田 裕二
(74)【代理人】
【識別番号】100091720
【弁理士】
【氏名又は名称】岩崎 重美
(72)【発明者】
【氏名】横村 克也
【審査官】 塩田 徳彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−147187(JP,A)
【文献】 特開平11−232362(JP,A)
【文献】 特開平10−254983(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
取引種別を受け付ける取引入力装置と、異なる機能を具備した複数の取引装置から構成される取引装置群と、前記取引入力装置及び前記取引装置群を構成する前記複数の取引装置のうち取引に利用される取引装置、取引の動作内容及びエンドユーザによる入力結果を対応付けて管理する取引管理装置と、を備え、
前記取引装置群は、帳票のイメージ情報の取得とその文字認識を行う帳票読取ユニットを有する帳票入力装置と、鑑別部及び収納部を備え入出金処理を行う現金ユニットを有する現金入出金装置と、取引履歴の印字処理を行うレシートユニットを有するレシート発行装置と、利用者からの通帳を受け付けて記帳を行う通帳ユニットを有する通帳記帳装置と、係員が介在する処理を依頼する係員処理依頼装置と、から構成され、
前記取引装置群において、前記帳票読取ユニットは前記帳票入力装置のみに備えられ、前記現金ユニットは前記現金入出金装置のみに備えられ、前記レシートユニットは前記レシート発行装置のみに備えられ、前記通帳ユニットは前記通帳記帳装置のみに備えられており、
取引種別に応じて規定される複数の前記取引装置を前記エンドユーザが操作することによって所望のサービスを提供する営業店システムであって、
前記取引入力装置は、第一のエンドユーザ識別子と前記取引種別とを取得し、取得された前記エンドユーザの識別子と前記取引種別とを前記取引管理装置に送信し、
前記取引管理装置は、前記第一のエンドユーザ識別子を受信し、前記取引種別から前記取引に利用される装置と前記動作内容とを検索し、前記第一のエンドユーザ識別子と前記動作内容とを、前記取引に利用される装置に送信し、
前記取引に利用される装置は、前記第一のエンドユーザ識別子と前記動作内容とを受信し、第二のエンドユーザ識別子を取得し、前記第一のエンドユーザ識別子と前記第二のエンドユーザ識別子とが同一であるかを判定し、同一であると判定された場合、受信した前記動作内容に従い動作し、前記エンドユーザによる入力結果を取引管理装置に送信することを特徴とする営業店システム。
【請求項2】
前記取引入力装置は、前記第一のエンドユーザ識別子を取得する第一のエンドユーザ識別子取得手段と、取引種別取得手段と、前記第一のエンドユーザ識別子及び前記取引種別を前記取引管理装置に送信する第一の送信手段と、を備え、
前記取引管理装置は、前記第一の送信手段により送信された前記第一のエンドユーザ識別子及び前記取引種別を受信する第一の受信手段と、前記取引種別、前記取引に利用される取引装置、前記動作内容、及び前記エンドユーザによる入力結果を対応付けて記憶する記憶手段と、前記取引種別を基にして、前記記憶手段から前記取引に利用される取引装置及び前記動作内容を検索する検索手段と、前記第一のエンドユーザ識別子と前記動作内容とを前記取引に利用される取引装置に送信する第二の送信手段と、前記取引に利用される取引装置から前記第二のエンドユーザ識別子及び前記入力結果を受信する第二の受信手段と、を備え、
前記取引装置群を構成する前記複数の取引装置は、それぞれ、前記第二の送信手段により送信された前記第一のエンドユーザ識別子と前記動作内容とを受信する第三の受信手段と、前記第二のエンドユーザ識別子を取得する第二のエンドユーザ識別子取得手段と、前記第一のエンドユーザ識別子と前記第二のエンドユーザ識別子とが同一であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により同一であると判定された場合に、前記第三の受信手段により受信された前記動作内容に従い動作する動作手段と、前記動作手段に対するエンドユーザによる入力結果を前記取引管理装置に送信する第三の送信手段と、を備える請求項1記載の営業店システム。
【請求項3】
前記記憶手段は、前記第一の受信手段または前記第二の受信手段により受信された前記第一のエンドユーザ識別子または前記第二のエンドユーザ識別子、及び前記取引種別を記憶する請求項2に記載の営業店システム。
【請求項4】
前記取引管理装置は、取引の終了を判定する取引終了判定手段を備える請求項1〜のいずれかに記載の営業店システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、営業店システム及び取引制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、銀行営業店内にエンドユーザ自身が操作し、取引をセルフで操作で取引を実行する端末が増えてきている。ATMやロビー入金機やセルフ税公金納付機などの異なるサービスを提供するセルフ操作型の端末があり、エンドユーザは取引の種類に応じて、端末を選択し取引を実行する。
【0003】
本発明に関する従来技術として、特許文献1の特開2004−157704がある。前記特許出願の課題は、営業店に来店した顧客に対して、来店用件、顧客情報、および営業店に基づいて決定される複数の端末を跨るフローを管理することにより、顧客への効果的なサービス提供を実現することであり、解決手段は、銀行営業店が来店した顧客のサービスの受付を行う受付端末と、顧客が自由に操作できるロビー端末と、応対員が操作する窓口端末と、各種取扱機能が異なる自動機と、これらすべての端末を統括管理する営業店管理サーバを備え、営業店管理サーバが、受付端末で来店する顧客の用件を入手し、電算センタ内に設置された顧客情報管理サーバより顧客情報を取得し、これらの情報と営業店の混雑度に基づいて、営業店内における複数端末を跨る顧客の行動フローを決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−157704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来では、銀行営業店が来店した顧客のサービスの受付を行う受付端末や、顧客が自由に操作できるロビー端末や、各種取扱機能が異なる自動機といったセルフ操作型の自動取引装置では、一つのサービスを1つの装置で取引を完結させるため、1つの装置に必要なカードリーダ、現金ユニット、通帳記帳機などのユニットを全て搭載している。その結果、1台の装置価格が高くなってしまうため、現状の営業店システムにおける機能を実現しつつ、システム全体でのコスト削減が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は、取引種別を受け付ける取引種別受付装置と、異なる機能を具備した複数の装置から構成される取引装置群と、前記取引種別、前記取引装置群を構成する前記複数の装置のうち取引に利用される装置、取引の動作内容及びエンドユーザによる入力結果を対応付けて管理する取引管理装置と、を備え、前記取引種別受付装置は、第一のエンドユーザ識別子と前記取引種別とを取得し、取得された前記エンドユーザの識別子と前記取引種別とを前記取引管理装置に送信し、前記取引管理装置は、前記第一のエンドユーザ識別子を受信し、前記取引種別から前記取引に利用される装置と前記動作内容とを検索し、前記第一のエンドユーザ識別子と前記動作内容とを、前記取引に利用される装置に送信し、前記取引に利用される装置は、前記第一のエンドユーザ識別子と前記動作内容とを受信し、第二のエンドユーザ識別子を取得し、前記第一のエンドユーザ識別子と前記第二のエンドユーザ識別子とが同一であるかを判定し、同一であると判定された場合、受信した前記動作内容に従い動作し、前記エンドユーザによる入力結果を取引管理装置に送信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、異なるサービスを提供するセルフ操作型の端末を機能毎に個々のユニットに分けて配置することが可能となり、システム全体でのコストを下げつつ、エンドユーザは受けたいサービスに応じて、必要な装置を巡り、サービスの提供を受けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】営業店システムの機能ブロック図である。
図2】営業店端末装置で用いるエンドユーザ取引入力情報のレコード構成の図である。
図3】営業店端末装置で用いる出金取引手順情報のレコード構成の図である。
図4】営業店端末装置で用いる入金取引手順情報のレコード構成の図である。
図5】営業店端末装置で用いる税公金納付取引手順情報のレコード構成の図である。
図6】営業店端末装置で用いる振込取引手順情報のレコード構成の図である。
図7】営業店システムにおける処理を示す基本フローチャートである。
図8】基本フローチャートのステップS10の詳細フローチャートである。
図9】操作表示ユニットに表示した画面例の図である。
図10】操作表示ユニットに表示した画面例の図である。
図11】基本フローチャートのステップS30の詳細フローチャートである。
図12】基本フローチャートのステップS70とステップS80の詳細フローチャートである。
図13】表示ユニットに表示した画面例の図である。
図14】表示ユニットに表示した画面例の図である。
図15】表示ユニットに表示した画面例の図である。
図16】係員処理依頼装置106でのステップS72の詳細フローチャートである。
図17】表示ユニットに表示した画面例の図である。
図18】営業店端末装置の別の実施形態でのハード構成の図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図1図18を用いて、本発明について詳細に説明する。図1は、営業店システムの機能ブロック図である。営業店システム100は、取引入力装置101と、帳票入力装置102と、現金入出金装置103と、レシート発行装置104と、通帳記帳装置105と、係員処理依頼装置106と、係員処理装置107と、取引管理装置108とを備える。これらの装置は、ネットワーク109を介して接続される。
【0010】
取引入力装置101は、カードユニット1011と、操作表示ユニット1012と、記憶ユニット1013と、制御ユニット1014とを備える。
【0011】
カードユニット1011は、カード挿入口(図示せず)を介して、取引時に使用されるエンドユーザのキャッシュカードなどの挿入及び排出や、また、カードに付加された磁気ストライプやICチップに記憶された情報の読取・磁気ストライプやICチップへの情報の書込を実行するユニットである。磁気ストライプやICチップに記憶される情報としては、例えばエンドユーザを識別するエンドユーザ識別子や、エンドユーザの口座番号などである。カードユニット1011において受け付ける媒体は、個人を特定できる媒体であれば、キャッシュカードのほか、非接触ICカードなどのカードや、RFID(Radio Frequency IDentification)タグを含むカードでも良い。
【0012】
操作表示ユニット1012は、エンドユーザの取引画面などを表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部と、エンドユーザの操作を受け付けるタッチパネルなどの操作部とを重ね合わせて構成されるユニットである。操作表示ユニット1012では、エンドユーザから取引種別や取引内容の入力を受け付けたり、取引入力装置101の操作可否情報や操作内容/方法の説明情報や動作確認結果や次の取引で利用する装置名や取引終了である旨を表示したりする。
【0013】
記憶ユニット1013は、RAM(Random Access Memory)などから構成され、カードユニット1011で読み取ったエンドユーザ識別子や、操作表示ユニット1012で受け付けた取引種別や取引内容を記憶したり、取引管理装置108から受信したエンドユーザ識別子と動作内容とを記憶したりするユニットである。
【0014】
制御ユニット1014は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)などのハードウェア構成と、取引入力装置101の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、取引入力装置101の各部を制御するユニットである。制御ユニット1014は、カードユニット1011、操作表示ユニット1012、記憶ユニット1013を制御する。また、制御ユニット1014は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0015】
帳票入力装置102は、カードユニット1021と、帳票読取ユニット1022と、表示ユニット1023と、記憶ユニット1024と、制御ユニット1025とを備える。
【0016】
カードユニット1021は、カードユニット1011と同様の機能を有しているため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0017】
帳票読取ユニット1022は、帳票を撮影し、撮影した帳票のイメージ情報を取得する撮像部(スキャナ)と、帳票のイメージ情報を基に、帳票に記載された文字などを認識する。帳票の例としては、税金納付書や振込納付書などがある。
【0018】
表示ユニット1023は、エンドユーザの取引画面などを表示するLCDなどである。表示ユニット1023では、帳票入力装置102の操作可否情報や操作内容/方法の説明情報や動作確認結果や次の取引で利用する装置名や取引終了である旨を表示したりする。
【0019】
記憶ユニット1024は、RAMなどから構成され、カードユニット1021で読み取ったエンドユーザ識別子や、帳票読取ユニット1022で取得したイメージ情報及び文字認識結果を記憶したり、取引管理装置108から受信したエンドユーザ識別子と動作内容とを記憶したりするユニットである。
【0020】
制御ユニット1025は、CPU、ROMなどのハードウェア構成と、帳票入力装置102の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、帳票入力装置102の各部を制御するユニットである。制御ユニット1025は、カードユニット1021、帳票読取ユニット1022、表示ユニット1023、記憶ユニット1024を制御する。また、制御ユニット1025は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0021】
現金入出金装置103は、カードユニット1031と、現金ユニット1032と、表示ユニット1033と、記憶ユニット1034と、制御ユニット1035とを備える。
【0022】
カードユニット1031は、カードユニット1011と同様の機能を有しているため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0023】
現金ユニット1032は、現金の真偽、金種などを鑑別する鑑別部や、現金を収納する収納部などを備えており、現金入出金口(図示せず)を介して、エンドユーザが投入した現金の入金処理、エンドユーザへの出金処理、鑑別処理などを実行するユニットである。ここでいう「現金」とは、紙幣又は硬貨のことである。なお、図1には示していないが、硬貨の入金処理、出金処理、鑑別処理などを実行する硬貨ユニットを備えても良い。
【0024】
表示ユニット1033は、エンドユーザの取引画面などを表示するLCDなどである。表示ユニット1033では、現金入出金装置103の操作可否情報や操作内容/方法の説明情報や動作確認結果や次の取引で利用する装置名や取引終了である旨を表示したりする。
【0025】
記憶ユニット1034は、RAMなどから構成され、カードユニット1031で読み取ったエンドユーザ識別子や、現金ユニット1032に入金された現金の金額、金種や、現金ユニット103から入金した現金の金額、金種を記憶したり、
取引管理装置108から受信したエンドユーザ識別子と動作内容とを記憶したりするユニットである。
【0026】
制御ユニット1035は、CPU、ROMなどのハードウェア構成と、現金入出金装置103の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、現金入出金装置103の各部を制御するユニットである。制御ユニット1035は、カードユニット1031、現金ユニット1032、表示ユニット1033、記憶ユニット1034を制御する。また、制御ユニット1035は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0027】
レシート発行装置104は、カードユニット1041と、レシートユニット1042と、表示ユニット1043と、記憶ユニット1044と、制御ユニット1045とを備える。
【0028】
カードユニット1041は、カードユニット1011と同様の機能を有しているため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0029】
レシートユニット1042は、例えばロール紙の収納部や、ロール紙の繰出部や、ロール紙への印字部や、印字済みのロール紙を切り離す切断部や、切り離された印字済みのロール紙をレシートとして外部に放出する放出部などを備えており、取引履歴の印字処理や、取引証明書としてのレシートをエンドユーザに対して放出する処理などを実行するユニットである。
【0030】
表示ユニット1043は、エンドユーザの取引画面などを表示するLCDなどである。表示ユニット1043では、レシート発行装置104の操作可否情報や操作内容/方法の説明情報や動作確認結果や次の取引で利用する装置名や取引終了である旨を表示したりする。
【0031】
記憶ユニット1044は、RAMなどから構成され、カードユニット1041で読み取ったエンドユーザ識別子や、レシートユニット1042での印字内容や、エンドユーザへ放出したレシートの履歴を記憶したり、取引管理装置108から受信したエンドユーザ識別子と動作内容とを記憶したりするユニットである。
【0032】
制御ユニット1045は、CPU、ROMなどのハードウェア構成と、レシート発行装置104の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、レシート発行装置104の各部を制御するユニットである。制御ユニット1045は、カードユニット1041、レシートユニット1042、表示ユニット1043、記憶ユニット1044を制御する。また、制御ユニット1045は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0033】
通帳記帳装置105は、カードユニット1051と、通帳ユニット1052と、表示ユニット1053と、記憶ユニット1054と、制御ユニット1055とを備える。なお、通帳記帳装置105は必須の構成ではない。銀行営業店の取引では通帳の利用しない取引も存在するからである。
【0034】
カードユニット1051は、カードユニット1011と同様の機能を有しているため、ここでの詳細な説明は省略する。
【0035】
通帳ユニット1052は、通帳の搬送部や、通帳に貼付された磁気ストライプなどからエンドユーザに固有な情報を読み取る読取部や、通帳の頁捲り部や、通帳への印字部や、新規通帳の発行部を備え、エンドユーザから通帳を受け付け、エンドユーザの銀行口座番号の読み取りや、当該通帳への記帳などを実行するユニットである。
【0036】
表示ユニット1053は、エンドユーザの取引画面などを表示するLCDなどである。表示ユニット1053では、通帳記帳装置105の操作可否情報や操作内容/方法の説明情報や動作確認結果や次の取引で利用する装置名や取引終了である旨を表示したりする。
【0037】
記憶ユニット1054は、RAMなどから構成され、カードユニット1051で読み取ったエンドユーザ識別子や、通帳ユニット1052での印字内容や、エンドユーザへ放出したレシートの履歴を記憶したり、取引管理装置108から受信したエンドユーザ識別子と動作内容とを記憶したりするユニットである。
【0038】
制御ユニット1055は、CPU、ROMなどのハードウェア構成と、通帳記帳装置105の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、通帳記帳装置105の各部を制御するユニットである。制御ユニット1055は、カードユニット1051、通帳ユニット1052、表示ユニット1053、記憶ユニット1054を制御する。また、制御ユニット1055は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0039】
係員処理依頼装置106は、カードユニット1061と、操作表示ユニット1062と、記憶ユニット1063と、制御ユニット1064とを備える。それぞれの機能は、取引入力装置101における、カードユニット1011と、操作表示ユニット1012と、記憶ユニット1013と、制御ユニット1014と同一であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0040】
係員処理装置107は、操作ユニット1071と、表示ユニット1072と、記憶ユニット1073と、制御ユニット1074とを備える。
【0041】
操作ユニット1071は、例えばキーボード、マウスなどであり、係員からの操作を受け付けるユニットである。操作ユニット1071は、タッチパネルなどを用いてもよい。
【0042】
表示ユニット1072は、係員用の操作画面などを表示するLCDなどである。表示ユニット1072では、取引入力装置101、帳票入力装置102、現金入出金装置103、レシート発行装置104、通帳記帳装置105、係員処理依頼装置106、係員処理装置107へのエンドユーザからの依頼状況(特に係員処理装置107へのエンドユーザからの依頼状況)を表示する。
【0043】
なお、操作ユニット1071にタッチパネルなどを用いる場合、取引入力装置101の操作表示ユニット1012のように、表示ユニット1072と重ね合わせた構成としても良い。
【0044】
記憶ユニット1073は、RAMなどから構成され、操作ユニット1071において受け付けた内容を記憶するユニットである。
【0045】
制御ユニット1074は、CPU、ROMなどのハードウェア構成と、係員処理装置107の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、係員処理装置107の各部を制御するユニットである。制御ユニット1074は、操作ユニット1071、表示ユニット1072、記憶ユニット1073を制御する。また、制御ユニット1074は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0046】
取引管理装置108は、記憶ユニット1081と、制御ユニット1082とを備える。
【0047】
記憶ユニット1081は、RAMなどから構成され、エンドユーザ取引入力情報、出金取引手順情報、入金取引手順情報、税金納付手順情報、振込手順情報などを記憶するユニットである。
【0048】
制御ユニット1082は、CPU、ROMなどのハードウェア構成と、取引管理装置108の制御プログラムなどのソフトウェア構成とを総称したものであり、取引管理装置108の各部を制御するユニットである。制御ユニット1082は、記憶ユニット1081、制御ユニット1082を制御する。また、制御ユニット1082は、ネットワーク109との通信部を含む。
【0049】
ネットワーク109は、例えばLAN(Local Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)などがある。
【0050】
なお、図1では、取引入力装置101、投票入力装置102、現金入出金装置103、レシート発行装置104、通帳記帳装置105、係員処理依頼装置106を1台ずつネットワーク109に接続しているが、ネットワークに接続する各種装置の台数は任意である。
【0051】
図2図6は、記憶ユニット1081に記憶される情報の一例を示した図である。
【0052】
図2は、エンドユーザ別取引入力情報のレコード構成の図である。エンドユーザ別入力情報200は、エンドユーザ識別子情報201、取引種別情報202、利用装置情報203、利用ユニット情報204、利用媒体情報205、動作内容情報206、入力内容情報207から構成される。
【0053】
エンドユーザ識別子情報201は、個々のエンドユーザを区別するための識別子である。取引種別情報202は、エンドユーザから受け付けた取引種別に関する情報である。利用装置情報203は、エンドユーザが利用した利用装置の名称やIDに関する情報である。利用ユニット情報204は、エンドユーザが利用した利用ユニットの名称やIDに関する情報である。利用媒体情報205は、エンドユーザが利用した利用媒体の名称やIDに関する情報である。また、エンドユーザが手入力をした旨を示す情報も利用媒体情報205に含まれる。動作内容206は、ユニットや媒体の動作内容や、エンドユーザが手入力した内容を示す情報である。入力内容207は、エンドユーザが入力した取引内容や入金した入金金額、出金した出金金額、放出したレシートの印字内容等を示す情報である。
【0054】
図3図6は、各取引種別に対応した取引手順情報のレコード構成の図である。後述する営業店システムの処理を示すフローチャート(図7)のステップS30において、これらのレコードのいずれかが検索される。また、各取引種別における取引手順は、取引に用いられる複数の取引装置に送信される。
【0055】
図3は、出金取引手順情報のレコード構成の図である。出金取引手順情報300は、取引手順301、利用装置302、利用ユニット303、利用媒体304、動作内容305、外部からの受付内容306から構成される。
【0056】
取引手順301は、出金取引の順番を示す情報である。利用装置302は、利用装置の名称やIDに関する情報である。利用ユニット303は、利用ユニットの名称やIDに関する情報である。利用媒体304は、利用媒体の名称やIDに関する情報である。また、エンドユーザが手入力をした旨を示す情報も利用媒体304に含まれる。動作内容305は、利用装置302に記憶されている利用装置での、利用ユニット303に記憶されている利用ユニットの、利用媒体304に記憶されている利用媒体(またはエンドユーザによる手入力)を用いた、動作を示す情報である。外部からの受付内容306は、利用装置302に記憶されている利用装置での、利用ユニット303に記憶されている利用ユニットの、利用媒体304に記憶されている利用媒体(またはエンドユーザによる手入力)を用いた、動作内容305に記憶されている動作で、外部から受け付ける受付内容を示す情報である。
【0057】
図4は、入金取引手順情報のレコード構成の図である。入金取引手順情報400は、取引手順401、利用装置402、利用ユニット403、利用媒体404、動作内容405、外部からの受付内容406から構成される。
【0058】
取引手順401は、入金取引の順番を示す情報である。利用装置402は、利用装置の名称やIDに関する情報である。利用ユニット403は、利用ユニットの名称やIDに関する情報である。利用媒体404は、利用媒体の名称やIDに関する情報である。また、エンドユーザが手入力をした旨を示す情報も利用媒体404に含まれる。動作内容405は、利用装置402に記憶されている利用装置での、利用ユニット403に記憶されている利用ユニットの、利用媒体404に記憶されている利用媒体(またはエンドユーザによる手入力)を用いた、動作を示す情報である。外部からの受付内容406は、利用装置402に記憶されている利用装置での、利用ユニット403に記憶されている利用ユニットの、利用媒体404に記憶されている利用媒体を用いた、動作内容405に記憶されている動作で、外部から受け付ける受付内容を示す情報である。
【0059】
図5は、税金納付取引手順情報のレコード構成の図である。税公金納付取引手順情報500は、取引手順501、利用装置502、利用ユニット503、利用媒体504、動作内容505、外部からの受付内容506から構成される。
【0060】
取引手順501は、税金納付取引の順番を示す情報である。利用装置502は、利用装置の名称やIDに関する情報である。利用ユニット503は、利用ユニットの名称やIDに関する情報である。利用媒体504は、利用媒体の名称やIDに関する情報である。また、エンドユーザが手入力をした旨を示す情報も利用媒体504に含まれる。動作内容505は、利用装置502に記憶されている利用装置での、利用ユニット503に記憶されている利用ユニットの、利用媒体504に記憶されている利用媒体(またはエンドユーザによる手入力)を用いた、動作を示す情報である。外部からの受付内容506は、利用装置502に記憶されている利用装置での、利用ユニット503に記憶されている利用ユニットの、利用媒体504に記憶されている利用媒体を用いた、動作内容505に記憶されている動作で、外部から受け付ける受付内容を示す情報である。
【0061】
図6は、振込取引手順情報のレコード構成の図である。振込取引手順情報600は、取引手順601、利用装置602、利用ユニット603、利用媒体604、動作内容605、外部からの受付内容606から構成される。
【0062】
取引手順601は、振込取引の順番を示す情報である。利用装置602は、利用装置の名称やIDに関する情報である。利用ユニット603は、利用ユニットの名称やIDに関する情報である。利用媒体604は、利用媒体の名称やIDに関する情報である。また、エンドユーザが手入力をした旨を示す情報も利用媒体604に含まれる。動作内容605は、利用装置602に記憶されている利用装置での、利用ユニット603に記憶されている利用ユニットの、利用媒体604に記憶されている利用媒体(またはエンドユーザによる手入力)を用いた、動作を示す情報である。外部からの受付内容606は、利用装置602に記憶されている利用装置での、利用ユニット603に記憶されている利用ユニットの、利用媒体604に記憶されている利用媒体を用いた、動作内容605に記憶されている動作で、外部から受け付ける受付内容を示す情報である。
【0063】
以下、本実施形態における詳細な処理手順について説明する。
【0064】
図7は、本発明における営業店システムの処理を示す基本フローチャートである。ステップS10は、取引受付装置101で実行され、ステップS20、ステップS30、ステップS80、ステップS90は、取引管理装置で実行され、ステップS40、ステップS50、ステップS60、ステップS70は、取引入力装置101、帳票入力装置102、現金入出金装置103、レシート発行装置104、通帳記帳装置105、係員処理依頼装置106のうち、取引種別に対応して必要な装置で実行される。なお、以下の説明及びフローチャートに示す「取引装置群」とは、帳票入力装置102、現金入出金装置103、レシート発行装置104、通帳記帳装置105、係員処理依頼装置106(すなわち、それぞれ異なる機能を具備した複数の装置)を纏めた総称である。
【0065】
ステップS10:取引入力装置101のカードユニット1011は、カード挿入口を介して挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプやICチップに記憶された情報(エンドユーザ識別子、エンドユーザの口座番号など)を読み取る。また、取引入力装置101の操作表示ユニット1012は、エンドユーザによる取引種別の入力を受け付ける。また、取引入力装置101の制御ユニット1014は、読み取られたエンドユーザ識別子や入力された取引種別を取引管理装置108に送信する。
【0066】
ステップS20:取引管理装置108の制御ユニット1082は、ステップS10において取引入力装置101の制御ユニット1014から送信されたエンドユーザ識別子と取引種別とを受信する。
【0067】
ステップS30:取引管理装置108の制御ユニット1082は、エンドユーザ識別子と取引種別とを記憶ユニット1081に記憶する。また、取引管理装置108の制御ユニット1082は、取引種別に対応した取引手順情報のレコード(図3図6参照)を検索し、エンドユーザ識別子と当該レコードに記録された取引手順とを、当該取引に用いられる取引装置群のうち、最初の取引手順に対応する装置に送信する。
【0068】
なお、ステップS30において、エンドユーザ識別子と当該レコードに記録された取引手順とを、取引入力装置101にも必ず送信する構成としても良い。このとき、取引手順が「1」であるデータに対応する装置が取引入力装置101である場合に、ステップS10で挿入されたキャッシュカードを放出することなくなり、後述するステップS50、ステップS60の処理を省略することが可能となる。
【0069】
ステップS40:取引に用いられる取引装置群のうち、取引に用いられる装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、取引管理装置108の制御ユニット1082からエンドユーザ識別子と取引種別に対応した取引手順とを受信する。
【0070】
ステップS50:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置のカードリーダ(1011、1021、1031、1041、1051、1061のいずれか)は、カード挿入口を介して挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプやICチップに記憶された情報(エンドユーザ識別子、エンドユーザの口座番号など)を読み取る。
【0071】
ステップS60:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、ステップS50において読み取られたエンドユーザ識別子が、取引管理装置108の制御ユニット1082から受信したエンドユーザ識別子と同じものかを判定する。判定の結果、二つのエンドユーザ識別子が同一のものと判断した場合、ステップS70を実行する。一方、二つのエンドユーザ識別子が異なるものと判断した場合、取引を終了する。
【0072】
ステップS70:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、取引管理装置108から受信した、取引種別に対応した取引手順に従い動作し、取引動作の結果を、取引管理装置108の制御ユニット1082に送信する。
【0073】
ステップS80:取引管理装置108の制御ユニット1082は、ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)から、エンドユーザ識別子と動作結果とを受信し、記憶ユニット1081に記憶する。
【0074】
ステップS90:取引管理装置108の制御ユニット1082は、取引種別に対応した取引手順が全て終了したかを判定する。判定の結果、取引手順が全て終了してない場合は、ステップS30以降の処理を実行する。このとき、次にステップS30においてエンドユーザ識別子と取引手順とを送信する装置を、次の取引手順に対応する装置とする。一方、取引手順が全て終了した場合には、取引を終了する。
【0075】
図8は、図7に示した基本フローチャートのステップS10の処理を示す詳細なフローチャートである。
【0076】
ステップS11:取引入力装置101のカードユニット1011は、カード挿入口を介して挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプやICチップに記憶された情報(エンドユーザ識別子、エンドユーザの口座番号など)を読み取る。例えば、エンドユーザ識別子として「0001」のような所定の桁数の数字(英数字でもよい)を受け付ける。図9は、エンドユーザにキャッシュカードをカードリーダ1011への挿入を誘導するための画面例である。当該画面は、操作表示ユニット1012の装置枠901、画面枠902、誘導文言の表示例903から構成される。
【0077】
ステップS12:取引入力装置101の操作表示ユニット1012は、エンドユーザによる取引種別の入力を受け付ける。図10は、エンドユーザから取引種別の入力を受け付ける画面例を示す。当該画面は、操作表示ユニット1012の装置枠901、画面枠902、取引種別選択メニューボタンの表示例1001、1002、1003、1004から構成される。
【0078】
ステップS13:ステップS11で読み取られたエンドユーザ識別子と、ステップS12で入力された受け付けた取引種別とを取引管理装置に送信する。例えば、エンドユーザ識別子「0001」と、取引種別「出金」とを送信する。
【0079】
図11は、図7に示した基本フローチャートのステップS30の処理を示す詳細なフローチャートである。
【0080】
ステップS31:ステップS20で受信した、エンドユーザ識別子と取引種別とを記憶ユニット1081に記憶する。具体的な記憶場所は、エンドユーザ別取引入力情報200のエンドユーザ識別子201にエンドユーザ識別しを記憶し、取引種別を202に取引種別を記憶する。例えば、エンドユーザ識別子301にエンドユーザ識別子「0001」を記憶し、取引種別302に取引種別「出金」を記憶する。
【0081】
ステップS32:ステップS31で記憶した、取引種別から記憶ユニット1081内を検索し、前記取引種別と同じ取引手順情報を読み出す。具体的には、取引種別から、出金取引手順情報300、または入金取引手順情報400、または税金納付取引手順500、または振込取引情報600のいずれかを検索する。例えば、ステップS20で「出金」を受信した場合には、出金取引情報300を検索する。次に、取引手順(301、401、501、601のいずれか)が「1」である利用装置情報(302、402、502、602のいずれか)、利用ユニット情報(303、403、503、603のいずれか)、利用媒体(304、404、504、604のいずれか)、動作内容(305、405、505、605のいずれか)、外部からの受付内容306、406、506、606のいずれか)を読み込む。例えば、図3に示す出金取引手順情報300の場合、取引手順301から「1」、利用装置情報302から「取引入力装置」、利用ユニット情報303から「カードリーダ」、利用媒体304から「キャッシュカード」、動作内容305から「登録、受付」、外部からの受付内容306から「ユーザ識別子」を読み込む。
【0082】
ステップS33:ステップS31で記憶したユーザ識別子と、ステップS32で読み込んだ取引手順とを、ステップS32で読み込んだ利用装置情報に対応する装置へ送信する。例えば、エンドユーザ識別子「0001」と、取引手順「1」と、利用装置情報「取引入力装置」と、利用ユニット情報「カードリーダ」と、利用媒体「キャッシュカード」と、動作内容「登録、受付」と、外部からの受付内容「ユーザ識別子」とを、取引入力装置101へ送信する。
【0083】
図12は、図7に示した基本フローチャートのステップS70とステップS80との処理を示す詳細なフローチャートである。
【0084】
ステップS71:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、対応する表示ユニット(1012、1023、1033、1043、1053、1063のいずれか)に、装置が操作可能である旨や、当該装置の操作方法を表示する。図13は、ステップS71において表示される画面例である。当該画面は、表示ユニットの装置枠1301、画面枠1302、操作可能であることを示す文言例1303、操作方法説明の文言例1304から構成される。当該画面例は、取引入力装置101では操作表示ユニット1012、帳票入力装置102では表示ユニット1023、現金入出金装置103では表示ユニット1033、レシート発行装置104では、表示ユニット1043、通帳記帳装置105では表示ユニット1053、係員処理依頼装置では表示ユニット1062に表示される。
【0085】
ステップS72:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、ステップS40で受信した取引手順に従い動作する。例えば、ステップS40で受信した内容が、エンドユーザ識別子「0001」、取引手順「1」、利用装置情報「取引入力装置」、利用ユニット情報「カードリーダ」、利用媒体キャッシュカード」、動作内容「登録、受付」、外部からの受付内容「エンドユーザ識別子」であれば、取引入力装置101は、エンドユーザ識別子が「0001」のエンドユーザに対して、カードリーダ1011から、キャッシュカードの媒体からエンドユーザ識別子を読み込むことを実行する。
【0086】
他の例では、ステップS40で受信した内容が、エンドユーザ識別子「0001」、取引手順「6」、利用装置情報「現金入出金装置」、利用ユニット情報「現金ユニット」、利用媒体「現金」、動作内容「出金」であれば、現金入出金装置103は、エンドユーザ識別子が「0001」のエンドユーザに対して、現金ユニット1032から、現金の出金を実行する。
【0087】
ステップS73:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、エンドユーザの識別子と動作結果とを、取引管理装置108の制御ユニット1082へ送信する。例えば、ステップS72における動作内容が、「取引入力装置101が、エンドユーザ識別子が「0001」のエンドユーザに対して、カードリーダ1011から、キャッシュカードの媒体からエンドユーザ識別子を読み込んだ」場合、エンドユーザ識別子「0001」、取引手順「1」、利用装置情報「取引入力装置」、利用ユニット情報「カードリーダ」、利用媒体「キャッシュカード」、動作内容「登録、受付」、外部からの受付内容「エンドユーザ識別子」、入力内容「0001」を送信する。
【0088】
ステップS74:ステップS40においてエンドユーザ識別子を受信した装置の制御ユニット(1014、1025、1035、1045、1055、1064のいずれか)は、対応する表示ユニット(1012、1023、1033、1043、1053、1063のいずれか)に、次の取引の装置の案内画面または取引の終了を表示する。図14及び図15は、ステップS74において表示される画面例である。図14に示す画面は、表示ユニットの装置枠1401、画面枠1402、次の装置へ誘導する文言を示す文言例1403から構成される。また、図15に示す画面は、表示ユニットの操作枠1501、画面枠1502、取引の終了を示す文言例1503から構成される。これらの画面例は、取引入力装置101では操作表示ユニット1012、帳票入力装置102では表示ユニット1023、現金入出金装置103では表示ユニット1033、レシート発行装置104では、表示ユニット1043、通帳記帳装置105では表示ユニット1053、係員処理依頼装置では表示ユニット1062に表示される。
【0089】
ステップS81:ステップS73において送信されたエンドユーザの識別子と動作結果とを、取引管理装置108の制御ユニット1082で受信する。
【0090】
ステップS82:取引管理装置108の制御ユニット1082は、ステップS73で受信した、エンドユーザの識別子と動作結果とを取引管理装置108の記憶ユニット1081内のエンドユーザ別取引入力情報100に記憶する。例えば、ステップS81で受信した内容が、『取引入力装置101が、エンドユーザ識別子が「0001」のエンドユーザに対して、カードリーダ1011から、キャッシュカードの媒体からエンドユーザ識別子を読み込んだ』場合、エンドユーザ識別子「0001」をエンドユーザ識別子201に記憶し、利用装置情報「取引入力装置」を利用装置203に記憶し、利用ユニット情報「カードリーダ」を利用ユニット204に記憶し、利用媒体「キャッシュカード」を利用媒体205に記憶し、動作内容「エンドユーザ識別子読込」を動作内容206に記憶し、入力内容「0001」を入力内容207に記憶する。
【0091】
係員処理依頼装置106は、他の装置、すなわち、取引入力装置101、帳票入力装置102、現金入出金装置103、レシート発行装置104、通帳記帳装置105とは異なり、係員が介在を依頼する場合に利用する装置であるため、図17を用いて、係員処理依頼装置の動作について説明する。ここでいう係員介在とは、エンドユーザが税公金の納付書に領収印の押印を依頼する場合や、多額の現金を入出金する場合にエンドユーザの本人確認をする場合などである。
【0092】
図16は、係員依頼装置での、図13に示したステップS72の動作内容を詳細な動作の説明するためのフローである。
【0093】
ステップS1601:係員処理依頼装置106の制御ユニット1064は、係員処理装置107の制御ユニット1074へ取引対応依頼を送信する。取引対応依頼は、エンドユーザ識別子を含むものとする。
【0094】
ステップS1602:係員処理装置107の制御ユニット1074は、係員処理依頼装置106の制御ユニット1064から送信された取引依頼内容を受信する。
【0095】
ステップS1603:係員処理装置107の制御ユニット1074は、ステップS1602で受信したエンドユーザ識別子を係員用の表示ユニット1072へ表示する。図17にステップS1603で表示する画面例を示す。図17は、表示ユニットの装置枠1701、画面枠1702、エンドユーザからの依頼文言1703、係員から処理終了を受け付ける処理終了ボタン1704から構成される。
【0096】
ステップS1604:係員処理装置107の制御ユニット1074は、ステップS1603で表示した画面で係員から、エンドユーザからの依頼の処理が終了した意味の処理終了ボタン1704の押下を受け付ける。
【0097】
ステップS1605:係員処理装置107の制御ユニット1074は、エンドユーザの依頼に対する係員の処理が終了したことを、係員処理依頼装置106の制御ユニット1064と、取引管理装置108の制御ユニット1802とへ送信する。
【0098】
ステップS1606:係員処理依頼装置106の制御ユニット1064は、係員処理装置107の制御ユニット1074から、エンドユーザの依頼に対する係員の処理が終了したことを受信する。
【0099】
本発明は図2のハード構成の他に、図18に示すハードウェア構成でも実現可能である。取引入力装置1801は、カードリーダ18011、操作表示ユニット18012、帳票スキャナ18013、記憶ユニット18014、制御ユニット18015を備える。また、 現金入出金装置1802は、カードリーダ18021、現金ユニット18022、レシート発行プリンタ18023、表示ユニット18024、記憶ユニット18025、制御ユニット18026を備える。
【0100】
取引入力装置1801は、取引入力装置101と帳票入力装置102を1つの装置として構成している。また、現金入出金装置1802は、現金入出金装置103とレシート発行装置104を1つの装置として構成している。係員処理依頼装置106の機能は、取引入力装置1801または現金入出金装置1802のいずれかに搭載すれば良い。
【0101】
以上の通り、セルフ操作型の端末を機能毎に個々のユニットに分けて、カードリーダ、通帳スキャナ、タッチパネル、現金ユニットを別々に配置し、エンドユーザは受けたいサービスに応じて、必要な装置を巡り、サービスの提供を受けることが可能となる。また、エンドユーザが巡るべき取引装置への誘導や、取引の進捗状況を管理することが容易となる。そのため、エンドユーザに対して複数種類のサービスを実現することが容易となる。
【0102】
これにより、必要なユニットを必要な分だけ配置することが可能となり、セルフ操作型の自動取引の機能を安価に提供することが可能となる。特に、現金ユニットは高価であり、全てのセルフ操作型の自動取引装置に搭載すると、全ての自動取引装置が高くなるが、現金ユニットを提供するサービスで共通に利用することで、必要な数だけを配置することに、全体価格を安価することが可能となる。
【符号の説明】
【0103】
101:取引入力装置、1011:カードリーダ、1012:操作表示ユニット、1013:記憶ユニット、1014:制御ユニット、102:取引入力装置、1021:カードリーダ、1022:帳票スキャナ、1023:表示ユニット、1024:記憶ユニット、1025:制御ユニット、103:取引入力装置、1031:カードリーダ、1032:現金ユニット、1023:表示ユニット、1024:記憶ユニット、1025:制御ユニット、 104:取引入力装置、1041:カードリーダ、1042:レシート発行ユニット、1043:表示ユニット、1044:記憶ユニット、1045:制御ユニット、105:取引入力装置、1051:カードリーダ、1052:通帳記帳ユニット、1053:表示ユニット、1054:記憶ユニット、1055:制御ユニット、106:係員処理依頼装置、1061:カードリーダ、1062:表示ユニット、1063:記憶ユニット、1064:制御ユニット、107:係員処理装置、1071:キーボード/マウス、1072:表示ユニット、1073:記憶ユニット、1074:制御ユニット、108:取引管理装置、1081:記憶ユニット、1082:制御ユニット、109:ネットワーク、1801:取引入力装置、18011:カードリーダ、18012:操作表示ユニット、18013:記憶ユニット、18014:制御ユニット、1802:現金入出金装置、18021:カードリーダ、18022:現金ユニット、18023:レシート発行ユニット、18024:表示ユニット、18025:記憶ユニット、18026:制御ユニット
図1
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