【文献】
[AIR][ActionScript]AIRでニコニコ動画風RSSリーダー作った(プレゼン向け),public static void main, [online],2008年 2月 2日,[検索日 2015.11.26], インターネット:<URL:http://d.hatena.ne.jp/Kishi/20080202/1201971047>
【文献】
小森 大輔 Daisuke KOMORI,VB.NETスモールパーツプログラミング コンポーネント活用講座〜教養課程〜 Small Parts Programming,dotNET MAGAZINE 第9巻 第15号,日本,株式会社翔泳社,2003年10月 1日,第9巻,第120頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
複数ある表示フォーマットから選択される特定のフォーマットを用いて、コメント投稿者からのコンテンツに対するコメントを他の者にも閲覧可能に表示するためのコメント表示装置であって、
前記コメント投稿者によって投稿されるコメントが他の者にも閲覧可能とされる際に利用されうる複数の表示フォーマットであるユニーク表示フォーマットを識別するユニーク表示フォーマットIDを保持するユニーク表示フォーマットID保持部と、
コメント投稿者からのコメント投稿の入力受付け、又はコメント投稿以外の入力受付けに応じて前記ユニーク表示フォーマットIDのいずれか一以上がランダムに選択されることでコメント表示装置では、コメント投稿者が一のコンテンツに対する複数のコメント投稿者のそれぞれの投稿間で共通して同じ表示フォーマットを利用できないよう構成されたユニーク表示フォーマットIDランダム選択部と、
コメント投稿者からのコメントの投稿に際してそのコメント投稿者の前記入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットにてコメントを表示するよう制御するための表示制御情報を出力するコメント表示制御部と、を有するコメント表示装置
ユニーク表示フォーマットIDランダム選択部でランダムに選択された2以上のユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットを組み合わせて新しいユニーク表示フォーマットを生成するユニーク表示フォーマット生成部を有する請求項1に記載のコメント表示装置。
一のコメント投稿者からの入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットを、他のコメント投稿者からの入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットと交換する交換部を有する請求項1または2に記載のコメント表示装置。
コンテンツに対して、複数ある表示フォーマットから選択される特定のフォーマットを用いて、コメント投稿者からのコメントを他の者にも閲覧可能に表示するためのコメント表示装置の動作方法であって、
前記コメント投稿者によって投稿されるコメントが他の者にも閲覧可能とされる際に利用されうる複数の表示フォーマットであるユニーク表示フォーマットを識別するユニーク表示フォーマットIDを保持するユニーク表示フォーマットID保持部に記録するユニーク表示フォーマットID記録ステップと、
コメント投稿者からのコメント投稿の入力受付け、又はコメント投稿以外の入力受付けに応じて前記ユニーク表示フォーマットIDのいずれか一以上がランダムに選択されることでコメント表示装置では、コメント投稿者が一のコンテンツに対する複数のコメント投稿者のそれぞれの投稿間で共通して同じ表示フォーマットを利用できないよう構成されたユニーク表示フォーマットIDランダム選択ステップと、
コメント投稿者からのコメントの投稿に際してそのコメント投稿者の前記入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットにてコメントを表示するよう制御するための表示制御情報を出力するコメント表示制御ステップと、
を実行するコメント表示装置の動作方法。
コンテンツに対して、複数ある表示フォーマットから選択される特定のフォーマットを用いて、コメント投稿者からのコメントを他の者にも閲覧可能に表示するためにコメント表示装置を動作させるプログラムであって、
前記コメント投稿者によって投稿されるコメントが他の者にも閲覧可能とされる際に利用されうる複数の表示フォーマットであるユニーク表示フォーマットを識別するユニーク表示フォーマットIDを保持するユニーク表示フォーマットID保持部に記録するユニーク表示フォーマットID記録ステップと、
コメント投稿者からのコメント投稿の入力受付け、又はコメント投稿以外の入力受付けに応じて前記ユニーク表示フォーマットIDのいずれか一以上がランダムに選択されることでコメント表示装置では、コメント投稿者が一のコンテンツに対する複数のコメント投稿者のそれぞれの投稿間で共通して同じ表示フォーマットを利用できないよう構成されたユニーク表示フォーマットIDランダム選択ステップと、
コメント投稿者からのコメントの投稿に際してそのコメント投稿者の前記入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットにてコメントを表示するよう制御するための表示制御情報を出力するコメント表示制御ステップと、
をコメント表示装置にて実行するプログラム。
複数ある表示フォーマットから選択される特定のフォーマットを用いて、コメント投稿者からのコンテンツに対するコメントを表示するために端末装置を動作させるプログラムであって、
投稿されたコメントがコメント投稿者以外にも閲覧可能とされる際に利用されうる複数の表示フォーマットのうち、前記投稿されたコメントのコメント投稿者からのコメント投稿の入力受付け、又はコメント投稿以外の入力受付けに応じてランダムに選択されることでコメント表示装置では、コメント投稿者が一のコンテンツに対する複数のコメント投稿者のそれぞれの投稿間で共通して同じ表示フォーマットを利用できないよう構成された表示フォーマットであるユニーク表示フォーマットにてコメントを表示するよう制御するための表示制御情報をコメント表示装置から取得する表示制御情報取得ステップと、
取得した表示制御情報に基づいて前記ランダムに選択されたユニーク表示フォーマットにて前記コメントを表示するコメント表示ステップと、
を端末装置にて実行するプログラム。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
【0018】
なお実施例1は、主に請求項1,4,5から8について説明する。また、実施例2は、主に請求項2、3について説明する。
【0019】
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例のコメント表示装置による端末装置上でのコメント表示制御の一例を表す図である。なお、以下では、詳細は後述するユニーク表示フォーマットをキャラクターカードで表象するデータとすることで、そのランダム選択にエンターテインメント性を持たせた実施例を記載している。しかしユニーク表示フォーマットはもちろんそれに限定されるものではなく、名称文字列などによって他のフォーマットと識別される単なる(視覚上効果をほとんど有さない)データとして実施されても良い。
【0020】
そして、
図1(a)にあるように、例えばユーザAは、コメント「ホームラン」の投稿入力時に、その表示フォーマットとして、以前にランダムに選択され入手している「鳥」のキャラクターカードで表象される表示フォーマットを指定する。そしてこの「鳥」で表象される表示フォーマットは入力されたコメントの大きさを32ポイント(通常は10ポイントの大きさ)とするものであり、これによりコメント「ホームラン」は、他のコメント「すげえ」などより2倍以上大きなコメントとして表示される。
【0021】
一方、
図1(b)にあるように、ユーザBはランダム選択によって「鳥」の表示フォーマットは入手していないが、「犬」で表象される別の表示フォーマットを入手している。したがってユーザBによる投稿コメントは、その「犬」の表示フォーマットで指定される「文字色:赤」(通常は黒)で表示され、やはり他のコメントと差別化することができる。
【0022】
<機能的構成(コメント表示装置)>
図2は、本実施例のコメント表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。なお、このコメント表示装置は、複数ある表示フォーマットから選択される特定のフォーマットを用いて、コメント投稿者からのコンテンツに対するコメントを他の者にも閲覧可能に表示するためのコメント表示装置であって、基本的にはネットワークを介してコメントを配信するサーバ装置で実現される。また、ここで本発明においてコメントの投稿対象となる「コンテンツ」についてはユーザの端末装置にて出力されるものであれば特に限定せず、例えば動画コンテンツのほか、静止画コンテンツ、音楽コンテンツ、テキストコンテンツなどが挙げられる。また、このようにコンテンツに対して投稿されたコメントの端末装置における表示態様も、ランダム選択される表示フォーマットによって指定された形態で表示する以外は特に限定せず、例えば表示されるコンテンツに重畳して、あるいは近傍のエリアに表示することができる。また音楽コンテンツであれば、その音楽再生プレイヤーをコンテンツ表示の代わりとしてコメントを表示しても良い。
【0023】
またコンテンツに対して投稿される「コメント」は、基本的には文字、記号、数字などのテキストベースのものであるが、絵文字などが含まれていても良いし、音声コメントであっても良い。
【0024】
また、このコメント表示装置は、従来のコメント付コンテンツ配信システムにおけるコメント配信装置と一体に構成されても良いし、別体に構成され、コメント配信装置と協働処理を行う構成としても良い。なお、コメント配信にかかるコンテンツと関連付けたコメントの保持管理処理や配信処理に関しては従来のものと同様であるので、その説明は省略する。
【0025】
そして本実施例のコメント表示装置や端末装置に関して、以下に記載するその機能ブロックは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPU(中央演算装置)や主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(HDD(ハードディスク)や不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。
【0026】
そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。あるいは本装置の機能ブロックは専用ハードウェアによって実現されてもよい。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
【0027】
そして、
図2にあるように、本実施例の「コメント表示装置」0200は、「ユニーク表示フォーマットID保持部」0201と、「ユニーク表示フォーマットIDランダム選択部」0202と、「コメント表示制御部」0203と、を有する。
【0028】
「ユニーク表示フォーマットID保持部」0201は、ユニーク表示フォーマットを識別するユニーク表示フォーマットIDを保持する機能を有し、例えばHDDやフラッシュメモリなどの各種記憶装置によって実現することができる。「ユニーク表示フォーマット」とは、コメント投稿者によって投稿されるコメントが他の者にも閲覧可能とされる際に利用されうる複数の表示フォーマットをいい、当該ユニーク表示フォーマットを選択しなければ、通常では指定できないような表示形態での表示を可能とするフォーマット情報である。
【0029】
図3は、このユニーク表示フォーマットの一例を表す図である。この図にあるように例えば「鳥」のキャラクターカードで表象されるユニーク表示フォーマットは、コメントの大きさを、通常では指定できない大きさとして指定するものである。また「犬」のキャラクターカードで表象されるユニーク表示フォーマットは、そのコメントの色を通常では指定できない色として指定するものである。また、その他にも、例えばコメントの表示位置を通常では指定できない位置に指定するユニーク表示フォーマットや、コメントのアニメーション効果(明滅や大きさ変化、色変化など)を通常では指定できないアニメーションに指定するユニーク表示フォーマット、またコメントが動的に表示されるのであればその移動表示スピードを通常では指定できない速度に指定するユニーク表示フォーマットや、コメントの移動アニメーション(直線的な移動、螺旋状の移動など)を通常では指定できない形態に指定するユニーク表示フォーマット、あるいはコンテンツが動画であれば通常では指定できない特別なシーン(冒頭コマや最終コマなど)をコメントの表示タイミングとして指定するユニーク表示フォーマットなどが挙げられる。
【0030】
またコメントが音声フォーマットの場合は例えば「音量の大きさ」、「再生スピード」、「再生タイミング」、「付加的な効果音」などを表示フォーマットとすると良い。
【0031】
なお、一のユニーク表示フォーマットで一の表示フォーマットが指定される構成としても良いし、コメントの大きさと色が指定可能という具合に複数の表示フォーマットの組み合わせを指定できる構成としても良い。また、表示フォーマットは、上記のように例えば文字の大きさを32ポイントとするという具合に一義的に表示形態を規定するものであっても良いし、文字の大きさを24〜32ポイントの範囲内とするという具合に所定の範囲の中から指定可能に表示形態を規定するものであっても良い。
【0032】
また、表示に関する情報以外に、例えばコメント投稿者が利用するユニーク表示フォーマットを指定する場合に別途ユーザが保持する電子的なポイントが必要との構成としていれば、利用の際に必要なポイントが各ユニーク表示フォーマットに付与されていても良い。また、例えばユニーク表示フォーマットを利用していないコメントは、コンテンツに対するコメントの表示数が制限されている場合、一定以上になると投稿時期の古い順に削除され表示されなくなったり、最新の所定件数のコメントのみをコメントサーバから取得して表示しても良い。一方、ユニーク表示フォーマットを利用しているコメントは、コンテンツに対するコメントの表示数に関係なく、一定期間表示され続ける構成とし、その表示期間を示す情報が各ユニーク表示フォーマットに付与されていても良い。
【0033】
そしてこのように表示フォーマットを指定することで、様々な視覚上の効果をコメント表示において発揮することができる。
【0034】
「ユニーク表示フォーマットIDランダム選択部」0202は、コメント投稿者からのコメント投稿の入力受付け、又はコメント投稿以外の入力受付けに応じて前記ユニーク表示フォーマットIDのいずれか一以上がランダムに選択されるよう構成され、例えばCPUや主メモリ、ユニーク表示フォーマットIDランダム選択プログラムなどによって実現することができる。このように、上記保持されている複数のユニーク表示フォーマットIDの中から、いずれか一以上がランダムに選択されコメント投稿者に取得されることで、このコメント表示装置では、コメント投稿者が共通して同じ表示フォーマットを利用できないことを特徴とする。
【0035】
また、上記のように、ユニーク表示フォーマットIDのランダム選択を実行するトリガーとなるコメント投稿者からの入力受付けは、「コメント投稿」の入力受付けであっても良いし、「コメント投稿以外」の入力受付けであっても良い。つまり、前者の場合はコメント投稿者によるコメントの投稿入力に際して、その入力コメントに対して使用されるユニーク表示フォーマットIDがランダムに選択される、という具合である。
また、後者の場合は、コメント投稿者のコメント入力の処理ステップの前に、別途ユニーク表示フォーマットIDをコメント投稿者が入手するステップ(すなわちユニーク表示フォーマットの入手意思表示を示す情報の入力受付ステップ)を設け、コメントの入力前にユーザから前記入手意思表示を示す情報の入力を受付ける(すなわちコメント投稿以外の入力を受付ける)ことで、前もってユニーク表示フォーマットIDがランダムに選択される構成が挙げられる。また後者の場合、コメント投稿者はそのようにして入手したユニーク表示フォーマットIDを保持しておき、コメント投稿時に自身が保持しているユニーク表示フォーマットIDを指定してコメントを投稿する、という具合である。もちろん、コメント投稿以外の入力受付けは上記例に限定されず、例えば本サービス利用時のログイン時にユニーク表示フォーマットIDのランダム選択を実行する構成とするのであれば、当該ログインための操作の入力受付けがコメント投稿以外の入力受付けとなるし、その他にもコメント投稿の対象となるコンテンツの再生操作の入力受付けやコンテンツの検索操作の入力受付けなどコメント投稿以外の入力受付けは様々であって良い。
【0036】
図4は、前者のユニーク表示フォーマットIDのランダム選択における端末装置上での画面表示の一例を表す図である。この図にあるように、例えばコメント入力欄の横に、「ランダム選択スタート」などのボタンαが設けられ、コメント入力後に当該ボタンを押すことで選択されたユニーク表示フォーマットIDが、そのコメント表示に際して利用されるよう指定される、という具合である。
【0037】
図5は、後者のユニーク表示フォーマットIDのランダム選択後における端末装置上での画面表示の一例を表す図である。ここで前述のように、ユーザからユニーク表示フォーマットIDの入手意思表示を示す情報の入力受付けや、あるいはサービスへのログイン操作の入力受付け、コンテンツの再生操作の入力受付けなどをトリガーとしてユニーク表示フォーマットIDがランダムに選択され、ユーザに対して選択されたユニーク表示フォーマットIDが付与される(入手ステップ)。そして付与されたユニーク表示フォーマットIDは当該ユーザが入手したものとして、ユーザIDと関連付けて管理される。その後、この
図5(a)にあるように、前述の入手ステップでランダムに選択して入手し保持しているユニーク表示フォーマットIDを示すキャラクターカードの中からコメント投稿時に指定可能なカードの組を選び「デッキ(複数のキャラクターカードの集合)」を生成する。そして
図5(b)に示すように、コメントの入力画面において、例えばコメント入力欄の横に設けられた「デッキ」などのボタンβが押されると、前前記生成したデッキ画面が表示され、その中から所望のユニーク表示フォーマットIDを指定することができる、という具合である。
【0038】
また、ここでのランダム選択は、入手条件に応じてその選択確率が変動する構成としても良い。
【0039】
また、このコメント投稿者に対してコメント投稿時に利用できるようにランダムに選択されるユニーク表示フォーマットとは別に、コメント表示装置は誰でも利用可能な表示フォーマットである「デフォルト表示フォーマット」を受付け、ユニーク表示フォーマットとデフォルト表示フォーマットにより表示されるコメントが混在するようにしても良い。これによって、他と変わらない多数のデフォルト表示フォーマットによるコメントの中にユニーク表示フォーマットによるコメントが表示されることになるので、ユニーク表示フォーマットの希少性をさらに向上させる効果が期待できる。
【0040】
また、コメントをコンテンツに重畳して表示させる場合、ユニーク表示フォーマットによるコメントの表示レイヤーをデフォルト表示フォーマットによるコメントの表示レイヤーよりも上に配置するよう構成しても良い。これによってユニーク表示フォーマットによるコメントがデフォルト表示フォーマットによるコメントがどれほど多くてもそれに表示が重なって隠されることがなくなるので、ユニーク表示フォーマットの希少性を、またさらに向上させる効果が期待できる。
【0041】
「コメント表示制御部」0203は、コメント投稿者からのコメントの投稿に際してそのコメント投稿者の前記入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットにてコメントを表示するよう制御するための表示制御情報を出力する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、コメント表示制御プログラムなどによって実現することができる。
【0042】
ここで、この表示制御情報はコメントと関連付けて外部の端末装置にネットワークを介して送信され、その端末装置上で表示制御情報に基づくコメントの表示処理が実行されることでランダムに選択されたユニーク表示フォーマットでのコメント表示を実現しても良い。
【0043】
あるいはコメント表示装置にて、例えばランダムに選択されたユニーク表示フォーマットでのコメント表示を実現するようなコメント画像データ(場合によってはコンテンツとも組み合わされた画像データ)を生成し、そのコメント画像データを表示制御情報として端末装置に送信する構成としても良い。
【0044】
<機能的構成(端末装置)>
図6は、本実施例の端末装置における機能ブロックの一例を表す図である。なお、端末装置は、上記コメント表示装置から送信された表示制御情報を取得することで、複数ある表示フォーマットから選択される特定のフォーマットを用いて、コメント投稿者からのコンテンツに対するコメントを表示する端末装置である。
【0045】
そして、この
図6に示すように、本実施例の「端末装置」0610は、「表示制御情報取得部」0611と、「コメント表示部」0612と、を有する。
【0046】
「表示制御情報取得部」0612は、投稿されたコメントが、ネットワークを介してコメント配信サーバと接続されたユーザ端末に配信され、それによってコメント投稿者以外のユーザの端末上で表示される際に利用されうる複数の表示フォーマットのうち、前記取得したコメントのコメント投稿者によってランダムに選択された表示フォーマットであるユニーク表示フォーマットにてコメントを表示するよう制御するための表示制御情報を取得する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、通信回路、表示制御情報取得プログラムなどによって実現される。
【0047】
なお、ここで取得される表示制御情報は、前述のようにユニーク表示フォーマットを示す情報であっても良いし、当該ユニーク表示フォーマットで表示されるよう生成されたコメント画像データなどであっても良い。
【0048】
「コメント表示部」0613は、取得した表示制御情報に基づいて前記ランダムに選択されたユニーク表示フォーマットにてコメントを表示する機能を有し、CPUや主メモリ、ディスプレイ、コメント表示プログラムなどによって実現することができる。なお、「取得した表示制御情報に基づくコメントの表示」とは、表示制御情報の種類によって様々な表示処理であって良く、例えば表示制御情報がユニーク表示フォーマットを示す情報であれば、そこで示されるユニーク表示フォーマット(例えば文字の大きさが32ポイント)にしたがって、テキストデータなどとして図示しないコメント取得部にて別途取得したコメントの大きさを32ポイントとしてディスプレイにコンテンツとともに表示する処理が挙げられる。
【0049】
なお、この場合の「コメント取得部」は、コンテンツに対するコメントを取得する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、通信回路、コメント取得プログラムなどによって実現され、従来のコメント付コンテンツ配信システムにおけるコメント取得部として実現されると良い。
【0050】
また、例えば表示制御情報がユニーク表示フォーマットで表示されるよう生成されたコメント画像データなどであれば、その画像データをコンテンツと組み合わせるなどしてディスプレイに表示する処理が挙げられる。
【0051】
以上のように本実施例のコメント表示装置によって端末装置に対して上述の表示制御情報が送信されることで、端末装置では複数の表示フォーマットの中からランダムで選択される表示フォーマットを利用したコメント表示が実行される。
【0052】
<ハードウェア構成(コンテンツ表示装置)>
図7は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、コンテンツ表示装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して各処理に係るそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
【0053】
この図にあるように、コンテンツ表示装置は、「CPU」0701と、「主メモリ」0702と、を備えている。そしてこの「CPU」および「主メモリ」によって、ユニーク表示フォーマットIDランダム選択部に係る演算処理をはじめとするさまざまな演算処理が実行される。また、このコンテンツ表示装置は、さらにユニーク表示フォーマットID保持部である「HDD」0703や、コンテンツ表示制御部であって、端末装置と通信するための「通信回路」0704などを備えている。
【0054】
そして「主メモリ」には各種プログラムが読み出され、「CPU」は読み出された当該プログラムを参照し、そこで示される手順に従い各種演算処理を実行する。また、この「主メモリ」や「HDD」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」の演算処理においては、そのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることでデータを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
【0055】
ここで、「HDD」には、ユニーク表示フォーマットIDおよび当該IDで識別されるユニーク表示フォーマットの指定パラメータ(例えば文字の大きさが36など)が保持されている。そして「通信回路」にて、端末装置からのユニーク表示フォーマットIDの入手希望を示すリクエスト情報、あるいは端末装置にて入力されたコメントを示す情報を受付けると、「CPU」はユニーク表示フォーマットIDランダム選択プログラムを解釈し、その解釈結果に従って「HDD」に保持されている複数のユニーク表示フォーマットIDの中から、少なくとも一以上のIDをランダム処理によって選択する。なお、ここでのランダム処理は乱数プログラムを利用して完全にランダムで選択される構成としても良いし、例えば上記端末装置からの情報の受付順番に応じて選択されるIDが定められていることで、少なくとも自分の受付順番を把握できない端末装置からはランダムに選択されたかのように見える擬似的なランダム選択処理であっても良い。
【0056】
そして、そのように選択されたユニーク表示フォーマットIDを、例えば前記ユニーク表示フォーマットIDの入手希望を示すリクエスト情報に応じて端末装置に返信する。そして端末装置ではその返信されたユニーク表示フォーマットIDが保持され、コメント投稿に際して指定されることで投稿コメントとともに送信され、コメント表示装置の「通信回路」に取得される。そして、当該投稿コメントとユニーク表示フォーマットID(及びコメントの投稿対象であるコンテンツID)が関連付けて「HDD」の管理テーブルに記録される。
【0057】
あるいは、端末装置にて入力されたコメントを示す情報の受付に応じてユニーク表示フォーマットIDをランダム選択した場合には、そのランダム選択したユニーク表示フォーマットIDとコメントが同様に関連付けられ「HDD」の管理テーブルに記録される。
【0058】
その後、ネットワーク上の端末装置からのコンテンツ配信リクエストがコンテンツ配信サーバ(このコメント表示装置と一体のサーバ装置として構成されていても良い)にて受信されると、コンテンツ配信サーバでは指定されたコンテンツの端末装置への配信に際してコンテンツIDをこのコンテンツ表示装置に対して出力する。
【0059】
するとコンテンツ表示装置の「CPU」は、コンテンツ表示制御プログラムを解釈し、その解釈結果に従って、前記コンテンツ配信サーバから出力され取得したコンテンツIDをキーとして「HDD」にて保持されている管理テーブルの検索処理を実行する。そして、検索処理の結果、当該コンテンツIDに関連付けられている一以上のコメント及びユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットを、それぞれ「主メモリ」のアドレス1,2、・・・に格納する。
【0060】
そして、そのコメント(テキストデータ)及びユニーク表示フォーマットを表示制御情報として、前記コンテンツのリクエスト元である端末装置に対して「通信回路」からネットワークを介して送信する。あるいは「CPU」の演算処理によって、そのユニーク表示フォーマットで示される表示態様にてコメントが表示されるようコメント画像データを生成し、そのコメント画像データを表示制御情報として、前記コンテンツのリクエスト元である端末装置に対して「通信回路」からネットワークを介して送信する、という具合である。
【0061】
<ハードウェア構成(端末装置)>
図8は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、端末装置における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して各処理に係るそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
【0062】
この図にあるように、端末装置は、「CPU」0811と、「主メモリ」0812と、を備えている。そしてこの「CPU」および「主メモリ」によって、コメント表示部に係る演算処理をはじめとするさまざまな演算処理が実行される。また、この端末装置は、さらに各種プログラムやコメント投稿者の端末も兼ねるのであればランダムに入手したユニーク表示フォーマットを保持する「HDD」0813や、表示制御情報取得部であって、コンテンツ表示装置と通信するための「通信回路」0814や、コンテンツ及びコメントを表示する「ディスプレイ」(コンテンツやコメントが音声であればスピーカ)0815などを備えている。
【0063】
ここで、端末装置はコンテンツ配信サーバにアクセスし、所望のコンテンツの配信リクエストを送信する。そしてリクエストしたコンテンツをコンテンツ配信サーバから受信し、また当該コンテンツに対して投稿された表示制御情報(コメント及びユニーク表示フォーマット、または前述のコメント画像データ)をコメント表示装置から「通信回路」を介して取得し、「主メモリ」のアドレス1,2、・・・に格納する。
【0064】
そして「CPU」はコメント表示プログラムを解釈し、例えば表示制御情報のユニーク表示フォーマットで示される表示態様にてコメントが表示されるようテキストデータのコメントを利用してコメント画像データを生成する。そしてこのように生成したコメント画像データ、あるいは予め表示制御情報として取得したコメント画像データをコンテンツとともに「ディスプレイ」に表示する、という具合である。
【0065】
<処理の流れ(コンテンツ表示装置)>
図9は、本実施例のコンテンツ表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
【0066】
この図にあるように、まず、コンテンツ表示装置において、例えばサービス提供者などによる登録受付処理によって、複数のユニーク表示フォーマットおよびそれを識別するユニーク表示フォーマットIDがユニーク表示フォーマットID保持部に記録される(ステップS0901:ユニーク表示フォーマットID記録ステップ)。
【0067】
その後、コメント投稿者からのコメント投稿の入力受付け、又はコメント投稿以外の入力受付けに応じて、ユニーク表示フォーマットID保持部に記録、保持されているユニーク表示フォーマットIDのいずれか一以上がランダムに選択される(ステップS0902:ユニーク表示フォーマットIDランダム選択ステップ)。なお、このときのコメント投稿者からの入力受付が、コメント投稿より前に実行されたユニーク表示フォーマットIDの入手リクエストであれば、ステップS0902にてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDを入手リクエスト元の端末装置に返信する。そして、その後のコメント投稿に際して端末装置から指定されたユニーク表示フォーマットIDとコメントを、投稿対象のコンテンツIDと合わせて管理テーブルに記録する。
【0068】
あるいは、ステップS0902でのコメント投稿者からの入力受付が、コメント投稿の入力受付であれば、ランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDと入力を受付けたコメント、及び投稿対象のコンテンツIDと合わせて管理テーブルに記録する。
【0069】
その後、コンテンツ配信サーバでのネットワーク上の端末装置に対するコンテンツ配信に際して、例えばその配信コンテンツのIDを取得し、取得したコンテンツIDに関連付けて管理されているコメント、およびユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットIDを取得する。そして、取得したコメントとユニーク表示フォーマットをそのまま表示制御情報として、あるいは取得したコメントとユニーク表示フォーマットに基づいて生成したコメント表示データを表示制御情報として、コンテンツの配信リクエスト元の端末装置に対して送信することで、端末装置でのコメントの表示制御を行う(ステップS0903:コメント表示制御ステップ)。
【0070】
<処理の流れ(端末装置)>
図10は、本実施例の端末装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
【0071】
この図にあるように、まず、端末装置にてコンテンツ配信サーバに対してコンテンツの配信リクエストを送信する。すると、そのリクエストに応じたコンテンツと、当該コンテンツに対して投稿されたコメント及びユニーク表示フォーマットで示される表示制御情報、あるいは前述のコメント画像データを示す表示制御情報を取得する(ステップS1011:表示制御情報取得ステップ)。
【0072】
そして、取得したコメント及びユニーク表示フォーマットを利用して生成したコメント画像データ、または取得したコメント画像データをコンテンツとともにディスプレイに表示する(ステップS1012:コメント表示ステップ)ことで、コメント投稿者においてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットによるコメント表示が実現される。
【0073】
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例のコンテンツ表示装置や端末装置によって、コメント投稿者は、複数の表示フォーマットの中からランダムで選択される表示フォーマットを利用してコメントを投稿し表示させることができる。つまりそのランダム選択で同じ表示フォーマットが選択されない限り、全てのコメント投稿者が共通して同じ表示フォーマットを利用できるわけではなく、したがって他のコメント投稿者との視覚上の差別化を容易に図ることができる。
【0074】
また、その差別化によって、多数のコメントの中から自分の投稿したコメントを目立たせることができるのでコメント投稿のインセンティブが高くし、投稿コメント数を増加させる効果も期待できる。
【0075】
≪実施例2≫
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、コメント投稿者に対してランダムに選択された2以上のユニーク表示フォーマットを組み合わせて、その組み合わせによる新しいユニーク表示フォーマットを生成する機能を有することを特徴とするコメント表示装置である。
【0076】
あるいは、2以上のコメント投稿者に対してそれぞれランダムに選択されたユニーク表示フォーマットをお互いに交換する機能を有するコメント表示装置である。
【0077】
<機能的構成>
図11は、本実施例のコメント表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように本実施例の「コメント表示装置」1100は、上記実施例を基本として、「ユニーク表示フォーマットID保持部」1101と、「ユニーク表示フォーマットIDランダム選択部」1102と、「コメント表示制御部」1103と、を有する。なお、これら構成要件は上記実施例にて記載済みであるので、その説明は省略する。
【0078】
そして本実施例のコメント表示装置は、さらに「ユニーク表示フォーマット生成部」1104、又は/及び「交換部」1105を有することを特徴とする。
【0079】
「ユニーク表示フォーマット生成部」1104は、ユニーク表示フォーマットIDランダム選択部でランダムに選択された2以上のユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットを組み合わせて新しいユニーク表示フォーマットを生成する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、ユニーク表示フォーマット生成プログラムなどによって実現できる。
【0080】
ここで、2以上のユニーク表示フォーマットから生成されるユニーク表示フォーマットによるコメントの表示形態については特に限定しないが、例えば文字の大きさを通常の1.5倍にするユニーク表示フォーマットAと、2倍にするユニーク表示フォーマットBから、文字の大きさを1.5倍と2倍の組み合わせ値である3倍にするユニーク表示フォーマットCが生成される、という具合に、生成元となるユニーク表示フォーマットの組み合わせや発展に基づく表示形態のものとして新たに生成されると良い。
【0081】
図12は、この新たなユニーク表示フォーマットの生成の一例を説明するための図である。この
図12(a)にあるように、例えば文字の大きさを16ポイントとするユニーク表示フォーマットと、文字の大きさを32ポイントとするユニーク表示フォーマットを組み合わせることで、新たに文字の大きさを「16+32=48ポイント」の大きさとするユニーク表示フォーマットが生成されても良い。
【0082】
あるいは
図12(b)にあるように、例えば文字の色を赤色にするユニーク表示フォーマットと、文字の表示位置をコンテンツの下位置とするユニーク表示フォーマットを組み合わせることで、新たに文字の色を赤色にし、又は/及び文字の表示位置をコンテンツの下位置とする新たなユニーク表示フォーマットが生成される、という具合である。
【0083】
また、コメントの表示形態以外のパラメータ、例えば前述の利用に際して必要なコストや、コメントの生存期間などが変更され、新しいユニーク表示フォーマットが生成されても良い。
【0084】
また、この新しいユニーク表示フォーマットの生成元となる2以上のユニーク表示フォーマットは、同一のコメント投稿者の保持する(コメント投稿者に対してランダム選択された)ものであっても良いし、別々のコメント投稿者の保持するものであっても良い。また、別々のコメント投稿者の保持するものである場合、一の新しいユニーク表示フォーマットが生成され、元の保持者のいずれか1人に保持される構成としても良いし、人数分の新しいユニーク表示フォーマットが生成され、各コメント投稿者に入手されても良い。
【0085】
「交換部」1105は、一のコメント投稿者からの入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットを、他のコメント投稿者からの入力受付けに応じてランダムに選択されたユニーク表示フォーマットIDで識別されるユニーク表示フォーマットと交換する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、交換プログラムなどによって実現されても良い。
【0086】
図13は、この交換部でのユニーク表示フォーマットの交換処理の一例を表す図である。この図にあるように、例えば交換を行う2以上のコメント投稿者が、自身に対してランダムに選択されたユニーク表示フォーマットを提示して交換を申し込み、両者が「OK」のボタンを押すなどすると当該ユニーク表示フォーマットの交換が成立する、という具合である。また、コメント投稿者が複数のユニーク表示フォーマットを保持していれば、その中から任意のものを自身あるいは相手が選択する構成であっても良い。
【0087】
またユニーク表示フォーマットについてランクが定められており(例えば文字の大きさを32ポイントとするユニーク表示フォーマットは16ポイントとするものよりランクが高い、あるいは文字の移動アニメーションを規定するユニーク表示フォーマットは、文字の色を変えるものよりもランクが高いなど)、例えばランク3のユニーク表示フォーマットであれば、それ1つでランク1とランク2のユニーク表示フォーマットの組み合わせや、ランク1のユニーク表示フォーマット3つと交換できる、という具合に交換相場が設けられていても良い。
【0088】
<処理の流れ>
図14は、本実施例のコンテンツ表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。
【0089】
この
図14(a)にあるように、まず、コンテンツ表示装置において、1または2以上のユーザから、当該ユーザに対してランダムに選択された2以上のユニーク表示フォーマットの組み合わせのリクエスト情報を受付けると、所定の組み合わせルールに従って、例えば指定された2以上のユニーク表示フォーマットの表示態様を示すパラメータ値を合成したり、2以上の表示形態のいずれかを選択可能としたり、あるいは文字の大きさに関するものと文字の色に関するものの組み合わせであれば、文字の移動スピードに関するユニーク表示フォーマットとするという具合にまったく別のユニーク表示フォーマットとしたりするなどして新しいユニーク表示フォーマットを生成する(ステップS1401A:ユニーク表示フォーマット生成ステップ)。
【0090】
あるいは
図14(b)にあるように、例えば交換用のウェブページなどを利用して、2以上のユーザから、当該ユーザに対してランダムに選択されたユニーク表示フォーマットの交換を承諾する旨の情報を受信すると、その承諾情報に応じて、2以上のユーザ間で指定されたユニーク表示フォーマットの交換し(ステップS1401B:交換ステップ)、その所有者(ランダムな選択対象者)を書き換える処理を行う。
【0091】
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のコメント表示装置によって、ランダムに選択してコメント投稿者に入手されるユニーク表示フォーマットに関して、2以上の組み合わせによる新しいユニーク表示フォーマットの生成や交換機能を提供することができる。したがってユニーク表示フォーマットの入手そのものにエンターテインメント性を付与することができる。また所定の組み合わせや交換でしか入手できないユニーク表示フォーマットを用意することで、さらにそのエンターテインメント性を向上させる効果も期待できる。