特許第6014893号(P6014893)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6014893
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年10月26日
(54)【発明の名称】速やかに溶解可能なナノ粒子
(51)【国際特許分類】
   C01B 33/18 20060101AFI20161013BHJP
【FI】
   C01B33/18 Z
【請求項の数】20
【外国語出願】
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2014-258809(P2014-258809)
(22)【出願日】2014年12月22日
(65)【公開番号】特開2015-164890(P2015-164890A)
(43)【公開日】2015年9月17日
【審査請求日】2014年12月22日
(31)【優先権主張番号】14/193,738
(32)【優先日】2014年2月28日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】596064112
【氏名又は名称】ポール・コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】Pall Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100162352
【弁理士】
【氏名又は名称】酒巻 順一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100123995
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅一
(74)【代理人】
【識別番号】100148596
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 和弘
(72)【発明者】
【氏名】シェーン エドワード ハートン
(72)【発明者】
【氏名】ヨランド デーヴィッド
【審査官】 森坂 英昭
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−173779(JP,A)
【文献】 特開2010−215490(JP,A)
【文献】 特開2014−009146(JP,A)
【文献】 特開2006−199566(JP,A)
【文献】 特表2012−524014(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C01B 33/00 − 39/54
JSTPlus(JDreamIII)
JST7580(JDreamIII)
JSTChina(JDreamIII)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)Ia族若しくはIIa族の金属の塩の存在下で又は半金属化合物の存在下で、任意選択で水酸化アンモニウムと組み合わせて、水溶液中でオルトケイ酸塩とアルコール又はアルコール混合物とを反応させるステップ、
(b)得られたナノ粒子を単離するステップ、及び
(c)ステップ(b)からのナノ粒子を酸で処理するステップ
を含み、前記金属の塩が、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸セシウム、酢酸マグネシウム、及び酢酸カルシウムから選択される
直径が50nm〜1000nmであり、粒子密度が1.96g/cm以下である、シリカナノ粒子の調製方法。
【請求項2】
ステップ(a)が、水、アルコール、オルトケイ酸塩、及び前記金属の塩又は前記半金属化合物を混合することによって実施される、請求項に記載の方法。
【請求項3】
〜25mol/Lの水、8〜16mol/Lのエタノール、0〜2mol/Lのメタノール、0.1〜2mol/Lのアンモニア、0.1〜0.4mol/Lのオルトケイ酸テトラアルキル、及び0.001〜0.01mol/Lの前記金属の塩又は半金属化合物を混合するステップを含む、請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記混合ステップが、5〜2時間の時間で実施される、請求項2又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記混合ステップが、20℃〜50℃の温度で実施される、請求項に記載の方法。
【請求項6】
(a)Ia族若しくはIIa族の金属の塩又は半金属化合物、水、及びアルコールを含む溶液に、オルトケイ酸塩を添加し、
Ia族若しくはIIa族の金属の塩の存在下で又は半金属化合物の存在下で、任意選択で水酸化アンモニウムと組み合わせて、水溶液中でオルトケイ酸塩とアルコール又はアルコール混合物とを反応させるステップ、
(b)得られたナノ粒子を単離するステップ、及び
(c)ステップ(b)からのナノ粒子を酸で処理するステップ
を含む、直径が50nm〜1000nmであり、粒子密度が1.96g/cm以下である、シリカナノ粒子の調製方法。
【請求項7】
前記金属の塩が、リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウム、マグネシウム、及びカルシウムの塩から選択される、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記金属の塩が、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸セシウム、酢酸マグネシウム、及び酢酸カルシウムから選択される、請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
〜25mol/Lの水、8〜16mol/Lのエタノール、0〜2mol/Lのメタノール、0.1〜2mol/Lのアンモニア、及び0.001〜0.01mol/Lの金属の塩又は半金属化合物を含む溶液に、0.1〜0.4mol/Lのオルトケイ酸テトラアルキルを添加するステップ、並びに得られた混合物を混合するステップを含む、請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記混合ステップが、5〜2時間の時間で実施される、請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記混合ステップが、20℃〜50℃の温度で実施される、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記オルトケイ酸塩がオルトケイ酸テトラアルキルである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
前記オルトケイ酸塩が、オルトケイ酸テトラメチル、オルトケイ酸テトラエチル、オルトケイ酸テトラプロピル、オルトケイ酸テトラブチル、及びオルトケイ酸テトラペンチルから選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
【請求項14】
前記アルコール又はアルコール混合物が、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、及びこれらの混合物から選択される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】
前記半金属化合物がホウ素の化合物である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
前記ホウ素の化合物がホウ酸又はホウ酸アルキルである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ホウ酸アルキルがホウ酸トリメチル又はホウ酸トリエチルである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
得られたナノ粒子を遠心分離により単離し、続いてアルコールで洗浄する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
前記酸が無機酸又は有機酸である、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
前記無機酸が塩酸であり、前記有機酸がギ酸である、請求項19に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[発明の背景]
[0001]ナノ粒子、特にシリカナノ粒子は、カラムクロマトグラフィーにおける固体支持材料、エレクトロニクス産業における研磨剤、膜技術、触媒担体、シリカ−高分子複合材料、並びに診断及び薬物送達の用途など多くの用途に提案されてきた。均一な又は単分散のナノ粒子が望まれている。さらに、膜の調製中に鋳型としてナノ粒子を使用することができる、均一な孔及び所望の孔分布(pore arrangement)を有する膜の調製などの特定の用途では、ナノ粒子は一般的な溶媒又は安全な溶媒に溶解できることが望まれている。現在公知のシリカナノ粒子は、フッ化水素酸などの腐食性溶媒にのみ溶解できるが、一般的な溶媒、例えば、アルカリ水溶液に溶解するには時間がかかる。したがって、大きさが均一であり、及び/又は一般的な溶媒若しくは安全な溶媒に速やかに溶解できるナノ粒子が必要である。
【0002】
[発明の簡単な概要]
[0002]本発明は、一般的な溶媒又は安全な溶媒、特にアルカリ水溶液への溶解度又は溶解速度が高いシリカナノ粒子を提供する。当該シリカナノ粒子は、粒子密度が小さく、内部表面積が大きい。実施形態において、シリカナノ粒子は、直径が約50nm〜約1000nmであり、粒子密度が約1.96g/cm以下である。
【0003】
[0003]本発明は、かかるシリカナノ粒子を調製する方法をさらに提供し、当該方法は、(a)Ia族若しくはIIa族の金属の塩の存在下で又は半金属化合物の存在下で、任意選択で水酸化アンモニウムと組み合わせて、水溶液中でオルトケイ酸塩とアルコール又はアルコール混合物とを反応させるステップ、(b)得られたナノ粒子を単離するステップ、及び(c)ステップ(b)からのナノ粒子を酸で処理するステップを含む。
【0004】
[0004]シリカナノ粒子は、アルカリに非常に溶解しやすいので、孔径が制御され、孔の空間的分布(spatial arrangement)が制御された膜を調製するための除去可能な鋳型として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
[いくつかの視野の図面の簡単な説明]
図1】[0005]本発明のシリカナノ粒子の特徴を従来技術のシリカナノ粒子の特徴と比較する図である。
図2】[0006]リチウム塩がその調製に使用された本発明の実施形態に従った、SEM直径160nmを有するシリカナノ粒子のSEM顕微鏡写真である。
図3】[0007]同じくリチウム塩がその調製に使用された本発明の実施形態に従った、SEM直径310nmを有するシリカナノ粒子のSEM顕微鏡写真である。
図4】[0008]ナトリウム塩がその調製に使用された本発明の実施形態に従った、SEM直径540nmを有するシリカナノ粒子のSEM顕微鏡写真である。
図5】[0009]カルシウム塩がその調製に使用された本発明の実施形態に従った、SEM直径440nmを有するシリカナノ粒子のSEM顕微鏡写真である。
図6】[0010]マグネシウム塩がその調製に使用された本発明の実施形態に従った、SEM直径270nmを有するシリカナノ粒子のSEM顕微鏡写真である。
図7】[0011]ホウ酸がその調製に使用された本発明の実施形態に従った、SEM直径280nmを有するシリカナノ粒子のSEM顕微鏡写真である。
【0006】
[発明の詳細な説明]
[0012]一実施形態によると、本発明は、直径が約50nm〜約1000nmであり、粒子密度が1.96g/cm以下であるシリカナノ粒子を提供する。
【0007】
[0013]一実施形態において、本発明のシリカナノ粒子は、粒子密度が約1.93〜約1.96g/cmである。
【0008】
[0014]本発明のシリカナノ粒子は、1000nm未満の粒径(例えば、直径)、特に、約160nm〜約630nmの粒径を有することができる。したがって、例えば、ナノ粒子は、約160nm、約180nm、約200nm、約220nm、約240nm、約260nm、約280nm、約300nm、約320nm、約340nm、約360nm、約380nm、約400nm、約420nm、約440nm、約460nm、約480nm、約500nm、約520nm、約540nm、約560nm、約580nm、約600nm、又は約620nmの粒径を有する。
【0009】
[0015]シリカナノ粒子は、任意の好適な形状を有することができる。実施形態において、本発明のナノ粒子は、略球形である。
【0010】
[0016]本発明のシリカナノ粒子は、アルカリ溶液への溶解度が高い。溶解度は、溶解速度で示すことができる。一実施形態によると、シリカナノ粒子は、1N KOH溶液への溶解速度が10nm/分より大きく、当該速度は、25℃で1N KOH水溶液にシリカナノ粒子1〜5mg/mLを混合し、動的光散乱法によりナノ粒子の直径の変化を時間の関数として測定すること、又はネフェロ分析濁度計を使用して濁度減衰を時間の関数として測定することによって測定される。シリカナノ粒子は、溶解速度が約30nm/分以上であることが好ましく、約30nm/分〜約300nm/分であることがより好ましい。
【0011】
[0017]本発明は、シリカナノ粒子を調製する方法をさらに提供し、当該方法は、(a)Ia族若しくはIIa族の金属の塩の存在下で又は半金属化合物の存在下で、任意選択で、水酸化アンモニウムと組み合わせて、水溶液(aqueous medium)中でオルトケイ酸塩とアルコール又はアルコール混合物とを反応させるステップ、(b)得られたナノ粒子を単離するステップ、及び(c)ステップ(b)からのナノ粒子を酸で処理するステップを含む。
【0012】
[0018]一実施形態において、ナノ粒子の調製に使用されるオルトケイ酸塩は、オルトケイ酸テトラアルキルである。オルトケイ酸テトラアルキルの例は、オルトケイ酸テトラメチル、オルトケイ酸テトラエチル、オルトケイ酸テトラプロピル、オルトケイ酸テトラブチル、及びオルトケイ酸テトラペンチルである。
【0013】
[0019]本発明による方法では好適な任意のアルコール又はアルコール混合物を使用することができ、例えば、アルコール又はアルコール混合物はメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール及びこれらの混合物から選択される。
【0014】
[0020]本発明のナノ粒子の調製に使用される金属の塩は、リチウム、ナトリウム、カリウム、セシウム、マグネシウム、及びカルシウムの塩から選択することができる。一実施形態において、金属の塩は、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸セシウム、酢酸マグネシウム、及び酢酸カルシウムから選択される。別の実施形態において、半金属化合物は、ホウ素の化合物、例えば、ホウ酸、又はホウ酸アルキルなどのホウ酸エステルである。ホウ酸アルキルは、ホウ酸トリメチル又はホウ酸トリエチルなどのホウ酸トリアルキルであることができる。
【0015】
[0021]一実施形態によると、ステップ(a)は、水、アルコール、オルトケイ酸塩、及び金属の塩又は半金属化合物を混合することによって実施される。例えば、一実施形態において、ステップ(a)は、約2〜25mol/Lの水、約8〜約16mol/Lのエタノール、約0〜約2mol/Lのメタノール、約0.1〜約2mol/Lのアンモニア、約0.1〜約0.4mol/Lのオルトケイ酸テトラアルキル、及び約0.001〜約0.01mol/Lの金属の塩又は半金属化合物を混合することによって実施することができる。
【0016】
[0022]代わりに、ステップ(a)は、金属の塩又は半金属化合物、水、及びアルコールを含む溶液に、オルトケイ酸塩を添加することによって実施することができる。例えば、ステップ(a)は、約2〜25mol/Lの水、約8〜約16mol/Lのエタノール、約0〜約2mol/Lのメタノール、約0.1〜約2mol/Lのアンモニア、及び約0.001〜約0.01mol/Lの金属の塩又は半金属化合物を含む溶液に、約0.1〜約0.4mol/Lのオルトケイ酸テトラアルキルを添加すること、並びに得られた混合物を混合することによって実施することができる。
【0017】
[0023]ステップ(a)において、混合は、好適な時間、例えば、約5分〜約2時間、又は約30分〜約1時間実施される。
【0018】
[0024]ステップ(a)において、混合は、好適な温度、例えば、約20℃〜約50℃、又は約25℃〜約35℃で実施される。
【0019】
[0025]得られたナノ粒子を遠心分離により単離し、続いてアルコールで、好ましくは繰り返し洗浄する。
【0020】
[0026]ステップ(c)において、任意の好適な酸、好ましくは無機酸又は有機酸を使用することができる。無機酸の例としては、塩酸、硫酸、及び硝酸が挙げられ、塩酸又は硫酸が好ましい。有機酸の例としては、酢酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、及びp−トルエンスルホン酸が挙げられ、ギ酸が好ましい。ステップ(b)で単離されたナノ粒子は、1N〜2Nの無機酸、例えば、1NのHCl、又は10〜50重量%有機酸水溶液、例えば、50%ギ酸水溶液で、約0.5時間〜約3時間、好ましくは約1時間〜2時間の間処理することができる。例えば、上記の時間の間、酸溶液中でナノ粒子を超音波処理することができる。酸処理後、ナノ粒子を酸から単離し、脱イオン水で洗浄し、真空下で乾燥して、本発明のシリカナノ粒子を得る。
【0021】
[0027]図1は、従来技術のシリカ粒子の表面積と比較した、本発明のシリカナノ粒子表面積の増加を示す。いかなる理論又は機構にも制約されることを望むものではないが、シリカナノ粒子の溶解度の向上は、金属の塩又は半金属化合物の存在下でのオルトケイ酸塩、アルコール、及びアンモニアの反応によって形成されたシリカナノ粒子への酸処理によって生じた表面積の増加による。
【0022】
[0028]本発明はまた、上に記載の方法によって調製されたナノ粒子を提供する。
【0023】
[0029]以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、言うまでもなく、本発明の範囲をいかなる意味でも限定すると解釈するべきではない。
【実施例】
【0024】
実施例1
[0030]この実施例は、本発明の実施形態に従ったシリカナノ粒子の調製を示し、ここではステップ(a)の金属の塩として酢酸リチウムを使用した。
【0025】
[0031]25℃に保たれた6Lジャケットフラスコ(jacketed flask)内で、酢酸リチウム二水化物(LiOAc.2HO)4.8g、脱イオン水(DI−HO)2480mL、無水エタノール(EtOH)2.9L、及び28w/w%NH水溶液120mLを、PTFEインペラー付きオーバーヘッド式撹拌機を使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製したオルトケイ酸テトラエチル(TEOS)200mLを含むEtOH 300mLの溶液を6Lフラスコに急速に注入し、混合回転速度を400rpmまで増加させ、乾燥空気パージ(相対湿度1%未満)を5分間利用した。混合回転速度を200rpmに減少させ、乾燥空気パージを除去し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。図2に示したSEM顕微鏡写真は、粒子が略球形であることを示す。動的光散乱(DLS)は、流体力学径180nmを示した。HCl処理の前後に粒子の元素分析を実施した。
【0026】
[0032]この実施例並びに以下の実施例のために、表1は、反応条件並びに粒子の直径及び形状を記載しており、表2は、HCl処理前後の炭素含有率、HCl処理前後の金属含有率、密度、並びにHClでの処理前後の溶解速度を記載している。
【表1】

【表2】
【0027】
実施例2
[0033]この実施例は、本発明の実施形態に従ったナノ粒子の別の調製を示し、ここではステップ(a)の塩として酢酸リチウムを使用した。
【0028】
[0034]25℃に保たれた6Lジャケットフラスコ内で、LiOAc.2HO 4.8g、DI−HO 2240mL、EtOH 2.9L、及び28重量%NH水溶液360mLを、PTFEインペラー付きオーバーヘッド式撹拌機を使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS200mLを含むEtOH 300mLの溶液を6Lフラスコに急速に注入し、混合回転速度を400rpmまで増加させ、乾燥空気パージ(相対湿度1%未満)を5分間利用した。混合回転速度を200rpmに減少させ、乾燥空気パージを除去し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って粒子を精製した。図3に示したSEM顕微鏡写真は、粒子が略球形であることを示す。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0029】
実施例3
[0035]この実施例は、本発明の実施形態に従ったナノ粒子の調製を示し、ここではステップ(a)の塩としてメタケイ酸ナトリウムを使用した。
【0030】
[0036]25Cに保たれた6Lジャケットフラスコ内で、メタケイ酸ナトリウム五水化物(NaSiO.5HO)10g、DI−HO 2280mL、EtOH 1080mL、メタノール(MeOH)240mL、及び28重量%NH水溶液400mLを、PTFEインペラー付きオーバーヘッド式撹拌機を使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製したTEOS 200mLを含むEtOH 1800mLの溶液を6Lフラスコに急速に注入し、混合回転速度を500rpmまで増加させ、乾燥空気パージ(相対湿度1%未満)を5分間利用した。混合回転速度を200rpmに減少させ、乾燥空気パージを除去し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って粒子を精製した。DLSは、流体力学径560nmを示した。粒子のSEM顕微鏡写真は、図4に示され、粒子が略球形であることを示している。粒子を1N HCl、硫酸、又はギ酸中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、HCl洗浄粒子に対して得られた結果はまた表1〜2に記載している。硫酸及びギ酸で処理し、続いて乾燥させ、生成した粒子は、炭素含有量が0.5重量%未満であり、ナトリウム含有量が23ppm未満である。HCl、硫酸、又はギ酸での処理後に生成したナノ粒子はアルカリ水溶液に速やかに溶解することができた。
【0031】
実施例4
[0037]この実施例は、ステップ(a)の塩として酢酸ナトリウムを使用した本発明の実施形態に従ったもう一組のナノ粒子の調製を示す。
【0032】
[0038]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸ナトリウム三水化物(NaOAc.3HO)0.64g、DI−HO 240mL、EtOH 220mL、及び28重量%NH水溶液20mLを、マグネティックスターバー(magnetic stir bar)を使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0033】
実施例5
[0039]この実施例は、本発明の実施形態に従い、ステップ(a)の金属の塩としてギ酸ナトリウムを使用した本発明の実施形態に従ったさらにもう一組のナノ粒子の調製を示す。
【0034】
[0040]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、ギ酸ナトリウム(HCOONa)0.32g、DI−HO 240mL、EtOH 220mL、及び28重量%NH水溶液20mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0035】
実施例6
[0041]この実施例は、本発明の実施形態に従い、ステップ(a)の金属の塩として酢酸カリウムを使用した本発明の実施形態に従ったナノ粒子の調製を示す。
【0036】
[0042]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸カリウム(KOAc)0.37g、DI−HO 230mL、EtOH 210mL、及び28重量%NH水溶液40mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0037】
実施例7
[0043]この実施例は、ステップ(a)の金属の塩として酢酸カリウムを使用した本発明の実施形態に従ったもう一組のナノ粒子の調製を示す。
【0038】
[0044]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸カリウム(KOAc)0.46g、DI−HO 230mL、EtOH 210mL、及び28重量%NH水溶液40mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0039】
実施例8
[0045]この実施例は、本発明の実施形態に従ったナノ粒子の調製を示し、ここではステップ(a)の金属の塩として酢酸セシウムを使用した。
【0040】
[0046]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸セシウム(CsOAc)0.72g、DI−HO 230mL、EtOH 210mL、及び28重量%NH水溶液40mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0041】
実施例9
[0047]この実施例は、本発明の実施形態に従ったもう一組のナノ粒子の調製を示し、ここではステップ(a)の金属の塩として酢酸セシウムを使用した。
【0042】
[0048]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸セシウム(CsOAc)0.72g、DI−HO 245mL、EtOH 215mL、及び28重量%NH水溶液20mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0043】
実施例10
[0049]この実施例は、ステップ(a)の金属の塩として酢酸マグネシウムを使用した本発明の実施形態に従ったナノ粒子の調製を示す。
【0044】
[0050]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸マグネシウム四水化物(MgOAc.4HO)0.80g、DI−HO 230mL、EtOH 210mL、及び28重量%NH水溶液40mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。図6に示されたSEM顕微鏡写真は、略球形粒子を示した。
【0045】
実施例11
[0051]この実施例は、ステップ(a)の金属の塩として酢酸マグネシウムを使用した本発明の実施形態に従ったもう一組のナノ粒子の調製を示す。
【0046】
[0052]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸マグネシウム四水化物(MgOAc.4HO)0.59g、DI−HO 245mL、EtOH 215mL、及び28重量%NH水溶液20mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。最終反応混合物は、沈殿した粒子を含有していた。EtOHで3回洗浄して粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0047】
実施例12
[0053]この実施例は、ステップ(a)の金属の塩として酢酸カルシウムを使用した本発明の実施形態に従ったナノ粒子の調製を示す。
【0048】
[0054]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸カルシウム一水化物(CaOAc.HO)0.66g、DI−HO 230mL、EtOH 210mL、及び28重量%NH水溶液40mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mを含むLEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。図5に示されたナノ粒子のSEM顕微鏡写真は、ナノ粒子が非球形であることを示している。
【0049】
実施例13
[0055]この実施例は、本発明の実施形態に従い、ステップ(a)の金属の塩として酢酸カルシウムを使用した本発明の実施形態に従ったもう一組のナノ粒子の調製を示す。
【0050】
[0056]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、酢酸カルシウム一水化物(CaOAc.HO)0.49g、DI−HO 245mL、EtOH 215mL、及び28重量%NH水溶液20mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS20mLを含むEtOH100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。最終反応混合物は、沈殿した粒子を含有していた。ナノ粒子のSEMは、ナノ粒子が非球形であること、及び非常に凝集していることを示した。EtOHで3回洗浄して、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0051】
実施例14
[0057]この実施例は、ステップ(a)の半金属化合物としてホウ酸を使用した本発明の実施形態に従ったナノ粒子の調製を示す。
【0052】
[0058]25℃に保たれた6Lジャケットフラスコ内で、ホウ酸2.3g、DI−HO 380mL、EtOH 5L、及び28重量%NH水溶液200mLを、PTFEインペラー付きオーバーヘッド式撹拌機を使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 270mLを含むEtOH 150mLの溶液を急速に6Lフラスコに注入し、混合回転速度を400rpmまで増加させ、乾燥空気パージ(相対湿度1%未満)を5分間利用した。混合回転速度を200rpmに減少させ、乾燥空気パージを除去し、フラスコを密封し、反応を合計1.5時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。ナノ粒子のSEM顕微鏡写真を、図7に示す。
【0053】
実施例15
[0059]この実施例は、金属の塩又は半金属を全く使用しなかったナノ粒子の調製を示す。
【0054】
[0060]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、DI−HO 210mL、EtOH 250mL、及び28重量%NH水溶液20mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。
【0055】
実施例16
[0061]この実施例は、金属の塩又は半金属を全く使用しなかったもう一組のナノ粒子の調製を示す。
【0056】
[0062]室温(23℃)、1Lエルレンマイヤーフラスコ内で、DI−HO 230mL、EtOH 210mL、及び28重量%NH水溶液40mLを、マグネティックスターバーを使用して、200rpmで30分間撹拌した。乾燥条件下(相対湿度10%未満)で調製されたTEOS 20mLを含むEtOH 100mLの溶液を1Lフラスコに急速に注入し、フラスコを密封し、反応を合計1時間継続させた。遠心分離及びEtOH中への再懸濁を3回行って、粒子を精製した。粒子を1N HCl中で超音波処理し、DI水で洗浄し、40℃真空下で乾燥させた。実施例1と同様に粒子の特性を決定し、得られた結果はまた表1〜2に記載している。SEM顕微鏡写真は、粒子が略球形であることを示した。
【0057】
実施例17
[0063]この実施例は、本発明によるナノ粒子の密度の測定を示す。
【0058】
[0064]市販の粒子の水への懸濁液又は溶解可能なナノ粒子のDMFへの懸濁液のいずれかを粒子重量分率で測定した。ガラス瓶に少量(約2g)を入れ、オーブン内で、3日間90℃で乾燥させ、乾燥前後の重量を測定した。密度が公知の水を使用して25mL比重瓶の目盛りを定めた。比重瓶を使用して懸濁液の密度を測定した。粒子の密度を以下の式を用いて求めた。
【数1】

式中、ρは粒子の密度であり、ρは比重瓶を使用して測定した懸濁液の密度であり、ρは溶媒の密度(水では1.0g/cc及びDMFでは0.944g/cc)であり、fは乾燥実験によって測定した懸濁液中の粒子の重量分率である。得られた結果を表3にまとめている。
【0059】
[0065]
【表3】
【0060】
[0066]市販のシリカナノ粒子の直径、炭素含有量、及び溶解速度を表4に記載している。
【表4】
【0061】
[0067]本明細書に引用される、出版物、特許出願、及び特許を含むすべての参考文献は、あたかも各参考文献が参照により組み込まれていると個々に且つ具体的に示され、本明細書に全体として記載されたように、本明細書に参照により同じ程度まで組み込まれている。
【0062】
[0068]本発明を記載することとの関連において(特に以下の特許請求の範囲との関連において)、用語「a」及び「an」及び「the」及び「少なくとも1つの」並びに同様の指示対象の使用は、本明細書に別段に指示しない限り又は文脈により明確に否定しない限り、単数及び複数の両方を含むと解釈すべきである。1つ又は複数の項目の一覧が次にくる用語「少なくとも1つの」(例えば、「A及びBのうち少なくとも1つの」)の使用は、本明細書に別段に指示しない限り又は文脈により明確に否定しない限り、列挙された項目から選択された1つの項目(A又はB)、或いは列挙された項目のうち2つ以上の任意の組合せ(A及びB)を意味すると解釈すべきである。用語「備える」、「有する」、「含む」及び「含有する」は、別段に記載がない限り、開放型用語(すなわち、「含むが、限定されない」を意味する)と解釈すべきである。本明細書における数値の範囲への言及は、本明細書に別段に指示しない限り、範囲内に該当する各異なる数値を個々に指すという省略表現法として役立つことを単に意図しており、あたかも数値が本明細書に個々に記載されたように、各異なる数値が本明細書に組み入れられる。本明細書に記載のすべての方法は、本明細書に別段に指示しない限り又は文脈により明確に否定しない限り、任意の好適な順序で実施することができる。いかなる及びすべての実施例、又は、本明細書に提供される例示的な表現(例えば、「などの」)の使用は、本発明をより良く例示することを単に意図しており、別段に請求しない限り、本発明の範囲を限定しない。明細書の表現はどれも、本発明の実施に必須である、あらゆる非請求要素を示すと解釈すべきでない。
【0063】
[0069]本発明の好ましい実施形態は、本発明を実施するために発明者らに知られた最良の方法を含んで、本明細書に記載されている。前記の記載を読むと、これらの好ましい実施形態の変形が当業者には、はっきりと理解することができる。発明者らは当業者がかかる変形を適切に使用することを期待し、発明者らは本発明が特に本明細書に記載されているのとは別な方法で実施されることを意図する。したがって、本発明は、適用法令によって許可される本明細書に添付された特許請求の範囲に記載の主題のすべての修正及び同等物を含む。さらに、本明細書に別段に指示しない限り又は文脈により明確に否定しない限り、前記記載の要素の可能な変形すべてにおいて、前記記載の要素のあらゆる組合せが、本発明に包含される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7