(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6014923
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年10月26日
(54)【発明の名称】アクセスデバイス及びシステム並びにデータを送信するための方法
(51)【国際特許分類】
H04L 12/28 20060101AFI20161013BHJP
H04W 56/00 20090101ALI20161013BHJP
H04W 92/12 20090101ALI20161013BHJP
H04W 92/14 20090101ALI20161013BHJP
【FI】
H04L12/28 200Z
H04W56/00 110
H04W92/12
H04W92/14
【請求項の数】13
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-520811(P2015-520811)
(86)(22)【出願日】2013年7月12日
(65)【公表番号】特表2015-530771(P2015-530771A)
(43)【公表日】2015年10月15日
(86)【国際出願番号】CN2013079263
(87)【国際公開番号】WO2014008869
(87)【国際公開日】20140116
【審査請求日】2015年2月9日
(31)【優先権主張番号】201210241342.3
(32)【優先日】2012年7月12日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】504277388
【氏名又は名称】▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100146835
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 義文
(74)【代理人】
【識別番号】100140534
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 敬二
(72)【発明者】
【氏名】▲馮▼ 烈▲訓▼
(72)【発明者】
【氏名】王 道威
【審査官】
大石 博見
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2011/143948(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 12/28
H04W 56/00
H04W 92/12
H04W 92/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセスデバイスであって、
時刻同期信号を取得し、かつ前記時刻同期信号に基づいて時刻同期パケットを生成するように構成されたIPクロックサーバと、
アクセスポイント伝送デバイスを介して伝送されたサービスパケットを受信するために、前記アクセスポイント伝送デバイスに接続するように構成された第1インタフェースと、
小セル基地局に接続するように構成された第2インタフェースと、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと、前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に送信するように構成された伝送モジュールと、
前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと、前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを下位アクセスデバイスに送信するために、前記下位アクセスデバイスに接続するように構成された第3インタフェースと
を備えるアクセスデバイス。
【請求項2】
前記第1インタフェースは、イーサネット(登録商標)インタフェース又はギガビット受動光ネットワークインタフェースである請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記第2インタフェースは、RJ45インタフェースである請求項1又は2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記伝送モジュールを介して前記小セル基地局に電力を供給するように構成されたパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールをさらに備える請求項1〜3のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項5】
前記時刻同期信号を受信するように構成された衛星信号受信機をさらに備える請求項1〜4のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項6】
前記衛星信号受信機及び前記IPクロックサーバが全体として一体化されている請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
アクセスデバイスであって、
上位アクセスデバイスにより伝送されたサービスパケット及び時刻同期パケットを受信するために、前記上位アクセスデバイスに接続するように構成された第1インタフェースと、
前記上位アクセスデバイスから受信された前記時刻同期パケットに基づいて新たな時刻同期パケットを生成するように構成されたIPクロックサーバと、
小セル基地局に接続するように構成された第2インタフェースと、
前記第1インタフェースから受信された前記時刻同期パケットを、前記IPクロックサーバに送信し、かつ前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと、前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に送信するように構成された伝送モジュールと、
前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと、前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを下位アクセスデバイスに送信するために、前記下位アクセスデバイスに接続するように構成された第3インタフェースと
を備えたアクセスデバイス。
【請求項8】
前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給するように構成されたパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールをさらに備える請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
アクセスポイント伝送デバイスと少なくとも1の小セル基地局とを備えるアクセスシステムであって、
請求項1〜8のいずれか一項に記載のアクセスデバイスをさらに備え、
前記小セル基地局は、前記アクセスデバイスを介して前記アクセスポイント伝送デバイスに接続されるアクセスシステム。
【請求項10】
データを送信するための方法であって
アクセスデバイスの中のIPクロックサーバによって、時刻同期信号を取得し、かつ前記時刻同期信号に基づいて時刻同期パケットを生成するステップと、
前記アクセスデバイスによって、アクセスポイント伝送デバイスを介して伝送されたサービスパケットを受信するステップであって、前記アクセスデバイスは第1インタフェースを備え、前記第1インタフェースは前記アクセスポイント伝送デバイスに接続され、かつ前記サービスパケットは前記第1インタフェースを介して受信される、受信するステップと、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと、前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、第2インタフェースを介して小セル基地局に送信するステップと、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、第3インタフェースを介して下位アクセスデバイスに送信するステップと
を含む方法。
【請求項11】
前記アクセスデバイスの中のパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールによって、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給するステップをさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
アクセスデバイスによって、第1インタフェースを介して、上位アクセスデバイスにより送信されたサービスパケット及び時刻同期パケットを受信するステップと、
前記アクセスデバイスの中のIPクロックサーバによって、前記上位アクセスデバイスから受信された前記時刻同期パケットに基づいて新たな時刻同期パケットを生成するステップと、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記時刻同期パケットを前記IPクロックサーバに送信し、かつ前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと、前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、第2インタフェースを介して小セル基地局に送信するステップと、
第3インタフェースを介して、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、下位アクセスデバイスに送信するステップと
を含むデータを送信するための方法。
【請求項13】
前記アクセスデバイスの中のパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールによって、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給するステップをさらに含む請求項12に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2012年7月12日に出願された、発明の名称を“ACCESS DEVICE AND SYSTEM, AND METHOD FOR SENDING DATA”とする、中国特許出願第201210241342.3号の優先権を主張するとともに、参照により、その全体がここに組み込まれる。
【0002】
本発明は、通信技術の分野に関し、特に、アクセスデバイス及びシステム並びにデータを送信するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
モバイル通信技術が発展し、小セル基地局は、屋内のホットスポットカバレッジの増加用途を見出した。小セル基地局のネットワーキングの間に、各小セル基地局は一般的に、異なるケーブルを介して、アクセスポイント伝送デバイスと、同期デバイスと、電力供給デバイスとに接続する必要がある。小セル基地局の特定の用途シナリオでは、小セル基地局のネットワーキングのためのケーブリングは困難であり、エンジニアリング負荷は重く、かつケーブリングコストは高くなる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
従来技術の小セル基地局のネットワーキングにおけるケーブリングの困難性、重エンジニアリング負荷、及び高いケーブリングコストの問題を解決するために、本発明の態様は、アクセスデバイス及びシステム並びにデータを送信するための方法を提供する。前記技術的解決策は、以下の通りである。
一態様において、本発明の態様はアクセスデバイスを提供し、前記デバイスは、
時刻同期信号を取得し、かつ前記時刻同期信号に基づいて時刻同期パケットを生成するように構成されたIPクロックサーバと、
前記アクセスポイント伝送デバイスを介して伝送されたサービスパケットを受信するために、アクセスポイント伝送デバイスに接続するように構成された第1インタフェースと、
小セル基地局に接続するように構成された第2インタフェースと、
前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に送信するように構成された伝送モジュールと
を備える。
【0005】
特に、前記第1インタフェースは、イーサネット(登録商標)インタフェース又はギガビット受動光ネットワークインタフェースである。
【0006】
特に、前記第2インタフェースはRJ45インタフェースである。
【0007】
随意に、前記デバイスは、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、前記下位アクセスデバイスに送信するために、下位アクセスデバイスに接続するように構成された第3インタフェースをさらに備える。
【0008】
随意に、前記デバイスは、前記伝送モジュールを介して前記小セル基地局に電力を供給するように構成されたパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールをさらに備える。
【0009】
随意に、前記デバイスは、前記時刻同期信号を受信するように構成された衛星信号受信機をさらに備える。
【0010】
さらに、前記衛星信号受信機は、全体として前記IPクロックサーバに一体化されてもよい。
【0011】
別の態様において、本発明の態様は、アクセスデバイスをさらに提供する。前記デバイスは、
前記上位アクセスデバイスにより伝送されたサービスパケット及び時刻同期パケットを受信するために、上位アクセスデバイスに接続するように構成された第1インタフェースと、
前記上位アクセスデバイスから受信された前記時刻同期パケットに基づいて新たな時刻同期パケットを生成するように構成されたIPクロックサーバと、
小セル基地局に接続するように構成された第2インタフェースと、
前記第1インタフェースから受信された前記時刻同期パケットを、前記IPクロックサーバに送信し、かつ前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に送信するように構成された伝送モジュールと
を備える。
【0012】
随意に、前記デバイスは、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給するように構成されたパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールをさらに備える。
【0013】
随意に、前記デバイスは、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、下位アクセスデバイスに送信するために、前記下位アクセスデバイスに接続するように構成された第3インタフェースをさらに備える。
【0014】
さらに別の態様において、本発明の態様は伝送デバイスと、少なくとも1の小セル基地局と、前述のアクセスデバイスとを備えるアクセスシステムをさらに提供し、前記小セル基地局は、前記アクセスデバイスを介して前記アクセスポイント伝送デバイスに接続される。
【0015】
さらに別の態様において、本発明の態様は、データを送信するための方法をさらに提供し、前記方法は、
アクセスデバイスの中のIPクロックサーバによって、時刻同期信号を取得し、かつ前記時刻同期信号に基づいて時刻同期パケットを生成するステップであって、前記時刻同期パケットは前記IPクロックサーバにより生成され、かつ前記IPクロックサーバは前記アクセスデバイスに配置される、ステップと、
前記アクセスデバイスによって、アクセスポイント伝送デバイスを介して伝送されるサービスパケットを受信するステップであって、前記アクセスデバイスは第1インタフェースを備え、前記第1インタフェースは前記アクセスポイント伝送デバイスに接続され、かつ前記サービスパケットは前記第1インタフェースを介して受信される、ステップと、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、第2インタフェースを介して小セル基地局に送信するステップと
を含む。
【0016】
随意に、前記方法は、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、第3インタフェースを介して下位アクセスデバイスに送信するステップをさらに含む。
【0017】
随意に、前記方法は、
前記アクセスデバイスの中のパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールによって、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給するステップをさらに含む。
【0018】
さらに別の態様において、本発明の態様は、データを送信するための方法をさらに提供する。前記方法は、
アクセスデバイスによって、第1インタフェースを介して、上位アクセスデバイスにより送信されたサービスパケット及び時刻同期パケットを受信するステップと、
前記アクセスデバイスの中のIPクロックサーバによって、前記上位アクセスデバイスから受信された前記時刻同期パケットに基づいて新たな時刻同期パケットを生成するステップであって、前記IPクロックサーバは前記アクセスデバイスに配置される、ステップと、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記時刻同期パケットを、前記IPクロックサーバに送信し、かつ前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、第2インタフェースを介して小セル基地局に送信するステップと
を含む。
【0019】
随意に、前記方法は、
前記アクセスデバイスによって、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、第3インタフェースを介して下位アクセスデバイスに送信するステップとをさらに含む。
【0020】
随意に、前記方法は、
前記アクセスデバイスの中のパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールによって、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給するステップをさらに含む。
【0021】
本発明の態様によって提供される技術的解決策の有益な効果は、以下の通りである。本発明の態様では、時刻同期パケットはIPクロックサーバによって生成され、アクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、ケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減されることができる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、実施形態を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、以下の説明における添付図面は、本発明の単なるいくつかの実施形態を示しているに過ぎず、当業者は、創造的努力なしにこれらの添付図面に基づいてさらに他の図面を導き出すことができる。
【
図1】本発明の実施形態1に基づくアクセスデバイスの構成ブロック図である。
【
図2】本発明の実施形態2に基づくアクセスデバイスの構成ブロック図である。
【
図3】本発明の実施形態3に基づくアクセスデバイスの構成ブロック図である。
【
図4】本発明の実施形態4に基づくアクセスデバイスの構成ブロック図である。
【
図5】本発明の実施形態5に基づくアクセスシステムの構成ブロック図である。
【
図6】本発明の実施形態6に基づくアクセスシステムの構成ブロック図である。
【
図7】本発明の実施形態7に基づくデータを送信するための方法のフローチャートである。
【
図8】本発明の実施形態8に基づくデータを送信するための方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより理解するために、以下にさらに添付の図面を参照して詳細に本発明の実施形態を記載している。
【0024】
〔実施形態1〕
本発明の実施形態は、アクセスデバイスを提供する。
図1に示されるように、前記デバイスは、IPクロックサーバ11と、伝送モジュール12と、第1インタフェース13と、第2インタフェース14とを備える。
【0025】
前記IPクロックサーバ11は、時刻同期信号を取得し、かつ前記時刻同期信号に基づいて時刻同期パケットを生成するように構成される。前記第1インタフェース13は、前記アクセスポイント伝送デバイスを介して伝送されたサービスパケットを受信するために、アクセスポイント伝送デバイスに接続するように構成される。前記第2インタフェース14は、小セル基地局に接続するように構成される。前記伝送モジュール12は、前記第1インタフェース13から受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバ11により生成された前記時刻同期パケットとを、第2インタフェース14を介して小セル基地局に送信するように構成される。前記伝送モジュール12は、前記第1インタフェース13と、前記第2インタフェース14と、前記前記IPクロックサーバ11とに電気的に接続される。
【0026】
特に、小セル基地局は、マイクロ基地局(Micro Base Station,マイクロベースステーション)と、ピコ基地局(Pico Base station,ピコベースステーション)と、フェムト基地局(Femto Base Station,フェムトベースステーション)とを含むが、これらに限定されない。さらに、標準は、GSM(登録商標)(Global System of Mobile communication,モバイル通信用グローバルシステム)と、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System,ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム)と、LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)と、CDMA(Code Division Multiple Access,符号分割多元接続)と、WIMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access,ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス)とを含むが、これらに限定されない。前記アクセスポイント伝送デバイスは、コアネットワークにおけるデバイスとアクセスネットワークにおけるデバイスとの間のデータ伝送を実施するように構成される。
【0027】
特に、前記時刻同期信号は、衛星測位システムからの測位信号であってもよい。特に、前記衛星測位システムは、GPS(Global Positioning System,全地球測位システム)、北斗衛星測位システム、又は別の衛星測位システムであってもよい。
【0028】
特に、前記IPクロックサーバ11は、IEEE 1588V2時刻同期プロトコルに基づく時刻同期機能を提供する。この実施形態において、前記IPクロックサーバ11は、サーバーモードで動作する。前記IPクロックサーバ11の構造及び原理は、当業者には周知であり、かつ本明細書においては詳述しない。
【0029】
前記第1インタフェース13は、イーサネット(登録商標)インタフェース又はGPON(Gigabit-capable passive optical network,ギガビット受動光ネットワーク)インタフェースを備えるがこれらに限定されず、前記インタフェースの形態は、電気インタフェース又は光インタフェースであってもよい。
【0030】
随意に、前記第2インタフェース14は、RJ45インタフェースである。RJ45は、国際コネクタ標準に従って定義された8位(8ピン)ジャック又はプラグを示す。前記RJ45インタフェースは、通常、データ伝送のために使用され、かつ最も一般的な用途は、ネットワークアダプタインタフェースである。
【0031】
特に、前記伝送モジュール12は、前記アクセスポイント伝送デバイスから来て、かつ前記第1インタフェース13から受信されるサービスパケットを、第2インタフェース14を介して小セル基地局に送信する。それと同時に、前記IPクロックサーバ11によって提供された時刻同期パケットを、第2インタフェース14を介して前記小セル基地局に送信し、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施する。
【0032】
なお、特定の実施において、前記デバイスは、スマートユニットと呼ばれてもよい。
【0033】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットはIPクロックサーバによって生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、かつケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバがアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。
【0034】
〔実施形態2〕
本発明の実施形態は、アクセスデバイスを提供する。
図2に示されるように、実施形態1におけるデバイスと異なり、本デバイスは、時刻同期信号を受信するように構成された衛星信号受信機25をさらに備え、前記IPクロックサーバ11は、前記衛星信号受信機25を介して前記時刻同期信号を取得する。
【0035】
さらに、前記衛星信号受信機25は、全体として前記IPクロックサーバ11に一体化されてもよく、それによって、デバイスのサイズ及び設置の困難性をさらに低減させることができる。
【0036】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットは、IPクロックサーバによって生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、ケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。さらに、前記時刻同期信号は、衛星信号受信機を介して取得され、それによって、高精度かつ低コストを実現する。
【0037】
〔実施形態3〕
本発明の実施形態は、アクセスデバイスを提供する。
図3に示されるように、実施形態2におけるデバイスとは異なり、本デバイスは、
伝送モジュール12を介して小セル基地局に電力を供給するように構成されたパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュール36をさらに備える。前記パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュール36は、前記伝送モジュール12に電気的に接続される。
【0038】
特に、一般的な状況において、RJ45インタフェースの4つの端子は、データ伝送端子であり、かつ他の4つの端子はアイドルである。さらに、前記パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールは、前記RJ45インタフェースの前記4つのアイドルの端子(又は、4つのアイドル端子の一部)を介して電力を伝送してもよく、それによって、前記RJ45インタフェースを介したデータ伝送及び電力供給の両機能を実現する。
【0039】
随意に、前記デバイスは、第3インタフェース37をさらに備える。前記第3インタフェース37は、第1インタフェース13から受信されたサービスパケットとIPクロックサーバ11により生成された時刻同期パケットとを下位アクセスデバイスに送信するために、下位アクセスデバイスに接続するように構成される。小セル基地局の数が比較的大きく、かつ前記アクセスデバイスの第2インタフェースの数が不足している状況において、前記アクセスデバイスは、第3インタフェースを介して別のアクセスデバイスに接続されてもよく、その結果、第2インタフェースの数を増加させることができ、より多くの小セル基地局が接続されることができる。
【0040】
特に、前記第3インタフェース37は、イーサネット(登録商標)インタフェース、GPONインタフェース、又はRJ45インタフェースを備える光インタフェース又は電気インタフェースであってもよいが、これらに限定されない。
【0041】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットはIPクロックサーバによって生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、ケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。さらに、この実施形態に基づいて、パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールは、電力供給のために使用され、従って、データ伝送機能、時刻同期機能、及び電力供給機能が、第2インタフェースに接続されたケーブルを介して同時に実施されてもよく、それによって、スリーインワン(three-in-one)のケーブルを実施し、かつ設置コストを節約することができる。
【0042】
〔実施形態4〕
本発明の実施形態は、アクセスデバイスを提供する。
図4に示されるように、前記デバイスは、IPクロックサーバ41と、伝送モジュール42と、第1インタフェース43と、第2インタフェース44とを備える。前記第1インタフェース43は、前記上位アクセスデバイスにより伝送されたサービスパケット及び時刻同期パケットを受信するために、上位アクセスデバイスに接続するように構成される。前記IPクロックサーバ41は、前記上位アクセスデバイスから受信された前記時刻同期パケットに基づいて、新たな時刻同期パケットを生成するように構成される。第2インタフェース44は、小セル基地局に接続するように構成される。さらに、前記伝送モジュール42は、前記第1インタフェース43から受信された時刻同期パケットを前記IPクロックサーバ41に送信し、かつ前記第1インタフェース43から受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバ41により生成された前記新たな時刻同期パケットとを第2インタフェース44を介して送信するように構成される。前記伝送モジュール42は、前記第1インタフェース43と、前記第2インタフェース44と、前記前記IPクロックサーバ41とに電気的に接続される。
【0043】
すなわち、前記サービスパケット及び前記時刻同期パケットは、前記上位アクセスデバイスによって下位アクセスデバイスに伝送され、かつこの実施形態におけるデバイスは、この実施形態におけるデバイスの前記第1インタフェースに接続されたアクセスデバイスの下位アクセスデバイスである。前記下位アクセスデバイスの前記IPクロックサーバ41は、BC(Boundary Clock,バウンダリークロック)モードで動作し、セカンダリポート(secondary port)を介して前記上位アクセスデバイス(すなわち、第1インタフェースに接続されたアクセスデバイス)との時刻を同期させ、かつ複数のプライマリポート(primary port)を介して小セル基地局との時刻を同期させる。
【0044】
特に、下位の伝送モジュール42は、前記第2インタフェース44のセカンダリポートを介して上位アクセスデバイスから時刻同期パケットを受信し、かつ前記時刻同期パケットをIPクロックサーバ41に送信し、かつ前記IPクロックサーバ41によって処理された後の時刻同期パケットが、前記第2インタフェース44のプライマリポートを介して前記小セル基地局に送信される。それと同時に、前記伝送モジュール42は、前記第1伝送インタフェース41から受信されたサービスパケットを、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に送信する。特定の実施において、前記伝送モジュール42は、パケットがサービスパケット又は時刻同期パケットのどちらであるかを区別するために、前記パケットのヘッダを解析してもよい。
【0045】
随意に、前記デバイスは、前記第2インタフェース44を介して前記小セル基地局に電力を供給するように構成されたパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュール45をさらに備える。
【0046】
随意に、前記デバイスは、第3インタフェース46をさらに備え、前記第3インタフェース46は、前記第1インタフェース43から受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバ41により生成された前記時刻同期パケットとを、下位アクセスデバイスに送信するために、前記下位アクセスデバイスに接続するように構成される。
【0047】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットは、IPクロックサーバにより生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、かつケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。さらに、この実施形態では、パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールが、電力供給のために使用され、従って、データ伝送機能、時刻同期機能、及び電力供給機能が、第2インタフェースに接続されたケーブルを介して同時に実施されることができ、それによって、スリーインワンケーブルを実現し、かつさらに設置コストを節約することができる。さらに、この実施形態におけるアクセスデバイスを介して、小セル基地局に接続するために使用される第2インタフェースの数を増加させることができ、その結果、より多くの小セル基地局にアクセスすることができる。
【0048】
〔実施形態5〕
本発明の実施形態は、アクセスシステムを提供する。
図5に示されるように、前記システムは、アクセスポイント伝送デバイス51と、小セル基地局52と、アクセスデバイス53とを備え、小セル基地局52は、前記アクセスデバイス53を介して前記アクセスポイント伝送デバイス51に接続され、かつ前記アクセスデバイス53は、実施形態1又は2において提供されたアクセスデバイスであってもよい。
【0049】
特定の実施において、小セル基地局52は、ケーブル52aを介して、対応するアクセスデバイス53の第2インタフェースに接続され、かつ前記アクセスデバイス53は、データ伝送及び時刻同期機能を同時に、ケーブル52aを介して前記小セル基地局52に提供する。さらに、前記小セル基地局52は、ケーブル52bを介して外部電力供給デバイスに接続される。
【0050】
なお、図面の小セル基地局の数は、単なる例示であり、本発明を制限することを意図していない。
【0051】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットはIPクロックサーバによって生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、かつケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。
【0052】
〔実施形態6〕
本発明の実施形態は、アクセスシステムを提供する。
図6に示されるように、前記システムは、アクセスポイント伝送デバイス61と、いくつかのアクセスデバイス63a及び63bと、いくつかの小セル基地局62を備え、前記アクセスデバイス63aは、実施形態3において提供されたデバイスであってもよく、前記アクセスデバイス63bは、実施形態4において提供されたデバイスであってもよく、かつ前記小セル基地局62は、対応するアクセスデバイス63a及び63bを介して前記アクセスポイント伝送デバイス61に接続される。
【0053】
特に、複数のアクセスデバイス(図面では2つ)が存在してもよく、前記アクセスデバイス63bは、前記アクセスデバイス63aに対する下位アクセスデバイスであり、かつ前記アクセスデバイス63aは、前記アクセスデバイス63bに対する上位アクセスデバイスである。上位アクセスデバイス63aの第3インタフェースは、下位アクセスデバイス63bの第1インタフェースに接続される。
【0054】
特定の実施において、小セル基地局62は、対応するアクセスデバイス63a又は63bの第2インタフェースに、ケーブル62aを介して接続され、かつ前記アクセスデバイス63a又は63bは、ケーブル62aを介して同時にデータ伝送、時刻同期、及び電力供給機能を前記小セル基地局62に提供する。
【0055】
なお、図面における小セル基地局の数、及びアクセスデバイスの数は、単なる例示であり、本発明を制限することを意図していない。
【0056】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットはIPクロックサーバにより生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、かつケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。さらに、この実施形態では、パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールが電力供給のために使用され、従って、データ伝送機能、時刻同期機能、及び電力供給機能が、第2インタフェースに接続されたケーブルを介して同時に実施されてもよく、それによって、スリーインワンのケーブルを実施し、かつさらに設置コストを節約することができる。さらに、この実施形態におけるアクセスデバイスを介して、小セル基地局に接続するために使用される第2インタフェースの数を増加させることができ、その結果、より多くの小セル基地局にアクセスすることができる。
【0057】
〔実施形態7〕
本発明の実施形態は、データを送信するための方法を提供する。
図7に示されるように、前記方法は、以下のステップを含む。
ステップ701:アクセスデバイスの中のIPクロックサーバは時刻同期信号を取得し、かつ前記時刻同期信号に基づいて時刻同期パケットを生成する。
【0058】
ステップ702:前記アクセスデバイスは、伝送デバイスを介して伝送されたサービスパケットを受信する。前記アクセスデバイスは第1インタフェースを備え、前記第1インタフェースは前記アクセスポイント伝送デバイスに接続され、かつ前記サービスパケットは前記第1インタフェースを介して受信される。
【0059】
ステップ703:前記アクセスデバイスは、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、第2インタフェースを介して小セル基地局に送信する。
【0060】
随意に、前記方法は、以下をさらに含んでもよい。
【0061】
前記アクセスデバイスは、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとを、第3インタフェースを介して下位アクセスデバイスに送信する。このステップは、ステップ703と同時に実行されてもよい。
【0062】
随意に、前記方法は、さらに以下を含んでもよい。
【0063】
前記アクセスデバイスの中のパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールは、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給する。このステップは、この実施形態の全体のプロセスを通して動作し、すなわち、ステップ701から703と同時に実行される。
【0064】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットはIPクロックサーバにより生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、かつケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。さらに、この実施形態では、パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールが電力供給のために使用され、従って、データ伝送機能、時刻同期機能、及び電力供給機能が、第2インタフェースに接続されたケーブルを介して同時に実施されてもよく、それによってスリーインワンのケーブルを実施し、かつさらに設置コストを節約することができる。
【0065】
〔実施形態8〕
本発明の実施形態は、データを送信するための方法を提供する。
図8に示されるように、前記方法は、以下のステップを含む。
【0066】
ステップ801:アクセスデバイスは、第1インタフェースを介して、上位アクセスデバイスにより伝送されたサービスパケット及び時刻同期パケットを受信する。
【0067】
ステップ802:前記アクセスデバイスの中のIPクロックサーバは、前記上位アクセスデバイスから受信された前記時刻同期パケットに基づいて、新たな時刻同期パケットを生成する。
【0068】
ステップ803:前記アクセスデバイスは、前記第1インタフェースから受信された前記時刻同期パケットを、前記IPクロックサーバに送信し、かつ前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、第2インタフェースを介して小セル基地局に送信する。
【0069】
随意に、前記方法は、さらに以下を含んでもよい。
【0070】
前記アクセスデバイスは、前記第1インタフェースから受信された前記サービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記新たな時刻同期パケットとを、第3インタフェースを介して下位アクセスデバイスに送信する。このステップは、ステップ803と同時に実行されてもよい。
【0071】
随意に、前記方法は、以下をさらに含んでもよい。
【0072】
前記アクセスデバイスの中のパワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールは、前記第2インタフェースを介して前記小セル基地局に電力を供給する。このステップは、この実施形態の全体のプロセスを通して動作し、すなわち、ステップ801から803と同時に実行される。
【0073】
本発明の実施形態において、時刻同期パケットは、IPクロックサーバにより生成され、かつアクセスポイント伝送デバイスにより伝送されたサービスパケットと前記IPクロックサーバにより生成された前記時刻同期パケットとが、同一のインタフェースを介して小セル基地局に送信され、それによって、同期機能及び伝送機能の両方を実施し、かつケーブルの数及び小セル基地局のケーブリングにおける困難性を効果的に低減させる。さらに、前記IPクロックサーバはアクセスデバイスに組み込まれ、かつ前記アクセスデバイスは前記アクセスポイント伝送デバイスと前記小セル基地局との間に接続されるので、既存のアクセスポイント伝送デバイスを再構成する必要はなく、低コストで容易に実施することが可能である。さらに、この実施形態では、パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュールが電力供給のために使用され、従って、データ伝送機能、時刻同期機能、及び電力供給機能が第2インタフェースに接続されたケーブルを介して同時に実施されてもよく、それによって、スリーインワンのケーブルを実施し、かつさらに設置コストを節約することができる。さらに、この実施形態におけるアクセスデバイスを介して、小セル基地局に接続するために使用される第2インタフェースの数を増加させることができ、その結果、より多くの小セル基地局にアクセスすることができる。
【0074】
なお、小セル基地局が、前述の実施形態において提供されたアクセスデバイスにアクセスするとき、前述の機能モジュールの分割が説明のための例示として使用されたに過ぎず、実際の使用において、前記機能が、必要に応じて実施のために異なるモジュールに割り当てられてもよく、つまり、デバイスの内部構造が、上述で説明された機能の全体又は一部を実施するために、異なる機能モジュールに分割される。さらに、前述の実施形態において提供されたアクセスデバイス及びシステム並びにデータを送信するための方法の実施形態が同一の考えに属する。前記アクセスデバイス及びシステムの詳細な実施プロセスのために、方法の実施形態が参照されてもよく、ここではさらに詳述しない。
【0075】
本発明の前述の実施形態のシーケンス番号は、単に説明のために使用され、かつ実施形態の優先順位(preference)を表すものではない。
【0076】
当業者は、前述の実施形態のステップの全て又は一部がハードウェアによって実現されてもよいこと、又は関連するハードウェアに命令するプログラムによって実施されてもよいことを理解することができる。前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。前記記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクであってもよい。
【0077】
前述の説明は、本発明の単なる例示的な実施形態に過ぎず、本発明を制限することを意図していない。本発明の精神及び原理内で行われる任意の修正、均等置換、改良は、本発明の保護範囲内であるものとする。
【符号の説明】
【0078】
11 クロックサーバ
12 伝送モジュール
13 第1インタフェース
14 第2インタフェース
25 衛星信号受信機
36 パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュール
37 第3インタフェース
41 クロックサーバ
42 伝送モジュール
43 第1インタフェース
44 第2インタフェース
45 パワーオーバーイーサネット(登録商標)モジュール
46 第3インタフェース
51 アクセスポイント伝送デバイス
52 小セル基地局
52a ケーブル
52b ケーブル
53 アクセスデバイス
61 アクセスポイント伝送デバイス
62 小セル基地局
63a アクセスデバイス
63b アクセスデバイス