【実施例】
【0024】
図1は、本発明に係る光電気複合コネクタ装置の一例を、それに装着された複数のケーブル及び光ファイバーケーブルの端部に配された光電変換モジュ−ルと共に示す。
【0025】
図1において、本発明に係る光電気複合コネクタ装置の一例を成す光電気複合コネクタ装置11は、例えば、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12と光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14とが装着されたもとで、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる主基板にそれに設けられた電気回路構成部との電気的接続がなされて取り付けられた基板側コネクタ装置とされる相手方コネクタ装置に嵌合せしめられる、ケーブル側コネクタ装置として用いられるものとされている。そして、光電気複合コネクタ装置11は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された絶縁ハウジング15, 外部からの電磁波ノイズ対策のため絶縁ハウジング15の外面部を部分的に覆うものとされた、例えば、各々が弾性を有した金属板材料が屈曲されて成る第1の導電性シェル16A及び第2の導電性シェル16Bを備えている。
【0026】
絶縁ハウジング15をそれに取り付けられた第1の導電性シェル16Aと共に示す
図2及び
図3に示されるように、絶縁ハウジング15には、複数のケーブル12が夫々電気的に接続される複数のケーブル接続端子17が設けられ、複数のケーブル12が取り付けられるケーブル固定部18と、光電変換モジュール14が備える複数の接続端子が夫々接触接続される複数の光電変換モジュール接続端子19が設けられ、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が配される光電変換モジュール収容部20と、ケーブル固定部18の外部へと伸びた複数のケーブル接続端子17の夫々の部分17a及び光電変換モジュール収容部20の外部へと伸びた複数の光電変換モジュール接続端子19の夫々の部分19aが配された、相手方コネクタ装置との連結部21と、が形成されている。
【0027】
絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18は、平坦な底部を有する矩形状の凹部を成すものとされており、その内部における底部に複数のケーブル接続端子17が配列配置されている。また、絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20も、平坦な底部を有する矩形状の凹部を成すものとされており、その内部における底部に複数の光電変換モジュール接続端子19が配列配置されている。これらのケーブル固定部18が成す矩形状の凹部及び光電変換モジュール収容部20が成す矩形状の凹部は、絶縁ハウジング15に長手方向に沿って並べられている。絶縁ハウジング15は、ケーブル固定部18及び光電変換モジュール収容部20の夫々が成す凹部の底部を構成する平板状部15aを有している。
【0028】
また、絶縁ハウジング15に形成された連結部21は、絶縁ハウジング15における平板状部15aからケーブル固定部18及び光電変換モジュール収容部20の外側へと突出する突出部を成し、絶縁ハウジング15の長手方向に沿って伸びるものとされている。そして、連結部21には、複数のケーブル接続端子17の部分17aと複数の光電変換モジュール接続端子19の部分19aとが、絶縁ハウジング15の長手方向に沿って配列配置されている。
【0029】
第1の導電性シェル16Aには、絶縁ハウジング15に係合するハウジング係合部22が形成されており、また、第1の導電性シェル16Aは、絶縁ハウジング15の長手方向における両端部の外方に突出するものとされる一対の係合部23と絶縁ハウジング15の長手方向における両端部に位置するものとされる一対の係合部24とを有している。一対の係合部23の夫々は、絶縁ハウジング15の長手方向に沿って伸びるU字溝状を成すものとされていて、その外面部に係合突起23aが設けられている。また、一対の係合部24の夫々の外面部には、係合突起24aが設けられている。
【0030】
このような第1の導電性シェル16Aは、それに形成されたハウジング係合部22が、絶縁ハウジング15におけるケーブル固定部18及び光電変換モジュール収容部20の夫々の底部を構成する平板状部15aの外面を全面的もしくは略全面的に覆う状態をもって絶縁ハウジング15に密着するものとされて、ハウジング係合部22に取り付けられる。そして、絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18及び光電変換モジュール収容部20の夫々が成す凹部の開口部、さらには、絶縁ハウジング15に形成された連結部21における複数のケーブル接続端子17の部分17aと複数の光電変換モジュール接続端子19の部分19aとが配列配置された部分は、第1の導電性シェル16Aによっては覆われない。
【0031】
絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20の内部における底部に配列配置された複数の光電変換モジュール接続端子19は、各々が、その全体が、例えば、弾性を有した金属板材料が屈曲されて形成されたものとされている。そして、
図3におけるIV−IV線に沿う断面を示す
図4に示されるように、複数の光電変換モジュール接続端子19の夫々は、前述の部分19aに加えて、光電変換モジュール収容部20の底部からその外方に若干突出する弾性折返し部19bを有している。
【0032】
また、
図3における V−V 線に沿う断面を示す
図5にも示されるように、絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20が成す凹部には、絶縁ハウジング15の長手方向における対向端縁部の夫々に、切欠き部25が形成されている。
【0033】
第1の導電性シェル16Aが取り付けられた絶縁ハウジング15には、
図6に示されるように、それに形成されたケーブル固定部18に、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12が取り付けられる。配列配置された複数のケーブル12が絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18に取り付けられるにあたっては、複数のケーブル12の夫々である同軸ケーブルの一端部に、絶縁被覆及び内部絶縁層が除去されて外側導体26及び中心導体27が露出せしめられる処理が施され、複数のケーブル12の外側導体26がグラウンディング・バー28によって連結される。そして、各々の外側導体26がグラウンディング・バー28によって連結された複数のケーブル12の夫々の一端部が、絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18が成す凹部に収容されて、複数のケーブル12の中心導体27が、ケーブル固定部18が成す凹部の内部における底部に配列配置された複数のケーブル接続端子17に夫々、例えば、半田付けによって接続される。それにより、複数のケーブル12の夫々の一端部が絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18に固定され、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12が、絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18に取り付けられた状態が得られる。
【0034】
図7及び
図8は、光電気複合コネクタ装置11が備える第2の導電性シェル16Bを単体で示す。
【0035】
図7及び
図8に示されるように、第2の導電性シェル16Bには、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14の取付けがなされる光電変換モジュール固定部30が形成されている。光電変換モジュール固定部30は、光電変換モジュール14の外面部に密接する平板状部31と、光電変換モジュール14の外面部に三方から当接して光電変換モジュール14の位置決めを行う位置規制部32と、位置決めされた光電変換モジュール14に係合して光電変換モジュール14を係止する一対の係止爪部33とを含んでいる。位置規制部32及び係止爪部33の夫々は、平板状部31の周囲に配された切起し部を成すものとされている。
【0036】
さらに、第2の導電性シェル16Bは、その長手方向における両端部に一対の係合部34と一対の係合部35とを有している。一対の係合部34の夫々は、第2の導電性シェル16Bの長手方向に沿って伸びるU字溝状を成すものとされていて、その側壁部に係合孔34aが設けられている。また、一対の係合部35の夫々には、係合孔35aが設けられている。
【0037】
上述の第1の導電性シェル16Aにおける一対の係合部23及び第2の導電性シェル16Bにおける一対の係合部34は、相互係合する第1及び第2の係合部を成すものとされており、また、上述の第1の導電性シェル16Aにおける一対の係合部24及び第2の導電性シェル16Bにおける一対の係合部35も、相互係合する第1及び第2の係合部を成すものとされている。
【0038】
第2の導電性シェル16Bに形成された光電変換モジュール固定部30には、
図9〜
図11に示されるように、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が取り付けられる。光電変換モジュール14が光電変換モジュール固定部30に取り付けられるにあたっては、
図11における XII−XII 線に沿う断面を示す
図12及び
図11におけるXIII−XIII線に沿う断面の部分を示す
図13に示されるように、光電変換モジュール固定部30の平板状部31が光電変換モジュール14の外面部に密接せしめられ、光電変換モジュール固定部30の位置規制部32が光電変換モジュール14の外面部に三方から当接して光電変換モジュール14を位置決めし、さらに、光電変換モジュール固定部30の一対の係止爪部33の夫々が、位置規制部32によって位置決めされた光電変換モジュール14に係合して、光電変換モジュール14を係止する。
【0039】
図9及び
図12に示されるように、光電変換モジュール14における光電変換モジュール固定部30の平板状部31が密接せしめられる外面とは反対側の外面に、複数の接続端子40が配列配置されて設けられている。斯かる複数の接続端子40は、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が第2の導電性シェル16Bに形成された光電変換モジュール固定部30に取り付けられたとき、他の部材によって覆われることなく、外部に臨むものとされる。
【0040】
上述のようにして、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12が、第1の導電性シェル16Aが取り付けられた絶縁ハウジング15に形成されたケーブル固定部18に取り付けられるとともに、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が、第2の導電性シェル16Bに形成された光電変換モジュール固定部30に取り付けられたもとにおいて、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が光電変換モジュール固定部30に取り付けられた第2の導電性シェル16Bが、絶縁ハウジング15に取り付けられた第1の導電性シェル16Aに、光電変換モジュール14を絶縁ハウジング15に向けた状態をもって絶縁ハウジング15を挟んで対向するものとされ、それにより、
図1及び
図14に示される、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12と光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14とが装着された光電気複合コネクタ装置11が組み立てられる。
【0041】
斯かる際には、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が光電変換モジュール固定部30に取り付けられた第2の導電性シェル16Bが、絶縁ハウジング15に形成された、複数のケーブル12が取り付けられたケーブル固定部18及び光電変換モジュール収容部20の夫々が成す凹部の開口部を、部分的に覆うものとされる。そして、
図1及び
図14におけるXV−XV線に沿う断面の部分を示す
図15に示されるように、第2の導電性シェル16Bにおける光電変換モジュール固定部30に取り付けられた光電変換モジュール14が、絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20に配される。即ち、第2の導電性シェル16Bにおける光電変換モジュール固定部30に取り付けられた光電変換モジュール14が、絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20が成す矩形状の凹部に収容されるのである。その際、光電変換モジュール収容部20を位置決めする、第2の導電性シェル16Bにおける光電変換モジュール固定部30に含まれる相互対向する一対の位置規制部32が、光電変換モジュール収容部20が成す凹部に形成された相互対向する一対の切欠き部25に夫々収容される。
【0042】
また、このとき、第2の導電性シェル16Bにおける一対の係合部34が、第1の導電性シェル16Aにおける一対の係合部23に夫々係合せしめられる。その際、一対の係合部23の夫々の外面部に設けられた係合突起23aが、一対の係合部34の夫々に設けられた係合孔34aに嵌合し、それにより、係合部34が係合部23に対して係止される。また、それとともに、第2の導電性シェル16Bにおける一対の係合部35が、第1の導電性シェル16Aにおける一対の係合部24に夫々係合せしめられる。その際、一対の係合部24の夫々の外面部に設けられた係合突起24aが、一対の係合部35の夫々に設けられた係合孔35aに嵌合し、それにより、係合部35が係合部24に対して係止される。このようにして、第2の導電性シェル16Bにおける一対の係合部34が第1の導電性シェル16Aにおける一対の係合部23に対して夫々係止されるとともに、第2の導電性シェル16Bにおける一対の係合部35が第1の導電性シェル16Aにおける一対の係合部24に対して夫々係止されることにより、光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14が光電変換モジュール固定部30に取り付けられた第2の導電性シェル16Bが、光電変換モジュール14を絶縁ハウジング15に向けた状態をもって絶縁ハウジング15を挟んで対向するものとされた、絶縁ハウジング15に取り付けられた第1の導電性シェル16Aに対して係止される。
【0043】
さらに、斯かる際、
図14における XVI−XVI 線に沿う断面を示す
図16に示されるように、絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20に配された光電変換モジュール14の外面に設けられた複数の接続端子40の夫々が、光電変換モジュール収容部20の内部における底部に配列配置された複数の光電変換モジュール接続端子19のうちの対応するものが有する弾性折返し部19bに、押圧接触せしめられる。それにより、光電変換モジュール収容部20に配された光電変換モジュール14が、複数の接続端子40を通じて、絶縁ハウジング15における複数の光電変換モジュール接続端子19に電気的に接続される。
【0044】
上述のようにして組み立てられた光電気複合コネクタ装置11は、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる主基板にそれに設けられた電気回路構成部との電気的接続がなされて取り付けられた基板側コネクタ装置とされる相手方コネクタ装置に嵌合せしめられて用いられるが、その際には、まず、
図17に示されるように、絶縁ハウジング15に形成された連結部21を、相手方コネクタ装置の一例を成す相手方コネクタ装置41に向けた状態をもって、相手方コネクタ装置41に対して対向配置される。
【0045】
相手方コネクタ装置41は、主基板(図示が省略されている。)に配されたものとされる。そして、相手方コネクタ装置41には、合成樹脂等の絶縁材料によって形成されて、光電気複合コネクタ装置11における連結部21が差し込まれる開口部42が設けられた絶縁ハウジング43と、絶縁ハウジング43の外面部を覆う導電性シェル44とが備えられる。
【0046】
相手方コネクタ装置41の絶縁ハウジング43にあっては、開口部42に連なる内部空間内に、光電気複合コネクタ装置11における連結部21に配列配置された、複数のケーブル接続端子17の部分17a及び複数の光電変換モジュール接続端子19の部分19aが夫々接触接続される、複数のコンタクト(図には現れていない。)が配列配置されている。これらの相手方コネクタ装置41における複数のコンタクトは、主基板に設けられた電気回路構成部に接続されている。
【0047】
また、相手方コネクタ装置41の導電性シェル44には、相手方コネクタ装置41の長手方向における両端部に、主基板に固着される基板連結部44aが設けられている。これらの基板連結部44aは、主基板に固着されることにより相手方コネクタ装置41を主基板に固定する役割と導電性シェル44に主基板からの接地電位を与える役割とを果たす。
【0048】
続いて、光電気複合コネクタ装置11が相手方コネクタ装置41に近接せしめられ、光電気複合コネクタ装置11の絶縁ハウジング15に形成された連結部21が、相手方コネクタ装置41の絶縁ハウジング43に設けられた開口部42に差し込まれて、
図18に示されるように、光電気複合コネクタ装置11が相手方コネクタ装置41に嵌合せしめられた状態におかれる。このようにして、光電気複合コネクタ装置11が相手方コネクタ装置41に嵌合せしめられたときには、光電気複合コネクタ装置11の絶縁ハウジング15に形成された連結部21に配列配置された、複数のケーブル接続端子17の部分17a及び複数の光電変換モジュール接続端子19の部分19aが、相手方コネクタ装置41の絶縁ハウジング43内に配された複数のコンタクトに夫々接触接続され、それにより、光電気複合コネクタ装置11に装着された、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12と光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14とが、相手方コネクタ装置41を介して、相手方コネクタ装置41が配された主基板に設けられた電気回路構成部に電気的に接続される。
【0049】
上述の光電気複合コネクタ装置11にあっては、配列配置された複数の同軸ケーブルとされる複数のケーブル12と光ファイバーケーブル13の端部に配された光電変換モジュール14との両者が装着されたものとされるにあたり、先ず、複数のケーブル12が絶縁ハウジング15に設けられたケーブル固定部18に取り付けられ、それとは別に、光電変換モジュール14が第2の導電性シェル16Bに形成された光電変換モジュール固定部30に取り付けられる。そして、光電変換モジュール固定部30に光電変換モジュール14が取り付けられた第2の導電性シェル16Bが、絶縁ハウジング15 に取り付けられた第1の導電性シェル16Aに、ケーブル固定部18に複数のケーブル12が取り付けられた絶縁ハウジング15を挟んで対向せしめられ、それにより、第2の導電性シェル16Bにおける光電変換モジュール固定部30に取り付けられた光電変換モジュール14が、絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20に配されるとともに、第2の導電性シェル16Bが備える係合部34及び35が第1の導電性シェル16Aが備える係合部23及び24に係合せしめられて、複数のケーブル12と光電変換モジュール14とが装着された光電気複合コネクタ装置11が組み立てられる。
【0050】
従って、光電気複合コネクタ装置11は、その組立工程において、光電変換モジュール14に対して内部破壊や損傷が生じることがないようにする格別な注意を払うことなく、複数のケーブル12及び光電変換モジュール14の適正な装着を行うことができ、それゆえ、一連の組立作業を容易かつ効率的に進めることができるものとなる。
【0051】
さらに、第2の導電性シェル16Bが、絶縁ハウジング15に取り付けられた第1の導電性シェル16Aに、ケーブル固定部18に複数のケーブル12が取り付けられた絶縁ハウジング15を挟んで対向せしめられ、それにより、第2の導電性シェル16Bにおける光電変換モジュール固定部30に取り付けられた光電変換モジュール14が絶縁ハウジング15に形成された光電変換モジュール収容部20に配された後に、絶縁ハウジング15におけるケーブル固定部18やそれに取り付けられた複数のケーブル12に電気的不導通等の不都合が生じた場合にも、光電変換モジュール14を伴った装置全体を破棄することは必要とされず、光電変換モジュール固定部30に光電変換モジュール14が取り付けられた第2の導電性シェル16Bを、絶縁ハウジング15を挟んで第1の導電性シェル16Aに対向せしめられた状態から解放することにより、当該第2の導電性シェル16Bにおける光電変換モジュール固定部30に取り付けられた光電変換モジュール14を、無駄に消費することなく再利用可能なものとすることができる。