特許第6015938号(P6015938)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6015938
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年10月26日
(54)【発明の名称】路面設置型誘導板
(51)【国際特許分類】
   E01F 9/50 20160101AFI20161013BHJP
【FI】
   E01F9/50
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-4133(P2013-4133)
(22)【出願日】2013年1月13日
(65)【公開番号】特開2014-134081(P2014-134081A)
(43)【公開日】2014年7月24日
【審査請求日】2015年8月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】508361690
【氏名又は名称】株式会社イージーサービス
(74)【代理人】
【識別番号】100109553
【弁理士】
【氏名又は名称】工藤 一郎
(72)【発明者】
【氏名】河野 剛
【審査官】 竹村 真一郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−126927(JP,A)
【文献】 実開昭55−123019(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3110674(JP,U)
【文献】 特開平10−252110(JP,A)
【文献】 特開2001−107325(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3000386(JP,U)
【文献】 特開昭58−029907(JP,A)
【文献】 特開2013−228509(JP,A)
【文献】 特開2011−052503(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2001/0041091(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01F 9/00−11/00
G09F 13/00−13/46
G09F 19/00−27/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面が周壁で囲まれたお盆状のベース板と、
ベース板の周壁で囲まれた領域に裏面から貫通して設けられる複数のピン挿通孔と、
それぞれのピン挿通孔に挿通され表面にて突出する踏みつけ防止ピンと、
周壁で囲まれた領域に積層配置され最上面が踏みつけ防止ピン頂上部よりも低位である蓄光性蛍光体層と、
蓄光性蛍光体層の上層に配置され最上面が踏みつけ防止ピン頂上部よりも低位である保護層と、
からなる路面設置型誘導板。
【請求項2】
前記踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対して嵌合して固定されている請求項1に記載の路面設置型誘導板。
【請求項3】
前記踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対してねじ込みして固定されている請求項1に記載の路面設置型誘導板。
【請求項4】
前記蓄光性蛍光体層は、前記周壁で囲まれた領域に流し込み成形されたものである請求項2又は3に記載の路面設置型誘導板。
【請求項5】
前記周壁は外方に向かって徐々になだらかな裾を形成する請求項1から4のいずれか一に記載の路面設置型誘導板。
【請求項6】
前記周壁は幅広部を有し、幅広部には路面固定具用穴が設けられている請求項1から5のいずれか一に記載の路面設置型誘導板。
【請求項7】
前記周壁で囲まれた領域の一部には、前記踏みつけ防止ピンの頂上部と同等の高さの島状部がある請求項1から6のいずれか一に記載の路面設置型誘導板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件発明は、耐摩耗性に優れた路面設置型の誘導板に関する。
【背景技術】
【0002】
夜間や停電時において暗所から避難する場合において、蓄光材料を用いた案内板が採用されている。蓄光材料を用いると、非常灯のように電源の確保が必要なく、かつランニングコストもかからないため、特に非常時に備える場合にとって有効であると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−126927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には下記のような技術が開示されている。該技術は、路面に設置する誘導板である。この誘導板は金属板の表面に凹凸加工をし、これにより矢印等の誘導マークを形成している。そして、凹部に蓄光性蛍光体を塗布し、その上から透明な樹脂を塗布し、保護層を形成している。暗時においては、凹部に塗布された蓄光性蛍光体が発光し、誘導マークを浮き上がらせることにより、視認性を確保している。
【0005】
当該発明は、路面に設置される誘導板であり、その上を歩行者や車両等が通過するものである。すると、保護層を有するものの、凹部に塗布された蓄光性蛍光体が、踏みつけられた際の圧力や摩擦で剥がれてしまう可能性がある。これらの保護の役割を担うのが、円柱状の凸部である。
【0006】
しかしながらこの円柱状の凸部は、誘導板の原材料から削り出して製造されるものである場合には、製造時に手間がかかるものとなる。手間がかかるため、コストや生産性についても問題がある。また、誘導板の凹部に穴を開け、凸部を誘導板上部から取り付けるといった方法も考えられるが、これでは十分な強度を得ることができないおそれがある。車両や人が誘導板の上を通過することにより、その際の圧力や衝撃、摩擦によりピンが抜け落ちてしまうおそれがあるからである。そうすると、蓄光性蛍光体が露出することにより、蛍光体が剥がれ落ちる可能性も生じ、誘導板本体が十分にその機能を発揮することができなくなるといった問題が生ずる。また、凸部を固定する穴と突起部の間に隙間が生じると、蓄光性蛍光体を塗布する際に漏れが生じる可能性がある。
【0007】
そこで、本発明の解決すべき課題は、誘導板に対して密接に固定され、摩耗や圧力に対して頑健で、長期の使用にも耐えうる凸部(以下踏みつけ防止ピンと称する)を有する路面設置型誘導板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するため、第一の発明は、表面が周壁で囲まれたお盆状のベース板と、ベース板の周壁で囲まれた領域に裏面から貫通して設けられる複数のピン挿通孔と、それぞれのピン挿通孔に挿通され表面にて突出する踏みつけ防止ピンと、周壁で囲まれた領域に積層配置され最上面が踏みつけ防止ピン頂上部よりも低位である蓄光性蛍光体層と、蓄光性蛍光体層の上層に配置され最上面が踏みつけ防止ピン頂上部よりも低位である保護層と、からなる路面設置型誘導板を提供する。
【0009】
また、第二の発明は、第一の発明を基本として、前記踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対して嵌合して固定されている路面設置型誘導板を提供する。
【0010】
第三の発明は、第一の発明を基本として、前記踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対してねじ込みして固定されている路面設置型誘導板を提供する。
【0011】
第四の発明は、第二又は第三の発明を基本として、前記蓄光性蛍光体層は、前記周壁で囲まれた領域に流し込み成形されたものである路面設置型誘導板を提供する。
【0012】
第五の発明は、第一から第四の発明のいずれかを基本として、前記周壁は外方に向かって徐々になだらかな裾を形成する路面設置型誘導板を提供する。
【0013】
第六の発明は、第一から第五の発明のいずれかを基本として、前記周壁は幅広部を有し、幅広部には路面固定具用穴が設けられている路面設置型誘導板を提供する。
【0014】
第七の発明は、第一から第六の発明のいずれかを基本として、前記周壁で囲まれた領域の一部には、前記踏みつけ防止ピンの頂上部と同等の高さの島状部がある路面設置型誘導板を提供する。
【発明の効果】
【0015】
上記第一の発明により、路面設置型誘導板は、ベース板の裏面から貫通して表面に突出する踏みつけ防止ピンと、踏みつけ防止ピン頂上部より低位である蓄光性蛍光体層とを有する。これにより人や車両が通過することで、蓄光性蛍光体層がその際の摩擦や圧力により剥がれてしまうことを防止できる。また、裏面から踏みつけ防止ピンを挿通させることで、摩擦等によりピンが抜け落ちてしまうことを防止することができる。
【0016】
また、第二の発明により、踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対して嵌合して固定されている。これにより、挿通孔に、より密着性が高くピンを差し込むことができるため、より堅固に踏みつけ防止ピンを固定することができる。
【0017】
第三の発明により、踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対してねじ込みして固定されている。これにより、製造時においてより容易に踏みつけ防止ピンを装着することができる。
【0018】
第四の発明により、蓄光性蛍光体層は、ベース板の周壁で囲まれた領域に流し込み成形されるものである。これにより、製造時には蓄光性蛍光体を流し込むだけでよいので、蛍光体を塗布する場合よりも製造時の手間とコストを軽減することができる。
【0019】
第五の発明により、周壁は外方に向かって徐々になだらかな裾を形成するために、誘導板の上を通過する際には、躓いたりすることがなくスムーズに通過することができる。
【0020】
第六の発明により、ベース板の周壁は幅広部を有し、幅広部には路面固定具用穴が設けられている。路面固定具用穴にビスを差し込んで固定することで、路面に対して誘導板を堅固に固定することが可能である。
【0021】
第七の発明により、ベース板は、その周壁で囲まれた領域の一部に、前記踏みつけ防止ピンの頂上部と同等の高さの島状部を有することとなる。この島状部により、誘導マークを形成することができる。誘導マークの周囲に流し込まれた蓄光性蛍光体が発光することにより、誘導マークが浮き上がって視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】実施例1の路面設置型誘導板の形状の一例を示す斜視図
図2】実施例1の路面設置型誘導板のベース板の形状の一例を示す断面図
図3】実施例1の路面設置型誘導板の形状の一例を示す断面図
図4】実施例1の路面設置型誘導板における踏みつけ防止ピンの装着状態を示す断面図
図5】実施例1の路面設置型誘導板における踏みつけ防止ピンの別の装着状態を示す断面図
図6】実施例1の路面設置型誘導板における踏みつけ防止ピンのさらに別の装着状態を示す断面図
図7】実施例1の路面設置型誘導板における蓄光性蛍光体層を形成するための態様の一例を示す概略図
図8】実施例2の路面設置型誘導板を説明するための概略図及び断面図
図9】実施例3の路面設置型誘導板を説明するための概略図及び断面図
【符号の説明】
【0023】
0101 誘導マーク
0102 蓄光性蛍光体
0103 踏みつけ防止ピン
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下に、本発明の実施例を説明する。なお、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。実施例1は主に請求項1から4について説明する。実施例2は主に請求項5及び6について説明する。実施例3は主に請求項7について説明する。
【実施例1】
【0025】
<概要>
【0026】
図1は本実施例の路面設置型誘導板の形状を説明するための斜視図である。この図にあるように、お盆状となったベース板の中央部に誘導マーク(0101)があり、それ以外の部分については誘導マークを取り囲むように蓄光性蛍光体(0102)が配置され、その中にピン(0103)が配置されるといった構造になっている。
【0027】
<構成>
【0028】
本実施例の路面設置型誘導板は、ベース板と、ピン挿通孔と、踏みつけ防止ピンと、蓄光性蛍光体層と、保護層とを有する。
【0029】
ベース板は、図2に示すように、表面が周壁で囲まれたお盆状の形状を有する。この周壁で囲まれた部分に後述する踏みつけ防止ピンや、島状部を配置することとなる。ベース版の素材であるが、当該形状に整形出来るものであれば如何様なものでも構わないが、路面に設置することを考慮して、重量や摩擦に十分耐えうるアルミや硬質ゴムなどで構成することが望ましい。
【0030】
ピン挿通孔は、ベース板の周壁で囲まれた領域に裏面から貫通して設けられている。ピン挿通孔は、ベース板を準備した際に作成してもよいし、蓄光性蛍光体層や保護層を配置した後に作成してもよい。
【0031】
踏みつけ防止ピンは、それぞれのピン挿通孔に挿通され表面にて突出する形態を有する。ピンの大きさについては、十分に踏みつけ防止機能を発揮するために、図3(B)(図3(A)のX−Y断面図)のように頂上部(0301)が後述する保護層(0302)よりも高い位置まで突出している必要がある。ピンの形状、素材については衝撃や圧力に耐えうる形状であることが望ましい。
【0032】
図4(A)はピン挿通孔と踏みつけ防止ピンの関係を示すための図である。この図にあるように、ピン挿通孔は踏みつけ防止ピンを嵌めこむ態様となっているので、踏みつけ防止ピンの形状に予め整形されている。
【0033】
踏みつけ防止ピンは図4(B)のようにピン挿通孔に対してねじ込みして固定されるものであってもよい。これらの方法により、踏みつけ防止ピンを嵌合させることで、より密接に誘導板に踏みつけ防止ピンを取り付けることが可能となる。同時に、装着後は誘導板下部の面とピン挿通孔の下部の面が均一となり、凹凸が生じないため、路面に対してより密着して設置をすることができる。
【0034】
図5は踏みつけ防止ピンの別の装着状態を示すための断面図である。この図に示すように、ピンの挿通孔に設けられた面(0501)(垂直からθ1の角度を有する)に対して踏みつけ防止ピンに設けられた面(0502)(垂直からθ2の角度を有する)の垂直に対する角度を微量に大きくしておく。装着の際に、踏みつけ防止ピンの下部より力を加えて挿入する。そうすると、踏みつけ防止ピンを塑性変形(斜線部(0503)が変形する部分である)させながら挿通孔に嵌合することができる。
【0035】
図6は踏みつけ防止ピンのさらに別の装着状態を示すための断面図である。この図に示すように、ピンの形状を、曲線(0601)を持ったものにすることで、装着時に踏みつけ防止ピンまたは誘導板の挿通孔を塑性変形(斜線部)させながら装着することができ、より密着度の高い装着が可能となる。
【0036】
蓄光性蛍光体層(0303)は、周壁で囲まれた領域に積層配置され、最上面が踏みつけ防止ピン頂上部よりも低位に位置する。蓄光性蛍光体は、塗料を用いてもよいし、フィルム等を貼り付ける形態でも構わない。塗料の場合にはアクリル系、ビニル系、ウレタン系他の樹脂を使用できる。誘導板を屋外に設置する場合には耐候性の高いウレタン系樹脂を使用した塗料が望ましい。
【0037】
蓄光性蛍光体層は、塗料をもって形成される場合には、図7に示すようにベース板の周壁で囲まれた領域に流し込み成形されるものであってよい。この図が示すように塗料(0701)を周壁で囲まれた領域内に流しこみ、乾燥させることで蓄光性蛍光体層が形成される。
【0038】
保護層(0302)は、蓄光性蛍光体層の上層に配置され、最上面が踏みつけ防止ピン頂上部よりも低位に位置する。保護層も蓄光性蛍光体層の上からフィルム等を貼り付けてもよいし、塗装を行なっても良い。塗装を行う場合には、メラミン系、アクリル系、ポリエステル系、フッ素系他の樹脂を使用した透明塗料を採用できる。
【0039】
<効果>
【0040】
本実施例の発明により、踏みつけ防止ピンを採用することで、人や車両が通過して、蓄光性蛍光体層がその際の摩擦や圧力により剥がれてしまうことを防止できる。また、裏面から踏みつけ防止ピンを挿通させることで、摩擦等によりピンが抜け落ちてしまうことを防止することができる。また、踏みつけ防止ピンは、ピン挿通孔に対して嵌合して固定されていることにより、より堅固に踏みつけ防止ピンを固定することができる。さらに、蓄光性蛍光体層は、ベース板の周壁で囲まれた領域に流し込み成形されていることにより、蛍光体を塗布する場合よりも製造時の手間とコストを軽減することができる。
【実施例2】
【0041】
<概要>
【0042】
本実施例の路面設置型誘導板の特徴は、第一に、お盆状のベース板の周壁が外方に向かって徐々になだらかな裾を形成する点である。第二に、お盆状のベース板の周壁は幅広部を有し、幅広部には路面固定具用穴が設けられている点である。
【0043】
<構成>
【0044】
本実施例の路面設置型誘導板は、ベース板と、ピン挿通孔と、踏みつけ防止ピンと、蓄光性蛍光体層と、保護層とを有する。以上の構成要件については既に上記で記載済みであるので記載は省略する。本実施例の路面設置型誘導板の特徴は、ベース板が、その周壁において外方に向かって徐々になだらかな裾と、幅広部とを新たにを有する点である。
【0045】
図8は本実施例の路面設置型誘導板を説明するための図である。図8(B)は路面設置型誘導板をM−N方向に切断した断面図である。この図に示すように、お盆状のベース板の周壁が短辺方向において徐々になだらかな裾を形成している。本図では短辺方向の裾を示すものであるが、図9に示すように路面設置型誘導板を長辺方向(P−Q方向)に切断してみた場合においても、周壁が長辺方向においてなだらかな裾を形成している。つまりなだらかな裾が、周壁を取り囲むように外方に向けて形成されている。
【0046】
図8(A)に示すように、お盆状のベース板の周壁は幅広部(0801、0802)を有する。幅広部の幅については、後述する路面固定具用穴が開けられる程度の幅が確保されているものでよい。幅広部には路面固定具用穴(0803)が設けられており、図8(B)のように路面固定具の一例であるビス(0804)を挿通することにより、誘導板を路面に固定することができる。図8(A)に示すように、路面固定用穴は4つ設けられていても良いが路面に固定するという目的を達成するための最小限として2穴であってもよい。
【0047】
また、図8(C)に示すように、ビスで固定する前においては、誘導板と路面の間に隙間(0805)を有する形態であって、誘導板下部が反り返った状態になっていてもよい。この形態を取ることによって、ビスを締めた際に路面と誘導板が密着し、裾の部分が変形に基づく反力によって地面に食いつくことで強固に路面に固定することができる。
<効果>
【0048】
本実施例の発明により、誘導板の周壁がなだらかな裾を形成するために、誘導板の上を通過する際には、躓いたりすることがなくスムーズに通過することができる。また、ベース板の周壁が幅広部に路面固定具用穴を有することにより、路面に対して誘導板を堅固に固定することが可能である。
【実施例3】
【0049】
<概要>
【0050】
本実施例の路面設置型誘導板の特徴は、お盆状のベース板の周壁で囲まれた領域の一部には、前記踏みつけ防止ピンの頂上部と同等の高さの島状部を有する点である。
<構成>
【0051】
本実施例の路面設置型誘導板は、ベース板と、ピン挿通孔と、踏みつけ防止ピンと、蓄光性蛍光体層と、保護層とを有する。以上の構成要件については既に上記で記載済みであるので記載は省略する。本実施例の路面設置型誘導板の特徴は、ベース板が、その周壁で囲まれた領域の一部に、前記踏みつけ防止ピンの頂上部と同等の高さの島状部と新たにを有する点である。
【0052】
図9は本実施例の路面設置型誘導板を説明するための概略図である。図9(B)は図9(A)の誘導板をP−Q方向に切断した断面図である。この図にあるように、ベース板の周壁で囲まれた領域内に誘導マークを示す島状部(0901)が配置されている。この島状部の周囲に配置された蓄光性蛍光体が発光することにより島状部の誘導マークが視覚に浮き上がって見える。島状部は、同じく周壁に取り囲まれた領域内に配置されている踏みつけ防止ピン(0902)の頂上部と同等の高さを有している。
<効果>
【0053】
本実施例の発明により、ベース板に設けられた島状部により、意味のある図形を形成することが可能となり、誘導マークを形成することができる。誘導マークの周囲に流し込まれた蓄光性蛍光体が発光することにより、誘導マークが浮き上がって視認することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9