(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記多数ウェハ用チャンバが、前記チャンバ内部を形成するために、チャンバ本体と、該チャンバ本体と選択的に係合可能なチャンバ蓋とを有しており、各第1の環状のシールド部材が、前記プラズマ源の関連する1つに向かって開放した第1の端部と、前記加工物の関連する1つに向かって開放した第2の端部とを有する円筒状本体を有しており、前記第1の端部が、外方へ突出した周辺フランジを有しており、該周辺フランジが、前記第1の環状のシールド部材が据え付けられた構成にある時に、前記チャンバ蓋と前記チャンバ本体との間に捕捉されていることを特徴とする、請求項7記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明によって製造されたプロセスチャンバ配列の1つの実施形態の概略的な斜視図である。
【
図2】
図1のプロセスチャンバ配列の、部分的に切り取られた概略的な斜視図であり、ここでは、プロセスチャンバ配列の各加工ステーションのために使用されるシールド配列の1つの実施形態を含む、その構成に関する詳細を例示するように示されている。
【
図3】
図1のプロセスチャンバ配列の、別の、部分的に切り取られた概略的な斜視図であり、ここでは、
図2のシールド配列の実施形態を含む構成に関する付加的な詳細を例示するように示されている。
【
図4】
図1のプロセスチャンバ配列の、さらに別の、部分的に切り取られた概略的な斜視図であり、ここでは、プロセスチャンバ配列における加工ステーションのうちの一方に配置された、
図2のシールド配列の実施形態に関する詳細を特に例示するように示されている。
【
図5】
図1のプロセスチャンバ配列の、部分的な切り取られた、分解された、概略的な斜視図であり、ここでは、加工ステーションのうちの一方に配置された、
図2のシールド配列の実施形態に関する別の詳細と、プロセスチャンバ配列におけるシールド配列の据付けを例示するように示されている。
【
図6a】
図3における線6a−6aの向きで見た、部分的に切り取られた、概略的な平面図であり、ここでは、加工物引渡しスロットの近傍のシールド配列のこの実施形態の詳細を例示するように示されている。
【
図6b】
図2のシールド配列の実施形態の詳細を例示するようにここでは示された、部分的に切り取られた、概略的な斜視図であり、ここでは、チャンバ配列の側壁の近傍のシールド配列のこの実施形態の詳細を例示するように示されている。
【
図7】
図1のプロセスチャンバ配列の、部分的に切り取られた、概略的な斜視図であり、ここでは、プロセスチャンバ配列の各加工ステーションのために使用されるシールド配列の第2の実施形態を含む、その構成に関する詳細を例示するように示されている。
【
図8a】
図2及び
図7のシールド配列において使用される、変更されたシールド部材の概略的な平面図である。
【
図8b】ここで説明されるシールド配列の別の実施形態において使用される、変更されたシールド部材の概略的な平面図である。
【
図9a】この全体的な開示に記載されたシールド配列のいずれかに関連して使用され、このような使用から利益を得る、バッフル配列の付加的な実施形態の概略的な平面図である。
【
図9b】この全体的な開示に記載されたシールド配列のいずれかに関連して使用され、このような使用から利益を得る、バッフル配列の付加的な実施形態の概略的な平面図である。
【
図9c】この全体的な開示に記載されたシールド配列のいずれかに関連して使用され、このような使用から利益を得る、バッフル配列の付加的な実施形態の概略的な平面図である。
【
図10】
図1のプロセスチャンバ配列の、部分的に切り取られた、概略的な斜視図であり、個々では、プロセスチャンバ配列の各加工ステーションのために使用されるシールド配列の第3の実施形態を含む、その構成に関する詳細を例示するように示されている。
【
図11】部分的に切り取られた、概略的な平面図であり、ここでは、加工物引渡しスロットの近傍の、
図10のシールド配列の実施形態の詳細を例示すするように示されている。
【
図12】
図1のプロセスチャンバ配列の、部分的に切り取られた、概略的な斜視図であり、ここでは、プロセスチャンバ配列の各加工ステーションのために使用されるシールド配列の第4の実施形態を含む、その構成に関する詳細を例示すするように示されている。
【
図13】部分的に切り取られた、概略的な平面図であり、ここでは、
図12のシールド配列の実施形態の詳細を例示するように示されている。
【
図14】
図1のプロセスチャンバ配列の、部分的に切り取られた、概略的な斜視図であり、ここでは、プロセスチャンバ配列の各加工ステーションのために使用されるシールド配列の第5の実施形態を含む、その構成に関する詳細を例示するように示されている。
【
図15】別の、部分的に切り取られた、概略的な斜視図であり、ここでは、
図14のシールド配列の実施形態の詳細を例示するように示されている。
【
図16】
図14における線16−16の向きで見た、部分的な、概略的な断面図であり、ここでは、シールド配列に関する詳細を例示するように示されている。
【
図17】
図14のシールド配列の概略的な平面図であり、ここでは、1つの典型的な形式を含む構造の別の詳細を例示するように示されており、前記1つの典型的な形式では、シールドウェブ部材が、可動な第2のシールド部材に隣接して構成されている。
【
図18】
図14のシールド配列の概略的な平面図であり、ここでは、シールド配列の別の実施形態の別の詳細を例示するように示されており、この別の実施形態においては、ウェブ部材が格子に置き換えられている。
【
図19】ウェブ及び/又は格子部材、シールド部材、及び加工ステーションの接地シールドの間の電気接触を提供するための構成を例示している。
【
図20】ウェブ及び/又は格子部材、シールド部材、及び加工ステーションの接地シールドの間の電気接触を提供するための構成を例示している。
【
図21a】本発明のシールド配列において接地のために使用されることができる弾性接点の実施形態を例示する、概略的な斜視図である。
【
図21b】本発明のシールド配列において接地のために使用されることができる弾性接点の実施形態を例示する、概略的な斜視図である。
【
図22a】本発明のシールド配列において接地のために使用されることができる圧縮可能接点の構成を例示する、概略的な平面図である。
【
図22b】本発明のシールド配列において接地のために使用されることができる圧縮可能接点の構成を例示する、概略的な平面図である。
【
図23】本発明によるシールド配列を有する処理システムの別の実施形態の、概略的な、部分的に切り取られた平面図である。
【
図24a】
図23に示されたシールド配列の構造の詳細を例示する、概略的な、切り取られた、平面図である。
【
図24b】
図23に示されたシールド配列の構造の詳細を例示する、概略的な、切り取られた、平面図である。
【
図25】バッフル部材を有する、本発明によるシールド配列を有する処理システムのさらに別の実施形態の、概略的な、部分的に切り取られた平面図である。
【
図26】プロセスチャンバのより低い範囲におけるバッフルパネルを有する、本発明によるシールド配列を有する処理システムのさらに別の実施形態の、概略的な、部分的に切り取られた平面図である。
【
図27】湾曲した又は円環状の壁区分を有するシールド部材を含む、本発明によるシールド配列を有する処理システムの連続する実施形態の、概略的な、部分的に切り取られた、平面図である。
【
図28】半径方向排出流構成を使用するシールド部材を有する、本発明によるシールド配列を有する処理システムの別の実施形態の、概略的な、部分的に切り取られた平面図である。
【
図29a】中性化学種を搬送しながら、荷電化学種を選択的にブロックするガス高伝導性構造の1つの実施形態を例示する、概略的な、断片的な平面図である。
【
図29b】中性化学種を搬送しながら、荷電化学種を選択的にブロックするガス高伝導性構造の1つの実施形態を例示する、概略的な、断片的な平面図である。
【
図29c】中性化学種を搬送しながら、荷電化学種を選択的にブロックするガス高伝導性構造の1つの実施形態を例示する、概略的な、断片的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下の説明は、当業者が発明を実施及び使用することを可能にするために提供されており、特許出願及びその要求に関連して提供されている。説明された実施形態に対する様々な変更は当業者に容易に明らかであり、ここでの一般的な原理はその他の実施形態にも適用される。つまり、本発明は、示された実施形態に限定されることが意図されておらず、ここに説明された原理及び特徴と一貫する最も広い範囲に一致させられることが意図されている。図面は実寸ではなく、その性質において概略的である。さらに、同一の参照符号は、実用的である場合は常に、本開示を通じて同じ構成要素に適用される。例えば、上下、左右、前後、最上/最下等の説明用語は、図面に提供された様々な視点に関する読者の理解を高めるために使用されており、限定するものではない。
【0013】
実用的である場合に様々な図面を通じて同一の構成要素を示すために同一の参照符号が使用されている図面に注意が向けられる。
図1は、参照符号10によって概略的に示された、プロセスチャンバ配列の1つの実施形態の概略的な斜視図である。見られるように、様々なその他の実施形態は、本開示の教示に従って実施されることができる。さらに、その他の実施形態はここでの教示を考慮して明らかであり、この開示は、例示されたこれらの実施形態だけに限定されると考えられない。プロセスチャンバ配列10は、プロセスチャンバ12を有しており、チャンバに取り付けられたスリット弁配列14を備え、スリットドア16を示しており、このスリットドアを介して加工物がチャンバ内部に引き渡され、またチャンバ内部から引き渡される。スリット弁配列は、この実施例において、閉鎖モードで示されている。プロセスチャンバ10は、様々な処理システムの一部として使用されることができるが、2004年8月17日に出願された米国特許同時継続出願第10/919582号(以下、582出願という)及び2005年4月1日に出願された米国特許同時継続出願第11/097412号(以下、412出願という)に記載された加工物引渡しシステムと共に特に役立ち、前記両出願は引用したことにより全体が記載されたものとし、また両出願は本願と共同で所有される。特に、プロセスチャンバ12は、半径方向円弧状経路に沿った加工物の到着及び退去を提供するが、線形又はあらゆるその他の適切な経路が使用されてもよい。さらに、チャンバ12はバッチプロセス環境を提供する。すなわち、後述のように、複数の加工ステーションは共通のチャンバ内部環境を共有する。
【0014】
図1に関連した
図2を参照すると、
図2は、切り取られた斜視図であり、スリットドア16に向かって前方を向いたプロセスチャンバ12の前側半分を示している。プロセスチャンバ12は、チャンバ本体30と、チャンバ蓋32とを有する。チャンバ蓋32は、チャンバ本体に蝶着されている。チャンバ蓋及びチャンバ本体は、チャンバ内部又はキャビティ38(
図2)を形成するように協働しており、このチャンバ内部又はキャビティ38は、周囲圧力から隔離可能である。第1の加工ステーション40及び第2の加工ステーション42がチャンバ内部38に位置決めされている。第1の加工ステーション40は第1の加工物46を支持するための台座アセンブリ44を有しており、第2の加工ステーション42は第2の加工物50を支持するための第2の台座アセンブリ48を有している。チャンバ12は、各加工ステーションを包囲するチャンバ壁部の非対称の配列を提供している。すなわち、チャンバ本体は、細長い長さを有しており、この長さに沿って、チャンバステーションは間隔を置いて配置されており、これにより、チャンバ側壁の幾つかは、チャンバ側壁の他のものよりも、特定の加工ステーションにより近くなっている。この実施例のために、プロセスチャンバ配列10は、半導体ウェハ、光電子式又はフラットパネルディスプレイ加工物から窒化ケイ素又は二酸化ケイ素等の層又はパターン(図示せず)をプラズマエッチングすることに関連して説明されることができるが、当業者は、このシステムは、以下の適切な箇所において明るみに出されるために、プラズマ化学蒸着(PECVD)、プラズマ剥離、表面調整/製造/洗浄、非プラズマ媒介処理、例えば、原子層堆積、急速熱処理(RTP)、様々な電磁及び誘導エネルギ源を使用する表面工学、を含むがこれらに限定されないその他の処理の適用において容易に役立つことを認めるであろう。したがって、本実施例のために、1対のプラズマ源が提供されており、各プラズマ源が参照符号60によって示されている。フォトレジストを除去するために、誘導結合プラズマ(ICP)源が使用され、1つの誘導結合プラズマ源が、多数の破線によって表されたプラズマ62を発生するために各加工ステーションに関連している。その他の適切なプラズマ源は、マイクロ波源、表面波プラズマ源、ECRプラズマ源、容量結合(平行板)プラズマ(CCP)源を含むが、これらに限定されない。
【0015】
図2の説明に続いて、例えば、円形の周囲を有する半導体ウェハ等の各加工物は、サセプタ64上に支持されている。各サセプタは、加工物を所望の温度に加熱する場合に役立つ。例えば適切なプラテン等のあらゆる適切なタイプのサセプタが使用されてよい。各加工物を各サセプタ64に対して昇降させるためにリフトピン(図示せず)を使用することができる。高周波(RF)電源は、公知の形式でサセプタに供給される。この場合、各台座はさらに、絶縁体66と、絶縁体に対して外側に位置決めされた接地シールド68とを有する。RF電力サセプタを使用することは必要条件ではない。RF電力が要求されるならば、加工物を直接に支持する台座は接地される。チャンバ構成の別の部分は、チャンバ内部38に流入するガスと相俟って、ガス圧を制御する場合に使用される排出配列100を有する。この目的のために、排ガス104は、矢印によって示された方向に流れる。排出配列100は、例えばフランジ付きポンプスプール106を有しており、このフランジ付きポンプスプールは末端の付属部分の形式で働き、例えば複数のボルト(図示せず)を使用する等のあらゆる適切な形式でチャンバ本体30に取り付けられている。例えば、フランジ付きスプールとチャンバボウルとの間にOリング又は金属ガスケット(図示せず)を使用して、封止が行われる。
【0016】
図3及び
図4を参照すると、プロセスチャンバ10に関する別の詳細に注意が向けられる。
図3は、細長いチャンバ本体30の一方の端部を除去し且つチャンバ蓋32の対応する端部を除去するための加工ステーション40に沿った切断面を有するチャンバ配列10の、部分的に切り取られた斜視図である。
図4は、スリット弁14を支持するチャンバの側に関する付加的な詳細を示すために、
図3に対してさらに拡大された、別の、部分的に切り取られた斜視図である。特に、スリット弁14は、スリット16を選択的にシールするように構成されたゲート120を有する。スリット弁が開放している場合、ゲート120は、図示された位置から外方へ、参照符号120′によって示された破線で示されたように、下方へ、
図4におけるスロット126内へ移動する。閉鎖位置において、
図4に最も詳細に示されているように、スリット16を周囲で包囲する表面128に対するゲート120のシールは、適切な溝130においてゲート120によって支持されるOリング(図示せず)を使用して達成することができる。
【0017】
図2〜
図5を参照すると、シールド配列140の1つの実施形態が、各加工ステーション40及び42のために使用されるように示されている。
図5は、プロセスチャンバ10の、部分的に分解された、切り取られた斜視図であり、互いに間隔を置かれたチャンバ本体30及びチャンバ蓋32、並びにチャンバ本体30から間隔を置かれた排出配列100を例示している。以後説明されるその他の構成要素も、間隔を置いた状態で例示されている。シールド配列140は各加工ステーションと関連させられている。各シールド配列140は、第1のシールド部材142を有することができ、この第1のシールド部材142は、概して円筒状であり、プラズマ源60のうちの1つに面した上側開口を有する構成を成している。第1のシールド部材は、個々の加工ステーションを包囲する周囲輪郭を有する。第1のシールド部材142の下端部は、内方に突出した複数のウェブ部材146を支持している。この開示を通じて説明されるシールド配列を製造するために使用するための適切な材料は、選択された材料がプロセス環境に対して反応しないように適切に被覆される限り、アルミニウム又はその他の金属を含むが、これらに限定されない。シールド構成部材は、例えば、陽極酸化被膜、及びイットリア−アルミニウム−酸化物(YAG)及び/又はイットリア等の非反応性セラミック砒化膜等のプラズマ耐性被膜で処理されていてよい。
図5に示されているように、各ウェブ部材は自由端部を有する。各ウェブ部材の自由端部を個々の接地シールド68の周囲段部152に対して捕捉するために、締付けリング150を使用することができる。締付けリングは、締付けのために、あらゆる適切な形式で、接地シールドの周囲段部152に係合する。この実施例においては、周囲段部及び締付けリングは開口154を有しており、この開口154は、ねじ山付き締結具等の適切な締結具155を受容することができ、締結具のうちの1つが
図5に示されている。各接地シールド68は接地されているので、ウェブ部材146は接地され、第1のシールド部材142を接地するように働く。しかしながら、第1のシールド部材142は、プロセスチャンバから選択的に解離可能である。
【0018】
さらに
図2〜
図5を参照すると、各第1のシールド部材の上端部は、周囲の、外方に突出したフランジ160を有しており、このフランジ160は、チャンバ蓋32が閉鎖位置を占める時にチャンバ本体30とチャンバ蓋32との間に捕捉されることができる。
図4及び
図5に最も詳細に示されているように、チャンバ蓋及びチャンバ本体はそれぞれ、溝162を有しており、この溝162は、各源のためにチャンバ蓋32に形成された開口を包囲しており、適切な高周波シールド材料、例えば、ニッケルめっきされた黄銅から形成されたフレキシブルな圧潰可能な又は編組された材料を受容することができる。しかしながら、両方の加工ステーションを包囲するチャンバ本体によって形成された周囲溝164内に配置されたOリングを使用して、チャンバ蓋とチャンバ本体との間の真空シールが別個に達成されることが認められるべきである。このように、ガス種は、チャンバ本体と、チャンバ蓋と、第1のシールド部材のフランジ160とによって共同で形成された回路又は非見通し線経路(non-line-of-sight path)に沿って流れることができる。なぜならば、溝162内に配置された高周波シールド材料は、第1のシールド部材142を接地するために有効に働きながら、圧力シールを提供することが意図されていないからである。第1のシールド部材142は、さらに、加工物引渡しスロット170(
図2〜
図4)を有しており、この加工物引渡しスロット170を通って、加工物46が加工ステーション46へ、また加工ステーション46から移動させられることができる。これに関して、加工物引渡しスロット170は、少なくとも概してチャンバ本体のスリット16と鉛直方向で整合させられている。チャンバ蓋及びチャンバ本体との電気接続を提供するフランジ160に加えて、このフランジは、熱伝導も提供し、第1のシールド部材142の温度を維持するのを助ける。温度を考慮することは、処理の結果に関して、以下の適切な箇所において説明される。シールド部材142を、チャンバの上部においてチャンバ蓋を介して接地し、また台座接地シールド68(
図2)を介してチャンバの底部に接地することによって、シールド部材には、全体的な接地計画が提供される。なぜならば、電流は、上方及び下方へチャンバ蓋及びチャンバ本体により自由に流れることができるからである。
【0019】
引き続き
図2〜
図5を参照すると、各シールド配列の部分を形成する第2のシールド部材180が、チャンバ本体30によって形成された凹所182内において、図面において鉛直方向に移動するように支持されている。凹所182は、第2のシールド部材がチャンバ壁部に十分に近い領域においてのみ必要とされる。これに関して、チャンバ壁部は、チャンバ壁部がチャンバの角隅に接近するに従って、第2のシールド部材から逸れている。チャンバ壁部と第2のシールド部材との間に十分な間隙が存在する場合、凹所182は不要である。第2のシールド部材は、例えばアクチュエータシャフト183(
図2)によって移動させられることができ、このアクチュエータシャフト183は、加工ステーションの間に位置決めされており、各加工ステーションの第2のシールド部材に適切に結合されている。アクチュエータシャフト183は、第2のシールド部材180を接地するように働くことができる。さらに、各第2のシールド部材180は、各第1のシールド部材142のように、プロセスチャンバから選択的に除去されることができる。これに関して、アクチュエータアームは、あらゆる適切な構成、例えば締りばめ又は螺合を有しており、この場合、アクチュエータアームと、第2のシールド部材180は、ユニットとして、チャンバ30から取り外され、再装着される。例えば、スナップリング、止めねじ等の別の構成も可能である。
図3に示したように、第1のシールド部材142は、対称軸線184を規定しており、この対称軸線184に沿って第2のシールド部材180は、図示されたように、加工物引渡し位置から、以下で詳述される処理位置へ移動させられることができる。第2のシールド部材は、概して、粒子を生じる恐れがある摩擦接触を回避するために、第1のシールド部材及びあらゆるその他の構成部材に関して接触せずに若しくは間隔を置いて位置決めされている。さらに、分かるように、第2のシールド部材180は環状の構成を有することができる。
【0020】
図3及び
図5を参照すると、1つの実施形態において、第1のシールド部材142は、加工物引渡しスロット170と少なくともほぼ対称的に向き合った付加的なスロット200を有している。このように、加工物引渡しスロット170が存在することによって生ぜしめられるあらゆる半径方向の不均一性が、付加的なスロット20が存在することによって周方向で合致させられる。さらに、第2のシールド部材180の環状の構成の結果、付加的なスロット200は、第2のシールド部材が処理位置において加工物引渡しスロット170をアドレスするのと実質的に同じ形式で、第2のシールド部材によってアドレスされ、これにより、加工物引渡しスロット170と付加的なスロット200との間に延びる方向で、半径方向均一性を高める。すなわち、プラズマの見地から、第2のシールド部材180によって影響されるスロット200は、第2のシールド部材180によって影響されるスロット170の鏡像であることができる。さらに説明されるように、幾つかの実施形態においては、第2のシールド部材180は環状である必要はなく、シールド配列の内部からのイオン通過のための機会を制限するために加工物引渡しスロット170に対面するシャッターの形式であってよい。向き合ったスロットが使用される場合、
図5に示されているように、各スロットに関して別個のシャッターが使用されてよい。これらの別個のシャッターは、共有されたアクチュエータ及び適切な機械的リンクによって同調して移動させられることができるか、又は独立したアクチュエータによって個々に移動させられることができる。第2のシールド部材のために環状の構成が使用される場合、処理位置におけるシールド配列内にイオンを閉じ込めることへの著しい貢献を提供しないシールド材料の部分は、除去されてよい。1つの実施形態において、付加的なスロット200と対面した可動なシャッターと同じ働きをするために、固定されたシールド部材(図示せず)が使用されてよい。なぜならば、この実施形態では、スロット200を通って加工物の引渡しを行う必要がないからである。すなわち、このような固定されたシールド部材は、第1のシールド部材に取り付けられているか、処理位置における可動なシャッターと、加工物引渡しスロット170との間に存在するのと実質的に同じ関係を、スロット200における固定されたシールド部材と第1のシールド部材との間に維持することによって、可動なシャッターの存在に近似するように適切に支持されていてよい。前記説明を考慮して、付加的なスロット200を通るイオン搬送を制限することに関して、ある範囲の機会が利用可能である。
【0021】
多数のプロセス関連成分が、プラズマ62に関連している。これらのプロセス関連成分は、概して、中性化学種、例えばCF
4、CH
2F
2、CHF
3、CH
3F、CL
2、Ar、CO
2、O
2、H
2、及びイオン化種、例えばC
3F
5+、C
2F
4+、CF
3+、CF
+、F
-、Ar
+、H
+、O
-、O
+を含む。これらの2つの異なるタイプの種はチャンバ内部38において様々な形式で移動する。特に、中性化学種は、見通し線(line-of-sight)及び非見通し線(non-line-of-sight)、回り込み経路(circuitous path)に沿って移動することができるのに対し、荷電化学種は概してチャンバ表面と反応し、概していかなる外部影響も存在しない場合に見通し線に沿ってのみ移動することができる。接地された表面又は帯電した表面が存在する場合、帯電したイオンは、湾曲した経路に沿って移動する。例えば、正イオン及び接地された表面の例において、正イオンは、この後直ぐにより詳細に説明されるように、帯電した表面に向かって曲がり、この帯電した表面に衝突する可能性が高い。
【0022】
図6aを参照すると、
図3における矢印6aの方向で見た概略図が提供されており、この図は、第1のシールド部材142及び第2のシールド部材180を有するシールド配列140の断面を示しており、この場合、第2のシールド部材180は、加工物引渡しスロット170に隣接した処理位置にある。プラズマ源60は、あらゆる適切な形式で、チャンバ蓋32に支持されており且つチャンバ蓋32に対して封止されていることができる。チャンバ本体30及びチャンバ蓋32の適切な部分も示されている。スリット弁配列は、図を見やすくするために示されていない。上述のような高周波シールド材料220が各溝162に配置されているのに対し、Oリング222が、チャンバを蓋に対して封止するために溝164に配置されている。シールド材料220は、第1のシールド部材42をチャンバ本体及び蓋に接地するように働くことができる。1つ又は2つ以上のフレキシブルなストラップ224は第2のシールド部材180を接地するために使用されることができる。第2のシールド部材180は、破線300によって示された、第1のシールド部材142上に投影される輪郭を有しており、これにより、縁部Mがスロット170の周縁に沿って形成されているのに対し、第2のシールド部材180は第1のシールド部材142の外側から距離dだけ間隔を置かれている。経路304に沿ってシールド配列140の内部302へ移動することを試みるイオンに関して、イオンは必然的に湾曲した経路に沿って移動しなければならないことが明らかである。しかしながら、正に帯電したイオンの例において、イオンは、例えば様々な接地された表面に吸着されることにより、経路304に隣接する接地された表面のうちの1つに接触しやすく、シールド配列の内部に達することができない。あらゆる場合に、様々な構成部材の協働によって規定される、経路304に沿った進入角度は、シールド配列の外部からシールド配列の内部への見通し線移動を提供しない。第2のシャッター部材の上縁310に沿って縁部Mを維持することによって、イオンの進入は等しく制限される。第2のシールド部材が第1のシールド部材を包囲する環状の構成である実施形態において、イオン搬送に対抗する有効縁部は、縁部Mよりも大きな、スロット170の鉛直方向に延びた縁部に設けられている。環状の構成ではなく、シャッター部材の幅を規定する向き合った縁部を有するシャッター部材を使用する場合、縁部Mは、同様に、イオン搬送を制限するためにシャッター部材の鉛直方向に配置された縁部において維持されることができる。有効に、シャッター部材は、スロット170を包囲するために、表面に対して垂直方向に第1のシールド部材の外側に投影される周囲輪郭を有する。同様に、付加的なスロット200が存在する場合、
図6aによって示された間隔配列は、環状の第2のシールド部材が使用されるか又は別個のシャッターが使用されるかにかかわらず、説明された形式で維持される。
【0023】
引き続き
図6aを参照すると、チャンバ本体30とチャンバ蓋32との間の周辺フランジ160の配列がさらに詳細に示されている。特に、回り込み経路が形成されており、この回り込み経路は、実線によって示された初期部分320を有しており、下側の溝162及びこの溝内のシールド材料220に通じている。回り込み経路320は、破線によって示された別の部分に沿って続き、この別の部分は、フランジ160の縁部の回りを通って、上側の溝162内に配置されたシールド材料220を通り、次いでシールド302の内部に達している。したがって、この回り込み経路の長さに沿ったイオンの成功する移動の可能性は、せいぜい、僅かであると考えられる。イオンの搬送がこのような回り込み経路によって実質的にブロックされるが、中性ガス種はこの経路に沿って移動し、この経路は、特定のシールド配列の内部と、全体的なチャンバ内部との間の、及びあらゆるその他のシールド配列の内部の、圧力平衡を支持する場合の手段として働く。上述のように、処理圧力は、プロセスチャンバ10の周囲に対して、Oリング222によって維持されている。本願に関連して役立つ回り込み経路のための適切な幅は、約0.2〜5mmである。もちろん、比較的より広い間隙は、より大きな伝導力を生じ、間隙寸法は、特定のプロセスの必要性に合わせて形成されることができる。これに関して、伝導力のより大きな値は、概して、より低い処理圧力において圧力平衡をさらに高めるために役立つ。
【0024】
図2を参照すると、1つの加工ステーションから別の加工ステーションへの中性化学種の移動は、あるとしてもプロセス結果に対してほとんど影響しないと考えられる。他方では、1つの加工ステーションから別の加工ステーションへの荷電化学種(即ちイオン)の移動は、プロセス結果に決定的な影響を与えると考えられる。したがって、加工ステーション間の中性化学種の自由流れを提供しながら、加工ステーション間の荷電化学種の相互汚染を最小限に抑制することが望まれる。加工ステーション間の中性化学種の自由流れを提供することによって、高い圧力平衡が達成される。高い圧力平衡は、隣接するプロセス領域間の最適で且つ鏡像のプロセス結果を伴うプロセス制御を達成するために望まれる。プロセス領域間の、プロセス関連製品のこの制限された又は選択的な連通は、隣接するプロセス領域における等しい圧力を維持するために、少なくとも部分的に望ましい。このために、第1及び第2のシールド部材の間の、フランジ160の周囲を通る連通経路320及びスロット170における連通経路は、ガス反応性気体プロセス関連製品の隔離を増大し、プロセスチャンバ内及び加工ステーションの間の中性ガスプロセス関連製品の交換を許容する。隣接するプロセス領域における等しい圧力は、ここで使用されているように、1つの圧力制御及びガス排出システム(図示せず)が、チャンバ圧力を提供するために使用されている場合、1つのプロセス領域において達せられたプロセス結果が、隣接するプロセス領域において得られたこれらの結果を反映することを仮定するために望ましい。加工ステーションの間の相互連通の所望のレベルに基づき、同じプロセスが全ての加工ステーションにおいて実行されるべきであるか、又は少なくとも1つの加工ステーションは使用されていなくてよい。シールド配列140は、別の利点を提供するためにもチャンバと協働する。特に、光は、加工ステーションの間を移動する限り制限され、これにより、このような光に応答する機器は不都合な影響を受けない。例えば、処理終点制御は、しばしば、工学測定に基づき確立される。次いで、1つの加工ステーションから別の加工ステーションへ移動する光は、別の加工ステーションにおける処理終点に影響する恐れがある。シールド配列140は、これらの目的を達成するように働く。
【0025】
依然として、システム10、特にシールド配列140によって提供される利益を考慮して、シールド配列が設けられていない場合にチャンバ30がプラズマ62に影響する形式を最初に考慮することは価値がある。これに関して、プロセスチャンバ配列10は、少なくとも2つの加工ステーションによって共有されるチャンバ内部を利用し、この場合、各加工ステーションがプラズマ源と加工物台座とを有しており、各加工ステーションは加工物の内の1つを個々のプラズマ源を使用して処理プロセスに曝すように構成されている。プロセスチャンバは、チャンバ内部における処理圧力を、チャンバの外側の周囲圧力から隔離するように働く。しかしながら、チャンバは、各プラズマ源に直面する各加工物の主要表面における所定のレベルの処理プロセスの均一性を仮定すると、1つ又は2つ以上の導電性の、接地されたチャンバ表面の配列を、非対称に又は各加工ステーションを中心に不均一に配置している。特に、各プラズマ源のプラズマは、本来不均一である各加工物に隣接したプラズマ密度を生ぜしめるために、非対称に分配されたチャンバ表面と相互作用する。言い換えれば、各プラズマ源によって生ぜしめられたプラズマ本体は、非対称に分配されたチャンバ表面に少なくとも幾分合致するように変形させられる。さらに、各源のプラズマ本体は、隣接するプラズマ源によって、又は1つ又は2つ以上の隣接する加工ステーションの存在によっても影響される。シールド配列140は、処理モードにおいて、非対称に分配されたチャンバ表面の配列よりも対称的な、各加工ステーションの周囲の導電性の接地された表面の配列を提供する。処理モードにおいて、各加工ステーションのシールド配列は、シールド配列なしに提供される均一性の所定のレベルよりも高い、関連するプラズマ源への加工物の露出の向上した均一性を提供するために、各加工物を包囲するために働く。実用的な観点から、シールド配列140は、処理モードにおいて、実質的に対称的である又は少なくとも近似に対して対称的な、処理モードにおいて各加工ステーションの周囲に分配された導電性の接地された表面の配列を提供する。これに関して、プラズマは、戻り電流(すなわち、接地経路)によって影響される電気的に感応性のボディであることが認められるべきである。さらに、シールド配列140は、非対称に分配された導電性表面の配列をそれ自体が表すスリット弁14(例えば
図4参照)によって生ぜしめられるプラズマに対する影響を実質的に排除する一方で、依然として、シールド配列140が加工物引渡しモードにある時のスリット弁の使用を容易にする。
【0026】
加工物引渡しモードにおけるスリット弁の使用に関して、シールド配列は、加工物が移動させられる経路からシールド配列の一部を移動させることによって加工物引渡しを提供するように、シールド配列自体を滑らかに変形させる。可動な第2のシールド部材は軽量であることができるので、加工物引渡し位置と加工物処理位置との間の移動は迅速に行われることができ、この場合、システムのスループットに実質的に有害作用を及ぼさない。さらに、チャンバの底部からアクセスしながら第2のシールド部材を鉛直方向に移動させることが有利であることが認識される。このように、以下に説明されるシールド配列の多数の実施形態によって実証されるように、シールド配列の構成に関して大きな融通性が提供される。さらに、作動部材が、処理構成要素からできるだけ離れて配置されることができる。
【0027】
再び
図6aを参照すると、各加工物は円形の周辺輪郭400を有することができ、処理モードにおける各加工ステーションのための各シールド配列は、少なくともその加工ステーションにおける加工物、例えば加工物46と、その加工ステーションのプラズマ源との間に、概して円筒状のプラズマ体積402を導入することができる一方で、チャンバボディ自体の非対称の壁配列にかかわらず、1つの加工ステーションから次の加工ステーションへの概して円筒状プラズマ体積の間の圧力平衡を維持する。したがって、この場合には少なくとも概して円筒状であるプラズマボディが提供され、このプラズマボディは、単一ウェハプロセスチャンバに見られるものよりも概して均一であるが、このより均一なプラズマボディは、チャンバ環境の共有された又はバッチ処理タイプに関連して提供される。
【0028】
シールド配列140によって提供される別の利点は、システムのメンテナンス要求に関する。このようなシステムは、一貫した処理結果を維持するために著しいレベルのメンテナンスを必要とする。特に、プロセスチャンバのクリーニングは、概して特定の工程を使用する作動時間に基づいて、定期的に行われなければならない。このようなクリーニング作業は、毎週又は毎月行われることは一般的ではない。これに関して、チャンバ内に、加工ステーション40及び42を包囲する極めて少ない自由空間が存在することが認められるべきであり、これは、チャンバの内部空間を最小限にすることを含む理由からこのようなシステムにおいては典型的であり、真空システムにおいて一般的な構成である。シールド配列140は、チャンバの内部へのアクセスを著しく向上させるために、チャンバ30の定期的なクリーニング及びメンテナンスの間にシールド配列140を除去することができることに関して有利である。
図5を参照すると、第1のシールド部材142は、チャンバ蓋32を開放することによって取り外されることができる。締結具155が取り外された後、締付けリング150が取り外される。その後、第2のシールド部材142が取り外される。次いで、各第2のシールド部材180は、あらゆる取り付けられたアクチュエータアームを備えるユニットとして取り外されることができるか、又はアクチュエータアームから解離され、次いで取り外されることができる。さらに、シールド配列自体は、チャンバから取り外すことにより容易にクリーニングされる。1つのオプションにおいて、シールド配列は、廃棄され、新たな清潔なシールド配列と交換されてよい。これに関して、シールド配列140のコスト、及びまだ説明されていないシールド配列は、少なくとも差圧を維持するためのシールド配列の必要性がないという理由から、減じられる。実際には、シールド配列は、プロセス領域の間の圧力平衡を維持するように特に設計されているので、シールド配列は、あらゆる著しい差圧を維持することができない。
【0029】
図6bを参照すると、別の実施形態が概略的な切り取られた図で示されており、
図2〜
図5の第1のシールド部材142の変更された形式を含む変更されたシールド配列140′及び変更されたシールド部材がプロセスチャンバに係合する形式を例示することに限定された参照符号450によって概して示されている。同じ参照符号によって示された同じ構成部材の説明は、簡略のために繰り返されない。したがって、この実施形態は、第1のシールド部材142が、変更された第1のシールド部材142′と置き換えられている点を除いて、前記実施形態10と同様である。この場合、変更された第1のシールド部材142′のフランジ160は、プラズマ源60とチャンバ蓋32との間に捕捉されている。下側溝162は、シールド材料220を収容するように適切に配置転換されている(
図6a参照)。同様に、Oリング溝164は、Oリング222を収容するように溝162の外側に位置決めされている(
図6a参照)。チャンバ本体30とチャンバ蓋32との間に真空シールを形成するために付加的なOリング溝164′が示されている。したがって、実施形態450は、上述のように、実施形態10の利点を共有する。例えば、変更されたシールド配列140′は、変更された第1のシールド部材へのアクセスを得るために、第1の取外し源60によって選択的に取外し可能である。
【0030】
上述の説明を考慮し且つさらにこれから説明される実施形態を考慮して認められるように、加工物処理モードにおける本発明のシールド配列は、2つの物理的に別個の部分から成り、この場合、一方の部分は、シールド配列の全体的な周辺輪郭を通るガス引渡しに関する高いガス伝導率(HGC)を有しており、別の部分は、シールド配列の全体的な周辺輪郭を通るガス引渡しに関する低いガス伝導率(LGC)を有する。
図2〜
図5の例を使用して、低いガス伝導率の部分は、第1のシールド部材142の円筒状の側壁に対応する。高いガス伝導率の部分は、ウェブ部材146を支持する第1のシールド部材142の下端部に対応する。HGC部分は、同時に加工ステーションの間の荷電化学種の搬送を実質的に阻止する排出配列100との流れ連通のための主要な排出経路として働く。HGC部分は、反応生成物及びその他のプロセス成分の除去、及び共通の真空ポンプ及び1つの圧力制御システムによる全ての加工ステーションにおける処理圧力の制御を許容し、これにより、制御及び測定構成部材の必要を減じることにより製造コストを削減する。本実施形態では、第2のシールド部材180はLGC部分の一部を形成しているが、HGC又はLGCのうちの1つの少なくとも1つの部分が可動である限り、これは必要条件ではない。シールド部材の内の1つの閉鎖位置として考えられることができる処理モードにおいて、シールドのHGC及びLGC部分は、選択的に透過性のシールド(STS)として作用するように協働する。すなわち、加工ステーションの間の荷電化学種の搬送は実質的にブロックされるのに対し、中性化学種は、加工ステーションの間を移動することができる。加工ステーションの間の光の搬送は同様に、以下にさらに説明されるように、あらゆる反射なしにブロックされる。
【0031】
LGCは、様々な図面を通じて見られるように処理モードにおけるシールド部材の間に規定された回り込み経路を有することができる。このような回り込み経路は、中性ガス種を通過させながら、イオン等の荷電化学種の通過を有効にブロックするためのバリアとして働く。このような区別は、粒子の衝突平均自由経路と比較された、経路の小さな横断寸法、及び粒子が方向を変更することを必要とする経路における曲がりによって提供され、これは、ほとんど全ての粒子(中性又は耐電)が壁部と衝突しなければならないことを保証する。壁部と衝突した結果、中性粒子は単に移動方向を変更するのに対し、イオンは電子を損失又は獲得し、中性になる。したがって、LGC部分は、処理周囲からの中性ガス成分を、各実施形態における隣接するシールド部材の間に共同で規定された回り込み経路を通って漏れることを許容するので、選択的なシールドとして働く。さらに、LGC部分を形成するシールド部材には、全体的なシールド配列が、最適な所望の処理結果(例えば、プロセス再現性の制御、低減された汚染、処理反応構成要素の凝縮により生じる粒子及び/又は堆積物の制御)を達成することに対して有利である所望の温度に維持されることを許容するために、様々なハードウエアフィーチャ(例えば熱交換液体又は気体を使用して冷却及び/又は加熱するためのコイル及び/又はチャネル)が設けられていてよい。一般的に、高い熱伝導率を有するように、つまり、著しい温度変化なしに、冷却された領域に熱を伝導するようにも設計されている。LGC部分は、接地接続を介して、包囲するチャンバフィーチャへの熱伝導によっても冷却されることができる。
【0032】
HGCをより詳しく見ると、処理モードにおいて、HGC部分は、1つの全体のうちの2つの部分としてのシールドの利点のうちの多くを提供するために、LGC部分と協働する。例えば、HGC部分は、プロセスチャンバの上面から加工物台座アセンブリの接地された面まで延びた低インピーダンス接地経路を有する、(加工物台座アセンブリの対称軸線又は中心線を中心として)ほぼ軸対称な接地された面を完成させることができる。HGC部分は、中性ガス種の極めて高い伝導率を有するシールド配列のこれらの部分を含むのに対し、LGC部分は、処理体積内に所望の軸対称のガス流を生ぜしめることが要求されるので、より少ない又はより低いガス伝導率を備えたシールド配列の部分を含む。
【0033】
ここで、概して参照符号500によって示されたプロセスチャンバ配列の別の実施形態を示す
図7に注意が向けられる。プロセスチャンバ配列500は、前述の多数の構成部材を有する。したがって、これらの同じ構成部材の説明は、簡略にするために繰り返されない。さらに、プロセスチャンバ配列500は、上述のようなプロセスチャンバ配列10によって提供される利点を共有し、さらに別の利点を提供する。本実施形態は、第1のシールド部材512と第2のシールド部材514とから成るシールド配列510を有する。各加工ステーションのために1つのシールド配列が提供されている。第1のシールド部材512は、ウェブ部材146(例えば
図5参照)が選択的である点を除いて、上述のような第1のシールド部材142と実質的に同じ形式で構成されている。第1のシールド部材512は、例えば
図6aに示されているように、周辺フランジ160を用いてチャンバ蓋32とチャンバ本体30とに係合する。上述の第1のシールド部材142と同様に、第1のシールド部材512は、加工物引渡しスロット170と、対称軸線516とを規定する概して円筒状の周辺輪郭を有することができる。付加的な向き合ったスロットには、上述の付属の利点が提供されている。さらに、付加的なスロットは、スロット170が第2のシールド部材154によってアドレスされるのと実質的に同じ形式で、第2のシールド部材514によってアドレスされることができる。
【0034】
図7を参照すると、各シールド配列510の第2のシールド部材514は、第1のシールド部材と接触しない対面する間隔を置かれた関係において、加工物引渡し位置と加工物処理位置との間で、第2のシールド部材514を移動させるために、少なくとも概して軸線516に沿った方向に移動するように支持されている。これに関して、第2のシールド部材514は、例示の都合上、加工ステーション40のための加工物引渡し位置において示されており、加工ステーション42のための加工物処理位置において示されている。概して、第2のシールド部材514は、加工物引渡し位置と加工物処理位置との間を同調して移動させられることができる。本実施形態においては、アクチュエータアーム配列520a及び520bが示されており、各アクチュエータアーム配列は、各第2のシールド部材514に係合している。各アクチュエータアーム配列は、プロセスチャンバの内部38を周囲からシールするために、シャフト522と、膨張可能なベローズ524とを有している。さらに、この実施形態においては、各第2のシールド部材514は、内方へ延びた周辺逸らせ板530を有しており、各周辺逸らせ板は、例えば、エチレングリコール、脱イオン水、化学的に不活性の流体、又は窒素又は空気等の気体等の冷却流体の流れを支持するための冷却チャネル532を形成することができる。処理体積の境界を定めるシールド配列の様々な表面の温度は、処理条件、ひいては処理結果に影響する。例えば、加工物の全セットが次々に処理される一連の処理の間、シールド配列の温度は上昇する傾向がある。したがって、シールド配列の温度を維持するための冷却手段は有利である。例示されているように、各周辺逸らせ板530は、直ぐ直後にさらに説明されるように、関連する加工ステーションの周囲で変化する幅を有している。シールド部材の温度は、反応副産物及び反応物がシールド部材の面に吸収される程度又はシールド部材の面と反応する程度に影響し、これは潜在的に、後で剥離し、望ましくない微粒子を生じる材料の薄い層を形成する。これに関して、不安定な表面温度は、微粒子及び膜の形成の機会を増大する。したがって、例えばシールド配列を冷却することによってより安定した温度を維持することが有利である。
【0035】
周辺逸らせ板530に関して、加工ステーション40及び42の間に排出配列100が配置されていることが分かる。言い換えれば、排出配列は、チャンバ本体30の側壁の配列と同様に、各加工ステーションに関して非対称に位置決めされている。これは、各加工ステーションの台座の周辺から排出配列への異なる流量を生じる恐れがあり、排出配列に近いほど流量が大きくなる。この変化する流量を補償するために、逸らせ板530は、比較的排出配列に近い各台座の周囲の流れを次第に制限するように構成されていることができる。言い換えれば、逸らせ板530は、排出配列からの距離が大きくなるほど、排出チャネルへ付加的な伝導を提供する。したがって、逸らせ板530は、各加工ステーションの台座の周囲に分配されて圧送される平衡された排出流量を提供する。本質的に、シールド配列510は、前記シールド配列140と同様に、逸らせ板530と協働することにより、均一な又はより均一な周方向プロセス体積、各加工物ホルダ(すなわちサセプタ)に対する周辺及び各加工物ホルダとその個々の処理源との間の各加工ステーションの周囲の表面の配列と協働する。同時に、逸らせ板530は、加工物ホルダと、より均一な処理容積にポジティブな形式でさらに一層影響するために協働するオフセット排出チャネルとの間の、不均一な周方向プロセス空間を形成する。すなわち、逸らせ板530の存在は、以下の適切な箇所においてさらに説明されるように、プロセス均一性の付加的な向上を提供することができる。
【0036】
図2〜
図6aを再び参照し、
図7a及びこれに関連する説明を考慮すると、実施形態10は、逸らせ配列を有してよく、実施形態500に関して説明されたようなこのような逸らせ板配列の利点を共有してよい。さらに、
図8aを参照すると、1つの実施例において、シールド配列140の変更された第1のシールド部材142′が概略的な平面図で示されている。変更されたシールド部材142′は、ウェブ部材146(そのうちの幾つかが参照符号によって示されている)が、これらの間に開口540(そのうちの幾つかが参照符号によって示されている)を形成しており、これらの開口は、上述の逸らせ板530と実質的に同じ形式で共同で機能するように、異なる面積を有している。これに関して、変更された第1のシールド部材の左の縁部位置544が、排出チャネルの最も近くに配置されるようになっている。
【0037】
図8bを参照すると、別の実施例において、シールド配列140の変更された第1のシールド部材142′′が概略的な平面図で示されている。変更されたシールド部材142′′は、締付けリング150(例えば
図4参照)によって係合されることができる内周522を有するリングの構成におけるプラズマ制御格子550と、前記フランジ160とを有している。この実施例では、プラズマ制御格子550がウェブ部材146の代わりに用いられており、上述の逸らせ板530と実質的に同じ形式で相俟って機能するように、プラズマ制御格子の周囲に沿って分配された複数の開口554を有している。さらに、プラズマ閉じ込め格子550は、ウェブ部材146の場合と同様に、シールド配列の下方において点火するプラズマを回避するために働く。これに関して、プラズマ制御格子は、例えば、陽極酸化されてよいアルミニウム等の導電性材料から形成されている。第2のシールド部材142′′は、シールド部材142′及び142と同様に、一体に形成されているか、又は互いに取り付けられた区分から形成されている。例えば、フランジ160及びプラズマ制御格子550は円筒状のボディの両端部に溶接されていてよい。
【0038】
図9a〜
図9cを参照すると、逸らせ板の幾つかの実施形態が概略的な平面図で示されており、これらの逸らせ板は、
図6aの逸らせ板配列530の代わりに使用されるか、又は、この全体的な開示において説明されているシールド配列のいずれかに関連して使用される。様々な逸らせ板が、
図9a、
図9b及び
図9cにそれぞれ参照符号544a,544b,544cによって示されている。例えば、シールド配列の一部として装着されている場合の各逸らせ板の対称軸線546を表す矢印が、排出チャネルに向かう方向を指しており、排出チャネルを二分している。さらに、特定の用途や、この説明全体を考慮してカスタマイズされた様々な形状が使用されてもよい。
【0039】
上述の説明から明らかなように、ここに記載のシールド配列は、必然的に非対称であり且つ2つ以上の加工ステーションによって共有されたプロセスチャンバによって包囲され且つ圧力隔離状態に保持されている場合に、各加工ステーションの周囲により均一な周方向プロセス空間(及び同様に、より均一な表面配列)を提供するために働く。より均一な周方向プロセス空間は、処理反応物及び副産物の密度、流量及び滞留時間を含む処理パラメータを制御するために働き、これにより、各加工物の主面は、プロセスチャンバ自体によって提供されるパラメータ分布よりも、処理されている加工物の主面に対して、これらの処理パラメータのより均一な周方向分布が提供される。与えられた処理の経過における加工ステーション間の観点から、したがって、各加工ステーションにおける各加工物は、1つのプロセスチャンバにおいて同時に処理される全ての加工物にわたって、非対称なプロセスチャンバとは無関係に、ほぼ同一の処理結果を影響するために、ほぼ同一の処理条件に曝される。同時に、プロセスチャンバ内の各加工ステーションにおける各加工物が、実質的に同じ処理条件に曝されるために、各加工物は、各加工ステーションにおいて同じ処理圧力に曝される。なぜならば、同一の処理圧力は、ほぼ同一の処理結果を達成するための要因であると考えられるからである。したがって、上述のように、各加工ステーションにおける各加工物は、1つ又は2つ以上の回り込み経路及び非見通し経路を使用することによって加工ステーションの間で圧力を平衡させることにより、同じ処理圧力に曝される。これらの回り込み経路は、ガス粒子の軌道を何回も変化させることによって、イオン化されたガス種を制限し、軌道の変化は、イオン化された粒子を表面と衝突させ、これにより、イオン化された粒子はエネルギ及び電荷を失う。したがって、シールド配列は、有利には圧力を平衡しながら、各プラズマ源からのプラズマを閉じ込めるために働く。
【0040】
同時に、シールド配列は、加工物ホルダの下方で且つプラズマが閉じ込められる領域から少なくとも僅かに離れて、逸らせ板を有しており、これにより、各加工物ホルダの周囲の均一な流れを保証し、また、各加工ステーションから、プロセスチャンバからの1つの出口/排出ポートまでの流れを平衡させる。この出口ポートは、圧力を所望のレベル(通常は大気圧未満)に調節するために、圧力制御絞り弁(図示せず)及びガスポンピングシステム(図示せず)と連通している。
【0041】
ここで認められるように、共通の/共有されたプロセスチャンバにおける加工ステーションと、関連する環境との間の、プロセス関連製品の個々の構成部材の移動を選択的に制御することによって、1つのプロセスチャンバ環境を使用する必要なく、高いスループットを提供する極めて有利なシステムが提供される。
【0042】
ここで、
図10を参照すると、概して参照符号600によって示されたプロセスチャンバ配列の別の実施形態が、スリット弁配列14が取り付けられたチャンバの前方に向かってチャンバの内部を見た、概略的な切り取られた斜視図で示されている。プロセスチャンバ配列600は上述の多数の構成部材を有する。したがって、これらの同じ構成部材の説明は簡略のために繰り返されない。さらに、プロセスチャンバ配列600は、前述のように、プロセスチャンバ配列10及び500によって提供される利点を共有し、さらに別の利点を提供する。この実施形態は、第1のシールド部材612と第2のシールド部材614とから成るシールド配列610を有する。この実施例では、各第1及び第2のシールド部材は、両端部の間において、少なくとも概して円筒状の周辺輪郭を有する。各加工ステーションのために1つのシールド配列が提供されている。図の右側における、加工ステーション40のためのシールド配列は加工物引渡しモードにおいて示されているのに対し、図の左側における、加工ステーション42のためのシールド配列は、加工物処理モードにおいて示されている。第1のシールド部材612は、ウェブ部材を有さないという点を除いて、上述のように、第1のシールド部材142と実質的に同じ形式で構成されている。明らかにするために、第1のシールド部材612は、前記フランジ160(例えば
図5及び
図6aも参照)を支持する概して円筒状のボディ616を有することができる。この実施形態において、シールド部材614を移動させる場合に切欠618(そのうちの1つが破線を用いて示されている)を通って、シールド部材610の一部であるウェブ部材を係合させる設計によって、ウェブ部材146(
図2、
図3及び
図5参照)が使用されてよい。第1のシールド部材612は、例えば
図6aに示されているように周辺フランジ160を使用してチャンバ蓋32とチャンバ本体30とに係合する。上述の第1のシールド部材142のように、第1のシールド部材612は、加工物引渡しスロット170と対称軸線516とを規定する概して円筒状の周辺輪郭を有する。付加的な向き合ったスロットには、上述の付随する利点が提供されている。さらに、付加的なスロットは、スロット170が第2のシールド部材614によってアドレスされるのと実質的に同じ形式で、第2のシールド部材164によってアドレスされることができる。
【0043】
さらに
図10を参照すると、各シールド配列610の第2のシールド部材614は、第2のシールド部材614を加工物引渡し位置と加工物処理位置との間を移動させるために少なくとも概して軸線516に沿った方向に移動するように支持されている。これに関して、第2のシールド部材614は、例示の便宜上、加工ステーション40のための加工物引渡し位置において示されており、加工ステーション42のための加工物処理位置において示されている。しかしながら、前記シールド配列とは異なり、シールド配列610において、第2のシールド部材はシールド部材の直径よりも小さな直径を有するので、第1のシールド部材612内で軸線516に沿って移動する。概して、第2のシールド部材614は、加工物引渡し位置と加工物処理位置との間を同調して移動させられるが、これは必要ではない。本実施形態において、アクチュエータアーム配列520a及び520bが例示されており、各アクチュエータアーム配列は、個々の第2のシールド部材614に係合している。再び、各アクチュエータアーム配列は、プロセスチャンバの内部38を周囲からシールするために、シャフト522と、膨張可能なベローズ524とを有している。しかしながら、この実施形態において、逸らせ板530は、各第2のシールド部材614の下側周辺部によって支持されることができ、第2のシールド部材と一緒に移動することができる。
【0044】
図11を参照すると、第1のシールド部材612と第2のシールド部材614とを含むシールド配列610の付加的な詳細を示す、
図10の線11−11に沿った、概略的な断面図が示されており、この場合、第2のシールドは、加工物引渡しスロットに隣接した処理位置に位置している。チャンバ本体30及びチャンバ蓋32の適切な部分も示されている。前の図面に示された上述の構成部材の説明は、簡潔にするために繰り返されない。再び、第2のシールド部材614と、
図10のアクチュエータアーム522を接地するために、1つ又は2つ以上のフレキシブルなストラップ224が使用されることができる。第2のシールド部材の外面620は、第1のシールド部材の内面622から間隔を置いて配置されている。スロット170を通ってシールド配列610の内部302へ進入しようとするイオンに関して、イオンが通過する可能性をほぼゼロに減じるために、イオンが通過しようとする経路の長さに対して、距離dが小さく形成されることができる。例えば、イオンが矢印によって示された経路630に沿って移動しようとすると、経路630の長さと比較してdが十分に小さい場合、イオン(すなわち荷電化学種)が表面620及び622のうちの一方又は他方に吸着され、移動を終了するという、高い可能性が存在する。これに対して、中性化学種は、加工ステーション同士の圧力平衡を促進するために、経路630に沿って容易に移動することができる。第2のシールド部材614の外側にスロット170が設けられていることにより、処理位置におけるプラズマ体積402に、実質的に識別できない効果が与えられる。言い換えれば、前記経路630等の経路は距離dよりも著しく長いので、少なくとも実用的な観点から、この実施形態においてスロット170による周方向の影響は存在せず、より対称的なプラズマボディを形成する。
【0045】
図12を参照すると、プロセスチャンバ配列の別の実施形態が、概して参照符号700によって示されており、この図は、チャンバの後側及び蓋が除去された状態で、スリットドア16が配置されているチャンバの前側に向かって見た、概略的な切り取られた斜視図において示されている。プロセスチャンバ配列700は上述の多数の構成部材を有する。したがって、同じ構成部材の説明は簡潔にするために繰り返されない。さらに、プロセスチャンバ700は、上述のように、プロセスチャンバ配列10,500,600によって提供される利点を共有し、さらに別の利点を提供する。本実施形態は、第1のシールド部材712及び第2のシールド部材714から成るシールド配列710を有する。図の左側における加工ステーションは、シールド配列710の詳細を最もよく示すために省略されている。前の実施例のように、図の左側におけるシールド配列は加工物引渡し位置において示されているのに対し、図の右側におけるシールド配列は加工物処理位置において示されている。この実施例において、第1及び第2のシールド部材はそれぞれ、少なくとも概して円筒状の周辺輪郭を有することができる。各加工ステーションのために1つのシールド配列が設けられている。
【0046】
図12に関連して、
図13を参照すると、
図13は、シールド配列710の別の詳細を概略的な切り取られた斜視図で示している。第1のシールド部材712は、例えば、フランジ720及びチャンバ蓋32によって相俟って規定された孔22を有する周辺フランジ720(
図13に最もよく示されている)を使用して、チャンバ蓋32に取り付けられており、これらの孔は、適切な締結具(図示せず)を受容することができる。前記高周波シールド材料220(例えば
図11を参照)は、蓋32に電気的に接続されている。各プラズマ源60は、溝724に配置されたOリング(図示せず)を使用してシールされている。チャンバ蓋に取り付けられている場合、各第1のシールド部材の上側開口は、各プラズマ源60に面している。各第1のシールド部材の下側開口は、個々の加工ステーションに面している。各第1のシールド部材712及び各第2のシールド部材714は、両端部の間に厚さtを有することができる。厚さtにおいて、各第1のシールド部材712の下縁は、溝725を有することができる。第2のシールド部材714の上縁は、第1のシールド部材712に向かって開放している。さらに、第2のシールド部材714の上縁は舌片730を形成することができる。
図13に示されているように、第2のシールド部材714の移動は、アクチュエータアーム522を使用して対称軸線516に沿って行われることができる。第2のシールド部材は独立して移動させられることができるが、概して同調して移動させられる。これに関して、第2のシールド部材は、1つのアクチュエータを共有することができ、このアクチュエータへの適切なリンクを使用する。アクチュエータアーム522は、第2のシールド部材714に取外し可能に収容される。1つの実施形態において、各アクチュエータアーム及び関連する第2のシールド部材714は、ユニットとしてプロセスチャンバにおいて着脱されることができる。
【0047】
さらに
図12及び
図13を参照すると、関連する第1のシールド部材712に対する各第2のシールド部材714の移動の間、第2のシールド部材の上端部は、直面する関係において第1のシールド部材712の下端部に向かって又はこの下端部から離れる方向に移動する。加工物引渡し位置において、第1及び第2のシールド部材の間に十分な空間が形成されており、この空間を通って加工物の引渡しを提供する。加工物処理位置(
図13に最も詳細に示されている)において、第2のシールド部材714の舌片730は、粒子を生じる摩擦を回避するために、接触していないが接近した関係で、第1のシールド部材712の溝725に収容されている。この形式において、加工物処理位置において第1及び第2のシールド部材の間に回り込み経路が形成されるように間隙gが形成されている。したがって、第2の環状シールド部材が加工物処理位置にある時、舌片は、接触することなく溝内に延びており、これにより、各シールド配列の内部のあらゆる位置から、シールド配列の外部のあらゆる位置へ回り込み経路を形成し、これにより、中性化学種の搬送を提供しながらイオン流を実質的にブロックし、加工ステーションの間で処理圧力が平衡される。これらの教示に関連して、回り込み経路の形状に関する多くのその他の変更が可能であり、示された特定の形状は、限定しない実施例によって提供されている。望むならば、各第2のシールド部材の下端部は、例えば上述の逸らせ板530等の適切な逸らせ板を有する又は支持するように構成されることができる。取外し、取付け、及びチャンバクリーニングのためにシールド配列710にアクセスすることは、単にチャンバ蓋32を開放することによって容易に行われる。クリーニングのために、第1のシールド部材712はチャンバ蓋から取り外され、第2のシールド部材714はチャンバ本体714から取り外される。
【0048】
ここで、概して参照符号800によって示されたプロセスチャンバ配列の別の実施形態を示す
図14及び
図15が参照される。
図14は、プロセスチャンバ配列800を概略的な、切り取られた斜視図で示しており、この場合、チャンバの後側及び蓋が排除されており、スリットドア16が配置されたチャンバの前側に向かう方向で見た状態を示しているのに対し、
図15は、プロセスチャンバ配列800のより直ぐ背後から見た図を提供している。プロセスチャンバ配列800は、上で前述した多数の構成部材を有する。したがって、これらの同一の構成部材の説明は、簡潔にするために繰り返されない。さらに、プロセスチャンバ配列800は、上述のプロセスチャンバ配列10,500,600,700によって提供される利点を共有しており、さらに別の利点を提供する。この実施形態は、第1のシールド部材812と第2のシールド部材814とから成るシールド配列810を有する。前述の実施例のように、各図の左側のシールド配列は、加工物引渡しモードで示されているのに対し、各図の右側のシールド配列は、加工物処理モードで示されている。この実施形態において、第1のシールド部材812は、加工ステーションのうちの1つによって支持された加工物の内の1つを包囲する周辺輪郭を規定する側壁を有する。拡大された第1のシールド部材は、個々の処理源に面する開口と、図面において、加工物の位置の鉛直方向下方に配置されることができる向き合った開口とを有する。第1のシールド部材は、対称軸線816を有する円筒状の周辺輪郭を形成することができる。さらに、第1のシールド部材は、第1のシールド部材の底部における開口に隣接するように下方へ延びた側壁ドア820を有する。各加工ステーションに対して1つのシールド配列が設けられている。
【0049】
図14及び
図15に関連して
図16を参照すると、
図16は、矢印16の方向で見た、概略的な部分的な断面図であり、シールド配列810の別の詳細を示している。第1のシールド部材812は、図示及び上述されたように、周辺フランジ160を使用してチャンバ蓋32及びチャンバ本体30に係合している。各シールド配列810の第2のシールド部材814は、加工物引渡し位置と加工物処理位置との間において第2のシールド部材を移動させるために少なくとも概して軸線816に沿った方向で移動するように支持されている。これに関して、例示の便宜上、第2のシールド部材814は、加工ステーション40においては加工物引渡し位置に示されており、加工ステーション42においては加工物処理位置に示されており、第2のシールド部材は、後の図面に示されているように、第1のシールド部材812の曲率に合致する、平面図における曲率を概して備えて構成されており、且つ側壁ドア820の全体的な縁部構成に対して相補的な周辺縁部構成を有している。したがって、軸線816に沿った移動は、第2のシールド部材を側壁ドア820内へ又は側壁ドア820から移動させ、これにより、第2のシールド部材の個々の縁部を、ウェハ引渡し位置において側壁ドアの縁部の対応する1つと対面する関係に配置し、且つ加工物引渡し位置においてウェハ引渡しスロット16を露出させる。個々の縁部が処理位置において対面する関係に配置される限り、シールドドアを実施する場合にシールド部材のためにあらゆる適切な相補的な縁部構成が使用されることができ、妨害なく加工物引渡し位置へ移動させられることができる。例えば、側壁ドアは、逆U字形であることができる。概して、第2のシールド部材814は、加工物引渡し位置と加工物処理位置との間を同調して移動させられるが、これは必要条件ではない。この実施形態において、アクチュエータアーム配列520a及び520bが示されているが、各アクチュエータアーム配列は、アクチュエータアーム522(
図14)を用いて個々の第2のシールド部材814に係合する。
【0050】
図16を参照すると、第1のシールド部材812の側壁ドアは、通過しようとするあらゆる粒子のための回り込み経路830を形成するように、第2のシールド部材814の縁部と共同する縁部輪郭を有する。したがって、上述のように、中性化学種はこの経路を移動することができるのに対し、イオンは概してブロックされる。回り込み経路830は、2つの直角の屈曲部を備えているが、あらゆる適切な非見通し線形状が使用されることができる。
【0051】
図17を参照すると、第1のシールド部材812及び第2のシールド部材814を備えたシールド配列810を有する加工ステーション42の隔離された平面図が示されており、この場合、第2のシールド部材の曲率は第1のシールド部材の曲率に合致している。シールド部材は加工物処理位置において示されているが、回り込み経路830は例示の制限により示されていないが、存在すると理解されるべきである。第2のシールド部材814の移動を考慮して、前記ウェブ部材146に関して何らかの対処がなされている。特に、ウェブ部材146a(多数のウェブ部材146aが参照符号を用いて示されている)は、内側の端部において、上述のように締付けリング150によって係合されることができる。ウェブ部材146aは、第2のシールド部材812と一体に形成されるか、第2のシールド部材に取り付けられていることができる。これに対して、ウェブ部材146bは、概して第2のシールド部材の移動中に第2のシールド部材との摩擦接触を回避するように十分に、第2のシールド部材814から離れて僅かに間隔を置いて配置されている。さらに、ウェブ部材146bの外側端部は、対面した関係で第2のシールド部材814の曲率に合致するように湾曲された帯材832を用いて支持されていることができる。帯材832は、第2のシールド部材814に直ぐ隣接したウェブ部材146aから延びていることができる。帯材832は、シールド部材812の内側周辺部全体に沿って延びたリングとして形成されていることができる。
【0052】
図18を参照すると、シールド配列810の別の実施形態を有する加工ステーション42の隔離された平面図が示されている。再び、シールド部材は加工物処理モードにおいて示されているが、回り込み経路830は例示の制限により示されていないが、存在すると理解されるべきである。この実施形態において、ウェブ部材146の代わりに格子840が使用されている。格子840は、加工ステーションの周辺を包囲し、内周に締付けリング150によって係合させられることができる。格子840の外周は、第1のシールド部材812にあらゆる適切な形式で取り付けられることができる。格子840は、第2のシールド部材814に隣接して、第2のシールド部材の移動中に摩擦接触を回避するように概して十分に第2のシールド部材から離れて僅かに間隔を置いて配置されている。概して、格子は、この非接触関係を維持するように十分に剛性に形成されることができる。格子840を形成するために使用するための適切な材料は、アルミニウム、チタン及びステンレス鋼を含むが、これらに限定されない。格子によって形成された代表的な開口842の直径は約4mmであることができ、この場合、円形の開口が使用されている。1つの実施形態において、HGC表面における開口の密度は、所要の構造的/機械的及び電気的一体性を維持しつつ、この表面を通る最も高いガス通過率を許容するために、最大化されることができる。開口(又は、別の実施形態においては、タブ及び/又はスロット)の寸法、向き、及び間隔は、少なくとも実用的な観点から、電界及び磁界を発生するプラズマの浸透を回避し、且つ荷電化学種をろ過しながら中性化学種を選択的に通過させるように、設計されていることができる。電界及び磁界の浸透をブロックすることは、この表面と通過するガス成分のさらなるイオン化を妨げ、これにより、一種の帯電粒子フィルタとして働く。このような典型的なHGC表面は、HGC構造が高い通過率を有する限り、大きな厚さ(例えば、ハニカム構造の高さが、ハニカムの開口を横切る距離とほぼ同じであるようなハニカム構造)を有することができる。
【0053】
格子840は、第1のセグメントが第1のシールド部材によって支持されており、第2のセグメントが、第2のシールド部材814によって支持されていてこの第2のシールド部材813と一緒に移動するように、分割されていることができる。格子840は、実質的にここで説明されたあらゆるシールド配列に関連して使用され、逸らせ板又はウェブ部材構成に関連して使用されてよい。接地の考慮は、シールド部材、ウェブ部材、格子構成部材等に関してすぐ後に説明される。
【0054】
図19を参照すると、ウェブ部材146bの1つの実施形態が示されている。この実施例において、ウェブ部材は、第2のシールド部材814と一緒に移動するように固定されている。接地接点850は、加工ステーションの接地シールド68に接続されている。図示のように、処理位置において、ウェブ部材146bは、ウェブ部材146b、ひいては第2のシールド部材814をより十分に接地するように働くために、接点850と物理的に接触している。接点850は、処理位置において接地シールド68との接触を保証するためにフレキシブルであり、ここで説明されたその他のこのような接点のように、例えばベリリウム−胴合金、銅ベース合金、ステンレス鋼合金等のあらゆる適切な弾性材料から形成されている。これらの材料は、例えば、アルミニウム、ニッケル、炭素又はダイヤモンド状被膜(DLC)を用いて被覆されていてよい。
【0055】
図20を参照すると、ウェブ部材146bの別の実施形態が示されている。この実施例では、ウェブ部材は、接地シールド68に固定されている。これは、前記締付けリング150を使用して達成されている。したがって、ウェブ部材146はこの実施例では定置である。接地接点852は第2のシールド部材814に接続されており、これにより、第2のシールド部材が加工物引渡し位置から、矢印854によって示された方向に移動すると、接点852は、ウェブ部材146b、ひいては第2のシールド部材814をより十分に接地するように働くために、第2のシールド部材146bと物理的に接触している。接点852は、接点850のように、処理位置において接地シールド68との接触を保証するためにフレキシブルであり、同様の材料から形成されている。
【0056】
図21a及び
図21bは、接点850の適切な形態を別の拡大図で示しており、この場合、各接点は、取付け部分856及び接点部分858を有している。取付け部分856は、例えば溶接によって支持構成部材に固定されている。
【0057】
図22a及び
図22bは、第1のチャンバ構成部材860によって支持された別の接点850′を示している。脚部862が第1のチャンバ構成部材860に取り付けられている。接点850′の側壁は、圧縮可能な蛇腹状の構成を有しており、これにより、第2のチャンバ構成部材866との接触が、2つのチャンバ構成部材の間の接点850′を捕捉し、これが、2つのチャンバ構成部材の間に電気的な接地接触を形成することができる。
【0058】
概して参照符号1000によって示された、プロセスチャンバ配列の別の実施形態を示す
図23がここで参照される。
図23は、プロセスチャンバ配列100を概略的な切り取られた平面図で示しており、この場合、チャンバの後側及び蓋が排除されており、スリットドア16が配置されているチャンバの前側を見た状態が示されている。プロセスチャンバ配列1000は、前述の多数の構成部材を有している。したがって、これらの同じ構成部材は、簡潔にするために繰り返されない。さらに、プロセスチャンバ1000は、前述のプロセスチャンバ配列によって提供される利点を共有しており、さらに別の利点を提供する。本実施形態は、第1のシールド部材1012及び第2のシールド部材1014から成るシールド配列1010を有している。例示のために、加工ステーション40のための、図の左側のシールド配列は、加工物処理モードにおいて示されているのに対し、加工ステーション42のための、図の右側におけるシールド配列は、加工物引渡しモードにおいて示されており、これにより加工物引渡しスリット16が見えている。加工ステーションを種々異なるモードにおいて様々な図面に示すことは、これらの説明の文脈における便宜として働くが、両加工ステーションは、通常、加工物引渡し及び処理のために、同じモードで作動させられる。加工物50は、持上げピン1016上に支持されており、例えば、プロセスチャンバからの引渡しを待機している。各第1のシールド部材1012は、プラズマ源60の1つに通じる開口を包囲している。供給されるガス混合物102はガス管1022に供給され、このガス管は、実質的に等しい量のプラズマ供給ガスを、中心線1023に沿って、各プラズマ源に、処理モードの間、矢印1024によって示されたように導入する。第2のシールド部材1014は、例えばアクチュエータ配列520a及び520bを使用して、図面において垂直移動するように支持されている。第2のシールド部材1014は、円筒状の、周囲の側壁1030と、環状の突出部材1032とを有しており、この突出部材は、側壁1030の下側周囲から内方へ延びている。周囲の側壁1030及び突出部材1032は、一体に形成されているか、又は別個に形成されてから、互いに取り付けられることができる。突出部材1032は、上述のように、各台座の周囲の流れを等しくするために、逸らせ板の形式で機能するように構成されることができる。例えば、突出部材は、
図8bに示されたような開口の分配を有することができる。
【0059】
図24aを参照すると、前の図は、処理モードにおいて
図23に示された破線の円1034の中の、第1のシールド部材1012と第2のシールド部材1014との間の関係を示す別の拡大図である。第1のシールド部材1012は、第1のシールド部材をチャンバ蓋32に電気的に接続し、ひいては接地するために、例えば上述のようにフランジ160(例えば
図4及び
図6a参照)を使用して、チャンバ本体30及びチャンバ蓋32の間に捕捉されることができる。シールド部材は、あらゆる粒子のための回り込み経路1036を形成するように協働し、前記粒子はこの経路を介してシールド配列から出ようとする。したがって、荷電化学種は有効にブロックされる。第1のシールド部材1012への第2のシールド部材1014の電気接続、ひいては接地は、少なくとも部分的に、複数の接地接点1040を使用することによって保証されることができ、これらの接地接点は、例えば
図19、
図20、
図20a及び
図21bに関して説明されたものと同様であり、同様の材料を用いて形成されることができる。
【0060】
図23に関連して
図24bを参照すると、
図24bは、
図23に示された破線の円1042の中の、処理モードにおける、第2のシールド部材の突出部材1032と、接地シールド68との間の関係を示す別の拡大図である。接地シールド68への第2のシールド部材1014の接地は、少なくとも部分的に、突出部材1032に取り付けられることができる付加的な接地接点1040を使用することによって保証されることができる。中性化学種1044の流れは破線によって示されている。
図24aに最も詳細に示されているように、中性化学種は、例えば、突出部材1032によって形成された開口を通過することができる。突出部材の内側リング1046は、例えば、強度増大部材として固体であることができる。
【0061】
再び
図23を参照すると、処理モードにおいて、第2のシールド部材1014の周囲の側壁1030は、処理を受けている個々の加工物を包囲している。第1のシールド部材1012は、第2のシールド部材1014の周囲の側壁と協働し、全体的な選択的に透過性のシールドの一部としてのシールド配列のLGC部分を形成している。選択的に透過性のシールドのHGC部分は、突出部材1032によって形成されており、上述の又は以下に説明される、中性化学種の流れを容易にしながら、荷電化学種の通過を制限するための、あらゆる適切な便宜を有することができる。HGC部分を通る中性化学種の組み合わされた流れは、排出流104に応答して1対の矢印1048によって示されている。
【0062】
図25を参照すると、
図23のプロセスチャンバ配列の変更された形態は、概して参照符号1000′によって示されている。したがって、同じ構成部材の説明は、簡潔にするために繰り返されない。この実施例では、逸らせ板部材1060が、突出部材1032に加えて提供されており、各第2のシールド部材1014と一緒に移動する。逸らせ板部材は、第2のシールド部材の一部と一体に形成されているか、別個に形成され、適切な形式で取り付けられることができる。逸らせ板部材は、例えば上述のように、個々の台座の周囲の流れを制御するためのあらゆる適切な構成を有することができる。この実施例において、各逸らせ板部材1060の斜線で表された部分1062は、LGC部分の一部としての中実の壁部を有しているのに対し、各逸らせ板部材の斜線で表されていない部分は、台座の周囲の流れに影響するように構成されている。
【0063】
図26を参照すると、
図23のプロセスチャンバ配列の別の変更された形態が、概して参照符号1000′′によって示されている。従って、同じ構成部材の説明は、簡潔にするために繰り返されない。この実施例において、逸らせパネル1070が、概してチャンバ30の底部を横切って設けられている。逸らせパネルは、クリーニングを容易にするために、選択的にチャンバから取外し可能であることができる。逸らせパネルは、例えば上述のように、個々の台座の周囲の流れを制御するためのあらゆる適切な構成を有することができる。この実施例において、逸らせパネルの斜線で示された部分1072は、全ての流れをブロックするLGC部分の一部としての中実の壁部を有するのに対し、逸らせパネルの、斜線で示されていない部分1074は、各台座の周囲の流れを制御するように構成されている。
【0064】
これまで説明された全ての実施形態において、シールド配列の周囲の側壁は、STSのLGC部分の一部を構成しているのに対し、処理源と向き合った、シールド配列の底部における開口は、STSのHGC部分を構成するために使用されている。以下に説明するように、HGC部分及びLGC部分は、著しい柔軟性を備えて位置決めされることができる。
【0065】
概して参照符号1100によって示された処理システムの別の実施形態を示す、
図23、
図24a及び
図24bのシステムの変更された形態を示す、
図27が参照される。従って、この説明は、ある形式で変更された構成部材に限定される。特に、第2のシールド部材1014′は、
図23の周囲の側壁1030と比較して高さが僅かに小さいことができる周囲の側壁1030′を有する。周囲の側壁1030′は、選択的に透明のシールドのLGCの一部を形成している。さらに、選択的に透過性のシールドのHGC部分は、湾曲した壁区分1120によって形成されており、この湾曲した壁区分は、周囲の側壁1030′から下方へ延びており、曲げ部を介して移行しており、これにより、
図23の突出部材1032と実質的に同じ形式で、環状の縁部1122が接地シールド68に対面している。この実施例において、中性化学種の流れ1124は、排出流104に応答して処理モードにおいて促進される。湾曲した壁区分1120は、あらゆる適切な形式で、例えば前述のような格子を用いて又はここで説明された非見通し線構成を用いて、中性化学種の流れを許容しながら、荷電化学種の通過を制限するように構成されていることができる。1つの実施形態において、湾曲した壁区分1120は、中実の環状の縁部1122を備えた、複数の、間隔を置いて配置された開口を有することができる。
【0066】
図28は、概して参照符号1200によって示された、
図27のシステム1100の変更された形態を示す、処理システムの別の実施形態を示している。従って、この説明は、何らかの形式で変更された構成部材に限定される。特に、第2のシールド部材1214は、HGC部分及びLGC部分の一部を形成する周囲の側壁を有する。この実施例では、通常の斜線で示された、第2のシールド部材の中央帯域1220は、処理モードにおいて、排出流104に応答して、中性化学種の流れ1124を提供する。中央帯域は、上側帯域1222と、下側帯域1224との間に配置されており、各帯域は、LGC部分の一部として全ての流れをブロックすることができる。流れ1124は、各第2のシールド部材1214から少なくとも概して半径方向に流出し、次いで、排出流104の一部になる。中央帯域1220は、例えば、非見通し線構成を含む、荷電化学種をブロックしながら中性化学種の流れを促進するためのあらゆる適切な構成を有することができる。シールド配列のLGC部分の一部を形成するために、周辺スカート1230が各台座の接地シールド68に取り付けられることができる。
【0067】
上記開示のシールド配列の多数の実施形態を説明したが、これらのシールド配列の実施形態のそれぞれは、半径方向の円弧状の経路に沿った加工物の到着及び出発を提供する。従って、シールド配列は、記載されたこととする前記582出願及び412出願に記載されたシステムの一部としての使用に適している。さらに、加工物引渡し経路のその他の構成に関して、大きな融通性が提供される。すなわち、実質的にあらゆる引渡し経路が提供されることができる。上述の実施形態は、最先端の半導体デバイス製造者によって要求されるプロセスの一貫性のますます増大する要求レベルを維持するために要求されているように、構成部材の交換の容易さを促進する。
【0068】
HGC部分及びLGC部分を備えた本発明のシールド配列は、処理モードにおいて、少なくとも処理均一性、反復性、及びより低いメンテナンスに関する多数の利点を提供し、大容積製造用途におけるより大きな予測可能性及び所有権のより低いコストを備えたより高いプロセス性能を生じる。これらの利点は、直後に詳細に説明される。
【0069】
各シールド配列の様々なセグメント又は部材は、処理モードにおいて、加工物台座の接地された表面の周辺からプロセスチャンバの蓋まで延びた、低いインピーダンスの、電気的に接地された表面を有する、(各加工ステーションの加工物台座の対称軸線の周囲の)軸対称又はほぼ軸対称の接地表面を提供するために協働する。
【0070】
処理モードにおいて、各シールド配列は、各加工物に隣接してプラズマを閉じ込める体積の周囲の比較的大きな接地された領域を提供する。各加工ステーションには、共通の共有されたプロセスチャンバ内の各加工ステーションに、プロセスを推進するために必要とされる反応性化学種を提供するためのプラズマ源が設けられている。各加工ステーションには、プラズマを発生及び維持するための同じ構成が設けられている。シールド配列の大きな接地された領域は、(特に、加工物又は電極へのRF源等によって、幾分の電力がプラズマに容量結合されている場合)全ての接地された領域のスパッタリングを低減し、これにより、加工物汚染を低減し、プロセス性能を改善する。プラズマに直ぐ隣接した接地された表面領域は、プラズマと大地との間の電気的なインダクタンスを低下させ、これにより、プラズマに隣接した全ての接地された表面までプラズマを通過するRFバイアス電流の戻りを支持し、誘導接地電圧を阻止するのを助け、この誘導接地電圧は、インダクタンスが高いならば接地された表面へのアーク放電を生じる恐れがある。接地されたシールド配列は、隣接する加工ステーションのバイアス電流の間の磁気結合を減じ、これにより、このような結合が誘発する恐れがある不均一性又は非再現性を著しく低減又は排除する。シールド配列は、システム制御回路へのEMI(電磁妨害雑音)の発生を低減し、このEMI発生は、全体的なシステム制御、再現性、及びシステム使用可能時間性能に不都合に影響する恐れがある。必要条件ではないが、例えば、
図19、
図20、
図21a、
図21b、
図22a、
図22bに示されたような多点RF接地接点の使用は、(隣接する加工ステーションの間の)接地経路を、効果的に、さらに一層広げることができ、さらに、大地帰還インピーダンスを低下させ、また、さらに、プロセス領域の間の磁気結合を低減する。多数の接点は、シールド配列における戻り電流経路に隣接したプラズマのスキン層において流れるバイアス電流の非対称の高調波の振幅をも減じることができ、プラズマ加熱の軸対称性、ひいては処理均一性をさらに改善する。
【0071】
各シールド配列の様々なセグメント又は部材は、共通のプロセスチャンバ内の各加工ステーションの周辺に沿ったほぼ軸対称の圧力分布及びガス流を提供するために、処理モードにおいて協働する。この軸対称の圧力分布は、各加工物台座の周辺においてプロセスガス構成成分(ガス流)の軸対称の質量搬送を生じる。軸対称の圧力分布及びガス流は、共通のプロセスチャンバ内の各加工ステーションにおける、高い周方向プロセス均一性及びプロセス均等性の実現を保証するために協働する。シールド配列は、効果的に、選択的に透過性のシールドとして働き、このシールドは、荷電粒子、光、電界、及び磁界を概して排除しながら、中性粒子を通過させる。その結果は、バッチ処理環境において処理対称性及び電磁シールドのこれまで達成不可能だったレベルであると考えられるものにおいて実証される。
【0072】
加工ステーションの間の光子引渡しに関して、各シールド配列の様々なセグメント又は部材が、加工ステーションの間の光子のこのような交換を有効に阻止するように協働する。シールド配列は、概して、処理体積の間の光の直接の伝達を阻止する。なぜならば、光は、反射がない場合に直線状の経路に沿って移動するからである。間接的な伝達も無視できる。なぜならば、シールド配列の外側の表面に入射する光はシールド配列を介して他の処理体積内へ反射する可能性は低いからである。なぜならば、無害な方向への反射又は表面による吸収の著しく大きな可能性があるからである。少なくとも実用的な観点から、隣接する加工ステーションの間の光の通過を制限又は阻止することによって、共通のプロセスチャンバ内の各加工ステーションにおける処理終点を独立して監視、制御、及び終了するための能力が提供されている。これに関して、バッチ処理の間に最も頻繁にあるケースは、各加工物において処理される開始材料の差又は開始条件の差が存在することであり、このことは、1つの加工物と次の加工物との異なるプロセス結果を生じる。従って、与えられたバッチのための加工物間プロセス結果は、例えばプロセス終点指示に基づき、各加工ステーションのための処理の独立した終了によって、より一定にされることができる。少し異なる形式で述べると、処理時間が、プロセスの目標終点を達成するために各加工物のためにカスタマイズされることができる。各加工ステーションにおけるプロセスの独立した監視及び制御は、処理の開始前、処理の開始時、処理中の予測/予期された処理性能の手動又は自動の実証、及び最も高いレベルの処理性能を維持するために要求される、処理の独立した終了を可能にする。
【0073】
上述のように、各シールド配列のLGC部分の一部として形成されたあらゆる回り込み経路は、1つの加工ステーションの処理環境からの中性ガス構成成分が、共有されたプロセスチャンバ内のあらゆる隣接加工ステーションの処理環境と混合することを許容する。これは、共有されたプロセスチャンバ内の各加工ステーションにおける各加工物における実現された処理圧力(条件)を受動的に等しくする効果を有する。
【0074】
一方の加工ステーションからのイオンがあらゆる隣接する加工ステーションのプロセス領域に進入させられると、イオンは、イオンが侵入するプロセス環境における加工物の処理均一性に不都合に影響する恐れがある。シールド配列は、共有されたプロセスチャンバ内の隣接する加工ステーションの間の中性ガス成分の交換を同時に許容しながら、共有されたプロセスチャンバ内の一方の加工ステーションのプロセス環境からあらゆる隣接する加工ステーションのプロセス環境への荷電粒子(イオン及び電子)の通過を阻止する程度に選択的に透過性である。
【0075】
前記のことを考慮して、荷電化学種は概して閉じ込められ、荷電化学種が生ぜしめられる主プロセス領域から出ることはない。したがって、各プロセス領域に供給されるエネルギの一貫性及び再現性が改良され、各加工ステーションにおける改良されたプロセス制御、及び全体的なプロセス再現性、作業間及びステーション間の均一性及び統一性を生じる。各加工ステーションにおいて主プロセス領域から出る荷電化学種を制限することは、処理体積の外側の表面における気体プロセス成分が堆積する機会を減じるという付加的な利点を有し、これにより、シールド配列の外側における堆積物蓄積の効果を低減し、この堆積物を除去するために要求される時間及び/又は被覆された又は影響された表面を交換するためのメンテナンス介入ステップを減じる。商業上の利点は、直接に加工物の処理を行うものでない行為に必要とされる時間を減じることに伴う。つまり、メンテナンス時間の減少は、より高いツール生産性及びより低い所有コストにつながる。
【0076】
この場合、各シールド配列のHGC部分に関する付加的なレベルの詳細を提供することは価値がある。HGC部分の内面の構成により、HGC部分は、その表面に衝突するこれらの荷電粒子のためのフィルタとして直接に作用する。例えば、イオンは電子を獲得し(又は電子と組み合わされ)、中性成分ガス種に変換されることができる。これに関して、局所的な(同時二極性及びシース)電界は通常正イオンをHGC部分の表面に吸引する。別の例として、電子は表面に衝突し、戻り電流として除去されることができる。同時に、局所的な電界は、通過する荷電粒子をHGC表面に衝突させる傾向がある。HGC部分の厚さの増大(すなわち、粒子移動方向における厚さの増大)は、対応して、規定された開口の寸法を減じるのと同様に、荷電粒子の通過を制限するためのフィルタとしてHGCの有効性を増大することができる。
【0077】
HGC部分は、電界及び磁界の通過をブロックするように設計されており、これにより、HGC表面の下流側に存在するガス成分のイオン化を妨害する。イオン化を妨害することにより、イオン及び電子等の荷電化学種の形成が回避される。
【0078】
HGC部分は、HGC部分を通過する光の量を減じるための光学フィルタとしても働く。概して、HGC部分における開口は、プロセス領域の間に見通し線経路が存在しないように設計されていることができ、これにより、光子は、プロセス領域の間を移動するために複数回反射する必要があり、領域の間の光学的結合を取るに足らないものにしている。ある実施形態は、隣接する加工ステーションに間において、シールドにおいて特定の経路を通って反射されることができる光の十分な遮断を保証するために、1つ又は2つ以上の付加的な表面を使用する。
【0079】
LGC部分と同様に、各シールド配列のHGC部分は選択的なシールドである。なぜならば、HGC部分は、プロセス環境からの中性ガス成分を、HGC表面に設けられた多数の開口を通過させるからである。HGC部分は、プロセス領域の間の受動的な圧力平衡の大部分を促進する。
【0080】
上に詳細に説明された複数の実施形態において、あらゆる他の介入手段が設けられていない場合、(全体的な環形状を有する)HGC部分の下方のガス伝導は、非対称である。各加工物台座の周辺において所望の軸対称の圧力分布を保証するために、HGC部分を通るガス伝導は、処理モードにおいて加工物台座アセンブリの周辺部に均一な平均ガス流を提供するように調節されることができる。
【0081】
別の実施形態において、(全体的な環形状を有する)HGC部分は、均一な半径方向ガス伝導を備えて製造されてよく、HGC部分の下方の非対称なガス伝導は、HGC部分の下方に固定された逸らせ板を付加することによって修正され、この逸らせ板は、HGC部分を通る(ひいては台座の周囲の)ガス伝導が、処理圧力及びガス流条件の予期された範囲に亘って、環状のHGC部分の周辺に沿ってほぼ等しくなるような条件を生ぜしめる。
【0082】
HGC部分には、HGC部分が所望の温度に維持されるように、様々な特徴(例えば熱交換液体又はガスを使用して冷却及び/又は加熱するためのコイル及び/又はチャネル)が設けられていてよい。別の実施形態において、HGC部分はLGC部分及び加工物台座への熱伝導によって冷却されることができる。温度制御は、上述の理由から有利であることができる。
【0083】
シールド配列の前記HGC部分のいずれかにおいて使用するためのHGC構造の多数の適切な実施形態を概略的に示す、部分的に切り取られた、断面図である
図29a〜cがここで参照される。
図29aは、概して参照符号1300によって示された、二重壁HGC構造を示している。第1の壁部1302は、与えられた向きを有する第1の複数の開口1304を有している。第2の壁部1306は、第1の壁部1302と間隔を置きながら対面するように配置されており、第2の複数の開口1308を有している。第2の複数の開口は、第1の開口1304の与えられた向きに対して直交方向に向けられていることができる。第1及び第2の壁部は、開口の傾斜した向きと相俟って、十分な厚さを有しており、これにより、構造の開口を通る見通し線は存在しない。例えば、イオン1310a及び1310bが個々の移動経路において示されており、この移動経路は、イオンをHGC構造の内面に衝突させる。衝突の結果、イオンは電子1312と組み合わされ、中性化学種を形成する。中性化学種314は、他方では、HGC構造を通過して示されている。図示された、第1の壁部1302と第2の壁部1306との間の間隔を置いた関係は、必要とされないことが認められるべきである。壁部は互いに取り付けられることができる。さらに、例えば、壁部の両方の主面から内方へ形成された協働する開口を有する1つの壁部が形成されてよい。
【0084】
図29bを参照すると、二重壁HGC構造の別の実施形態が参照符号1320によって概略的に示されている。第1の壁部1302は、壁部1304の平面に対して垂直であることができる方向に第1の複数の開口1322を有している。第2の壁部1306は再び第1の壁部1302と間隔を置きながら対面するように配置されており、第2の複数の開口1324を有している。第2の複数の開口も、壁部1306の平面に対して垂直であることができる。しかしながら、この実施形態において、第1の開口1322及び第2の開口1324は、構造の開口を通る見通し線が存在しないように、互いに対して側方にずらされている。例えば、イオン1330は、開口1322のうちの1つを通る経路において示されているが、このイオンは、HGC構造の内面と衝突するように移動する。衝突の結果、イオン1330は電子1332と組み合わさり、中性化学種を形成する。中性化学種1334は、他方では、HGC構造を通過しながら示されている。
【0085】
図29cを参照すると、HGC構造のさらに別の実施形態が概して参照符号1340によって示されている。実施形態1340は、開口1304及び1308が山形のパターンで並列するように1つの壁厚1342に形成されている点を除いて、
図29aの実施形態1300に似ている。HGC構造のこの実施例は、限定するものとして意図されておらず、この全体的な開示を考慮して様々な変更が可能である。
【0086】
本発明のシールド配列は、バッチプロセスチャンバにおいて超えられないと考えられる向上した均一性のレベルを生ぜしめるために、少なくとも荷電化学種の観点から、バッチ処理環境における単一ウェハ処理環境と同じ働きをするように働く。さらに、バッチプロセスチャンバは、高いスループットのためにスリット弁を使用するように構成されており、これにより、チャンバは、記載されたこととする前記582出願及び412出願に記載されているような高い製造引渡しチャンバと調和させられることができる。これに関して、スリット弁の存在による処理結果の不均一性はほとんど排除される。出願人は、例えば、高速ウェハ搬送システムの一部である結果(すなわち、スリット弁)又は共通のチャンバ内部を共有するバッチ加工ステーションの結果、これらの表面の非対称の分配のための理由にかかわらず、バッチ処理システムにおいて非対称に配置された表面の問題を実質的に解決する解決策を明るみに出した。これに関して、加工ステーションがチャンバ内部の中央に配置されている場合、円形の加工物と共に矩形のチャンバ内部を使用することに関する利点もある。なぜならば、このようなチャンバの側壁の表面配列は、必然的に、加工物の周辺縁部から変化する距離に配置されているからである。実質的に、チャンバ内部の形状の効果は、将来の設計のためにも、依然として高スループットシステム構成における加工物の効率的な引渡しを提供しながら、これに関する大きな柔軟性を提供するために本発明のシールド配列によって排除される。さらに、ステーション間の圧力平衡が提供されるので、この開示のシールド配列を有するシステムは、出願人がバッチ処理環境において気付くうちの最良の加工物間の均一性を提供すると考えられる。これらの全ての利点の最終結果は、高いスループット及び処理均一性の顕著なレベルを維持しながら、減じられたシステムコストである。出願人が気付く限り、これらの利点は、バッチ処理システムにおいて実現されていない。
【0087】
多数の典型的な態様及び実施形態が上述されているが、これらの態様及び実施形態の何らかの変更、交換、付加、準組合せを当業者は認識するであろう。したがって、添付された請求項は、真実の精神及び範囲内の全てのこのような変更、交換、付加及び準組合せを含むと解釈されることが意図されている。