(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記実質的に一定周期の間隔は、少なくとも週間隔であり、前記複数の異なるマイクロコンピテンシのうちのマイクロコンピテンシに対応する生徒スコアの変更を反映する、請求項3に記載の方法。
前記グリッドはインタラクティブグリッドであり、前記方法は、ユーザが前記グリッド内のセルを選択して、各マイクロコンピテンシ及び/又は生徒の基礎サポートデータを明らかにすることができるようにするステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
定められたステータスに関連付けられた色を有する、各マイクロコンピテンシにおけるセルを有する前記グリッドを表示するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
各マイクロコンピテンシにおける前記グリッド内のセルは、前記統計的に定められる最小値を除く非統計的に定められる最小値未満として識別されるスコアに対応する前記第1の色を使用して表示される、請求項11に記載の方法。
各マイクロコンピテンシにおける前記グリッド内のセルは、前記統計的に定められる優秀閾値を除く非統計的に定められる優秀閾値を超えるスコアに対応する前記第3の色を使用して表示される、請求項11に記載の方法。
前記変更された試験データファイルのコンテンツを前記試験データファイルのコンテンツと比較することにより、前記変更された試験データファイルをプログラム的に確認するステップを更に含む、請求項19に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0028】
(詳細な説明)
本発明について、本発明の好ましい実施形態が示される添付図を参照してより十分に以下においてこれより説明する。しかし、本発明は多くの異なる形態で具現することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。
【0029】
同様の符号が、全体を通して同様の要素を指す。図面において、層、領域又は構成要素は、明確性のために誇張されている場合がある。破線は、別段の指定がない限り、任意選択の特徴又は動作を示す。
【0030】
本明細書において用いられる用語は、特定の実施形態を説明することだけを目的とし、本発明の限定を意図するものではない。本明細書において用いられる場合、文脈により別段の指定がない限り、数量が特定されていないものは、単数及び複数を包含することを意図される。本明細書において用いられる場合、「備える、含む(comprise)」及び/又は「備えている、含んでいる(comprising)」という用語は、述べられている特徴、完全体(integer)、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を特定するが、1つ又は複数の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらの群の存在又は追加を除外しないことが更に理解されよう。本明細書において用いられる場合、「及び/又は」という用語は、関連付けられて列挙された項目のうちの1つ又は複数の任意及び全ての組み合わせを含む。本明細書において用いられる場合、「X〜Y」及び「約X〜Y」等の句は、X及びYを含むと解釈されるべきである。本明細書において用いられる場合、「約X〜Y」等の句は、「約X〜約Y」を意味する。本明細書において用いられる場合、「約XからY」等の句は、「約Xから約Y」を意味する。
【0031】
別段の定めのない限り、本明細書において用いられる全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本発明が属する技術分野の当業者により一般に理解される意味と同じ意味を有する。一般に用いられる辞書において定義される用語等の用語が、本明細書の文脈及び関連する技術分野での意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書において、理想化された、又は過度に形式張った意味で明確に定義される場合を除き、そのような意味で解釈されるべきではないことが更に理解されよう。既知の機能又は構造については、簡潔及び/又は明確にするために詳細に説明しない場合がある。
【0032】
要素が、別の要素「の上に(on)」、別の要素に「取付けられる(attached)」、別の要素に「接続される(connected)」、別の要素に「結合される(coupled)」、別の要素に「接触する(contacting)」等であるとして参照されるとき、その要素は、他の要素の直上にあることができるか、他の要素に直接取付けることができるか、他の要素に直接接続することができるか、他の要素に直接結合することができるか、若しくは、他の要素に直接接触することができ、又は、介在要素も存在することができることが理解されるであろう。対照的に、或る要素が、例えば、別の要素「の直上にある(directly on)」、別の要素に「直接取付けられる(directly attached)」、別の要素に「直接接続される(directly connected)」、別の要素に「直接結合される(directly coupled)」、又は、別の要素に「直接接触する(directly contacting)」として参照されるとき、介在要素は全く存在しない。別の特徴部に「隣接して(adjacent)」配設される構造又は特徴部に対する参照は、隣接する特徴部にオーバラップするか又はその下にある部分を有する場合があることも当業者によって認識されるであろう。
【0033】
本明細書において、様々な要素、構成要素、領域、特徴、ステップ、層、及び/又はセクションを説明するために、第1、第2等の用語を使用する場合があるが、これらの要素、構成要素、特徴、ステップ、領域、層、及び/又はセクションをこれらの用語により制限すべきではないことが理解されよう。これらの用語は、或る要素、構成要素、特徴、ステップ、領域、層、又はセクションを別の要素、構成要素、特徴、ステップ、領域、層、又はセクションから区別するためだけに使用される。したがって、後述される第1の要素、構成要素、領域、層、特徴、ステップ、又はセクションは、本発明の教示から逸脱せずに、第2の要素、構成要素、領域、層、特徴、ステップ、又はセクションと呼ぶことができる。動作(又はステップ)の順序は、特に別段の指示がない限り、特許請求の範囲又は図に提示される順序に限定されない。
【0034】
「生徒」という用語は、評価されている個人(複数の場合もある)を指す。本明細書において使用される場合、「準リアルタイム(substantially real time)」という用語は、わずかな遅延が生じ得るように転送を妨げる可能性がある、利用されるルーティング、トラフィック、伝送ルート、及び/又はシステム通信リンクの結果、約数秒以下又は潜在的に数分の長さとなる場合があるサイト間の遠隔伝送でのシステム遅延を考慮した、議論又はテスト中のサイト間でのデータの受信及び/又は送信を含む。
【0035】
「自動的」という用語は、そのように説明される動作の実質的に全て又は全てを、人間オペレータの支援及び/又は手動入力を必要とせずに実行可能なことを意味する。「電子的」という用語は、システム、動作、又は装置が任意の適した電子媒体を使用して通信することができ、通常、コンピュータネットワークを使用する参加者間の通信をプログラム的に制御することを利用することを意味する。
【0036】
「プログラム的に」という用語は、動作がコンピュータプログラムコードを介して指示されることを意味する。
【0037】
「ハブ」という用語は、コンピュータネットワークを使用して異なるユーザサイト間でのデータ交換を制御及び/又はホストするノード及び/又は制御サイト(複数の場合もある)を意味する。「FERPA」という用語は、米国法に基づくFamily Educational Rights and Privacy Act(FERPA)を指す。
【0038】
「形成的評価」という用語は、個人に成績を向上させる指針が提供されるクロスセクションイベントを指す。評点又はポイントに関し、形成的評価を提出する必要はない。
【0039】
「総括的評価」という用語は、個人に、ポイント又は評点の形態で成績の評価が与えられるクロスセクションイベントを指す。
【0040】
「結果要素(outcome element)」という用語は、総括的評価の一部として定義される教育結果の1単位である。結果要素は以下のデータ、すなわち、一意の識別子、生徒の一意の識別子、総括的評価識別子、評価タイプ、及び/又は成功(success)/失敗(fail)を含むことができる。幾つかの実施形態は、成功/失敗が二進値であることができることを提供する。正規化される場合、結果要素は、マイクロコンピテンシコード(複数の場合もある)及び相対教育値ユニット(複数の場合もある)を含むことができる。正規化要素は、失敗した項目を無視するとともに、成功した項目のみにクレジット(credit)を付与することができる。
【0041】
「累積評価(cumulative evaluation)」という用語は、プログラム、カリキュラム、及び/又はコンピテンシでの生徒成績の完全でないとしてもバランスのとれた解析を提供するための、多くの、通常は全ての総括的評価のパースされた(parsed)集まりを指す。
【0042】
「累積解析エンジン」という用語は、異なる教育評価環境のうちの少なくとも1つ、通常は3つ以上の教育評価環境(例えば、特に教授、経験、及び議論)からの時間の経過に伴う生徒総括的評価データ入力を電子的に解析して、コンピテンシ定義に対するコホート成績表現を生成することができる電子回路を指す。
【0043】
成績の教育的評価は、1組のカリキュラム基準に相対する形成的評価及び総括的評価を使用することができる。幾つかの実施形態は、平均化されて評点を付与する試験の基本スコアを用いてこれを行うことができることを提供する。複雑な結果環境では、単純な評点は、特定の成績不良(deficiency)を正すために十分な情報を提供しないことがある。「コンピテンシ」という用語は、特に薬剤、工学、及び/又は法律に対応するタスク等の統合的なタスクを実行するために必要な技能及び知識のより正確な定義を付与するために使用されてきた。幾つかの実施形態は、教授格付け、経験格付け、及び議論環境格付けに関連付けられた正規化入力を使用する生徒のコンピテンシ評価に特に適することができる。本発明の幾つかの実施形態は、生徒のコンピテンシスコアに基づいて複雑なカリキュラムの効率性を評価するために使用することができる。ステートメント及び/又は定義を用いて任意のコンピテンシを表すことができ、及び/又は複数の下位構成要素により表すことができる。本明細書において使用される場合、コンピテンシに対応するサブトピックは、「マイクロコンピテンシ」と呼ぶことができ、後の項において詳述する。
【0044】
幾つかの実施形態では、システム/方法は、相対的技能間の客観的差を定義するように構成されない。生徒エンカウンタは一般に、かつ通常は、完全に二値であることができる。したがって、教授環境は、正しく回答した報告要素に限定することができる(しかし、既知の偽陰性を破棄することができるか、又は既知の偽陰性に対しクレジットを付与することができる)。経験(例えば、臨床)環境は、首尾良く完了した技能を報告することができる。議論環境は、その環境でなされた掲示を報告することができる。これらの報告書は、認知的評価として定義され、個人測定の相対品質が使用されないことがあることを意味する。非認知的主観値を他の技法を用いて評価することができる。
【0045】
コンピテンシに基づくカリキュラムでは、指導を提供する3つの異なる様相が存在することができ、したがって、3つの異なる評価環境が存在することができる。幾つかの実施形態によれば、3つの異なる評価環境は、拡張可能コンピテンシ電子評価プラットフォームに統合することができる。評価環境は、教授様相、経験様相、及び議論様相であることができる。それぞれについては本文書の別個の項において詳述する。全ての教育分野が全ての評価様相を使用するわけではない。
【0046】
「正規化」及び「正規化された」という用語は、異なる要因を測定する定義された相関基準を指す。例えば、個々のテスト又はテスト質問に割り当てられるポイント値、臨床又は経験タスクに費やされた時間、批判的思考エクササイズに割り当てられた値等である。幾つかの実施形態によれば、多くの異なる環境からの総括報告書が利用可能な場合、それをダイジェスト化することができる。個々のダイジェスト総括報告書内の結果は共通フォーマットに正規化することができる。全ての総括報告書を共通データセットに結合することができ、データのグラフィック表現を累積解析グリッドで提供することができる。幾つかの実施形態は、正規化が、費やされた教育時間に基づいてポイントの相対値を定義すること、教示される可能なトピック(マイクロコンピテンシ)を分類すること、並びに累積評価可能な個人、個人のサブコホート、及び個人のコホートを定義することを含むことができることを提供する。
【0047】
「相対値の最小時間」(T)という用語は、クレジットを任意の結果イベントに割り当てる基本単位を指すことができる。Tは基本時間であり、他の係数を更に乗算して、イベントクレジットを割り当てることができる。異なる入力は、相対値の最小時間(T)を使用して正規化することができる。例えば、テスト質問は、典型的な生徒が質問を評価して回答するために必要であり得ると予測される時間に基づいて、数値出力「1」又は「2」を有することができる。数値は、15分相当には「1」(したがって、「30分」予測応答時間のレートの質問には「2」を割り当てることができる)等の、特定の機関により定義される時間相当で、及び/又は基準に基づいて割り当てることができる。生徒が質問に正しく回答する場合、その回答は定められた(正規化スコア)を受け取る。薬剤又は歯科の臨床実施のような経験の場合、タスクの実行にかかる実際の時間及びタスクの相対複雑性に、15分に相対する正規化値を付与することができる。例えば、抜歯の平均時間は15分であり得るため、1値単位が付与される。これは、正規化ベースで、教授試験での1質問を、臨床での1抜歯に等しくする。同様に、議論に基づく環境では、問題に基づく学習議論への個人の応答に部分点を付与することが可能である。
【0048】
「相対教育値ユニット」(RVU)という用語は、時間及び複雑性に相対する技能評価に可能なクレジット表現である。例えば、教授テスト項目が1RVUに等しいと仮定すると、経験手順又は議論経験を追加の時間又は複雑性にマッピングすることができる。RVUは、2つ以上の時間間隔がタスク又は議論に関連付けられる場合、基本時間間隔(T)にTの増分を乗算したものに等しいものとして表現することができる。さらに、RVUは複雑性に関して調整することができる:T×n(Tの倍数)×C(複雑性乗数)。RVUは、時間単位(T)に正規化された、異なる教育係数、例えば、テストスコア、テスト回答、臨床若しくは他の経験タスク若しくは時間に関連付けられた相対値スコア、議論に基づく問題解決技能スコア等を提供することができる。したがって、RVUを使用しての格付けは、時間均等正規化であり、異なるカテゴリのテスト/評価の総括的結果評価に使用することができる。
【0049】
「マイクロコンピテンシコード」という用語は、マイクロコンピテンシに対応し、コンピテンシに基づく教育カリキュラム中に生徒が経験することが可能な異なるトピックの階層表現を指す。例えば、複数のマイクロコンピテンシには、特定のカリキュラムの全体コンピテンシが関連付けられる。全てのコードが必ずしもカリキュラムで表現される必要があるわけではなく、マイクロコンピテンシは直面することが可能なもののスーパーセットである。
【0050】
「トピック」という用語は、定められた教育方針、分野、又は主題を指す。「トピックコード」という用語は、定められたトピックに相関付けられた識別子を指す。「識別子」という用語は、文字、通常は数値及び/又は英数字文字の一意のセットを指す。識別子は、複数の電子評価プラットフォームにわたる定められた標準化フォーマットであることができる。マイクロコンピテンシは、1つ又は複数の定められたトピックコードのうちのサブトピックに対応する個々のマイクロコンピテンシの規定された階層セットとして表現される。すなわち、1つのマイクロコンピテンシに2つ以上のトピックコードを関連付けることができる。トピックコードは通常、関連付けられた複数のマイクロコンピテンシを含み、幾つかのコンピテンシトピックでは約10〜100を含むことができるが、そのような範囲は限定ではない。例えば、本明細書における幾つかの実施形態は、より多数又はより少数のマイクロコンピテンシを異なるトピックに関連付けることができ、異なるトピックが異なる数のマイクロコンピテンシを有することができることを提供する。マイクロコンピテンシには、特定のトピック内の異なる下位概念の粒度評価を可能にするのに十分な数を提供することができる。マイクロコンピテンシ自体は、複数のマイクロコンピテンシコードに関連することができる。特定の教育評価システムは、数百のトピックコード及び数千のマイクロコンピテンシを有することができる。マイクロコンピテンシは、例えば、数値コードを用いて一意に符号化することができるが、他のコードタイプを使用することもできる。コードは、階層内のトピックの関係及び/又は位置を識別することができる。「コンピテンシ」は、異なるマイクロコンピテンシコードの組み合わせとして規定することができる。さらに、同じマイクロコンピテンシが、複数の異なるコンピテンシ評価に現れることができる。
【0051】
「コホート」という用語は、識別された同じ構成要素、要素若しくは要因、及び/又はコンピテンシ、及び/又はマイクロコンピテンシを使用して評価されている生徒グループを指す。コホートの幾つかの例としては、特に、クラス、教授、関連機関(例えば、大学又は大学院)、及び/又はクラスの割り当てられた教育リソース(例えば、メタコード付き書籍)によりグループ化された生徒を挙げることができる。さらに、議論様相は、サブコホートを規定することにより対応することができる別のグループ化要因を保証することができる。例えば、生徒のサブセットを、直面している議論の小さなグループに割り当てることができる。さらに、幾つかの実施形態は、コホート内の各個人がそれら自体のサブコホートのメンバーでもあることを提供する。このプロセスの詳細については、議論様相項において説明する。
【0052】
「教授様相」という用語は、教室講義、教科書、及び宿題に基づく生徒学習の評価を指す。
【0053】
「質問要素」(QE)という用語は、ステム、1つ又は複数の不正解回答、1つの正しい回答、又は選択肢の組み合わせを含み、Tに等しい相対値を有する単一の教授様相質問を指す。例えば、質問要素は単純な試験質問を含むことができる。
【0054】
「質問群」(q群)という用語は、共通のマイクロコンピテンシ下の個々の教授質問の集まりの表現である。教授様相質問は、テストイベント報告書の作成時及び/又はテストイベント報告書としてのシステムへの提出時にマイクロコンピテンシにマッピングすることができる。
【0055】
「テストイベント」(TE)という用語は、コホート又はサブコホートの形成的評価を作成するための質問要素の組み合わせである。サブコホートの教授評価が累積解析において非代表結果をもたらすことができることに留意する。
【0056】
「テストイベント報告書」(TER)という用語は、テストイベントでのコホート成績を表す。
【0057】
「項目解析」という用語は、粗悪な質問構成又は悪い生徒成績により除去すべきTEを識別するTERの数学的評価を含む。これらのツールは、機関及び/又はテストメカニズムに応じて広く変更することができる。幾つかの実施形態では、項目解析は、コホートに相対して個人を評価することを含む。
【0058】
「教授様相総括報告書」(DMSR)という用語は、項目解析が達成され、特定のTEがTERから除去された後の、コホート内の各TEでの各個人の成績のリストである。
【0059】
「教授様相正規化総括報告書」という用語は、RVUにより、マイクロコンピテンシにより集計されたDMSRからの各個人の成績のリストである。この報告書は、DMSRと突き合わせて検証することができ、次に、様々な解析グリッドによる解析のために累積データ記憶装置に提出することができる。
【0060】
「経験様相」という用語は、臨床及び/又は他のマイクロコンピテンシコードに関連する「実践」型経験を指す。
【0061】
「手順アンカーコード」(PAC)という用語は、臨床設定において技能評価で競合することができる符号化手順の表現である。健康科学の場合、手順アンカーコードは、医療手順ではICD−10コードであり、歯科手順ではCDTコードである。実際には、幾つかの実施形態は、手順アンカーコードが表現され、後にマイクロコンピテンシサブセットにマッピングすることができることを提供する。
【0062】
「経験要素」(EE)という用語は、実際の技能関連タスクを実行する個人を指す。
【0063】
「経験グループ」(Eグループ)という用語は、共通のマイクロコンピテンシ下の手順/経験の集まりの表現である。経験様相手順は、経験イベント報告書の作成時及び/又は経験イベント報告書としてのシステムへの提出時に、1つ又は複数のマイクロコンピテンシにマッピングすることができる。「経験イベント報告書」(EER)は、特定範囲の時間及び/又は事前決定される時間間隔中のテストイベントでのコホート成績を表す。例えば、幾つかの実施形態は、経験イベント報告書が1つ又は複数の他のシステムからの日ごとの報告書を含むことができることを提供する。
【0064】
「経験様相正規化総括報告書」(EMSR)という用語は、RVUにより、マイクロコンピテンシにより集計されたEMSRからの各個人の成績のリストである。PACは、マイクロコンピテンシ及びその関連RVUで置換することができる。この報告書は、EMSRと突き合わせて検証し、次に、様々な解析グリッドによる解析のために累積データ記憶装置に提出することができる。
【0065】
「議論様相」という用語は、マイクロコンピテンシコードに関連する問題解決又は議論フォーラムを指し、この問題解決又は議論フォーラムにおいて、規定された問題を解決し、及び/又は熟練及び/又は理解及び批判的思考を示す、規定された議論要素の詳細な議論を提供する生徒の能力に評点を付与することができる。議論様相は、オンライン環境、紙に基づく環境とすることができ、及び/又は教室環境とすることができる。幾つかの実施形態は、議論様相が、ユーザ応答を受け入れるオンラインフォーマットで提供され、教師、教授、教師アシスタント、及び/又は他の教育評価者による監視及び/又は評価を(インタラクティブに)行うことができることを提供する。テスト完全性を推進するために、カメラモード及び/又はバイオメトリック入力を使用して、応答者が生徒であることを確認することができる。他の実施形態では、専用のテストサイトを使用することができ、サイトへのアクセス時に生徒の身元情報を確認することができる。
【0066】
「個人議論イベント」(IDE)は、議論環境でコメントする個人である。多くの異なるタイプのIDEがあり、それらの値は、コメントのタイプ及び/又は内容によって異なることができる。
【0067】
本明細書において使用される場合、「議論サブコホート」は、議論教育経験を促進する合計コホートのサブセットである。幾つかの実施形態では、全体コホートは議論サブコホートとすることができ、及び/又は個人が議論サブコホートであることができる。幾つかの実施形態例は、典型的な議論サブコホートが5人〜10人の個人であることを提供するが、そのような例は、サブコホートが5人未満の個人又は10人を超える個人であることもできるという点で非限定的である。
【0068】
「議論サブコホート総括報告書」(DSSR)は、特定範囲の時間及び/又は時間間隔中の議論イベントに対する議論サブコホート成績を表す。幾つかの実施形態では、DSSRは、1つ又は複数のシステムからの週間報告書を含むことができる。DSSRは、マイクロコンピテンシ及びRVUを割り当てるシステムに直接送信することができる。その他の2つの環境とは異なり、議論されるトピックは、発生後のタグ付けに限定することができる。
【0069】
「議論サブコホート正規化総括報告書」は、RVUにより、マイクロコンピテンシにより集計されたDSSRからの各個人の成績のリストである。この報告書内で、議論でクレジットを受け取ることになるサブコホートのメンバーについて判断することができる。グループ全体にチームとして等しいクレジットを付与することができるか、又は個人に個々にクレジットを付与することができる。正規化データは、様々な解析グリッドによる解析のために、累積データ記憶装置に提出することができる。
【0070】
本明細書において使用される場合、「累積グリッド」(「グリッド」とも呼ばれる)という用語は、1人又は複数の生徒の(例えば、マイクロコンピテンシ、マイクロコンピテンシグループ、及び/又はOE)のコンピテンシ関連スコアの概要を指す。グリッドを色分けして、生徒が異なるマイクロコンピテンシ及び/又はサブマイクロコンピテンシでの規定されたコンピテンシ閾値レベルを満たすか否か等のコンピテンシの程度を示すことができる。グリッドは、インタラクティブ及び/又はパース可能であることができ、それにより、ユーザは、異なるクラス、生徒、及び生徒グループ、並びに異なる生徒で共通する要因に関連付けられた正及び負のトレンドを解析する様々な方法で生徒データを電子的に編成することができる、報告されたスコアに関連付けられたサポートデータにアクセスすることができる。
【0071】
「インタラクティブグリッド」という用語は、ユーザにより選択され(GUI等のUIを介して)、次に、その要素をサポートする基礎データを電子的に明らかにすることができる要素を含むグリッドを指す。したがって、幾人かの生徒が、規定されたコンピテンシ(例えば、トピックの1つのマイクロコンピテンシ、マイクロコンピテンシグループ、1つ又は複数のサブマイクロコンピテンシ、及び/又はサブマイクロコンピテンシグループ)に関して最小値未満として識別される場合、本明細書に開示される幾つかの実施形態では、ユーザはグリッドにアクセスし、及び/又はグリッドに問い合わせて(例えば、ブロックをポイント・アンド・クリックして)、様々なサブコンピテンシでの個人の格付け、並びに、特に教授、学校、クラス時間、教科書、(臨床)経験若しくはタスク、及び/又はタスクが実行された場所等の共通要因を識別することができる。このコホート又は関連付けられたデータにより、教育者又は学校は、例えば、成績不良が識別される生徒のニーズに対応するようにカリキュラムを調整することができる。
【0072】
「登録済み」という用語は、ユーザが、通常、パスワード及びログイン及び/又は公認ポータルを使用して認識されたシステムのオンライン参加者であることを意味する。「管理ユーザ」という用語は、生徒記録へのアクセス許可を有しないユーザを指す。異なるタイプの管理ユーザは、システムへの異なるアクセスレベルを有することができる。幾人かの参加者/ユーザは、いかなる生徒識別子もなしで、生徒の成功に相関付けられたコホートデータにアクセスすることができる。「ウェブベース」という用語は、サービスが少なくとも1つのサーバを使用し、例えば、特にハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)を使用して、例えば、ワールドワイドウェブ(例えば、インターネット)を含む1つ又は複数のネットワークを介して異なるユーザと通信することを意味する。
【0073】
本発明の実施形態又は態様は、任意のソーシャルネットワークサービス、通常、適したセキュリティ又はプライベート(又はセミプライベート)通信を提供することができるソーシャルネットワークサービスを使用して実行することができる。「Yammer(商標)」という用語は、カリフォルニア州サンフランシスコのYammer, Inc.により2008年に9月に開始された企業ソーシャルネットワークサービスを指す。メッセージを公衆にブロードキャストすることが知られているTwitter(商標)とは異なり、Yammer(商標)は、組織内での又は組織メンバーと事前に指定されるグループとの間でのプライベート通信に使用され、これは企業ソーシャルソフトウェアの一例となっている。本発明の態様を実行するために、他の適した企業ソーシャルソフトウェア/システム/サービスを使用することができることが意図される。
【0074】
図1及び
図2に示されるように、本発明の実施形態は、1つ、2つ、又は3つ全ての異なる環境:教授様相20、経験様相40、及び議論要素80からのデータを含む解析システム及び方法10を含む。各様相20、40、及び80は、各総括的評価28、48、88を生成することができ、各総括的評価28、48、88には、マイクロコンピテンシトピックコード16、RVU17、個人(生徒固有)コード、及びコホート(例えば、クラス、教授、書籍、学習機関等)コード18を含むメタデータコード15が関連付けられる。成績の証拠としての将来の検索を容易にするため、及び/又はカリキュラム若しくは他の評価のために、各報告書の基礎データ及び/又は結果要素を電子的に記憶することができる。
【0075】
本明細書に記載される幾つかの実施形態を、特に弁護士の州司法試験及び/又は医師若しくは獣医の免許試験等のライセンシングシステムと併せて使用することもできることが意図されるが、これらに限定されない。
【0076】
本明細書に開示される幾つかの実施形態が、豊富な基礎コホートデータとともに累積結果データを評価し、複数の生徒にわたる複数の州での合格率、様々なマイクロコンピテンシのトピック固有の達成率等に基づいて、教育機関、書籍出版者等にフィードバックを提供可能なことも意図される。このデータ解析により、そのような機関又は他の組織は、学校をランク付け、教授及び/又はクラスをランク付け、教科書を評価し(特定のトピックについて最良の生徒結果を提供する教科書及び/又は不良な結果をもたらす教科書を指摘し)、1つ又は複数のトピックについて最良結果の教育者に報酬を与え、及び/又はそのようなデータ及び認知的成果結果に基づいてクラス若しくはカリキュラムに対して他の変更を行うことができる。
【0077】
システム/方法を使用して連続性を評価することができ、教育CLE評価が、3つの環境のうちの1つ又はサブセットしか評価できないことも意図される。第1に、教授環境はコンテンツを直接届け、質疑応答を使用して比較的単純な評価を提供する。第2に、臨床環境は、技能成績及び技能成績の比較的単純な評価を提供する。第3に、考察環境は、リサーチ及び統合を必要とする、定められたシナリオを届け、問題解決挙動及び技能の比較的複雑な評価を提供する。
【0078】
教授様相
なお
図1を参照すると、教授様相20は、関連付けられたマイクロコンピテンシ及びRVUが電子的に(事前に)タグ付けされ(ブロック22)、次に、各個人テスト要素の総括的評価の検査のためにグループ化される(ブロック23)個人テスト要素(ブロック21)に基づく結果要素28を含むことができる。グループ化は、総括的評価×N(ブロック24)のために、スコア(RVUを使用して正規化される)を用いて個人テスト要素21のセットをグループ化する(ブロック23)ことができる。したがって、項目解析後総括報告書(ブロック26)が提出される前、及び/又は結果要素総括格付け28及びデータ記憶90、並びに電子累積解析100に使用される前に、項目解析後総括報告書を用いて、二値評価としての拡張可能結果要素項目解析(ブロック25)を通して、試験との生徒エンカウンタをフィルタリングすることができる。
【0079】
教授様相20は、1つ又は複数の関連付けられたマイクロコンピテンシ及び対応するRVUが電子的に事前にタグ付けされる個人テスト要素に基づいて、総括的評価28を提供することができる。言い換えれば、試験の質問はトピック及びポイントを関連付けられ、次に、生徒の試験にまとめられ、生徒の知識をテストする。
【0080】
多くの教育環境では、個人は、単一の正解応答を有する単純な質問に基づいて、知識に関して評価される。これらの質問は通常、テスト及び試験として集まりで付与される。成績は、正解応答の相対割合に基づくことができる。総括解析(summative analysis)の閾値は比較的単純であることができる。この評価に関連付けられたステップの例について以下に説明する。
【0081】
ステップ1.質問ステムに応答が関連付けられ、応答は正解又は不正解としてタグ付けされる。これらは質問要素である。各質問要素には一意の識別子が関連付けられる。各質問要素にはRVU1が付与される。仮定は、資料を理解して、1項目で正しい回答を得るためにかかる時間量が、相対値の最小時間(T)に等しいというものである。正解回答の説明を、後で使用するために提供することができる。幾つかの実施形態は、ステムが画像を含むことができることを提供する。
【0082】
幾つかの実施形態では、質問ステムには応答が関連付けられ、応答は正解又は不正解としてタグ付けられる。これらは質問要素である。各質問要素には一意の識別子を関連付けることができる。
【0083】
ステップ2.質問要素に、1つ又は複数のマイクロコンピテンシコード(マイクロコンピテンシ)がタグ付けされる。これは2つの方法で達成することができる。幾つかの実施形態では、各質問要素は、コードを関連付けることができるメタタグを含むことができる。幾つかの実施形態では、質問群(Q群)が生成され、次に、質問要素が適切なQグループ下に配置される。
【0084】
ステップ3.質問要素がテストイベント内に並べられる。各テストイベントに総括解析コードを関連付けることができる。大半の場合、これはコースに関連することができる。テストイベントは、1つ又は複数のマイクロコンピテンシ及びRVUが関連付けられた質問要素を含むことができる。したがって、形成報告書を生成して、個人の成績を合格/不合格閾値に相対して、コホート内のその他の個人に相対して、及び/又は主題により関連付けることができる。
【0085】
学習管理システムを使用して、個人のコホートはテストイベントに直面し、各質問要素での個人の達成に関するデータが記録される。非調整テストイベント報告書を生成することができる。
【0086】
ステップ5.全ての個人がテストイベントを完了した後、項目の品質について各項目を解析することができる。コホートの影響は、プロセスでのこの時点で重要であることができる。あらゆる生徒が総括的評価に直面しなければならないため、評価後項目解析を未処理結果に対して実行することができる。幾つかの実施形態では、機関は、項目解析を実行して正規化総括報告書を生成しないと決定することができるが、わかりにくい(poorly written)質問又はコホートが推測した質問を除外することが好ましい。
【0087】
項目解析が、多項選択又は真/偽項目(質問)の品質及び正確性の向上に有用な情報を提供することができる多くの統計を含むことができることに留意する。これらの統計の幾つかは項目の難しさを含み、項目の難しさは、項目に正しく回答した生徒の割合として特定することができる。このプロセスは、学習管理システム内で、及び/又は本明細書において開示される動作及び方法を通して実行することができる。項目解析の一機能は、コホート全体による実行が不良であった構築不良の1つ又は複数の質問を除去することである。機関はこのプロセスに複数の方法を考案することができる。本開示は、項目解析の特定のメカニズムを提供しないが、総括報告書が解析のために送信される前に、この動作が実行されることを提供する。
【0088】
ステップ6.質問要素項目解析に基づいて、個々の質問要素を報告からなくすことができる。幾つかの実施形態では、質問要素が削除される場合、より高い試験信頼性係数を提供することができるため、項目は一度に1つずつ削除することができ、項目総合統計報告書が再実行されて、試験の全体優良性を低下させないことを保証する。
【0089】
ステップ7.欠陥のある質問要素の除外に続き、教授様相総括報告書を生成して、特に、個人に調整済みスコア(正解%)、クラス平均、個人のクラスランク、及び/又は不正解だった項目の説明を付与することができる。機関は、これらの報告書をコースにわたって平均して、従来の評点を付与することを選択することができる。そのプロセスは独自ではなく、本明細書において詳述しない。
【0090】
代替のステップ7.上述した動作への代替として、欠陥のある質問要素の除外に続き、教授様相総括報告書を生成して、特に、個人に調整済みスコア(正解%)、クラス平均、個人のクラスランク、及び/又は不正確項目の説明を付与することができる。質問要素には、1つ又は複数のマイクロコンピテンシコード(マイクロコンピテンシ)をタグ付けすることができる。
【0091】
ステップ8.教授様相正規化総括報告書を作成することができる。このデータは、テスト専門家により、完了されたものとして検証することができ、累積解析エンジン(電子回路及びデータベース(複数の場合もある))に送信することができる。このようにして、累積解析グリッドに提出する個人ごとのマイクロコンピテンシにより、個々の質問に関連付けられたRVUをRVUの集計で置換することができる。
【0092】
ステップ9.教授様相正規化総括報告書は、総括的評価報告書と突き合わせて検証して、個人がコホートに相対して同数のポイントを受け取ることを確実にする。これはプロセスにとって重要であることができる。プロセスの全体目標が、個々の生徒がトピックに対して得意な(strong)箇所又は不得意な(weak)箇所を見ることである場合、同じコホート内の異なる生徒は、同じ割合のポイントのスコアを得るが、異なるマイクロコンピテンシエリアで挙げた結果が良好又は不良であることができる。この検証ステップは、同数のポイントが正規化プロセス中に転送されることを保証する。
【0093】
ステップ10.検証済み正規化総括報告書を累積解析グリッドに提出することができ、適切なコンピテンシに対して生徒が適切な数のポイントを受け取ったことを検証することができる。
【0094】
ステップ11.検証済み正規化総括報告書は、監査目的で「コミット済み」としてアーカイブすることができる。
【0095】
経験様相
なお
図1及び
図2を参照すると、経験様相40も、結果要素のメタデータコード15に関連付けることができる。経験様相40は、(事前)タグ付けされた特定の技能(例えば「個人経験要素」すなわち「IEE」)を使用して公式化された結果要素を利用することができる。個人経験要素(ブロック41)には、各マイクロコンピテンシ16、マイクロコンピテンシ群、及び/又はサブマイクロコンピテンシ及びRVU17が電子的に関連付けられる(ブロック42)。各生徒は、異なる時間に1つ又は複数の個人経験要素(技能)41に直面することができ、イベント数(N)は生徒ごとに異なることができる(ブロック43)。技能の熟練度は、イベント後総括報告書45が、累積解析100及び/又は電子コンピテンシ評価プラットフォーム100pのために結果要素48を提出するために使用する二者択一判断(ブロック44)を提供する。
【0096】
トピックメタタグ(マイクロコンピテンシコードのように)を特定のコース構成要素に配置することにより、機関は、或る特定のトピックがカリキュラムの講義スケジュールにわたりどこで教えられるかを視覚化することができる。実用面から、時間単位は15分の増分でマッピングすることができるが、本開示はそのように限定されない。教授環境は最も予測可能なものであり、標準化に最も近い。例えば、15分のレクチャー又はプレゼンテーション実習経験(献体実習、組織学実習)は、主題に関係なく15分である。したがって、教授環境は実質的に知ることができ、かつ定量化することができ、大半の教師が報告するために規定に同意する。
【0097】
経験様相40では、マイクロコンピテンシコードは、特定の教育カリキュラム(例えば、観察又は教師カリキュラムの学校での教育のための健康科学及び実習の臨床、外科、又は研究システム)の経験環境に関連付けられた様々なアクション、セミナー、参加、又は閲覧イベント及び手順に関して事前規定することができる。規定時間ベース、例えば、日ごと、週ごと等で、生徒、RVU、提供者識別コード、及び各マイクロコンピテンシを識別する電子報告書を(例えば、CSVフォーマットで)生成することができる。これらの報告書は日ごとに生成することができ、各生徒の学業生活にわたり(及び学業生活を超えて)累積することができる。データには、生徒識別(又はデータ入力を可能にする変換装置)の規約が提供され、システムは自動化されて、各報告書を作成し、評価し、グリッドデータリポジトリ及び解析回路に提出することができる。
【0098】
健康科学では、実際の臨床処置での成績は、個人の成績を適宜評価するために重要である。個人は、これらのイベントを電子患者記録システムに記録する。あらゆる処置には既存の処置アンカーコード(PAC)がタグ付けられ、PACには通常、タスクの成功裏の成績の金融報酬が関連付けられる。薬剤では、これらはICD−10コードである。歯科では、これらはCDTコードである。個人の経験要素評価ステップの例について後述する。
【0099】
ステップ1.各PACを適切なマイクロコンピテンシコードと照合する。全ての評価報告書はPACに代えてマイクロコンピテンシを用いる。
【0100】
ステップ2.PACで表される各手順がRVUに関して評価される。上述したように、RVUは各手順の相対教育値を測定する。経験(臨床)及び議論に基づく教育環境の結果評価を正規化するために、RVUは3つの構成要素に基づくことができる。第1の構成要素は時間であり、この時間は、臨床タスクの実行にかかる物理的時間であることができる。1つの試験質問の正規化価値が15分の教育投資である実施形態では、15分は1RVUに等しい。第2の構成要素は、多くの歯科処置が生徒の実習時間を含むため、実習時間である。生徒が、患者との臨床接触とは別個の実習タスクを実行する時間量を推定することができる。第3の構成要素は高度経験である。例えば、複雑な口腔手術のような幾つかの処置は、生徒によるより高レベルの関心を含むか、又は博士号取得前設定で実行される、より高レベルの専門教育を含む。幾つかの実施形態は、3の倍数を使用するできることを提供するが、他の実施形態では、乗数は3以外の値であることができる。幾つかのコードは、生徒が実際には処置を実行せず、したがって、関わることでのみクレジットを得るという点で「観測」である。
【0101】
以下の経験(例えば、歯科臨床)例では、CDTコードリストが、各コードのRVUの推定のために、教師メンバーグループに提示された。「T」は以前に15分に等しいものとして定義されたため、15分が「1単位」に等しい。以下の式を使用した:
RVU=(臨床時間+実習時間)×複雑性乗数 (式1)
【0102】
機関ごとに、全ての歯科に適用されるCDTコードのコアリストがあるとともに、その教育環境に固有の或る特定の処置がある。例えば、あらゆる「ハウスコード」が割り当てられたRVUを有する。或る特定の実習技能は事前臨床コースで教えられ、導出CDTコードとしてPACを付与することができる。このようにして、機関は臨床システムを使用して、実証結果を追跡することができる。RVU及びMCが割り当てられた臨床経験の例は:
PAC-D0421−遺伝テスト-口腔疾患−2時間の臨床時間(12RVU)、1時間の実習時間に基づいて、HE乗数を用いて36.00。MC-01.02.09.01遺伝テスト
PAC-D7287−細胞学サンプル収集−30分の臨床時間に基づいて2.00。MC-01.08.01.08−バクテリア培養
PAC-D1310−栄養カウンセリング−1時間の臨床時間、1時間の実習時間に基づいて8.00。MC-01.07.02.05−栄養評価
【0103】
ステップ3.経験カリキュラムの日ごとに、個人は処置を実行することができる。成功した試みには、適切な権限からクレジットを付与することができる。幾つかの実施形態では、コホート内の全ての個人は、毎日のカリキュラムイベントの一環として処置を実行する。これは経験イベント報告書と呼ばれる。
【0104】
ステップ4.経験様相正規化総括報告書が、経験プラットフォームから生成されて、個人の処置生成及び関連付けられた各マイクロコンピテンシのRVUが付与される。経験様相正規化総括報告書は、教授環境と同様に作成される。このデータは、結果専門家により、完了したものとして検証され、累積解析エンジンに送信される。幾つかの実施形態は、プロセスが、累積解析グリッドへの提出のために、個人の手順に関連付けられたRVUを、個人ごとのマイクロコンピテンシによるRVUの集計で置換することを提供する。
【0105】
ステップ5.経験様相正規化総括報告書は、経験イベント報告書と突き合わせて検証されて、個人がコホートに相対して同数のポイントを受け取ることを確認する。このようにして、同じコホート内の異なる生徒が同じポイント割合のスコアを得ることができる場合であっても、トピックに対する個々の生徒の得意分野及び/又は不得意分野を特定することができる。得意分野及び/又は不得意分野は、生徒が、異なるマイクロコンピテンシ分野で挙げた結果が良好又は不良であることを特定することにより識別することができる。この検証ステップは、正規化プロセス中に同数のポイントを転送することができることを保証する。
【0106】
ステップ6.検証済み経験様相正規化総括報告書は、累積解析グリッドに提出され、生徒が適切なコンピテンシに適切な数のポイントを受け取ったことを検証することができる。
【0107】
ステップ7.検証済み経験様相正規化総括報告書が、監査目的で「コミット済み」として保存される。
【0108】
議論様相
なお
図1及び
図2を参照すると、議論様相80は、生徒(又は他のテスト被験者)エンカウンタの後、生徒議論(例えば、テキスト又はマルチメディア)掲示にマイクロコンピテンシ16及びRVU17を電子的にタグ付けすることができる(ブロック84)。幾つかの実施形態では、議論主題に規定(事前タグ付けされた)マイクロコンピテンシ16を関連付けることができるが、RVUは通常、事後、生徒の知識、応答、及び/又は習熟度に基づいて生成することができる。個人議論要素(IDE)を定義することができる(ブロック81)。例えば、
図4を参照してより詳細に後述するように、議論イベント入力画面を、個人の議論要素を識別し、提供し、及び/又は定義するために提供することができる。IDEでは、総括的議論にグループ化することができる(ブロック82)。幾つかの実施形態は、議論様相80が、生徒又は他のテスト被験者が所与の問題、質問、又は他のプロンプトに応答することができるインタラクティブ電子(例えば、オンライン)環境フォーラムであることができることを提供する。
【0109】
複雑な教育環境では、事例又は問題の実際の議論から問題を解決する能力は、評価し追跡することが困難である場合がある。認定機関は、知識を適用する能力に大きな価値を置くことができる。議論自体は複数のトピックにまたがることがある可能性があり、異なるレベルの複雑性を含む可能性があるため、議論イベントには通常、イベント自体とは別個の教育値に関してタグ付けすることができる。
【0110】
本明細書において開示される実施形態は、テキストに基づく掲示が、議論フォーラムを提供する実行可能な手段であることを意図するが、オンラインマルチメディア通信を議論様相80に使用することもできることも意図される。これらのタイプの議論フォーマットの組み合わせを使用することもできる。幾つかの実施形態は、マルチメディアビデオのビデオストリームを、累積解析のために評価概要とともに電子的に記憶することができることを提供する。オンラインマルチメディア通信に関連するサービスは、第三者オンラインマルチメディア通信サービスプロバイダにより提供することができ、第三者オンラインマルチメディア通信サービスプロバイダは、例えば特に、Skype、Microsoft Live Messenger、Yahoo!Messenger、America Online Instant Messenger、及び/又はApple iChat等の消費者テレビ会議サービスプロバイダとすることができる。
【0111】
幾つかの実施形態では、議論様相80は、時間掲示を用いて生徒によりログ記録されたスレッド議論を使用して、及び/又はそのようなスレッド議論を含んで実行することができる。議論掲示は、基本ブログ技術をRSS(リアリーシンプルシンジケーション)クライアントを用いて増補することができる。RSSにより、ブログシステムをセキュア化するようにコンテンツの購読、管理、及び掲示が可能である。このようにして、ユーザは、ブラウザを起動させずにブログに掲示することができる。現在のRSSクライアントは、事例に基づく教育の複雑なニーズを満たすように特に設計された適宜設計アプリケーションを生成するための、バイナリアプリケーションの有用なモデルである。
【0112】
しかし、より大きな学校/専門家の実施により適することができる、事例での書き込み、管理、及び参加のためのコンピュータアプリケーションを書くことができる。事例アプリケーション一式を使用することにより、複数の学校、実務、及びプログラムを伴う一実施態様(中央システムに搭載されるか、又は離散独立システムで使用される)に役立つことができる。
【0113】
本発明の幾つかの実施形態は、批判的思考及び問題解決を教える教育ミッションを満たすように実際にスケーリングすることができる、事例に基づく教育の実施戦略を参加教育者に提供することを目的とする。教育哲学の観点から、教育者は、事例数、事例難易度、講師の役割、及び個人の実施の結果評価に関して同意しないことがある。技術の観点から、システムは、使用を促進するのに十分に単純でありながら、教育ミッションに役立つのに十分に強力であることができる。
【0114】
議論様相80では、専門家及び/又は教育者が生徒に関連することができる、信頼が置け、リアリズムを促進し、徹底的な学習経験をもたらす事実パターンを提供する事例を含むことが望ましいことがある。「非従来的」事例の採用を超えて、事例構成要素を書き込み、関連するコンテンツを添付し、学習目標を作成する技術は、一貫性を有することができる。教師リソースは、各専門家事例を再フォーマットする学校内の時間を制限する場合があり、それに対する代替は、専門家提出数を制限することである。幾つかの学科(例えば、歯科及び医科)では、コンピテンシを適宜評価するために、生徒が利用可能な数千ではないにしろ数百の議論事例があるべきであると考えられている。好ましい事例書き込みアプリケーションは、構成要素を作成し、構成要素を再編集する単純な処理ツールを提供すべきであり、次に、構成要素を変更することができないように、結果事例をパッケージすべきである。
【0115】
管理事例は書き込みとは別個の経験であることができる。各学校は、事例に対して異なる役割を有することができる。各学校は、生徒及び教師のグループ化に異なる理論を有することができる。各学校は、結果測定に対して異なる見方を有することもできる。幾つかの実施形態では、本明細書に開示されるシステム及び方法は、特に、事例書き込みツールから事例パッケージを受け入れ、コースディレクタが生徒及び教師を割り当てることを可能にし、掲示時刻及び決議日を特定し、及び/又は適切な格付け基準を設計するように構成することができる。実際問題として、このアプリケーション環境は、より大きなカリキュラム目標を満たすように個々の事例を適合させる。事例への参加は比較的単純であるべきである。管理アプリケーションが事例を生徒又は教師に割り当てると、議論環境の参加ツールは、割り当てをユーザに注意喚起し、単純な加入を通して掲示をクライアントに「プッシュ」し、直接掲示を可能にし、時間構成要素及び格付け発行を監視すべきである。
【0116】
参加ツールに多くのユーザが存在し、より少数のユーザが事例書き込みツールに存在し、非常に少数のユーザが事例管理ツールに存在すると考えられる。専門家は、他の専門家がCEクレジットにすることができる事例を提案又は提出することができる。生徒は、他の生徒の事例を書き込むことができる。事例数及び教師数等の学校及びプログラムによる事例の使用を現在制限している問題は、なくならないにしても低減することができる。
【0117】
幾つかの実施形態では、議論要素80に対応する成績の評価は、以下のステップで提供される例示的な動作を含むことができる。
【0118】
ステップ1.1人又は複数の個人を有する議論グループが作成される。このグループは全て、各個人と同じクレジットを受け取る。個人は集合的に参加する。コホートはサブコホートに分割することができ、通常、議論を促進するために、サブコホートに分割される。現在の実施では、典型的なサブコホートは5〜10人の生徒を有する。議論サブコホート総括報告書を生成することができる(ブロック83)。個人議論要素81に、マイクロコンピテンシ16及びRVU17を含むメタデータコードをメタタグ付けすることができる(ブロック84)。例えば、通常、少なくともRVUが、格付け者により定義され、タグ付けされる(ガイドラインを用いて主観的に)。マイクロコンピテンシをそのときに適用することもできるが、「思考の流れ(stream of thought)」型議論ではなくむしろ規定されたトピックに基づいてより初期に生成することもできる。結果コホートの定義を生成することができる(ブロック85)とともに、要素解析後総括報告書(ブロック86)を生成することができる。総括的評価88の結果要素は、累積結果記憶データ収集100に提出することができる。
【0119】
ステップ2.議論は、質問又はプロンプトで開始することができる。そのスレッド内で、個人はプロンプト及びグループへの他の生徒の参加に応答することができる。
【0120】
ステップ3.個人議論イベントは特に、一意の項目識別子、一意のスレッド識別子、掲示のタイムスタンプ(日時を含む)、一意のユーザ識別子、及び/又は掲示の本文を含むことができる。
【0121】
ステップ4.議論は時間により制限することができる。適切な報告間隔内のIDEの全ての議論のタイムスタンプに基づいて、議論サブコホート総括報告書を評価のために生成することができる。議論サブコホート総括報告書は、議論評価ツールにより検証され、フォーマットするために送られることができる。このプロセスは、議論を第三者評価のために提示することができる。
【0122】
議論サブコホート総括報告書は、対応するマイクロコンピテンシ及びRVUを各掲示に添える「格付け」のために提出することができる。評価者、格付け者、ホスト、他のプロンプト、及び/又は他の生徒は、テスト生徒(複数の場合もある)と対話して、知識の深さ、問題解決技能等を評価することができる。RVUは、部分的に主観的基準に基づくとともに、部分的に客観的基準(例えば、キーワード、テキスト長、議論時間等)に基づくことができる。システムは、今後の検索のために、議論格付け概要に議論テキスト自体を添付する議論後総括報告書を受け入れることができる。インタラクティブな人が生徒/テスト被験者又は生徒グループを「格付けする」ことにより、主観的加重値を提供することができ、主観的加重値は通常、15分ずつの時間増分及び難しさに基づいて事前規定される範囲内にある。幾つかの実施形態では、単純な掲示は少なくとも0.1RVUの価値であることができる。
【0123】
これより
図3を手短に参照し、
図3は、掲示が格付けられているユーザインタフェースのスクリーンショット80sである。スクリーンショット80sは、名前(又は生徒識別子)による掲示作者、入力タイプ(例えば、生徒掲示コンテンツ、生徒掲示活動、生徒掲示その他、又は教師アドバイザの場合、教師掲示事例、教師ガイダンス、又は教師その他)、各掲示コンテンツ及び活動に対応するマイクロコンピテンシ等の表形式概要を、関連付けられたRVU及びコメントとともに含む。生徒概要ウィンドウ80wは、掲示数、各生徒の合計RVU、及びIDE全体の概要を含むことができる。IDEがRVU及びマイクロコンピテンシとともに完了すると、評価者「提出」入力を使用して、データを評価回路に提出することができる。
【0124】
これより
図5を手短に参照し、
図5は、Yammer(商標)議論からのCSVファイルの一例を示す。議論コンテンツの評価及びタグ付けは、動的サーベイにより促進することができる。報告書(例えば、例えばYammer(商標)から生成される)を使用し、規定されたサーベイツールを使用して、教師メンバー又は他の定められた人物が議論イベントを格付けするための動的「サーベイ」を作成することができることが意図される。上述したように、報告書は掲示本文のワードカウントを提供することができる。
【0125】
これより
図4を参照し、
図4は、議論様相80に使用することができ、評価者が生徒及び掲示タイプのIDE81(
図1)にマイクロコンピテンシ及び関連付けられたRVUを電子的に割り当てることを可能にするユーザインタフェースのスクリーンショット80mを示す。ワードカウントを生成し、表示することができる。例えば、示されるように、ワードカウントは75/100である。トピック完了に進む入力(潜在的に残り時間リマインダを有する)及びコメント入力セクションを含むことができる。「次へ」及び/又は「提出する」等のユーザ入力を提供して、評価者又は他のユーザが次のステップに進み、又はデータを提出することができる。ユーザが概観画面に切り替えるために、「概観」ユーザ入力を提供することができる。全ての掲示が格付けられた後、議論サブコホート正規化総括報告書を生成することができる。全てのマイクロコンピテンシコードは有効として検証することができるが、その逆を検証するための未処理データはない。
【0126】
サブコホート情報は、この時点で非常に有用であることができる。コホートの各サブコホートは、RVUポイント割り当てに複数の機会を提供する。教授環境とは異なり、各サブコホートは一意の議論及び掲示を有する。結果専門家が判断して、各生徒の個人掲示に基づいて各個人に各自の格付けを付与し、及び/又は全員参加に対して全サブコホート参加クレジットを付与することができる。これは、議論環境及びカリキュラムニーズに基づいて行うことができる選択である。全ての掲示(テキスト又はマルチメディア)の終了時には、合格/不合格という「グループ格付け」の場所が存在することができる。生徒/ユーザの名前の他に、合格/不合格という個人の格付けの場所も存在することができる。
【0127】
検証議論サブコホート正規化総括報告書を累積解析グリッドに提出することができ、生徒が適切なコンピテンシに適切な数のポイントを受け取ったことを検証することができる。検証議論サブコホート正規化総括報告書は、次に、監査目的で「コミット済み」として保存することができる。
【0128】
掲示ごとに、格付け者は以下のうちのもう1つを評価することができる。
(1)掲示タイプ:プルダウンから、6つの可能な選択肢として以下に示される幾つかの可能性がある:
「教師掲示事例」、
「教師掲示ガイダンス」、
「教師掲示その他」、
「生徒掲示コンテンツ」、
「生徒掲示活動」、
「生徒掲示その他」。
(2)マイクロコンピテンシコード(複数の場合もある):この入力は、複数のフィールド、例えば、3つのフィールドを含むことができ、掲示に関連付けられたマイクロコンピテンシを入力することができる(次に、ユーザは3つの最も近いマイクロコンピテンシを選択しなければならず、システムは、掲示のキーワード検索を提供し、適切であり得るマイクロコンピテンシを示唆することができる)。
(3)相対値ユニット:この入力は通常、例えば、数、例えば、1〜5を有するプルダウンを介して実施されるか、又はユーザにより選択されることができるフィールド制限等の0〜10の範囲により制限される。
(4)コメント:コメントがないと想定されるが、メッセージ/段落を入力することができるフィールド。
【0129】
累積結果記憶
幾つかの実施形態では、システム10は、生徒の共通の名前付け及び符号化が全ての様相及び/又は環境で使用され、及び/又は適切な変換器が使用されて、様々なシステム及び/又は累積解析エンジン間でデータがインポート及び/又は交換されるように構成することができる。
【0130】
3つ全ての環境が使用される(様相20、40、80)場合、全ての様相28、48、88からの検証された全ての正規化総括報告書(結果要素を有する)は、少なくとも1つのデータリポジトリ90(例えば、生徒教育履歴アーカイブサーバ)に提出することができる。通常、報告書(例えば、結果要素)は、生成又は完了の際に提供することができるが、時間ベースの入力(アップロード又は他のデータ転送)で提供することもできる。
共通のデータリポジトリに記憶される各結果要素は以下のフィールドを含むことができる:
一意の要素ID、
一意のプログラムID、
一意の生徒ID、
日付、
教授、臨床、議論、
一次、改善、
マイクロコンピテンシ、
RVU。
フィールドは、ソースファイルがこれらの要素フィールドにマッピング可能な場合、特定の順序である必要はない。
【0131】
解析グリッド
累積解析モジュール100(
図1、
図2)は、時間の経過に伴うか、又は特定の所望時点で各生徒の様相20、40、80に対応する1つ、2つ、又は全ての環境からのデータを解析するように構成することができる。したがって、
図6に示されるように、システム/方法は、累積解析又はコンピテンシグリッド(competency grids)としても知られる累積評価グリッド200を生成することができる。累積解析モジュール100は、1つのサーバ若しくはホスト内に収容することができ、又は分散させることができる。さらに、累積解析モジュール100及び/又はデータリポジトリ90は、例えば、クラウドに基づくデータ記憶及び/又は処理等の分散計算リソースを使用して提供することができる。
【0132】
データ断面は、異なるデータの基本表現である。教育結果からのデータは、表現することが特に難しい場合がある。本明細書に開示される方法及びシステムからの利点は、コンピテンシ自体の概念に基づいて実現することができる。「コンピテンシ」又は「コンピテンシステートメント」は、関連する技能又はトピックの統合集計である。コンピテンシは規定により拡張可能である。任意のプログラムは、各自の概念及び手法に基づいてこれらの拡張可能概念を定める。グリッド200は、コホート内の全生徒に相対するとともに、コホートのコンピテンシを表す相対トピックに相対する個々の生徒のデータを示す、方法内の全てのソースからのデータの表現である。
【0133】
教育は難しく複雑であり得る。あらゆる生徒は、事前知識及び異なる能力を用いて新しい教育経験を入力する。学科内のあらゆるプログラムは、特定のワークフォースのメンバーになることができるように生徒を訓練するように設計された経験を提供しようとする。それは化学者、作家、歯科医、技術者、又は任意の別の無数の専門家とすることができる。
【0134】
教育プログラムは、生徒に、カリキュラムと呼ばれる一連の経験を提示し、多くの異なる尺度を用いて成績を評価する。本明細書に開示されるシステム及び方法は、カリキュラム評価の様々な出力を「正規化」して、このデータの視覚表現を簡易化する一方法を生み出す。
【0135】
前の考察では、グリッドデータ表現を作成するシステム/方法に取り組んだ。この項では、データは、教育判断のために結果をグラフィックでよりよく表現するように操作される。
【0136】
生徒とコンピテンシとの断面には、「グリッドセル」がある。各グリッドセル201は、そのグリッド及びそのコホートに固有である。許されるデータに応じて、グリッドセル201は、そのコンピテンシに規定された各マイクロコンピテンシのその生徒の成績を計算する。全てのポイント及び部分ポイントの和が、例えば、小数位1まで表現することができる1つの数で表される。2つの別個のイベントを、個々のグリッドセル201に基づいて計算することができる。まず、コホート内の各生徒の合計生徒成績を計算することができる。次に、特定のコンピテンシの生徒データを様々なランキングについて解析することができる。各グリッドセル201の詳細は現在、特定のキーの組み合わせを用いて取得することができる。
【0137】
表示するデータを検出しないグリッドセル201は0で表すことができ、特に色分けされた背景を用いて、データがないことを示す。例えば、幾つかの実施形態は、グレーの背景が、データがないことを示すことができることを提供する。グリッドセル201内にデータを示さないことは、カリキュラムの前半では珍しくないが、訓練の後半段階での穴は、カリキュラムの欠陥を示すことができる。
【0138】
幾つかの実施形態では、全てのグリッドセル201の和は、規定された精度まで、例えば、示されるように、別個の列での小数位1まで、数を合算することができる。行は、最大数から最小数まで自動ソートすることができ、その結果、コホート内の生徒がランキングされる。新しいコンテンツが追加されると、行は自動ソートし、新しいランキングを生成することができる。
【0139】
グリッドセル201は、次に、コンピテンシごとに垂直に評価することができる。幾つかの実施形態は、全てのグリッドセル201からのデータを標準偏差3〜7に数学的にソートすることができることを提供する。幾つかの実施形態は、データが標準偏差5にソートされることを提供する。最高標準偏差値は、関連するグリッドセル201に金色の背景を用いて表すことができる。最低標準偏差は、関連するグリッドセル201に赤色の背景を用いて表すことができる。2番目、3番目、及び4番目の標準偏差は、例えば、最も明るいものから最も暗いものまでそれぞれの色合の緑色で表すことができる。結果は、管理者が、グリッド200内の特定のトピックに基づいて生徒がどのようにランクしているかを見ることができるグラフィック表示である。さらに、生徒の特定の不得意分野は、赤色で「照ら」され、特定の得意分野は金色で示される。これにより、プログラムは、特定の弱みの改善及び特定の強みの認識に的を絞ることができる。本明細書に開示される色は、他の色を本発明の範囲及び趣旨内で使用可能であるという点で、非限定的な例である。
【0140】
2つの追加特徴が、標準偏差色分けを変更することができる。これらは「固い床」及び「ガラスの天井」と呼ぶことができる。管理者は、有能であるために必要とされる最小値を表す数値をグリッド200に配置することができる。この「固い床」は、標準偏差に関わりなく、下回ると数が赤色で表される値を設定する。これは、達成しなければならない手順の数の最小標準値を設定する役割を果たすことができる。ガラスの天井手動指定は、それを上回る全グリッドセル201が金色で示される数である。この「ガラスの天井」により、管理者は、標準偏差に関わりなく、優秀性を表す閾値を決定することができる。このようにして、生徒はこの数を上回ることができ、コホート全体がこのレベルの優秀性を獲得することができる。
【0141】
幾つかの実施形態では、管理者により特に入力されない場合、高(金色)切り捨て(Gold Cutoff)及び低(赤色)切り捨て(Red Cutoff)をデフォルトで標準偏差に設定することができる。グリッド200は自動的に、各マイクロコンピテンシ列の生徒上位(Student High)、生徒下位(Student Low)、及び平均(Average)を計算することができる。
【0142】
グリッド200は、複数のマイクロコンピテンシが関連付けられるか、又は他のトピック若しくは関心のある分類子に基づく単一のトピックのものとすることができる。グリッドの各セル201は、生徒と、特に含まれるマイクロコンピテンシにより、及び含まれる環境によりフィルタリングされた生徒の成績(RVU)と、の交点を表す。グリッドセル201では、ゼロRVUに等しいものとして値を表すことはできず、グリッドセル201を空白のままにすることもできない。統計目的のために、空白値をゼロRVUに等しくすることができる。幾つかの実施形態は、セルの行が、コホート内の各生徒を表すことができ、セルの列が各マイクロコンピテンシを表すことができることを提供するが、そのような構成は非限定的である。
【0143】
グリッド200は、入力が提供される頻度に伴って変更することができる。例えば、幾つかの実施形態は、入力が毎日提供される場合、グリッド200が毎日自動的に更新可能なことを提供する。例えば、経験環境からの毎日の報告書は、マイクロコンピテンシに関連付けられたポイントを提供し、ポイントは、時間の経過に伴ってグリッドに蓄積される。同じマイクロコンピテンシを複数のエリアに示すことができる。同様に、教授入力の場合、試験報告書は、教授試験からの正規化ポイントを提供することができ、累積解析のために提供することができる。教授入力及び経験入力の両方で、幾つかの実施形態は、米国オレゴン州のAxium XTS, Inc.のAXIUM(商標)プロジェクト管理ソフトウェアを使用することができることを提供する。AXIUM(商標)が、翻訳器の使用を回避するようにマイクロコンピテンシコードに適合することができ、潜在的な実施エラーを低減することができる「カテゴリ」と呼ばれる拡張可能なメタタグを有すると考えられる。
【0144】
グリッド200は、上述したようにインタラクティブであることができる。グリッド200は、ユーザが、生徒に関連付けられたより多くのデータを明らかにする生徒を選択し、様々なサブトピック及び関連付けられたスコアを電子的に自動的に明らかにするマイクロコンピテンシを選択できるようにする、GUI(グラフィックユーザインタフェース)等のUI(ユーザインタフェース)を用いてディスプレイに提示することができる。このようにして、ユーザは、生徒データを用いてトレンドを解析することができ、例えば、落第している生徒、優等範囲内の生徒等の共通要因を探すことができる。したがって、例えば、落第しているとして識別された、より多くの生徒が同じクラスにいる場合、おそらくはそれは、そのクラスに問題があることを示すものである。
【0145】
インタラクティブグリッド200は、ユーザがテーブルをクリック・アンド・ドラッグしてナビゲートし、セル固有の情報についてセル201のctrlクリック、選択、及び/又はタッチ(接触又は接触ジェスチャ)を行うことができるように構成することができる。例えば、生徒ID番号及びコンピテンシスコアセルをクリックして、選択されたセルのコンテンツの作成に使用されたデータポイントを示すことができる。
【0146】
ユーザは掘り下げて、異なる基準、すなわち、プログラムへの参加年数、性別等の生徒グループを示すことができる。グリッド200は、セル情報ポップアップコメントを含むことができ、ユーザがセルを選択(例えば、ctrlクリック)する場合にアクセス可能であり、及び/又は示される情報は、グリッドにアクセスしているユーザのタイプにより決定することができる。
【0147】
評価での累積データは、カリキュラム、教育リソース、及び/又は生徒の先を見越した調整を可能にする他の共通要因を識別することができる。
【0148】
グリッド200の幾つかの実施形態では、教授環境総括格付け入力は、経験格付け入力又は議論環境格付け入力の両方よりも、累積評価においてはるかに小さな関連性重みを有することができる。例えば、経験格付けの約40%〜60%及び議論総括格付けの30%〜50%と比較して、特定のマイクロコンピテンシの全体認知的評価スコアの約10%が、教授総括格付けに基づくことができる。
【0149】
グリッド200では、マイクロコンピテンシのサブセットとして「コンピテンシ」を拡張可能に規定することができる。データはデータリポジトリに蓄積されるため、グリッドは3つ全ての環境からの成績を動的に計算することができる。上述したように、最小閾値及び成績報酬をタグ付けすることができる。
【0150】
手短に上述したように、マイクロコンピテンシと呼ばれる共通トピック論理を使用するマッピングの要素は、トピックに階層ナンバリングラベルを提供することができる。幾つかの実施形態では、法的ナンバリング期間により隔てられる4レベルのこの階層がある。例は以下である。
02−身体系を示す
02.08−消化器系を示す
02.08.07−臨床歯科学を示す
02.08.07.13−レジン修復を示す
01−全身分野を示す
01.06−ヒト免疫学を示す
01.06.08−免疫処置を示す
01.06.08.01−ワクチンを示す
【0151】
幾つかの実施形態は、全てのトピックが4レベルの詳細を有するわけではないことを提供する。例えば、幾つかの結果は、第3のレベルをグループとして適宜テストすることができる。ナンバリング方式では、00を第4レベルのコードに追加することができる。
【0152】
カリキュラムプログラム内の異なる教育者は、異なる生徒評価ニーズを有することができ、したがって、結果の全身の異なるビューが必要である。「コンピテンシグリッド」は、同時閲覧のために関連するトピックを規定することができる。例えば、生徒が人体解剖学でどのような成績を挙げるかを見る必要があり得る。グリッドを作成して、解剖学のマイクロコンピテンシの全てを表すことができる。データはシステムにより解剖学によってパースすることができる。この例では、解剖学はグリッドの基礎であり、各システムは拡張可能なコンピテンシを表し、そのシステムの解剖学のマイクロコンピテンシは、グリッド200のグリッドセル201で提示される生徒成績を規定する。
【0153】
グリッド200では、各コンピテンシの定義は、管理者が何を表示すべきかを定めるために考慮するコードの単純なリストとすることができる。心臓血管系の解剖学の一例は以下である。
CVAS−正常な発達及び構造
02.06.01.00
02.06.01.01
02.06.01.02
02.06.01.03
02.06.02.00
02.06.02.01
02.06.02.02
02.06.02.03
02.06.02.04
02.06.03.00
02.06.03.01
02.06.03.02
02.06.03.03
02.06.03.04
02.06.03.05
02.06.03.06
02.06.03.07
02.06.03.08
02.06.03.09
02.06.03.10
02.06.03.11
02.06.03.12
02.06.03.13
02.06.03.14
02.06.03.15
【0154】
コードが定義されると、グリッドセル201内の表現をフィルタリングする第2の要因はデータソースである。上述したように、議論環境、教授環境、及び臨床環境からのデータがある。任意のグリッド200は、データソースの任意の1つ又は組み合わせから、指定されたマイクロコンピテンシからのデータをグリッドセル201に表示することができる。グリッドは、全てのデータ又は教授試験からのデータのみを示すようにすることができる。
【0155】
実際には、幾人かの生徒は、臨床講義中よりも試験を受けているときのほうがよい。これは、フィルタリングされたグリッド200の表現で示される。上述したように、異なる管理者及び教育関係者は、カリキュラムからの異なる報告書を必要とする場合がある。特定のグリッドの作成により、これらのカスタマイズビューが可能である。
【0156】
データソースと同様に、フィルタリングは、改善要素の包含である。各データソース要素は、一次又は改善として指定することもできる。一次データは、あらゆる生徒が経験する結果要素を表すことができる。改善データは、特定の成績不良について或る特定の生徒を再テストするように的を絞られた結果要素を表すことができる。このようにして、管理者は、コホート全体の評価に一次のみを使用するグリッドを作成することができる。これにより、特定のグリッドを、或る特定の生徒に与えられる追加の仕事を示すようにすることができる。これは、改善の表現が可能なグリッドが、グリッドに「固い床」指定を含み、生徒が定義されたレベルのコンピテンシをいつ達成したかを示すことができることを提供する。
【0157】
或る特定のグリッドは、完了したカリキュラムの非常に広い解析を与えるようにされる。実際には、これは乗算誤差を生じさせるおそれがある。例えば、管理者が注意深くない場合、同じマイクロコンピテンシを同じグリッド内の複数のコンピテンシにおいて表現するおそれがある。最も良い実際例は、システム及び学科の両方が表されるグリッドである。同じマイクロコンピテンシが複数のコンピテンシにあり、マイクロコンピテンシが幾つかの結果を有する場合、生徒のランキングに誤って影響する乗算効果誤差がある。特定のマイクロコンピテンシの成績到達又は成績不良は、単一のマイクロコンピテンシに対して混ぜ合わせられる。幾つかの実施形態では、それが望ましい場合があるが、データ表現のスキューが予期されることがある。
【0158】
図7A及び
図7Bを手短に参照し、
図7A及び
図7Bは、2つの階層コンピテンシリスト(コンピテンシグリッドに使用することができる)を、例示的な関連付けられたマイクロコンピテンシコードリストとともに示す。00.01以下参照リストは「定量的方法」のものであり、その一方で、00.02以下参照リストは「遺伝学及び胚形成の基礎」のものである。このようにして、コンピテンシ定義を担うカリキュラムの品質を評価する拡張可能メカニズムを提供することができる。さらに、3つ全てのタイプの教育技法を同時に評価することができる。正規化プロセスにより、あらゆる採用者は、所望に応じて解析をカスタマイズすることができる。さらに、各機関は評価ツールをカスタマイズすることができ、例えば、15分時間正規化の代わりに、より短い又はより長い標準、例えば、5分又は30分を使用することができる。次に、各機関は、機関間で比較する場合に更に正規化することができる異なるマイクロコンピテンシを生成することができる。
【0159】
これより
図8を手短に参照し、
図8は、異なるユーザに示すことができるデータのタイプを制限するダッシュボード300の概略図である。システム10の幾つかの実施形態は、誰がダッシュボード300にログインするかに基づいて情報/機能を制限することができる。まず、ダッシュボードにアクセスすることになる3つのタイプのユーザのうちの1つとして、ユーザを特徴付けることができる。ダッシュボード(又はポータル)は、追加のダッシュボード要素が作成される場合、より具体的なアクセス権を規定することができる(Yammer(商標)格付け及びマイクロコンピテンシ管理)。幾つかの実施形態によるユーザタイプの例は以下を含む。
ユーザ:(教師、教授301)
・全ての情報及び機能にアクセスする。
教育(大学)管理者302
・コンピテンシグリッドのみを閲覧することができる(マイクロコンピテンシ管理又はyammerエリアにはアクセスできない)。
FERPA:FERPAに準拠するために、生徒ID列を必要に応じて省くことができる。
生徒303
・コンピテンシグリッド200内の各自のスコアのみを閲覧することができる。コンピテンシグリッド200は、生徒データのみを示すようにカスタマイズすることができるが、グリッド200は生徒上位及びクラス平均を示すこともできる。
他のユーザ304は、特に、教育アシスタント、スタッフ、アドバイザ、教育リソースの出版社(よりよい生徒結果をもたらす資料又は改良が必要な資料を識別する)、教師評価機能(報酬又は矯正補助(correctional help)のため)、認証評価サービス、及び/又は免許委員会を含むことができる。ここでも、プライバシー権利、雇用法等に準拠する必要に応じて、異なるユーザに提示されるデータのタイプを制御することができる。
【0160】
本明細書に開示される幾つかの実施形態は、健康科学科生徒、学校、クラス、教育資料(例えば、書籍)、及び/又はカリキュラムの評価に特に適することができる。しかし、他の実施形態を使用して、他の生徒、学校、カリキュラム、教師、クラス、リソース書籍等を評価することができる。「健康科学」という用語は、看護、歯科、薬学、医師、獣医、精神科医、心理学者、理学療法士、他の療法士及び専門家、特に特定の分野での実施に専門委員会の認可が必要とされ得る健康/科学分野の療法士及び専門家を含む医学関連教育分野を指す。
【0161】
多くの教育プログラムは、知識、技能、及び専門分野間問題解決の証明を必要とし得る。幾つかの実施形態は、教授フォーカス環境、技能ベースの環境、及び問題ベースの環境から成績を連続して(時間の経過に伴って)及び任意選択的に略同時に解析するシステム及びプロセスを提供する。教育結果は予測可能であり、先を見越して識別される認知的成功であることができる。
【0162】
図2を参照すると、システム10は、電子コンピテンシ評価プラットフォーム100pを含むことができる。「コンピテンシ評価プラットフォーム」という用語は、1つ又は複数のコンピテンシ分野に関連する定められた1つ又は複数のマイクロコンピテンシセットに関連するコンピテンシベースの教育環境において認知的結果を解析するために、異なるシステム及び定義された変数からのデータを受け入れ、及び/又はそれらの組み合わせを統合することができるモジュール、回路、及び/又はプロセッサを指す。コンピテンシ評価プラットフォーム100pは、形成的及び総括的評価構成要素により定められるコンピテンシの進行中の略一定(例えば、時間の経過に伴って更新されるが、必ずしもリアルタイムである必要はない)の累積解析を作成することができる。
【0163】
本明細書に開示される幾つかの実施形態は、全てのプラットフォームからの略全ての結果がコンピテンシに向けて構築されることを意図する。したがって、全てのイベントが同じ基準を使用する場合、全ての形成報告書を共通解析に集計することができる。例えば、各個人に、イベントごとのマイクロコンピテンシごとの或る特定数のポイントに対するクレジットを付与することができる。コンピテンシの認知的結果をマイクロコンピテンシの集計として表すことができる場合、無限数の累積解析を同じデータセットから生成することができる。累積解析ステップに使用することができる幾つかのステップの例を以下にまとめる。
【0164】
ステップ1.累積データ記憶装置が、個人のあらゆる結果イベントのうちの1つ又は複数のデータリポジトリとして規定される。ソースプラットフォーム(教授、臨床、又は議論)に関係なく、個人には、各マイクロコンピテンシに関連付けられたポイントに対してクレジットを付与することができる。数千のこれらのイベントを、時間の経過に伴い、プラットフォーム及び評価にわたって蓄積することができる。
【0165】
ステップ2.本明細書に開示される累積解析マッピングは、未処理データを表示及び解析のためにいかに集計するかを規定する能力を機関に提供することができる。コンピテンシは、機関が成績を評価するために使用するコンテンツのサブセットのステートメントである。マッピングにより、機関は、マイクロコンピテンシの異なる組み合わせに関してコンピテンシを規定することができる。幾つかの実施形態は、異なる詳細度の複数のマップが存在可能なことを提供する。各コンピテンシは、各マイクロコンピテンシの成績を結合することにより個人の成績を集計することができる。想定される相互参照は、コホートを構成する個人の集合である。マッピングにより、機関はどの個人がコホートを構成するかを特定することができる。
【0166】
ステップ3.追加のクロスコホートデータを評価し、同じグリッドに配置することができる。例えば、最大成績、最小成績、コホート平均、達成可能な最小レベル、及び関心のある他の項目を評価し、グリッドに配置することができる。
【0167】
ステップ4.1つ又は複数の表示グリッド200に示すことが望ましいデータを規定することができる。
【0168】
本発明の幾つかの実施形態は、ユーザインタフェース、アプリケーション処理論理、及び/又は基本データベース(複数の場合もある)を論理的に別個のプロセスにカプセル化することができるコンピューティングアーキテクチャを使用することができる。この種のコンピューティングアーキテクチャを利用する任意の所与のアプリケーションでは、階層の数は、特定のアプリケーションの要件に応じて可変であることができ、したがって、そのようなアプリケーションは一般に、n層アーキテクチャを利用するものとして説明される。例えば、Exforsys.com, N-Tier Client-Server Architectureを参照のこと。例えば、本発明の幾つかの実施形態は、一般にクライアント−サーバアーキテクチャと呼ばれる2層アーキテクチャを利用することができ、このアーキテクチャでは、ウェブブラウザ等のクライアントアプリケーションがウェブサーバに要求を行い、ウェブサーバが要求を処理し、所望の応答(この場合、ウェブページ)を返す。本発明の他の実施形態は、ピア・ツー・ピア又は3層若しくは他のより大きな多層アーキテクチャとして構築することができる。3層若しくは他のより大きな多層アーキテクチャの場合、ウェブサーバは、ウェブブラウザにより要求されるウェブページを生成することによりユーザインタフェースを提供し、ウェブブラウザは、動的HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)等の、認識される言語でコードを受信して表示し、アプリケーションサーバで実行されているミドルウェアがビジネス論理を処理し、データベースサーバがデータ機能を管理する。多くの場合、ビジネス論理層を更なる別個の層に精密化して、管理可能性、拡張可能性、及び/又はセキュリティを増強することができる。
【0169】
したがって、幾つかのウェブベースのヒアリングサービスでは、ウェブアプリケ−ションは、プレゼンテーション層、ビジネス論理層、及び生徒記録データ層を有する3層アーキテクチャを使用することができる。ウェブアプリケーション層は、単一のアプリケーションサーバで実施することができ、又は複数のアプリケーションサーバにわたって分散することができる。例えば、プレゼンテーション層は、ユーザが生徒応答を要求し、生徒と教育者(例えば、教師又は教授)とが通信できるようにするウェブページを使用して、議論様相80を提供することができる。プレゼンテーション層は、他のアプリケーション層のうちの1つ若しくは複数、又は第三者サービスプロバイダにより提供される利用可能な構成要素若しくはウェブサービスにアクセスすることにより、ビジネス論理層及び/又は生徒記録データ層等のアプリケーション内の他の層と通信することができる。プレゼンテーション層は、別の層と通信して、認可ユーザが生徒記録データ及び/又はデータベースに記憶されたマイクロコンピテンシコード、プロシージャ、命令、又はプロトコルにアクセスできるようにすることができる。ビジネス論理層は、コマンドを処理し、ユーザアクセスを制限し、データを評価することによりアプリケーションの機能を調整することができる。ビジネス論理層の機能は、例えば、ウェブサービスの使用により他のアプリケーション層にアクセス可能にすることができる。ビジネス論理層は、ユーザを分け、区別することができる論理、命令、又はセキュリティを提供することもできる。生徒データ記録層がプライベート生徒記録データを保持し、FERPA又は他のプライバシー規制に準拠するために、非承認相手からのそのような記録をカプセル化することができる一方、生徒記録データ層は、例えばウェブサービスによりアクセス可能な、例えば記憶されたプロシージャ、論理、命令等を通してデータを利用可能にすることができる。
【0170】
図9は、本発明の実施形態により実行されて、コンピテンシに基づく様式で生徒認知的進度を評価することができる方法ステップの一例である。示されるように、生徒及びマイクロコンピテンシに相関付けられた、教授テストイベントのRVUは、生徒データ記録リポジトリ(例えば、1つ又は複数のサーバ等のメモリを有するデータベース)に送信され収集される(ブロック208、225)。同様に、生徒及びマイクロコンピテンシに相関付けられた、経験イベントのRVUも、生徒データ記録リポジトリに送信され、収集される(ブロック210、225)。生徒及びマイクロコンピテンシに相関付けられた、議論イベントのRVUは、生徒データ記録リポジトリに送信され、収集される(ブロック220、225)。同じ又は異なるリポジトリを使用することができ、例えば、異なる生徒、学校、異なるタイプの生徒記録等に異なるリポジトリを使用することができる。収集されたRVUをマイクロコンピテンシで合算することにより、各生徒の累積解析報告書を生成することができる(ブロック230)。報告書は、時間の経過に伴い自動的に(例えば、日ごと、週ごと、月ごと)生成することができ、及び/又は要求時に生成することができる。特定のトピック(例えば、マイクロコンピテンシ)の満足認識を確立する最小閾値は、教育進度を考慮するように、規定されたユーザ(生徒ではない)により時間の経過に伴って変更することができる。報告書は、上述したように、ユーザに基づくアクセス特権に応じて、データを遮断するか、又はデータの規定されたフィールドのみを提示するようにカスタマイズすることができる。報告書(特に、生徒識別子が提示される)は、電子メールアカウントに送信することができるか、又はセキュア(制限付き)ウェブポータルに配置することができる。生徒は、ログイン時又はセットアップ時に、そのような報告書を受信する頻度を規定することができる(又はそのような報告書はデフォルト動作に基づくことができる)か、又は生徒は、ウェブポータルにアクセスすることにより報告書を要求することができる。幾つかのシステムは、累積総括報告書が、1つ又は複数のマイクロコンピテンシスコアがその時点で所望の閾値を下回ることを示す場合、生徒に報告書を自動的に送信することができる。
【0171】
当業者には理解されるように、本発明の実施形態は、方法、システム、データ処理システム、又はコンピュータプログラム製品として具現することができる。したがって、本発明は、全体的にソフトウェア実施形態又はソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせた実施形態の形態をとることができ、本明細書では全て一般に「回路」又は「モジュール」と呼ばれる。さらに、本発明は、媒体に具現されるコンピュータ使用可能プログラムコードを有するコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。ハードディスク、CD ROM、光学記憶装置、インターネット若しくはイントラネットをサポートするような伝送媒体、又は磁気若しくは他の電子記憶装置を含む任意の適したコンピュータ可読媒体を利用することができる。
【0172】
本発明の動作を実行するコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)、Smalltalk、C#、又はC++等のオブジェクト指向プログラミング言語で書くことができる。しかし、本発明の動作を実行するコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語等の従来のプロシージャプログラミング言語又はビジュアルベーシック等のビジュアル指向プログラミング環境で書くこともできる。
【0173】
プログラムコードのうちの幾つかは、ユーザコンピュータのうちの1つ又は複数で全体的に、ユーザのコンピュータで部分的に、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータで部分的かつリモートコンピュータで部分的に、又はリモートコンピュータで全体的に実行することができる。リモートコンピュータで全体的に実行される場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)若しくは広域ネットワーク(WAN)を通してユーザコンピュータに接続することができ、又は外部コンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを通して)。通常、幾つかのプログラムコードは、少なくとも1つのウェブ(ハブ)サーバで実行され、幾つかは少なくとも1つのウェブクライアントで実行することができ、インターネットを使用してサーバ(複数の場合もある)とクライアントとの間で通信する。
【0174】
本発明について、本発明の実施形態による方法、システム、コンピュータプログラム製品、並びにデータ及び/又はシステムアーキテクチャ構造のフローチャート図及び/又はブロック図を参照して部分的に後述する。図の各ブロック及び/又はブロックの組み合わせはコンピュータプログラム命令により実施することができることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令を汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供して、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、1つ又は複数のブロックにおいて指定される機能/動作を実施する手段を生成するように、機械を生成することができる。
【0175】
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置に、コンピュータ可読メモリ又は記憶装置に記憶された命令が、1つ又は複数のブロックにおいて指定される機能/動作を実施する命令手段を含む製品を生成するように特定の様式で機能するように命令することができるコンピュータ可読メモリ又は記憶装置に記憶することもできる。
【0176】
コンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードして、一連の動作ステップをコンピュータ又は他のプログラマブル装置で実行させて、コンピュータ又は他のプログラマブル装置で実行される命令が、1つ又は複数のブロックにおいて指定される機能/動作を実施するステップを提供するようなコンピュータ実施プロセスを生成することもできる。無線又はハードワイヤード通信システム(セルラ電話等)、PDA、デスクトップ、又はラップコンピュータ若しくはハンドヘルドコンピュータ、ノートブックコンピュータを含むポータブルコンピュータ等を含む、インターネットにアクセスすることができる任意の所望の装置を介してインターネットにアクセスすることができる。
【0177】
図10を参照すると、幾つかの実施形態では、システム10は、少なくとも1つのウェブサーバ310(Yammer(商標)等のオンライン通信プロバイダにより提供することができる)及び複数のウェブクライアント3351〜3352を含む。2つのウェブクライアントとして示されるが、ウェブクライアントの数は実質的に3つ以上とすることができ、機関(参加生徒数、管理者数、及び教師/教授又は他の教育者の数)により可変とすることができ、通常、登録ユーザ数に対応して各機関で100〜10000であり、又は更に多数である。ユーザの一部は、例えば、
図10に示されるように、PDA及び/又はセルラ電話3353を含む、ウェブサイト閲覧能力を有する任意の適した装置を介して、システム10と通信することができる。したがって、例えば、教授ユーザは、PDA(携帯情報端末)、ノートブック、又はウェブ閲覧能力を有するセルラ電話(又はパームコンピュータ、ラップトップコンピュータ、若しくはデスクトップコンピュータ)を使用してインターネット300を介して議論イベント中に生徒ユーザと通信することができる。
【0178】
少なくとも1つのウェブサーバ310は、単一のウェブサーバを制御ノード(ハブ)として含むことができ、又はウェブポータル310pを提供する複数のサーバ(図示せず)を含むことができる。システム10はルータ(図示せず)を含むこともできる。例えば、ルータは、データ交換又はアクセスに対してプライバシー規則を調整することができる。2つ以上のサーバが使用される場合、異なるサーバ(及び/又はルータ)は、異なるタスクを実行することができ、又はタスク若しくはタスクの部分を共有することができる。例えば、システム10は、以下のうちの1つ又は2つ以上の組み合わせを含むことができる:セキュリティ管理サーバ、登録参加者/ユーザディレクトリサーバ、生徒記録管理サーバ等。システム10は、ファイアウォール及び他のセキュア接続並びに通信プロトコルを含むことができる。インターネットベースのアプリケーションでは、サーバ310及び/又は関連付けられたウェブクライアント35の少なくとも幾つかは、SSL(セキュアソケットレイヤ)及び高レベルの暗号化を使用して動作するように構成することができる。さらに、インターネットの偏在性により、ウェブアクセス装置はサイト間で容易に移動させることができる。さらに、追加のセキュリティ機能を提供することもできる。例えば、SSL通信又はインターネットプロトコルセキュリティアーキテクチャ(IPSec)等の仮想私設ネットワーク(VPN)技術をサポートする通信プロトコルスタックをクライアント及びサーバに組み込むことにより、生徒サイトと他のサイトとの間にセキュア通信を提供することができ、それにより、プライバシーが保障される。
【0179】
サーバ310は、中央管理及び管理アプリケーションを提供することができる。サーバ310は、セッション管理、追跡及びログ記録システム管理、作業負荷管理及びメンバーサービスを提供するように構成することができる。サーバ310は、参加者/ユーザプロファイル、セキュリティディレクトリ、ルーティングセキュリティ規則、及び生徒記録を含む複数のデータベースを含むか、又はそれらの複数のデータベースと通信することができる。サーバ310は、IBM WebSphereアプリケーションサーバを含むことができるウェブアプリケーションサーバ(WAS)、LDAPディレクトリサーバ等のディレクトリサーバ等であるが、これらに限定されないウェブシステムに統合される幾つかのサブサービスを含むことができるとともに、Anonymous Global Patient Indentifier(AGPI)サーバ、DB2サーバ、及び簡易メール転送プロトコル(SMTP)サーバを含むことができる。本明細書では「サーバ」と記載されるが、他の適したコンピュータ構成を使用可能なことに留意する。サーバ310には、ポータルサイトに見られるウェブアプリケーション機能を構成することができる。サーバ310は、Web Sphere Business Integration(WBI)サーバを含むことができ、及び/又はWBIとして構成することができる。ウェブサーバ310はウェブベースの管理アプリケーションを含むことができる。ウェブアプリケーションを使用して、ユーザが参加者として登録し、アクセス制御リスト(ACL)を管理し、ユニバーサルID又はパスワードアクセスを使用してログオンし、ログオフし、プロファイルプリファレンスを定義し、検索し、議論イベントに参加する等を実行できるようにすることができる。
【0180】
ウェブクライアント3351〜3352には、異なるユーザ及び異なるユーザカテゴリ又はタイプを関連付けることができる。各カテゴリ又はタイプは、システム10に関連付けられた動作又はデータに異なる「特権」又はアクセスレベルを有することができる。例えば、システム10は、生徒ユーザ、管理ユーザ、及び教師/教授ユーザを含むことができ、各ユーザは、システムにより可能なデータ及び/又は動作に対して異なるアクセスレベル又は制限を有することができる。
【0181】
ウェブクライアント3351、3352は、異なるタイムゾーン及び異なる州、又は更には異なる国にある異なる地理的場所に分散することができる。他の実施形態では、ウェブクライアント35は単一の教育センターにあることができる。異なるユーザタイプが異なる地理的場所にあることができる。
【0182】
上述したように、クライアントは、ウェブカム又はカメラを含むことができ、例えば、幾つかの議論又は幾つかの経験イベント中でのマルチメディア通信を可能にする。
【0183】
図11は、本発明の幾つかの実施形態により動作する装置に含むことができる例示的なデータ処理システム又はデータベース環境を示す。
図11に示されるように、データ処理システム116は、ハブ及び/又はウェブアプリケーション(例えば、管理サーバを含む)の動作を実行又は指示するために使用することができ、プロセッサ138、メモリ136、及び入/出力回路146を含む。データ処理システムは、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、又はウェブアクセス/機能を有する他の装置のうちの1つ又は複数に組み込むことができる。プロセッサ138は、アドレス/データバス148を介してメモリ136と通信するとともに、アドレス/データバス149を介して入/出力回路146と通信する。入/出力回路146を使用し、例えば、インターネットプロトコル(IP)接続を使用して、メモリ(メモリ及び/又は記憶媒体)136と別のコンピュータシステム又はネットワークとの間で情報を転送することができる。これらの構成要素は、本明細書に記載のように動作するように構成することができる多くの従来のデータ処理システムで使用されるような従来の構成要素とすることができる。
【0184】
特に、プロセッサ138は市販のものであることができ、又はカスタムマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ等であることができる。メモリ136は、本発明の実施形態により使用される機能回路又はモジュールの実施に使用されるソフトウェア及びデータを含む任意のメモリ装置及び/又は記憶媒体を含むことができる。メモリ136は、以下のタイプの装置を含むが、これらに限定されない:キャッシュ、ROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、SRAM、DRAM、及び磁気ディスク。本発明の幾つかの実施形態では、メモリ136はコンテンツアドレッサブルメモリ(CAM)とすることができる。
【0185】
図11に更に示されるように、メモリ(及び/又は記憶媒体)136は、データ処理システムで使用される幾つかのカテゴリのソフトウェア及びデータ、オペレーティングシステム152、アプリケーションプログラム154、入/出力装置ドライバ158、及びデータ156を含むことができる。アプリケーションプログラムは、ユーザレジストリモジュール120、マイクロコンピテンシ累積解析モジュール124、生徒データ記録モジュール125等を含むことができる。データ156は、規定されたアクセスレベル126を有するユーザプロファイルを有することができる。ユーザプロファイル126は、追加又は代替として、アプリケーションプログラムを含むことができる。
【0186】
データ処理システム116は、電子的に記憶された生徒テスト記録及び基本コホートデータにアクセスし、テストトレンドのグラフの視覚的出力/表示を生成することができるトレンド解析モジュール(
図11に関して上述したモジュールと同様のアプリケーションプログラムであることができる)を含むことができる。トレンドは、電子的に生成し、クライアント35(例えば、管理者、教授/教師、又は生徒)に関連付けられたディスプレイに示すことができる。トレンドは、グラフィック形態であることができるとともに、少なくとも部分的に結果に基づいて、落第リスク又はカリキュラムへの介入若しくは調整の必要性を示す。システム10は、生徒(又は生徒グループ若しくは特定のクラス)が最小未満として識別される場合、報告書頻度を増大させる「フラグ」を生成するように構成することができる。システム10は、電子メール、郵便を介して、及び/又はテキストメッセージ若しくは他の適した通信プロトコルを使用して、生徒、アドバイザ、教授/教師に注意喚起して、1つ又は複数のマイクロコンピテンシでのマイナストレンド又は「落第」のうちの1つ又は複数を通知するように構成することもできる。
【0187】
当業者には理解されるように、オペレーティングシステム152は、Microsoft, Inc.からのもの(Windows(登録商標))、Apple Computer, Inc.からのもの(MacOS)、Wind Riverからのもの(VxWorks)、RedHatからのもの(Linux(登録商標))、LabViewからのもの、又はプロプライエタリオペレーティングシステム等であるが、これらに限定されないデータ処理システムとの併用に適する任意のオペレーティングシステムとすることができる。入/出力装置ドライバ158は通常、入/出力回路146及び或る特定のメモリ136構成要素等の装置と通信するために、アプリケーションプログラム154がオペレーティングシステム152を通してアクセスするソフトウェアルーチンを含む。アプリケーションプログラム154は、本発明の幾つかの実施形態による回路及びモジュールの様々な特徴を実施するプログラムの例である。最後に、データ156は、アプリケーションプログラム154、オペレーティングシステム152、入/出力装置ドライバ158、及びメモリ136に常駐することができる他のソフトウェアプログラムにより使用される静的及び動的データを表す。
【0188】
本発明は、
図11のアプリケーションプログラム120、124、125を参照して示されるが、当業者に理解されるように、他の構成も本発明の範囲内にある。例えば、アプリケーションプログラム154であるよりはむしろ、これらの回路及びモジュールは、オペレーティングシステム152又はデータ処理システムの他のそのような論理区画内に組み込むこともできる。さらに、アプリケーションプログラム120、124、125(122)は、単一のデータ処理システム内のモジュールとして示されるが、当業者に理解されるように、そのような機能は1つ又は複数のデータ処理システムに分散させることもできる。したがって、本発明は、
図11に示される構成に限定されるものとして解釈されるべきではなく、他の構成及び/又はデータ処理システム間の機能の区画により提供することもできる。例えば、
図11は様々な回路及びモジュールを有するものとして示されるが、これらの回路又はモジュールの1つ又は複数は、本発明の範囲から逸脱せずに組み合わせることができる。
【0189】
通常、「搭載」又は顧客セットアップ中、クライアント35はネットワーク又はシステム10に持ち込まれ、法的又は組織制度に基づいて、或る特定のタイプのデータ(及び/又はデータのコンテンツ)を送信及び/又は受信する1つ又は複数のプライバシーレベルが割り当てられる。組織は1つ又は複数のウェブクライアント35を含むことができ、各ウェブクライアント35には1つ又は複数の異なるプライバシーレベルが割り当てられる。プライバシーレベルは、エンティティ又はそのエンティティに関連付けられた人物がどのデータを受信、送信、又はアクセスすることができるかを規定することができる。
【0190】
これより
図12を手短に参照し、
図12は、本発明の幾つかの実施形態によるサブコホートマネージャのグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。示されるように、特定の個人を包含又は除外することにより、生徒グループを作成し、及び/又は変更することができる。示されるように、いかなる個人もサブコホート例から除外されるもの(Excluded)として示されていない。幾つかの実施形態では、生徒グループを使用して、インタラクティブ評価グリッド200のグリッド行(
図16、202)を規定することができる。
【0191】
これより
図13を手短に参照し、
図13は、本発明の幾つかの実施形態による格付け後の総括報告書のグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。「掲示作者(Post Author)」列に列挙される特定の掲示作者が、スクリーンショットから編集されることに留意する。報告書内の各ラインは、議論イベントで行われた単一の掲示に対応する。掲示ごとに、掲示のタイプ(例えば、生徒掲示活動(Student Post Logistics)、生徒掲示コンテンツ(Student Post Content)、教師掲示ガイダンス(Faculty Post Guidance)、生徒掲示その他(Student Post Other)等)、該当するマイクロコンピテンシの識別情報、及び対応するRVUを列挙することができる。加えて、コメントフィールドが提供されて、各掲示の任意のコメントを受け取り記録する。
【0192】
これより
図14を参照し、
図14は、本発明の幾つかの実施形態による、データがグリッドに提出される前の掲示検証報告書のグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。掲示検証報告書は、議論イベントでの生徒及び対応するRVUをまとめたRVUコミット概要(RVU Commit Summary)部を提供することができる。さらに、生徒掲示(Student Posts)部は、議論イベント内の各生徒並びにマイクロコンピテンシ及びそこで獲得される対応するRVUの詳細な報告書を提供することができる。さらに、グループ概観(Group Overview)部は、グループ合計マイクロコンピテンシ及び議論イベントで獲得された対応するRVUの詳細な報告書を提供することができる。
【0193】
これより
図15を参照し、
図15は、本発明の幾つかの実施形態による、提出された報告書を管理するグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。ユーザインタフェースは、「コミット済み(committed)」ステータスインジケータ及び各コミット済み議論イベントの日付(Date)、コース(Course)識別子、グループ(Group)識別子、及び格付け概要(Grading Summary)の列を含むことができる。
【0194】
これより
図16を参照し、
図16は、本発明の幾つかの実施形態による、単一のシステムを表示するようにパースされた例示的なインタラクティブ評価グリッド200の部分スクリーンショットである。上述したように、評価グリッドはインタラクティブであるため、グラフィカルユーザインタフェースと呼ばれることもある。示されるように、パースされたグリッドは、骨格筋系(Musculoskeletal System)に対応するグリッドデータを表す。生徒識別子(Student#)は、画面から編集されるが、異なる生徒に対応する一意の識別子であり、グリッド内の行に対応することが理解される。グリッド内の列は、骨格筋系でのサブトピックに対応し、及び/又は骨格筋系に関連する。骨格筋系内のポイントの総数並びに各サブトピックの上位点、下位点、及び平均点を提供することができる。
【0195】
これより
図17を参照し、
図17は、本発明の幾つかの実施形態による、インタラクティブ評価グリッドを管理するグラフィカルユーザインタフェースの部分スクリーンショットである。グリッドマネージャ(Grid Manager)は、現在定義されている各グリッドを列挙することができる。このようにして、複数のグリッドが編集用に提示される単一のインタフェース画面が、選択及びアクセスを提供することができる。
【0196】
これより
図18を参照し、
図18は、本発明の幾つかの実施形態による、パースされて学科によりデータを解析する例示的なインタラクティブ評価グリッドの部分スクリーンショットである。示されるように、パースされたグリッドは、解剖学学科(Anatomy Discipline)に対応するグリッドデータを表す。生徒識別子(Student#)は、画面から編集されるが、異なる生徒に対応する一意の識別子であり、グリッド内の行に対応することが理解される。グリッド内の列は、解剖学学科でのサブトピックに対応し、及び/又は解剖学学科に関連する。解剖学科内のポイントの総数、並びに各サブトピックに対応する上位点、下位点、及び平均点を提供することができる。
【0197】
図19を参照し、
図19は、本発明の幾つかの実施形態によるグラフィカルユーザインタフェースの部分スクリーンショットである。ユーザインタフェースの幾つかの実施形態は、1つ又は複数の様相の選択的閲覧を可能にするとともに、解析時間間隔の規定を提供するインタラクティブ評価グリッドの構成要素を含む。例えば、解析時間間隔は、開始時間及び停止時間及び/又は所望の間隔の日付を特定することにより選択することができる。
【0198】
図20を参照し、
図20は、本発明の幾つかの実施形態による、コホートマネージャのグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。示されるように、コホートマネージャを使用して、どの生徒及び教師がコホートに含まれるかを特定することができる。例えば、生徒名又は教師名を選択し、除外(Excluded)ウィンドウから包含(Included)ウィンドウに移動させて、コホートのメンバーを識別することができる。
【0199】
これより
図21を参照し、
図21は、本発明の幾つかの実施形態による、インタラクティブ評価グリッドを管理するグラフィカルユーザインタフェースの部分スクリーンショットである。示されるように、ここでは、例えば、「03解剖学学科(03 Anatomy Discipline)」等のコンピテンシが、複数のマイクロコンピテンシにより規定することができるか、又は複数のマイクロコンピテンシに対応することができ、該複数のマイクロコンピテンシは、関連付けられたスクロール可能なウィンドウに列挙し表示することができる。
【0200】
これより
図22を参照し、
図22は、本発明の幾つかの実施形態による、項目解析が実行された後の未処理のインポート試験データを示すグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。教授試験は、二値選択することができるようにテスト被験者に提示される一連の二値イベントである。本明細書に開示される学習管理システムは、特定のコホートの完了した試験の結果とは無関係である。幾つかの実施形態では、試験の結果は、テスト項目ごとに以下のデータを含む単純な区切りファイルである:一意の生徒識別子、テスト項目識別子、マイクロコンピテンシコード、二値選択肢(不正解の場合は0、正解の場合は1)、及び関連する値ユニット。100の質問を有する10人の生徒への試験の場合、結果生成されるファイルは、これらの4列のデータに1000行を有することになる。幾つかの実施形態は、ファイルがインポートされる場合、3つの追加項目、すなわち、プログラム識別子(学校、大学等)、試験日、及びコース識別子を追加することができることを提供する。未処理データがデータソース環境にダイジェスト化されると、未処理データは、未処理インポートファイルとして、確認の最初のチェックとして厳密に列挙される。示されるように、未処理インポート試験データは、各テスト項目識別子の行を含む。幾つかの実施形態では、各行は、生徒の氏名(又は識別子)、テスト項目識別子(すなわち、どの試験の質問か)、関連付けられたマイクロコンピテンシ、及び獲得されたRVUを含むことができる。未処理データがデータソース環境にダイジェスト化されると、未処理データは、未処理インポートファイルとして、確認の最初のチェックとして厳密に列挙される。元の区切りファイルとの比較は手動又はプログラム的に行うことができる。
【0201】
図23を参照し、
図23は、本発明の幾つかの実施形態による、確認準備の際に未処理データ報告書をチェックするグラフィカルユーザインタフェースの部分スクリーンショットである。いくつの行が未処理インポート表示にあるかを列挙する格付け概要との比較は、試験データに対応するデータの包含不足及び/又は包含過剰を識別する際に有用であることができる。
【0202】
この時点で、管理者は、二値提示からマイクロコンピテンシ提示に変換するために未処理データを「コミット」する。各生徒は、マイクロコンピテンシによるポイントの概要を用いて表現される。一試験の複数の質問は、同じマイクロコンピテンシ指定を有することができる。次に、ポイント(RVU)の総数が、学習管理システムが二値提示で計算した元のポイント数と突き合わせて確認される。したがって、このステップは個々のテスト項目をトピック関連結果に変換する。
【0203】
図24を参照し、
図24は、本発明の幾つかの実施形態による、データがコミットされる前のRVUコミット概要画面を示すグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。ステータス「コミットされていない(Not Committed)」で示されるように、データがコミットされる前、RVUコミット概要(RVU Commit Summary)内のRVUは0.0として表示されることに留意する。
【0204】
これより
図25を参照し、
図25は、本発明の幾つかの実施形態による、マイクロコンピテンシコードにより収集され統合されたデータを示すグラフィカルユーザインタフェースの部分スクリーンショットである。生徒スコア(Student Scores)が、管理者又は他の評価者がデータをコミットするために表示される。生徒ごとに、合計RVUが示され、各マイクロコンピテンシのRVUが列挙される。幾つかの実施形態は、例えば、ボタン又はチェックボックス等の承認インタフェースを提供する。別個のステップとして、管理者は手動で、チェックステップを用いてRVUの数が正しいことを確認する。
【0205】
これより
図26を参照し、
図26は、本発明の幾つかの実施形態による、マイクロコンピテンシコードにより収集され統合され、全ての生徒に正しいスコアを提供することが検証されたデータを示すグラフィカルユーザインタフェースのスクリーンショットである。データが検証されたことを示す各生徒のチェックボックスが選択されていることに留意する。さらに、本発明の幾つかの実施形態による、グリッドにコミットされる準備ができたスコアを含むRVUコミット概要(RVU Commit Summary)画面を示すグラフィカルユーザインタフェースの部分スクリーンショットである
図27を参照すると、データは、チェックされた場合、残っている1つのチェックのために、ポイントをコミット概要データページに移す。
【0206】
確認後、各データ要素は、一意の識別子とともに共通データリポジトリに記憶される。データは、特定のグリッドの規則に基づいてグリッド内に表示することができる。例えば、試験データは、試験データが表示されることになっているグリッド内でパースすることができる。
【0207】
確認ステップの重要性を理解しなければならない。結果生成されるグリッドは、試験項目へのマイクロコンピテンシコードの正しい割り当て及び表現のためのこのデータの集計に依存する。生徒の弱み及び強みについての重要な判断をグリッドデータに基づいて行うことができる。集計データページは、生徒ポイントを特定の生徒に関連付ける。管理者が、データが正しいことに満足する場合、評点報告書を表示のためにグリッドに「コミット」する。インポートファイルは「コミット済み」としてタグ付けされ、次のファイルが直面される。
【0208】
上記は、本発明の例示であり、本発明の限定として解釈されるべきではない。本発明の幾つかの例示的な実施形態について説明したが、本発明の新規の教示及び利点から実質的に逸脱せずに、多くの変更が例示的な実施形態において可能なことを当業者であれば容易に理解するであろう。したがって、全てのそのような変更は、特許請求の範囲において規定される本発明の範囲内に含まれることが意図される。特許請求の範囲では、ミーンズプラスファンクション節が使用される場合、ミーンズプラスファンクション節は、記載される機能を実行するものとして本明細書に記載される構造、及び構造的均等物のみならず、均等な構造の包含が意図される。したがって、上記が本発明の例示であり、開示された特定の実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、開示された実施形態への変更並びに他の実施形態が、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されることが理解される。本発明は、特許請求の範囲の均等物が含まれる以下の特許請求の範囲により規定される。