(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の文書編集装置の一実施形態を、
図1〜
図8を参照しながら説明する。
図1は、本発明の文書編集装置が適用される文書編集システムを示すものである。
図1に示すように、文書編集システムは、文書編集装置であるMFP(Multifunction Peripheral)100と、データ管理サーバー200と、クライアント端末300とを備えている。MFP100、データ管理サーバー200、クライアント端末300は、ネットワーク10を介して接続されている。
【0013】
そして、詳細は後述するが、クライアント端末300からMFP100に対して印刷要求と印刷データとを含む印刷ジョブが送信されると、MFP100からデータ管理サーバー200に印刷データを含むデータ検索要求が出される。ここで、データ検索要求は、データ管理サーバー200に対して印刷データの修正履歴の蓄積と、後述の修正候補リスト230の送信とを要求をする際に出されるものである
【0014】
データ管理サーバー200は、印刷データと蓄積データとを比較し、これらのデータ間の差分を抽出し、この抽出した蓄積データの文字列を修正前文字列とし、印刷データの文字列を修正後文字列とし、後述のユーザー情報220aに紐付けて後述の修正履歴データ225として管理する。また、データ管理サーバー200は、印刷データと修正履歴データ225とを比較し、MFP100へ修正に関わる後述の修正候補リスト230を送信する。また、データ管理サーバー200からの後述の修正候補リスト230は、MFP100側のタッチパネルに表示され、ユーザーによって修正候補リスト230から選択された文字列の修正候補225cが印刷データに反映されて印刷される。
【0015】
次に、
図2を参照し、MFP100及びデータ管理サーバー200の主要部の構成について説明する。まず、文書編集装置であるMFP100は、制御部101、操作部110、表示部111、スキャナー部112、プリンター部113、FAX部114、I/F(インターフェース)115を備えている。制御部101は、図示しないROM内のプログラムに基づき、MFP100全体の動作を制御するものであり、通信管理部102、データ管理部103、表示管理部104、操作受付部105、修正反映部106、画像形成部107、メモリー108を備えている。
【0016】
通信管理部102は、I/F115を介してクライアント端末300からの印刷要求と印刷データとを含む印刷ジョブを受信する。データ管理部103は、通信管理部102によって受信された印刷データを、一旦、メモリー108に記憶させる。また、データ管理部103は、データ管理サーバー200にデータ検索要求を出すとともに、通信管理部102によって受信された印刷データをI/F115を介して送信する。なお、データ検索要求には、クライアント端末300から印刷データを送信したユーザー情報(ユーザー識別子など)、ファイル形式、ファイル名などが含まれている。
【0017】
また、データ管理部103は、ユーザーによって選択された後述の修正候補225cをI/F115を介してデータ管理サーバー200に送信する。これにより、データ管理サーバー200側では、修正候補225cの選択頻度の把握が可能となる。また、データ管理部103は、修正反映部106によって修正候補225cが反映された修正後の印刷データをI/F115を介して印刷データを送信したクライアント端末300に送信する。これにより、クライアント端末300側では、修正後の印刷データを修正前の印刷データに上書きして記憶することができる。
【0018】
表示管理部104は、データ管理サーバー200から送信される後述の修正候補リスト230を表示部111にさせる。また、表示管理部104は、印刷などを行うためのファイル指定の内容などを表示部111にさせる。操作受付部105は、操作部110による印刷などを行うためのファイル指定の操作などを受け付ける。また、操作受付部105は、操作部110による後述の修正候補リスト230からの修正候補225cの選択を受け付ける。
【0019】
修正反映部106は、メモリー108に記憶されている印刷データを読み出し、操作受付部105によって受け付けられた後述の修正候補リスト230からの選択された修正候補225cを反映させる。これにより、印刷開始前に印刷データの修正が自動的に行われる。
【0020】
画像形成部107は、修正反映部106によって修正が行われた印刷データに対し、画像処理(ラスタライズ)を行う。メモリー108には、クライアント端末300からの印刷データなどが記憶される。
【0021】
操作部110は、たとえばタッチパネルで構成されている。MFP100に対する印刷要求などにおいてはユーザーの利用権限を保持するためにログイン処理が行われる。ログイン処理に際しては、操作部110がユーザー識別子などの入力を受け付ける。また、ログイン処理が完了すると、印刷データのファイル指定などを行うことができる。ログイン処理に際しては、携帯端末(図示省略)からのアクセスによっても行うことが可能である。
【0022】
表示部111は、印刷すべき印刷データのファイル指定、ログインなどをガイドするメッセージ、ユーザーが印刷できる印刷データのファイルリストなどを表示する。また、表示部111は、上述したように、データ管理サーバー200から送信される後述の修正候補リスト230を表示する。
【0023】
スキャナー部112は、イメージセンサー(図示省略)によって読み取られる原稿の画像データを制御部101に入力する。すなわち、スキャナー部112は、イメージセンサー(図示省略)からの原稿の画像信号をデジタルの画像データに変換し、順次、制御部101に入力する。
【0024】
プリンター部113は、制御部101から出力される画像データに基づき、用紙上に画像を印刷する。
【0025】
FAX部114は、制御部101から出力される画像データを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方のファクシミリからの画像データを受信して制御部101に入力する。
【0026】
I/F115は、ネットワーク10に接続されており、データ管理サーバー200、クライアント端末300、携帯端末(図示省略)との間でのデータの送受信を可能としている。
【0027】
なお、コピー機能のジョブでは、スキャナー部112からメモリー108へ画像データが入力され、メモリー108からプリンター部113へ画像データが出力される。印刷機能のジョブでは、画像形成部107によってラスタライズされた画像データがプリンター部113へ出力される。スキャナー機能のジョブでは、スキャナー部112からメモリー108へ画像データが入力され、メモリー108からI/F115へ画像データが出力される。
【0028】
ファックス送信機能のジョブでは、スキャナー部112(又はI/F115)からメモリー108へ画像データが入力され、メモリー108からFAX部114へ画像データが出力される。ファックス受信機能のジョブでは、FAX部114からメモリー108へ画像データが入力され、メモリー108からプリンター部113へ画像データが出力される。
【0029】
一方、データ管理サーバー200は、制御部201、I/F(インターフェース)210を備えている。制御部201は、図示しないROM内のプログラムに基づき、データ管理サーバー200全体の動作を制御するものであり、通信管理部202、データ管理部203、データ比較部204、修正候補作成部205、メモリー206を備えている。
【0030】
通信管理部202は、I/F210を介してMFP100からのデータ検索要求と、印刷データとを受信する。なお、データ検索要求には、上述したように、クライアント端末300から印刷データを送信したユーザー情報(ユーザー識別子など)、ファイル形式、ファイル名などが含まれている。また、通信管理部202は、MFP100側でユーザーにより選択された修正候補リスト230の修正候補225cを受信する。
【0031】
データ管理部203は、通信管理部202によって受信された印刷データをメモリー206に記憶させる。また、データ管理部203は、データ比較部204による差分の抽出結果から蓄積データの文字列を修正前文字列とし、印刷データの文字列を修正後文字列とし、後述のユーザー情報220aに紐付けてメモリー206に後述の修正履歴データ225として記憶する。また、データ管理部203は、修正候補作成部205によって作成された修正候補リスト230をI/F210を介してMFP100へ送信する。また、データ管理部203は、通信管理部202によって受信された修正候補リスト230の修正候補225cをメモリー206の修正履歴データ225に反映させる。この場合、たとえばMFP100側でのユーザーによる選択頻度の高い修正候補225cがリストの上位に位置するように反映させる。
【0032】
データ比較部204は、詳細は後述するが、通信管理部202によって受信された印刷データと、メモリー206に既に記憶されている過去の印刷データである蓄積データとを比較し、文書全体の合致率が一定以上(たとえば80%以上)の場合、印刷データと蓄積データの差分を抽出する。
【0033】
修正候補作成部205は、データ比較部204によって抽出された文字列に対応する後述の
図3に示すような修正候補リスト230を作成する。作成された修正候補リスト230は、通信管理部202によりI/F210を介してMFP100へ送信される。メモリー206には、後述の
図4に示すようなユーザー毎の印刷履歴データ220及び
図5に示すようなユーザー毎の修正履歴データ225が記憶される。
【0034】
次に、
図4を参照し、メモリー206に記憶されるユーザー毎の印刷履歴データ220について説明する。同図に示す印刷履歴データ220は、たとえばユーザーAに対応するものを示している。また、印刷履歴データ220は、ユーザーAが過去に印刷した印刷データの履歴を管理するものである。印刷履歴データには、ユーザー情報220a、ファイル形式220b、ファイル名220cが含まれている。また、ファイル形式220b、ファイル名220cは、ユーザー情報220aに紐付けられたものである。
【0035】
次に、
図5を参照し、メモリー206に記憶されるユーザー毎の修正履歴データ225について説明する。同図に示す修正履歴データ225は、ユーザーAが過去に印刷した印刷データに修正を加えた内容印刷についての修正履歴を管理するものである。この修正履歴データ225には、印刷データ225a、修正対象225b、修正候補225cなどが含まれている。また、修正対象225b、修正候補225cなどは、ユーザー情報220aに紐付けられたものである。
【0036】
ユーザー情報220aは、ユーザー名やユーザー識別子(0012345)を示す内容となっている。ファイル形式220bは、txtなどのような印刷データの記憶形式を示している。ファイル名220cは、ファイルa〜cなどのように印刷データのファイルに付されたものである。修正対象225bは、上述した修正前文字列である。修正候補225cは、上述した修正後文字列である。なお、たとえばファイルaのファイル名と類似するファイルa−1又はファイルaaなどのようなファイルの印刷データについては、印刷履歴データ220において、それぞれ区別して管理されている。
【0037】
次に、
図6を参照し、MFP100側の処理について説明する。
(ステップS101)
まず、制御部101は、通信管理部102がI/F115を介してクライアント端末300からの印刷要求(印刷データを含む)を受信したかどうか判断する。印刷要求(印刷データを含む)を受信していなければ(ステップS101:No)、受信待ちとなる。印刷要求(印刷データを含む)を受信したと判断すると(ステップS101:Yes)、ステップS102に移る。
【0038】
(ステップS102)
データ管理部103は、通信管理部102によって受信された印刷データを、一旦、メモリー108に記憶させる。また、データ管理部103は、データ管理サーバー200にデータ検索要求を出す。ここで、データ検索要求は、上述したように、データ管理サーバー200に対して印刷データの修正履歴の蓄積と、後述の修正候補リスト230の送信とを要求をする際に出されるものである。このとき、通信管理部102によって受信された印刷データを含むデータ検索要求がI/F115を介してデータ管理サーバー200に送信される。なお、データ検索要求には、クライアント端末300から印刷データを送信したユーザーのユーザー情報(ユーザー識別子など)、ファイル形式、ファイル名などが含まれている。
【0039】
(ステップS103)
制御部101は、通信管理部102がI/F115を介してデータ管理サーバー200からの修正候補リスト230を受信したかどうかを判断する。修正候補リスト230を受信していなければ(ステップS103:No)、受信待ちとなる。修正候補リスト230を受信したと判断すると(ステップS103:Yes)、ステップS104に移る。なお、ステップS103において、データ管理サーバー200から修正候補リスト230が送信されず、たとえばデータ管理サーバー200から該当無しの通知を受けた場合、MFP100は直ちに印刷データの印刷を開始し、以降の処理が終了してもよい。
【0040】
(ステップS104)
表示管理部104は、通信管理部102が受け取った修正候補リスト230を表示部111にさせる。
【0041】
(ステップS105)
制御部101は、操作受付部105が操作部110による操作により、修正候補リスト230からの修正候補225cの選択を受け付けるたかどうかを判断する。修正候補225cの選択を受け付けていなければ(ステップS105:No)、修正候補225cの選択待ちとなる。修正候補225cの選択を受け付けたと判断すると(ステップS105:Yes)、ステップS106に移る。
【0042】
(ステップS106)
修正反映部106は、メモリー108に記憶されている印刷データを読み出し、ユーザーにより修正候補リスト230からの選択された修正候補225cを反映させる。これにより、印刷開始前に印刷データの修正が自動的に行われる。
【0043】
(ステップS107)
画像形成部107は、修正反映部106によって修正が行われた印刷データに対し、画像処理(ラスタライズ)を行う。画像処理(ラスタライズ)されたデータはプリンター部113に出力され、用紙上に画像が印刷される。
【0044】
(ステップS108)
データ管理部103は、ユーザーによって選択された修正候補225cをI/F115を介してデータ管理サーバー200に送信する。
【0045】
(ステップS109)
データ管理部103は、修正反映部106によって修正候補225cが反映された修正後の印刷データをI/F115を介して印刷データを送信したクライアント端末300に送信する。そして、処理が終了する。
【0046】
次に、
図7を参照し、データ管理サーバー200側の修正履歴蓄積処理について説明する。
【0047】
(ステップS201)
制御部201は、通信管理部202がI/F210を介してMFP100からのデータ検索要求(印刷データを含む)を受信したかどうか判断する。データ検索要求を受信していなければ(ステップS201:No)、受信待ちとなる。データ検索要求を受信したと判断すると(ステップS201:Yes)、データ管理部203が通信管理部202によって受信された印刷データをメモリー206に記憶させる。そして、ステップS202に移る。
【0048】
(ステップS202)
データ比較部204は、印刷データと蓄積データとを比較するために、印刷履歴データ220の蓄積データの絞り込みを行う。蓄積データの絞り込みを行う場合は、ユーザー情報220a、ファイル形式220b、ファイル名220cを元にして行う。具体的には、データ比較部204は、印刷データと同一のユーザー情報220a、及びファイル形式220bを有する蓄積データを抽出する。次いで、データ比較部204は、印刷データと同一のファイル名220cを有する蓄積データを抽出する。このとき、データ比較部204は、同じファイル名220cの蓄積データがない場合、たとえばファイルa−1又はファイルaaなどのようにファイルaに類似するものを検索する。
【0049】
(ステップS203)
蓄積データの絞り込みができた場合(ステップS203:Yes)、ステップS205に移る。蓄積データの絞り込みができなかった場合(ステップS203:No)、ステップS204に移る。
【0050】
(ステップS204)
蓄積データの絞り込みができない場合は、印刷データが新たなものである可能性が高いため、データ管理部203は印刷データを蓄積データとして新たに記憶する。この場合、印刷データをユーザー情報220aに紐づけて記憶する。
【0051】
(ステップS205)
データ比較部204は、印刷データと蓄積データの全文を比較し、文書全体の合致率を算出する。
【0052】
(ステップS206)
データ比較部204は、合致率が一定以上(たとえば80%以上)かどうかを判断する。合致率が一定以上(たとえば80%以上)である場合(ステップS206:Yes)、ステップS207に移る。合致率が一定以上(たとえば80%以上)でない場合(ステップS206:No)、ステップS204に移る。なお、ステップS206において、合致率が一定以上(たとえば80%以上)でない場合(ステップS206:No)、データ管理サーバー200がMFP100側に該当無しを通知してもよい。
【0053】
(ステップS207)
データ比較部204は、印刷データと蓄積データの差分を抽出する。
【0054】
(ステップS208)
データ管理部203は、差分が抽出されると、蓄積データから抽出した文字列を修正前文字列とし、印刷データから抽出した文字列を修正後文字列とする。そして、
図5に示したように、データ管理部203が修正前文字列を修正対象225bとし、修正後文字列を修正候補225cとし、ユーザー情報220aに紐付け修正履歴データ225として記憶する。このように、MFP100からのデータ検索要求(印刷データを含む)を受信する毎に、印刷データと蓄積データとが比較され、差分が抽出されると、修正対象225b及び修正候補225cが修正履歴データ225に蓄積されて管理される。また、MFP100からのデータ検索要求(印刷データを含む)を受信する毎に、MFP100からの印刷データは蓄積データとして記憶される。
【0055】
次に、
図8を参照し、データ管理サーバー200側の修正候補リスト230の作成処理について説明する。なお、以下の処理は、
図7の処理と並行して行われてもよいし、
図7の処理の前又は後で行われてもよい。
【0056】
(ステップS211)
制御部201は、通信管理部202がI/F210を介してMFP100からのデータ検索要求(印刷データを含む)を受信したかどうか判断する。データ検索要求を受信していなければ(ステップS211:No)、受信待ちとなる。データ検索要求を受信したと判断すると(ステップS211:Yes)、ステップS212に移る。
【0057】
(ステップS212)
データ管理部203は、通信管理部202によって受信された印刷データをメモリー206に記憶させる。データ比較部204は、通信管理部202によって受信された印刷データと、メモリー206に既に記憶されている修正履歴データ225とを比較する。なお、印刷データと蓄積データとを比較する際は、ユーザー情報220a、修正対象225bを元にして修正履歴データ225の絞り込みを行う。具体的には、データ管理部203は、印刷データと同一のユーザー情報220aを有する修正履歴データ225を抽出する。なお、通信管理部202によって受信された印刷データに類似する修正対象225bが無い場合は、データ管理サーバー200がMFP100側に該当無しを通知し、以降の処理を終了してもよい。
【0058】
(ステップS213)
データ管理部203は、比較結果に従って、印刷データと修正履歴データ225の中から、両者が一致又は類似する文字列を抽出する。
【0059】
(ステップS214)
修正候補作成部205は、データ比較部204によって抽出された文字列に対応する
図3に示した修正候補リスト230を作成する。ここで、修正候補作成部205は、上述した修正履歴データ225を参照し、データ比較部204によって抽出された文字列に該当する修正対象225bと、この修正対象225bに対応する修正候補225cとを修正候補リスト230に登録する。
【0060】
(ステップS215)
データ管理部203は、修正候補作成部205によって作成された修正候補リスト230をI/F210を介してMFP100へ送信する。
【0061】
(ステップS216)
制御部201は、通信管理部202がI/F210を介してMFP100から選択された修正候補225cを受信したかどうか判断する。ここでの判断は、MFP100へ修正候補リスト230が送信され、ユーザーによって修正候補225cが選択された後に行われる。修正候補225cを受信していなければ(ステップS216:No)、受信待ちとなる。
【0062】
(ステップS217)
選択された修正候補225cを受信したと判断すると(ステップS216:Yes)、データ管理部203がその修正候補225cを修正履歴データ225に反映させる。このとき、データ管理部203は、選択頻度が高い修正候補225cがリストの上位に位置するように反映させる。そして、処理が終了となる。
【0063】
なお、上述したフローにおいて、クライアント端末300からデータ管理サーバー200に比較対象となる蓄積データの指定があった場合、ステップS211でのデータ検索要求を待たずにステップS212から以降の処理が実行されてもよい。
【0064】
このように、本実施形態では、通信管理部102は、クライアント端末300からの印刷データとデータ管理サーバー200からの修正対象225b及び修正候補225cを含む修正候補リスト230とを受信し、表示管理部104は、修正候補リスト230を表示部111に表示し、操作受付部105は、表示部111に表示された修正候補リスト230の修正候補225cの選択を受け付け、修正反映部106は、選択された修正候補225cを印刷データに反映し、画像形成部107は、修正反映部106によって修正候補220eが反映された印刷データに対して画像処理を行い、プリンター部113に出力される。
【0065】
これにより、印刷開始前の印刷データに対して選択された修正候補を自動的に反映させることができ、訂正個所を修正した後であっても、印刷データの印刷のし直しを不要とすることができる。また、印刷データの印刷のし直しを不要とすることができることから、印刷のし直しによって使用される用紙の無駄を省くことができる。
【0066】
また、本実施形態では、データ管理部103は、クライアント端末300からの印刷データを記憶部であるメモリー108に記憶し、修正反映部106は、修正候補が反映された印刷データを通信管理部102を介してクライアント端末300に送信するので、クライアント端末300側では、修正後の印刷データを修正前の印刷データに上書きして保存記憶することができる。
【0067】
なお、本実施形態では、本発明の文書編集装置をMFP100とした場合として説明したが、この例に限らず、文書編集装置をプリンター又は多機能プリンターに適用してもよい。
【0068】
また、印刷履歴データ220には、ファイル形式220b及びファイル名220cのいずれかが含まれていなくても良い。この場合、
図7のステップS202において、データ比較部204は、ファイル形式220b、ファイル名220cのうち印刷履歴データ220に含まれている項目とユーザー情報220aを元にして、蓄積データの絞り込みを行うことができる。
【0069】
また、ユーザーが予め修正対象225b及び修正候補225cを修正履歴データ225に登録してもよい。この場合、パーソナルコンピューター等のユーザー端末は、データ管理サーバー200にアクセスし、データ管理サーバー200から提供された入力画面を表示する。ユーザーにより入力画面に修正対象225b及び修正候補225cが入力されると、データ管理サーバー200は、入力された修正対象225b及び修正候補225cに登録する。