【実施例】
【0129】
以下の実施例は本発明を例示するものである。これらの実施例は、本発明の範囲を制限するのではなく、むしろ、当業者に本発明の化合物、組成物、および方法を調製し、使用するためのガイダンスを提供することを意図するものである。本発明の特定の実施形態を記載するが、当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変化および修飾をなすことができることを認識するであろう。以下の実験の説明において、以下の略語を使用する可能性がある:
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0130】
実施例1
ステップ1:2−(4−フェニルチアゾール−2−イル)アセトニトリル
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
2−ブロモアセトフェノン(2g、10ミリモル)および2−シアノチオアセトアミド(1g、10ミリモル)のEtOH(25mL)中混合物を80℃まで4時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、アンモニア水溶液中に注いだ(最終pH>7)。混合物を次いでEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル230〜400メッシュ、溶離液8%石油エーテル中EtOAc)により精製して、2−(4−フェニルチアゾール−2−イル)アセトニトリルを黄色固体として得た(1.5g、収率75%):
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.88-7.91 (m, 2H), 7.49 (s, 1H), 7.27-7.48 (m, 3H), 4.19 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8N
2S:200.04; found:201.2 (M+H)
+.
【0131】
ステップ2:4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボニトリル
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
2−(4−フェニルチアゾール−2−イル)アセトニトリル(0.84g、4.19ミリモル)のTHF(25mL)中溶液を0℃まで冷却した。NaH(0.5g、60%油中分散液)を数回にわけて10分にわたって添加した。結果として得られた混合物を室温まで温め、20分間撹拌した。2−ブロモエチルエーテル(1.58mL、12.5ミリモル)を滴加した。反応混合物を室温で1時間さらに撹拌し、次いで飽和NH
4Cl溶液でクエンチした。反応混合物をEtOAcで希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液4〜8%石油エーテル中EtOAc)により精製して、4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボニトリル(0.97g、収率85%)を黄色固体として得た:
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.91-7.94 (m, 2H), 7.51 (s, 1H), 7.37-7.48 (m, 3H), 4.07-4.14 (m, 2H), 3.87-3.96 (m, 2H), 2.32-2.43 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
14N
2OS:270.08; found:271.2 (M+H)
+.
【0132】
ステップ3:(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミン
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
LiAlH
4(220mg、5.9ミリモル)の乾燥THF(10mL)中懸濁液に、4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボニトリル(400mg、1.47ミリモル)の乾燥THF(10mL)中溶液を0℃で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで水で慎重にクエンチし、EtOAcで希釈した。有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(中性アルミナ、溶離液5%のCHCl
3中MeOH)により精製して、(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミンを得た(150mg、収率37%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.89-7.91 (m, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.33-7.46 (m, 3H), 3.89-3.93 (m, 2H), 3.63-3.69 (m, 2H), 3.03 (s, 2H), 2.30-2.33 (m, 2H), 1.90-1.97 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
18N
2OS:274.11; found:275.2 (M+H)
+.
【0133】
ステップ4:3−(N’−ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
8−ヒドロキシキノリン(5mg、0.03ミリモル)を、3−シアノ安息香酸(1g、6.8ミリモル)の50mLエタノール中溶液に添加した。この反応混合物に、水(8mL)中ヒドロキシルアミン塩酸(950mg、13.6ミリモル)をまず添加し、続いて水(12mL)中炭酸ナトリウム(1.2g、10.9ミリモル)を添加した。混合物を4時間還流加熱した。エタノールを減圧下で除去した後、残留物を水で希釈し、水溶液を10%のHClでpH約3に酸性化した。白色沈殿をろ過し、水、アセトンで洗浄し、次いで減圧下で乾燥して、化合物3−(N’−ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸(1g、収率82%)を得た:
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 13.03 (br s, 1H), 9.76 (s, 1H), 8.27-8.26 (m, 1H), 7.95-7.89 (m, 2H), 7.53 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 5.94 (br s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
8N
2O
3:180.05; found:180.9 (M+H)
+.
【0134】
ステップ5:3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)安息香酸
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3−(N’−ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸(1g、5.6ミリモル)の無水ピリジン(15mL)中溶液を0℃まで冷却し、無水トリフルオロ酢酸(2.3mL、16.7ミリモル)を滴加した。反応混合物をゆっくりと室温まで温め、さらに50℃まで3時間加熱した。反応混合物を氷水中に注ぎ、1.5NのHClの添加によりpH約4に調節した。生成物をEtOAcで抽出し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー[シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液:10%石油エーテル中EtOAc]により精製して、3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)安息香酸(400mg、収率28%)を得た:
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 13.44 (br s, 1H), 8.56 (s, 1H), 8.30 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.78 (t, J = 7.8 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
5F
3N
2O
3:258.03; found:257 (M-H)
-.
【0135】
ステップ6:N−((4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)−3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアミド
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)安息香酸(52mg、0.202ミリモル)、(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミン(50mg、0.184ミリモル)、およびEDCI(38.5mg、0.202ミリモル)のCH
2Cl
2(2ml)中混合物を室温で8時間攪拌した。反応混合物を次いで塩化メチレン(10ml)で希釈し、水(5ml)で洗浄し、MgSO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をISCO(シリカゲル、溶出:2%CH
2Cl
2中メタノール)により精製して、N−((4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)−3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアミドを白色固体生成物として得た(59mg、62%収率):
1H NMR (CDCl
3, 500MHz ):8.49(s, 1H), 8.22 (d, J=7.5Hz, 1H), 7.98 (d, J=8.5Hz, 1H), 7.88 (d, J=8Hz, 2H), 7.56-7.53(m, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.369-7.31 (m, 3H), 3.97-3.93 (m, 2H), 3.91 (d, J=5.5Hz, 2H), 3.77-3.74 (m, 2H), 2.36-2.28 (m, 2H), 2.06-2.04 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
21F
3N
4O
3S:514.13; found:515.1 (M+H)
+.
実施例2〜6を3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)安息香酸および容易に入手可能なアミンから、スクリーニングコレクションの一部と類似した方法で合成し、LCMSおよび
1H NMRにより特性化した。
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0136】
実施例7
(3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)メタノール
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
ボランジメチルスルフィド複合体(0.3mL、2.9ミリモル)を、3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)安息香酸(0.5g、1.9ミリモル)の乾燥THF(10mL)中撹拌溶液に0℃で添加した。反応混合物をゆっくりと室温まで温め、50℃まで4時間さらに加熱した。反応混合物を慎重に乾燥MeOHでクエンチし、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エーテル中EtOAc)により精製して、純粋なアルコール化合物(3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)メタノール(190mg、収率41%)を得た:
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.14 (m, 1H), 8.06 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.61 -7.51 (m, 2H), 4.81 (s, 2H)
【0137】
3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアルデヒド
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェニル)メタノール(150mg、0.6ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(10mL)中溶液を、アルゴンで10分間パージし、デス・マーチンペルヨージナン(0.39g、0.9ミリモル)を溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温にし、5時間攪拌した。反応混合物を次いで飽和チオ硫酸ナトリウムでクエンチし、CH
2Cl
2で抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で濃縮して、3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(140mg、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 10.13 (s, 1H), 8.64 (s, 1H), 8.41-8.39 (dt, J = 7.8 Hz, 1.5 Hz, 1H), 8.13-8.11 (dt, J = 7.8 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.76 (t, J = 7.7 Hz, 1H).
【0138】
1−(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−(3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル)メタンアミン
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(200mg、0.9ミリモル)を3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンズアルデヒド(140mg、0.6ミリモル)および(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミン(170mg、0.6ミリモル)の乾燥ジクロロエタン(20mL)中溶液に0℃、窒素雰囲気下で添加し、室温で8時間撹拌した。反応混合物を10%のNaHCO
3溶液で慎重にクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカ60〜120メッシュ、溶離液20〜25%石油エーテル中EtOAc)により精製して、1−(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−N−(3−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル)メタンアミンを得た(65mg、収率22%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.98 (m, 2H), 7.89 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.46-7.27 (m, 5H), 3.86-3.81 (m, 4H), 3.69-3.64 (m, 2H), 2.91 (s, 2H), 2.36 (m, 2H), 2.03-1.97 (ddd, J = 13.7 Hz, 9.7 Hz, 4 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
23F
3N
4O
2S:500.15; found:501.0 (M-H)
-.
【0139】
実施例8
5−ブロモニコチン酸メチル
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
5−ブロモニコチン酸(10g、49.5ミリモル)のMeOH(200mL)中溶液を0℃まで冷却し、濃H
2SO
4(5mL)を滴加した。反応混合物を12時間還流加熱した。完了後、反応混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、水性層をEtOAcで洗浄した。結果として得られた混合物を水性飽和NaHCO
3溶液上に注いで、pH7〜8に調節し、これを次いでEtOAcで抽出し、有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させて、固体生成物5−ブロモニコチン酸メチルを灰白色固体として得た(7g、収率66%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.14 (s, 1H), 8.86 (s, 1H), 8.45 (s, 1H), 3.98 (s, 3H)
【0140】
5−シアノニコチン酸メチル
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
CuCN(5.22g、58.3ミリモル)を、5−ブロモニコチン酸メチル(6g、27.8ミリモル)の乾燥DMF(150mL)中溶液に添加した。溶液をアルゴンでパージし、アルゴン雰囲気下で12時間160℃まで加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、次いで飽和NH
4Cl溶液でクエンチした。さらにEtOAcを添加し、反応混合物を10分間撹拌した。セライトプラグを通して反応混合物をろ過し、有機層を分離し、水、および食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させて、5−シアノ−ニコチン酸メチルを緑がかった白色固体として得た(2.7g、収率60%):
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.29-9.27 (m, 2H), 8.77 (s, 1H), 3.91 (s, 3H)
【0141】
3−シアノニコチン酸
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
LiOH(150mg、6.2ミリモル)を5−シアノニコチン酸メチル(1g、6.17ミリモル)のTHF−H
2O(7:3v/v、50mL)中溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。THFを次いで減圧下で除去し、反応混合物を水で希釈し、EtOAcで洗浄した。結果として得られた反応混合物を1.5NのHClでpH3〜4に酸性化した。混合物をEtOAcで抽出し、有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥した。溶媒を減圧下で蒸発させて、3−シアノニコチン酸を灰白色固体として得た(0.7g、収率78%):
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.9 (br s, 1H), 9.27 (s, 1H), 9.23 (s, 2H), 8.71 (s, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
4N
2O
2:148.03; found:147.0 (M-H)
-.
【0142】
5−(N’−ヒドロキシカルバミミドイル)ニコチン酸
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5−シアノニコチン酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成した(330mg、収率54%):
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.54 (br s, 1H), 9.98 (s, 1H), 9.16 (m, 2H), 8.49 (s, 1H), 6.11 (br s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
7N
3O
3:181.05; found:182.2 (M+H)
+.
【0143】
5−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ニコチン酸
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5−(N’−ヒドロキシカルバミミドイル)ニコチン酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(260mg、収率63%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.93 (br s, 1H), 9.43 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.31 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.77 (t, J = 2.1 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
4F
3N
3O
3:259.02; found:258.0 (M-H)
-.
【0144】
ステップ6:N−((4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)−5−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ニコチンアミド
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
化合物5−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ニコチン酸(100mg、0.4ミリモル)の乾燥DMF(5mL)中撹拌溶液に、HATU(180mg、0.46ミリモル)、続いて(4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミン(120mg、0.4ミリモル)の塩酸塩およびNMM(0.12mL、1.1ミリモル)を0℃で添加した。反応混合物をゆっくりと室温まで温め、さらに10時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈した。有機層を水、食塩水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカ60〜120メッシュ、溶離液50〜60%石油エーテル中EtOAc)により精製して、純粋な生成物N−((4−(4−フェニルチアゾール−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メチル)−5−(5−(トリフルオロメチル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ニコチンアミド(70mg、収率37%)を得た:
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.43 (d, J = 2 Hz, 1H), 9.21 (br s, 1H), 8.76 (br s, 1H), 7.87 (d, J = 7 Hz, 2H), 7.75 (br s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.41-7.32 (m, 3H), 3.99-3.95 (m, 2H), 3.79-3.74 (m, 2H), 2.35-2.32 (m, 2H), 2.07-2.03 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
20F
3N
5O
3S:515.12; found:516.0 (M+H)
+.
【0145】
実施例9
5−((4−フェニルチオフェン−2−イル)メチレン)−2−チオキソチアゾリジン−4−オン
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
4−フェニルチオフェン−2−カルボキシアルデヒド(1g、5.3ミリモル)およびロダニン(700mg、5.3ミリモル)の10mLの氷酢酸中溶液を無水酢酸ナトリウム(1.22g、14.8ミリモル)とともに2時間加熱した。反応混合物を次いで冷水中に注いだ。沈殿をろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥して、5−((4−フェニルチオフェン−2−イル)メチレン)−2−チオキソチアゾリジン−4−オン(1.4g、収率87%)を得た。MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
9NOS
3:302.98; found:302.0 (M-H)
-.粗生成物は最後までさらに精製しなかった。
【0146】
3−(4−フェニルチオフェン−2−イル)−2−チオキソプロパン酸
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
生成物5−((4−フェニルチオフェン−2−イル)メチレン)−2−チオキソチアゾリジン−4−オン(1.4g、4.6ミリモル)の12mLの10%水性NaOH中懸濁液を95℃まで1時間加熱した。溶液を室温まで冷却し、水で希釈した。水性相をEtOAcで洗浄し、10%HClで酸性化した。形成された沈殿をろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥して、生成物3−(4−フェニルチオフェン−2−イル)−2−チオキソプロパン酸(0.9g、収率74%)を得た。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
10O
2S
2:262.01; found:261.0 (M-H)
-.粗生成物を最後までさらに精製しなかった。
【0147】
2−(ヒドロキシイミノ)−3−(4−フェニルチオフェン−2−イル)プロパン酸
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
3−(4−フェニルチオフェン−2−イル)−2−チオキソプロパン酸(0.9g、3.4ミリモル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(740mg、10.6ミリモル)、およびエタノール性溶液ナトリウムエトキシド[0.4gのナトリウムおよび30mLの無水エタノールから調製]を1.5時間還流した。溶媒を減圧下で除去し、残留物を水で希釈し、1.5NのHClで酸性化して、溶液のpHを約3に調節した。固体生成物をEtOAcで抽出した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥し、次いで減圧下で溶媒を除去して、2−(ヒドロキシイミノ)−3−(4−フェニルチオフェン−2−イル)プロパン酸(0.8g、収率89%)を灰白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 7.59-7.57 (m, 2H), 7.37-7.33 (m, 3H), 7.24-7.23 (m, 2H), 3.31 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11NO
3S:262.05; found:262.0 (M+H)
+.
【0148】
2−(4−フェニルチオフェン−2−イル)アセトニトリル
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
2−(ヒドロキシイミノ)−3−(4−フェニルチオフェン−2−イル)プロパン酸(0.8g、3.1ミリモル)を無水酢酸(5mL)中で1.5時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水で処理した。生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エーテル中EtOAc)により精製して、2−(4−フェニルチオフェン−2−イル)アセトニトリルを淡黄色固体として得た(0.45g、収率73%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.57-7.53 (m, 2H), 7.43-7.39 (m, 2H), 7.37-7.36 (m, 2H), 7.34-7.30 (m, 1H), 3.96 (s, 2H).
【0149】
4−(4−フェニルチオフェン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボニトリル
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2−(4−フェニルチオフェン−2−イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして黄色固体として合成した(0.32g、収率68%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.59-7.57 (dd, J = 8.2 Hz, 1.1 Hz, 2H), 7.45-7.40 (m, 4H), 7.35-7.31 (m, 1H), 4.11-4.07 (m, 2H), 3.93-3.86 (td, J = 12 Hz, 2.4 Hz, 2H), 2.29-2.15 (m, 4H).
【0150】
(4−(4−フェニルチオフェン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)メタンアミン
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4−(4−フェニルチオフェン−2−イル)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(210mg、収率65%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.61-7.59 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.43-7.30 (m, 4H), 7.19-7.18 (d, J = 1 Hz, 1H), 3.86-3.82 (m, 2H), 3.62-3.57 (m, 2H), 2.69 (br s, 2H), 2.11-1.96 (m, 2H), 1.81-1.74 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
19NOS:273.12; found:274.2 (M+H)
+.
【0151】
N-((4-(4-フェニルチオフェン-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチオフェン-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(80mg、収率20%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.43 (m, 1H), 8.25 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.96 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.62-7.58 (m, 3H), 7.45 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 7.40 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 7.31 (m, 1H), 7.23 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 6.15 (t, J = 6.5 Hz, 1H), 3.96-3.91 (dt, J = 11.9 Hz, 4.2 Hz, 2H), 3.74 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 3.71-3.66 (m, 2H), 2.18-2.14 (m, 2H), 2.08-2.03 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
22F
3N
3O
3S:513.13; found:514.2 (M+H)
+.
【0152】
実施例10
1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロペンタンカルボニトリル
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして、1,4-ジブロモブタンを用いて合成した(580mg、収率91%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.93-7.92 (m, 2H), 7.90-7.33 (m, 4H), 2.58-2.49 (m, 4H), 2.06-2.00 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
14N
2S:254.09; found:255.2 (M+H)
+.
【0153】
(1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロペンチル)メタンアミン
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロペンタンカルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(250mg、収率42%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.96-7.93 (m, 3H), 7.44-7.40 (m, 2H), 7.33-7.29 (m, 1H), 2.85 (s, 2H), 2.06-3.01 (m, 2H), 1.94-1.87 (m, 2H), 1.73-1.66 (m, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
18N
2S:258.12; found:259.2 (M+H)
+.
【0154】
N-((1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロペンチル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロペンチル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(65mg、収率34%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.78 (m, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.19 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.93 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.71 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.39 (m, 2H), 7.30 (m, 1H), 3.69 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 2.19 (m, 2H), 2.07 (m, 2H), 1.76 (m, 2H), 1.64 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
21F
3N
4O
2S:498.13; found:499.2 (M+H)
+.
【0155】
実施例11
4-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(5-フェニル-2H-[1,2,4]トリアゾ-ル-3-イル)-アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(0.22g、収率16%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.96-7.92 (dd, J = 6.6 Hz, 3.1 Hz, 2H), 7.54-7.49 (m, 3H), 4.09-4.03 (dt, J = 12.1 Hz, 3.7 Hz, 2H), 3.95-3.87 (m, 2H), 2.44-2.38 (m, 2H), 2.29-2.25 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
14N
4O:254.12; found:255.2 (M+H)
+.
【0156】
(4-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(170mg、粗製)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.05-8.02 (dd, J = 8.0 Hz, 1.4 Hz, 2H), 7.51-7.40 (m, 3H), 3.76-3.72 (m, 2H), 3.42-3.38 (m, 2H), 2.97 (br s, 2H), 2.23-2.18 (d, J = 11.8 Hz, 2H), 1.76-1.68 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
18N
4O:258.15; found:259.2 (M+H)
+.
【0157】
N-((4-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(80mg、収率24%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.56 (s, 1H), 8.25 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.11 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.02 (dd, J = 7.3 Hz, 1.8 Hz, 2H), 7.89 (br s, 1H), 7.62 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.46 (m, 3H), 3.97-3.92 (dt, J = 11.9 Hz, 4.5 Hz, 2H), 3.83 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.71-3.66 (m, 2H), 2.44-2.42 (d, J = 13.6 Hz, 2H), 1.96-1.89 (ddd, J = 13.4 Hz, 9.2Hz, 3.5 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
21F
3N
6O
3:498.16; found:499.2 (M+H)
+.
【0158】
実施例12
4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(2-フェニル-チアゾ-ル-4-イル)-アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして黄色固体として合成した(0.53g、収率79%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.98-7.94 (dd, J = 6.5 Hz, 3.2 Hz, 2H), 7.47-7.43 (m, 3H), 7.33 (s, 1H), 4.12-4.08 (ddd, J = 12.3 Hz, 3.9 Hz, 1.5 Hz, 2H), 3.93-3.85 (td, J = 12.3 Hz, 2.1 Hz, 2H), 2.49-2.38 (ddd, J = 13.7 Hz, 12.3 Hz, 4.5 Hz, 2H), 2.18-2.13 (dd, J = 13.6 Hz, 2.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
14N
2OS:270.08; found:271.2 (M+H)
+.
(4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(380mg、収率72%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.96-7.94 (dd, J = 7.5 Hz, 2.0 Hz, 2H), 7.47-7.41 (m, 3H), 6.99 (s, 1H), 3.89-3.84 (dt, J = 11.7 Hz, 4.0 Hz, 2H), 3.58-3.52 (m, 2H), 2.91 (s, 2H), 2.31-2.28 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 1.87-1.80 (ddd, J = 13.9 Hz, 10.2 Hz, 4.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
18N
2OS:274.11; found:275.2 (M+H)
+.
N-((4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(85mg、収率45%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.56 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 8.41 (m, 1H), 8.18 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.91-7.89 (m, 2H), 7.69-7.65 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.46-7.43 (dd, J = 4.8 Hz, 1.9 Hz, 3H), 3.79-3.76 (m, 2H), 3.54-3.52 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 3.37 (m, 2H), 2.26 -2.22 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 1.89-1.84 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
21F
3N
4O
3S:514.13; found:515.0 (M+H)
+.
【0159】
実施例13
2-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(4-メトキシフェニル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(1.5g、収率75%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.83 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.35 (s, 1H), 6.98 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 4.17 (s, 2H), 3.86 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
10N
2OS:230.05; found:231.2 (M+H)
+.
【0160】
4-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(1.6g、収率82%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.86 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.36 (s, 1H), 6.97 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 4.11-4.07 (m, 2H), 3.96-3.87 (dd, J = 11.3 Hz, 2.5 Hz, 2H), 3.86 (s, 3H), 2.41-2.31 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
16N
2O
2S:300.09; found:301.2 (M+H)
+.
【0161】
(4-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(200mg、収率40%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.86 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.33 (s, 1H), 6.97 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.93-3.88 (m, 5H), 3.68-3.59 (m, 2H), 2.97 (s, 2H), 2.33 (m, 2H), 1.94-1.86 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
20N
2O
2S:304.12; found:305.2 (M+H)
+.
【0162】
N-((4-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(4-メトキシフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(80mg、収率38%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.78 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 8.43 (s, 1H), 8.20 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.86 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 7.71 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.86 (m, 2H), 3.77 (s, 3H), 3.58 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 3.43 (t, J = 10.5 Hz, 2H), 3.33 (s, 2H), 2.25 (d, J = 14 Hz, 2H), 2.02 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23F
3N
4O
4S:544.14; found:545.2 (M+H)
+.
【0163】
実施例14
2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(4-クロロフェニル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(1.51g、収率75%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.84 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.49 (s, 1H), 7.43 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 4.18 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7ClN
2S:234.00; found:235.0 (M+H)
+.
【0164】
4-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(1.15g、収率86%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.88 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.50 (s, 1H), 7.43 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 4.14-4.07 (dt, J = 12.3 Hz, 3.4 Hz, 2H), 3.95-3.86 (m, 2H), 2.45-2.30 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
13ClN
2OS:304.04; found:305.0 (M+H)
+.
【0165】
(4-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(250mg、収率50%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.14 (s, 1H), 7.99 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.52 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.79-3.75 (m, 2H), 3.47-3.42 (m, 2H), 2.81 (s, 2H), 2.13 (d, J = 13.7 Hz, 2H), 1.91-1.83 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
17ClN
2OS:308.08; found:309.2 (M+H)
+.
【0166】
N-((4-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(75mg、収率42%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.47 (s, 1H), 8.26 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 9 Hz, 1H), 7. 83 (m, 2H), 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.42 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.99-3.94 (m, 2H), 3.58 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.77-3.71 (m, 2H), 2.35-2.29 (m, 2H), 2.08-2.05 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
20ClF
3N
4O
3S:548.09; found:549.0 (M+H)
+.
【0167】
実施例15
2-メチル-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリル
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにしてヨ-ドメタン(250mg、粗製)を用いて合成した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.94-7.91 (m, 2H), 7.47 (s, 1H), 7.46-7.36 (m, 3H), 1.93 (s, 6H).
【0168】
2-メチル-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(100mg、収率45%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.95-7.93 (m, 3H), 7.44-7.40 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 7.33-7.31 (m, 1H), 2.81 (s, 2H), 1.35 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
16N
2S:232.10; found:233.2 (M+H)
+.
【0169】
N-(2-メチル-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化64】
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の化合物を、2-メチル-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(75mg、収率38%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.52 (t, J = 1.8 Hz, 1H), 8.27 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.92-7.90 (m, 2H), 7.69 (s, 1H), 7.67-7.63 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.36-7.29 (m, 2H), 7.28-7.26 (m, 1H), 3.79 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 1.58 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
2S:472.12; found:473.0 (M+H)
+.
【0170】
実施例16
1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル
【化65】
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この化合物を、2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして、2-クロロ-N-(2-クロロエチル)-N-メチルエタンアミン塩酸塩を用い、反応混合物を60℃で一晩加熱して、合成した(200mg、40%収率)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
17N
3S:283.11; found:284.1 (M+H)
+.
【0171】
ステップ1b:1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-カルボニトリルの別の合成法
【化66】
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ナトリウムアミド(878mg、22.4ミリモル)をトルエン(15mL)中に懸濁させ、0℃に冷却した。この溶液に、温度を0℃に維持しながら、(4-フェニル-チアゾ-ル-2-イル)-アセトニトリル(1.5g、7.4ミリモル)のトルエン(10mL)中溶液を滴加した。反応混合物を20分間撹拌した。別に、ビス-(2-クロロエチル)メチルアミン塩酸塩(1.45g、7.4ミリモル)を水(8mL)中に溶かし、0℃まで冷却し、水性アンモニア溶液で塩基性化した(溶液のpHを約8に調節)。油性層を水性層から分離し、有機生成物をトルエンで抽出した。トルエン層を水酸化ナトリウムペレット上で乾燥した。ビス-(2-クロロエチル)メチルアミンの乾燥トルエン溶液を反応混合物に0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、110℃で3時間さらに加熱した。反応混合物を次いで室温まで冷却し、EtOAcで希釈し、EtOAcで抽出した。合した抽出物を水、および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5%のCH
2Cl
2中MeOH)により精製して、1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル(350mg、収率17%)を得た。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.22 (s, 1H), 7.99 - 7.97 (m, 2H), 7.49 - 7.44 (m, 2H), 7.40 - 7.36 (m, 1H), 2.92 - 2.90 (m, 2H), 2.40 - 2.37 (m, 2H), 2.31 - 2.16 (m, 7H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
17N
3S:283.11; found:284.2 (M+H)
+.
【0172】
(1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミン
【化67】
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この化合物を、1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(200mg、粗製)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
21N
3S:287.15; found:288.1 (M+H)
+.
【0173】
N-((1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化68】
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この化合物を、(1-メチル-4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(9mg、23%収率):
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.51 (s, 1H), 8.21 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.98 (d, J=7.5 Hz, 1H), 7.86 (d, J=6.3 Hz, 1H), 7.78 (m, 1H), 7.54 (t, J= 6.2 Hz, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.34-7.25 (m, 2H), 3.86 (s, 2H), 2.69 (m, 2H), 2.57 (m, 4H), 2.34 (s, 3H), 2.13 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
24F
3N
5O
2S:527.16; found:528.1 (M+H)
+.
【0174】
実施例17
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化69】
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この化合物を、2-ブロモ-1-(4-フルオロフェニル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(3.2g、収率72%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7FN
2S:218.03; found:219.0 (M+H)
+.
【0175】
4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化70】
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この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(3.0g、収率66%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
13FN
2OS:288.07; found:289.0 (M+H)
+.
(4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化71】
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この化合物を、4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(600mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
17FN
2OS:292.10; found:293.1 (M+H)
+.
N-((4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化72】
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この化合物を、(4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(11mg、27%収率):1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.45 (s, 1H), 8.23 (d, J= 6.4 Hz, 1H), 7.98 (d, J=6.4 Hz, 1H), 7.85 (t, J=5.1 Hz, 2H), 7.55 (t, J= 7.7 Hz, 1H), 7.25 (s, 1H), 7.04 (t, J=7.7 Hz, 2H) 3.94 (m, 2H), 3.87 (m, 2H), 3.21 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 2.04 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
20F
4N
4O
3S:532.12; found:533.2 (M+H)
+.
【0176】
実施例18
2-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化73】
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この化合物を、2-ブロモ-1-フェニルプロパン-1-オンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(1.7g、56%収率%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
10N
2S:214.06; found:215.0 (M+H)
+.
【0177】
4-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(3.0g、収率66%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
16N
2OS:284.10; found:258.1 (M+H)
+.
【0178】
(4-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(600mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
20N
2OS:288.13; found:289.1 (M+H)
+.
【0179】
N-((4-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(5-メチル-4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(55mg、89%収率):1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.48 (t, J = 1.1 Hz, 1H), 8.23 (dt, J= 6.2 Hz, 1.1, 1H), 7.98 (dt, J=7.9 Hz, 1.1 Hz, 1H), 7.74 (bs, 1H), 7.64 (m, 2H), 7.49 (t, J= 7.7 Hz, 1H), 7.39-7.29 (m, 2H), 3.92 (m, 2H), 3.85 (d, J= 5.7 Hz, 2H), 3.74 (m, 2H), 2.59 (s, 3H), 2.24 (m, 2H), 1.95 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23F
3N
4O
3S:528.14; found:529.1 (M+H)
+
【0180】
実施例19
2-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化77】
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この化合物を、2-ブロモ-1-シクロヘキシルエタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(0.4g、収率80%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 6.88 (s, 1H), 4.11 (s, 2H), 2.74 (m, 1H), 2.06-2.04 (m, 2H), 1.84-1.72 (m, 4H), 1.44-1.31 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
14N
2S:206.09; found:207.2 (M+H)
+.
【0181】
4-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして黄色固体として合成した(0.3g、収率60%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 6.87 (s, 1H), 4.07-4.03 (dt, J = 12.2 Hz, 3.3 Hz, 2H), 3.90-3.83 (m, 2H), 2.77 (m, 1H), 2.35-2.25 (m, 4H), 2.08-2.06 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 1.83-1.72 (m, 4H), 1.43-1.33 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
20N
2OS:276.13; found:277.2 (M+H)
+.
(4-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(120mg、収率40%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.14 (s, 1H), 3.75-3.69 (m, 2H), 3.39-3.34 (m, 4H), 2.69 (m, 1H), 2.03 (m, 4H), 1.83-1.67 (m, 6H), 1.43 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
24N
2OS:280.16; found:281.2 (M+H)
+.
N-((4-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-シクロヘキシルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(70mg、収率32%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.50 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.29 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 7.98 (m, 1H), 7.67 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.05 (s, 1H), 3.90-3.86 (dt, J = 11.8 Hz, 3.9 Hz, 2H), 3.65 (s, 2H), 3.55-3.49 (m, 2H), 2.69 (m, 1H), 2.35 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 2.04-1.96 (m, 4H), 1.76-1.73 (m, 2H), 1.39 (m, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
27F
3N
4O
3S:520.18; found:521.2 (M+H)
+.
【0182】
実施例20
2-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(ピリジン-2-イル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(0.37g、収率73%):
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.65 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.15 (m, 2H), 7.84 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 7.30 (m, 1H), 4.21 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7N
3S:201.04; found:202.2 (M+H)
+.
4-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(0.37g、収率74%):
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.64 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 8.18 (m, 2H), 7.83 (td, J = 7.8 Hz, 1.8 Hz, 1H), 7.29 (m, 1H), 4.14-4.08 (m, 2H), 3.96-3.87 (m, 2H), 2.46-2.32 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
13N
3OS:271.08; found:272.2 (M+H)
+.
(4-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(150mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
17N
3OS:275.11; found:276.2 (M+H)
+.
【0183】
N-((4-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(ピリジン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(35mg、収率13%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.54 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 8.44 (m, 1H), 8.25 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.17 (s, 1H), 8.11 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.79 (td, J = 7.7 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.62 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.32 (m, 1H), 3.97-3.93 (dt, J = 11.8 Hz, 3.8 Hz, 2H), 3.75 (m, 2H), 3.62-3.56 (m, 2H), 2.47-2.44 (m, 2H), 2.12-2.08 (ddd, J = 14.1 Hz, 10.5 Hz, 4.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
20F
3N
5O
3S:515.12; found:516.0 (M+H)
+.
【0184】
実施例21
2-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(ピリジン-4-イル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(0.23g、収率46%):
1H NMR (300MHz, MeOD) δ 8.59 (m, 2H), 8.24 (s, 1H), 7.98 (m, 2H), 4.44 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7N
3OS:201.01; found:202.2 (M+H)
+.
【0185】
4-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(0.18g、収率58%):
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 8.60 (m, 2H), 8.29 (s, 1H), 7.99 (m, 2H), 4.10-4.04 (dt, J = 12.2 Hz, 3.1 Hz, 2H), 3.88-3.79 (m, 2H), 2.37-2.33 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
13N
3OS:271.08; found:272.2 (M+H)
+.
【0186】
(4-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(90mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.63 (m, 2H), 8.42 (s, 1H), 7.90 (m, 2H), 3.79-3.74 (m, 2H), 3.51-3.42 (m, 2H), 2.79 (s, 2H), 2.14-2.10 (m, 2H), 1.89-1.82 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
17N
3OS:275.11; found:276.2 (M+H)
+.
【0187】
N-((4-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(ピリジン-4-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(60mg、収率38%):
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.82 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 8.57 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 8.45 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.19 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 7.70 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 3.87-3.84 (dt, J = 12.1 Hz, 3.4 Hz, 2H), 3.59-3.58 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.42 (m, 2H), 2.28-2.24 (d, J = 13.4Hz, 2H), 2.04-1.96 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
20F
3N
5O
3S:515.12; found:516.0 (M+H)
+.
【0188】
実施例22
5-((ヒドロキシイミノ)メチル)チオフェン-2-カルボン酸メチル
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドロキシルアミン塩酸塩(420mg、6.1ミリモル)およびピリジン(0.5mL)を5-ホルミルチオフェン-2-カルボン酸メチル(690mg、4.1ミリモル)のEtOH(25mL)中溶液に添加した。反応混合物を3時間還流し、室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残留物をジエチルエ-テル中に溶解させ、有機層を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去して、生成物5-((ヒドロキシイミノ)メチル)チオフェン-2-カルボン酸メチル(440mg、収率60%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.5 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.78 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 4.1Hz, 1H), 3.82 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
7NO
3S:185.01; found:186.0 (M+H)
+.
【0189】
5-シアノチオフェン-2-カルボン酸メチル
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
5-((ヒドロキシイミノ)メチル)チオフェン-2-カルボン酸メチル(440mg、2.4ミリモル)の無水酢酸(10mL)中溶液を16時間還流した。完了後、反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮し、残留物をジエチルエ-テル中に溶解させた。有機層を10%の水性NaOH溶液、水および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去して、5-シアノチオフェン-2-カルボン酸メチル(5-シアノ-チオフェン-2-カルボン酸メチルエステル)(400mg、収率90%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.77 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 3.95 (s, 3H).
【0190】
5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)チオフェン-2-カルボン酸メチルおよびエチル
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
化合物のこの混合物を、5-シアノチオフェン-2-カルボン酸メチルから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し、これをメチルエステルおよびエチルエステルの混合物(2:3比)として単離し、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
8N
2O
3S:200.03; found:201.2 (M+H)
+.(メチルエステル); Calculated for C
8H
10N
2O
3S:214.04; found:215.0 (M+H)
+.(エチルエステル)
5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸メチルおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸エチル
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
化合物のこの混合物を、5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)チオフェン-2-カルボン酸メチルおよび5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)チオフェン-2-カルボン酸エチルの混合物から、実施例1ステップ5で記載されているようにして合成し、これをメチルエステルおよびエチルエステルの混合物(2:3比)として単離し、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
5F
3N
2O
3S:278.00; found:278.0 (M)
-. (メチルエステル); Calculated for C
10H
7F
3N
2O
3S:292.01; found:292.0 (M)
-.
(エチルエステル)
5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
LiOH(37mg)を、化合物5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸メチルおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸エチルの混合物(300mg)のTHF:H
2O(10mL、7:3v/v)中溶液に添加し、混合物を室温で2日間撹拌した。反応混合物を次いでい水で希釈し、水性層をEtOAcで洗浄した。水性層をpH約4に酸性化し、EtOAcで抽出した。合した抽出物を減圧下で濃縮して、5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸(60mg)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.78 (br s, 1H), 8.01-7.94 (m, 1H), 7.84-7.79 (dd, J = 18.2 Hz, 3.8 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
3F
3N
2O
3S:263.98; found:263.0 (M-H)
-.
【0191】
N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボキサミド
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)チオフェン-2-カルボン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(25mg、収率22%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.96 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.78 (m, J = 4.0 Hz, 1H), 7.62 (br s, 1H), 7.53-7.48 (m, 4H), 7.42 -7.38 (m, 1H), 3.97-3.91 (m, 2H), 3.86 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.78-3.73 (ddd, J = 11.6 Hz, 7.5 Hz, 3.5 Hz, 2H), 2.33-2.27 (ddd, J = 13.6 Hz, 7.0 Hz, 3.5 Hz, 2H), 2.06-1.99 (ddd, J = 13.8 Hz, 7.3 Hz, 3.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
3S
2:520.09; found:521.0 (M+H)
+.
【0192】
実施例23
2-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(チオフェン-2-イル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(0.25g、収率49%):
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.47 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.33 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.09 (t, J = 4.2 Hz, 1H), 4.17 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
6N
2S
2:206.00; found:207.0 (M+H)
+.
【0193】
4-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(0.2g、収率60%):
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.49-7.47 (dd, J = 3.6 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.32 (dd, J = 5.2 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.09-7.07 (dd, J = 5.0 Hz, 3.5 Hz, 1H), 4.13-4.07 (m, 2H), 3.94-3.85 (td, J = 11.8 Hz, 2.5 Hz, 2H), 2.46-2.33 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
12N
2OS
2:276.04; found:277.0 (M+H)
+.
(4-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(80mg、収率40%):
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.88 (s, 1H), 7.54-7.47 (m, 2H), 7.10-7.08 (m, 1H), 3.76-3.72 (m, 2H), 3.49-3.39 (m, 2H), 2.79 (s, 2H), 2.08-1.96 (m, 2H), 1.87-1.81 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
6N
2S
2:280.07; found:281.2 (M+H)
+.
N-((4-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(チオフェン-2-イル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(70mg、収率46%):
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.47 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.26 (m, 1H), 8.00 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 7.63-7.61 (m, 2H), 7.46 (dd, J = 3.8 Hz, 1.0 Hz, 1H), 7.29 (dd, J = 5.0 Hz, 1.0 Hz, 1H), 7.01 (dd, J = 5.0 Hz, 3.8 Hz, 1H), 3.95-3.92 (dt, J = 11.9 Hz, 4.0 Hz, 2H), 3.71 (s, 2H), 3.62-3.56 (m, 2H), 2.42-2.38 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 2.08-2.02 (ddd, J = 14.3 Hz, 10.4 Hz, 4.4 Hz, 2H), MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
3S
2:520.09; found:521.0 (M+H)
+.
【0194】
実施例24
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成し、それを精製せずに次のステップで直接使用した。
1H NMR (CDCl
3) δ 7.88 (2H, m), 7.39 (1H, s), 7.10 (2H, m), 1.90 (6H, s). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11FN
2S:246.06; found:247.0 (M+H)
+.
【0195】
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(29mg、6%収率)。
1H NMR (DMSO-d
6) δ 7.98-7.94 (2H, m), 7.92 (1h, s), 7.26-7.22 (2H, m), 2.77 (2H, s), 1.33 (6H, s); MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15FN
2S:250.09; found:251.1 (M+H)
+.
【0196】
ステップ6:N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン(140mg、0.56ミリモル)、3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸(144.37mg、0.56ミリモル)、N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI)(214.42mg、1.12ミリモル)、および1-ヒドロキシベンゾトリアゾ-ル(HOBt)(120.91mg、0.89ミリモル)をジクロロメタン(3mL)中に室温で溶解させた。ジイソプロピルエチルアミン(DIEA)(0.39mL、2.24ミリモル)を次いで室温で導入し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタン(60mL)で希釈し、水(1×20mL)および食塩水(1×20mL)で洗浄した。有機層を次いで無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を次いでCombiflash ISCO(0〜30%の酢酸エチル:ヘキサン)上で精製して、所望の生成物(164mg、60%収率)を得た。
1H NMR (CDCl
3) δ 8.52 (1H, t), 8.22 (1H, dt), 8.12 (1H, t), 8.03 (1H, dt), 7.85-7.81 (2H, m), 7.57 (1H, d), 7.35 (1H, s), 7.05-7.00 (2H, m), 3.80 (2H, d, J = 4 Hz), 1.55 (6H, s); MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18F
4N
4O
2S:490.11; found:491.1 (M+H)
+.
【0197】
実施例25
2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用して実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(470mg、収率94%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.86-7.85 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.46 (s, 1H), 7.41-7.39 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 1.92 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11ClN
2S:262.03; found:263.0 (M+H)
+.
【0198】
2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(120mg、収率47%):
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.04 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 7.98 (dd, J = 8.4 Hz, J = 1.7 Hz, 2H), 7.51-7.48 (dd, J = 8.5 Hz, J = 1.5 Hz, 2H), 2.81 (s, 2H), 1.37 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15ClN
2S:266.06; found:267.2 (M+H)
+.
【0199】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(80mg、収率35%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.54 (m, 1H), 8.27 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.10 -8.04 (m, 2H), 7.82-7.80 (d, J = 8.5 Hz, 2H), -7.62-7.58 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.33 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.82 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.58 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18ClF
3N
4O
2S:506.08; found:507.0 (M+H)
+.
【0200】
実施例26
3-フルオロ-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を3-シアノ-5-フルオロ安息香酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(442mg、収率37%)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
7FN
2O
3:198.04; found:199.1 (M+H)
+.
【0201】
3-フルオロ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を3-フルオロ-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成し(351mg、収率51%)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
4F
4N
2O
2:276.02; found:277.1 (M+H)
+.
【0202】
3-フルオロ-N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-フルオロ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から、実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(23mg、収率32%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.32 (br s, 1H), 8.23 (br t, J = 5 Hz, 1H), 7.94 (br d, J = 8 Hz, 1H), 7.86-7.75 (m, 3H), 7.06-7.00 (m, 2H), 3.78 (d, J = 4 Hz, 2H), 1.55, (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
17F
5N
4O
2S:508.10; found:509.1 (M+H)
+.
【0203】
実施例27
3,5-ジシアノ安息香酸メチル
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
3,5-ジブロモ安息香酸メチル(1g、3.4ミリモル)を乾燥DMF(35mL)中に溶解させ、シアン化銅(1.2g、13.6ミリモル)を添加した。反応混合物を160℃までアルゴン雰囲気下で26時間加熱し、室温まで冷却させ、次いで飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチした。反応混合物をEtOAcで希釈し、セライトプラグを通してろ過した。ろ液をEtOAcで希釈し、有機層を水、食塩水で洗浄した。溶媒を減圧下で蒸発させて、粗3,5-ジシアノ安息香酸メチル(400mg、粗製、GC-MSにより確認)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
【0204】
3,5-ジシアノ安息香酸
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
3,5-ジシアノ安息香酸メチル(400mg、2.1ミリモル)をTHF-H
2O(7:3v/v、30mL)中に溶解させ、溶液を0℃まで冷却し、LiOH(51mg、2.1ミリモル)を添加した。反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。THFを減圧下で除去し、水性層をEtOAcで洗浄し、1.5NのHClを用いてpH約2〜3に酸性化し、EtOAcで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液20%CHCl
3中MeOH)により精製して、純粋な生成物3,5-ジシアノ安息香酸(100mg、収率28%)を得た:
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.53 (s, 1H), 8.50 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
4N
2O
2:172.03; found:171.2 (M-H)
-.
3-シアノ-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3,5-ジシアノ安息香酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(120g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
7N
3O
3:205.05; found:204.0 (M-H)
-.
3-シアノ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を3-シアノ-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(45mg、収率27%):
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.79 (s, 1H), 8.39 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
4N
2O
2:283.02; found:282.0 (M-H)
-.
3-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-シアノ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(25mg、収率30%):
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.63 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 8.52 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.25 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 7.87-7.85 (m, 2H), 7.81 (s, 1H), 7.32-7.28 (m, 2H), 7.25-7.21 (m, 1H), 3.97-3.92 (m, 2H), 3.71 (s, 2H), 3.62-3.58 (td, J = 11.4 Hz, 2.1 Hz, 2H), 2.48-2.44 (d, J = 13.3 Hz, 2H), 2.11-2.04 (ddd, J = 14.3 Hz, 10.5 Hz, 4.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
3N
5O
3S:539.12; found:540.0 (M+H)
+.
【0205】
実施例28
3-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-5-メトキシ安息香酸
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-シアノ-5-メトキシ安息香酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成した(500mg、収率84%):
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 11.27 (br s, 1H), 9.07 (br s, 2H), 7.83 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.55 (m, 1H), 3.89 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
10N
2O
4:210.06; found:211.2 (M+H)
+.
【0206】
3-メトキシ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-5-メトキシ安息香酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成し(170mg、収率40%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.16 (t, J = 1.3 Hz, 1H), 7.74 (dd, J = 2.6 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.69 (dd, J = 2.6 Hz, 1.5 Hz, 1H), 3.91 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7F
3N
2O
4:288.04; found:287.0 (M-H)
-.
【0207】
3-メトキシ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-メトキシ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(70mg、収率46%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.75 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 8.08 (s, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.91 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 7.63 (m, 1H), 7.57 (m, 1H), 7.38 -7.35 (m, 2H), 7.30-7.26 (m, 1H), 3.85 (s, 3H), 3.83 (m, 2H), 3.56 (d, J = 6.5 Hz, 2H), 3.41-3.36 (m, 2H), 2.23 (d, J = 13.5 Hz, 2H), 2.01-1.94 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23F
3N
4O
4S:544.14; found:545.2 (M+H)
+.
【0208】
実施例29
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エタンアミン
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル(400mg、1.83ミリモル)をテトラヒドロフラン(10mL)中に室温で溶解させた。ボランテトラヒドロフラン複合体溶液(テトラヒドロフラン中1M、9.16mL、9.16ミリモル)を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、メタノ-ル(5当量、0.4mL)でクエンチした。反応を室温まで温め、反応混合物がpH試験紙により酸性と確認されるまで、2NのHClを添加した。反応混合物を次いで65℃で30分間還流させた。反応混合物を次いで室温まで冷却させ、減圧下で濃縮した。得られた固体をエ-テル(2×20mL)およびジクロロメタン(2×20mL)で摩砕した。残存する固体を水(50mL)中に溶解させ、NaOHペレットでpH約11に塩基性化した。水性混合物を次いでエ-テルで抽出した(2×100mL)。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをさらに精製することなく次のステップで直接使用した(100mg、25%収率)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11FN
2S:222.06; found:223.1 (M+H)
+.
【0209】
N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例26ステップ6で記載されているようにして合成した(180mg、86%収率)。
1H NMR (CDCl
3) δ 8.51 (1H, t), 8.22 (1H, dt), 8.04 (1H, dt), 7.85-7.81 (2H, m), 7.64 (1H, m), 7.59 (1H, t), 7.31 (1H, s), 7.06-7.02 (2H, m), 3.97 (2H, q), 3.35 (2H, t); MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14F
4N
4O
2S:462.08; found:463.1 (M+H)
+.
【0210】
実施例30
2-(4-(4-ブロモフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(4-ブロモフェニル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成し(2.4g、48%収率)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7BrN
2S:277.95; found:279.0 (M+H)
+.
【0211】
4-(4-(4-ブロモフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を2-(4-(4-ブロモフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(1.9g、収率80%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
13BrN
2OS:347.99; found:349.0 (M+H)
+.
【0212】
(4-(4-(4-ブロモフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(4-ブロモフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(1.7g)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
17BrN
2OS:352.02; found:353.0 (M+H)
+.
【0213】
4-(2-(4-(アミノメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チアゾ-ル-4-イル)ベンゾニトリル
【化121】
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(4-(4-(4-ブロモフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン(200mg、0.56ミリモル)、シアン化亜鉛(53mg、0.45ミリモル)、およびDMF(2mL)をマイクロ波管中に入れ、脱気した。1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)ジクロリド(41mg、0.05ミリモル)を添加した。反応を200℃にて10分間隔で完了するまでマイクロ波処理した。反応を水酸化アンモニウム/水(1:4)でクエンチし、酢酸エチルで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥した。粗物質を、シリカクロマトグラフィ-を使用して精製し、酢酸エチルで洗浄し、続いて1%トリエチルアミンを含むジクロロメタン中10%メタノ-ルで洗浄して、4-(2-(4-(アミノメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チアゾ-ル-4-イル)ベンゾニトリル(20mg、10%収率)を得た。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
17N
3OS:299.11; found:300.1 (M+H)
+.
N-((4-(4-(4-シアノフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化122】
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この化合物を、4-(2-(4-(アミノメチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)チアゾ-ル-4-イル)ベンゾニトリルおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(3mg、7%収率)。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 8.40 (d, J=1.8 Hz, 1H), 8.23 (d, J= 7.2 Hz, 1H), 8.10-8.07 (m, 2H), 7.94 (m, 1H), 7.81 (m, 1H), 7.69-7.53(m, 3H)) 3.94 (m, 2H), 3.87 (s, 2H), 3.55 (m, 2H), 2.45 (m, 2H), 2.08 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
3N
5O
3S:539.12; found:540.1 (M+H).
【0214】
実施例31
【0215】
4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル(325mg、1.5ミリモル)、炭酸カリウム(617mg、4.47ミリモル)、およびDMF(5mL)中1-クロロ-2-(2-クロロエトキシ)-2-メチルプロパン(254mg、1.5ミリモル)を160℃で5分間、次いで20分間マイクロ波処理した。炭酸カリウムおよび1-クロロ-2-(2-クロロエトキシ)-2-メチルプロパンの2回目の添加を行い、次いで、反応を再度、30分間2回マイクロ波処理した。反応を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、0〜30%酢酸エチル/ヘキサンの勾配を使用してシリカ上で精製して、4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル(228mg、48%収率)を得た。MS (ESI) m/z:Calculated for C
17H
17FN
2OS:316.10; found:317.1 (M+H)
+.
【0216】
(4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(100mg)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
17H
21FN
2OS:320.14; found:321.1 (M+H)
+.
【0217】
N-((4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2,2-ジメチルテトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(7mg、収率17%):
1H NMR (500 MHz, CD
3OD) δ 8.41 (t, J=1Hz,1H), 8.23 (d, J= 4Hz, 1H), 7.96-7.90 (m, 3H), 7.76 (s, 1H), 7.61 (t, J= 7.7 Hz, 1H), 7.69-7.04 (t, J=8.8 Hz, 2H), 3.88 (m, 2H), 3.60 (s, 2H), 2.52 (m, 2H), 1.95 (m, 2H), 1.29 (s, 3H), 0.81 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
27H
24F
4N
4O
3S:560.15; found:561.1 (M+H)
+.
【0218】
実施例32
3-シアノベンゼン-1-スルホニルクロリド
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
3-アミノベンゾニトリル(2.5g、21ミリモル)を濃HCl(20mL)および水(20mL)中に溶解させ、0℃まで冷却し、亜硝酸ナトリウム(1.5g、22ミリモル)の水(5mL)中溶液を滴加した。反応混合物を10分間撹拌して、ジアゾニウム塩の形成を完了させた。別のフラスコ中で、塩化銅(I)(0.2g)を二酸化硫黄のAcOH(25mL)中飽和溶液上に添加し、0℃で10分間撹拌した。結果として得られた溶液をジアゾニウム塩に滴加し、0℃で1時間撹拌した。反応混合物を氷水中に注ぎ、生成物をtert-ブチルメチルエ-テルで抽出した。合した有機層を水および食塩水で洗浄した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、5%石油エ-テル中EtOAcを使用)により精製して、純粋な3-シアノベンゼン-1-スルホニルクロリド(1.9g、収率45%)を灰白色固体として得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.35 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.31-8.27 (m, 1H), 8.06-8.02 (m, 1H), 7.82 (t, J = 7.9 Hz, 1H).
【0219】
3-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
Et
3N(0.15mL、1.43ミリモル)を(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン(130mg、0.48ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(3mL)中氷冷溶液に滴加した。結果として得られた反応混合物を0℃で5分間撹拌し、次いで3-シアノベンゼン-1-スルホニルクロリド(105mg、0.52ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(2mL)中溶液を滴加した。反応混合物を室温で1時間さらに撹拌した。反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液35%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、化合物3-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミド(0.13g、収率61%)を灰白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.03-7.98 (m, 2H), 7.85-7.76 (m, 3H), 7.59-7.54 (m, 1H), 7.50-7.38 (m, 4H), 3.87-3.79 (m, 2H), 3.74-3.66 (m, 2H), 3.36 (s, 2H), 2.27-2.19 (ddd, J = 13.5 Hz, 6.7 Hz, 3.5 Hz, 2H), 2.01- 1.93 (ddd, J = 13.8 Hz, 7.5 Hz, 3.7 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
21N
3O
3S
2:439.10; found:440.0 (M+H)
+.
【0220】
N’-ヒドロキシ-3-(N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)スルファモイル)ベンズイミドアミド
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンゼンスルホンアミドから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(125mg、収率89%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.83 (s, 1H), 8.08 (m, 2H), 7.95 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 7.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.79 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.55 (m ,1H), 7.44 (m, 2H), 7.34 (m ,1H), 5.96 (s, 2H), 3.78 (m, 2H), 3.41 (t, J = 10.2 Hz, 2H), 3.01 (d, J = 6.7 Hz, 2H), 2.15-2.12 (m, 2H), 1.94- 1.87 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
24N
4O
2S
2:472.12; found:473.2 (M+H)
+.
【0221】
N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンゼンスルホンアミド
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物をN’-ヒドロキシ-3-(N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)スルファモイル)ベンズイミドアミドから実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(80mg、収率57%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.32 (s, 1H), 8.22 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.05 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 7.999 (m, 2H), 7.89 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 7.76 (t, J = 7.8 Hz ,1H), 7.40 (m, 2H), 7.30 (m ,1H), 3.79-3.76 (m, 2H), 3.39 (t, J = 10.8 Hz, 2H), 3.11 (d, J = 6.7 Hz, 2H), 2.16-2.13 (m, 2H), 1.93- 1.86 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
21F
3N
4O
2S
2:550.10; found:551.0 (M+H)
+.
【0222】
実施例33
3-ブロモ-5-(メトキシカルボニル)安息香酸
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
5-ブロモイソフタル酸ジメチル(3g、11.0ミリモル)をアセトン-H
2O(2:1v/v、60mL)中に溶解させ、NaOH(0.40g、11.0ミリモル)を添加した。反応混合物を4時間撹拌した。アセトンを減圧下で除去し、水性層をEtOAcで洗浄し、1.5NのHClを用いてpH約2〜3に酸性化し、EtOAcで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、3-ブロモ-5-(メトキシカルボニル)安息香酸を得た(2.55g、収率89%):
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.75 (br s, 1H), 8.40 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 8.26 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.23 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
7BrO
4:257.95; found:258.0 (M+H)
+.
【0223】
3-ブロモ-5-(メトキシ(メチル)カルバモイル)安息香酸メチル
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.15g、11.8ミリモル)をCH
2Cl
2(50mL)中に溶解させ、Et
3N(4.8mL、34.4ミリモル)を添加した。溶液を30分間撹拌した。結果として得られた溶液を0℃まで冷却し、化合物3-ブロモ-5-(メトキシカルボニル)安息香酸(2.55g、9.84ミリモル)を添加し、続いてEDC・HCl(3.77g、19.6ミリモル)およびHOBt(0.26g、1.96ミリモル)を添加した。反応混合物を室温にし、さらに4時間撹拌した。完了後、反応混合物をCH
2Cl
2で希釈した。有機層を水、食塩水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液20%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-ブロモ-5-(メトキシ(メチル)カルバモイル)安息香酸メチル(2.3g、収率77%)を無色液体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.29 (m, 1H), 8.27 (t, J = 1.8 Hz, 1H), 8.02 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 3.95 (s, 3H), 3.57 (s, 3H), 3.39 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
12BrNO
4:300.99; found:302.0 (M+H)
+.
【0224】
3-アセチル-5-ブロモ安息香酸メチル
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3-ブロモ-5-(メトキシ(メチル)カルバモイル)安息香酸メチル(2.3g、7.6ミリモル)を乾燥THF(50mL)中に溶解させ、溶液を0℃まで冷却し、メチルマグネシウムクロリド(THF中3M、2.5mL、7.6ミリモル))を滴加した。反応混合物をゆっくりと室温にし、さらに6時間撹拌した。反応混合物を0℃まで冷却し、飽和NH
4Cl溶液でクエンチした。生成物をEtOAcで抽出した。有機層を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-アセチル-5-ブロモ安息香酸メチル(0.95g、収率49%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.51 (t, J = 1.3 Hz, 1H), 8.37 (t, J = 1.7 Hz, 1H), 8.28 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 3.97 (s, 3H), 2.65 (s, 3H).
【0225】
3-ブロモ-5-エチル安息香酸
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3-アセチル-5-ブロモ安息香酸メチル(1.2g、4.8ミリモル)をエチレングリコ-ル(10mL)中に溶解させ、KOH(0.41g、7.3ミリモル)、続いてヒドラジン水和物(0.44mL、7.3ミリモル)を添加した。反応混合物を200℃まで1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水で希釈した。1.5NのHClを用いて水性層のpHを2〜3に調節した。生成物をEtOAcで抽出した。有機層を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液50%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-ブロモ-5-エチル安息香酸(0.95g、収率89%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.07 (m, 1H), 7.88 (m, 1H), 7.59 (m, 1H), 2.73 (q, J = 7.6 Hz, 2H), 1.28 (t, J = 7.6 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
9BrO
2:227.98; found:229.0 (M+H)
+.
【0226】
3-ブロモ-5-エチル安息香酸メチル
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3-ブロモ-5-エチル安息香酸(0.95g、4.14ミリモル)をMeOH(50mL)中に溶解させ、反応混合物を0℃まで冷却し、SOCl
2(0.5mL)を添加した。反応混合物を室温で10時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を10%のNaHCO
3溶液、水および食塩水で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。3-ブロモ-5-エチル安息香酸メチル(0.92g、収率92%)を無色液体として単離し、最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.99 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.54 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 3.92 (s, 3H), 2.69 (q, J = 7.6 Hz, 2H), 1.26 (t, J = 7.6 Hz, 3H).
【0227】
3-シアノ-5-エチル安息香酸メチル
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
生成物3-ブロモ-5-エチル安息香酸メチル(0.9g、3.7ミリモル)を乾燥DMF(50mL)中に溶解させ、シアン化銅(0.84g、9.43ミリモル)を添加した。反応混合物を150℃までアルゴン雰囲気下で12時間加熱した(TLCによりモニタリング;石油エ-テル/EtOAc9:1)。反応混合物を室温にし、次いで飽和塩化アンモニウム溶液でクエンチした。反応混合物をEtOAcで希釈し、セライト床を通してろ過した。ろ液をEtOAcで希釈し、有機層を水、食塩水で洗浄した。溶媒を減圧下で蒸発させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-シアノ-5-エチル安息香酸メチル(0.27g、収率39%)を無色液体として得、これは最後までさらに精製しなかった。
【0228】
3-シアノ-5-エチル安息香酸
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
化合物3-シアノ-5-エチル安息香酸メチル(270mg、1.42ミリモル)をTHF-H
2O(7:3v/v、10mL)中に溶解させ、溶液を0℃まで冷却し、LiOH(59mg、1.42ミリモル)を添加した。反応混合物を室温にし、3時間攪拌した(TLCによりモニタリング;石油エ-テル/EtOAc1:1)。溶媒THFを減圧下で除去し、水性相をEtOAcで洗浄して、非極性不純物を除去した。1.5NのHClを用いて水性層のpHを2〜3に調節した。生成物をEtOAcで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、3-シアノ-5-エチル安息香酸(200mg、収率80%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.23 (m, 1H), 8.17 (m, 1H), 7.74 (m, 1H), 2.81 (q, J = 7.6 Hz, 2H), 1.32 (t, J = 7.6 Hz, 3H).
【0229】
3-エチル-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を3-シアノ-5-エチル安息香酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(200mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
3-エチル-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-エチル-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(130mg、収率52%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.69 (m, 1H), 8.21 (m, 1H), 8.17 (m, 1H), 2.85 (q, J = 7.6 Hz, 2H), 1.33 (t, J = 7.6 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
9F
3N
2O
3:286.06; found:285.0 (M-H)
-.
【0230】
3-エチル-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-エチル-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(85mg、収率45%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.29 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.89 (m, 2H), 7.80 (s, 1H), 7.52 (m, 2H), 7.37-7.29 (m, 3H), 4.00-3.94 (m, 2H), 3.89 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.78-3.72 (ddd, J = 11.7 Hz, 7.8 Hz, 3.3 Hz, 2H), 2.69 (q, J = 7.7 Hz, 2H), 2.36-2.30 (ddd, J = 13.6 Hz, 6.5 Hz, 3.3 Hz, 2H), 2.08-2.02 (ddd, J = 13.6 Hz, 7.7 Hz, 3.3 Hz, 2H), 1.23 (t, J = 7.7 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
27H
25F
3N
4O
3S:542.16; found:543.2 (M+H)
+
【0231】
実施例34
4-(3-ブロモフェニル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-ブロモフェニル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(1.3g、65%収率)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
12BrNO:265.01; found:266.0 (M+H)
+.
(4-(3-ブロモフェニル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(3-ブロモフェニル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(1.3g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
16BrNO:269.04; found:270.0 (M+H)
+.
N-((4-(3-ブロモフェニル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(3-ブロモフェニル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(40mg、34%収率)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.30-8.22 (m, 2H) 7.86 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 7.60 (t, J = 3.7 Hz, 1H), 7.52-7.44 (m, 2H), 7.38-7.30 (m, 2H), 3.90 (m, 2H), 3.71 (d, J = 3.3 Hz, 2H), 3.64 (m, 2H), 2.13 (m, 2H), 2.02 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
19BrF
3N
3O
3:509.06; found:509.9 (M+H)
+.
【0232】
実施例35
2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)エタノンおよび2-シアノチオアセトアミドから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成し(2.4g、48%収率)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
7F
3N
2S:268.03; found:269.0 (M+H)
+.
【0233】
4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成し(690mg、収率98%)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
13F
3N
2OS:338.07; found:339.1 (M+H)
+.
(4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した。物質を最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
17F
3N
2OS:342.10; found:343.1 (M+H)
+.
3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-((4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミド
【化146】
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この化合物を、(4-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(9mg、19%収率)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.44 (s, 1H), 8.24 (d, J= 7.7 Hz, 1H), 8.00 (m, 2H), 7.65-7.58 (m,4H), 7.36 (s, 1H), 4.02-3.78 (m, 4H), 3.74 (m, 2H), 2.30 (m, 2H), 2.05 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
6N
4O
3S:582.12; found:583.1 (M+H)
+.
【0234】
実施例36
2-メチル-2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリル
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成し(620mg、収率73%)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
11F
3N
2S:296.06; found:297.0 (M+H)
+.
【0235】
2-メチル-2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した。物質は最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
15F
3N
2S:300.09; found:301.1 (M+H)
+.
【0236】
N-(2-メチル-2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(4-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(10mg、24%収率)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.51 (s, 1H), 8.25 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 8.09-7.96 (m, 4H), 7.64-7.53 (m, 3H), 3.82 (bs, 2H), 1.56 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
18F
6N
4O
2S:540.11; found:541.1 (M+H)
+.
【0237】
実施例37
1-(2-エトキシ-2-オキソエチル)テトラヒドロ-1H-チオフェニウムブロミド
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
テトラヒドロチオフェン(10g、113ミリモル)およびブロモ酢酸エチル(13mL、113ミリモル)をアセトン(50mL)中に溶かし、室温で3日間撹拌した。沈殿をろ過し、アセトンで洗浄し、空気乾燥して、1-(2-エトキシ-2-オキソエチル)テトラヒドロ-1H-チオフェニウムブロミド(23g、収率82%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
【0238】
2-シアノシクロプロパンカルボン酸エチル
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
50%のKOH溶液(16mL)および飽和K
2CO
3溶液(60mL)を化合物1-(2-エトキシ-2-オキソエチル)テトラヒドロ-1H-チオフェニウムブロミド(23g、90ミリモル)のCHCl
3(70mL)中冷却溶液に添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。有機層を分離し、水性層をCHCl
3でさらに抽出した。合した有機抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、両性イオン性中間体(11g、収率76%)を得た。この粗中間体をCHCl
3(100mL)中に溶解させ、0℃まで冷却した。アクリロニトリル(4mL、68.3ミリモル)を反応混合物に添加し、混合物を室温で48時間さらに撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液30%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-シアノシクロプロパンカルボン酸エチル(5g、収率53%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 4.19 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 2.29-2.23 (ddd, J = 8.8 Hz, 6.0 Hz, 4.3 Hz, 1H), 1.96-1.91 (ddd, J = 9.1 Hz, 6.4 Hz, 4.3 Hz, 1H), 1.56-1.45 (m, 2H), 1.30 (t, J = 7.0 Hz, 3H)
2-シアノシクロプロパンカルボン酸
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
2-シアノシクロプロパンカルボン酸エチル(5g、35.9ミリモル)をMeOH(20mL)中に溶解させ、1NのNaOH(35mL)を添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応完了後、MeOHを減圧下で蒸発させた。1.5NのHClを用いて水性層のpHを2〜3に調節した。白色沈殿をろ過により集め、減圧下で乾燥して、2-シアノシクロプロパンカルボン酸(3.3g、収率85%)を得た:
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 12.78 (br s, 1H), 2.26-2.21 (ddd, J = 8.8 Hz, 6.0 Hz, 4.3 Hz, 1H), 2.14-2.09 (ddd, J = 9.4 Hz, 6.2 Hz, 4.4 Hz, 1H), 1.53-1.48 (m, 1H), 1.36-1.32 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
5H
5NO
2:111.03; found:110.2 (M-H)
-.
【0239】
2-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)シクロプロパンカルボキサミド
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび2-シアノシクロプロパンカルボン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(90mg、収率29%):
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.92 (m, 2H), 7.52-7.46 (m, 3H), 7.41-7.37 (m, 1H), 6.72 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 3.92-3.86 (m, 2H), 3.75-3.68 (m, 4H), 2.30 -2.22 (dddd, J = 13.2 Hz, 9.8 Hz, 6.5 Hz, 3.4 Hz, 2H), 1.99-1.89 (m, 4H), 1.52-1.47 (ddd, J = 9.1 Hz, 5.8 Hz, 4.6 Hz, 1H), 1.38-1.33 (ddd, J = 8.6 Hz, 6.1 Hz, 4.9 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
21N
3O
2S:367.14; found:368.2 (M+H)
+.
【0240】
2-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)シクロプロパンカルボキサミド
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)シクロプロパンカルボキサミドから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(90mg、粗製)、それを最後までさらに精製することなく使用した。MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
24N
4O
3S:400.16; found:401.2 (M+H)
+.
【0241】
N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)シクロプロパンカルボキサミド
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)シクロプロパンカルボキサミドから実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(45mg、収率45%):
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 7.94 (m, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.38 (m, 2H), 7.30 (m, 1H), 3.92-3.88 (dt, J = 12.0 Hz, 3.8 Hz, 2H), 3.61-3.50 (m, 4H), 2.55 -2.48 (ddd, J = 9.2 Hz, 5.6 Hz, 4.0 Hz, 1H), 2.35 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 2.31-2.27 (ddd, J = 8.7 Hz, 5.7 Hz, 4.1 Hz, 1H), 2.02-1.94 (m, 2H), 1.51-1.47 (m, 1H), 1.39-1.34 (m ,1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
21F
3N
4O
3S:478.13; found:479.2 (M+H)
+.
【0242】
実施例38
2-クロロ-N-(2-クロロエチル)-N-メチルエタンアミン塩酸塩
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
1,5-ジクロロアザペンタン塩酸塩(1.0g、5.6ミリモル)をギ酸(0.43mL、11.2ミリモル)中に溶かした。ホルムアルデヒド溶液(1.2mL、水中37%)を添加し、反応混合物を、100℃まで4時間、次いで120℃まで0.5時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、溶媒を減圧下で除去した。粗混合物をヘキサンで洗浄して、2-クロロ-N-(2-クロロエチル)-N-メチルエタンアミン塩酸塩(1.0g、収率92%)を白色固体として得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d6) δ 11.21 (br s, 1H), 4.04 - 4.00 (t, J = 6.8 Hz, 4H), 3.54 - 3.48 (m, 4H), 2.82 (s, 3H).
【0243】
1-メチル-4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリル
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(2-フェニル-チアゾ-ル-4-イル)-アセトニトリルおよび2-クロロ-N-(2-クロロエチル)-N-メチルエタンアミン塩酸塩から実施例16ステップ1bで記載されているようにして合成した(135mg、収率25%)。
1H NMR (300MHz, CDCl3) δ 7.97 - 7.94 (m, 2H), 7.45 - 7.43 (m, 3H), 7.30 (s, 1H), 3.00 - 2.96 (m, 2H), 2.53 - 2.40 (m, 7H), 2.25 - 2.20 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
17N
3S:283.11; found:284.2 (M+H)
+.
【0244】
(1-メチル-4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミン
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-メチル-4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)ピペリジン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(110mg)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
21N
3S:287.15; found:288.2 (M+H)
+.
【0245】
N-((1-メチル-4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)ピペリジン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(1-メチル-4-(2-フェニルチアゾ-ル-4-イル)ピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(15mg、収率8%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.43 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 9.22 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.76 (m, 1H), 7.92 - 7.90 (m, 3H), 7.42 - 7.41 (m, 3H), 7.19 (s, 1H), 3.92 - 3.87 (m, 2H), 3.00 (m, 2H), 2.84 (m, 2H), 2.57 (m, 5H), 2.25 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
23F
3N
6O
2S:528.55; found:529.2 (M+H)
+.
【0246】
実施例39
4-(クロロメチル)-2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
4-クロロチオベンズアミド(0.5g、2.9ミリモル)および1,3-ジクロロアセトン(0.4g、3.18ミリモル)のEtOH-THF(20mL〜10mL)中混合物を85℃まで10時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、10%のNaHCO
3溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液3〜5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、4-(クロロメチル)-2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル(0.55g、収率77%)を白色固体として得た。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.91 - 7.88 (m, 2H), 7.44 - 7.41 (m, 2H), 7.33 (s, 1H), 4.75 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7Cl
2NS:242.97; found:244.0 (M+H)
+.
【0247】
2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
触媒量の18-クラウン-6-エ-テル(20mg)を4-(クロロメチル)-2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル(0.55g、2.25ミリモル)のアセトニトリル(20mL)中溶液に添加し、続いてシアン化カリウム(0.22g、3.37ミリモル)を添加し、反応混合物を10時間還流させた。反応混合物を次いで水でクエンチし、有機生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリル(0.43g、収率82%)を灰白色固体として得た。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.89 - 7.86 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.45 - 7.42 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.32 (m, 1H), 3.96 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7ClN
2S:234.00; found:235.0 (M+H)
+.
【0248】
2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化162】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用して実施例1ステップ2で記載されているようにして淡黄色固体として合成した(0.15g、収率70%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.92 - 7.88 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.44 - 7.41 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.29 (s, 1H), 1.82 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11ClN
2S:262.03; found:263.0 (M+H)
+.
【0249】
2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(60mg、収率40%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.90 - 7.88 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.42 - 7.40 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.99 (s, 1H), 2.98 (s, 2H), 1.39 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15ClN
2S:266.06; found:267.0 (M+H)
+.
【0250】
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化164】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(50mg、収率51%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.46 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 9.24 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.79 (m, 1H), 8.22 (t, J = 4.5 Hz, 1H), 7.85 - 7.83 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.38 - 7.36 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.09 (s, 1H), 3.72 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 1.50 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17ClF
3N
5O
2S:507.07; found:508.0 (M+H)
+.
【0251】
実施例40
4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリル
【化165】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリルおよび2-クロロ-N-(2-クロロエチル)-N-メチルエタンアミン塩酸塩から実施例16ステップ1bで記載されているようにして合成した(350mg、収率32%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.91 - 7.88 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.43 - 7.40 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.32 (s, 1H), 3.03 - 2.98 (m, 2H), 2.57 - 2.38 (m, 7H), 2.26 - 2.21 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
16ClN
3S:317.08; found:318.2 (M+H)
+.
【0252】
(4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミン
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(130mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
20ClN
3S:321.11; found:322.2 (M+H)
+.
【0253】
N-((4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化167】
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この化合物を、(4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(17mg、収率11%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.36 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.09 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.72 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 7.95 - 7.93 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.59 (br s, 1H), 7.44 - 7.42 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 3.73 (m, 2H), 3.50 - 3.49 (m, 2H), 2.87 - 2.83 (m, 7H), 2.21 - 2.16 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
22ClF
3N
6O
2S:562.12; found:563.2 (M+H)
+.
【0254】
実施例41
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(75mg、収率25%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (m, 1H), 8.27 - 8.25 (m, 1H), 8.10 - 8.05 (m, 2H), 7.86 - 7.84 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.62 - 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.33 - 7.31 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.08 (s, 1H), 3.71 - 3.69 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 1.49 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18ClF
3N
4O
2S:506.08; found:507.0 (M+H)
+.
【0255】
実施例42
2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
ボランジメチルスルフィド複合体(0.24mL、2.5ミリモル)を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリル(150mg、0.63ミリモル)の乾燥THF(15mL)中溶液に室温で添加した。反応混合物を0.5時間還流し、次いでメタノ-ルで慎重にクエンチした。反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈した。有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミン(150mg、粗製)を得、これをそのままで次のステップに使用した。
【0256】
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(13mg、収率23%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.46 (m, 1H), 9.25 (m, 1H), 8.81 - 8.80 (t, J = 2 Hz, 1H), 7.87 - 7.84 (m, 2H), 7.40 - 7.37 (m, 2H), 7.08 (s, 1H), 3.93 - 3.89 (m, 2H), 3.16 - 3.13 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13ClF
3N
5O
2S:479.04; found:480.0 (M+H)
+.
【0257】
実施例43
2-シアノイソニコチン酸メチル
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
トリメチルシリルシアニド(3.8g、0.0386モル)およびジメチルカルバミルクロリド(5.0g、0.0483モル)をイソニコチン酸メチルN-オキシド(5.0g、0.0322モル)の乾燥CH
2Cl
2(50mL)中溶液に室温で添加した。反応混合物を室温で12時間撹拌し、次いで10%のK
2CO
3溶液でクエンチした。有機生成物をCH
2Cl
2で抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィ-(シリカ230〜400メッシュ、溶離液1〜2%のCH
2Cl
2中MeOH)により精製して、2-シアノイソニコチン酸メチルを灰白色固体として得た(1.75g、収率33%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.97 - 8.95 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 8.41 (m, 1H), 8.15 - 8.13 (dd, J = 4.8 Hz, 1.6 Hz, 1H), 3.92 (s, 3H).
【0258】
2-シアノイソニコチン酸
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
水酸化リチウム(96mg、4.0ミリモル)を2-シアノイソニコチン酸メチル(0.6g、3.7ミリモル)のTHF-H
2O(20mL、7:3 v/v)中溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、さらに1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いで水で希釈した。水性層をEtOAcで洗浄した。1.5NのHClを用いて水性層のpHを約3に調節し、有機生成物をEtOAcで抽出した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-シアノイソニコチン酸(490mg、収率89%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 14.11 (br s, 1H), 8.93 - 8.91 (dd, J = 4.9 Hz, 0.8 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 8.11 - 8.10 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
4N
2O
2:148.03; found:147.2 (M-H)
-.
【0259】
2-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)イソニコチン酸
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を2-シアノイソニコチン酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(500mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 10.86 (br s, 1H), 10.36 (br s, 2H), 10.13 (br s, 1H), 8.87 - 8.86 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 8.44 (s, 1H), 7.99 - 7.98 (d, J = 4.9 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
7N
3O
3:181.05; found:182.2 (M+H)
+.
【0260】
2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)イソニコチン酸
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)イソニコチン酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして、白色固体として合成した(200mg、収率23%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 14.11 (br s, 1H), 9.02 - 9.00 (dd, J = 4.8 Hz, 0.7 Hz, 1H), 8.45 (m, 1H), 8.09 - 8.07 (dd, J = 5.0 Hz, 1.5 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
4F
3N
3O
3:259.02; found:260.0 (M+H)
+.
【0261】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)イソニコチンアミド
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)イソニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(65mg、収率33%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.94 - 8.92 (dd, J = 5.0 Hz, 0.8 Hz, 1H), 8.50 (m, 1H), 8.39 - 8.36 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 7. 88 - 7.86 (dd, J = 5.0 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.79 - 7.77 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.44 (s, 1H), 7.35 - 7.33 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.83 - 3.82 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.57 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17ClF
3N
5O
2S:507.07; found:508.0 (M+H)
+.
【0262】
実施例44
4-(クロロメチル)-2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-フルオロチオベンズアミドおよび1,3-ジクロロアセトンから実施例39ステップ1で記載されているようにして白色固体として合成した(0.65g、収率89%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.96 - 7.93 (m, 2H), 7.30 (s, 1H), 7.16 - 7.12 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.75 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7ClFNS:227.00; found:228.0 (M+H)
+.
【0263】
2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(クロロメチル)-2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ルから実施例39ステップ2で記載されているようにして灰白色固体として合成した(0.27g、収率80%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.95 - 7.91 (m, 2H), 7.30 (s, 1H), 7.17 - 7.13 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 3.95 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7FN
2S:218.03; found:219.0 (M+H)
+.
【0264】
2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリルおよびヨウ化メチルから実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(250mg、収率75%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.98 - 7.94 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.17 - 7.12 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 1.82 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11FN
2S:246.06; found:247.2 (M+H)
+.
【0265】
2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(200mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15FN
2S:250.09; found:251.2 (M+H)
+.
【0266】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(55mg、収率30%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (m, 1H), 8.26 - 8.24 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.13 - 8.11 (m, 1H), 8.07 - 8.05 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.92 - 7.89 (m, 2H), 7.62 - 7.58 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.06 - 7.02 (m, 3H), 3.71 - 3.69 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 1.49 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18F
4N
4O
2S:490.11; found:491.0 (M+H)
+.
【0267】
実施例45
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(50mg、収率26%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.36 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.11 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.77 - 8.76 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 8.00 - 7.96 (m, 2H), 7.30 (s, 1H), 7.18- 7.14 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.75 (s, 2H), 1.50 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17F
4N
5O
2S:491.10; found:492.0 (M+H)
+.
【0268】
実施例46
6-((ベンジルオキシ)カルボニル)ピコリン酸
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
2,6-ピリジンジカルボン酸(10g、0.06モル)およびベンジルアルコ-ル(68mL、0.66モル)の混合物を水(25mL)中に溶かし、濃H
2SO
4(3.5mL)を添加した。反応混合物を10時間還流し、さらに室温で24時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、有機生成物をCHCl
3で抽出した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5%CH
2Cl
2中MeOH)により精製して、6-((ベンジルオキシ)カルボニル)ピコリン酸(4.6g、収率30%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.54 (br s, 1H), 8.29 - 8.24 (m, 2H), 8.20 - 8.16 (m, 1H), 7.52 - 7.50 (m, 2H), 7.44 - 7.36 (m, 3H), 5.43 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
11NO
4:257.07; found:258.2 (M+H)
+.
【0269】
6-カルバモイルピコリン酸
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
6-((ベンジルオキシ)カルボニル)ピコリン酸(3.0g、11.7ミリモル)の飽和NH
4OH(100mL)中溶液を密閉管中、90℃で6時間加熱し、TLC(CHCl
3/MeOH8:2v/v)によりモニタリングした。反応混合物を蒸発乾固させて、6-カルバモイルピコリン酸(1.8g、収率94%)を白色固体として得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
6N
2O
3:166.04; found:167.0 (M+H)
+.
【0270】
6-シアノピコリン酸
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
6-カルバモイルピコリン酸(1.0g、6.0ミリモル)をオキシ塩化リン(20mL)中に溶かし、4時間還流加熱した。過剰のPOCl
3を減圧下で除去し、残留物を氷水でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、溶媒を減圧下で除去して、6-シアノピコリン酸(500mg、収率56%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.31 - 8.28 (m, 2H), 8.26 - 8.21 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
4N
2O
2:148.03; found:147.2 (M-H)
-.
【0271】
6-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)ピコリン酸
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、6-シアノピコリン酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(500mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ 8.31 - 8.29 (m, 1H), 8.18 - 8.14 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 8.07 - 8.05 (m, 1H).
【0272】
6-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ピコリン酸
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、6-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)ピコリン酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして灰白色固体として得た(110mg、収率20%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.64 (br s, 1H), 8.36 - 8.34 (m, 1H), 8.27 - 8.25 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
4F
3N
3O
3:259.02; found:260.0 (M+H)
+.
【0273】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-6-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ピコリンアミド
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、6-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ピコリン酸および2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンから実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(55mg、収率56%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.87 - 8.85 (m, 1H), 8.43- 8.41 (dd, J = 7.8 Hz, 1 Hz, 1H), 8.27 - 8.24 (dd, J = 7.8 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.10 - 8.06 (m, 1H), 7.89 - 7.87 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.32 - 7.29 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.91 - 3.89 (d, J = 6.5 Hz, 2H), 1.56 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17ClF
3N
5O
2S:507.07; found:508.0 (M+H)
+.
【0274】
実施例47
(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタノ-ル
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
水酸化カリウム(1.06g、18.84ミリモル)を、安息香酸(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)安息香酸メチル(3.71g、12.56ミリモル)のEtOH(40mL)中氷冷溶液に添加した。反応混合物をゆっくりと室温まで温め、1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いで水で希釈した。有機生成物をEtOAcで抽出し、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、純粋な(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタノ-ルを得た(2.1g、収率87%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.89 - 7.87 (m, 2H), 7.46 - 7.41 (m, 3H), 7.37 - 7.33 (m, 1H), 5.01 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
9NOS:191.04; found:192.2 (M+H)
+.
【0275】
4-フェニルチアゾ-ル-2-カルボアルデヒド
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタノ-ル(2.1g、10.98ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(50mL)中溶液を、アルゴンで10分間パ-ジし、デス・マ-チンペルヨ-ジナン(7.0g、16.5ミリモル)を溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、さらに3時間攪拌した(TLCによりモニタリング、石油エ-テル/EtOAc8:2v/v)。反応混合物を飽和チオ硫酸ナトリウムでクエンチした。有機生成物をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、アルデヒド4-フェニルチアゾ-ル-2-カルボアルデヒド(1.95g、収率94%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 10.08 (m, 1H), 7.98 - 7.95 (m, 2H), 7.90 (m, 1H), 7.52 - 7.39 (m, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7NOS:189.02; found:190.0 (M+H)
+.
【0276】
2-(ジメチルアミノ)-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
シアン化ナトリウム(124mg、2.53ミリモル)を、ジメチルアミン塩酸塩(280mg、3.43ミリモル)の水(10mL)中溶液に添加し、続いて温度を約25℃に維持しながら、4-フェニルチアゾ-ル-2-カルボアルデヒド(400mg、2.11ミリモル)のメタノ-ル(20mL)中溶液を添加した。反応混合物を同じ温度で4時間さらに撹拌し、次いで水で希釈し、有機生成物をEtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(ジメチルアミノ)-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル(160mg、収率31%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.97 - 7.94 (m, 2H), 7.57 (s, 1H), 7.46 - 7.42 (m, 2H), 7.38 - 7.33 (m, 1H), 5.12 (s, 1H), 2.50 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
13N
3S:243.08; found:244.2 (M+H)
+.
【0277】
N,N-ジメチル-1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)エタン-1,2-ジアミン
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(ジメチルアミノ)-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(130mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
17N
3S:247.11; found:248.2 (M+H)
+.
【0278】
N-(2-(ジメチルアミノ)-2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N,N-ジメチル-1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)エタン-1,2-ジアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(16mg、収率17%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.57 - 8.56 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.26 - 8.23 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 8.07 - 8.05 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 7.91 - 7.87 (m, 3H), 7.63 - 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.42 - 7.38 (m, 2H), 7.36 - 7.31 (m, 1H), 4.35 - 4.29 (ddd, J = 13.2 Hz, 6.6 Hz, 5.5 Hz, 1H), 4.15 - 4.12 (m, 1H), 3.85 - 3.78 (ddd, J = 13.0 Hz, 8.3 Hz, 4.6 Hz, 1H), 2.51 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
20F
3N
5O
2S:487.13; found:488.2 (M+H)
+.
【0279】
実施例48
2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミン
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
ボランジメチルスルフィド複合体(0.2mL、2.16ミリモル)を、化合物2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)アセトニトリル(100mg、0.54ミリモル)の乾燥THF(5mL)中溶液に室温で添加した。反応混合物を1時間還流させ、次いでメタノ-ルで慎重にクエンチし、再度0.5時間還流加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、次いでEtOAcで希釈した。有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミン(130mg、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
12N
4:188.11; found:189.2 (M+H)
+.
【0280】
N-(2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(17mg、収率21%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (s, 1H), 8.21 - 8.19 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.06 - 8.04 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 8.01 - 7.99 (m, 2H), 7.89 (m, 1H), 7.58 - 7.54 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.40 - 7.39 (m, 3H), 4.00 - 3.95 (q, J = 5.9 Hz, 2H), 3.24 - 3.21 (d, J = 6.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
15F
3N
6O
2:428.12; found:429.2 (M+H)
+.
【0281】
実施例49
1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロプロパンカルボニトリル
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
ベンジルトリエチル塩化アンモニウム(34mg、0.15ミリモル)および50%の水性NaOH溶液(0.59gを1mLの水中に溶解させる)を、2-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル(0.3g、1.5ミリモル)のCH
2Cl
2(10mL)中溶液に添加した。反応混合物を0℃で冷却し、1,2-ジブロモエタン(0.15mL、1.79ミリモル)を滴加した。反応混合物を室温まで温め、10時間撹拌した。反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロプロパンカルボニトリル(0.14g、収率41%)を灰白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.86 - 7.83 (m, 2H), 7.45 - 7.34 (m, 4H), 2.02 - 1.95 (m, 2H), 1.93 - 1.86 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
10N
2S:226.06; found:227.2 (M+H)
+.
【0282】
(1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロプロピル)メタンアミン
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロプロパンカルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして淡黄色液体として合成した(59mg、収率42%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.91 - 7.89 (m, 2H), 7.44 - 7.40 (m, 2H), 7.35 - 7.33 (m, 1H), 7.30 (s, 1H), 3.11 (s, 2H), 1.26 - 1.24 (m, 2H), 1.11 - 1.09 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
14N
2S:230.09; found:231.2 (M+H)
+.
【0283】
N-((1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロプロピル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(1-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)シクロプロピル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(47mg、収率49%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.59 (s, 1H), 8.25 - 8.23 (m, 2H), 8.09 - 8.07 (m, 1H), 7.90 - 7.88 (m, 2H), 7.63 - 7.59 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.41 - 7.38 (m, 2H), 7.35 - 7.33 (m, 1H), 7.32 (s, 1H), 3.93 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 1.42 - 1.39 (m, 2H), 1.23 - 1.20 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
17F
3N
4O
2S:470.10; found:471.0 (M+H)
+.
【0284】
実施例50
N’-ヒドロキシ-3-ニトロベンズイミドアミド
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-ニトロベンゾニトリルから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(5.5g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300MHz, DMSO-d
6) δ 9.96 (s, 1H), 8.50 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.23 - 8.19 (m, 1H), 8.12 - 8.10 (m, 1H), 7.67 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 6.09 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
7N
3O
3:181.05; found:182.2 (M+H)
+.
【0285】
3-(3-ニトロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N’-ヒドロキシ-3-ニトロベンズイミドアミドから実施例1ステップ5で記載されているようにして合成し(1.6g、収率56%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.72 (t, J = 1.9 Hz, 1H), 8.53 - 8.48 (m, 2H), 7.93 (t, J = 8.0 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
4F
3N
3O
3:259.02; found:260.0 (M+H)
+.
【0286】
3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)アニリン
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
亜ジチオン酸ナトリウム(1.61g、9.2ミリモル)および触媒量のテトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド(20mg)を、3-(3-ニトロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル(1.6g、6.1ミリモル)のTHF-H
2O(30mL、1:1v/v)中溶液に添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌し、TLC(石油エ-テル/EtOAc1:1)によりモニタリングした。溶媒を減圧下で除去し、生成物をEtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液30〜35%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)アニリンを得た(0.8g、収率57%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.52 - 7.49 (dt, J = 7.7 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.42 (m, 1H), 7.30 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 6.89 - 6.86 (ddd, J = 7.9 Hz, 2.4 Hz, 0.9 Hz, 1H), 3.87 (br s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
6F
3N
3O:229.05; found:230.0 (M+H)
+.
【0287】
4-アミノ-4-チオキソブタン酸メチル
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
メチルスクシナメ-ト(succinamate)(2g、15.2ミリモル)を乾燥THF(50mL)中に溶解させ、P
2S
5(3.4g、15.2ミリモル)を添加し、反応混合物を室温で6時間撹拌した。反応混合物を、焼結式漏斗を通してろ過し、透明なろ液を減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液50%石油エ-テル中EtOAc)によりさらに精製して、4-アミノ-4-チオキソブタン酸メチル(1.25g、収率53%)を白色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.27 (br s, 2H), 3.72 (s, 3H), 2.96 - 2.85 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
5H
9NO
2S:147.04; found:148.2 (M+H)
+.
【0288】
3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン酸エチル
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
4-アミノ-4-チオキソブタン酸メチル(0.3g、2.03ミリモル)および2-ブロモ-4-フルオロアセトフェノン(0.440g、2.03ミリモル)のEtOH(10mL)中混合物を3時間還流した。反応混合物を室温まで冷却し、溶媒を減圧下で除去した。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液8〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン酸エチル(0.45g、7%のメチルエステル生成物を含む粗製物質)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.88 - 7.83 (m, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.13 - 7.07 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 4.22 - 4.15 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.40 - 3.35 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 2.93 - 2.88 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.30 - 1.25 (t, J = 7.1 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
14FNO
2S:279.07; found:280.2 (M+H)
+.
【0289】
3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン酸
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
1NのNaOH(5mL)を、粗3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン酸エチル(450mg、1.61ミリモル)のMeOH(5mL)中氷冷溶液に添加し、溶液を室温で1時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、反応混合物を水で希釈した。水性層をEtOAcで洗浄し、1NのHClを用いて、水溶液のpHを約2に調節した。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン酸(320mg、収率79%)を白色固体として得た。
1H NMR (300MHz, DMSO-d
6) δ 12.29 (br s, 1H), 7.99 - 7.96 (m, 2H), 7.93 (s, 1H), 7.28 - 7.22 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 3.25 - 3.20 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 2.78 - 2.74 (t, J = 7.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
10FNO
2S:251.04; found:252.2 (M+H)
+.
【0290】
3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-N-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)フェニル)プロパンアミド
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)アニリンおよび3-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(80mg、収率43%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.80 (br s, 1H), 8.11 (s, 1H), 7.88 - 7.83 (m, 4H), 7.48 - 7.44 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 7.14 - 7.10 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 3.52 - 3.48 (m, 2H), 3.04 - 3.01 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14F
4N
4O
2S:462.08; found:463.0 (M+H)
+.
【0291】
実施例51
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(40mg、収率22%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.27 - 8.25 (dt, J = 7.8 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.09 - 8.07 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 7.89 - 7.87 (m, 2H), 7.68 (m, 1H), 7.62 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.36 - 7.34 (m, 2H), 7.09 (s, 1H), 3.92 - 3.87 (m, 2H), 3.16 (t, J = 6.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14ClF
3N
4O
2S:478.05; found:479.0 (M+H)
+.
【0292】
実施例52
N-((4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メチル)ベンズアミド
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-アミノ-2-チオキソエチル)ベンズアミド(300mg、1.54ミリモル)および2-ブロモアセトフェノン(305mg、1.54ミリモル)のEtOH(10mL)中混合物を80℃まで2時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、溶媒を減圧下で蒸発させた。濃縮された反応混合物をEtOAcで希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、減圧下で濃縮して、N-((4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メチル)ベンズアミド(0.4g、収率88%)を白色固体として得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.69 (br s, 1H), 8.04 - 8.01 (dd, J = 7.8 Hz, 1.5 Hz, 2H), 7.99 - 7.97 (m, 2H), 7.64 (s, 1H), 7.56 - 7.52 (m, 4H), 7.48 - 7.44 (m, 2H), 5.34 (d, J = 6 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
17H
14N
2OS:294.08; found:295.0 (M+H)
+.
【0293】
(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタンアミン
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
6NのHCl(4.5mL)を、N-((4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メチル)ベンズアミド(150mg、0.51ミリモル)のジオキサン(10mL)中溶液に添加し、反応混合物を100℃で24時間撹拌した(反応をTLCによりモニタリング、溶離液CHCl
3/MeOH)。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を水中に溶解させた。水性層をEtOAcで2回洗浄した。水性層のpHを、10%のNaHCO
3を用いてpH約9に調節し、有機生成物をEtOAcで抽出した。有機層を食塩水で洗浄し、減圧下で濃縮して、(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタンアミン(75mg、収率77%)をオレンジ色液体として得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.91 - 7.88 (m, 2H), 7.45 - 7.40 (m, 3H), 7.36 - 7.31 (m, 1H), 4.25 (br s, 2H), 3.79 - 3.75 (m, 1H), 3.68 - 3.63 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
10N
2S:190.06; found:191.2 (M+H)
+.
【0294】
N-((4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(60mg、収率38%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.59 (m, 1H), 8.31 - 8.29 (dd, J = 7.8 Hz, 1.0 Hz, 1H), 8.12 - 8.10 (m, 1H), 7.91 - 7.89 (m, 2H), 7.67 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.44 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.38 - 7.34 (m, 1H), 7.23 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 5.04 (d, J = 5.5 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
3N
4O
2S:430.07; found:431.0 (M+H)
+.
【0295】
実施例53
N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(50mg、収率29%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.45 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 9.24 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.80 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 7.86 - 7.82 (m, 3H), 7.35 (s, 1H), 7.11- 7.07 (m, 2H), 4.05 - 4.00 (q, J = 5.7 Hz, 2H), 3.41 - 3.38 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
4N
5O
2S:463.07; found:464.0 (M+H)
+.
【0296】
実施例54
2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エタンアミン
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(400mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11ClN
2S:238.03; found:239.0 (M+H)
+.
【0297】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(30mg、収率16%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (s, 1H), 8.26 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.64 - 7.60 (m, 2H), 7.39 (s, 1H), 7.34 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 4.02 - 3.97 (q, J = 5.8 Hz, 2H), 3.39 - 3.36 (t, J = 5.9 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14ClF
3N
4O
2S:478.05; found:479.0 (M+H)
+.
【0298】
実施例55
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(65mg、収率35%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.46 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 9.24 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.80 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 7.82 - 7.80 (m, 3H), 7.41 (s, 1H), 7.38- 7.36 (m, 2H), 4.05 - 4.01 (q, J = 5.8 Hz, 2H), 3.43 - 3.40 (t, J = 5.9 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13ClF
3N
5O
2S:479.04; found:480.0 (M+H)
+.
【0299】
実施例56
4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
3,4,5,6-テトラヒドロ-4H-ピラン-4-オン(0.37g、3.75ミリモル)を、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン(0.47mL、3.75ミリモル)の、氷水(1.5mL)で希釈した濃HCl(0.4mL)中溶液に添加し、続いて水(2mL)中に溶解させたKCN(0.24g、3.75ミリモル)の溶液を添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を次いでい水で希釈し、有機生成物をEtOAcで抽出した。有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液6%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル(300mg、収率33%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.19 - 7.11 (m, 3H), 7.07 - 7.05 (m, 1H), 4.10 - 4.04 (dt, J = 12.3 Hz, 3.5 Hz, 2H), 3.87 (s, 2H), 3.76 - 3.68 (m, 2H), 2.97 - 2.91 (m, 4H), 2.28 - 2.23 (dd, J = 13.3 Hz, 1.4 Hz, 2H), 1.93 - 1.84 (td, J = 12.4 Hz, 4.2 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
18N
2O:242.14; found:243.2 (M+H)
+.
(4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(80mg、収率26%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.15 - 7.12 (m, 3H), 7.06 - 7.03 (m, 1H), 3.90 (s, 2H), 3.87 - 3.84 (m, 2H), 3.65 - 3.58 (ddd, J = 11.3 Hz, 8.1 Hz, 3.2 Hz, 2H), 2.94 - 2.85 (m, 6H), 1.99 - 1.91 (m, 2H), 1.65 - 1.62 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
22N
2O:246.17; found:247.2 (M+H)
+.
【0300】
N-((4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(40mg、収率30%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.45 (s, 1H), 8.22 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.91 -7.89 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.59 - 7.55 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.17 - 7.15 (m, 3H), 7.12 - 7.07 (m, 2H), 3.96 - 3.93 (m, 4H), 3.86 - 3.85 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 3.74 - 3.68 (m, 2H), 2.95 (m, 4H), 2.15 - 2.07 (m, 2H), 1.58 - 1.55 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
25F
3N
4O
3:486.19; found:487.2 (M+H)
+.
【0301】
実施例57
N-メチル-1-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン(300mg、1.1ミリモル)を1,2-ジクロロエタン(30mL)中に溶解させ、0℃に冷却した。ホルマリン(formaline)溶液(約0.1mL、35%)を溶液に添加し、続いてナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(0.16g、0.76ミリモル)を添加した。同じ温度を維持しながら、反応混合物をさらに45分間撹拌した。反応混合物を次いで10%のNaHCO
3溶液でクエンチし、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を分離し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜20%CHCl
3中MeOH)により精製して、N-メチル-1-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン(120mg、収率38%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.90 - 7.88 (m, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.44 - 7.34 (m, 3H), 3.93 - 3.86 (m, 2H), 3.75 - 3.67 (ddd, J = 12.0 Hz, 8.9 Hz, 3.0 Hz, 2H), 3.01 (s, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.36- 2.39 (m, 2H), 2.09 - 2.01 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
20N
2OS:288.13; found:289.2 (M+H)
+.
N-メチル-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N-メチル-1-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(30mg、収率14%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.13 - 8.09 (m, 2H), 7.96 - 7.94 (m, 2H), 7.57 - 7.55 (m, 2H), 7.48 - 7.41 (m, 3H), 7.36 - 7.32 (m, 1H), 3.99 - 3.96 (m, 2H), 3.92 (s, 2H), 3.66 - 3.60 (m, 2H), 2.53 (s, 3H), 2.48- 2.44 (m, 2H), 2.23 - 2.16 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23F
3N
4O
3S:528.14; found:529.2 (M+H)
+.
【0302】
実施例58
2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(150mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11FN
2S:222.06; found:223.0 (M+H)
+.
【0303】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(30mg、収率17%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 9.45 (br s, 1H), 9.26 (br s, 1H), 8.82 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 7.96 - 7.92 (m, 3H), 7.14- 7.08 (m, 3H), 3.94 - 3.89 (m, 2H), 3.19 - 3.16 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
4N
5O
2S:463.07; found:464.0 (M+H)
+.
【0304】
実施例59
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(60mg、収率45%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (t, J = 1.4 Hz, 1H), 8.27 - 8.24 (dt, J = 7.9 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.09 - 8.06 (dt, J = 7.6 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.94 - 7.90 (m, 2H), 7.70 (m, 1H), 7.63 - 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.09 - 7.05 (m, 3H), 3.91 - 3.86 (m, 2H), 3.16 - 3.13 (t, J = 6.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14F
4N
4O
2S:462.08; found:463.0 (M+H)
+.
【0305】
実施例60
N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(55mg、収率42%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.45 (s, 1H), 9.24 (s, 1H), 8.79 (m, 1H), 8.25 (m, 1H), 7.85 - 7.81 (dd, J = 8.6 Hz, 5.4 Hz, 2H), 7.37 (s, 1H), 7.10 - 7.06 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 3.84 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 1.57 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17F
4N
5O
2S:491.10; found:492.0 (M+H)
+.
【0306】
実施例61
3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)イミノ)エチル)ベンゾニトリル
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
トリエチルアミン(1.0mL、2.7ミリモル)を、3-シアノ-2,2,2-トリフルオロアセトフェノン(0.48g、2.4ミリモル)および(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン(0.66g、2.4ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(25mL)中溶液に添加し、続いて四塩化チタンのCH
2Cl
2中溶液(1.2mL、1.2ミリモル、CH
2Cl
2中1M溶液)を0℃添加し、反応混合物を室温まで温め、さらに8時間攪拌した。反応を減圧下で濃縮し、有機生成物をEtOAcで抽出した。有機層を水、食塩水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を減圧下で除去して、3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)イミノ)エチル)ベンゾニトリル(0.6g、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.88 - 7.85 (m, 2H), 7.70 - 7.67 (m, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.46 - 7.41 (m, 3H), 7.39 - 7.36 (m, .1H), 7.23 (s, 1H), 7.07 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 3.93 - 3.88 (dt, J = 11.9 Hz, 4.0 Hz, 2H), 3.66 - 3.62 (m, 4H), 2.43 - 2.40 (m, 2H), 2.15 - 2.00 (ddd, J = 14.1 Hz, 10.3 Hz, 4.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
20F
3N
3OS:455.13; found:456.2 (M+H)
+.
【0307】
3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)エチル)ベンゾニトリル
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)イミノ)エチル)ベンゾニトリル(600mg、1.3ミリモル)をMeOH-H
2O(20mL、8:2v/v)中に溶解させ、0℃まで冷却した。ホウ水素化ナトリウム(250mg、6.6ミリモル)をこの溶液に数回にわけて添加した。反応混合物を室温まで温め、2時間撹拌し、次いで水でクエンチし、減圧下で濃縮して、MeOHを除去した。水性混合物をEtOAcで希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液15〜20%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)エチル)ベンゾニトリルを得た(300mg、収率50%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.89 - 7.86 (m, 2H), 7.63 - 7.60 (dt, J = 7.6 Hz, 1.4 Hz, 1H), 7.55 - 7.51 (m, 2H), 7.50 (s, 1H), 7.47 - 7.41 (m, 3H), 7.39 - 7.36 (m, .1H), 4.16 - 4.03 (m, 1H), 3.84 - 3.74 (m, 2H), 3.71 - 3.61 (m, 2H), 2.95 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 2.76 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 2.36 - 2.24 (m, 2H), 2.01 - 1.92 (ddd, J = 13.5 Hz, 9.0 Hz, 4.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
22F
3N
3OS:457.14; found:458.2 (M+H)
+.
【0308】
N’-ヒドロキシ-3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)エチル)ベンズイミドアミド
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)エチル)ベンゾニトリル酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(300mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
25F
3N
4O
2S:490.17; found:491.2 (M+H)
+.
【0309】
2,2,2-トリフルオロ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-1-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)フェニル)エタンアミン
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N’-ヒドロキシ-3-(2,2,2-トリフルオロ-1-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)アミノ)エチル)ベンズイミドアミド酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(70mg、収率20%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.11 - 8.09 (dt, J = 7.2 Hz, 1.7 Hz, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.85 - 7.83 (m, 2H), 7.53 - 7.49 (m, 2H), 7.47 (s, 1H), 7.42 - 7.38 (m, 2H), 7.35 - 7.31 (m, 1H), 4.15 - 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 3.81 - 3.74 (m, 2H), 3.70 - 3.62 (m, 2H), 2.99 - 2.96 (m, 1H), 2.86 - 2.83 (m, 1H), 2.33 - 2.27 (m, 2H), 2.04 - 1.93 (ddd, J = 13.4 Hz, 9.0 Hz, 4.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
22F
6N
4O
2S:568.14; found:569.2 (M+H)
+.
【0310】
実施例62
4-フルオロベンズイミド酸メチル塩酸塩
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
乾燥HCl(g)を4-フルオロベンゾニトリル(5.0g、0.041モル)の乾燥MeOH-CH
2Cl
2(20mL、1:1v/v)中溶液に飽和するまで吹き込んだ。透明溶液を2日間0℃で保持して、4-フルオロベンズイミド酸メチルを塩酸塩として結晶化させ、これをろ過により単離した(2.8g、収率36%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.95 - 7.92 (m, 2H), 7.38 (br s, 1H), 7.29 - 7.25 (m, 2H), 3.06 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
8FNO:153.06; found:154.2 (M+H)
+.
2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)アセトニトリル
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
2-シアノアセトヒドラジド(172mg、1.74ミリモル)およびNaOH(66mg、1.66ミリモル)を4-フルオロベンズイミド酸メチル塩酸塩(300mg、1.58ミリモル)の乾燥MeOH(5mL)中溶液に添加し、混合物を1時間還流加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をEtOAcで希釈した。有機層を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液20〜25%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)アセトニトリル(150mg、収率47%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.04 - 7.99 (m, 2H), 7.39 - 7.33 (m, 2H), 4.11 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7FN
4:202.07; found:203.2 (M+H)
+.
2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミン
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(40mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
11FN
4:206.10; found:207.2 (M+H)
+.
【0311】
N-(2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(11mg、収率13%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.52 (s, 1H), 8.26 - 8.24 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.07 - 8.03 (m, 3H), 7.67 - 7.59 (m, 2H), 7.13 - 7.09 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.01 - 3.96 (q, J = 5.9 Hz, 2H), 3.24 - 3.21 (d, J = 6.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
14F
4N
6O
2:446.11; found:447.2 (M+H)
+.
【0312】
実施例63
4-クロロベンズイミド酸メチル塩酸塩
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-クロロベンゾニトリルから実施例62ステップ1で記載されているようにして合成した(3.5g、47%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.95 - 7.92 (m, 2H), 7.38 (br s, 1H), 7.29 - 7.25 (m, 2H), 3.06 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
8ClNO:169.02; found:170.0 (M+H)
+.
【0313】
2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)アセトニトリル
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-クロロベンズイミド酸メチル塩酸塩から実施例62ステップ2で記載されているようにして合成した(200mg、収率38%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.87 - 7.84 (m, 1H), 7.63 - 7.60 (m, 1H), 7.51 - 7.47 (m, 2H), 3.96 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7ClN
4:218.04; found:219.0 (M+H)
+.
【0314】
2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミン
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(90mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
11ClN
4:222.07; found:223.2 (M+H)
+.
【0315】
N-(2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(15mg、収率13%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.53 (s, 1H), 8.28 - 8.26 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.09 - 8.06 (m, 1H), 8.02 - 8.00 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.65 - 7.61 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.56 - 7.53 (m, 1H), 7.42 - 7.40 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.03 - 3.96 (q, J = 6.0 Hz, 2H), 3.25 - 3.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
14ClF
3N
6O
2:462.08; found:463.0 (M+H)
+.
【0316】
実施例64
2-シアノ-2-メチルプロパン酸メチル
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
NaH(15.5g、60%油中分散液)を、シアノ酢酸エチル(20g、0.177モル)の乾燥DMF(300mL)中溶液に0℃で10分にわたり数回にわけて添加した。結果として得られた反応混合物を室温で30分間撹拌し、再度0℃まで冷却した。THF(50mL)中ヨウ化メチル(28mL、0.44モル)を滴加し、反応混合物を室温で12時間撹拌し、次いで飽和NH
4Cl溶液でクエンチした。混合物をEtOAcで希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-シアノ-2-メチルプロパン酸メチルを淡黄色固体として得た(12g、収率48%)。
【0317】
2-シアノ-2-メチルプロパンヒドラジド
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
ヒドラジン水和物(1.8mL、35ミリモル)を2-シアノ-2-メチルプロパン酸メチル(5.0g、35.0ミリモル)のEtOH(5mL)中溶液に添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌した(TLCによりモニタリング、溶離液石油エ-テル:EtOAc7:3v/v)。反応混合物をジエチルエ-テルで希釈し、形成された沈殿をろ過した。透明なろ液を減圧下で濃縮して、2-シアノ-2-メチルプロパンヒドラジド(1.75g、収率38%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
5H
9N
3O:127.07; found:128.2 (M+H)
+.
【0318】
2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパンニトリル
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
2-シアノ-2-メチルプロパンヒドラジド(100mg、0.78ミリモル)およびEt
3N(0.1mL、0.86ミリモル)をベンズイミド酸メチル塩酸塩(100mg、0.58ミリモル)の乾燥MeOH(10mL)中溶液に添加し、混合物を1時間還流加熱した。反応混合物を次いで減圧下で濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパンニトリル(80mg、収率51%)を得た。
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 7.98 - 7.95 (m, 2H), 7.52 - 7.50 (m, 3H), 1.82 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
12N
4:212.11; found:213.2 (M+H)
+.
【0319】
2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミン
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
DIBAL-H(0.75mL、0.75ミリモル、THF中1M)を2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパンニトリル(80mg、0.37ミリモル)の乾燥THF(5mL)中溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、2時間さらに撹拌した。反応混合物を次いで慎重に水でクエンチし、EtOAcで希釈した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミン(70mg、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
16N
4:216.14; found:217.2 (M+H)
+.
【0320】
N-(2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(35mg、収率25%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.55 (s, 1H), 8.29 - 8.27 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.06 - 7.97 (m, 3H), 7.71 - 7.67 (t, J = 8.7 Hz, 1H), 7.50 - 7.41 (m, 3H), 3.75 (s, 2H), 1.54 - 1.51 (m, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
19F
3N
6O
2:456.15; found:457.2 (M+H)
+.
【0321】
実施例65
N-(2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(3-フェニル-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(20mg、収率23%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.37 (m, 1H), 9.16 (m, 1H), 8.84 - 8.13 (m, 1H), 8.02 - 7.99 (m, 2H), 7.48 - 7.42 (m, 3H), 3.77 (s, 2H), 1.54 (m, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
18F
3N
7O
2:457.15; found:458.2 (M+H)
+.
【0322】
実施例66
2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-シアノ-2-メチルプロパンヒドラジドおよび4-フルオロベンズイミド酸メチル塩酸塩から実施例64ステップ3で記載されているようにして合成した(300mg、収率70%)。
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 8.03 - 7.98 (m, 2H), 7.29 - 7.23 (m, 2H), 1.81 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11FN
4:230.10; found:231.2 (M+H)
+.
【0323】
2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例64ステップ4で記載されているようにして合成し(200mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
15FN
4:234.13; found:235.2 (M+H)
+.
【0324】
N-(2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(12mg、収率7%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.54 (s, 1H), 8.29 - 8.27 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.05 - 8.03 (m, 3H), 7.71 - 7.67 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.27 - 7.13 (m, 2H), 3.74 (s, 2H), 1.53 - 1.50 (m, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
18F
4N
6O
2:474.14; found:475.2 (M+H)
+.
【0325】
実施例67
【0326】
N-(2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(20mg、収率11%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.38 - 9.37 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 9.15 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.82 (m, 1H), 8.06 - 8.02 (m, 2H), 7.21 - 7.17 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 3.76 (s, 2H), 1.53 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
17F
4N
7O
2:475.14; found:476.2 (M+H)
+.
【0327】
実施例68
2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-シアノ-2-メチルプロパンヒドラジドおよび4-クロロベンズイミド酸メチル塩酸塩から実施例64ステップ3で記載されているようにして合成した(220mg、収率55%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.93 - 7.91 (m, 2H), 7.47 - 7.45 (m, 2H), 1.86 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11ClN
4:246.07; found:245.2 (M-H)
-.
【0328】
2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例64ステップ4で記載されているようにして合成し(140mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
15ClN
4:250.10; found:251.2 (M+H)
+.
【0329】
N-(2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(15mg、収率8%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.59 (s, 1H), 8.30 - 8.28 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.14 - 8.12 (m, 1H), 8.06 - 8.04 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.93 (br s, 1H), 7.67 - 7.63 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.43 - 7.41 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.83 - 3.82 (m, 2H), 1.56 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
18ClF
3N
6O
2:490.11; found:491.2 (M+H)
+.
【0330】
実施例69
5-シアノ-6-メチルニコチン酸エチル
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
塩化アンモニウム(3.58g、10mLの水中66.7ミリモル)を、2-クロロ-5-シアノ-6-メチルニコチン酸エチル(1.0g、4.4ミリモル)のジオキサン-THF-DMF(50mL、3:1:1)中溶液に添加し、続いて亜鉛粉末(2.3g、35.6ミリモル)を数回にわけて室温で添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、EtOAcで希釈し、セライトのパッドを通してろ過した。有機層の透明な濾液をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、5-シアノ-6-メチルニコチン酸エチル(230mg、収率27%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.25 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.49 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 4.47 - 4.42 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 2.86 (s, 3H), 1.45- 1.41 (t, J = 7.0 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
10N
2O
2:190.07; found:191.2 (M+H)
+.
【0331】
5-シアノ-6-メチルニコチン酸
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-6-メチルニコチン酸エチルから実施例43ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(150mg、収率76%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.77 (br s, 1H), 9.13 - 9.12 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.61 - 8.60 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 2.74 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
6N
2O
2:162.04; found:161.2 (M+H)
+.
【0332】
5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-6-メチルニコチン酸
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-6-メチルニコチン酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(130mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
9N
3O
3:195.06; found:196.2 (M+H)
+.
【0333】
6-メチル-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-6-メチルニコチン酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして白色固体として合成した(25mg、収率15%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.71 (br s, 1H), 9.14 - 9.13 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.69 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 2.86 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
6F
3N
3O
3:273.04; found:274.0 (M+H)
+.
【0334】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-6-メチル-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび6-メチル-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(28mg、収率59%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.11 (br s, 1H), 8.80 (br s, 1H), 8.07 (br s, 1H), 7.79 - 7.77 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.43 (s, 1H), 7.35 - 7.33 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.86 - 3.84 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.02 (s, 3H), 1.57 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19ClF
3N
5O
2S:521.09; found:522.0 (M+H)
+.
【0335】
実施例70
4-アミノ-4-チオキソブタン酸メチル
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
メチルスクシナメ-ト(succinamate)(2.5g、0.019モル)のTHF(60mL)中溶液を0℃まで冷却し、P
2S
5(4.2g、0.019モル)を添加した。反応混合物を室温まで温め、6時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液35-40%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、4-アミノ-4-チオキソブタン酸メチルを得た(1.6g、収率57%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.49 (br s, 2H), 3.72 (s, 3H), 2.95 - 2.86 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
5H
9NO
2S:147.04; found:248.2 (M+H)
+.
【0336】
3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン酸エチル
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
2-ブロモアセトフェノン(2.1g、10.55ミリモル)および4-アミノ-4-チオキソブタン酸メチル(1.6g、10.86ミリモル)のEtOH(15mL)中混合物を80℃に3時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、溶媒を減圧下で蒸発させた。生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン酸エチルを白色固体として得(1.1g、収率40%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.90 - 7.87 (m, 2H), 7.44 - 7.39 (m, 2H), 7.35 - 7.30 (m, 2H), 4.22- 4.15 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.41 - 3.36 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.94 - 2.89 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 1.30 - 1.25 (t, J = 7.1 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
15NO
2S:261.08; found:262.2 (M+H)
+.
【0337】
3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-オ-ル
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン酸エチル(0.5g、1.91ミリモル)のMeOH-H
2O(10mL、9:1v/v)中溶液を0℃まで冷却し、ホウ水素化ナトリウム(0.29g、7.65ミリモル)を添加した。反応混合物を室温まで温め、さらに8時間攪拌した。混合物を氷水でクエンチし、有機生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-オ-ルを無色液体として得(0.4g、収率95%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.87 - 7.85 (m, 2H), 7.44- 7.40 (m, 2H), 7.35 - 7.32 (m, 2H), 3.83 - 3.81 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 3.24 - 3.21 (m, 3H), 2.14 - 2.08 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
13NOS:219.07; found:220.2 (M+H)
+.
【0338】
3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタンスルホン酸プロピル
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-オ-ル(0.4g、1.82ミリモル)の乾燥ピリジン(8mL)中溶液を0℃まで冷却し、メタンスルホニルクロリド(0.43mL、5.47ミリモル)を滴加した。反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌し、氷水でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層を食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタンスルホン酸プロピルを淡黄色液体として得(0.4g、収率74%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.90 - 7.87 (m, 2H), 7.46- 7.40 (m, 2H), 7.37 - 7.31 (m, 2H), 4.42 - 4.38 (t, J = 6.1 Hz, 2H), 3.24 - 3.19 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 3.04 (s, 3H), 2.39 - 2.30 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15NO
3S
2:297.05; found:298.0 (M+H)
+.
【0339】
2-(3-アジドプロピル)-4-フェニルチアゾ-ル
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
ナトリウムアジド(263mg、4.05ミリモル)を3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタンスルホン酸プロピル(0.4g、1.35ミリモル)の乾燥DMF(8mL)中溶液に添加し、反応混合物を100℃まで2時間加熱した。混合物を室温まで冷却させ、EtOAcで希釈した。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(3-アジドプロピル)-4-フェニルチアゾ-ルをオレンジ色液体として得(0.3g、収率91%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.91 - 7.89 (m, 2H), 7.46- 7.41 (m, 2H), 7.36 - 7.31 (m, 2H), 3.49 - 3.44 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 3.20 - 3.15 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.21 - 2.12 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
12N
4S:244.08; found:245.2 (M+H)
+.
【0340】
3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
トリフェニルホスフィン(485mg、1.85ミリモル)を2-(3-アジドプロピル)-4-フェニルチアゾ-ル(0.3g、1.23ミリモル)のTHF-H
2O(10mL、8:2v/v)中溶液に0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、8時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を1.5NのHClで希釈し、水性層をCH
2Cl
2で洗浄した。水性層のpHを、10%のNaOH溶液を用いて約8〜9に調節し、有機生成物をCH
2Cl
2で抽出した。合した抽出物を食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミンを淡黄色液体として得(240mg、収率89%)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
14N
2S:218.09; found:219.2 (M+H)
+.
【0341】
N-(3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(100mg、収率70%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.40 (m, 1H), 8.17 - 8.14 (m, 1H), 7.96 - 7.94 (m, 1H), 7.80- 7.78 (m, 2H), 7.45 - 7.41 (m, 1H), 7.34 - 7.29 (m, 4H), 3.70 - 3.66 (q, J = 6.3 Hz, 2H), 3.27 - 3.23 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.29 - 2.23 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17F
3N
4O
2S:458.10; found:459.2 (M+H)
+.
【0342】
実施例71
4-(クロロメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
4-フルオロベンズアミド(2.5g、17.9ミリモル)および1,3-ジクロロアセトン(2.7g、21.6ミリモル)のEtOH-THF(20mL〜10mL)中混合物を85℃に24時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、10%のNaHCO
3溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液6〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、4-(クロロメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ルを白色固体として得た(1.2g、収率32%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.07 - 8.02 (m, 2H), 7.70 (m, 1H), 7.19 - 7.13 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 4.58 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7FClNO:211.02; found:212.0 (M+H)
+.
【0343】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
KI(3.14g、18.9ミリモル)を、4-(クロロメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル(1.0g、4.7ミリモル)の乾燥DMF(20mL)中溶液に室温で添加した。反応混合物を30分間撹拌し、EtOAcで希釈し、水、食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗2-(4-フルオロフェニル)-4-(ヨ-ドメチル)オキサゾ-ルを得た。粗生成物をDMF(20mL)中に溶解させ、シアン化ナトリウム(0.46g、9.4ミリモル)を溶液に添加した。反応混合物を室温で6時間撹拌し、水でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルを灰白色固体として得た(0.75g、収率78%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.05 - 8.00 (m, 2H), 7.73 (m, 1H), 7.20 - 7.14 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 3.73 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7FN
2O:202.05; found:203.0 (M+H)
+.
【0344】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例64ステップ4で記載されているようにして合成し(120mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
【0345】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(55mg、収率46%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.39 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.19 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.89 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 8.07 - 8.03 (m, 2H), 7.81 (s, 1H), 7.26- 7.22 (m, 2H), 3.78 - 3.75 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.97 - 2.94 (t, J = 6.9 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
4N
5O
3:447.10; found:448.2 (M+H)
+.
【0346】
実施例72
2-オキソ-2-((2-オキソ-2-フェニルエチル)アミノ)酢酸エチル
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
トリエチルアミン(36mL、262.1ミリモル)を、2-アミノアセトフェノン塩酸塩(15.0g、87.39ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(300mL)中溶液に添加し、続いてクロロオキソ酢酸エチル(10mL、87.39ミリモル)を0℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、16時間撹拌した。混合物を次いで水で希釈し、EtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液20〜30%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-オキソ-2-((2-オキソ-2-フェニルエチル)アミノ)酢酸エチルを得た(13.5g、収率66%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.09 (br s, 1H), 8.02 - 8.00 (m, 2H), 7.68 - 7.64 (m, 1H), 7.55 - 7.51 (m, 2H), 4.85 - 4.84 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 4.44 - 4.39 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.44 - 1.41 (t, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
13NO
4:235.08; found:236.2 (M+H)
+.
【0347】
5-フェニルチアゾ-ル-2-カルボン酸エチル
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
P
2S
5(25.5g、114.7ミリモル)を、2-オキソ-2-((2-オキソ-2-フェニルエチル)アミノ)酢酸エチル(13.5g、57.39ミリモル)の乾燥CHCl
3(150mL)中溶液に添加し、結果として得られた反応混合物を5時間還流加熱した。反応混合物を水でクエンチし、有機生成物をCHCl
3で抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、5-フェニルチアゾ-ル-2-カルボン酸エチルを白色固体として得た(10g、収率75%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.16 (s, 1H), 7.64 - 7.62 (m, 2H), 7.48 - 7.39 (m, 3H), 4.53 - 4.47 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.49 - 1.45 (t, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11NO
2S:233.05; found:234.0 (M+H)
+.
(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタノ-ル
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-フェニルチアゾ-ル-2-カルボン酸エチルから実施例64ステップ4で記載されているようにして合成し(3.5g、収率71%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.89 (s, 1H), 7.57 - 7.54 (m, 2H), 7.44 - 7.35 (m, 3H), 4.97 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
9NOS:191.04; found:192.2 (M+H)
+.
【0348】
2-(ブロモメチル)-5-フェニルチアゾ-ル
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
CBr
4(8.65g、26.1ミリモル)およびPh
3P(5.1g、19.6ミリモル)を、(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)メタノ-ル(2.5g、13.07ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(30mL)中溶液に0℃で添加した。結果として得られた反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物をジエチルエ-テルで希釈し、ろ過した。透明な濾液を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(ブロモメチル)-5-フェニルチアゾ-ルを得た(2g、収率60%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.89 (s, 1H), 7.57 - 7.55 (m, 2H), 7.45 - 7.36 (m, 3H), 4.76 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
8BrNS:254.95; found:256.0 (M+H)
+.
【0349】
2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
NaCN(0.46g、9.4ミリモル)を、2-(ブロモメチル)-5-フェニルチアゾ-ル(2.0g、7.87ミリモル)の乾燥EtOH(10mL)中溶液に添加した。結果として得られた反応混合物を70℃で2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮し、酢酸エチルで希釈した。有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルを白色固体として得た(350mg、収率22%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.91 (s, 1H), 7.56 - 7.54 (m, 2H), 7.46 - 7.40 (m, 3H), 4.15 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8N
2S:200.04; found:201.2 (M+H)
+.
【0350】
2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)エタンアミン
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
12N
2S:204.07; found:205.2 (M+H)
+.
【0351】
N-(2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(7mg、収率5%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.60 - 8.59 (t, J = 1.4 Hz, 1H), 8.31 - 8.28 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 8.08 - 8.05 (dt, J = 7.9 Hz, 1.3 Hz, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.72 - 7.68 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.61 - 7.59 (m, 2H), 7.43 - 7.39 (m, 2H), 7.36 - 7.32 (m, 1H), 3.85 - 3.82 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.40 - 3.36 (t, J = 6.8 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
15F
3N
4O
2S:444.09; found:445.0 (M+H)
+.
【0352】
実施例73
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパンニトリル
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
NaH(360mg、60%油中分散液)を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル(1.5g、7.42ミリモル)の乾燥THF(60mL)中溶液に0℃で5分かけて数回に分けて添加した。結果として得られた反応混合物をゆっくりと室温まで温め、1時間撹拌した。反応混合物を再度0℃まで冷却し、ヨウ化メチル(0.5mL、7.4ミリモル)の乾燥THF(10mL)中溶液を0℃で30分かけて滴加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温でさらに1時間撹拌した。反応混合物を飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、EtOAcで希釈し、さらにEtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパンニトリルを得た(360mg、収率23%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.05 - 8.02 (m, 2H), 7.71 - 7.70 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 7.19 - 7.14 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 3.97 - 3.92 (m, 1H), 1.73 - 1.72 (d, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
19FN
2O:216.07; found:216.9 (M+H)
+.
【0353】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミン
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(320mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
13FN
2O:220.10; found:220.8 (M+H)
+.
【0354】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして(95mg、収率36%)黄色固体として合成した。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.59 - 8.58 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.28 - 8.26 (dt, J = 7.8 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.17 - 8.14 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 8.09 - 8.05 (m, 2H), 7.90 (m, 1H), 7.67 - 7.63 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.14 - 7.10 (m, 2H), 3.99 - 3.93 (ddd, J = 13.2 Hz, 6.4 Hz, 4.3 Hz, 1H), 3.53 - 3.46 (ddd, J = 13.2 Hz, 8.8 Hz, 4.3 Hz, 1H), 3.19 - 3.12 (m, 1H), 1.41 - 1.39 (d, J = 7.0 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
16F
4N
4O
3:460.12; found:461.1 (M+H)
+.
【0355】
実施例74
4-(クロロメチル)-2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ル
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
1,3-ジクロロアセトン(3.65g、28.75ミリモル)を、3-フルオロベンズアミド(2g、14.37ミリモル)の乾燥トルエン(20mL)中溶液に添加した。結果として得られた反応混合物を100℃で5時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、4-(クロロメチル)-2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ルを黄色液体として得た(1.2g、収率39%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.85 - 7.83 (m, 1H), 7.77 - 7.73 (m, 2H), 7.48 - 7.41 (m, 1H), 7.20 - 7.14 (m, 1H), 4.58 (d, J = 0.9 Hz, 2H).
【0356】
2-(2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(クロロメチル)-2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ルから実施例71ステップ2で記載されているようにして合成した(0.15g、収率35%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.83 - 7.81 (m, 1H), 7.76 - 7.70 (m, 2H), 7.49 - 7.42 (m, 1H), 7.22 - 7.15 (m, 1H), 3.74 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7FN
2O:202.06; found:203.2 (M+H)
+.
【0357】
2-(2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(120mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11FN
2O:206.09; found:206.9 (M+H)
+.
【0358】
N-(2-(2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(3-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(15mg、収率9%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.39 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.19 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.90 - 8.88 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 7.84 - 7.82 (m, 2H), 7.72 - 7.69 (m, 1H), 7.54 - 7.49 (m, 1H), 7.26 - 7.21 (m, 1H), 3.79 - 3.76 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 2.98 - 2.95 (t, J = 6.9 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
4N
5O
3:447.10; found:448.0 (M+H)
+.
【0359】
実施例75
6-クロロ-5-シアノ-2-メチルニコチン酸メチル
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
5-シアノ-6-ヒドロキシ-2-メチルニコチン酸メチル(2.0g、10.41ミリモル)、POCl
3(40mL)およびPCl
5(1.08g、5.2ミリモル)の混合物を110℃に24時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮し、氷水でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、6-クロロ-5-シアノ-2-メチルニコチン酸メチルを得た(1.5g、収率68%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.48 (s, 1H), 3.96 (s, 3H), 2.90 (s, 3H).
【0360】
5-シアノ-2-メチルニコチン酸メチル
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、6-クロロ-5-シアノ-2-メチルニコチン酸メチルから実施例69ステップ1で記載されているようにして合成した(230mg、収率23%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.07 - 9.06 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.62 - 8.61 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 3.87 (m, 3H), 2.78 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
8N
2O
2:176.06; found:176.7 (M+H)
+.
【0361】
5-シアノ-2-メチルニコチン酸
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-2-メチルニコチン酸メチルから実施例69ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(175mg、収率83%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.78 (br s, 1H), 9.02 - 9.01 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.56 - 8.55 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 2.78 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
6N
2O
2:162.04; found:160.6 (M-H)
-.
【0362】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-5-シアノ-2-メチルニコチンアミド
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-シアノ-2-メチルニコチン酸ぁら実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(200mg、収率46%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.81 (m, 1H), 8.00 - 7.99 (m, 1H), 7.70 - 7.67 (m, 2H), 7.50 - 7.46 (m, 1H), 7.41 - 7.37 (m, 3H), 3.81 - 3.79 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 2.81 (s, 3H), 1.57 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
19ClN
4OS:410.10; found:411.1 (M+H)
+.
【0363】
5-((2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)カルバモイル)-6-メチルニコチノヒドラゾン酸
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-2-メチルニコチン酸メチルから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(200mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.71 - 8.70 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.04 - 8.03 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.93 - 7.91 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.73 (s, 1H), 7.40 - 7.38 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 3.76 (s, 2H), 2.50 (br s, 3H), 1.58 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
22ClN
5O
2S:443.12; found:444.1 (M+H)
+.
【0364】
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-2-メチル-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-((2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)カルバモイル)-6-メチルニコチノヒドラゾン酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(20mg、収率9%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 9.14 - 9.13 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.34 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.93 - 7.91 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.35 - 7.33 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.80 (s, 2H), 2.58 (br s, 3H), 1.60 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19ClF
3N
5O
2S:521.09; found:522.1 (M+H)
+.
【0365】
実施例76
2-メチル-2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリル
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにしてヨ-ドメタンを使用して合成した(200mg、収率58%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.90 (s, 1H), 7.56 - 7.54 (m, 2H), 7.45 - 7.37 (m, 3H), 1.90 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
12N
2S:228.07.10; found:228.8 (M+H)
+.
2-メチル-2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(70mg、収率34%)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
16N
2S:232.10; found:233.2 (M+H)
+.
【0366】
N-(2-メチル-2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(5-フェニルチアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(20mg、収率17%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.55 (m, 1H), 8.29 - 8.27 (m, 1H), 8.03 - 8.01 (m, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.71 - 7.67 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.63 - 7.61 (m, 2H), 7.43 - 7.39 (m, 2H), 7.35 - 7.32 (m, 1H), 3.75 (s, 2H), 1.56 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
2S:472.12; found:473.1 (M+H)
+.
【0367】
実施例77
2-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)アセトニトリル
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
NaCN(1.1g、22.26ミリモル)を、3-フェニル臭化ベンジル(5.0g、20.23ミリモル)の乾燥DMF(100mL)中溶液に添加した。結果として得られた反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いで水でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)アセトニトリルを得た(3.8g、収率97%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.61 - 7.56 (m, 4H), 7.50 - 7.45 (m, 3H), 7.42 - 7.36 (m, 1H), 7.34 - 7.31 (m, 1H), 3.83 (s, 2H).
【0368】
4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして2-ブロモエチルエ-テルを用いて合成した(0.5g、73%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.72 - 7.71 (m, 1H), 7.62 - 7.57 (m, 3H), 7.51 - 7.45 (m, 4H), 7.42 - 7.37 (m, 1H), 4.15 - 4.10 (m, 2H), 3.99 - 3.91 (m, 2H), 2.28 - 2.20 (m, 4H).
(4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして淡黄色油状物として得た(230mg、収率46%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 7.66 - 7.63 (m, 2H), 7.53 - 7.41 (m, 5H), 7.37 - 7.31 (m, 2H), 3.70 - 3.65 (m, 2H), 3.43 - 3.37 (m, 2H), 2.68 (s, 2H), 2.11 - 2.05 (m, 2H), 1.87 - 1.79 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
18H
21NO:267.16; found:267.9 (M+H)
+.
N-((4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(110mg、収率56%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.28 (s, 1H), 8.23 - 8.21 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.86 - 7.84 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.58 - 7.55 (m, 6H), 7.45 - 7.37 (m, 4H), 5.85 - 5.82 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 3.96 - 3.91 (m, 2H), 3.79 - 3.78 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 3.74 - 3.69 (m, 2H), 2.27 - 2.22 (m, 2H), 2.10 - 2.04 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
28H
24F
3N
3O
3:507.18; found:508.1 (M+H)
+.
【0369】
実施例78
N-((4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(95mg、収率48%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.40 (br s, 1H), 8.97 (br s, 1H), 8.61 - 8.60 (t, J = 1.9 Hz, 1H), 7.58 - 7.55 (m, 5H), 7.46 - 7.43 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 7.39 - 7.35 (m, 2H), 5.89 - 5.86 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 3.96 - 3.92 (m, 2H), 3.82 - 3.81 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.74 - 3.68 (m, 2H), 2.29 - 2.23 (m, 2H), 2.09 - 2.03 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
27H
23F
3N
4O
3:508.17; found:507.2 (M-H)
-.
【0370】
実施例79
2-(4-フルオロフェニル)-4-(ヨ-ドメチル)オキサゾ-ル
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
KI(3.14g、18.9ミリモル)を4-クロロメチル-2-(4-フルオロフェニル)-オキサゾ-ル(1g、4.7ミリモル)の乾燥DMF(10mL)中溶液に室温で添加した。結果として得られた反応混合物を30分間撹拌し、次いでEtOAcで希釈した。混合物をEtOAcで抽出し、合した抽出物を水、および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(4-フルオロフェニル)-4-(ヨ-ドメチル)オキサゾ-ル(1.2g、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.05 - 8.00 (m, 2H), 7.68 (s, 1H), 7.17 - 7.11 (m, 2H), 4.33 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7FINO:302.96; found:304.0 (M+H)
+.
【0371】
4-(アジドメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-フルオロフェニル)-4-(ヨ-ドメチル)オキサゾ-ル(1.2g、3.96ミリモル)の乾燥DMF(10mL)中溶液を、ナトリウムアジド(515mg、7.9ミリモル)に添加し、反応混合物を70℃に8時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却させ、EtOAcで希釈した。混合物をEtOAcで抽出し、合した抽出物を水、および食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、4-(アジドメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル(0.73g、収率85%)を淡オレンジ色液体として得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.04 - 8.01 (m, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.16 - 7.12 (m, 2H), 4.34 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7FN
4O:218.06; found:219.2 (M+H)
+.
【0372】
(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)メタンアミン
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
4-(アジドメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル(0.5g、2.3ミリモル)のTHF-H
2O(15mL、8:2 v/v)中溶液を0℃まで冷却し、トリフェニルホスフィン(892mg、3.4ミリモル)を添加した。反応混合物を室温まで温め、次いで4時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を1.5NのHClで希釈した。水性層をCH
2Cl
2で洗浄し、次いで10%のNaOH溶液を用いて水性層のpHを約8〜9に調節した。有機生成物をCH
2Cl
2で抽出し、有機層を食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)メタンアミンを淡黄色液体として得(330mg、収率75%)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.01 - 7.98 (m, 2H), 7.94 (s, 1H), 7.38 - 7.34 (m, 2H), 3.65 (d, J = 1.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
9FN
2O:192.07; found:193.2 (M+H)
+.
【0373】
N-((2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(65mg、収率26%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 - 9.32 (m, 1H), 8.60 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.25 - 8.19 (m, 2H), 8.12 (m, 1H), 8.04 - 8.00 (m, 2H), 7.77 - 7.73 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.41 - 7.36 (m, 2H), 4.48 - 4.47 (d, J = 5.2 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
12F
4N
4O
3:432.08; found:433.2 (M+H)
+.
【0374】
実施例80
4-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリル
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルおよび2-クロロ-N-(2-クロロエチル)-N-メチルエタンアミン塩酸塩から実施例16ステップ1bで記載されているようにして合成した(430mg、収率30%)。
1H NMR (300MHz, DMSO-d
6) δ 8.30 (s, 1H), 8.05 - 8.00 (m, 2H), 7.41 - 7.35 (m, 2H), 2.83 - 2.79 (m, 2H), 2.26 - 2.18 (m, 7H), 2.04 - 1.94 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
16FN
3O:285.13; found:286.2 (M+H)
+.
【0375】
(4-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミン
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(170mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
20FN
3O:289.16; found:290.2 (M+H)
+.
【0376】
N-((4-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(50mg、収率24%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.55 (s, 1H), 8.29 - 8.27 (m, 1H), 8.13 - 8.05 (m, 3H), 7.67 - 7.62 (m, 2H), 7.17 - 7.13 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 3.85 - 3.84 (m, 2H), 3.14 - 3.00 (m, 4H), 2.67 (m, 3H), 2.43 - 2.42 (m, 2H), 2.24 - 2.23 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23F
4N
5O
3:529.17; found:530.2 (M+H)
+.
【0377】
実施例81
4-(クロロメチル)-2-フェニルオキサゾ-ル
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1,3-ジクロロアセトンおよびベンズアミドから実施例71ステップ1で記載されているようにして白色固体として合成した(65g、収率68%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.06 - 8.04 (m, 2H), 7.72 (m, 1H), 7.49 - 7.46 (m, 3H), 4.59 (d, J = 1.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
8ClNO:193.03; found:194.2 (M+H)
+.
【0378】
2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(クロロメチル)-2-フェニルオキサゾ-ルから実施例71ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(24g、収率50%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.04 - 8.01 (m, 2H), 7.74 (t, J = 1.2 Hz, 1H), 7.49 - 7.46 (m, 3H), 3.74 (d, J = 1.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8N
2O:184.06; found:185.2 (M+H)
+.
【0379】
2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロパンニトリル
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用し、実施例1ステップ2で記載されているようにして黄色固体として合成した(18g、収率65%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.06 - 8.03 (m, 2H), 7.68 (s, 1H), 7.48 - 7.46 (m, 3H), 1.77 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
12N
2O:212.09; found:213.2 (M+H)
+.
【0380】
2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミン
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(16.2g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
16N
2O:216.13; found:217.2 (M+H)
+.
【0381】
N-(2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(15g、収率44%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.66 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.29 - 8.26 (m, 2H), 8.20 - 8.17 (dt, J = 8.0 Hz, 1.2 Hz, 1H), 8.09 - 8.06 (m, 2H), 7.68 - 7.64 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.47- 7.40 (m, 3H), 3.66 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 1.43 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
3:456.14; found:457.2 (M+H)
+.
【0382】
実施例82
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用し、実施例1ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(15g、収率66%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.07 - 8.02 (dd, J = 8.9 Hz, 5.4 Hz, 2H), 7.66 (s, 1H), 7.19 - 7.13 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 1.76 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11FN
2O:230.09; found:231.2 (M+H)
+.
【0383】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(14g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 8.07 - 8.03 (dd, J = 8.9 Hz, 5.4 Hz, 2H), 7.73 (s, 1H), 7.26 - 7.20 (m, 2H), 2.85 (s, 2H), 1.31 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15FN
2O:234.12; found:235.2 (M+H)
+.
【0384】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチル-N-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンジル)プロパン-1-アミン
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(197mg、0.9ミリモル)を、3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアルデヒド(150mg、0.62ミリモル)および2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン(150mg、0.64ミリモル)の乾燥DCE(2mL)中溶液に0℃、窒素雰囲気下で添加し、室温で8時間撹拌した(TLCによりモニタリング、石油エ-テル/EtOAc6:4)。反応混合物を10%のNaHCO
3溶液で慎重にクエンチし、有機生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を食塩水で洗浄し、無水Na
2SO上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチル-N-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンジル)プロパン-1-アミンを得た(50mg、収率18%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.01 (m, 2H), 7.96 - 7.92 (m, 3H), 7.67 (s, 1H), 7.54 - 7.52 (m, 1H), 7.49 - 7.45 (m, 1H), 7.20 - 7.15 (m, 1H), 3.82 (s, 2H), 2.76 (s, 2H), 1.32 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
20F
4N
4O
2:460.15; found:461.2 (M+H)
+.
【0385】
実施例83
4-フェニルチアゾ-ル-2(3H)-オン
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
2-ブロモアセトフェノン(5g、0.0251モル)、チオシアン酸カリウム(8.6g、0.088モル)およびヨウ化カリウム(0.25g、0.0015モル)の乾燥DMF(25mL)中懸濁液を80℃まで2時間加熱した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固し、残留物を氷酢酸(25mL)中に溶解させ、50%の水性H
2SO
4をそれに添加した。反応混合物を100℃まで10分間加熱した。反応混合物を氷水中に注ぎ、形成された沈殿をろ過し、減圧下で乾燥して、4-フェニルチアゾ-ル-2(3H)-オンを褐色固体として得(3.3g、収率75%)、これは最後までさらに精製しなかった。
【0386】
2-ブロモ-4-フェニルチアゾ-ル
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
4-フェニルチアゾ-ル-2(3H)-オン(300mg、1.7ミリモル)およびPOBr
3(4.85g、17.0ミリモル)の混合物を100℃まで密閉管中で10時間加熱した。反応混合物を氷水中に注ぎ、有機生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-により精製して(シリカ60〜120メッシュ、溶離液1%石油エ-テル中EtOAc)、2-ブロモ-4-フェニルチアゾ-ルを淡褐色液体として得た(300mg、収率73%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.88 - 7.85 (m, 2H), 7.46 - 7.35 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
6BrNS:240.94; found:242.0 (M+H)
+.
【0387】
3-(4,4-ジブロモブト-3-エン-1-イル)ベンゾニトリル
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
テトラブチル塩化アンモニウム(6.0g、21.83ミリモル)および重炭酸ナトリウム(4.5g、54.5ミリモル)を乾燥DMF(15mL)中に溶かし、0℃まで冷却し、3-ヨ-ドベンゾニトリル(5.0g、21.83ミリモル)を添加した。アリルアルコ-ル(2.2mL、32.7ミリモル)を反応混合物に添加し、続いて触媒量のPd(OAc)
2(146mg、0.65ミリモル)を添加し、混合物を0℃で30分間撹拌した。反応混合物を室温でゆっくりと温め、2時間さらに撹拌した。反応混合物を水で希釈し、有機生成物をエ-テルで抽出した。合した抽出物を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、粗生成物アルデヒドを得た。粗アルデヒド(5.0g、31.4ミリモル)を四臭化炭素(20.8g、62.8ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(32.8g、125ミリモル)のCH
2Cl
2(100mL)中冷溶液に0℃で添加した。同じ温度を維持しながら、反応混合物をさらに2時間撹拌した。混合物を次いでヘキサンで希釈し、形成された沈殿をろ過した。透明なろ液を濃縮して、粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(4,4-ジブロモブト-3-エン-1-イル)ベンゾニトリルを褐色油状物として得た(2.25g、全収率33%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.66 - 7.63 (dt, J = 7.7 Hz, 1.3 Hz, 1H), 7.55 - 7.49 (m, 2H), 7.44 - 7.42 (m, 1H), 6.42 - 6.37 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 2.81 - 2.76 (m, 2H), 2.46 - 2.39 (q, J = 7.4 Hz, 2H).
【0388】
3-(ブト-3-イン-1-イル)ベンゾニトリル
【化309】
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ナトリウムビス(トリメチルシリル)アミド(10.7mL、10.7ミリモル、THF中1M)を、3-(4,4-ジブロモブト-3-エン-1-イル)ベンゾニトリル(2.25g、7.14ミリモル)の乾燥THF(45mL)中溶液に-60℃で滴加した。同じ温度を維持しながら、反応混合物をさらに0.5時間撹拌した。混合物を次いで-70℃に冷却し、n-BuLi(8.9mL、14.3ミリモル、ヘキサン中1.6M)を滴加した。反応混合物を0.5時間撹拌し、飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合した抽出物を減圧下で濃縮して、3-(ブト-3-イン-1-イル)ベンゾニトリル(600mg、収率54%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.55 (m, 1H), 7.53 - 7.51 (m, 1H), 7.48 - 7.39 (m, 2H), 2.90 - 2.85 (m, 2H), 2.54 - 2.48 (td, J = 7.2 Hz, 2.6 Hz, 2H), 2.01 - 1.99 (t, J = 2.6 Hz, 1H).
【0389】
3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブト-3-イン-1-イル)ベンゾニトリル
【化310】
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3-(ブト-3-イン-1-イル)ベンゾニトリル(462mg、2.98ミリモル)および2-ブロモ-4-フェニルチアゾ-ル(650mg、2.71ミリモル)を乾燥DMF(20mL)中に溶解させ、窒素ガスで15分間パ-ジした。Et
3N(1.9mL、13.5ミリモル)を反応混合物に添加し、続いて触媒量のヨウ化銅(51mg、0.27ミリモル)およびPd(PPh
3)
4(115mg、0.1ミリモル)を添加した。反応混合物を室温で12時間撹拌し、次いで水でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物を減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液15〜20%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブト-3-イン-1-イル)ベンゾニトリルを淡黄色固体として得た(430mg、収率50%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.92 - 7.90 (m, 2H), 7.59 - 7.52 (m, 3H), 7.47 - 7.33 (m, 5H), 3.04 - 2.99 (m, 2H), 2.83 - 2.78 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
14N
2S:314.09; found:315.2 (M+H)
+.
【0390】
3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブチル)ベンゾニトリル
【化311】
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10%木炭上パラジウム(215mg)を、3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブト-3-イン-1-イル)ベンゾニトリル(430mg、1.37ミリモル)のエタノ-ル(15mL)中溶液に添加し、反応混合物を約2kgのH
2圧力下に48時間置いた。セライト床を通して反応混合物をろ過し、EtOAcでよく洗浄した。溶媒を減圧下で濃縮して、3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブチル)ベンゾニトリルを無色粘稠性液体として得た(330mg、76%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.90 - 7.87 (m, 2H), 7.50 - 7.33 (m, 8H), 3.13 - 3.08 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.75 - 2.70 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 1.93 - 1.85 (m, 2H), 1.83 - 1.75 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
18N
2S:318.12; found:319.2 (M+H)
+.
【0391】
N’-ヒドロキシ-3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブチル)ベンズイミドアミド
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブチル)ベンゾニトリルから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(290mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 9.55 (s, 1H), 7.92 - 7.90 (m, 2H), 7.51 - 7.39 (m, 5H), 7.33 - 7.18 (m, 3H), 5.74 (br s, 2H), 3.07 - 3.02 (t, J = 6.9Hz, 2H), 2.67 - 2.62 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 1.80 - 1.67 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
21N
3OS:351.14; found:352.2 (M+H)
+.
3-(3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブチル)フェニル)-5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル
【化313】
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この化合物を、N’-ヒドロキシ-3-(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)ブチル)ベンズイミドアミドから実施例1ステップ5で記載されているようにして黄色液体として合成した(70mg、収率20%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.96 - 7.95 (m, 2H), 7.90 - 7.88 (m, 2H), 7.47 - 7.40 (m, 4H), 7.36 - 7.31 (m, 2H), 3.15 - 3.12 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 2.81 - 2.77 (t, J = 7.5 Hz, 2H), 1.95 - 1.90 (m, 2H), 1.88 - 1.82 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
18F
3N
3OS:429.11; found:430.2 (M+H)
+.
【0392】
実施例84
2-ジアゾ-1-フェニルエタノン
【化314】
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DBU(7.5mL、50.2ミリモル)を、2-ブロモ-1-フェニルエタノン(2.0g、10.05ミリモル)およびN,N’-ビス(p-トルエンスルホニル)ヒドラジン(6.8g、20.1ミリモル)の乾燥THF(30mL)中溶液に0℃で滴加した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、水性飽和NaHCO
3溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-ジアゾ-1-フェニルエタノン(1.2g、収率82%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.78 - 7.76 (m, 2H), 7.56 - 7.53 (m, 1H), 7.48 - 7.43 (m, 2H), 5.91 (s, 1H).
【0393】
2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
BF
3.Et
2O(1.1mL、8.5ミリモル)を、マロノニトリル(2.26g、34.2ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(20mL)中溶液に0℃でで滴加し、続いてDCM(5mL)中2-ジアゾ-1-フェニルエタノン(0.5g、3.4ミリモル)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで水性10%のNaOH溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液5〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)アセトニトリルを褐色固体として得た(200mg、収率32%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.66 - 7.63 (m, 2H), 7.47 - 7.38 (m, 3H), 7.32 (s, 1H), 4.02 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8N
2O:184.06; found:185.2 (M+H)
+.
【0394】
2-メチル-2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)プロパンニトリル
【化316】
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この化合物を、2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用し、実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(150mg、収率65%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.66 - 7.64 (m, 2H), 7.47 - 7.36 (m, 3H), 7.29 (s, 1H), 1.88 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
12N
2O:212.10; found:213.2 (M+H)
+.
【0395】
2-メチル-2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン
【化317】
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この化合物を、2-メチル-2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
16N
2O:216.13; found:217.2 (M+H)
+.
【0396】
N-(2-メチル-2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(5-フェニルオキサゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして黄色粘稠性液体として合成した(18mg、収率10%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.50 - 8.49 (t, J = 1.8 Hz, 1H), 8.28 - 8.25 (dt, J = 7.8 Hz, 1.4 Hz, 1H), 8.00 - 7.98 (dt, J = 7.8 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.68 - 7.64 (m, 3H), 7.39 - 7.36 (m, 3H), 7.32 - 7.27 (m, 1H), 4.58 (s, 2H), 1.54 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
3:456.14; found:457.2 (M+H)
+.
【0397】
実施例85
2-フェニルチアゾ-ル-5-カルボン酸エチル
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
エチル-3-エトキシアクリレ-ト(4.0g、27.7ミリモル)をジオキサン-H
2O(30ml、1:1v/v)中に溶解させ、-10℃まで冷却した。N-ブロモスクシンイミド(5.43g、30.5ミリモル)をこの溶液に添加し、反応混合物を室温まで温め、さらに1時間撹拌した。チオベンズアミド(3.8g、27.7ミリモル)を次いで添加し、反応混合物をさらに80℃まで1時間加熱した。反応混合物を次いで室温まで冷却し、水性アンモニア溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-フェニルチアゾ-ル-5-カルボン酸エチルを黄色固体として得た(1.1g、収率17%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.43 (s, 1H), 8.01 - 7.98 (m, 2H), 7.48 - 7.48 (m, 3H), 4.44 - 4.37 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 1.44 - 1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11NO
2S:233.05; found:234.0 (M+H)
+.
【0398】
(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)メタノ-ル
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-フェニルチアゾ-ル-5-カルボン酸エチルから実施例1ステップ3で記載されているようにして黄色固体として合成した(390mg、収率95%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.95 - 7.92 (m, 2H), 7.71 (s, 1H), 7.46 - 7.43 (m, 3H), 4.91 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
9NOS:191.04; found:192.2 (M+H)
+.
【0399】
5-(ブロモメチル)-2-フェニルチアゾ-ル
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)メタノ-ル(390mg、2.03ミリモル)を乾燥CH
2Cl
2(10mL)中に溶解させ、0℃に冷却した。トリフェニルホスフィン(800mg、3.05ミリモル)を次いで添加し、続いて四臭化炭素(1.35g、4.07ミリモル)を添加した。反応混合物を室温まで温め、1時間撹拌した。反応混合物を次いで減圧下で濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液5%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、5-(ブロモメチル)-2-フェニルチアゾ-ルを淡黄色固体として得た(250mg、収率48%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.95 - 7.92 (m, 2H), 7.80 (s, 1H), 7.46 - 7.45 (m, 3H), 4.77 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
8BrNS:254.95; found:256.0 (M+H)
+.
【0400】
2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)アセトニトリル
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
KCN(154mg、2.36ミリモル)を、5-(ブロモメチル)-2-フェニルチアゾ-ル(400mg、1.57ミリモル)の乾燥DMF(10mL)中溶液に添加した。結果として得られた反応混合物を室温で10時間撹拌した。混合物を次いで水でクエンチし、有機生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液20%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)アセトニトリルを白色固体として得た(230mg、収率73%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.94 - 7.90 (m, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.47 - 7.45 (m, 3H), 3.98 (d, J = 1.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8N
2S:200.05; found:201.2 (M+H)
+.
【0401】
2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)エタンアミン
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(150mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
12N
2S:204.08; found:205.2 (M+H)
+.
【0402】
N-(2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして灰白色固体として合成した(35mg、収率27%)。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.61 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.32 - 8.29 (dt, J = 7.8 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.09 - 8.06 (dt, J = 7.8 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.90 - 7.88 (m, 2H), 7.73 - 7.69 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.47 - 7.45 (m, 3H), 3.75 - 3.71 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.28 - 3.25 (t, J = 6.8 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
15F
3N
4O
2S:444.09; found:445.0 (M+H)
+.
【0403】
実施例86
2-メチル-2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)プロパンニトリル
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用し、実施例1ステップ2で記載されているようにして黄色液体として合成した(210mg、収率80%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.93 - 7.90 (m, 2H), 7.79 (s, 1H), 7.47 - 7.45 (m, 3H), 1.86 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
12N
2S:228.07; found:229.2 (M+H)
+.
【0404】
2-メチル-2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミン
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
16N
2S:232.10; found:233.2 (M+H)
+.
【0405】
N-(2-メチル-2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(2-フェニルチアゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(70mg、収率51%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.55 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 8.29 - 8.26 (dt, J = 7.9 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.03 - 8.01 (dt, J = 7.8 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.91 - 7.88 (m, 2H), 7.70 - 7.66 (m, 2H), 7.47 - 7.45 (m, 3H), 3.64 (s, 2H), 1.53 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
3N
4O
2S:472.12; found:473.2 (M+H)
+.
【0406】
実施例87
N-((4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(50mg、収率23%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.54 - 8.51 (m, 1H), 8.39 (m, 1H), 8.18 - 8.16 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.04 - 8.02 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.91- 7.89 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.69 - 7.65 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.52 - 7.49 (m, 3H), 3.49 - 3.48 (m, 2H), 2.66 - 2.63 (m, 2H), 2.31 - 2.28 (m, 2H), 2.12 - 2.04 (m, 5H), 1.90 - 1.84 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23ClF
3N
5O
2S:561.12; found:562.0 (M+H)
+.
【0407】
実施例88
1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ル
【化329】
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CsF(400mg、2.6ミリモル)を、5-ブロモチオフェン-2-カルボアルデヒド(5.0g、26.17ミリモル)の乾燥1,2-ジメトキシエタン(20mL)中溶液に添加し、続いてトリフルオロメチルトリメチルシラン(4.6mL、31.4ミリモル)を0℃で滴加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、1.5NのHClでクエンチし、さらに30分間撹拌した。粗生成物をCH
2Cl
2で抽出した。合した抽出物を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液5〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルを得た(4g、収率59%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.01 (m, 1H), 6.95 (m, 1H), 5.23 - 5.18 (q, J = 5.9 Hz, 1H), 3.07 (br s, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
6H
4BrF
3OS:261.91; found:260.7 (M-1)
-.
【0408】
1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン
【化330】
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この化合物を、1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして合成した(0.8g、収率42%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.72 - 7.71 (m, 1H), 7.24 - 7.23 (d, J = 4.3 Hz, 1H).
【0409】
3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン(0.8g、3.09ミリモル)および3-カルボキシフェニルボロン酸(0.5g、3.01ミリモル)をDMF(10mL)中に溶解させ、溶液をアルゴンで10分間パ-ジした。Na
2CO
3(0.65g、6.17ミリモル)の2M水溶液および触媒的Pd(PPh
3)
4(178mg、0.15ミリモル)を反応混合物に添加し、90℃まで10時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水で希釈し、1.5NのHClでpH約6まで酸性化した。粗生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をジエチルエ-テルで摩砕して、3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸(700mg、収率79%)を得た。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.35 (br s, 1H), 8.31- 8.30 (m, 1H), 8.16 - 8.11 (m, 2H), 8.04 - 8.02 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.93 - 7.92 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 7.67 - 7.63 (t, J = 7.8 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
7F
3O
3S:300.01; found:299.0 (M-1)
-.
【0410】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ベンズアミド
【化332】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(8mg、収率5%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.53 - 8.50 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 8.21 (m, 1H), 8.17 - 8.16 (m, 1H), 8.03 - 7.98 (m, 4H), 7.93 - 7.91 (m, 1H), 7.88 - 7.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 7.63 - 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.34 - 7.30 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.52 - 3.50 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 1.29 (s, 6H).
【0411】
実施例89
5-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ニコチン酸
【化333】
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この化合物を、1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノンおよび5-ボロノニコチン酸から実施例88ステップ3で記載されているようにして合成した(470mg、収率82%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.74 (br s, 1H), 9.30 - 9.29 (s, 1H), 9.11 - 9.10 (m, 1H), 8.59 - 8.58 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 8.20 - 8.19 (m, 1H), 8.07 - 8.05 (m, 1H).
【0412】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ニコチンアミド
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(45mg、収率26%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 9.21 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.01 (s, 1H), 8.66 - 8.60 (m, 1H), 8.52 - 8.51 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 8.21 - 8.20 (m, 1H), 8.02 - 7.98 (m, 4H), 7.36 - 7.30 (m, 2H), 3.53 - 3.52 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 1.30 (s, 6H).
【0413】
実施例90
【0414】
N-((4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ベンズアミド
【化335】
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この化合物を、(4-(2-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(8.5mg、収率4%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.54 (m, 1H), 8.14 - 8.13 (m, 2H), 8.00 - 7.86 (m, 4H), 7.82 - 7.77 (m, 1H), 7.70 (m, 1H), 7.60 - 7.56 (m, 1H), 7.48 - 7.46 (m, 2H), 3.50 (m, 2H), 3.39-3.17 (m, 4H), 2.57 (m, 3H), 2.43 (m, 2H), 2.08 (m, 2H).
【0415】
実施例91
5-シアノ-2-フルオロ安息香酸
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
水(3.5mL)中NaH
2PO
4(87mg、0.724ミリモル)を、5-シアノ-2-フルオロベンズアルデヒド(500mg、3.35ミリモル)のアセトニトリル(7mL)中溶液に添加し、続いて30%のH
2O
2(0.31mL)を添加した。水(3.5mL)中亜塩素酸ナトリウム(434mg、4.8ミリモル)をこの反応混合物に0℃で滴加した。混合物を室温で1時間撹拌し、水性亜硫酸ナトリウム溶液で0℃にてクエンチし、次いで1.5NのHCl溶液で酸性化した。水溶液をEtOAcで抽出し、合した抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、5-シアノ-2-フルオロ安息香酸を得た(500mg、収率90%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.79 (br s, 1H), 8.30 - 8.27 (dd, J = 6.6 Hz, 2.2 Hz, 1H), 8.17 - 8.12 (ddd, J = 8.6 Hz, 4.4 Hz, 2.3 Hz, 1H), 7.60 - 7.53 (dd, J = 10.5 Hz, 8.8 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
4FNO
2:165.02; found:163.6 (M-H)
-.
【0416】
2-フルオロ-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-2-フルオロ安息香酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(400mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.72 (br s, 1H), 11.43 (br s, 1H), 10.39 (br s, 2H), 8.24 - 8.22 (m, 1H), 8.04 - 8.01 (m, 1H), 7.61 - 7.56 (t, J = 9.6 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
7FN
2O
3:198.04; found:198.8 (M+H)
+.
【0417】
2-フルオロ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-フルオロ-5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)安息香酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(130mg、収率23%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.72 (br s, 1H), 8.51 - 8.48 (dd, J = 6.9 Hz, 2.3 Hz, 1H), 8.33 - 8.29 (m, 1H), 7.62 - 7.55 (dd, J = 10.2 Hz, 8.9 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
4F
4N
2O
3:276.02; found:274.8 (M-H)
-.
【0418】
2-フルオロ-N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化339】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび2-フルオロ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして黄色粘稠性液体として合成した(75mg、収率32%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.46 - 8.43 (dd, J = 6.8 Hz, 2.3 Hz, 1H), 8.29 - 8.25 (ddd, J = 8.7 Hz, 4.8 Hz, 2.4 Hz, 1H), 8.09 - 8.05 (dd, J = 9.0 Hz, 5.3 Hz, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.47 - 7.42 (dd, J = 10.3 Hz, 8.8 Hz, 1H),7.25 - 7.20 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 3.67 (s, 2H), 1.41 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
17F
5N
4O
3:492.12; found:493.2 (M+H)
+.
【0419】
実施例92
2-スチリルオキサゾ-ル-4-カルボン酸(E)-エチル
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
エチルブロモピルビン酸塩(10mL、81.55ミリモル)を、3-フェニルアクリルアミド(5g、33.97ミリモル)およびNaHCO
3(11.42g、135.89ミリモル)の無水THF(120mL)中溶液に0℃で滴加した。反応混合物を23時間還流加熱した。混合物を次いで、セライトを通してろ過し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を無水THF(80mL)中に溶解させ、無水トリフルオロ酢酸(37mL)を0℃で滴加した。反応混合物を室温で10時間撹拌し、飽和NaHCO
3溶液で0℃にてクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-スチリルオキサゾ-ル-4-カルボン酸(E)-エチルを灰白色固体として得た(4.22g、収率51%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.21 (s, 1H), 7.66 - 7.61 (d, J = 16.4 Hz, 1H), 7.56 - 7.52 (m, 2H), 7.44 - 7.36 (m, 3H), 7.00 - 6.94 (d, J = 16.4 Hz, 1H), 4.46 - 4.39 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.44 - 1.39 (t, J = 7.0 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
13NO
3:243.09; found:243.8 (M+H)
+.
【0420】
2-ホルミルオキサゾ-ル-4-カルボン酸エチル
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
OsO
4[10mL、0.41ミリモル、H
2O中4%]を、2-スチリルオキサゾ-ル-4-カルボン酸(E)-エチル(4g、16.44ミリモル)およびトリメチルアミンN-オキシド(1.84g、24.5ミリモル)のアセトン-H
2O(88mL;10:1 v/v)中溶液に滴加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液50%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、中間体(1.5g、5.41ミリモル)を得、これを無水ベンゼン(30mL)中に溶解させた。K
2CO
3(0.85g、6.17ミリモル)を反応混合物に添加し、続いてPb(OAc)
4(2.73g、6.17ミリモル)を添加した。反応混合物を室温で20分間撹拌し、次いで飽和NaHCO
3溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液30%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-ホルミルオキサゾ-ル-4-カルボン酸エチルを灰白色固体として得た(0.65g、全収率24%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 9.84 (s, 1H), 8.43 (s, 1H), 4.49 - 4.44 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.45 - 1.41 (t, J = 7.0 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
7NO
4:169.04; found:169.8 (M+H)
+.
【0421】
2-シアノオキサゾ-ル-4-カルボン酸エチル
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
2-ホルミルオキサゾ-ル-4-カルボン酸エチル(650mg、3.84ミリモル)のメタノ-ル(25mL)中溶液を0℃まで冷却し、50%の水性ヒドロキシルアミン(0.22mL、7.68ミリモル)を滴加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去し、得られた粗生成物(0.52g)をDMF(20mL)中に溶解させた。T
3P(3.4mL、5.65ミリモル;EtOAc中50%)を反応混合物に添加し、100℃まで2時間加熱した。反応混合物を飽和NaHCO
3溶液でクエンチし、有機生成物をEtOAcで抽出した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-シアノオキサゾ-ル-4-カルボン酸エチルを灰白色固体として得た(0.34g、収率53%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.39 (s, 1H), 4.48 - 4.41 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.44 - 1.39 (t, J = 7.0 Hz, 3H).
【0422】
2-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸エチル
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-シアノオキサゾ-ル-4-カルボン酸エチルから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(500mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
9N
3O
4:199.06; found:199.8 (M+H)
+.
【0423】
2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸エチル
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸エチルから実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(50mg、収率7%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.49 (s, 1H), 4.49 - 4.44 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.45 - 1.41 (t, J = 7.0 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
6F
3N
3O
4:277.03; found:277.9 (M+H)
+.
【0424】
2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸エチルから実施例43ステップ2で記載されているようにして灰白色固体として合成した(25mg、56%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.65 (br s, 1H), 9.18 (s, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
7H
2F
3N
3O
4:249.00; found:248.0 (M-H)
-.
【0425】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)オキサゾ-ル-4-カルボキサミド
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび2-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(6mg、収率13%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.88 - 8.86 (m, 1H), 8.49 (s, 1H), 8.25 - 8.21 (m, 2H), 7.46 (s, 1H), 7.23 - 7.19 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.62 - 3.60 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 1.39 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
15F
4N
5O
4:465.11; found:466.1 (M+H)
+.
【0426】
実施例93
1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-カルボン酸メチル
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
2-ブロモ-1-メチル-1H-イミダゾ-ル-5-カルボン酸メチル(1g、4.56ミリモル)およびフェニルボロン酸(0.67g、5.48ミリモル)をトルエン-EtOH(80mL、5:3v/v)中に溶解させ、溶液をアルゴンで10分間パ-ジした。K
2CO
3(10mL、2M溶液)および触媒PdCl
2(dppf)(82mg、0.12ミリモル)を添加し、反応混合物を100℃まで1時間加熱した。反応混合物を次いで室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残留物を水で希釈し、EtOAcで洗浄した。1.5NのHClを用いて水性層をpH約6に酸性化し、粗生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液35-45%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-カルボン酸メチルを淡黄色固体として得た(800mg、収率81%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.86 (s, 1H), 7.63 - 7.61 (m, 2H), 7.51 - 7.48 (m, 3H), 3.96 (s, 3H), 3.89 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
12N
2O
2:216.09; found:2168.8 (M+H)
+.
【0427】
(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)メタノ-ル
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-カルボキシレ-トから実施例1ステップ3で記載されているようにして白色固体として得た(600mg、収率86%)。
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 7.60 - 7.57 (m, 2H), 7.50 - 7.48 (m, 3H), 7.00 (s, 1H), 4.64 (s, 2H), 3.72 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
12N
2O:188.09; found:188.8 (M+H)
+.
【0428】
5-(クロロメチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル塩酸塩
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)メタノ-ル(0.600g、3.19ミリモル)の乾燥SOCl
2(11mL)中溶液を、80℃で1時間還流した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物をCH
2Cl
2とともに同時蒸発させ、次いでジエチルエ-テルで摩砕し、ろ過し、吸引下で乾燥して、5-(クロロメチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル塩酸塩を白色固体として得た(0.67g、収率86%)。
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 7.79 - 7.79 (m, 6H), 4.98 (s, 2H), 3.93 (s, 3H).
【0429】
2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)アセトニトリル
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-(クロロメチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル塩酸塩から実施例77ステップ1で記載されているようにして合成した(400mg、収率90%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.61 - 7.58 (m, 2H), 7.49 - 7.44 (m, 3H), 7.12 (s, 1H), 3.79 (s, 2H), 3.71 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11N
3:197.10; found:197.9 (M+H)
+.
【0430】
2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)プロパンニトリル
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして無色油状物として合成した(170mg、収率53%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.61 - 7.58 (m, 2H), 7.52 - 7.46 (m, 3H), 7.10 (m, 1H), 4.00 - 3.95 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 3.74 (s, 3H), 1.83 - 1.81 (d, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
13N
3:211.11; found:211.9 (M+H)
+.
【0431】
2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミン
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(155mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
17N
3:215.14; found:215.9 (M+H)
+.
【0432】
N-(2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)プロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-5-イル)プロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(35mg、収率28%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 9.36 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.28 - 9.26 (m, 2H), 8.84 - 8.83 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 7.65 - 7.63 (m, 2H), 7.50 - 7.42 (m, 4H), 6.92 (s, 1H), 3.70 (s, 3H), 3.66 - 3.61 (m, 1H), 3.32 - 3.28 (m, 1H), 3.22 - 3.17 (m, 1H), 1.33 - 1.32 (d, J = 6.7 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
19F
3N
6O
2:456.15; found:457.2 (M+H)
+.
【0433】
実施例94
2-(4-フルオロフェニル)-4,5-ジヒドロオキサゾ-ル-4-カルボン酸メチル
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
N,N-ジイソプロピルエチルアミン(11mL、63.3ミリモル)を、4-フルオロベンズイミド酸メチル塩酸塩(10g、52.74ミリモル)およびDL-セリンメチルエステルHCl塩(9.9g、63.63ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(200mL)中溶液に0℃で滴加した。反応混合物を室温で24時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、有機層をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(4-フルオロフェニル)-4,5-ジヒドロオキサゾ-ル-4-カルボン酸メチルをオレンジ色液体として得た(9.5g、収率81%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.02 - 7.97 (m, 2H), 7.13 - 7.07 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.98 - 4.92 (m, 1H), 4.73 - 4.57 (m, 2H), 3.83 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
10FNO
3:223.06; found:223.8 (M+H)
+.
【0434】
2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸メチル
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
過酸化ベンゾイル(0.49g、2.0ミリモル)を、2-(4-フルオロフェニル)-4,5-ジヒドロオキサゾ-ル-4-カルボン酸メチル(9.0g、40.3ミリモル)の乾燥ベンゼン(180mL)中溶液に添加し、混合物を15分間還流した。N-ブロモスクシンイミド(8.6g、48.3ミリモル)を次いで添加し、反応混合物を2時間還流した。反応混合物を氷冷水でクエンチし、粗生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を10%の水性NaHCO
3溶液、H
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10〜15%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸メチルを白色固体として得た(6g、収率67%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.29 (s, 1H), 8.14 - 8.10 (m, 2H), 7.19 - 7.15 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 3.96 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8FNO
3:221.05; found:221.8 (M+H)
+.
【0435】
(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)メタノ-ル
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボン酸メチルから実施例64ステップ4で記載されているようにして黄色固体として合成した(4.5g、収率86%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.06 - 8.01 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.18 - 7.12 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.68 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
8FNO
2:193.05; found:193.8 (M+H)
+.
【0436】
2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボアルデヒド
【化357】
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この化合物を、(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)メタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(2.8g、収率63%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 10.01 (s, 1H), 8.32 (s, 1H), 8.14 - 8.10 (m, 2H), 7.23 - 7.17 (t, J = 8.8 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
6FNO
2:191.04; found:191.8 (M+H)
+.
【0437】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシアセトニトリル
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
KH
2PO
4(712mg、5.23ミリモル)およびNaCN(251mg、5.12ミリモル)を、2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボアルデヒド(500mg、2.62ミリモル)のDMF-H
2O(10mL、4:6、v/v)中溶液に添加した。結果として得られた反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで水で希釈し、EtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシアセトニトリルを得た(500mg、収率87%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.07 - 8.02 (m, 2H), 7.88 (s, 1H), 7.20 - 7.16 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 5.62 (s, 1H), 4.38 (br s, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7FN
2O
2:218.05; found:218.8 (M+H)
+.
【0438】
2-アミノ-1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノ-ル
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
トリフルオロ酢酸(0.35mL、4.60ミリモル)を、NaBH
4(0.174g、4.60ミリモル)の乾燥THF(10mL)中懸濁液に0℃で滴加し、続いて2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシアセトニトリル(0.20g、0.92ミリモル)も数回に分けて添加した。反応混合物を室温で8時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮し、氷水で希釈した。1.5NのHClを用いて0℃で混合物をpH約2に酸性化し、次いで20分間50℃まで加熱した。溶液を水性NH
4OH溶液で塩基性化し、有機生成物をCHCl
3で抽出した。合した抽出物を食塩水で洗浄し、減圧下で濃縮して、2-アミノ-1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノ-ルを得(120mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11FN
2O
2:222.08; found:222.8 (M+H)
+.
【0439】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシエチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-アミノ-1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノ-ルおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(70mg、収率39%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.51 (m, 1H), 8.28 - 8.26 (m, 1H), 8.08 - 8.01 (m, 3H), 7.73 (s, 1H), 7.66 - 7.62 (m, 1H), 7.17 - 7.08 (m, 3H), 5.05 - 5.03 (m, 1H), 4.12 - 4.06 (ddd, J = 14.1 Hz, 6.3 Hz, 3.8 Hz, 1H), 3.91 - 3.85 (m, 1H), 3.77 (br s, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14F
4N
4O
4:462.10; found:463.1 (M+H)
+.
【0440】
実施例95
5-(5-(ジフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)ニコチン酸からジフルオロ酢酸エチルを用いて実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(100mg、収率30%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.94 (br s, 1H), 9.40 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.28 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.76 - 8.75 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 7.73 - 7.47 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
5F
2N
3O
3:241.03; found:241.8 (M+H)
+.
【0441】
5-(5-(ジフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)ニコチンアミド
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(ジフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(45mg、収率24%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 9.32 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.20 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.82 - 8.78 (m, 1H), 8.75 - 8.74 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 8.04 - 8.00 (m, 3H), 7.74 - 7.48 (m, 1H), 7.38 - 7.33 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 3.55 - 3.53 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 1.31 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
18F
3N
5O
3:457.14; found:458.2 (M+H)
+.
【0442】
実施例96
2-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボアルデヒド(1.0g、5.23ミリモル)をTHF-MeOH(20mL、1:1 v/v)中に溶解させた。この溶液を、ジメチルアミン塩酸塩(470mg、5.7ミリモル)およびNaCN(640mg、13.0ミリモル)の水中溶液に添加した。結果として得られた反応混合物を室温で2時間撹拌し、次いで水で希釈し、EtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルを褐色油状物として得(1.0g、粗製)、これをさらに精製することなく使用した。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
12FN
3O:245.10; found:245.9 (M+H)
+.
【0443】
1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-N1,N1-ジメチルエタン-1,2-ジアミン
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を2-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-、フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(0.6g)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
16FN
3O:249.13; found:249.9 (M+H)
+.
【0444】
N-(2-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド塩酸塩
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミドを、1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-N1,N1-ジメチルエタン-1,2-ジアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した。遊離塩基を次いでHClのジオキサン中溶液(4mL)とともに0.5時間0℃〜室温で撹拌した。反応混合物を濃縮し、ジエチルエ-テルで摩砕して、N-(2-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド塩酸塩を淡褐色固体として得た(130mg、収率16%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 10.39 (br s, 1H), 9.18 - 9.15 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 8.55 - 8.54 (m, 2H), 8.27 - 8.25 (m, 1H), 8.21 - 8.19 (m, 1H), 8.11 - 8.07 (m, 2H), 7.79 - 7.75 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.45 - 7.41 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 4.84 - 4.81 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 4.20 - 4.13 (m, 1H), 3.87 - 3.82 (m, 1H), 2.87 - 2.84 (dd, J = 6.9 Hz, 5.0 Hz, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
19F
4N
5O
3:489.14; found:490.2 (M+H)
+.
【0445】
実施例97
N-(2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ニコチンアミド
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-(4-フルオロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして黄色粘稠性液体として合成した(28mg、収率20%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 9.20 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 9.01 - 8.98 (m, 1H), 8.80 - 8.77 (m, 1H), 8.51 - 8.48 (m, 1H), 8.21 - 8.19 (m, 1H), 8.01 - 7.96 (m, 4H), 7.24 - 7.19 (m, 2H), 3.59 - 3.57 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 1.42 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
19F
4N
5O
2S:517.12; found:516.4 (M-H)
-.
【0446】
実施例98
5-シアノ-2-メトキシ安息香酸メチル
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
酸5-シアノ-2-ヒドロキシ安息香酸メチル(2g、11.2ミリモル)の乾燥アセトン(50mL)中溶液を0℃まで冷却し、K
2CO
3(2.34g、16.9ミリモル)、続いてMeI(1.1mL、16.9ミリモル)を滴加した。反応混合物を65℃で10時間撹拌し、次いでEtOAcで希釈した。有機層を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、5-シアノ-2-メトキシ安息香酸メチルを得(600mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.11 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 7.78 - 7.74 (dd, J = 8.8 Hz, 2.2 Hz, 1H), 7.08 - 7.05 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.92 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
9NO
3:191.06; found:191.8 (M+H)
+.
【0447】
5-シアノ-2-メトキシ安息香酸
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-2-メトキシ安息香酸から実施例43ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(300mg、収率72%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.13 (br s, 1H), 8.02 - 8.01 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.99 - 7.96 (dd, J = 8.8 Hz, 2.1 Hz, 1H), 7.32 - 7.30 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.90 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
7NO
3:177.04; found:175.6 (M-H)
-.
【0448】
5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-2-メトキシ安息香酸
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-シアノ-2-メトキシ安息香酸から実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(300mg)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
9H
10N
2O
4:210.06; found:210.8 (M+H)
+.
【0449】
2-メトキシ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-2-メトキシ安息香酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(40mg、収率35%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.05 (br s, 1H), 8.30 - 8.29 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 8.20 - 8.16 (dd, J = 8.8 Hz, 2.2 Hz, 1H), 7.38 - 7.35 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 3.92 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7F
3N
2O
4:288.04; found:286.7 (M-H)
-.
【0450】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-2-メトキシ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび2-メトキシ-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(40mg、収率36%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.64 - 8.63 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.45 - 8.42 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 8.24 - 8.21 (dd, J = 8.8 Hz, 2.4 Hz, 1H), 8.11 - 8.07 (m, 2H), 7.83 (s, 1H), 7.34 - 7.32 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.27 - 7.23(t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.91 (s, 3H), 3.72 - 3.71 (m, 2H), 1.41 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
20F
4N
4O
4:504.14; found:505.2 (M+H)
+.
【0451】
実施例99
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化372】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(170mg、収率60%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.06 - 8.02 (m, 2H), 7.20 - 7.14 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 7.06 (s, 1H), 1.81 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11FN
2O:230.09; found:230.9 (M+H)
+.
【0452】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化373】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15FN
2O:234.12; found:235.2 (M+H)
+.
【0453】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化374】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(30mg、収率15%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.48 - 8.47 (m, 1H), 8.28 - 8.25 (m, 1H), 8.00 - 7.97 (m, 3H), 7.68 - 7.64 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.21 - 7.16 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 7.00 (s, 1H), 3.66 (s, 2H), 1.46 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18F
4N
4O
3:474.13; found:475.2 (M+H)
+.
【0454】
実施例100
4-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)ブタンニトリル
【化375】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルおよび2-クロロ-N,N-ジメチルエタンアミン塩酸塩から実施例16ステップ1bで記載されているようにして合成した(400mg、収率48%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.10 - 8.07 (m, 2H), 7.99 (m, 1H), 7.29 - 7.25 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 4.24 - 4.20 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 2.59 - 2.46 (m, 2H), 2.29 (s, 6H), 2.23 - 2.17 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
16FN
3O:273.13; found:274.2 (M+H)
+.
【0455】
3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-N1,N1-ジメチルブタン-1,4-ジアミン
【化376】
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塩化コバルト(II)(380mg、2.9ミリモル)を4-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)ブタンニトリル(400mg、1.46ミリモル)の乾燥メタノ-ル(10mL)中溶液に0℃で添加し、次いでホウ水素化ナトリウム(550mg、14.6ミリモル)を数回に分けて添加した。結果として得られた混合物を室温で1時間撹拌し、次いで氷水で慎重にクエンチし、セライト床を通してろ過した。ろ液を減圧下で濃縮して、粗3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-N1,N1-ジメチルブタン-1,4-ジアミン(180mg、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
20FN
3O:277.16; found:278.2 (M+H)
+.
【0456】
N-(4-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)ブチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-N1,N1-ジメチルブタン-1,4-ジアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(17mg、収率10%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.55 - 8.54 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.30 - 8.27 (m, 1H), 8.08 - 8.02 (m, 3H), 7.82 (s, 1H), 7.71 - 7.67 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.26 - 7.21 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 3.76 - 3.65 (m, 2H), 3.16 - 3.10 (m, 1H), 2.53 - 2.40 (m, 2H), 2.30 (m, 6H), 2.04 - 1.98 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
22F
4N
6O
3:518.17; found:519.2 (M+H)
+.
【0457】
実施例101
N-(4-(ジメチルアミノ)-2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)ブチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-N1,N1-ジメチルブタン-1,4-ジアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(16mg、収率10%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.39 - 9.38 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.16 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.85 - 8.84 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 8.08 - 8.05 (m, 2H), 7.84 (s, 1H), 7.26 - 7.22 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 3.79 - 3.66 (m, 2H), 3.18 - 3.11 (m, 1H), 2.63 - 2.46 (m, 2H), 2.37 (m, 6H), 2.06 - 2.00 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
24H
22F
4N
6O
3:518.17; found:519.2 (M+H)
+.
【0458】
実施例102
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシエチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化379】
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この化合物を、2-アミノ-1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノ-ルおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(120mg、収率45%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 9.35 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 9.27 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 9.13 - 9.10 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 8.84 - 8.83 (t, J = 1.8 Hz, 1H), 8.11 (s, 1H), 8.03 - 8.00 (dd, J = 8.5 Hz, 5.5 Hz, 2H), 7.39 - 7.35 (t, J = 8.9Hz, 2H), 5.74 - 5.73 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.85 - 4.81 (m, 1H), 3.77 - 3.71 (m, 1H), 3.56 - 3.49 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
4N
5O
4:463.09; found:464.0 (M+H)
+.
【0459】
実施例103
4-(クロロメチル)-2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル
【化380】
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この化合物を、4-クロロベンズアミドおよび1,3-ジクロロアセトンから実施例74ステップ1で記載されているようにして合成した(3.4g、収率46%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.01 - 7.98 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.72 (s, 1H), 7.47 - 7.44 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 4.59 (d, J = 0.9 Hz, 2H).
【0460】
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化381】
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この化合物を、4-(クロロメチル)-2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ルから実施例71ステップ2で記載されているようにして合成した(1.7g、収率53%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.98 - 7.95 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.75 - 7.74 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.47 - 7.44 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.73 (d, J = 1.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7ClN
2O:218.02; found:219.0 (M+H)
+.
【0461】
4-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリル
【化382】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例16ステップ1bで記載されているようにして合成した(140mg、収率20%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.00 - 7.97 (m, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.47 - 7.45 (m, 2H), 3.67 - 3.63 (m, 2H), 3.25 - 3.18 (m, 2H), 2.99 - 2.95 (m, 2H), 2.89 (s, 3H), 2.49 - 2.46 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
16ClN
3O:301.10; found:302.1 (M+H)
+.
【0462】
(4-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミン
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
16H
20ClN
3O:305.13; found:306.2 (M+H)
+.
【0463】
N-((4-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド塩酸塩
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例96ステップ3で記載されているようにして合成した(12mg、収率5%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) [free アミン] δ 8.56 (s, 1H), 8.28 - 8.26 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 8.13 - 8.11 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.02 - 8.00 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.79 - 7.75 (m, 1H), 7.66 - 7.62 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.42 - 7.40 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 3.77 - 3.76 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 2.79 - 2.77 (m, 2H), 2.59 (m, 2H), 2.42 (m, 3H), 2.22 - 2.21 (m, 2H), 2.08 - 2.04 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23ClF
3N
5O
3:545.14; found:546.2 (M+H)
+.
【0464】
実施例104
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを使用し、実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(300mg、収率53%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.00 - 7.98 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.68 (s, 1H), 7.46 - 7.44 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 1.76 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11ClN
2O:246.06; found:247.0 (M+H)
+.
【0465】
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(155mg、収率59%)、それをさらに精製することなく使用した。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15ClN
2O:250.09; found:251.1 (M+H)
+.
【0466】
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチル-N-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンジル)プロパン-1-アミン塩酸塩
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチル-N-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンジル)プロパン-1-アミンを、3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアルデヒドおよび2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンから実施例7ステップ3で記載されているようにして合成した。遊離アミンを次いでジオキサン中HCl(2M)で0℃にて処理し、室温で30分間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。粗物質を乾燥ヘキサンで洗浄することによって精製して、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチル-N-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンジル)プロパン-1-アミン塩酸塩を得た(20mg、収率6%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.87 (br s, 2H), 8.26 (s, 1H), 8.11 - 8.08 (m, 2H), 7.85 - 7.80 (m, 3H), 7.69 - 7.65 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.55 - 7.52 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.28 (br s, 2H), 3.12 (m, 2H), 1.33 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
20ClF
3N
4O
2:476.12; found:477.2 (M+H)
+.
【0467】
実施例105
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)エタンアミン
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(70mg)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11FN
2O:206.09; found:206.8 (M+H)
+.
【0468】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-5-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(28mg、収率20%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.56 - 8.55 (m, 1H), 8.30 - 8.28 (dq, J = 7.8 Hz, 0.9 Hz, 1H), 8.06 - 8.04 (m, 1H), 8.00 - 7.96 (dd, J = 9.0 Hz, 5.3 Hz, 2H), 7.71 - 7.69 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.21 - 7.17 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 7.03 (s, 1H), 3.78 - 3.75 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 3.15 - 3.12 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14F
4N
4O
3:446.10; found:447.0 (M+H)
+.
【0469】
実施例106
4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリル
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)アセトニトリルから実施例16ステップ1bで記載されているようにして合成した(500mg、収率35%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 7.75 (m, 1H), 7.64 - 7.60 (m, 3H), 7.53 - 7.51 (m, 2H), 7.48 - 7.44 (m, 2H), 7.39 - 7.35 (m, 1H), 3.08 - 3.05 (m, 2H), 2.57 - 2.50 (m, 2H), 2.42 (s, 3H), 2.23 - 2.20 (m, 4H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
19H
20N
2:276.16; found:277.0 (M+H)
+.
【0470】
(4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミン
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成した(250mg、収率50%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 7.63 - 7.58 (m, 3H), 7.52 - 7.42 (m, 4H), 7.39 - 7.32 (m, 2H), 2.77 (s, 2H), 2.69 - 2.66 (m, 2H), 2.37 - 2.27 (m, 4H), 2.22 (s, 3H), 1.91 - 1.86 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
19H
24N
2:280.19; found:281.0 (M+H)
+.
N-((4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして灰白色固体として合成した(60mg、収率31%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.39 (m, 1H), 8.23 - 8.21 (m, 1H), 7.90 - 7.88 (m, 1H), 7.64 - 7.54 (m, 4H), 7.49 - 7.47 (m, 3H), 7.39 - 7.36 (m, 2H), 7.31 - 7.28 (m, 1H), 3.60 (m, 2H), 2.79 - 2.76 (m, 2H), 2.42 - 2.30 (m, 4H), 2.23 (m, 3H), 2.11 - 2.06 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
29H
27F
3N
4O
2:520.21; found:521.2 (M+H)
+.
【0471】
実施例107
4-(クロロメチル)-2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ル
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-メトキシベンズアミドおよび1,3-ジクロロアセトンから実施例74ステップ1で記載されているようにして黄色固体として合成した(2.3g、収率78%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.98 - 7.96 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.65 (s, 1H), 6.97 - 6.95 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.56 (s, 2H), 3.86 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
10ClNO
2:223.04; found:223.8 (M+H)
+.
【0472】
2-(2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(クロロメチル)-2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ルから実施例71ステップ2で記載されているようにして灰白色固体として合成した(0.65g、収率57%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.97 - 7.94 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.69 (s, 1H), 6.99 - 6.97 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 3.87 (s, 3H), 3.71 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
10N
2O
2:214.07; found:214.8 (M+H)
+.
【0473】
2-(2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(130mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
14N
2O
2:218.11; found:218.8 (M+H)
+.
【0474】
N-(2-(2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化396】
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この化合物を、2-(2-(4-メトキシフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(35mg、収率19%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.47 (m, 1H), 9.34 (m, 1H), 8.90 - 8.89 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 8.08 - 8.06 (m, 1H), 8.03 - 8.00 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.55 (s, 1H), 6.99- 6.97 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.88 (s, 3H), 3.87 - 3.84 (m, 2H), 2.96 - 2.93 (t, J = 5.9 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
16F
3N
5O
4:459.12; found:460.1 (M+H)
+.
【0475】
実施例108
2-クロロ-5-シアノ安息香酸
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
NaNO
2(2.21g、32ミリモル)の水(10mL)中溶液を5-アミノ-2-クロロ安息香酸(5.0g、29.14ミリモル)の水(40mL)中溶液に0℃で添加し、続いて濃HCl(10mL)を-5℃で添加した。反応混合物を-5℃でさらに1時間撹拌し、次いでジアゾニウム溶液を、カリウムキュプロテトラシアニドの溶液[KCN(10g、15.38ミリモル)の水(18mL)中溶液を、CuSO
4(7g、43.8ミリモル)の水(12mL)中溶液に70℃で滴加することにより調製]中に50℃で1時間滴加した。反応混合物を1.5NのHCl溶液で酸性化し、生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を水、および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液1〜2%のCHCl
3中MeOH)により精製して、2-クロロ-5-シアノ安息香酸を得た(1.8g、収率34%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 13.92 (br s, 1H), 8.24 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.02 - 7.99 (d, J = 8.4 Hz, 2.1 Hz, 1H), 7.80 - 7.78 (d, J = 8.2 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
8H
4ClNO
2:180.99; found:179.6 (M-H)
-.
【0476】
2-クロロ-5-シアノ-N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)ベンズアミド
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび2-クロロ-5-シアノ安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(300mg、収率44%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.02 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7. 98 - 7.95 (m, 2H), 7.66 - 7.63 (m, 1H), 7.56 - 7.54 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.39 (m, 1H), 7.17 - 7.13 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.68 - 3.66 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.41 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
17ClFN
3O
2:397.10; found:396.4 (M-H)
-.
【0477】
4-クロロ-3-((2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)カルバモイル)ベンゾヒドラゾン酸
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-クロロ-5-シアノ-N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)ベンズアミドから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(230mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300MHz, MeOD) δ 8.06 - 8.02 (m, 2H), 7. 74 - 7.73 (m, 2H), 7.67 - 7.63 (m, 1H), 7.46 - 7.43 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.24 - 7.18 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.61 (s, 2H), 1.40 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
20ClFN
4O
3:430.12; found:429.4 (M-H)
-.
【0478】
2-クロロ-N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-クロロ-3-((2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)カルバモイル)ベンゾヒドラゾン酸から実施例1ステップ5で記載されているようにして合成した(100mg、収率37%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.15 - 8.12 (m, 2H), 8.07 - 8.04 (m, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.68 - 7.66 (m, 1H), 7.23 - 7.18 (m, 2H), 3.67 (s, 2H), 1.43 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
17ClF
4N
4O
3:508.09; found:509.1 (M+H)
+.
【0479】
実施例109
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(18mg、収率12%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 8.55 (s, 1H), 8.29 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.09 - 8.05 (m, 3H), 7.78 (s, 1H), 7.71 - 7.68 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.24- 7.19 (m, 2H), 3.66 (s, 2H), 1.41 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18F
4N
4O
3:474.13; found:475.1 (M+H)
+.
【0480】
実施例110
1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノン
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボアルデヒド(400mg、2.09ミリモル)の乾燥クロロホルム(5mL)中溶液を0℃まで冷却し、新しく調製したジアゾメタンのエ-テル中溶液(20mL)を添加した。反応混合物を1時間撹拌し、10%の水性NaHCO
3溶液でクエンチした。粗生成物をCH
2Cl
2で抽出し、合した抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液5〜8%の石油エ-テル中EtOAc)により精製して、1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノンを白色固体として得た(250mg、収率58%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.25 (s, 1H), 8.12 - 8.09 (m, 2H), 7.21 - 7.17 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 2.60 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
8FNO
2:205.05; found:205.9 (M+H)
+.
【0481】
3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-3-ヒドロキシプロパンニトリル
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタノン(250mg、1.22ミリモル)のDMF-H
2O(7mL;2:5 v/v)中溶液を0℃まで冷却し、KH
2PO
4(327mg、2.4ミリモル)を添加し、続いてKCN(116mg、1.8ミリモル)を添加した。反応混合物を80℃で10時間撹拌し、次いで水で希釈した。有機生成物をEtOAcで抽出し、合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液8-12%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-3-ヒドロキシプロパンニトリルを淡黄色固体として得た(60mg、収率21%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.11 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 8.03 - 7.98 (dd, J = 8.9 Hz, 5.4 Hz, 2H), 7.40 - 7.34 (t J = 8.9 Hz, 2H), 6.13 - 6.12 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 4.93 - 4.87 (m, 1H), 2.98 - 2.93 (dd, J = 8.9 Hz, 5.8 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
9FN
2O
2:232.06; found:233.0 (M+H)
+.
【0482】
3-アミノ-1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-オ-ル
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-3-ヒドロキシプロパンニトリルから実施例94ステップ6で記載されているようにして合成し(110mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
13FN
2O
2:236.10; found:237.0 (M+H)
+.
【0483】
N-(3-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-3-ヒドロキシプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-アミノ-1-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-オ-ルおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(35mg、収率19%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.80 - 8.77 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.20 - 8.18 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.13 - 8.11 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.99 - 7.96 (dd, J = 8.8 Hz, 5.5 Hz, 2H), 7.72 - 7.68 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.37 - 7.32 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 5.44 - 5.43 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.69 - 4.65 (m, 1H), 3.47 - 3.42 (m, 2H), 2.17 - 2.08 (m, 1H), 1.99 - 1.90 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
16F
4N
4O
4:476.11; found:477.1 (M+H)
+.
【0484】
実施例111
2-(4-ブロモフェニル)-4-(クロロメチル)オキサゾ-ル
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-ブロモベンズアミドおよび1,3-ジクロロアセトンから実施例74ステップ1で記載されているようにして白色固体として合成した(1.5g、収率14%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 7.92 - 7.89 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.71 (s, 1H), 7.61 - 7.59 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 4.57 (s, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7BrClNO:272.94; found:273.8 (M+H)
+.
【0485】
2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-ブロモフェニル)-4-(クロロメチル)オキサゾ-ルから実施例71ステップ2で記載されているようにして灰白色固体として合成した(1.4g、収率76%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.90 - 7.88 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.75 - 7.74 (t, J = 1.3 Hz, 1H), 7.63 - 7.60 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 3.73 (d, J = 1.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7BrN
2O:261.97; found:262.9 (M+H)
+.
【0486】
2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして黄色液体合成した(0.4g、収率56%)。
1H NMR (300MHz, DMSO-d
6) δ 8.02 (m, 1H), 7.89 - 7.86 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.73 - 7.71 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 2.96 - 2.91 (m, 2H), 2.73 - 2.68 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11BrN
2O:266.01; found:267.1 (M+H)
+.
【0487】
N-(2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
トリエチルアミン(0.31mL、2.24ミリモル)を、2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン(0.4g、1.49ミリモル)の乾燥メタノ-ル(20mL)中溶液に添加し、続いてトリフルオロ酢酸エチル(0.27mL、2.25ミリモル)を0℃で滴加した。反応混合物をゆっくりと室温まで温め、さらに2時間撹拌した。反応混合物を次いで減圧下で濃縮した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水、および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液1%CHCl
3中MeOH)により精製して、N-(2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミドを灰白色固体として得た(0.26g、収率48%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 7.98 - 7.95 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.68 - 7.65 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.61 (m, 1H), 3.78 - 3.72 (m, 2H), 2.96 - 2.92 (t, J = 6.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
10BrF
3N
2O
2:361.99; found:362.5 (M+H)
+.
【0488】
N-(2-(2-(4-シアノフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-(2-(4-ブロモフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(200mg、0.55ミリモル)を乾燥DMF(10mL)中に溶解させ、溶液をアルゴンで10分間パ-ジした。Zn(CN)
2(97mg、0.83ミリモル)およびPdCl
2(dppf)(302mg、0.04ミリモル)を反応混合物に添加し、150℃まで48時間加熱した。セライトを通して反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下で濃縮した。残留物を水で希釈し、生成物をEtOAcで抽出した。合した抽出物を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、N-(2-(2-(4-シアノフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(150mg)を得、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
10F
3N
3O
2:309.07; found:307.9 (M-H)
-.
【0489】
4-(4-(2-アミノエチル)オキサゾ-ル-2-イル)ベンゾニトリル
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
K
2CO
3(0.20g、1.45ミリモル)を、N-(2-(2-(4-シアノフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-2,2,2-トリフルオロアセトアミド(0.15g、0.49ミリモル)の乾燥メタノ-ル:水(10mL、7:3 v/v)中溶液に数回に分けて添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、次いで水で希釈した。粗生成物をクロロホルムで抽出した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、4-(4-(2-アミノエチル)オキサゾ-ル-2-イル)ベンゾニトリル(80mg)を得、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11N
3O:213.09; found:214.0 (M+H)
+.
【0490】
N-(2-(2-(4-シアノフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(2-アミノエチル)オキサゾ-ル-2-イル)ベンゾニトリルおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして灰白色固体として合成した(30mg、収率23%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.69 (m, 1H), 9.47 (m, 1H), 9.18 (m, 1H), 8.18 - 8.16 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.78 - 7.76 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 7.71 (s, 1H), 3.92 - 3.91 (m, 2H), 3.05 - 3.02 (t, J = 6.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
13F
3N
6O
3:454.10; found:453.2 (M-H)
-.
【0491】
実施例112
4-(クロロメチル)-2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ル
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
2-フルオロベンズアミド(500mg、3.59ミリモル)および1,3-ジクロロアセトン(1.82g、14.36ミリモル)の混合物を密閉管中130℃まで2時間加熱した。反応混合物をEtOAcで希釈し、水、食塩水で洗浄した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液2-3%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、4-(クロロメチル)-2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ルを白色固体として得た(500mg、収率66%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.08 - 8.02 (td, J = 7.6 Hz, 1.6 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.50 - 7.43 (m, 1H), 7.28 - 7.18 (m, 2H), 4.61 (d, J = 0.7 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
7ClFNO:211.02; found:211.9 (M+H)
+.
【0492】
2-(2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(クロロメチル)-2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ルから実施例71ステップ2で記載されているようにして白色固体として合成した(0.2g、収率29%)。
1H NMR (300MHz, CDCl
3) δ 8.05 - 8.00 (td, J = 7.6 Hz, 1.8 Hz, 1H), 7.82 - 7.81 (t, J = 1.3 Hz, 1H), 7.50 - 7.45 (m, 1H), 7.30 - 7.20 (m, 2H), 3.77 (d, J = 1.1 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
7FN
2O:202.05; found:202.9 (M+H)
+.
【0493】
2-(2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例42ステップ1で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11FN
2O:206.09; found:207.0 (M+H)
+.
【0494】
N-(2-(2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(2-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(10mg、収率6%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.39 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.20 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.90 - 8.89 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 8.03 - 7.99 (td, J = 7.7 Hz, 1.8 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.56 - 7.51 (m, 1H), 7.33 - 7.25 (m, 2H), 3.80 - 3.76 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.00 - 2.97 (t, J = 6.9 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13F
4N
5O
3:447.10; found:448.1 (M+H)
+.
【0495】
実施例113
1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2-ジフルオロエタノン
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
2-ブロモチオフェン(0.5g、3.00ミリモル)の乾燥THF(5mL)中溶液を-78℃まで冷却し、新しく調製したリチウムジイソプロピルアミド(ジイソプロピルアミン(0.5mL、3.60ミリモル)およびnBuLi(2.3mL、3.60ミリモル、THF中1.6M)から調製)を滴加した。反応混合物を-78℃で1時間撹拌した。ジフルオロ酢酸エチル(409mg、3.30ミリモル)を-78℃で滴加し、反応混合物を1時間撹拌し、次いで室温までゆっくりと温め、飽和NH
4Cl溶液でクエンチした。有機生成物をEtOAcで抽出し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で濃縮して、1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2-ジフルオロエタノンを得た(500mg、収率69%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.77 - 7.75 (m, 1H), 7.21 - 7.20 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 6.27 - 6.00 (m, 1H).
【0496】
3-(5-(2,2-ジフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(5-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2-ジフルオロエタノンから実施例88ステップ3で記載されているようにして褐色固体として合成した(300mg、収率51%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.24 (br s, 1H), 8.28 (s, 1H), 8.15 - 8.14 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 8.09 - 8.06 (m, 1H), 8.01 - 7.99 (m, 1H), 7.88 - 7.87 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 7.65 - 7.60 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.20 - 6.85 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
8F
2O
3S:282.02; found:280.8 (M-H)
-.
【0497】
3-(5-(2,2-ジフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)-N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)ベンズアミド
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(2,2-ジフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(60mg、収率34%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.51 - 8.48 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 8.19 - 8.15 (m, 2H), 8.02 - 7.97 (m, 3H), 7.90 - 7.88 (m, 1H), 7.84 - 7.83 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 7.61 - 7.57 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.35 - 7.31 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 7.16 - 6.90 (m, 1H), 3.52 - 3.50 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 1.29 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
21F
3N
2O
3S:498.12; found:499.1 (M+H)
+.
【0498】
実施例114
1-(2-ブロモチアゾ-ル-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ル
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモチアゾ-ル-5-カルボアルデヒドから実施例88ステップ1で記載されているようにして合成した(0.6g、収率44%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.63 (s, 1H), 5.37 - 5.29 (m, 1H), 3.54 (d, J = 5.0 Hz, 1H).
【0499】
1-(2-ブロモチアゾ-ル-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(2-ブロモチアゾ-ル-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして合成した(0.35g、収率59%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.32 (m, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
5HBrF
3NOS:260.89; found:261.0 (M+H)
+.
【0500】
3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チアゾ-ル-2-イル)安息香酸
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(2-ブロモチアゾ-ル-5-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノンから実施例88ステップ3で記載されているようにして合成し(120mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
6F
3NO
3S:301.00; found:299.9 (M-H)
-.
【0501】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チアゾ-ル-2-イル)ベンズアミド
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チアゾ-ル-2-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(7mg、収率3%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.56 - 8.53 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 8.35 (m, 1H), 8.28 (m, 2H), 8.10 - 8.08 (m, 1H), 8.02 - 8.00 (m, 2H), 7.94 (m, 1H), 7.61 - 7.57 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.35 - 7.31 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 3.51 - 3.50 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.29 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
19F
4N
3O
3S:517.11; found:516.1 (M-H)
-.
【0502】
実施例115
4-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
tBuPh
2SiCl(5.5g、19.9ミリモル)を、2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-メタノ-ル(2.9g、16.65ミリモル)およびイミダゾ-ル(1.7g、24.97ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(60mL)中懸濁液に0℃で滴加した。反応混合物を室温まで温め、8時間撹拌した。反応混合物をCH
2Cl
2で希釈し、有機層を10%のNaHCO
3溶液、水および食塩水で洗浄した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮して、4-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル(5.7g、収率83%)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.77 - 7.69 (m, 6H), 7.46 - 7.37 (m, 9H), 6.95 (m, 1H), 4.81 (s, 2H), 1.09 (s, 9H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
28N
2OSi:412.20; found:413.3 (M+H)
+.
【0503】
4-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)-2-フェニル-1H-イミダゾ-ルから実施例1ステップ2で記載されているようにして黄色粘稠性液体として合成した(1.25g、収率21%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.82 - 7.75 (m, 3H), 7.69 - 7.67 (m, 4H), 7.61 - 7.60 (m, 2H), 7.46 - 7.41 (m, 6H), 6.95 (s, 1H), 5.14 (d, J = 1.3 Hz, 2H), 3.88 (s, 3H), 1.13 (s, 9H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
27H
30N
2OSi:426.21; found:427.3 (M+H)
+.
【0504】
(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)メタノ-ル
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
4-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル(1.25g、2.93ミリモル)の乾燥THF(25mL)中溶液を0℃まで冷却し、テトラブチルアンモニウムフルオリド(5.9mL、5.86ミリモル、THF中1M)を滴加した。反応混合物を室温まで温め、さらに3時間攪拌した。反応混合物を食塩水でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機層を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液2〜4%のCH
2Cl
2中MeOH)により精製して、(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)メタノ-ルを白色固体として得た(0.26mg、収率47%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.68 - 7.66 (m, 2H), 7.50 - 7.41 (m, 3H), 7.11 (s, 1H), 4.92 (br s, 1H), 4.37 (s, 2H), 3.71 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
12N
2O:188.09; found:188.9 (M+H)
+.
【0505】
4-(クロロメチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)メタノ-ルから実施例93ステップ3で記載されているようにして褐色固体として塩酸塩として合成した(0.28g、粗製)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 7.90 (s, 1H), 7.82 - 7.80 (m, 2H), 7.70 - 7.66 (m, 3H), 4.93 (s, 2H), 3.84 (s, 3H).
【0506】
2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)アセトニトリル
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(クロロメチル)-1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ルから実施例77ステップ1で記載されているようにして褐色液体として合成した(120mg、収率44%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.61 - 7.58 (m, 2H), 7.49 - 7.43 (m, 3H), 7.02 (s, 1H), 3.75 (d, J = 0.9 Hz, 2H), 3.73 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
11N
3:197.10; found:197.9 (M+H)
+.
【0507】
2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)プロパンニトリル
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにして淡黄色油状物として合成した(60mg、収率47%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.62 - 7.59 (m, 2H), 7.47- 7.45 (m, 3H), 7.01 (s, 1H), 4.01 - 3.94 (q, J = 7.1 Hz, 1H), 3.72 (s, 3H), 1.71 - 1.69 (d, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
13N
3:211.11; found:212.0 (M+H)
+.
【0508】
2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミン
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)プロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(60mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
17N
3:215.14; found:216.0 (M+H)
+.
【0509】
N-(2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)プロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-メチル-2-フェニル-1H-イミダゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(10mg、収率16%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.40 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.31 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.16 - 9.15 (m, 1H), 8.87 - 8.86 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 7.62 - 7.59 (m, 2H), 7.42 - 7.40 (m, 3H), 6.81 (s, 1H), 4.02 - 3.96 (ddd, J = 12.9 Hz, 6.2 Hz, 4.3 Hz, 1H), 3.75 (s, 3H), 3.42 - 3.35 (ddd, J = 12.9 Hz, 9.4 Hz, 3.2 Hz, 1H), 3.15 - 3.10 (m, 1H), 1.40 - 1.38 (d, J = 6.7 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
19F
3N
6O
2:456.15; found:457.3 (M+H)
+.
【0510】
実施例116
1-(5-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ル
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-ブロモフラン-2-カルボアルデヒドから実施例88ステップ1で記載されているようにして合成した(2.6g、収率62%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 6.52 - 6.51 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 6.36 - 6.35 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 5.07 - 4.98 (m, 1H), 2.91 - 2.89 (d, J = 7.2 Hz, 1H).
【0511】
1-(5-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(5-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして合成した(1.2g、収率47%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.46 - 7.44 (m, 1H), 6.66 - 6.65 (d, J = 3.7 Hz, 1H).
【0512】
3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フラン-2-イル)安息香酸
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(5-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノンから実施例88ステップ3で記載されているようにして合成した(500mg、粗製)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.26 (br s, 1H), 8.41 (m, 1H), 8.19 - 8.16 (m, 1H), 8.05 - 8.03 (m, 1H), 7.98 - 7.97 (m, 1H), 7.70 - 7.67 (m, 1H), 7.58 - 7.57 (m, 1H).
【0513】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フラン-2-イル)ベンズアミド
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フラン-2-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(20mg、収率6%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.52 - 8.49 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 8.30 - 8.29 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 8.09 - 8.06 (dt, J = 8.1 Hz, 1.2 Hz, 1H), 8.01 - 7.98 (m, 4H), 7.94 - 7.92 (dt, J = 8.1 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.66 - 7.62 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.51 - 7.50 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 7.35 - 7.31 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 3.52 - 3.50 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 1.29 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
4N
2O
4:500.14; found:499.4 (M-H)
-.
【0514】
実施例117
4-(ジメトキシメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
メトキシトリメチルシラン(545mg、5.23ミリモル)およびトリメチルシリルトリフルオロメタンスルホン酸塩(30mg、0.13ミリモル)を、2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-カルボアルデヒド(500mg、2.62ミリモル)の乾燥CH
2Cl
2(2mL)中溶液に-78℃で添加した。反応混合物を室温まで温め、24時間撹拌し、飽和水性NaHCO
3溶液でクエンチし、粗生成物をEtOAcで抽出した。有機層を10%のNaHCO
3溶液、水および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去して、4-(ジメトキシメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル(400mg、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.08 - 8.05 (m, 2H), 7.71 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 7.16 - 7.12 (m, 2H), 5.50 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 3.41 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
12FNO
3:237.08; found:259.9 (M+Na)
+.
【0515】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メトキシアセトニトリル
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
トリメチルシリルシアニド(4.13g、41.76ミリモル)を4-(ジメトキシメチル)-2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル(400mg、1.69ミリモル)の溶液に室温で添加し、続いて三フッ化ホウ素ジエチルエ-テラ-ト(37mg、0.26ミリモル)を添加した。反応混合物を20分間撹拌し、飽和水性NaHCO
3溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合した抽出物をH
2Oおよび食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液8〜10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メトキシアセトニトリルを淡黄色液体として得た(100mg、収率16%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.08 - 8.06 (m, 2H), 7.90 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.19 - 7.15 (m, 2H), 5.29 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 3.62 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
9FN
2O
2:232.21; found:232.9 (M+H)
+.
【0516】
2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メトキシエタンアミン
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メトキシアセトニトリルから実施例94ステップ6で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
13FN
2O
2:236.10; found:236.9 (M+H)
+.
【0517】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メトキシエチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メトキシエタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして灰白色固体として合成した(44mg、収率22%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 8.56 - 8.55 (t, J = 1.6 Hz, 1H), 8.29 - 8.26 (dt, J = 7.9 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.11 - 8.06 (m, 3H), 7.73 (s, 1H), 7.67 - 7.63 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 7.22 - 7.19 (m, 1H), 7.17 - 7.13 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.54 - 4.51 (dd, J = 5.9 Hz, 5.1 Hz, 1H), 4.12 - 4.06 (ddd, J = 13.9 Hz, 6.5 Hz, 4.9 Hz, 1H), 3.87 - 3.81 (ddd, J = 13.9 Hz, 6.1 Hz, 4.8 Hz, 1H), 3.45 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
16F
4N
4O
4:476.11; found:475.6 (M)
-.
【0518】
実施例118
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリル
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル(500mg、2.29ミリモル)のTHF(10mL)中撹拌溶液に、-78℃でLiHMDS(THF中1M;2.06mL、2.06ミリモル)を添加し、反応混合物を-78℃で10分間撹拌した。THF(2mL)中ヨ-ドメタン(0.12mL、2.06ミリモル)を次いで滴加し、反応混合物を-78℃で30分間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和水性NH
4Cl溶液、水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。有機層を減圧下で濃縮して、粗生成物を得;これをTeledyne ISCO自動カラムクロマトグラフィ-システム(0〜30%のEtOAc/ヘキサン)上で精製して、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリルを得た(180mg、収率34%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
9FN
2S:232.05; found:233.1 (M+H)
【0519】
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパンニトリル(140mg、0.6ミリモル)のTHF(3mL)中撹拌溶液に室温でボラン(THF中1M;3.01mL、3.01ミリモル)を添加し、反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで40℃で1時間加熱した。反応混合物を次いで0℃まで冷却し、MeOH(約5eq、約0.2mL)でクエンチし、室温まで温め、2NのHCl溶液をpH約2になるまで添加した。反応混合物を65℃で15分間還流し、次いで室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。得られた固体をエ-テルで2回、ジクロロメタンでさらに2回、摩砕した。残存する固体を水(約50mL)中に溶解させ、NaOHペレットでpH約11に塩基性化した。水性混合物を次いでエ-テルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン(75mg、収率52%)を得、これを最後まで精製しなかった; MS (ESI) m/z:Calculated for C
12H
13FN
2S:236.08; found:237.1 (M+H)
+.
【0520】
N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロパン-1-アミン(50mg、0.21ミリモル)、3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸(54.62mg、0.21ミリモル)、N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)(81.12mg、0.42ミリモル)、および1-ヒドロキシベンゾトリアゾ-ル(HOBt)(45.74mg、0.39ミリモル)をジクロロメタン(3mL)中に室温で溶解させた。ジイソプロピルエチルアミン(DIEA)(0.147mL、0.85ミリモル)を次いで室温で導入し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(100mL)で希釈し、水(1×20mL)および食塩水(1×20mL)で洗浄した。有機層を次いで無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これをTeledyne ISCO自動カラムクロマトグラフィ-システム(0〜30%のEtOAc/ヘキサン)で精製して、N-(2-(4-(4-フルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミドを得た(36mg、36%収率)。
1H NMR (CDCl3) d 8.50 (1h, s), 8.23 (1H, d, J = 8 Hz), 8.03 (1H, 1H, d, J = 8 Hz), 7.85-7.81 (3H, m), 7.58 (1H, t), 7.35 (1H, s), 7.03 (2H, m), 4.05 (1H, m), 3.65 (1H, m), 1.54 (3H, d, J = 8 Hz). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
16F
4N
4O
2S:476.09; found:477.1 (M+H)
+.
【0521】
実施例119
N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ベンズアミド
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸から実施例118ステップ3で記載されているようにして合成した(0.022g、収率15%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 8.650-8.681 (t, 1 H), δ 8.132 (s, 2 H), δ 8.071 (s, 1 H), δ 7.973-7.991 (d, 1 H), δ 7.897-7.915 (d, 1H), 7.826-7.846 (d, 1 H), 7.786-7.797 (d, 1 H), 7.532-7.571 (t, 1 H), 7.320-7.357 (t, 2 H), 7.254-7.272 (d, 1 H), 3.814-3.843 (d 2 H), 3.553-3.568 (d, 2 H), 3.282-3.409 (d, 2 H), 2.22-2.26 (d, 2 H), 1.936-2.006 (m, 2 H); MS (ESI+) m/z 555.1 (M - H).
【0522】
実施例120
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(45mg、収率27%)。
1H NMR (400MHz, DMSO-d
6) δ 8.91 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.20 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.00 - 7.97 (m, 3H), 7.74- 7.70 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.37- 7.32 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 3.61 - 3.56 (m, 2H), 2.84 - 2.80 (t, J = 7.0 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14F
4N
4O
3:446.10; found:447.2 (M+H)
+.
【0523】
実施例121
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-トリフルオロメチル-[1,2,4]オキサジアゾ-ル-3-イル)-ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(19mg、収率13%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.38 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 9.17 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.84 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.09 - 8.05 (m, 2H), 7.78 (s, 1H), 7.25 - 7.20 (m, 2H), 3.68 (s, 2H), 1.42(s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17F
4N
5O
3:475.13; found:476.2 (M+H)
+.
【0524】
実施例122
2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロパンニトリル
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-ブロモフェニル)アセトニトリルから実施例1ステップ2で記載されているようにしてヨ-ドメタンを用いて合成し(1.2g、粗物質を使用)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
10BrN:223.00; found:224.0 (M+H)
+.
【0525】
2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(1.3g、粗物質を使用)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
10H
14BrN:227.03; found:228.0 (M+H)
+.
【0526】
N-(2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(90mg、収率83%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
17BrF
3N
3O
2:467.05; found:468.0 (M+H)
+.
【0527】
N-(2-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド(30mg、0.064ミリモル)およびフェニルボロン酸(39mg、0.32ミリモル)のTHF(1.2mL)中溶液を窒素で脱気した。ジクロロ[1,1’ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)]フェロセンパラジウム(II)(5mg、0.006ミリモル)および1Mの炭酸カリウム(1.2mL)を添加した。反応を一晩60℃で加熱した。反応を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。粗物質を、30%のEA/ヘキサンを用いて分取TLCにより精製して、N-(2-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド(6mg、収率18%)を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.29 (s, 1H) 8.18 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.81 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.64-7.30 (m, 10H) 5.88 (s, 1H), 3.73 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 1.48 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
22F
3N
3O
2:465.17; found:466.2 (M+H)
+.
【0528】
実施例123
N-(2-(4’-フルオロ-[1,1’-ビフェニル]-3-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N-(2-(3-ブロモフェニル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミドおよび4-フルオロボロン酸から実施例122ステップ4で記載されているようにして合成した(8mg、25 %収率)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.27 (s, 1H) 8.18 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.60-7.38 (m, 8H) 7.11 (m, 1H), 5.71 (s, 1H), 3.73 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 1.47 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
21F
4N
3O
2:483.16; found:484.2 (M+H)
+.
【0529】
実施例124
2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリル
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-ブロモ-1-(3,5-ジフルオロフェニル)エタノンから実施例1ステップ1で記載されているようにして合成した(3g、収率94%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
6F
2N
2S:236.02; found:237.1 (M+H)
+.
【0530】
4-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリル
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルから2-ブロモエチルエ-テルを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(1.0g、収率59%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
12F
2N
2OS:306.06; found:307.1 (M+H)
+.
【0531】
(4-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミン
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-カルボニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(1g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
15H
16F
2N
2OS:310.10; found:311.1 (M+H)
+.
【0532】
N-((4-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(20mg、10%収率)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.45 (s, 1H), 8.24 (d, J= 8.3 Hz, 1H), 7.88 (d, J=8.3 Hz, 1H), 7.64-7.54 (m, 2H), 7.35 (d, J= 5.5 Hz, 1H), 6.73 (m, 2H), 3.95 (m, 2H), 3.85 (d, J= 5.5 Hz, 2H), 3.70 (m, 2H), 2.28 (m, 2H), 2.05 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
19F
5N
4O
3S:550.11; found:551.1 (M+H)
+.
【0533】
実施例125
2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(1.0g、収率60%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
10F
2N
2S:264.05; found:265.1 (M+H)
+.
【0534】
2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(1g、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
14F
2N
2S:268.08; found:269.1 (M+H)
+.
【0535】
N-(2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(3,5-ジフルオロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(85mg、収率24%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.54 (s, 1H), 8.25 (d, J= 7.6 Hz, 1H), 8.04 (m, 1H) 7.62 (t, J=9.2 Hz, 1H), 7.47(s, 1H), 7.35 (d, J= 7.6 Hz, 2H), 6.72 (m, 1H), 3.79 (d, J=2.8 Hz, 2H), 1.55 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
17F
5N
4O
2S:508.10; found:509.1 (M+H)
+.
【0536】
実施例126
2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例64ステップ4で記載されているようにして合成し(400mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
12N
2O:188.09; found:189.1 (M+H)
+.
【0537】
N-(2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(40mg、収率25%)。
1H NMR (CDCl
3) δ 8.59 (s, 1H), 8.26 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.13 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.05 (m, 2H), 7.62-7.56 (m, 3H), 7.43 (m, 2H), 3.84 (m, 2H), 2.93 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
15F
3N
4O
3:428.11; found:429.1 (M+H)
+.
【0538】
実施例127
N-(2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(42mg、収率32%)。
1H NMR (CDCl
3) δ 9.46 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 9.32 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.87 (t, J = 2.7 Hz, 1H), 8.06-7.96 (m, 3H), 7.57-7.44 (m, 3H), 3.85 (m, 2H), 2.93 (t, J = 6.3 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
14F
3N
5O
3:429.10; found:430.1 (M+H)
+.
【0539】
実施例128
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミン
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルから実施例64ステップ4で記載されているようにして合成し(466mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
11H
11ClN
2O:222.06; found:223.1 (M+H)
+.
【0540】
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(4mg、2%収率)。
1H NMR (CDCl
3) d 8.55 (s, 1H), 8.25 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 7.8 Hz, 2H),7.68-7.54 (m, 2H), 7.41 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 3.86 (m, 2H), 3.94 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
14ClF
3N
4O
3:462.07; found:463.1 (M+H)
+.
【0541】
実施例129
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化463】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)エタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(14mg、10%収率)。
1H NMR (CDCl
3) d 9.45 (s, 1H), 9.29 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 7.97 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.43 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.26 (s, 1H), 3.85 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 2.93 (t, J = 5.4 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
13ClF
3N
5O
3:463.07; found:464.1 (M+H)
+.
【0542】
実施例130
N-(2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化464】
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この化合物を、2-メチル-2-(2-フェニルオキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(19mg、13%収率)。
1H NMR (CDCl
3) δ 9.45 (t, J = 9.0 Hz, 1H), 9.35 (s, 1H), 8.42 (s, 1H), 8.03 (s, 2H), 7.51-7.40 (m, 4H), 3.62 (bs, 2H), 1.42 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
18F
3N
5O
3:457.14; found:458.1 (M+H)
+.
【0543】
実施例131
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化465】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
11ClN
2O:246.06; found:247.1 (M+H)
+.
【0544】
2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化466】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパンニトリルから実施例1ステップ3で記載されているようにして合成し(100mg、粗製)、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
15ClN
2O:250.09; found:251.1 (M+H)
+.
【0545】
N-(2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化467】
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この化合物を、2-(2-(4-クロロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(8mg、収率14%)。
1H NMR (CDCl
3) δ 8.59 (t, J = 1.7 Hz, 1H), 8.25 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.12 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 6.6 Hz, 2H), 7.64 (t, J = 7.7 Hz, 2H) 7.49 (s, 1H), 7.38 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 2.03 (s, 2H), 1.40 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
18ClF
3N
4O
3:490.10; found:491.1 (M+H)
+.
【0546】
実施例132
3-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド)プロパン酸メチル
【化468】
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この化合物を、3-アミノプロパン酸メチルおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(120mg、収率75%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
14H
12F
3N
3O
4:343.08; found:344.1 (M+H)
+.
【0547】
3-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド)プロパン酸
【化469】
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水酸化ナトリウム溶液(0.2mL、5M)を、3-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド)プロパン酸メチルのTHF/MeOH/水(4:1:1、15mL)中溶液に添加した。反応を30分間撹拌し、2MのHClで酸性化した。反応を酢酸エチルで数回抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、粗製で使用した。MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
10F
3N
3O
4:329.06; found:330.1 (M+H)
+.
【0548】
N-(2-(3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化470】
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HOBt(47mg、0.35ミリモル)、EDCI(67mg、0.35ミリモル)、およびジイソプロピルエチルアミン(0.7mL、1.0ミリモル)を、3-(3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド)プロパン酸(115mg、0.35ミリモル)およびN’-ヒドロキシベンズイミドアミド(47mg、0.35ミリモル)の、数滴のDMFを含むジクロロメタン(3.5mL)中溶液に添加した。反応を1時間撹拌し、次いでトルエンを添加し、反応を90℃まで1時間加熱した。反応を酢酸エチルで希釈し、有機層を飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。水/アセトニトリルを用いて逆相上で生成物を精製して、N-(2-(3-フェニル-1,2,4-オキサジアゾ-ル-5-イル)エチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミドを得た(10mg、収率7%)。
1H NMR (CDCl
3) d 8.60 (s, 1H), 8.22 (m, 1H), 8.10 (m, 3H,) 7.60 (m, 1H), 7.55-7.45 (m, 3H), 4.05 (m, 2H), 3.26 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
14F
3N
5O
3:429.10; found:430.1 (M+H)
+.
【0549】
実施例133
1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-カルボン酸エチル
【化471】
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臭化ベンジル(696mg、4.01ミリモル)を、DMF(8mL)中5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-カルボン酸エチル(880mg、4.1ミリモル)および炭酸カリウム(562mg、4.01)に添加した。反応数時間撹拌し、次いで水で希釈した。混合物を酢酸エチルで数回洗浄し、合した抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を減圧下で除去し、残留物を、0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン勾配を用いてISCO上で精製し、1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-カルボン酸エチルを得た(1.3g、定量的)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
19H
18N
2O
2:306.14; found:307.1 (M+H)
+.
【0550】
(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)メタノ-ル
【化472】
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0℃で、LAH(1.8mL、3.7ミリモル、THF中2M)を、THF(18mL)中1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-カルボン酸エチル(560mg、1.8ミリモル)に添加した。反応を10分間撹拌し、次いで室温まで1時間温めた。最小量の水をゆっくりと反応に添加し、続いて1mLの5Mの水酸化ナトリウムを添加した反応を30分間撹拌し、硫酸ナトリウムを添加し、固体をろ過により除去した。ろ液を減圧下で濃縮して、粗(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)メタノ-ルを得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
17H
16N
2O:264.13; found:265.1 (M+H)
+.
【0551】
1-ベンジル-3-(ブロモメチル)-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル
【化473】
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四臭化炭素(2.5g、7.6ミリモル)、次いでトリフェニルホスフィン(2.0g、7.6ミリモル)をジクロロメタン(38mL)中(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)メタノ-ル(1.0g、3.8ミリモル)に0℃で添加した。LCMSによりモニタリングされるように反応が完了したら、シリカを通して反応をろ過し、塩化メチレンで洗浄し、次いで0から30%の酢酸エチル/ヘキサンを用いてISCO上で精製して、1-ベンジル-3-(ブロモメチル)-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル(0.5g、収率43%)を得た。MS (ESI) m/z:Calculated for C
17H
15BrN
2:326.04; found:327.0 (M+H)
+.
【0552】
2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)アセトニトリル
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
1-ベンジル-3-(ブロモメチル)-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル(200mg、0.6ミリモル)およびシアン化ナトリウム(30mg、0.6ミリモル)をDMF(6mL)中うで撹拌した。数時間後、さらにシアン化ナトリウム(60mg、1.2ミリモル)を反応に添加した。25%の水酸化アンモニウムの水中溶液を反応に添加し、反応混合物を酢酸エチルで抽出した。合した抽出物を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)アセトニトリルを得た(130mg、収率80%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
18H
15N
3:273.13; found:274.1 (M+H)
+.
【0553】
2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)-2-メチルプロパンニトリル
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)アセトニトリルからヨ-ドメタンを用いて実施例1ステップ2で記載されているようにして合成した(500mg、収率91%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
19N
3:301.16; found:302.2 (M+H)
+.
【0554】
2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)-2-メチルプロパンニトリル(50mg、0.16ミリモル)をTHF(1.6mL)中に溶解させた。ボラン-テトラヒドロフラン(0.8mL、1M溶液)を添加し、反応を60℃で3時間加熱した。最小量の水を添加して反応をクエンチした。酢酸エチルを添加し、続いて硫酸ナトリウムを添加し、固体をろ過により除去した。ろ液を減圧下で濃縮して、2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン(50mg、粗製)を得、これは最後までさらに精製しなかった。MS (ESI) m/z:Calculated for C
20H
23N
3:305.19; found:306.2 (M+H)
+.
【0555】
2-メチル-2-(5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)プロパン-1-アミン
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
2-(1-ベンジル-5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)-2-メチルプロパン-1-アミン(50mg、0.2ミリモル)を、5%炭素上パラジウム(350mg)を含むメタノ-ル/濃硫酸(5:1、5mL)中水素の雰囲気下で撹拌した。数時間後、さらに炭素上パラジウム(350mg)を添加した。3日後に反応を停止させ、出発物質が残存していた。溶液を脱気し、セライトを通してろ過した。メタノ-ルを真空下で除去し、反応が塩基性になるまで1Mの炭酸カリウムを添加した。スラリ-を30%のイソプロパノ-ル/クロロホルムで複数回抽出した。合した有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮して、2-メチル-2-(5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)プロパン-1-アミンを得、これは最後までさらに精製しなかった。
【0556】
N-(2-メチル-2-(3-フェニル-1H-ピラゾ-ル-5-イル)プロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-メチル-2-(5-フェニル-1H-ピラゾ-ル-3-イル)プロパン-1-アミンおよび3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)安息香酸実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(10mg、収率11%)。
1H NMR (CDCl
3) δ 8.52 (s, 1H) 8.20 (d, J = 7.4, 1H), 8.05 (d, J = 7.4, 1H), 7.64-7.52 (m, 3H), 7.46-7.32 (m, 3H), 6.47 (s, 1H), 3.70 (d, J = 4.5, 2H), 1.44 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
20F
3N
5O
2:455.16; found:456.2 (M+H)
+.
【0557】
実施例134
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)プロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして黄色固体として合成した(75mg、収率28%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.47 - 9.46 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.33 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.88 - 8.87 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 8.11 - 8.04 (m, 3H), 7.54 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.18 - 7.14 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 4.02 - 3.96 (ddd, J = 13.2 Hz, 6.5 Hz, 4.1 Hz, 1H), 3.53 - 3.46 (ddd, J = 13.1 Hz, 9.0 Hz, 4.3 Hz, 1H), 3.20 - 3.11 (m, 1H), 1.42 - 1.40 (d, J = 7.0 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
15F
4N
5O
3:461.11; found:462.1 (M+H)
+.
【0558】
実施例135
N-(2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロピル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(4-(4-クロロフェニル)チアゾ-ル-2-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(18mg、収率16%)。
1H NMR (400MHz, CDCl
3) δ 9.46 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.23 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 8.80 (t, J = 2.1 Hz, 1H), 8.21 (m, 1H), 7.81 - 7.78 (m, 2H), 7.43 (m, 1H), 7.38 - 7.35 (m, 2H), 3.85 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.56 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
17ClF
3N
5O
2S:507.07; found:508.0 (M+H)
+.
【0559】
実施例136
N-((4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メチル)-5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチンアミド
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-([1,1’-ビフェニル]-3-イル)-1-メチルピペリジン-4-イル)メタンアミンおよび5-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ニコチン酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして灰白色固体として合成した(60mg、収率30%)。
1H NMR (400MHz, MeOD) δ 9.32 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.01 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.68 - 8.67 (t, J = 2.0 Hz, 1H), 7.65 (m, 1H), 7.57 - 7.55 (m, 2H), 7.50 - 7.47 (m, 3H), 7.40 - 7.36 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 7.31 - 7.28 (m, 1H), 3.62 (m, 2H), 2.79 - 2.76 (m, 2H), 2.44 - 2.31 (m, 4H), 2.24 (m, 3H), 2.11 - 2.05 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
28H
26F
3N
5O
2:521.20; found:522.2 (M+H)
+.
【0560】
実施例137
5-ブロモチオフェン-3-カルボアルデヒド
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
無水塩化アルミニウム(5.9g、44.5ミリモル)を少しずつ2時間の期間にわたって、0℃の温度を維持しつつチオフェン-3-カルボアルデヒド(2.0g、17.8ミリモル)のCH
2Cl
2(100mL)中溶液に添加した。CH
2Cl
2(50mL)中臭素(2.56g、16.0ミリモル)を次いで反応混合物に0℃で滴加した。反応混合物を40℃で1時間還流し、水でクエンチし、CH
2Cl
2で抽出した。合した抽出物を無水Na
2SO
4上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカ60〜120メッシュ、溶離液10%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、5-ブロモチオフェン-3-カルボアルデヒド(3.0g、収率88%)を得た。
【0561】
1-(5-ブロモチオフェン-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ル
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、5-ブロモチオフェン-3-カルボアルデヒドから実施例88ステップ1で記載されているようにして黄色液体として合成した(3.0g、収率73%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.36 (s, 1H), 7.15 (s, 1H), 5.05 - 5.03 (m, 1H), 3.28 (br s, 1H).
【0562】
1-(5-ブロモチオフェン-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(5-ブロモチオフェン-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして合成した(1.85g、収率62%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.25 (m, 1H), 7.62 (d, J = 1.1 Hz, 1H).
【0563】
3-(4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(5-ブロモチオフェン-3-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノンおよび3-カルボキシフェニルボロン酸から実施例88ステップ3で記載されているようにして黄色固体として合成した(150mg、収率16%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.26 (br s, 1H), 8.85 (s, 1H), 8.19 (s, 1H), 8.07 - 8.05 (m, 2H), 7.96 - 7.93 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.62 - 7.57 (t, J = 7.7 Hz, 1H).
【0564】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)ベンズアミド
【化486】
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この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-2-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(75mg、収率30%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.21 - 8.16 (m, 1H), 8.11 - 8.10 (m, 1H), 8.02 - 7.96 (m, 3H), 7.91 - 7.90 (m, 1H), 7.88 - 7.83 (m, 1H), 7.77 - 7.75 (m, 1H), 7.67- 7.48 (m, 2H), 7.31 - 7.25 (m, 2H), 3.56 - 3.54 (m, 2H), 1.33 (d, J = 2.1 Hz, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
4N
2O
3S:516.11; found:515.7 (M-H)
-.
【0565】
実施例138
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-オキソエチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシエチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミドから実施例47ステップ2で記載されているようにして灰白色固体として合成した(150mg、収率43%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.62 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.40 (s, 1H), 8.32 - 8.29 (dt, J = 7.8 Hz, 1.2 Hz, 1H), 8.15 - 8.11 (m, 3H), 7.70 - 7.65 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.25 - 7.19 (t, J = 8.7 Hz, 3H), 5.02 - 5.00 (d, J = 4.6 Hz, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
21H
12F
4N
4O
4:460.08; found:459.4 (M-H)
-.
【0566】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-オキソエチル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド(150mg、0.33ミリモル)を乾燥THF(10mL)中に溶解させ、反応混合物を-50℃まで冷却した。メチルマグネシウムクロリド(0.32mL、0.98ミリモル、THF中3M)を次いで添加し、反応混合物を-50℃で3時間撹拌した。反応混合物を水性飽和NH
4Cl溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合した抽出物を水、および食塩水で洗浄し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液25〜30%石油エ-テル中EtOAc)、続いて分取TLC(溶離液30%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-ヒドロキシプロピル)-3-(5-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド(15mg、収率10%)を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.49 (t, J = 1.5 Hz, 1H), 8.28 - 8.25 (dt, J = 7.9 Hz, 1.3 Hz, 1H), 8.05 - 8.01 (m, 3H), 7.70 (s, 1H), 7.64 - 7.61 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.16 - 7.11 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 7.05 - 7.02 (m, 1H), 3.96 - 3.85 (m, 2H), 3.81 (s, 1H), 1.65 (s, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
22H
16F
4N
4O
4:476.11; found:475.5 (M-H)
-.
【0567】
実施例139
1-(4-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ル
【化489】
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この化合物を、4-ブロモフラン-2-カルボアルデヒドから実施例88ステップ1で記載されているようにして淡黄色液体として合成した(1.0g、収率72%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 7.99 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.10 - 7.08 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 6.75 (s, 1H), 5.29 - 5.22 (m, 1H).
【0568】
1-(4-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(4-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして合成し(0.8g、収率81%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.82 (m, 1H), 7.52 - 7.51 (m, 1H).
【0569】
3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フラン-3-イル)安息香酸
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(4-ブロモフラン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノンおよび3-カルボキシフェニルボロン酸から実施例88ステップ3で記載されているようにして淡黄色固体として合成した(150mg、収率26%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 13.14 (br s, 1H), 8.99 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 8.31 (m, 1H), 8.07 - 8.04 (m, 1H), 7.93 - 7.90 (m, 1H), 7.60 - 7.55 (t, J = 7.7 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
7F
3O
4:284.03; found:282.9 (M-H)
-.
【0570】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フラン-3-イル)ベンズアミド
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)フラン-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(30mg、収率14%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.91 (s, 1H), 8.40 - 8.35 (m, 2H), 8.16 (m, 1H), 8.02 - 7.94 (m, 4H), 7.82 - 7.80 (m, 1H), 7.57 - 7.53 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.36 - 7.31 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 3.53 - 3.51 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 1.30 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
4N
2O
4:500.14; found:499.5 (M-H)
-.
【0571】
実施例140
1-(4-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ル
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、4-ブロモチオフェン-2-カルボアルデヒドから実施例88ステップ1で記載されているようにして淡黄色液体として合成した(2.0g、収率74%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.30 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.12 (m, 1H), 5.27 - 5.22 (m, 1H), 3.17 (br s, 1H).
【0572】
1-(4-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノン
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(4-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノ-ルから実施例47ステップ2で記載されているようにして暗褐色液体として合成した(1.5g、収率75%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.86 (m, 1H), 7.80 (d, J = 0.9 Hz, 1H).
【0573】
3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-3-イル)安息香酸
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、1-(4-ブロモチオフェン-2-イル)-2,2,2-トリフルオロエタノンおよび3-カルボキシフェニルボロン酸から実施例88ステップ3で記載されているようにして淡黄色固体として合成した(400mg、収率46%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 13.19 (br s, 1H), 8.85 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 8.50 (s, 1H), 8.29 (m, 1H), 8.10 - 8.08 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.96 - 7.94 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 7.62 - 7.59 (t, J = 7.8 Hz, 1H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
13H
7F
3O
3S:300.01; found:298.9 (M-H)
-.
【0574】
N-(2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロピル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-3-イル)ベンズアミド
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、2-(2-(4-フルオロフェニル)オキサゾ-ル-4-イル)-2-メチルプロパン-1-アミンおよび3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)チオフェン-3-イル)安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして合成した(30mg、収率17%)。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d
6) δ 8.67 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 8.43 (m, 1H), 8.16 - 8.12 (m, 2H), 8.00 - 7.97 (dd, J = 9.0 Hz, 5.3 Hz, 2H), 7.92 - 7.90 (m, 2H), 7.84 - 7.82 (m, 1H), 7.57 - 7.53 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.30 - 7.25 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 3.56 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 1.34 (s, 6H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
20F
4N
2O
3S:516.11; found:515.5 (M-H)
-.
【0575】
実施例141
3-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミド
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、(4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メタンアミンおよび3-シアノ安息香酸から実施例8ステップ6で記載されているようにして白色固体として合成した(6.6g、収率89%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.11 - 8.10 (m, 1H), 8.02 - 7.99 (dt, J = 7.9 Hz, 1.5 Hz, 1H), 7.91 - 7.88 (m, 2H), 7.78 - 7.74 (dt, J = 7.7 Hz, 1.3 Hz, 1H), 7.71 - 7.68 (m, 1H), 7.53 - 7.46 (m, 3H), 7.42 - 7.36 (m, 1H), 3.97 - 3.90 (m, 2H), 3.85 - 3.83 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.77 - 3.69 (m, 2H), 2.35 -2.29 (m, 2H), 2.07 - 1.98 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
21N
3O
2S:403.14; found:402.2 (M-H)
-.
【0576】
(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミド
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-シアノ-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミドから実施例1ステップ4で記載されているようにして合成し(6.8g、粗製)、これをさらに精製することなく使用した。
1H NMR (400 MHz, MeOD) δ 8.05 - 8.04 (m, 1H), 7.93 - 7.91 (m, 2H), 7.78 - 7.75 (m, 3H), 7.43 - 7.37 (m, 3H), 7.32 - 7.28 (m, 1H), 3.94 - 3.91 (m, 2H), 3.69 (m, 2H), 3.63 - 3.56 (m, 2H), 2.43 -2.39 (d, J = 13.8 Hz, 2H), 2.10 - 2.06 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
23H
24N
4O
3S:436.16; found:437.2 (M+H)
+.
【0577】
3-(3-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)カルバモイル)フェニル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-5-カルボン酸エチル
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
3-(N’-ヒドロキシカルバミミドイル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミド(6.8g、15.57ミリモル)を無水ピリジン(68mL)中に溶解させ、反応混合物を0℃まで冷却した。クロロオキソ酢酸エチル(5.2mL、46.73ミリモル)を滴加し、反応混合物を60℃で1時間加熱し、1.5NのHCl溶液でクエンチし、EtOAcで希釈した。有機層を水、食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離液25〜30%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(3-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)カルバモイル)フェニル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-5-カルボン酸エチルを得た(6.8g、収率87%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.21 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 8.11 - 8.09 (m, 1H), 7.78 - 7.76 (m, 1H), 7.61 - 7.59 (m, 2H), 7.44 (s, 1H), 7.32 - 7.27 (m, 1H), 7.23 - 7.21 (m, 3H), 4.62 - 4.57 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 3.97 - 3.94 (m, 2H), 3.81 - 3.76 (m, 2H), 3.56 - 3.50 (m, 2H), 2.41 -2.37 (m, 2H), 2.19 - 2.12 (m, 2H), 1.53 - 1.50 (t, J = 7.2 Hz, 3H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
27H
26N
4O
5S:518.16; found:517.1 (M-H)
-.
3-(5-(ヒドロキシメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミド
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
3-(3-(((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)カルバモイル)フェニル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-5-カルボン酸エチル(1.0g、1.93ミリモル)を無水THF(20mL)中に溶解させ、反応混合物を0℃まで冷却した。水素化ホウ素リチウム(1.15mL、2.3ミリモル、THF中2M)を添加し、反応混合物を30分間撹拌し、氷でクエンチし、EtOAcで希釈した。有機層を水、食塩水で洗浄し、減圧下で濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィ-(シリカゲル60〜120メッシュ、溶離剤:70-80%石油エ-テル中EtOAc)により精製して、3-(5-(ヒドロキシメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミドを得た(300mg、収率32%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d
6) δ 8.46 (m, 1H), 8.20 - 8.17 (m, 1H), 7.96 (m, 1H), 7.91 - 7.88 (m, 2H), 7.62 (m, 1H), 7.53 - 7.51 (m, 2H), 7.36 - 7.34 (m, 3H), 4.89 (s, 2H), 3.99 - 3.92 (m, 2H), 3.90 - 3.88 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.78 - 3.70 (m, 2H), 2.35 -2.27 (m, 2H), 2.08 - 2.00 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
24N
4O
4S:476.15; found:475.7 (M-H)
-.
【0578】
3-(5-ホルミル-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミド
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(5-(ヒドロキシメチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミドから、実施例47ステップ2で記載されているようにして合成した(340mg、収率57%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 9.89 (s, 1H), 8.49 (m, 1H), 8.27 - 8.17 (m, 1H), 8.04 - 8.01 (m, 1H), 7.90 - 7.88 (m, 2H), 7.71 - 7.69 (m, 1H), 7.60 - 7.52 (m, 2H), 7.37 - 7.30 (m, 2H), 4.00 - 3.92 (m, 2H), 3.91 - 3.89 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.78 - 3.71 (m, 2H), 2.36 -2.28 (m, 2H), 2.09 - 2.01 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
25H
22N
4O
4S:474.14; found:473.4 (M-H)
-.
【0579】
N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-ヒドロキシエチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、3-(5-ホルミル-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)-N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)ベンズアミドから実施例88ステップ1で記載されているようにして合成した(30mg、収率17%)。MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
23F
3N
4O
4S:544.14; found:545.2 (M+H)
+.
【0580】
N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロアセチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミド
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
この化合物を、N-((4-(4-フェニルチアゾ-ル-2-イル)テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)-3-(5-(2,2,2-トリフルオロ-1-ヒドロキシエチル)-1,2,4-オキサジアゾ-ル-3-イル)ベンズアミドから実施例47ステップ2で記載されているようにして合成した(5mg、収率17%)。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.56 (s, 1H), 8.15 - 8.13 (m, 1H), 7.89 - 7.87 (m, 2H), 7.79 - 7.77 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.44 - 7.36 (m, 4H), 4.00 - 3.94 (m, 2H), 3.90 - 3.89 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 3.79 - 3.74 (m, 2H), 2.34 -2.30 (m, 2H), 2.07 - 2.02 (m, 2H). MS (ESI) m/z:Calculated for C
26H
21F
3N
4O
4S:542.12; found:541.5 (M-H)
-.
【0581】
医薬組成物
実施例A
通常の方法を用いて錠剤を調製し、以下のように処方する:
成分 1錠あたりの量
実施例Iの化合物 5mg
微結晶セルロ-ス 100mg
ラクト-ス 100mg
デンプングリコ-ル酸ナトリウム 30mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
合計 237mg
【0582】
実施例B
通常の方法を用いてカプセルを調製し、以下のように処方する:
成分 1錠あたりの量
実施例3の化合物 15mg
乾燥デンプン 178mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
合計 195mg
【0583】
ヒストンデアセチラ-ゼ9(HDAC9)阻害アッセイ:
新規ヒストンデアセチラ-ゼ9(HDAC9)阻害物質を、インビトロ生化学的機能アッセイで特性化した。アッセイは、HDAC9による、蛍光発生基質の脱アセチル化のために増大した蛍光シグナルを測定する。市販の基質は、クラスIIa HDAC特異的であり、アセチル化されたリシン残基を含有し、脱アセチル化後のトリプシン分解により蛍光シグナルを放出する。
【0584】
特に、100%のDMSO中で種々の濃度に希釈された試験化合物を、まず384ウェルアッセイプレ-ト中に分配する。完全アッセイ緩衝液(50mMのTris-HCl、pH8.0、137mMのNaCl、2.7mMのKCl、1mMのMgCl
2、0.05%のBSAおよび0.005%のTween20)中組換え型HDAC9イソ型4(BPS Bioscienceから購入)を次いでMultidrop Combi (Thermo Scientific)を用いて各ウェル(5uL/ウェル)に添加し、続いて5uL/ウェルの基質(BPS Bioscienceから購入、最終4.5uM)を添加した。室温で45分インキュベ-ションした後、10uLの2×現像液(40uMのトリプシンおよび20uMのトリコスタチンAを含むアッセイ緩衝液)を添加した。プレ-トを次いで1時間室温にてインキュベ-トした後、Envision(Perkin Elmer)プレ-トリ-ダ-で450nmにて蛍光強度モ-ドで読み取った。各試験ウェル中の化合物によるHDAC9活性の阻害パ-セントを、DMSOのみを含有する対照ウェル中で蛍光シグナルに対して規格化することにより計算した。試験化合物のpIC50値を、非線形曲線適合から、活性Base5デ-タ分析ツ-ル(IDBS)を用い、100uMの最終化合物濃度からはじめて11ポイント3x希釈系列から計算した。
【0585】
用量反応実験に関して、規格化されたデ-タを、方程式y=a+(b-a)/(1+(10^x/10^c)^d)(式中、aは最小%活性であり、bは最大%活性であり、cはpIC
50であり、dはHill勾配である)を用いてABASE/XC50により適合させた。
【0586】
pIC
50を平均して、2回の実験の最小について、平均値を決定する。前記方法を用いて決定する場合、実施例1〜141の化合物は、4.8より高いpIC
50を示した。例えば、実施例21、32、78、110および132の化合物は、平均pIC
50>6で前記方法においてHDAC9を示した。
【0587】
参考文献
米国特許第20060269559号、米国特許第7,521,044号、国際公開第 2007084775号
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