【実施例】
【0053】
(実施例1)
シッフ塩基連結によるタンパク質の共有結合不動化のために、表面上に酸化デキストランを有する、Zeonor(Zeon,Japan)で作製されたプラスチック基材チップを用いた。流路内の捕捉ゾーンに、抗NT−proBNP mAb(15C4 Hytest)を堆積させて(Biodot AD3200)、乾燥させた。流路内の検出要素ゾーンに抗NT−proBNP mab(S−1.21.3 Roche)を堆積させて、乾燥させた。より良好な毛管流のためにサンプルの湿潤性を増加させるために、装置に少量のTriton X−45が堆積された。装置のサンプルゾーンにサンプルを添加し、微細柱状物のアレイの毛管現象が、検出要素ゾーン、捕捉ゾーンを越えてウィッキングゾーンまでサンプルを分配した。典型的なアッセイ時間は約10分間であった。信号強度を、プロトタイプの線を照らす蛍光スキャナで記録した。実験結果を
図4、
図6、及び表1に示す。
【0054】
図4は、T7.30と表わされる四角形の形状の断面を有する突起部の実験結果(正方形(■)で示す)、及びT7.29と表わされる円形断面を有する突起部の実験結果(ダイヤモンド形(◆)で示す)を示す。グラフが示すように、四角形の形状の突起部ははるかに高い光信号を有しており、円形突起部と比べてより多くの検体を捕捉したこと示す。実際に、グラフが1450pg/mLのNT−proBNPレベルにおいて示すように、四角形の形状の突起部の信号の強度は、円形突起部の約2倍である(それぞれ14対7)。
【0055】
次の表1は、四角形の突起部を用いたアッセイ精度の改善を、円形突起部と対比して示している。特に、精度の目安である変動係数(CV)は、四角形の突起部のレベル3(268pg/mL)及び4(1499pg/mL)において有意に小さく、これは高精度であることを示している。より低いレベル(1及び2)では、四角形突起部と円形突起部との間でCVに対する影響は見られなかった。
【0056】
【表1】
【0057】
図5は、異なる断面の突起部を用いた、同一流量及び同一初期検体濃度における検体の捕捉に関する計算流体力学(CFD)シミュレーションである。CFDシミュレーションは、突起部の固体表面上での流量、拡散、及び動的反応を考慮に入れる。検体濃度は、突起部の位置、突起部の形状(四角形又は円形)、及び突起部の配置(対称又は非対称)の関数である。y軸は、対称軸に沿った突起部の中心における検体の平均濃度を示す。x軸は、捕捉ゾーンの始まり(即ち、捕捉抗体が最初に基材上に堆積された場所)からの各柱状物の距離を示す。各突起部(図では「柱状物」と呼ぶ)は、異なる形状の突起部のそれぞれに関するデータ点(例えば、四角形(■))で示されている。捕捉ゾーンの始まりから最初の5つの突起部が示されている。ダイヤモンド形(◆)で示される四角形の形状の突起部は、四角形突起部と円形突起部との間の自然充填距離変動により、突起部間の距離がわずかに大きかった。グラフが示すように、四角形の形状の突起部は、このシミュレーションで試験した様々な円形突起部設計に比べて、捕捉ゾーン内の全ての位置(即ち、上流及び下流)で有意に高い検体の捕捉を示した。CFDシミュレーションの結果は、実験的観察と一致する。図示されている他の形状は、長円形突起部(X)、円形突起部(■)、及び円形で非対称の突起部(▲)である。
【0058】
より低い濃度では(より高い濃度である268pg/mL及び1499pg/mLと比較して表1に挙げられている2pg/mL及び59pg/mL)、四角形の形状の突起部はまた、
図6に示されるようにより低くてより平滑な基線を有する。これは、四角形の形状の突起部が光学雑音も低減することを示している。この場合もやはり、円形突起部と比べてより均一な柱状物断面積、及び突起部の前側及び後側のより小さい淀み領域によるものと考えられる。
【0059】
(実施例2)
円形断面を有する突起部を備えたチップを有するアッセイ装置及び四角形の形状の断面を有する突起部を備えた装置を用いて、インタクトな副甲状腺ホルモン(iPTH)に関して評価した用量反応曲線。シッフ塩基連結による、タンパク質の共有結合不動化のために、表面上に酸化デキストランを有する、Zeonor(Zeon,Japan)で作製されたプラスチック基材チップが使用された。蛍光標識された坑iPTHヤギポリクローナル抗体(N末端、aa 1〜34)を、試薬ゾーンを生成するために堆積させ、かつ乾燥させた。坑iPTHヤギポリクローナル抗体(C末端、aa 39〜84)を、検出ゾーンを生成するために堆積させ、かつ乾燥させた。より良好な毛管流のためにサンプルの湿潤性を増加させるために、装置に少量のTriton X−45が堆積された。装置のサンプルゾーンにサンプルが添加され、微細柱状物の毛管現象が、流路を通じて吸上ゾーンにサンプルを分配した。典型的なアッセイ時間は約10分間であった。検出ゾーンにおける、蛍光標識された複合物からの信号強度は、プロトタイプ線形照明蛍光スキャナにおいて記録された。結果を
図7及び
図8に示す。
【0060】
図7は、y軸に沿った平均ピーク面積、及びx軸に沿ったiPTH濃度(pg/mL)を有する用量反応曲線を示す。ダイヤモンド形(◆)の印がついた曲線Aは、四角形の形状の突起部を有する。プラス記号(+)の印がついた曲線Cは、曲線Aのチップと同一のチップを使用したが、別の堆積イベントで堆積された。曲線A及びCのデータ点の多くは重なり合っている。(X)の印がついた曲線Bは、四角形の突起部の代わりに円形突起部を有すること以外はチップAと同一のチップのものである。示される結果のように、四角形の形状の断面の突起部を有する装置の平均ピーク面積は、円形断面の突起部を有する装置よりも有意に大きい。
【0061】
図8は、少量のiPTHを用いたこと以外は
図7と同様である。ここでも、
図7と同様に、
図8は、y軸に沿って平均ピーク面積を有し、x軸に沿ってiPTHの濃度(pg/mL)を有する用量反応曲線を示す。四角形(■)の印がついた曲線(A)は、四角形の形状の断面を有する突起部を有する。ダイヤモンド形(◆)の印がついた曲線(C)は、別の堆積イベントで同じ方法で同じチップタイプ上に堆積された、T7.30と同一である装置を使用した。三角形(▲)の印がついた曲線(B)は、四角形の突起部の代わりに円形突起部を有すること以外はT7.30チップと同一の装置に関する。示される結果のように、四角形の突起部を有する装置の平均ピーク面積は、円形断面を有する装置よりも有意に大きい。
【0062】
四角形の形状の突起部の設計のわずかな変更も、突起部の前側及び後側のより小さな淀み領域に関して、四角形の形状の突起部の利点を維持すべきである。こうした設計は、突起部の他の内角に比べて小さい内角を有する、上流及び下流方向に面した突起部の角部、即ち、総体流方向に沿って長い軸を有するダイヤモンドの形状の突起部を含む。ダイヤモンドの形状の突起部の前側及び末端部は、淀み領域を更に低減するためにより鋭角に形成されることができる。
【0063】
追加の実施形態
1.液体サンプル受け取りゾーンと;捕捉要素を結合させたサンプル受け取りゾーンと流体連通する捕捉ゾーンであって、該捕捉ゾーンは、基材と、該基材からほぼ垂直に延出する突起部とを有し、該突起部は菱形の断面を有し、及び前記突起部は、前記突起部の角部が前記サンプル受け取りゾーンに向かう方向に上流に面した状態で前記基材上に配置され、ここで、前記突起部が、前記基材の表面に対して平行な毛管流を生成することができる前記突起部間の毛管空間を画定する高さと、断面と、互いの間の距離とを有する、捕捉ゾーンと;前記捕捉ゾーンから流れてくる液体サンプルを受容する能力を有する、前記捕捉ゾーンと流体連通するシンクと;を含み、前記サンプル受け取りゾーン、前記捕捉ゾーン、及び前記シンクが流体流路を画定する、アッセイ装置。
2.前記菱形の断面が四角形である、実施形態1に開示のアッセイ装置。
3.前記菱形の断面がダイヤモンド形である、実施形態1に開示のアッセイ装置。
4.前記上流及び下流方向に面した前記突起部の前記角部が、前記突起部の他の内角に比べて小さい内角を有する、実施形態3に開示のアッセイ装置。
5.前記基材が、底面と側壁とを有するチャネルを含み、前記突起部が前記チャネルの前記底面から突出し、前記側壁が前記液体の毛管現象に寄与しない、実施形態1に開示のアッセイ装置。
6.前記突起部間の前記毛管空間が、カバー、側壁、又は前記流路に沿った前記毛管流を誘発若しくは支援するために外部から適用される駆動手段を必要とせずに、前記液体を、前記液体サンプルが適用された場所から側方に移動させる、実施形態1に開示のアッセイ装置。
7.前記捕捉ゾーンと前記サンプル受け取りゾーンとの間に検出要素ゾーンを更に含み、前記検出要素ゾーンがその上に検出要素を有する、実施形態1に開示のアッセイ装置。
8.前記捕捉ゾーンが複数の捕捉ゾーンを更に含み、第1の捕捉要素が第1の捕捉ゾーンに適用され、第2の捕捉要素が第2の捕捉ゾーンに適用される、実施形態1に開示のアッセイ装置。
9.前記第1及び第2の捕捉ゾーンが、捕捉要素を有さない領域によって相互に分離される、又は前記第1及び第2の捕捉ゾーンが相互に直接隣接する、実施形態8に開示のアッセイ装置。
10.前記捕捉要素が、前記捕捉ゾーンの幅全体にわたって、前記流体流路に垂直な方向に延出する、実施形態1に開示のアッセイ装置。
11.前記捕捉要素が捕捉抗体である、実施形態1に開示のアッセイ装置。
12.前記サンプル受け取りゾーンと流体連通するサンプルポートをその上に有する、前記サンプル受け取りゾーン、前記捕捉ゾーン、及び前記シンクを保持するためのハウジングを更に含む、実施形態1に開示のアッセイ装置。
13.前記サンプルポートと前記サンプル受け取りゾーンとの間に配設されたフィルタを更に含む、実施形態12に開示のアッセイ装置。
14.前記フィルタが、血漿から赤血球を濾過することができる、実施形態13に開示のアッセイ装置。
15.前記検出要素が、検出可能な標識を結合させた抗体を含む、実施形態7に開示のアッセイ装置。
16.1つ又は2つ以上の対象の検体を検出するために液体サンプルにアッセイを実施する方法であって、前記液体サンプルを受け取るための液体サンプル受け取りゾーンを提供する工程と;捕捉要素を結合させた前記サンプル受け取りゾーンと流体連通する捕捉ゾーンを提供する工程であって、該捕捉ゾーンは、基材と、該基材からほぼ垂直に延出する突起部とを有し、該突起部は菱形の断面を有し、及び前記突起部は、前記突起部の角部が前記サンプル受け取りゾーンに向かう方向に上流に面した状態で前記基材上に配置され、ここで、前記突起部が、前記基材の表面に対して平行な毛管流を生成することができる前記突起部間の毛管空間を画定する高さと、断面と、互いの間の距離とを有する、工程と;前記反応ゾーンから流れてくる液体サンプルを受容する能力を有する、前記捕捉ゾーンと流体連通するシンクを提供する工程と;前記サンプルを前記サンプル受け取りゾーンに分配する工程であって、それによって前記サンプルが毛管現象によって前記捕捉ゾーンに沿って前記シンクの中まで流れる、工程と;前記1つ又は2つ以上の検体の存在又は濃度を決定するために信号を読み取る工程と;を含む方法。
17.前記基材が、底面と側壁とを有するチャネルを含み、前記突起部が前記チャネルの前記底面から突出し、前記側壁が前記液体の毛管現象に寄与しない、実施形態16に開示の方法。
18.検出要素を結合させた検出要素ゾーンを更に含み、前記検体が、前記検出要素ゾーン内の前記検出要素に結合し、かつ前記捕捉ゾーンによって捕捉されて検出可能な信号を生成する、実施形態16に開示の方法。
19.検出要素を前記サンプルと共に添加する工程を更に含み、それによって前記検出要素が前記捕捉ゾーン内で捕捉され、検出可能な信号を生成する、実施形態16に開示の方法。
20.前記菱形の断面が四角形である、実施形態16に開示の方法。
21.前記菱形の断面がダイヤモンド形である、実施形態16に開示の方法。
22.上流及び下流方向に面した前記突起部の前記角部が、前記突起部の他の内角に比べて小さい内角を有する、実施形態16に開示の方法。
【0064】
当業者は、本発明及び本明細書において記載されるその実施形態は、具体的に記載されたもの以外の変化形態及び修正を含むことを理解する。本発明は全ての変化形態及び修正を含むものとして理解されべきである。本発明はまた、本明細書において参照される全てのこと及び特徴を個別に、又は包括的に、かつ工程又は特徴のいずれかの2つ又は3つ以上のうちのいずれか及び全ての組み合わせを含む。
【0065】
〔実施の態様〕
(1) アッセイ装置であって、
液体サンプル受け取りゾーンと、
捕捉要素を結合させた、前記サンプル受け取りゾーンと流体連通する捕捉ゾーンであって、該捕捉ゾーンが、基材と、該基材からほぼ垂直に延出する突起部とを有し、該突起部が菱形の断面を有し、前記突起部が、前記突起部の角部が前記サンプル受け取りゾーンに向かう方向に上流に面した状態で前記基材上に配置され、前記突起部が、前記基材の表面に対して平行な毛細管流動を生成することができる前記突起部間の毛細管空間を画定する高さと、断面と、互いの間の距離とを有する、捕捉ゾーンと、
前記捕捉ゾーンから流れてくる液体サンプルを受容する能力を有する、前記捕捉ゾーンと流体連通するシンクと、を含み、前記サンプル受け取りゾーン、前記捕捉ゾーン、及び前記シンクが流体流動路を画定する、アッセイ装置。
(2) 前記菱形の断面が四角形である、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(3) 前記菱形の断面がダイヤモンド形である、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(4) 上流及び下流方向に面した前記突起部の前記角部が、前記突起部の他の内角に比べて小さい内角を有する、実施態様3に記載のアッセイ装置。
(5) 前記基材が、底面と側壁とを有するチャネルを含み、前記突起部が前記チャネルの前記底面から突出し、前記側壁が前記液体の毛細管現象に寄与しない、実施態様1に記載のアッセイ装置。
【0066】
(6) 前記突起部間の前記毛細管空間が、前記流動路に沿った前記毛細管流動を誘発すること若しくは支援することのいずれかのためにカバー、側壁、又は外部から適用される駆動手段を必要とせずに、前記液体を、前記液体サンプルが適用された場所から離して側方に強制移動させる、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(7) 前記捕捉ゾーンと前記サンプル受け取りゾーンとの間に検出要素ゾーンを更に含み、前記検出要素ゾーンがその上に検出要素を有する、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(8) 前記捕捉ゾーンが複数の捕捉ゾーンを更に含み、第1の捕捉要素が第1の捕捉ゾーンに適用され、第2の捕捉要素が第2の捕捉ゾーンに適用される、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(9) 前記第1の捕捉ゾーン及び第2の捕捉ゾーンが、捕捉要素を有さない領域によって相互に分離される、又は前記第1の捕捉ゾーン及び第2の捕捉ゾーンが相互に直接隣接する、実施態様8に記載のアッセイ装置。
(10) 前記捕捉要素が、前記流体流動路に垂直な方向に前記捕捉ゾーンの幅全体にわたって延出する、実施態様1に記載のアッセイ装置。
【0067】
(11) 前記捕捉要素が捕捉抗体である、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(12) 前記サンプル受け取りゾーン、前記捕捉ゾーン、及び前記シンクを保持するためのハウジングを更に含み、前記ハウジングが前記サンプル受け取りゾーンと流体連通するサンプルポートをその上に有する、実施態様1に記載のアッセイ装置。
(13) 前記サンプルポートと前記サンプル受け取りゾーンとの間に配設されたフィルタを更に含む、実施態様12に記載のアッセイ装置。
(14) 前記フィルタが、血漿から赤血球を濾過することができる、実施態様13に記載のアッセイ装置。
(15) 前記検出要素が、検出可能な標識を結合させた抗体を含む、実施態様7に記載のアッセイ装置。
【0068】
(16) 1つ又は2つ以上の対象検体を検出するために液体サンプルにアッセイを実行する方法であって、
前記液体サンプルを受け取るための液体サンプル受け取りゾーンを用意することと、
捕捉要素を結合させた、前記サンプル受け取りゾーンと流体連通する捕捉ゾーンを用意することであって、該捕捉ゾーンが、基材と、該基材からほぼ垂直に延出する突起部とを有し、該突起部が菱形の断面を有し、前記突起部が、前記突起部の角部が前記サンプル受け取りゾーンに向かう方向に上流に面した状態で前記基材上に配置され、前記突起部が、前記基材の表面に対して平行な毛細管流動を生成することができる前記突起部間の毛細管空間を画定する高さと、断面と、互いの間の距離とを有する、ことと、
前記反応ゾーンから流れてくる液体サンプルを受容する能力を有する、前記捕捉ゾーンと流体連通するシンクを用意することと、
前記サンプルを前記サンプル受け取りゾーンに分配することであって、それによって前記サンプルが毛細管現象によって前記捕捉ゾーンに沿って前記シンクの中まで流れる、ことと、
前記1つ又は2つ以上の検体の存在又は濃度を決定するために信号を読み取ることと、を含む、方法。
(17) 前記基材が、底面と側壁とを有するチャネルを含み、前記突起部が前記チャネルの前記底面から突出し、前記側壁が前記液体の毛細管現象に寄与しない、実施態様16に記載の方法。
(18) 検出要素を結合させた検出要素ゾーンを更に含み、前記検体が、前記検出要素ゾーン内の前記検出要素に結合し、かつ前記捕捉ゾーンによって捕捉されて検出可能な信号を生成する、実施態様16に記載の方法。
(19) 検出要素を前記サンプルと共に添加することを更に含み、それによって前記検出要素が前記捕捉ゾーン内で捕捉され、かつ検出可能な信号を生成する、実施態様16に記載の方法。
(20) 前記菱形の断面が四角形である、実施態様16に記載の方法。
【0069】
(21) 前記菱形の断面がダイヤモンド形である、実施態様16に記載の方法。
(22) 前記上流及び下流方向に面した前記突起部の前記角部が、前記突起部の他の内角に比べて小さい内角を有する、実施態様16に記載の方法。