【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明のある局面は特許請求の範囲において規定される。
広く言って、この発明のさらなる局面は、ステント(好ましくはステント弁)をデリバリーカテーテル上に取付けるために所望のサイズに圧縮することにおいて用いるための装置を提供する。この装置は、
中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステントを漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有する中空のチャネル(任意で、加えて、または代替的に、中空のチャネル部材または中空のチャネル本体と呼ばれてもよい)、および
ステントに長手方向の駆動力をかけ、ステントを中空のチャネル内において前進させるための移動部、の1つ以上を含んでもよい。
【0008】
任意で、装置は、以下の特徴のうちの2つ以上の特徴からなる1つまたは任意の組合せを有するように構成されてもよいが、それらはすべて任意である。
【0009】
(a)装置は、駆動力の生成のためのドライバをさらに含み、移動部は、ステント弁をチャネル内において前進させるために、ドライバからステント弁に長手方向の駆動力を伝達するように構成される。ドライバは、チャネルの外部、またはチャネル上に、例えば、径方向に外部に、または径方向に外側に、取付けてもよい。ドライバは、外部においてチャネルの長手方向軸のまわりを回転可能な部材と、回転に応答して長手方向の運動を生成するためのねじ筋および/またはヘリカルガイドとを含んでもよい。例えば、ドライバは、ねじ筋によってチャネルの外部に結合されてもよい。いくつかの実施例においては、チャネルは、(i)ドライバのためにねじ筋を担持する略円筒形の外部部分、および/または(ii)ステント弁を折り畳むための略非円筒形の内部部分を有する。略非円筒形の内部部分は、長手方向軸の1つ以上の領域に沿って直径において漸進的に低減する実質的に円形の断面形状を任意で含んでもよい。
【0010】
(b)中空のチャネルは、その壁を通して少なくとも1つのスロットを含んでもよく、移動部は、スロットにおいて摺動可能であり、スロットを通って突出してチャネル内においてステントを係合するための部分を含んでもよい。スロットは、実質的に線形、および/または長手方向に延在していてもよい。任意で、チャネルは2つのスロットを含むか、または、任意で、チャネルは3つのスロットを含むか、または、任意で、チャネルは4つのスロットを含むか、または、任意で、チャネルは5つのスロットを含むか、または、任意で、チャネルは6つのスロットを含むか、または任意でより多くのスロットを含む。移動部は、対応する数の前記部分を、各スロットに対して1つ、含んでもよい。加えて、または代替的に、中空のチャネルは、少なくとも1つのスロットがそこにおいて延在する部材を含んでもよい。例えば、スロットは、その部材の軸方向長の少なくとも50%、任意で少なくとも55%、任意で少なくとも60%、任意で少なくとも65%、任意で少なくとも70%、任意で少なくとも75%、任意で少なくとも80%、任意で少なくとも85%、任意で少なくとも90%、任意で少なくとも95%にわたって延在してもよい。代替的に、中空のチャネルは、中空のチャネル形式をまとめて規定するようにともに組付けられる(かまたは組付け可能な)複数の部材を含んでもよい。いずれの場合も、スロットは、任意で、チャネルの少なくとも一方の端部において開いていて、移動部がスロットの開いた端部から外へ摺動することによってチャネルから分離されることを許してもよい。
【0011】
任意で、中空のチャネルは複数のスロットを含み、移動部は、(i)スロットにおいて摺動可能な複数の前記部分と、(ii)チャネルの外側、例えば径方向に外側(例えばチャネルの周方向周囲の径方向に外側)に嵌まる部分とを含む。外側に嵌まる部分は、チャネルの径方向に外側において、スロットにおいて摺動可能な部分を相互接続してもよい。例えば、外側に嵌まる部分は、スロットにおいて摺動可能な部分の径方向に外側の端部を接続してもよい。
【0012】
(c)移動部は、ステントの周囲のまわりの少なくとも1つの(任意で2つ、または任意で3つ、または任意で4つ、または任意でより多くの)周方向位置に長手方向の駆動力をかけるように構成されてもよい。これは、ステント(例えばステント弁)が相対的に堅固であり、および/または損傷もしくは変形に対してより脆弱でない、1つ以上の特定の周方向位置に、駆動力を適用することを可能にし得る。例えば、力をかけられてもよい1つ以上の周方向位置は、ステント弁の継ぎ目の支持体または柱と実質的に整列されてもよい。代替的に、力をかけられてもよい1つ以上の周方向位置は、ステント弁の継ぎ目の支持体または柱と実質的に非整列であってもよい。
【0013】
(d)移動部は、ステントの軸方向長に沿った少なくとも1つの(任意で2つ、または任意で3つ、または任意で4つ、または任意でより多くの)長手方向位置に長手方向の駆動力をかけるように構成されてもよい。これは、ステントが相対的に堅固であり、および/または損傷もしくは変形に対してより脆弱でない、1つ以上の特定の長手方向位置に、駆動力を適用することを可能にし得る。例えば、力をかけられてもよい1つ以上の長手方向位置は、ステント弁の継ぎ目の支持体または柱に対応してもよい。加えて、または代替的に、1つ以上の長手方向位置の各々は、ステントのプロファイルまたは構造において谷部(例えば2つの支材間の頂点の交点に規定された谷部)に対応してもよい。
【0014】
(e)移動部は、ステントの末端部間の少なくとも1つの(任意で2つ、または任意で3つ、または任意で4つ、または任意でより多くの)特定の位置に長手方向の駆動力をかけるように構成されてもよい。これによって、「押す」力が、ステントが軸方向に座屈する危険性がより少ない状態でかけられ得る。加えて、または代替的に、それによって、「引く」力が、ステントの末端部に依存も干渉せずにかけられ得る。ステントは、ステントの末端部において1つ以上の取付け要素を含んでもよい。そのような構成は、取付け要素による係合と干渉したり、それを複雑にしたりはしない。加えて、または代替的に、位置の各々は、ステントのプロファイルまたは構造において谷部または凹み(例えば2つの支材間の頂点の交点に規定された谷部)に対応してもよい。任意で、少なくとも1つの位置は:ステントの両方の対向する端部から、少なくとも5mm、好ましくは少なくとも10mm、間隔を置かれた位置;および/または(ii)ステントの両方の対向する端部から、ステント弁の最大長さの少なくとも10%、好ましくは少なくとも15%、間隔を置かれた位置であってもよい。
【0015】
(f)移動部は、チャネルの外部のまわりを延在するリング、およびリングから内方向に延在または突出する1つ以上の枝部を含んでもよい。枝部は、ブレード状、および/または指状、および/またはピン状、および/またはスポーク状であってもよい。リングは、チャネルの外部のまわりで長手方向に摺動可能であってもよい。各枝部は、チャネル壁においてそれぞれのスロットを通って延在して、チャネルの内部に向かって延在してもよい。各枝部は、それぞれのスロットにおいて摺動可能であってもよい。枝部の内側端部は、実質的に自由であってもよく、または互いに結合されて、例えば、共通点(例えば中心)で出会うか、または内輪を介して結合されてもよい。
【0016】
(g)ステントとの係合のために構成された移動部の部分または表面(例えば、もし用いられた場合には、上記の各枝部)は、チャネル軸および/または(もし用いられた場合には)リングの面に関して略径方向に延在してもよい。代替的に、ステントとの係合のために構成された移動部の部分または表面は、径方向および/またはリング面に関して傾けられてもよい。1つの形式においては、該部分は、チャネルの出口および/またはより狭い(例えば、内部においてより狭い)端部に向かう方向に傾けられる。(例えば出口/狭い端部に向かう)傾斜の角度は、約5度(以上)、約10度(以上)、約15度(以上)、または約20度(以上)であってもよい。傾斜の角度は、上記の値のうちの任意の2つの間、例えば約5度と約15度との間であってもよい。傾斜は、軸方向圧縮荷重の下でのステントの座屈の危険性を低減し得る。傾斜は、径方向に内方向の代わりに、径方向に外方向にステントを適度に移動させる傾向があってもよい。適度な径方向に外方向の移動はチャネルの内部表面との接触によって迎えられ、それによって、ステントの形状が座屈を回避するように制御されることを可能にする。
【0017】
(h)中空のチャネルの内部表面は、少なくとも径方向において、実質的に固定される、および/または移動不可であってもよい。ステント弁の圧縮は、少なくとも主に(および好ましくは全体的に)チャネル内におけるステント弁の長手方向の変位の結果、チャネルの内部表面の実質的な径方向の移動なしに、達成されてもよい。
【0018】
(i)中空のチャネルの内部表面は、例えばチャネルの長手方向軸に沿って出口に向かう方向に漸進的に低減する直径を有する、少なくとも1つの非円筒形の部分を含んでもよい。加えて、または代替的に、チャネルは少なくとも1つの略円筒形の部分を含んでもよい。示された実施例においては、内部表面は少なくとも2つの非円筒形の部分を含む。チャネルへの入口に近接する内部表面の部分は、略円筒形であってもよい。チャネルの出口に近接する内部表面の部分は、略非円筒形であってもよい。
【0019】
(j)装置は、さらに、チャネルの出口および/または狭い(例えば内部においてより狭い)端部のための、またはそこにおいて使用可能な装填チューブ(任意で、加えて、または代替的に、チャネル延長部分または出口延長部分と呼ばれてもよい)を含んでもよい。装填チューブは、チャネルに取り外し可能に取付け可能であってもよく、または手によって適所に保持することによってチャネルと関連付けられてもよく、またはチャネルの出口内に挿入可能であってもよい。延長部分がチャネルから分離(例えば除去)されると、これは、デリバリーカテーテル上への装填またはデリバリーカテーテルとの係合のために、ステントの端部がチャネルの出口/狭い端部において観察されることを可能にしてもよい。ステント端部のデリバリーカテーテルへの装填/係合の後、延長部分はチャネルに関して配置、挿入、再置(例えば取付けまたは再取付け)されてもよい。いくつかの実施例においては、装填チューブはその中に穴を有する。いくつかの実施例においては、穴は、チャネルの出口端部と実質的に同じ直径を有してもよい。他の実施例においては、装填チューブの穴および/または外径は、チャネルの出口における直径より僅かに小さくてもよい。
【0020】
いくつかの実施例においては、装填チューブは、チャネルと延長部分との間において長手方向の荷重に耐える固定部によって取付け可能であってもよい。例えば、固定部はねじ切りされた固定部であってもよい。他の実施例においては、装填チューブは、出口において、または出口を通して、チャネル内に少なくとも部分的に挿入可能であってもよい。
【0021】
(k)中空のチャネルの長手方向の長さは、使用において、ステント弁が、前進させられるときに、チャネル内に全体的に収容されるように、ステント弁より長くてもよい。
【0022】
(1)使用においては、ステント弁は、全体的に、中空のチャネルを通して、一方の端部における入口から、対向する端部における出口に、送られてもよい。
【0023】
(m)ステント弁は、中空のチャネル内において、流入端が最初に前進させられてもよい。流入端は、中空のチャネルの出口から現れるよう、第1の端部であってもよい。代替的に、ステント弁は、中空のチャネル内において、流出端が最初に前進させられてもよい。流出端は、中空のチャネルの出口から現れるよう、第1の端部であってもよい。
【0024】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための装置であって:中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有する中空のチャネル;チャネルの外部上でねじ筋によって係合されるかまたは係合可能であり、回転に応答して長手方向の駆動力を生成するためのドライバ;チャネル内のステント弁に駆動力を伝達するよう、チャネル壁においてスロットを通って突出する枝部を有する移動部;および略円筒形の封じ込め穴を設けるよう、出口において取り外し可能に取付け可能なチャネル延長部分、の1つ以上を含む、装置を提供する。
【0025】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための装置であって:中におけるステントの長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有する中空のチャネルを含み、中空のチャネルは、その壁を通して少なくとも1つのスロットを含み;装置はさらに、中空のチャネルの周方向周囲の外側に嵌まる部分と、スロットにおいて摺動可能であり、スロットを通って突出して、ステント弁を中空のチャネル内において係合するための部分とを含み、ステント弁に中空のチャネルの外側から長手方向の駆動力をかけるための移動部を含む、装置を提供する。
【0026】
さらなる局面において、この発明は:
第1および第2の対向する端部を有する経カテーテル心臓ステント弁と;
中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有する中空のチャネルと;
ステント弁を中空のチャネル内において係合して、ステント弁に中空のチャネルの外側から長手方向の駆動力をかけるための移動部とを含み、移動部は、ステント弁の第1および第2の対向する端部間の少なくとも1つの位置においてステント弁を係合するように構成される、装置を提供する。
【0027】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための装置であって:
中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有する中空のチャネルと;
ねじ筋によって中空のチャネルに結合され、ステント弁を前進させるための長手方向の駆動力をその回転に応答して生成するために構成されるドライバとを含む、装置を提供する。
【0028】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための装置であって:
入口および出口を有する中空のチャネルを含み、入口は出口より大きな穴を有し、中空のチャネルは、さらに、その中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有し、内部表面は:
(i)少なくとも1つの略円筒形の表面、および少なくとも1つの略非円筒形の表面;ならびに、
(ii)複数の別個の略非円筒形の表面、から選択される少なくとも1つを含む、装置を提供する。
【0029】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための装置であって:
中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有する中空のチャネルと;チャネル内においてステント弁に長手方向の駆動力をかけるための移動部とを含み、移動部は、複数の枝部がそれから延在するリングを含み、枝部は、リングから略内方向に延在し、リングの面に関して傾けられる、装置を提供する。
【0030】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための方法であって、任意の順序で:
(a)入口および出口を有する中空のチャネルを設けるステップを含み、中空のチャネルは、さらに、その中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有し;前記方法はさらに、
(b)ステント弁をチャネルの入口に挿入するステップと;
(c)チャネルの径方向に外側から長手方向の駆動力をかけて、ステント弁をチャネル内において出口に向かって前進させるステップとを含む、方法を提供する。
【0031】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための方法であって、任意の順序で:
(a)入口および出口を有する中空のチャネルを設けるステップを含み、中空のチャネルは、さらに、その中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有し;前記方法はさらに、
(b)ステント弁をチャネルの入口に挿入するステップと;
(c)中空のチャネルに対してドライバを回転させて、ねじ筋を介してステント弁をチャネル内において出口に向かって前進させるための長手方向の駆動力を生成するステップとを含む、方法を提供する。
【0032】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための方法であって、任意の順序で:
(a)入口および出口を有する中空のチャネルを設けるステップを含み、入口は出口より大きな穴を有し、中空のチャネルは、さらに、その中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有し;前記方法はさらに、
(b)中空のチャネルのために装填チューブを設けるステップと;
(c)装填チューブをデリバリーカテーテルの少なくとも一部に配置するステップと;
(d)ステント弁をチャネルの入口に挿入するステップと;
(e)ステント弁に押す力をかけて、ステント弁の或る部分が出口に現れるまで、ステント弁をチャネル内において出口に向かって前進させるステップと;
(f)ステント弁の或る部分を出口においてデリバリーカテーテルのステントホルダに結合するステップと;
(g)デリバリーカテーテルの封じ込めシースを並進させて、ステントホルダに結合されたステント弁の或る部分をその中に捕捉するステップと;
(h)装填チューブをデリバリーカテーテル上で移動させて、装填チューブを中空のチャネルに結合し、および/または装填チューブをチャネルの出口内に挿入するステップと;
(i)ステント弁をさらに押して、ステント弁を中空のチャネルの出口に向かってさらに前進させるステップとを含む、方法を提供する。
【0033】
さらなる局面において、この発明は、経カテーテル心臓ステント弁を圧縮するための方法であって、任意の順序で:
(a)入口および出口を有する中空のチャネルを設けるステップを含み、入口は出口より大きな穴を有し、中空のチャネルは、さらに、その中におけるステント弁の長手方向の前進に応答してステント弁を漸進的に圧縮するために形状化された内部表面を有し;前記方法はさらに、
(b)ステント弁をチャネルの入口内に挿入するステップと;
(c)ステント弁の対向する端部間の少なくとも1つの位置において、ステント弁に、ステント弁をチャネル内において出口に向かって前進させるための長手方向の駆動力をかけるステップとを含む、方法を提供する。
【0034】
さらなる局面において、この発明は:
体内の留置部位にステント弁を送給するためのデリバリーカテーテルを含み、デリバリーカテーテルは、デリバリーカテーテルに関してステント弁を圧縮し装填するための装填動作の結果、ステント弁を圧縮した形式において受けるために、封じ込め領域において少なくとも1つの並進可能なシースを有し;さらに、使用に先立ってデリバリーカテーテルを収納するための梱包を含み、梱包は、液密の谷部を有する基部を含み、谷部は、カテーテルの封じ込め領域が装填動作中において浸漬されてもよい液体を保持するように、使用に対して好適な深さを有する、装置を提供する。
【0035】
さらなる局面において、この発明は、使用のためにステント弁およびデリバリーカテーテルを準備する方法であって:
(a)デリバリーカテーテルを収納する、閉じられた梱包を提供するステップを含み、梱包は、保管位置においてデリバリーカテーテルを支持する基部を含み、基部は液密の谷部を有し;前記方法はさらに、
(b)閉じられた梱包を開くステップと;
(b)基部の谷部内に液体を導入するステップと;
(c)デリバリーカテーテルの少なくとも封じ込め領域を谷部において液体に浸漬しながらステント弁を封じ込め領域内に装填するステップとを含む、方法を提供する。
【0036】
この発明の特徴および利点は、そのさまざまな局面において:(i)使用するのに相対的に容易であり直観的であること;(ii)実現するのに安価であること;(iii)簡便に殺菌することが可能である装置を用いること;(iv)ステントの一方の端部において取付け領域と干渉することを回避すること;(v)ステントの座屈を回避すること;(vi)圧縮中にステント形状の正確な制御を提供すること;(v)デリバリーカテーテルへのステントの装填を容易にすること;(vi)ステントの少なくともかなりの部分の圧縮がデリバリーカテーテルのステントホルダとの係合に応力をかけることなく達成されることができること;(vii)一人のオペレータによって容易に実行することが可能であること;および/または(viii)装置梱包における適所における装填/圧縮を可能にすることによる、手術室のための補助機器の量の低減、の1つ以上を含む。
【0037】
この発明のさまざまな特徴および概念が、上に記載され、特許請求の範囲において規定されるが、付加的な特徴および利点が、詳細な実施例の以下の非限定的な説明から明らかとなる。保護は、強調がそれに対してなされようとなされまいと、ここに記載され、および/もしくは図面に示された、任意の新規な特徴または概念に対して主張される。
【0038】
この発明の非限定的な実施例が、ここで、添付の図面を参照して例示のみの態様によって記載される。