【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明によれば、ラッパーで取り囲まれた1つ又はそれ以上のエアロゾルフォーマを有する均質化タバコ材料のギャザー付きシートを含むロッドであって、均質化タバコ材料シートが、乾燥重量ベースで5%よりも大きいエアロゾルフォーマ含有量を有する、ロッドが提供される。
【0015】
本発明によれば、ラッパーで取り囲まれた1つ又はそれ以上のエアロゾルフォーマを有する均質化タバコ材料のギャザー付きシートを含むロッドであって、均質化タバコ材料シートが、乾燥重量ベースで5%から30%の間のエアロゾルフォーマ含有量を有する、ロッドが提供される。
【0016】
本発明によれば、ラッパーによって取り囲まれた均質化タバコ材料のギャザー付きシートと、1つ又はそれ以上の添加物が付加された連続要素とを含むロッドであって、前記連続要素が、均質化タバコ材料のギャザー付き連続シートに組み込まれている、ロッドが更に提供される。
【0017】
本発明によれば、ラッパーによって取り囲まれた均質化タバコ材料のギャザー付きシートを含むエアロゾル発生基体を備える加熱式喫煙物品が提供される。
【0018】
本明細書で使用する場合、用語「ロッド」は、断面が実質的に円形、長円形、又は楕円家の略円柱形の要素を意味する。
【0019】
本明細書で使用する場合、用語「シート」は、実質的に幅及び長さがその厚さよりも大きい層状の要素を意味する。
【0020】
本明細書で使用する場合、用語「長さ」は、本発明によるロッドの円柱軸の方向の寸法を意味する。
【0021】
本明細書で使用する場合、用語「幅」は、本発明によるロッドの円柱軸に実質的に直交する方向の寸法を意味する。
【0022】
本明細書で使用する場合、用語「均質化タバコ材料」は、凝集粒子状タバコで形成される材料を意味する。
【0023】
本明細書で使用する場合、用語「ギャザー付き」は、均質化タバコ材料シートが、ロッドの円柱軸に対して横方向に巻き込まれる、折り畳まれる、又は別の方法で圧縮若しく収縮されることを意味する。
【0024】
本明細書で使用する場合、語句「本発明によるロッド」は、本発明による加熱された喫煙物品のロッドを意味する。
【0025】
以下の説明において、本発明の1つの実施形態に関連して説明される本発明の特徴は、本発明の別の実施形態にも適用可能であることを理解されたい。
【0026】
好ましくは、均質化タバコ材料のギャザー付きシートは、実質的にロッドの全長に沿って、更に実質的にロッドの全横断面領域を横切って広がる。
【0027】
ロッドに本発明による均質化タバコ材料のギャザー付きシートを含めることで、好都合には、タバコ材料の細断片を含むロッドに比べて解放端部のリスクが著しく低下する。
【0028】
本発明による均質化タバコ材料シートを含むロッドは、好都合には、タバコ材料の細断片を含むロッドに比べて非常に小さな重さ標準偏差を示す。本発明による特定の長さのロッドの重さは、ギャザー付けされてロッドを形成する均質化タバコ材料シートの密度、幅、及び厚さによって決まる。従って、本発明による特定の長さのロッドの重さは、均質化タバコ材料シートの密度及び寸法を管理することで調節することができる。これは同じ寸法の本発明によるロッドの重さの不一致を低減するので、その重さが選択された許容可能な範囲から外れたロッドの不良品発生率が低減する。本発明による均質化タバコ材料シートを含むロッドは、好都合には、タバコ材料の細断片を含むロッドよりも均一な密度を示す。
【0029】
好ましい実施形態において、本発明によるロッドは、ラッパーによって取り囲まれたギャザー付きテクスチャ加工の均質化タバコ材料シートを含む。
【0030】
テクスチャ加工の均質化タバコ材料シートを使用すると、好都合には、均質化タバコ材料シートにギャザーを付けて本発明によるロッドを形成することが容易になる。
【0031】
本明細書で使用する場合、用語「テクスチャ加工シート」は、けん縮、エンボス、デボス、穿孔、又は変形されたシートを意味する。本発明に使用する均質化タバコ材料のテクスチャ加工シートは、複数の離間した窪み、突起、穿孔、又はこれらの組み合わせを含むことができる。
【0032】
特定の好ましい実施形態において、本発明によるロッドは、ラッパーによって取り囲まれた均質化タバコ材料のギャザー付きけん縮シートを含む。
【0033】
本明細書で使用する場合、用語「けん縮シート」は、用語「クリープシート」同義語であることが意図されており、複数の実質的に平行なリッジ又はコルゲーションを有するシートを意味する。好ましくは、均質化タバコ材料のけん縮シートは、本発明によるロッドの円柱軸に実質的に平行な複数のリッジ又はコルゲーションを有する。これは、好都合には、均質化タバコ材料のけん縮シートにギャザーを付けてロッドを形成することを容易にする。しかしながら、本発明で使用する均質化タバコ材料のけん縮シートは、別の方法で又は追加的に、ロッドの円柱軸に対して鋭角又は鈍角で配置された複数の実質的に平行なリッジ又はコルゲーションを有することができることを理解されたい。
【0034】
特定の実施形態において、本発明で使用する均質化タバコ材料シートは、実質的に全表面で実質的に均一にテクスチャ加工される。例えば、本発明で使用する均質化タバコ材料のけん縮シートは、シートの幅を横切って実質的に均一に離間する複数の実質的に平行なリッジ又はコルゲーションを含むことができる。
【0035】
更に、本発明によれば、本発明によるロッドの喫煙物品への使用が可能になる。
【0036】
また、本発明によれば、発明によるロッドを含む喫煙物品が可能になる。
【0037】
本発明によるロッドは、着火端式喫煙物品の可燃性喫煙可能材料のロッドとして使用できる。
【0038】
1つの実施形態において、本発明によるロッドは、着火端式シガレットの可燃性喫煙可能材料のロッドとして使用でき、可燃性喫煙可能材料及び可燃性喫煙可能材料ロッド下流のフィルタを含む。
【0039】
本明細書で使用する場合、用語「上流」及び「下流」は、使用時に喫煙物品を通って引き込まれる空気の方向に関して、本発明によるロッドを含む喫煙物品の構成要素、又は構成要素の一部の相対的な位置を説明するために使用される。
【0040】
従来、タバコが燃焼するのではなく加熱される多くの喫煙物品が提案されている。一般的に、加熱式喫煙物品において、エアロゾルは、例えば、化学的、電気的、又は可燃性熱源である熱源から、該熱源の内部、周囲、又は下流に配置することができる物理的に離れたエアロゾル発生基体へ伝達される熱によって発生する。
【0041】
また、本発明において、加熱式喫煙物品のためのエアロゾル発生基体が提供され、エアロゾル発生基体は、本発明によるロッドを含む。
【0042】
本明細書で使用する場合、用語「エアロゾル発生基体」は、加熱時に揮発性物質を放出してエアロゾルを発生することができる基体を意味する。
【0043】
本発明によるロッドは、加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体としての使用に特に適する。加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体は、一般に従来の着火端式喫煙物品の可燃性喫煙可能材料のロッドよりも非常に短い。前述のように、タバコ材料の細断片を含むロッドに見られる重さ標準偏差が大きく密度が不均一な解放端部は、長さが短いロッドでは特に望ましくない。本発明による短いロッドを加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として使用すると、好都合に、前述の短いタバコ材料の細断片を含むロッドの使用に関連する1つ又はそれ以上の不都合を最小にするか又は回避する。
【0044】
また、本発明によれば、エアロゾル発生基体を含む加熱式喫煙物品が提供され、エアロゾル発生基体は本発明によるロッドを含む。
【0045】
1つの実施形態において、本発明によるロッドは、可燃性熱源及び該可燃性熱源下流のエアロゾル発生基体を含む加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として使用することができる。例えば、本発明によるロッドは、国際公開特許2009/022232に開示される形式の加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として使用することができ、可燃性炭素系熱源、可燃性熱源下流のエアロゾル発生基体、及び可燃性炭素系熱源の後部の周りでこれに接触すると共にエアロゾル発生基体の前部に隣接する熱伝導要素を備える。しかしながら、本発明によるロッドは、他の構成の可燃性熱源を含む加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として使用することもできることを理解されたい。
【0046】
他の実施形態において、本発明によるロッドは、電気的加熱式エアロゾル発生システムに使用する加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として使用することができ、加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体は、電気的な熱源によって加熱される。
【0047】
例えば、本発明によるロッドは、欧州特許公開0822670に開示される形式の加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として使用することができる。
【0048】
タバコ材料の細断片を含むロッドを有するエアロゾル発生基体を備える加熱式喫煙物品の電気的加熱式エアロゾル発生システムに組み込むこと又は取り外すことは、タバコ材料の細断片をロッドから追い出す傾向がある。このことは、追い出された細断片を除去するために、電気的熱源及び電気加熱式喫煙システムの他の部分の頻繁な掃除を必要とするという不都合につながる場合がある。
【0049】
対照的に、均質化タバコ材料のギャザー付きシートを有するロッドを含むエアロゾル発生基体を備える加熱式喫煙物品の電気加熱式エアロゾル発生システムに組み込むこと又は取り外すことは、好都合にはタバコ材料を追い出すことにはつながらない。
【0050】
更に、本発明によれば、喫煙物品のためのフィルタが提供され、フィルタは本発明によるロッドを含む。
【0051】
本発明によるロッドは、着火端式喫煙物品及び加熱式喫煙物品のためのフィルタに使用することができる。
【0052】
本発明によるロッドは、単一のフィルタセグメントを備えるフィルタに使用することができる。また、本発明によるロッドは、2つ又はそれ以上のフィルタセグメントを備える多成分フィルタに使用することができる。
【0053】
タバコ含有フィルタセグメントを備えるフィルタは従来から公知である。例えば、欧州公開特許1889550には、喫煙物品のための多成分フィルタが開示され、口側セグメントと、口側セグメント上流のタバコ又は他の植物の葉を含む第1のフレーバー放出セグメントと、第1のフレーバー放出セグメント上流のフィルタ材料及び香味物質を含む第2のフレーバー放出セグメントとを備える。第2のフレーバー放出セグメントの吸引抵抗は、第1のフレーバー放出セグメントの吸引抵抗よりも大きく、第2のフレーバー放出セグメントの吸引抵抗は、口側セグメントの吸引抵抗よりも大きい。
【0054】
特定の実施形態において、本発明によるロッドは、単成分又は多成分フィルタのタバコ含有フィルタセグメントとして使用することができる。例えば、本発明によるロッドは、欧州公開特許1889550に開示される形式の多成分フィルタの第1のフレーバー放出セグメントとして使用することができる。
【0055】
更に、本発明によるロッドを含むフィルタは、粒子成分、ガス成分、又はこれらの組み合わせを除去するための1つ又はそれ以上のフィルタ材料を含むことができる。適切なフィルタ材料は従来から公知であり、限定されるものではないが、例えばセルロースアセテートトウ及びペーパ等の繊維状フィルタ材料、例えば活性アルミナ、ゼオライト、分子篩、及びシリカゲル等の吸着材、及びこれらの組み合わせを含む。
【0056】
別の方法として、又は追加的に、本発明によるロッドを含むフィルタは、更に1つ又はそれ以上の煙又はエアロゾル−改質剤を含むことができる。適切な煙及びエアロゾル改質剤は従来から公知であり、限定されるものではないが、例えばメントール等の香味物質を含む。
【0057】
好ましくは、本発明によるロッドは、実質的に均一な断面を有する。
【0058】
本発明によるロッドは、使用目的に応じて異なる寸法で製造することができる。
例えば、本発明によるロッドは、使用目的に応じて約5mmから約10mmの直径とすることができる。
例えば、本発明によるロッドは、使用目的に応じて約5mmから約150mmの長さとすることができる。
【0059】
特定の実施形態において、従来の着火端式喫煙物品の可燃性喫煙可能材料のロッドとして用いる本発明によるロッドは、約30mmから約140mmの間の長さとすることができる。
【0060】
他の実施形態において、加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として用いる本発明によるロッドは、約5mmから約20mmの長さとすることができる。
【0061】
別の実施形態において、従来の着火端式喫煙物品及び加熱式喫煙物品のためのフィルタとして用いる本発明によるロッドは、約5mmから約30mmの長さとすることができる。
【0062】
所望の単位長さの本発明によるロッドは、多重の単位長さの本発明によるロッドを形成した後に、多重の単位長さのロッドを所望の単位長さ複数のロッドに切断若しくは分割することで製造することができる。
【0063】
例えば、加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として用いる約15mmの長さの本発明によるロッドは、約150mmの長さの本発明によるロッドを形成して、次に細長いロッドを約15mmの長さの10個の本発明によるロッドに断ち切ることで製造することができる。
【0064】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、タバコ葉積層体及びタバコ葉柄の一方又は両方を破砕又は粉砕することで得られる粒子状タバコを凝集することで形成することができる。別の方法として又は追加的に、本発明のタバコとして用いる均質化タバコ材料シートは、例えば、タバコの処理、搬送、及び輸送時に形成される1つ又はそれ以上のタバコ粉末、タバコ細粒、及び他の粒子状タバコ副生成物を含むことができる。
【0065】
本発明によるロッドが加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として用いることが意図される場合、本発明で用いる均質化タバコ材料シートは、好ましくは、タバコ葉積層体を破砕又は粉砕することで得られる粒子状タバコを含む。
【0066】
特定の実施形態において、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、乾燥重量ベースで少なくとも約40重量%、又は少なくとも50重量%のタバコ含有量を有することができる。別の実施形態において、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、乾燥重量ベースで約70重量%又はそれ以上のタバコ含有量を有することができる。本発明によるロッドが加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体として用いることが意図される場合、タバコ含有量が大きな均質化タバコ材料シートを用いると、好都合には、タバコ香味が強化されたエアロゾルが発生する。
【0067】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、タバコ内生結合剤である1つ又はそれ以上の固有結合剤、タバコ外生結合剤である1つ又はそれ以上の外来結合剤、又はそれらの組み合わせを含むことができ、粒子状タバコの凝集を助けるようになっている。別の方法として又は追加的に、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、限定されるものではないが、タバコ及び非タバコ繊維、エアロゾルフォーマ、湿潤剤、可塑剤、香味物質、充填剤、水性又は非水性溶剤、及びこれらの組み合わせを含む他の添加物を含むことができる。
【0068】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートに含有するのに適切な外来結合剤は従来から公知であり、限定されるものではないが、例えば、グアーガム、キサンタンゴム、アラビアゴム、ローカストビーンゴム等のゴム、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、及びエチルセルロース等のセルロース結合剤、例えば、でんぷん、アルギン酸等の有機酸、アルギン酸ナトリウム等の有機酸の共役塩基、寒天、及びペクチン等の多糖類、及びこれらの組み合わせを含む。
【0069】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートに含有するのに適切な非タバコ繊維は従来から公知であり、限定されるものではないが、セルロース繊維、針葉樹繊維、広葉樹繊維、ジュート繊維、及びこれらの組み合わせを含む。本発明に用いる均質化タバコ材料シートに含有する前に、非タバコ繊維は、限定されるものではないが、機械的パルプ化、精製、化学的パルプ化、漂白、硫酸塩パルプ化、及びこれらの組み合わせを含む従来公知の適切な処理を施すことができる。
【0070】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、ギャザー付けされて本発明によるロッドを形成するのに十分な大きな引張強度をもつ必要がある。特定の実施形態において、非タバコ繊維は、適切な引張強度を得るために本発明に用いる均質化タバコ材料シートに含めることができる。
【0071】
例えば、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、乾燥重量ベースで約1重量%から約5重量%の非タバコ繊維を含むことができる。
【0072】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートに含有する適切なエアロゾルフォーマ及び湿潤剤は従来から公知であり、限定されるものではないが、トリエチレングリコール、1,3−ブタンジオール、及びグリセリン等の多価アルコール、モノアセテート、ジアセテート、トリアセテート等の多価アルコールエステル、及びドデカン二酸ジメチル、テトラデカン二酸ジメチル等のモノカルボン酸、ジカルボン酸、又はポリカルボン酸の脂肪族エステルを含む。
【0073】
特定の好ましい実施形態において、1つ又はそれ以上のエアロゾルフォーマを含む本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、乾燥重量ベースで5%よりも大きなエアロゾルフォーマ含有量を有する。
他の好ましい実施形態において、1つ又はそれ以上のエアロゾルフォーマを含む本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、乾燥重量ベースで約5重量%から約30重量%のエアロゾルフォーマ含有量を有する。
【0074】
例えば、本発明によるロッドが加熱式喫煙物品のエアロゾル発生基体で用いることが意図される場合、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、乾燥重量ベースで約5重量%から約30重量%のエアロゾルフォーマ含有量を有する。
【0075】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートの組成物は、規制上の要件に従うようにデザインすることができることを理解されたい。
【0076】
均質化タバコ材料シートを製造するための多くの再構成処理が従来公知である。限定されるものではないが、例えば、米国特許第3,860,012号に開示される形式の製紙プロセス、例えば、米国特許第5,724,998号に開示される形式のキャスティング又は「キャストリーフ」プロセス、例えば、米国特許第3,894,544号に開示される形式の生地再構成プロセス、及び例えば、英国公開特許983,928号に開示される形式の押し出しプロセスを含む。一般的に、押し出しプロセス及び生地再構成プロセスによって製造される均質化タバコ材料シートの密度は、キャスティングプロセスで製造される均質化タバコ材料シートの密度よりも大きい。
【0077】
好ましくは、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、一般的に、粒子状タバコ及び1つ又はそれ以上の結合剤を含むスラリーをコンベアベルト又は他の支持面上にキャスティングし、キャストスラリーを乾燥させて均質化タバコ材料シートを形成し、均質化タバコ材料シートを支持面から取り除くことを含むキャスティングプロセスによって製造される。
【0078】
例えば、特定の実施形態において、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、キャスティングプロセスによって、粒子状タバコ、グアーガム、セルロース繊維、及びグリセリンを含むスラリーから製造することができる。
【0079】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、フィルタトウ、ペーパ、及び他の材料をテクスチャ加工する適切な公知の機械を用いてテクスチャ加工することができる。
【0080】
例えば、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、スイス公開特許691156に開示される形式の、対の回転式けん縮ローラを備えたけん縮ユニットを用いてけん縮化することができる。しかしながら、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、均質化タバコ材料シートを変形又は穿孔する他の適切な機械及びプロセスを用いてテクスチャ加工できることを理解されたい。
【0081】
本発明によるロッドは、使用目的に応じて異なる寸法の均質化タバコ材料シートから製造することができる。
【0082】
本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、ギャザーを付けて本発明によるロッドを形成するために十分は幅を有する必要がある。
好ましくは、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、少なくとも約25mmの幅を有する。
特定の実施形態において、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、約25mmから約300mmの幅を有することができる。
【0083】
特定の最大横断寸法の本発明によるロッドの吸引抵抗は、ギャザー付けされてロッドを形成する均質化タバコ材料シートの幅に影響される。均質化タバコ材料シートの幅は、ロッドの最大横断寸法よりも大きいことが必要である。
【0084】
好ましくは、均質化材料シートの幅は、ロッドの最大横断寸法の少なくとも3倍である。
特定の実施形態において、均質化材料シートの幅は、ロッドの最大横断寸法の少なくとも5倍とすることができる。他の実施形態において、均質化材料シートの幅はロッドの最大横断寸法の少なくとも10倍とすることができる。
【0085】
好ましくは、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、少なくとも約50μmの厚さを有する。
特定の実施形態において、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、約50μmから約300μmの厚さを有することができる。
【0086】
特定の実施形態において、本発明に用いる均質化タバコ材料シートは、100g/m
2及び約300g/m
2の坪量を有することができる。
【0087】
本発明によるロッドは、多孔性ラッパー又は無孔性ラッパーによって取り囲まれる均質化タバコ材料のギャザー付きシートを備えることができる。
【0088】
特定の実施形態において、本発明によるロッドは、紙ラップーによって取り囲まれる均質化タバコ材料のギャザー付きシートを備えることができる。
【0089】
本発明に用いる適切な紙ラップーは従来公知であり、限定されるものではないが、シガレットペーパー及びフィルタプラグラップを含む。
【0090】
他の実施形態において、本発明によるロッドは、非紙ラップーによって取り囲まれた均質化タバコ材料のギャザー付きシートを含むことができる。
本発明に用いる適切な非紙ラップーは従来公知であり、限定されるものではないが、均質化タバコ材料を含む。
【0091】
本発明によるロッドは、従来のシガレット製造機械装置及びシガレットフィルタ機械装置を用いて製造することができる。
例えば、本発明による均質化タバコ材料のギャザー付きけん縮シートを含むロッドは、スイス公開特許691 156に開示される形式のギャザー付きけん縮シート紙を含むフィルタロッドを形成するための機械装置を使用して製造することができる。
【0092】
また、本発明によれば、本発明によるロッドを形成する方法が提供され、本方法は、1つ又はそれ以上のエアロゾルフォーマを含み乾燥重量ベースで5%よりも大きなエアロゾルフォーマ含有量を有する均質化タバコ材料の連続シートを準備する段階と、均質化タバコ材料の連続シートを長手方向軸に対して横方向にギャザー付けする段階と、均質化タバコ材料のギャザー付き連続シートをラッパーで取り囲んで連続ロッドを形成する段階と、連続ロッドを複数の別個のロッドに断ち切る段階とを含む。
【0093】
更に、本発明によれば、本発明によるロッドを形成する方法が提供され、本方法は、1つ又はそれ以上のエアロゾルフォーマを含み乾燥重量ベースで5重量%から30重量%のエアロゾルフォーマ含有量を有する均質化タバコ材料の連続シートを準備する段階と、均質化タバコ材料のギャザー付き連続シートをラッパーで取り囲んで連続ロッドを形成する段階と、連続ロッドを複数の別個のロッドに断ち切る段階とを含む。
【0094】
更に、本発明によれば、本発明によるロッドを形成する方法が提供され、本方法は、均質化タバコ材料の連続シートを提供する段階と、均質化タバコ材料の連続シートを長手方向軸に対して横方向にギャザー付けする段階と、1つ又はそれ以上の添加物が付加されている連続要素を均質化タバコ材料のギャザー付き連続シートに組み込む段階と、均質化タバコ材料のギャザー付き連続シートをラッパーで取り囲んで連続ロッドを形成する段階と、連続ロッドを複数の別個のロッドに断ち切る段階とを含む。
【0095】
更に、本方法は、均質化タバコ材料の連続シートをテクスチャ加工する段階を含むことができる。例えば、本方法は、均質化タバコ材料の連続シートを長手方向軸に対して横方向にギャザー付けする前に、均質化タバコ材料の連続シートをけん縮、エンボス、又は他の方法でテクスチャ加工する段階を含む。
好ましくは、本方法は、均質化タバコ材料の連続シートをけん縮する段階を更に含む。
【0096】
更に、本方法は、1つ又はそれ以上の添加物を均質化タバコ材料の連続シートに添加する段階を含む。例えば、本方法は、均質化タバコ材料の連続シートを長手方向軸に対して横方向にギャザー付けする前に、スプレー、ダステイング、散在させる、又は他の方法で1つ又はそれ以上の添加物を均質化タバコ材料の連続シートに添加する段階を含むことができる。
【0097】
1つ又はそれ以上の添加物としては、1つ又はそれ以上の液体添加物、又は1つ又はそれ以上の固体添加物、又は1つ又はそれ以上の液体添加物と1つ又はそれ以上の固体添加物を組み合わせたものとすることができる。
【0098】
本発明に用いる適切な液体及び固体添加物は従来公知であり、限定されるものではないが、例えばメントール等の香味物質、例えば活性炭等の吸着剤、及び植物性添加物を含む。
【0099】
1つ又はそれ以上の添加物は、実質的に均質化タバコ材料の連続シートの全域に添加することができる。もしくは、1つ又はそれ以上の添加物は、均質化タバコ材料の連続シートの選択領域又はその一部に添加することができる。
【0100】
本方法が均質化タバコ材料の連続シートをテクスチャ加工する段階を更に含む場合、1つ又はそれ以上の添加物は、均質化タバコ材料の連続シートのテクスチャ加工の前又はその後に均質化タバコ材料の連続シートに添加することができる。
【0101】
好ましくは、本方法は、1つ又はそれ以上の添加物は、均質化タバコ材料の連続シートのテクスチャ加工後に均質化タバコ材料の連続シートに添加することができる。
【0102】
別の方法として又は追加的に、1つ又はそれ以上の添加物を均質化タバコ材料の連続シートに添加するために、本方法は、1つ又はそれ以上の添加物が付加されている連続要素をギャザー付き均質化タバコ材料の連続シートに組み込む段階を含むことができる。例えば、本方法は、液体香味物質が含浸された連続要素をギャザー付き均質化タバコ材料の連続シートに組み込むことができる。
【0103】
本発明に用いる適切な連続要素は従来公知であり、限定されるものではないが、線条、糸、テープ、繊維、又は他の細長い要素である。
【0104】
本発明に用いる連続要素は、限定されるものではないが、綿、セルロースアセテート、レーヨン、タバコ、他の織布又は不織布材料を含む1つ又はそれ以上の添加物を担持することができる、任意の適切な公知の材料から形成することができる。
【0105】
連続要素は、連続要素をセルロースアセテートトウ及び他のフィルタ材料の連続ロッドに組み込むための、例えば米国特許第4,281,671号及び米国特許第7,074, 170号に開示されるような適切な公知の機械装置を用いて、ギャザー付き均質化タバコ材料の連続シートに組み込むことができる。
【0106】
本発明は、以下に例示的に添付図面を参照して説明される。