(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6017569
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】綿なしの使い捨て一体型電子タバコ
(51)【国際特許分類】
A24F 47/00 20060101AFI20161020BHJP
【FI】
A24F47/00
【請求項の数】4
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2014-534937(P2014-534937)
(86)(22)【出願日】2013年6月3日
(65)【公表番号】特表2014-528732(P2014-528732A)
(43)【公表日】2014年10月30日
(86)【国際出願番号】CN2013076656
(87)【国際公開番号】WO2013182024
(87)【国際公開日】20131212
【審査請求日】2014年4月9日
(31)【優先権主張番号】201220257646.4
(32)【優先日】2012年6月4日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514080006
【氏名又は名称】深▲せん▼市康泓威科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN HAPPY VAPING TECHNOLOGY LIMITED
(73)【特許権者】
【識別番号】514080017
【氏名又は名称】張広傑
【氏名又は名称原語表記】ZHANG,Guangjie
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】張広傑
【審査官】
豊島 ひろみ
(56)【参考文献】
【文献】
中国特許出願公開第102326869(CN,A)
【文献】
特表2009−537119(JP,A)
【文献】
中国特許出願公開第102106611(CN,A)
【文献】
欧州特許出願公開第02404515(EP,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2010/0200008(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
使い捨て・綿なし・一体型電子タバコであって、
順次に設置されている吸い口(10)と、オイル・カップ(30)と、フィルター・アセンブリ(40)と、発熱ユニット(50)と電源(80)と、を含み、
前記吸い口(10)の内側に収容溝(11)が設けられ、
前記オイル・カップ(30)が筒状部(32)を含み、前記筒状部(32)は、内部がオイルのたまる媒体を使用せず、オイルが直接たまっているオイルタンクであり、外側は煙を通す縦溝があり、
前記フィルター・アセンブリ(40)がオイル透過ピース(42)とフィルターピース(41)を含み、前記フィルターピース(41)が前記オイル・カップ(30)に固定され、
前記発熱ユニット(50)が前記電源(80)に電気的に接続され、
ホルダー(70)をさらに含み、前記発熱ユニット(50)が前記ホルダー(70)に支えられ、
前記発熱ユニット(50)と前記電源(80)との間に設けられている気体濾過ピース(120)をさらに含むことを特徴とする使い捨て・綿なし・一体型電子タバコ。
【請求項2】
指示ランプ(100)と、前記指示ランプ(100)に接続されるコントロール・ユニット(90)とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の使い捨て・綿なし・一体型電子タバコ。
【請求項3】
前記指示ランプ(100)の外側に設置されているランプキャップ(110)をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の使い捨て・綿なし・一体型電子タバコ。
【請求項4】
保護チューブ(20)をさらに含み、前記オイル・カップ(30)、フィルター・アセンブリ(40)、発熱ユニット(50)、電源(80)が前記保護チューブ(20)内に設置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の使い捨て・綿なし・一体型電子タバコ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子タバコ製品に関し、特に綿なしの使い捨て一体型電子タバコに関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術において、電子タバコは繰り返して使用され、衛生的ではない。従来の電子タバコには、オイルが綿にたまっているため、吸う時、焦げた匂がし、且つ環境に悪く、衛生的ではないことが分かった。また、従来の使い捨て電子タバコは、構造が複雑であり、コンパクトではなく、オイル漏れし易いという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は焦げた匂がしなく、環境に優しく、且つ衛生的である綿なしの使い捨て一体型電子タバコを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の綿なしの使い捨て一体型電子タバコは順次に設置されている吸い口と、オイル・カップと、フィルター・アセンブリと、発熱ユニットと、電源と、を含む。
前記発熱ユニットが前記電源に電気的に接続されている。
【0005】
前記オイル・カップが筒状部を含み、前記筒状部は内部がオイルタンクであり、その外側は煙を通す縦溝があることが好ましい。
【0006】
前記フィルター・アセンブリはオイル透過ピースとフィルターピースを含んでいる。
【0007】
本発明の綿なしの使い捨て一体型電子タバコは指示ランプとコントロール・ユニットとをさらに含み、コントロール・ユニットは指示ランプに接続されていることが好ましい。
【0008】
本発明の綿なしの使い捨て一体型電子タバコは前記指示ランプの外側に設置されているランプキャップをさらに含むことが好ましい。
【0009】
本発明の綿なしの使い捨て一体型電子タバコはホルダーをさらに含み、前記発熱ユニットがホルダーに支えられていることが好ましい。
【0010】
本発明の綿なしの使い捨て一体型電子タバコは保護チューブをさらに含み、
前記保護チューブの内部に前記オイル・カップと、フィルター・アセンブリと、発熱ユニットと電源とが設置されていることが好ましい。
【0011】
前記吸い口の内側に収容溝が設けられていることが好ましい。
【0012】
本発明の綿なしの使い捨て一体型電子タバコは前記発熱ユニットと前記電源との間に設けられている気体濾過ピースをさらに含むことが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
従来技術と比べて、綿なしの使い捨て一体型電子タバコの長所は、電源、コントロール・ユニット、霧化装置が直接一体化してパイプ内に装着されている。そのため、使い捨てができ、環境に優しく、且つ衛生的である特徴がある。
また、当該綿なしの使い捨て一体型電子タバコは、綿を使用せず、オイルを直接オイル・カップにたまっているため、吸うとき、焦げる匂がほとんどしなく、タバコの風味を向上させることができる。電源のバッテリーが尽くした時、当該電子タバコをすぐ捨てられるため、使いやすく衛生的である。
さらに、当該綿なしの使い捨て一体型電子タバコは構造が簡単で、コストが低い特徴もある。フィルターピースがオイル・カップに固定され、落しにくいので、オイル漏れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の綿なし電子タバコの霧化装置の構造を示す分解図面である。
【
図2】本発明の綿なし電子タバコの霧化装置の構造を示す組立断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
【0016】
図1と
図2に示すように、前記綿なしの使い捨て一体型電子タバコは順次に設けられている吸い口(10)と、オイル・カップ(30)と、フィルター・アセンブリ(40)と、発熱ユニット(50)と、電源(80)と、を含み、
前記電源(80)が前記発熱ユニット(50)に電気的に接続されている。
【0017】
本実施形態において、綿なしの使い捨て一体型電子タバコは前記発熱ユニット(50)と前記電源(80)との間に設けられている気体濾過ピース(120)をさらに含む。
【0018】
当該電子タバコが使用されている時、内設されている電源(80)が発熱ユニット(50)を直接に駆動し、それによってオイル・カップ(30)から流出したオイルがフィルター・アセンブリ(40)を通し霧化される。
【0019】
本実施形態において、フィルター・アセンブリ(40)はオイル透過ピース(42)とフィルターピース(41)を含み、
その中、フィルターピース(41)がオイル・カップ(30)に固定され、落としにくいので、オイル漏れを防ぐことができる。
【0020】
当該綿なしの使い捨て一体型電子タバコは、綿を利用せず、オイルが直接オイル・カップ(30)に貯まっているため、喫煙の時、焦げた匂がほとんどなく、タバコの風味を向上させる。また、当該綿なしの使い捨て一体型電子タバコは綿を利用しないので、環境に優しく、衛生的である長所がある。
【0021】
前記好ましい実施形態のうち、前記オイル・カップ(30)は筒状部(32)を含み、当該筒状部(32)は内部がオイルタンクであり、外側は煙を通す縦溝がある。電子タバコを吸うとき、オイルはオイル・カップ(30)にある筒状部(32)からフィルター・アセンブリ(40)を通過して流出し、発熱ユニット(50)に加熱されることによって煙を発生する。発生された煙が縦溝を通って吸い口(10)へ流れる。
【0022】
図1と
図2に示すように、綿なしの使い捨て一体型電子タバコはホルダー(70)を含み、発熱ユニット(50)はホルダー(70)に支えられている。ホルダー(70)は食品レベルの耐熱シリカゲルを使用しているため、高温によるオイル・カップを焼き解けること、及び焦げた匂を防止することができる。
【0023】
本実施形態において、綿なしの使い捨て一体型電子タバコは保護チューブ(20)をさらに含み、オイル・カップ(30)と、フィルター・アセンブリ(40)と、発熱ユニット(50)と、電源(80)とが保護チューブ(20)内に設置されている。保護チューブ(20)を利用すると綿なしの使い捨て一体型電子タバコの内部部品を更に保護することができる。
【0024】
本実施形態において、吸い口(10)の内側に収容溝(11)が設けられているので、喫煙の時に生み出された垢を収集及び保存することができる。そのため、衛生面を更に高めた。
【0025】
本実施形態において、綿なしの使い捨て一体型電子タバコは指示ランプ(100)とコントロール・ユニット(90)とをさらに含み、コントロール・ユニット(90)が指示ランプ(100)に接続されている。
一方、綿なしの使い捨て一体型電子タバコは指示ランプ(100)の外側に設置されているランプキャップ(110)をさらに含む。指示ランプ(100)は電子タバコの作動状態を表すことができる、例えば、喫煙の時、指示ランプ(100)が点灯すること。
【0026】
なお、上記は本発明の好ましい実施形態に過ぎないため、本発明は以上の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の目的範囲内におき、適宜変更を加え実施することができる。