(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6017716
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】鏡面塗装方法、鏡面加工材の製造方法および鏡面塗装装置
(51)【国際特許分類】
B05D 3/06 20060101AFI20161020BHJP
B05D 7/24 20060101ALI20161020BHJP
B05D 3/04 20060101ALI20161020BHJP
B05D 5/06 20060101ALI20161020BHJP
B05C 9/12 20060101ALI20161020BHJP
B05C 13/00 20060101ALI20161020BHJP
【FI】
B05D3/06 B
B05D7/24 301T
B05D3/04 Z
B05D5/06 B
B05C9/12
B05C13/00
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-27236(P2016-27236)
(22)【出願日】2016年2月16日
【審査請求日】2016年2月22日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】500331091
【氏名又は名称】株式会社イシモク・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100099508
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 久
(74)【代理人】
【識別番号】100182567
【弁理士】
【氏名又は名称】遠坂 啓太
(74)【代理人】
【識別番号】100195327
【弁理士】
【氏名又は名称】森 博
(74)【代理人】
【識別番号】100197642
【弁理士】
【氏名又は名称】南瀬 透
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼松 守
【審査官】
長谷川 大輔
(56)【参考文献】
【文献】
特開2015−229132(JP,A)
【文献】
特開昭62−018244(JP,A)
【文献】
特開2006−181548(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05D1/00−7/26
B32B1/00−43/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
板状基材の上面または厚さ100μm〜250μmの平滑な透明フィルムの前記板状基材に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層を形成すること、
前記板状基材上に前記透明フィルムを重ねること、
前記透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより、前記塗料層へ光照射して硬化させる部分の前記透明フィルムの面全体を一定の圧力により非接触で押えつつ、前記透明フィルムの上から光照射することにより前記塗料層を硬化させて塗装層を形成すること
を含む鏡面塗装方法。
【請求項2】
板状基材の上面または厚さ100μm〜250μmの平滑な透明フィルムの前記板状基材に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層を形成すること、
前記板状基材上に前記透明フィルムを重ねること、
前記透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより、前記塗料層へ光照射して硬化させる部分の前記透明フィルムの面全体を一定の圧力により非接触で押えつつ、前記透明フィルムの上から光照射することにより前記塗料層を硬化させて塗装層を形成すること
を含む鏡面加工材の製造方法。
【請求項3】
板状基材の上面または厚さ100μm〜250μmの平滑な透明フィルムの前記板状基材に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層を形成する塗布装置と、
前記板状基材上に前記透明フィルムを重ねるフィルム供給装置と、
前記透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより、前記塗料層へ光照射して硬化させる部分の前記透明フィルムの面全体を一定の圧力により非接触で押えつつ、前記透明フィルムの上から光照射することにより前記塗料層を硬化させて塗装層を形成する光照射装置と
を含む鏡面塗装装置。
【請求項4】
前記板状基材を挟持して前記フィルム供給装置へ送り出す第1のローラーと、
前記光照射装置により前記塗装層が形成された前記板状基材を挟持して引き出す第2のローラーと
を含む請求項3記載の鏡面塗装装置。
【請求項5】
光照射装置は、前記塗料層に光照射して硬化させる光源と、前記光源の光を透過して前記塗料層に光照射する光透過体と、前記光源および光透過体の周囲を前記板状基材上の透明フィルムに近接する位置まで覆う遮光板と、前記光透過体と前記板状基材上の透明フィルムとの間に気体を吹き付ける気体吹き付け手段とを有する請求項3または4に記載の鏡面塗装装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、板状基材上に鏡面の仕上層を形成する鏡面塗装方法、鏡面加工材の製造方法および鏡面塗装装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の鏡面塗装方法として、例えば特許文献1には、素材の表面にポリエステルサフェーサーを塗布して下地層を形成し、次いで、ポリエステル黒エナメル塗料を塗布して中塗り層を形成し、中塗り層の上面にポリエステルクリア塗料を塗布し、硬化乾燥後、ポリエステルクリア塗料の塗膜を研磨して仕上層を形成することが記載されている。中塗り層はスプレーによって略等間隔時間をおいた数回の塗布により行われ、仕上層は、略同様の時間をおいてスプレーの塗布によって形成される。
【0003】
また、例えば特許文献2には、木質系基材の表面に下塗りを行って基材と中塗り塗料との密着性を確保し、下塗りの終了後、中塗りを行って塗膜の平滑性を確保し、続いて研磨を行って平滑性を確保し、所望の着色塗装の終了後、アクリル系ウレタン樹脂を主成分とするパールクリアー塗装を行い、研磨とクリアー塗装とを数回繰り返し、研磨およびバフ仕上げすることによって鏡面塗装を施すことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−181492号公報
【特許文献2】特開平4−131164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、従来の鏡面塗装方法では、クリアー塗装と研磨とを繰り返し行うことによって鏡面を得ているため、工数が非常に多く、コスト高となっている。
そこで、本発明においては、研磨を行うことなく鏡面を得ることが可能な鏡面塗装方法、鏡面加工材の製造方法および鏡面塗装装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の鏡面塗装方法は、板状基材の上面または平滑な透明フィルムの板状基材に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層を形成すること、板状基材上に透明フィルムを重ねること、透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより透明フィルムを押えつつ、透明フィルムの上から光照射することにより塗料層を硬化させて塗装層を形成することを含む。本発明の鏡面塗装方法によれば、板状基材上に重ねられた透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより透明フィルムを押えつつ、透明フィルムの上から光照射することにより、透明フィルムの平滑面が板状基材上の塗料層の表面に転写された状態で塗料層が硬化し、板状基材上に鏡面の塗装層が形成される。
【0007】
また、本発明の鏡面加工材の製造方法は、板状基材の上面または平滑な透明フィルムの板状基材に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層を形成すること、板状基材上に透明フィルムを重ねること、透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより透明フィルムを押えつつ、透明フィルムの上から光照射することにより塗料層を硬化させて塗装層を形成することを含む。本発明の鏡面加工材の製造方法によれば、板状基材上に重ねられた透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより透明フィルムを押えつつ、透明フィルムの上から光照射することにより、透明フィルムの平滑面が板状基材上の塗料層の表面に転写された状態で塗料層が硬化し、板状基材上に鏡面の塗装層が形成された鏡面加工材が得られる。
【0008】
また、本発明の鏡面塗装装置は、板状基材の上面または平滑な透明フィルムの板状基材に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層を形成する塗布装置と、板状基材上に透明フィルムを重ねるフィルム供給装置と、透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより透明フィルムを押えつつ、透明フィルムの上から光照射することにより塗料層を硬化させて塗装層を形成する光照射装置とを含むものである。本発明の鏡面塗装装置によれば、板状基材上に重ねられた透明フィルムの上から気体を吹き付けることにより透明フィルムを押えつつ、透明フィルムの上から光照射することにより、透明フィルムの平滑面が板状基材上の塗料層の表面に転写された状態で塗料層が硬化し、板状基材上に鏡面の塗装層が形成される。
【0009】
ここで、光照射装置は、塗料層に光照射して硬化させる光源と、光源の光を透過して塗料層に光照射する光透過体と、光源および光透過体の周囲を板状基材上の透明フィルムに近接する位置まで覆う遮光板と、光透過体と板状基材上の透明フィルムとの間に気体を吹き付ける気体吹き付け手段とを有するものであることが望ましい。本発明によれば、光透過体と板状基材上の透明フィルムとの間に吹き付けられた気体および光源から照射された光が、塗料層へ光照射して硬化させる部分に集中することになるので、透明フィルムを気体により効率良く押さえつつ塗料層へ光照射して硬化させることが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、透明フィルムの平滑面が板状基材上の塗料層の表面に転写された状態で塗料層が硬化するので、研磨を行うことなく鏡面の塗装層を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の実施の形態における鏡面塗装装置の概略構成図である。
【
図2】
図1の鏡面塗装装置の平面配置を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は本発明の実施の形態における鏡面塗装装置の概略構成図、
図2は
図1の鏡面塗装装置の平面配置を示す説明図、
図3は
図1の光照射装置の詳細構成図である。
【0013】
図1に示すように、本発明の実施の形態における鏡面塗装装置1は、板状基材2を送材方向Xに搬送する搬送手段としての第1のローラー11および第2のローラー12と、透明フィルム3に光硬化性塗料を塗布して塗料層4を形成する塗布装置13と、板状基材2上に透明フィルム3を重ねるフィルム供給装置14と、透明フィルム3の上から光照射することにより塗料層(液体)4を硬化させて塗装層(固体)5を形成する光照射装置15とを有する。
【0014】
板状基材2は、木材や木質材(例えば、パーティクルボード)等の平板である。板状基材2上には、前工程において下地層2aが形成されている。下地層2aの形成は、板状基材2上に、ロールコーターを用いてバインダーを塗布することにより行われる。本実施形態においては、バインダーとしてPUR(ポリウレタン・リアクティブ)を用いるが、他のものを用いることも可能である。
【0015】
透明フィルム3は、表裏面が平滑なPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを用いている。透明フィルム3の厚さは、100μm〜250μm程度のものを用いている。なお、
図2に示すように、透明フィルム3の幅W3は、板状基材2の幅W2よりも広い。透明フィルムは、一般的なPETフィルム程度の平滑性を有するものであれば良いが、少なくとも下面が平滑なもの、例えば表面粗さRz(最大高さ粗さ)0.8(μm)(JIS B 0601:2013)以下のものを用いることが望ましい。また、透明フィルム3は、塗料層4が光硬化する際の反応熱に耐えうるように耐熱性のものを用いることが望ましい。塗料層4が紫外線硬化型塗料の場合、反応熱は60℃程度であるため、これ以上の耐熱温度を有するものを用いる。
【0016】
第1のローラー11は、板状基材2を挟持してフィルム供給装置14へ向かって送材する(送り出す)ものである。第2のローラー12は、光照射装置15により塗装層5が形成された板状基材2を挟持して送材する(引き出す)ものである。第1のローラー11および第2のローラー12はゴム製である。第1のローラー11および第2のローラー12はサーボモーターにより駆動される。また、第1のローラー11と第2のローラー12との間には、板状基材2を載せて搬送する搬送ローラー16が適宜設けられている。
【0017】
塗布装置13は、平滑な透明フィルム3の板状基材2に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層4を形成するものである。光硬化性塗料は、本実施形態においては紫外線(UV)照射により樹脂塗膜が硬化する紫外線硬化型塗料を用いる。また、光硬化性塗料は、クリアー色、有色を問わない。なお、光硬化性塗料としては、紫外線硬化型塗料の他、光エネルギーの作用で液体から固体に変化するものを用いることができる。
【0018】
フィルム供給装置14は、板状基材2上に塗料層4を向けて透明フィルム3を重ねるように供給するものである。フィルム供給装置14は、サーボモーターにより駆動され、透明フィルム3を送り出すローラー20と、
図1に仮想線にて示す仮想円21aの内側に沿って配列されたローラー群21と、板状基材2をローラー20との間に挟持するローラー22とを有する。ローラー20は鉄製である。ローラー群21は透明フィルム3に皺が寄らないようにするため、透明フィルム3を仮想円22に沿って大きく湾曲させて供給するものである。ローラー22は、ローラー20との間隔により塗料層4の厚さ(膜厚)を仮決定するものである。ローラー20とローラー22との間隔は1/100mm単位で調整可能となっている。なお、ローラー20とローラー22との間に圧力を加えないため送材機能はないが、透明フィルム3はローラー20と第2のローラー12との間B(
図2参照。)で常に引っ張られた状態となっている。
【0019】
光照射装置15は、透明フィルム3の上から空気6(
図3参照。)を吹き付けることにより透明フィルム3を押えつつ、透明フィルム3の上から光照射することにより塗料層4を硬化させて塗装層5を形成するものである。なお、空気6以外の気体を吹き付ける構成としても良い。
【0020】
図3に示すように、光照射装置15は、塗料層5に光照射して硬化させるための光源としてのLEDランプ30と、LEDランプ30の光を透過して塗料層5に光照射する光透過体としての合成石英ガラス31と、LEDランプ30および合成石英ガラス31の周囲を覆う遮光板32a,32b,32c,32dと、合成石英ガラス31と板状基材2上の透明フィルム3との間に空気6を吹き付ける気体吹き付け手段としてのエアーチューブ33とを有する。
【0021】
遮光板32a,32b,32c,32dはそれぞれ先端(下端)の位置を1/100mm単位で調整可能となっている。送材方向Xの上流側の遮光板32aの先端の位置は、透明フィルム3の表面をわずかに(0.02mm程度)押し込む位置に設定されている。一方、送材方向Xの下流側の遮光板32bおよび側面側の遮光板32c,32dの先端の位置は、板状基材2上の透明フィルム3に0.02〜0.05mm程度の隙間をもって近接する位置に設定されている。
【0022】
このように、遮光板32a,32b,32c,32dによりLEDランプ30および合成石英ガラス31の周囲が板状基材2上の透明フィルム3に近接する位置まで覆われていることで、LEDランプ30から照射された光は、塗料層4へ光照射して硬化させる部分に集中することになる。また、合成石英ガラス31と板状基材2上の透明フィルム3との間にエアーチューブ33により吹き付けられた空気もこの塗料層4へ光照射して硬化させる部分に集中し、遮光板32a,32b,32c,32dにより囲まれた空間内の透明フィルム3の面全体を一定の空気の圧力により非接触で押さえる。これにより、透明フィルム3を空気により非接触で効率良く押さえつつ塗料層4へ光照射して硬化させることができる。
【0023】
なお、この吹き付けられた空気は、遮光板32aと透明フィルム2との間からは漏れず、遮光板32b,32c,32dと透明フィルム2との隙間からのみ外部へ漏れることになる。そして、このエアーチューブ33により吹き付ける空気の圧力と塗料層4に塗布する光硬化性塗料の粘度とを調整することで、ローラー20およびローラー22により仮決定した塗料層4の厚さ(膜厚)から硬化後に得られる塗装層5の厚さを任意に調整することが可能となっている。
【0024】
また、本実施形態においては、エアーチューブ33により吹き付ける空気は、5℃以下に冷却された空気としている。このように冷却された空気を、遮光板32a,32b,32c,32dにより囲まれた空間へ吹き付けることで、塗料層4への光照射により反応熱が発生する部分を局所的に冷却することが可能となっている。これにより、光硬化性塗料の反応熱(紫外線硬化型塗料の場合、約60℃)により透明フィルム3が歪み、平滑性が失われるのを防止することが可能となる。
【0025】
上記構成の鏡面塗装装置1によれば、平滑な透明フィルム3の板状基材2に重ねる面に塗布装置13により光硬化性塗料を塗布して塗料層4を形成し、この透明フィルム3をフィルム供給装置14により板状基材2上に重ね、光照射装置15により透明フィルム3の上から空気6を吹き付けることにより透明フィルム3を非接触で押えつつ、透明フィルム3の上から光照射することにより塗料層4を硬化させて塗装層5を形成することにより、透明フィルム3の平滑面が板状基材2上の塗料層4の表面に転写された状態で塗料層5が硬化し、板状基材2上に鏡面の塗装層5が形成された鏡面加工材が得られる。
【0026】
なお、上記実施形態においては、光源としてLEDランプ30を用いているが、光源は光硬化性塗料の種類に応じて適宜選択することが可能である。また、上記実施形態においては、光透過体として光透過特性に優れた合成石英ガラス31を用いているが、溶融石英ガラスなどのガラスの他、透明性の高いアクリル樹脂などを用いることも可能である。
【0027】
また、上記実施形態においては、平滑な透明フィルム3の板状基材2に重ねる面に光硬化性塗料を塗布して塗料層4を形成する構成であるが、板状基材2の上面に光硬化性塗料を塗布して塗料層4を形成し、この塗料層4の上に平滑な透明フィルム3を重ねて光照射装置15により透明フィルム3の上から空気6を吹き付けることにより透明フィルム3を非接触で押えつつ、透明フィルム3の上から光照射することにより塗料層4を硬化させて塗装層5を形成する構成とすることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明は、木材や木質材等の板状基材の表面に鏡面を形成する鏡面塗装方法、鏡面加工材の製造方法および鏡面塗装装置として有用である。
【符号の説明】
【0029】
1 鏡面塗装装置
2 板状基材
2a 下地層
3 透明フィルム
4 塗料層(液体)
5 塗装層(固体)
6 空気
11 第1のローラー
12 第2のローラー
13 塗布装置
14 フィルム供給装置
15 光照射装置
16 搬送ローラー
20 ローラー
21 ローラー群
30 LEDランプ
31 合成石英ガラス
32a,32b,32c,32d 遮光板
33 エアーチューブ
【要約】
【課題】研磨を行うことなく鏡面を得ることが可能な鏡面塗装方法、鏡面加工材の製造方法および鏡面塗装装置の提供。
【解決手段】平滑な透明フィルム3の板状基材2に重ねる面に塗布装置13により光硬化性塗料を塗布して塗料層4を形成し、この透明フィルム3をフィルム供給装置14により板状基材2上に重ね、光照射装置15により透明フィルム3の上から空気6を吹き付けることにより透明フィルム3を押えつつ、透明フィルム3の上から光照射することにより塗料層4を硬化させて塗装層5を形成することにより、透明フィルム3の平滑面が板状基材2上の塗料層4の表面に転写された状態で塗料層5が硬化し、板状基材2上に鏡面の塗装層5が形成された鏡面加工材が得られる。
【選択図】
図1