特許第6017897号(P6017897)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6017897
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】遊技場用システム
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20161020BHJP
【FI】
   A63F7/02 328
【請求項の数】5
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-197432(P2012-197432)
(22)【出願日】2012年9月7日
(65)【公開番号】特開2014-50586(P2014-50586A)
(43)【公開日】2014年3月20日
【審査請求日】2015年6月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000108937
【氏名又は名称】ダイコク電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000567
【氏名又は名称】特許業務法人 サトー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】谷口 俊介
【審査官】 ▲高▼木 尚哉
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−094104(JP,A)
【文献】 特開2009−142501(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の遊技機が設置された遊技場に設けられる遊技場用システムであって、
遊技機の機種を識別可能な機種識別情報に対応付けて、遊技機が遊技場へと設置された設置日に対応する導入日を特定可能な導入日情報を設定する設定手段と、
各遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機の遊技者を識別するための遊技者識別情報を特定する遊技者特定手段と、
前記遊技者特定手段により特定された遊技者識別情報と、対応する営業日を特定可能な営業日情報と、対応する遊技機の機種を特定可能な機種情報とを対応付けて管理する遊技者情報管理手段と、
情報特定対象となる機種である選択機種を、選択操作を受付けることで特定する選択機種特定手段と、
前記選択機種の導入日を起点とした予め設定される基準経過期間が経過するまでの期間である導入期間を特定する導入期間特定手段と、
前記導入期間における前記選択機種の遊技者である導入遊技者を、前記遊技情報管理手段により管理される遊技者識別情報と、営業日情報と、機種情報とにより特定する導入遊技者特定手段と、
前記選択機種の導入日を起点とした予め設定される基準遡及期間遡った期間である元期間を特定する元期間特定手段と、
前記元期間において前記導入遊技者が遊技した機種である移動元機種を、前記遊技情報管理手段により管理される遊技者識別情報と、営業日情報と、機種情報とにより特定し、その移動元機種により前記導入遊技者を振分ける遊技者振分手段と、
前記導入遊技者の内、前記遊技者振分手段によって前記移動元機種により振分けられた遊技者である移動遊技者以外の遊技者である非移動遊技者を特定する非移動遊技者特定手段と、
前記移動元機種により区分けされた前記移動遊技者に関する遊技情報と、前記非移動遊技者に関する遊技情報とにより構成される移動元情報を特定する移動元情報特定手段と、
前記移動元情報を前記選択機種の前記機種識別情報に対応付けて出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
【請求項2】
前記遊技情報管理手段は、遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技に応じて更新される遊技機情報を、前記遊技者識別情報、前記営業日情報、及び前記機種情報に対応付けて管理し、
前記遊技者振分手段は、前記元期間における遊技機情報を導入遊技者単位で抽出すると共に、その抽出した遊技機情報を機種別に区分けして演算し、その演算結果により特定される遊技機情報が最上位となった機種を、抽出対象となった導入遊技者における前記移動元機種として特定することで、導入遊技者単位で前記移動元機種を特定し、
前記移動元情報特定手段は、前記移動元機種が特定された前記導入遊技者数である移動遊技者数を機種別に集計し、その移動遊技者数を前記移動遊技者に関する遊技情報として特定する一方、前記移動元機種が特定されなかった前記導入遊技者数である非移動遊技者数を前記非移動遊技者に関する遊技情報として特定することを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
【請求項3】
前記選択機種特定手段は、前記選択機種を特定する場合に、前記導入日が同一であることを条件として複数の機種を前記選択機種として特定可能であることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技場用システム。
【請求項4】
前記設定手段は、対応する機種を導入する代わりに撤去された機種の機種識別情報、及び対応する機種を撤去する代わりに導入された機種の機種識別情報の内、少なくとも一方である代替機種情報を前記機種識別情報に対応付けて設定可能であり、
前記移動元情報特定手段は、前記移動元機種の内、前記選択機種を導入することで撤去された機種である代替機種を前記代替機種情報により特定し、
前記出力手段は、前記移動元情報を出力する場合に、前記代替機種を識別可能に出力することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用システム。
【請求項5】
前記設定手段は、遊技場にて設置される遊技機の複数の台番号を前記機種識別情報に対応付けて設定可能である一方、前記機種識別情報に対応する台番号の少なくとも一部が特定出来ない状態となるように設定された場合に、その機種識別情報を前記撤去された機種の機種識別情報として、当該撤去された機種の台番号が特定出来なくなった代わりに台番号が新たに対応付けて設定された機種の前記機種識別情報に対応付けて特定すること、及び前記機種識別情報に対応する台番号が新たな機種に対応付けて設定された場合に、その機種識別情報を前記導入された機種の機種識別情報として、当該導入された機種の台番号が新たな機種に対応付けて設定された代わりに、台番号が対応付けて特定出来ない状態となるように設定された機種の前記機種識別情報に対応付けて設定すること、の少なくとも一方を実行することで、前記代替機種情報を前記機種識別情報に対応付けて設定可能であることを特徴とする請求項4記載の遊技場用システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の遊技機が設置された遊技場に設けられた遊技場用システムに関する。
【背景技術】
【0002】
遊技場では遊技機を入替えることで、来店する遊技者を増加させる等の効果を期待しており、新台へと入替えることで、どの程度の効果があったかを把握したいと考えている。例えば特許文献1では、機種導入日からの単位期間毎の稼動推移を提示することで、新台導入後に、どの程度の稼動を得たのかを把握することを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−224424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
さて、新台に入替える場合、遊技場が期待する新台の遊技者は、新台と入替えた撤去台を遊技していた遊技者、或いは入替え前には来店していなかった新規の遊技者である。即ち、撤去されていない機種を遊技していた遊技者が新台を遊技したのでは、撤去台を遊技者、或いは新規の遊技者を来店させることが出来ず、遊技場全体として稼動が増加するどころか減少する虞があるためである。
しかしながら、単純に新台の稼動を把握したり、遊技場全体の稼動の状況を入替え前後で比較したりするだけでは、遊技場が意図する遊技者が新台を遊技することで稼動が増加したのか、それとも他の要因により稼動が増加したのか等を把握することは難しい。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、新台へと入替えた場合に、遊技場が期待する遊技者が新台を遊技しているのかを把握可能な遊技情報を提供可能な遊技場用システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数の遊技機が設置された遊技場に設けられる遊技場用システムであって、
遊技機の機種を識別可能な機種識別情報に対応付けて、遊技機が遊技場へと設置された設置日に対応する導入日を特定可能な導入日情報を設定する設定手段と、各遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機の遊技者を識別するための遊技者識別情報を特定する遊技者特定手段と、前記遊技者特定手段により特定された遊技者識別情報と、対応する営業日を特定可能な営業日情報と、対応する遊技機の機種を特定可能な機種情報とを対応付けて管理する遊技者情報管理手段と、情報特定対象となる機種である選択機種を、選択操作を受付けることで特定する選択機種特定手段と、前記選択機種の導入日を起点とした予め設定される基準経過期間が経過するまでの期間である導入期間を特定する導入期間特定手段と、前記導入期間における前記選択機種の遊技者である導入遊技者を、前記遊技情報管理手段により管理される遊技者識別情報と、営業日情報と、機種情報とにより特定する導入遊技者特定手段と、前記選択機種の導入日を起点とした予め設定される基準遡及期間遡った期間である元期間を特定する元期間特定手段と、前記元期間において前記導入遊技者が遊技した機種である移動元機種を、前記遊技情報管理手段により管理される遊技者識別情報と、営業日情報と、機種情報とにより特定し、その移動元機種により前記導入遊技者を振分ける遊技者振分手段と、前記導入遊技者の内、前記遊技者振分手段によって前記移動元機種により振分けられた遊技者である移動遊技者以外の遊技者である非移動遊技者を特定する非移動遊技者特定手段と、前記移動元機種により区分けされた前記移動遊技者に関する遊技情報と、前記非移動遊技者に関する遊技情報とにより構成される移動元情報を特定する移動元情報特定手段と、前記移動元情報を前記選択機種の前記機種識別情報に対応付けて出力する出力手段と、を備えたものである(請求項1)。
【0007】
請求項1記載の遊技場用システムにおいて、
前記遊技情報管理手段は、遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技に応じて更新される遊技機情報を、前記遊技者識別情報、前記営業日情報、及び前記機種情報に対応付けて管理し、前記遊技者振分手段は、前記元期間における遊技機情報を導入遊技者単位で抽出すると共に、その抽出した遊技機情報を機種別に区分けして演算し、その演算結果により特定される遊技機情報が最上位となった機種を、抽出対象となった導入遊技者における前記移動元機種として特定することで、導入遊技者単位で前記移動元機種を特定し、前記移動元情報特定手段は、前記移動元機種が特定された前記導入遊技者数である移動遊技者数を機種別に集計し、その移動遊技者数を前記移動遊技者に関する遊技情報として特定する一方、前記移動元機種が特定されなかった前記導入遊技者数である非移動遊技者数を前記非移動遊技者に関する遊技情報として特定するようにしても良い(請求項2)。
【0008】
請求項1又は2記載の遊技場用システムにおいて、
前記選択機種特定手段は、前記選択機種を特定する場合に、前記導入日が同一であることを条件として複数の機種を前記選択機種として特定可能であるようにしても良い(請求項3)。
【0009】
請求項1ないし3の何れかに記載の遊技場用システムにおいて、
前記設定手段は、対応する機種を導入する代わりに撤去された機種の機種識別情報、及び対応する機種を撤去する代わりに導入された機種の機種識別情報の内、少なくとも一方である代替機種情報を前記機種識別情報に対応付けて設定可能であり、前記移動元情報特定手段は、前記移動元機種の内、前記選択機種を導入することで撤去された機種である代替機種を前記代替機種情報により特定し、前記出力手段は、前記移動元情報を出力する場合に、前記代替機種を識別可能に出力するようにしても良い(請求項4)。
【0010】
請求項4記載の遊技場用システムにおいて、
前記設定手段は、遊技場にて設置される遊技機の複数の台番号を前記機種識別情報に対応付けて設定可能である一方、前記機種識別情報に対応する台番号の少なくとも一部が特定出来ない状態となるように設定された場合に、その機種識別情報を前記撤去された機種の機種識別情報として、当該撤去された機種の台番号が特定出来なくなった代わりに台番号が新たに対応付けて設定された機種の前記機種識別情報に対応付けて特定すること、及び前記機種識別情報に対応する台番号が新たな機種に対応付けて設定された場合に、その機種識別情報を前記導入された機種の機種識別情報として、当該導入された機種の台番号が新たな機種に対応付けて設定された代わりに、台番号が対応付けて特定出来ない状態となるように設定された機種の前記機種識別情報に対応付けて設定すること、の少なくとも一方を実行することで、前記代替機種情報を前記機種識別情報に対応付けて設定可能であっても良い(請求項5)。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、遊技機を導入した場合に、非移動遊技者に関する遊技情報により新たな遊技者を呼び込むことに成功したのか、移動元機種により振分けられた導入遊技者に関する遊技情報により撤去された機種を遊技していた遊技者をそのまま導入した遊技機の遊技者として留まらせることが出来たのか、それとも撤去していない機種を遊技していた遊技者を移動させただけなのか等の傾向を把握出来る出力情報を提供可能となる。
請求項2の発明によれば、導入遊技者単位で移動元機種を特定し、移動元機種の機種別に振分けた導入遊技者数を移動元情報として特定するため、述べ人数ではなく実人数にて移動遊技者数を把握出来るようになる。
【0012】
請求項3の発明によれば、新台導入する場合、複数の機種を一挙に導入するケースが多々あるが、その場合に導入日単位で移動元情報を把握し得るようになる。
請求項4の発明によれば、移動元機種の内、選択機種、即ち導入された機種の代わりに撤去された機種を容易に把握可能とした上で移動元情報を出力出来るようになる。
請求項5の発明によれば、遊技機を導入した場合、導入機種に対応する台番を設定することとなるが、この台番を設定するだけで、代替機種情報を設定し得るようになり設定操作を容易化出来る。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態における遊技場用システムの全体構成を示す概略図
図2】導入日設定を示す図
図3】機種設定を示す図
図4】遊技者別大当り履歴を示す図
図5】遊技者別遊技履歴を示す図
図6】移動元分析帳票の出力例を示す図
図7】管理装置による移動元分析帳票特定処理を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場には遊技機1に対応して遊技装置2が設置され、管理室には管理装置3(設定手段、遊技者情報管理手段、選択機種特定手段、導入遊技者特定手段、元期間特定手段、遊技者振分手段、非移動遊技者特定手段、移動元情報特定手段、出力手段に相当)が設置されている。中継装置4は、2台の遊技機1、2台の遊技装置2及び管理装置3とLAN5を介して接続されている。管理装置3は、遊技機側(遊技機1、遊技装置2等)から送信される遊技信号を中継装置4を介して受信することにより遊技機1毎の遊技情報を管理する。
【0015】
管理対象となる遊技機1は、発射装置を構成する操作ハンドル6に対する操作により盤面7に発射した玉(遊技媒体)が始動口8に入賞(始動入賞)するのに応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部9において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当り状態(特別遊技状態)となる。大当りが発生すると15ラウンド(R)分だけ大入賞口10を開放する。入賞により遊技機1から払出された玉は上部受皿11にて受けられ、この上部受皿11が満杯状態となって溢れた玉は下部受皿12で受けられる。尚、1Rの上限入賞数は10個で、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。尚、上記スペックは単なる例示であり、どのようなスペックの遊技機に対応しても良い。
【0016】
遊技機側からは、次の遊技信号が出力される。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。回収(消費、使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。入賞に応じて付与された払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
始動信号=遊技機1から出力される始動入賞により変動(作動)する液晶表示部9(役物)におけるスタート(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号。図柄変動確定時に出力されるので、信号入力に応じて図柄変動を特定。尚、始動口8に入賞したことを示す信号としても良い。
大当り信号=遊技機1から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号受信中を大当り中として特定。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。始動口8の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定。
【0017】
遊技装置2は、貨幣投入口13から貨幣が投入されると玉払出口14から対価分の玉を払出す。また、顔認証用カメラ15(以下「カメラ」。遊技者特定手段に相当)を内蔵しており、対応する遊技者の顔を中心とした上半身を撮影した顔データを管理装置3に出力する。カード挿入口16に会員カードが挿入された状態で再遊技釦17が押下げられたときは、当該会員カードに対応して管理装置3に記憶されている貯玉数の範囲内で1単位分に相当する玉数を玉払出口14から払出す。カード挿入口16に挿入されている会員カードは発行釦18の押下げにより排出される。
【0018】
管理装置3は、制御部、遊技信号を送受信する送受信部、遊技情報を出力するモニタやプリンタ等からなる出力部、遊技場の管理者からの設定情報の入力を受付けるキーボードやマウス等からなる操作部等を有する。制御部は、CPU、ROM、RAM、I/O等を有し、遊技機側からの各種遊技信号に基づいて遊技情報を作成する。この遊技情報は、顔認証用カメラ15から出力された顔データに基づいて一人の遊技者が遊技を開始してから継続して遊技したと判断できる範囲における台データ及び売上データ等の遊技データを累積したものである。このような顔認証による識別は顔(目、鼻、口等)の特徴を抽出して数値化し、その数値化データを比較することで行われるもので、現在では一般的な技術であることからその詳細については省略する。
【0019】
さて、管理装置3には、本発明に関連して導入日設定及び機種設定が予め設定されている。
図2は導入日設定を示しており、NO.に対応して次の各項目が設定されている。
機種名(機種識別情報に相当)=遊技機1の名称で操作入力により新規に設定。尚、機種Bのように既に撤去済みの機種も設定情報として記憶される。
タイプ=遊技機1の遊技傾向に応じたタイプ(グループ)で、マックス、ミドル、ライトミドル、ライトの内から、大当りに応じてある程度の出玉を獲得出来るまでの想定投資金額や、大当り確率等により対応するタイプを選択。
導入日(導入日情報に相当)=遊技機1が新規に導入開始された営業日で操作入力により設定。
撤去日=遊技機1が撤去された場合の最終営業日(空欄は現時点で設置されており、撤去日を迎えていないことを示す)。操作入力により設定しても良いが、後述する図3の機種設定にて台番が設定されない状態で遊技場の営業開始を迎える場合に、その直前の営業日を撤去日として特定しても良い。
撤去機種(代替機種情報に相当)=対応機種を導入する代わりに撤去された機種。操作入力により設定しても良いが、対応機種の導入日と撤去日が同一の機種や、対応機種と台番範囲が重複する機種を撤去機種として特定しても良い。このような特定方法を採用した場合は、代替機種を撤去情報と導入日とにより特定することが出来るので、遊技機1を導入した場合、導入機種に対応する台番を設定するだけで、代替機種情報を設定し得るようになり設定操作を容易化出来る。尚、同一機種10台を導入して2機種を5台ずつ撤去することもあるので、複数の機種を撤去機種として設定する場合もある。
【0020】
図3は機種設定を示しており、NO.に対応して、機種名に加えて、次の各項目が設定されている。尚、機種名は、図2の導入日設定の中から設置されている機種を選択して設定する。
台番=台番は、対応する台番範囲。現時点で設置されている台番の範囲を設定。
種別=4P(貸単価4円のパチンコ)、1P、20G(貸単価20円のパチスロ)等、遊技媒体の種類または貸単価または交換単価等により区分けされる対応する遊技機グループを設定。
【0021】
遊技装置2では顔認証用カメラ15にて対応する遊技機1の遊技者を撮像可能であり、顔認証用カメラ15にて遊技者を特定出来るか(存在するか)を常に判定し、特定不能状態から特定可能状態になる等の撮像条件が成立した場合に遊技者を撮像し、撮像した遊技者の同一性を判定した上で、遊技者別の大当り履歴を顔画像IDに対応付けて記憶する。
【0022】
図4は顔画像により遊技者を特定し、同一遊技者における所謂大当り履歴の一例を示しており、次の各項目が設定されている。
時刻=レコード対応時刻=遊技者の撮像時刻または前大当り終了時刻だが、大当り発生時刻等、レコードに対応していればどのような時刻であっても良い。
売上額=売上玉に対応した売上額(売上玉×貸単価(4円等))
アウト、セーフ=遊技機1への打込玉数(消費価値)と遊技機1からの払出玉数(入賞獲得価値)
S=図柄変動数(スタート)
TY=大当り発生から通常状態に戻るまでの出玉(セーフ−アウト)
大当り=大当り数
持玉=持玉は対応する持玉数(獲得価値=売上玉+セーフ−アウト)
収支=遊技者の収支(持玉×交換単価(3円等)−売上額)の累計(前レコード分を加算)
顔画像ID=顔画像ID(遊技者識別情報に相当)は撮像した画像のID(台番4桁連番3桁)
台番=遊技した台番で、計は対応する顔画像数と遊技機数
尚、本実施形態では、アウトやセーフも含んだ全ての情報が遊技機情報に相当する。
【0023】
また、図4中の2重線の区切りは所謂台移動(異なる台番への遊技)があったことを示している。図4は顔画像により特定した遊技者の全てについて、営業日を対応付けて記憶される。ここで、顔画像により遊技者を同一とする判断は、遊技開始の検出等の所定の撮像条件が成立した場合に撮像した遊技者の顔画像を台番に対応付けて記憶しておき、その顔画像と新たな顔画像との類似度が許容値以上の場合に遊技機同一遊技者とする周知の特定方法を採用すれば良いが、顔画像に限らず、指紋等の他の生体情報や所謂会員カード等、周知のどのような遊技者特定手段を採用しても良い。
【0024】
管理装置3は、図4を機種単位で集計した遊技者別の遊技履歴を営業日単位で記憶する。
図5図4に基づく機種別の遊技履歴を示している。即ち、図4の遊技者別大当り履歴の台番と図3の機種設定により機種名を特定し、機種別の遊技情報を集計している。ここで、遊技時間は対応する機種にて遊技者を初めて特定してから最後に特定するまで、即ち遊技開始から遊技終了までの時間を示している。尚、アウトに単位時間(1.6秒等)を乗じて特定するような他の周知の時間特定方法を採用しても良い。また、顔画像IDは代表となる(最初の)顔画像IDが示されている。
【0025】
図5図4同様に遊技者全てについて営業日(図4と共に営業日情報に相当。尚、営業日情報としては図4の時刻のような対応時刻を特定出来る情報でも良いが、少なくとも営業日を特定出来れば良い)を対応付けて記憶している。尚、図5図4に基づき特定したが、図4を経由せず図5を直接、遊技信号により更新しても良い。また、図4は3か月分、図5は13ヶ月分等、予め設定される期間が経過するまで記憶される。
【0026】
さて、遊技機1を新台に入替える場合、遊技場が期待する新台の遊技者は、新台と入替えた撤去台を遊技していた遊技者、或いは入替え前には来店していなかった新規の遊技者である。そこで、本実施形態では、新台導入した遊技機1を遊技した遊技者が、その新台導入前にどのような機種を遊技していたかの傾向を示す移動元分析帳票を出力するようにした。以下、移動元分析帳票の出力手順を説明する。
【0027】
図6は移動元分析帳票の出力例を示しており、出力手順を管理装置3の動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。移動元分析帳票19を含む全ての帳票には、共通な店舗選択部20、日付選択部21、帳票選択部22が表示されている。
管理者は、移動元分析帳票19をデータ出力(表示または印字)する場合、店舗選択部20にて対応する店舗、日付選択部21にて基準日、帳票選択部22にて出力対象となる移動元分析帳票を選択する。すると、移動元分析帳票19が表示され、移動元分析帳票19の左側に導入機種情報表示部23、右側に移動元機種情報表示部24が表示される。導入機種情報表示部23には、種別選択部25、第1表示釦26、導入機種情報表示部27が表示され、導入機種情報表示部27には、選択釦27a、新機種欄27b、導入日欄27c、遊技経験人数欄27d、実人数/台欄27e、遊技回数欄27f、期間中リピート率欄27gが設定されている。尚、選択釦27a、新機種欄27b、導入日欄27c、遊技経験人数欄27d、実人数/台欄27e、遊技回数欄27f、期間中リピート率欄27gの初期表示は空欄となっている。
移動元機種情報表示部24には、区分選択部28、第2表示釦29、移動元情報表示部30、期間中来店欄31が設定され、移動元情報表示部30には、順位欄30a、移動元機種欄30bが設定されている。尚、順位欄30a、移動元機種欄30bの初期表示は空欄となっている。
【0028】
管理者は、種別選択部25にて新台(導入台)として抽出したい種別を選択した上で、第1表示釦26を押下する。
図7は管理装置3による移動元分析帳票特定処理を示すフローチャートである。管理装置3は、第1表示釦26が押下げられたかを判定しており(S1)、管理者により第1表示釦26が押下げられると(S1:YES)、日付選択部21にて選択された基準日以降を導入日として図2に設定されている機種を導入機種として特定し(S2)、導入機種別に導入日から所定期間(7日)経過した期間である導入期間を特定する(S3)。次に導入機種別に導入期間にて遊技した遊技者を特定し、その遊技者数(遊技経験人数)等の遊技情報を抽出して集計してから(S4)、導入機種情報表示部27に対応する遊技情報(導入機種情報)を表示する(S5)。
【0029】
具体的には、図6に示すように導入機種情報表示部27の新機種欄27bの上段には導入機種名、下段には導入台数及びタイプが表示され、導入日欄27cには導入日、遊技経験人数欄27dには導入期間における遊技人数(導入遊技者数)が表示される。導入期間とは各導入機種の導入日を起点として予め設定される基準経過期間(7日)が経過するまでの期間であって導入日を含む期間であり、例えば導入日が6月18日であれば、6月18日から6月24日が導入期間となるので、各機種の導入日に応じて異なる導入期間が特定される。遊技経験人数は延べ人数ではなく実際の人数(同一の遊技者を1人とする実人数)を示している。実人数/台欄27eには導入期間における台平均の実人数(遊技経験人数÷台数)、遊技回数欄27fには遊技者1人当りの平均遊技回数(延べ人数(営業日が異なる場合は同一遊技者を複数計数)÷実人数)、期間中リピート率欄27gには実人数に対する導入期間中に複数回遊技した人数の割合(複数回遊技人数÷実人数)が表示される。尚、図6では導入日が新しい順にソートしているが、他の導入機種情報によりソートしても良い。また、導入機種情報としては、同様の算定方法により例えば遊技者当りの平均売上額のような遊技機情報等、その他の遊技情報を採用しても良い。この場合、「遊技回数」等の項目名を選択可能に構成することで他の項目へと切替える構成が望ましい。
【0030】
ここで、導入機種情報は導入期間における導入機種についての遊技情報であり、導入期間が特定された場合に、図5の遊技者別遊技履歴のように営業日単位で管理される遊技者別の遊技情報から、導入期間に属する営業日における遊技情報から特定される遊技情報である。図6に示す遊技経験人数、実人数/台、遊技回数であれば、実人数、延べ人数、遊技回数(来店回数)を特定すれば良いので、実人数は対応する導入機種を導入期間に遊技した旨を特定出来る遊技者を図5から特定して計数し、延べ人数であれば、導入期間における営業日毎に対応する導入機種を遊技した旨を特定出来る遊技者を合計して特定し、遊技回数であれば、遊技者別に対応期間において対応する導入機種を遊技した旨が何日あるかを特定すれば特定可能である。そして、これらを導入機種別に特定することで図6の左側の導入機種情報が特定される。
【0031】
次に管理装置3は、選択釦27aが押下げられたか(S6)、第2表示釦29が押下げられたか(S11)を判定するようになる。管理者が注目したい導入機種に対応した選択釦27aを押下げると(S6:YES)、選択済フラグが0であることを確認してから(S7:YES)、選択済フラグを1にセットし(S8)、選択された導入機種を選択機種に設定する(S9)。選択機種は導入日が共通していることを条件として複数選択出来、機種を表示する場合現時点にて撤去されている機種をグレー表示(図6中に斜線で示す)にて識別表示する。ここで、選択釦27aにより選択した導入機種(選択機種)は複数選択可能だが、最初に選択された導入機種と導入日が同一の導入機種のみに限定して追加選択可能とする。また、選択機種は選択表示例に示す通り識別表示(図6中に太線で囲って示す)される。図6では機種Cが選択表示されている旨を示している。
【0032】
管理者により区分選択部28にて「機種(他に「タイプ」を選択可)が選択された上で第2表示釦29が押下げられると(S11:YES)、選択済フラグが1であることを確認してから(S12:YES)、選択フラグを0にセットする(S13)。次に導入期間において選択機種を遊技した遊技者である選択機種遊技者を導入遊技者として抽出してから(S14)、選択された導入機種である選択機種の導入日から所定期間(7日)遡った期間である元期間を特定する(S15)。元期間とは対応する導入機種の導入日を起点として予め設定される基準遡及期間(7日)遡った期間であって導入日を含まない期間であり、導入日が6月18日であれば6月11日から6月17日が元期間となる。そして、導入遊技者を元期間において遊技した機種により振分ける。つまり、選択機種を導入期間に遊技した遊技者の遊技情報であって、元期間における遊技機情報(アウト)を抽出して遊技者別のアウトを機種単位で集計し(S16)、そのアウトが最上位(1位)の機種をその遊技者の移動元機種として特定する(S17)。移動元機種として特定された遊技者数を機種別に集計し(S18)、その数値を移動遊技者数として機種別に特定する(S19)。尚、移動元機種が特定され(元期間に遊技し)なかった遊技者の人数も別途集計し、「期間中来店なし」の(非)移動遊技者数として特定する。このようにして移動遊技者数を特定した上で、その合計数(導入機種の実人数)に対する各移動遊技者数の割合である移動元割合を特定し、それらを移動元情報として移動遊技者数順のランキング形式で表示する。また、移動元機種が特定された遊技者の合計を「期間中来店」として、同様に移動遊技者数、及び移動元割合を特定して期間中来店欄31に表示する。尚、移動元機種を特定する際の遊技機情報としてはアウト以外に稼動時間や大当り回数、或いは持玉等、どのような遊技機情報を採用しても良いし、遊技機情報に対して許容範囲を設定し、その許容範囲に属する機種がない場合には「期間中来店なし」として特定しても良い。更に、移動元機種を特定する場合に、移動遊技者数に対して許容範囲を設定し、その許容範囲に属しない機種については「その他機種」等としてグループ化して移動元情報を特定しても良い。同様に、移動元機種数に許容範囲を設定し、その許容範囲を逸脱する移動元機種数が特定された場合に「その他機種」等として、下位の機種をグループ化しても良い。
【0033】
次に管理装置3は、移動元機種の内、図2から撤去機種と特定出来る代替機種が有る場合は(S20:YES)、その代替機種とする機種を撤去機種として(S21)、図6に示すように移動元情報を表示する(S22)。この場合、導入遊技者の内、元期間にて遊技した機種を特定出来ない遊技者を非移動遊技者と特定することで移動元機種を「期間中来店なし」として特定し、全ての導入遊技者を対象として移動遊技者数を特定した上で移動遊技者数順に、移動遊技者数を移動元情報として表示する。つまり、移動元機種欄30bの上段に「4P」等のような種別を示す情報及び移動元機種名が表示され、下段に元期間における台数及びタイプが表示される。そして、人数欄にファン人数(移動遊技者数)、割合欄に移動元割合が表示され、更に移動遊技者数についてはグラフ表示も行う。この場合、撤去機種についてはその旨を示すべく、図6に示すように「代替」マークを対応付けて出力することで識別表示する。尚、導入機種情報についても同様だが、出力時点で撤去されている機種については機種名等をグレーにて表示することで識別表示している。
【0034】
移動元情報として移動遊技者数の内、導入機種の導入期間における遊技回数が基準回数(3回)を超えるか否かにより、遊技客がリピート客か浮遊客かを特定し、リピート客のみを抽出した移動遊技者数(リピート人数)や、浮遊客のみを抽出した移動遊技者数(浮遊客人数)を対象として移動元情報を特定して出力しても良い。この場合、項目名を選択することで切替え可能に構成することが望ましい。
【0035】
区分選択部28では「機種」の他に「タイプ」を選択可能だが、タイプを選択した場合、第2表示釦29の押下により、移動元情報を機種単位で特定するのではなく、タイプ単位で特定する。また、帳票選択部22では「移動元分析」の他に「移動先分析」を選択可能だが、移動先分析を選択した場合、第2表示釦29の押下により、元期間の代わりに導入期間後から予め設定される基準後経過期間(7日)が経過するまでの期間である先期間(例えば導入期間が6月18日から6月24日なら、先期間は6月25日から7月1日まで)を特定し、元期間に対する移動元情報を特定した場合と同様に、先期間に対する移動先情報を特定し、選択機種を遊技した遊技者が先期間にどのような機種やタイプを遊技したのか、即ち、どのような機種を遊技するようになったかを示す移動先分析帳票を出力する。この場合、移動先機種情報では導入機種が移動先機種として特定された場合には、その導入機種を特定可能な識別表示(例えば代替マークのような据置マーク等)を行う。
移動先情報についてリピート人数や浮遊客人数を採用しても良い。また、導入機種の代わりに移動元機種や移動先機種の遊技回数が基準値を超えるかによりリピート人数や浮遊客人数を特定しても良い。
【0036】
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することが出来る。
新台を遊技する遊技者が、新台入替前にどの機種を遊技していたのか、新規の遊技者なのかを示す移動元分析帳票19を出力するようにしたので、遊技機1を導入した場合に、非移動遊技者に関する遊技情報により新たな遊技者を呼び込むことに成功したのか、移動元機種により振分けられた導入遊技者に関する遊技情報により撤去された機種を遊技していた遊技者をそのまま導入した遊技機1の遊技者として留まらせることが出来たのか、それとも撤去していない機種を遊技していた遊技者を移動させただけなのか等の傾向を把握出来る出力情報を提供可能となる。
【0037】
遊技者単位で元期間における遊技情報により移動元機種を特定し、機種別に移動元機種とした遊技者数を移動元情報とするようにしたので、導入遊技者単位で移動元機種を特定し、移動元機種の機種別に振分けた導入遊技者数を移動元情報として特定するため、述べ人数ではなく実人数にて移動遊技者数を把握出来るようになる。
導入日が同一であることを条件として選択機種を複数選択可能としたので、新台導入する場合、複数の機種を一挙に導入するケースが多々あるが、その場合に導入日単位で移動元情報を把握し得るようになる。
機種情報として導入する代わりに撤去された代替機種を設定し、移動元情報として代替機種を識別可能に出力するようにしたので、移動元機種の内、選択機種、即ち導入された機種の代わりに撤去された機種を容易に把握可能とした上で移動元情報を出力出来るようになる。
【0038】
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
選択機種を選択する選択操作として、基準日により候補を抽出した上で選択釦27aにより選択する選択操作を例示したが、候補を抽出することなく選択しても、導入日を指定すること等によっても選択機種は特定可能であり、その選択操作の操作態様はどのような態様でも良い。
導入日情報として導入日自体を設定したが、導入日に対応していれば、例えば設置日等を導入日情報として設定しても良い。
導入期間や元期間等を特定する際の基準経過期間や基準遡及期間等として共通した期間である7日を例示したが、共通した値とする必要はなく、各々別個に更に任意の値としても良く。予め(第1表示釦26の押下前に)設定すれば、例えば日付選択部21のように第1表示釦26の押下前に選択して設定しても良い。勿論、共通して兼用化しても良い。
【0039】
移動遊技者数を実人数にて特定するため、元期間の遊技機情報が最上位の機種を移動元機種として特定し、導入遊技者を振分けたが、延べ人数にて特定するのであれば、例えば一度でも遊技した機種を移動元機種として特定したり、アウト等の対応する遊技情報が基準値を満たす全ての機種を移動元機種として特定する等しても良い、これは例示したその他の帳票や遊技経験人数についても同様に適用可能であり、帳票出力時に適宜切替えられる構成が望ましい。
遊技者の撮像条件として遊技者の判定不能状態から判定可能状態となったことを例示したが、例えば判定可能か否かを判定することなく、所定時間(例えば1分)が経過すること等を条件としても良い。この場合も、遊技者が継続遊技中かを、撮像した画像と記憶している画像とを比較することで判定し、新たな遊技者である旨を特定した場合に、客交替と判定すれば良い。実施例にも示したが遊技者識別情報としてカードIDにて遊技者を特定する等、遊技者を識別するための情報であればどのような識別情報を採用しても良い。この点、機種情報も機種名だけに関わらず、機種ID等の単なるIDのみとする等、機種を識別できればどの様な識別情報でも良い。
【0040】
図2、3等の設定は遊技場管理者が任意に設定しても、予め管理装置3の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定しても良い。また、数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良い。また、遊技機側から出力される遊技信号には遊技装置2にて持玉情報等を特定可能な記録媒体を受付けていることを特定可能な信号等も含まれる。
対象となる遊技機としては遊技媒体をデータのみで管理する所謂封入式等の例示したパチンコ遊技機以外のパチンコ遊技機や、スロットマシン等も採用できる。尚、所謂封入式やクレジット式を考慮して遊技媒体は必要に応じて遊技価値と表現する。
管理装置3が行う処理の一部を中継装置4、或いは遊技装置2等にて行っても良い。また、変形例を含む例示した構成をどのように組合わせても良い。
【符号の説明】
【0041】
図面中、1は遊技機、3は管理装置(設定手段、遊技者情報管理手段、選択機種特定手段、導入遊技者特定手段、元期間特定手段、遊技者振分手段、非移動遊技者特定手段、移動元情報特定手段、出力手段)、15は顔認証用カメラ(遊技者特定手段)である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7