特許第6017952号(P6017952)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6017952
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】乗物用シート
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/68 20060101AFI20161020BHJP
   B60N 2/30 20060101ALI20161020BHJP
【FI】
   B60N2/68
   B60N2/30
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-284754(P2012-284754)
(22)【出願日】2012年12月27日
(65)【公開番号】特開2014-125153(P2014-125153A)
(43)【公開日】2014年7月7日
【審査請求日】2015年6月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】000241500
【氏名又は名称】トヨタ紡織株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000394
【氏名又は名称】特許業務法人岡田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】横山 愉士
(72)【発明者】
【氏名】山本 圭介
(72)【発明者】
【氏名】村松 智宏
(72)【発明者】
【氏名】志賀 一之
【審査官】 永安 真
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭59−164120(JP,A)
【文献】 特開2005−212554(JP,A)
【文献】 特開2008−155724(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/68
B60N 2/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗物内においてアレンジするためのブラケットを有するシートフレームと、シートフレームを覆うように発泡素材から成るクッション材と、を備えた乗物用シートであって、
ブラケットは、シートフレームに対して別体を成すように組み付けられており、
シートフレームは、略矩形枠状に形成されており、
クッション材には、クッションパッドが包着状に組み付けられていることを特徴とする乗物用シート。
【請求項2】
請求項1に記載の乗物用シートであって、
アレンジは、チップアップであり、
シートフレームは、シートクッションのクッションフレームであり、
ブラケットは、略く字を成すように屈曲状に形成されており、
ブラケットの端部は、バックフレームのロアフレームの端部にヒンジ結合されていることを特徴とする乗物用シート。
【請求項3】
請求項1〜2のいずれかに記載の乗物用シートであって、
シートフレームは、クッション材の外形から突出することがないように形成されていることを特徴とする乗物用シート。





【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗物用シートに関し、詳しくは、乗物内においてアレンジするためのブラケットを有するシートフレームと、シートフレームを覆うようにシートフレームに対して一体を成すように発泡成形されたクッション材と、を備えた乗物用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、乗物の一つである7人乗り、8人乗り等の自動車には、前後に3列並ぶように車両用シートが設けられている。このような車両用シートは、例えば、前から1列目のものはフロントシート、前から2列目のものはセカンドシート、前から3列目のものはサードシートと呼ばれている。そして、このようなセカンドシートは、車室内において各種のアレンジが可能となっている。ここで、下記特許文献1には、アレンジの例として、シートバックを前傾姿勢に保持するウォークイン機能やシートバックをシートクッションに重なり合う姿勢に保持する大倒し機能が開示されている。これにより、サードシートの乗員の乗降性を高めることができ、また、車室の有効スペースを広く確保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−149819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、ウォークイン機能や大倒し機能を動作させるために(ウォークインや大倒しのアレンジを行うために)、シートクッションのクッションフレームにおける左右のサイドフレームは、そのシートバック側がブーメラン状に屈曲した張り出し形状(張り出しブラケットを備えた形状)を成している。また、このようなセカンドシートにおいて、ウォークイン機能や大倒し機能に代わって、チップアップ機能(シートバックに重なり合うようにシートクッションを跳ね上げるといったアレンジできる機能)を備えたものもある。このようなチップアップ機能を備えていると、上述した特許文献1の技術と同様に、例えば、図7に示すように、後部座席201のシートクッションのクッションフレーム202aにおける略コ字状を成すフロントフレーム210は、そのシートバック側の両端がブーメラン状に屈曲して張り出したブラケット230を成している。そのため、図8〜9に示すように、例えば、シートクッションのクッション材220がクッションフレーム202aに対して発泡成形(一体成形)されている場合、クッション材220を金型(図示しない)の中で発泡させる工程において、ブラケット230を見越したサイズの金型(図示しない)を選定しなければいけなかった。したがって、ウォークイン、大倒し、チップアップといったアレンジができないシートクッションのクッション材がクッションフレームに対して発泡成形(一体成形)されている場合と比較すると、クッション材220を発泡させる金型(図示しない)が大型になってしまうという問題が発生していた。
【0005】
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、乗物内においてアレンジ可能となっており、クッション材がシートフレームを覆うようにシートフレームに対して発泡成形されていても、クッション材を発泡させる金型の大型化を不要とする乗物用シートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、乗物内においてアレンジするためのブラケットを有するシートフレームと、シートフレームを覆うように発泡素材から成るクッション材と、を備えた乗物用シートであって、ブラケットは、シートフレームに対して別体を成すように組み付けられており、シートフレームは、略矩形枠状に形成されており、クッション材には、クッションパッドが包着状に組み付けられていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、例えば、チップアップといったアレンジ可能となっており、シートクッションのクッション材がクッションフレームに対して発泡成形(一体成形)されていても、クッション材を金型の中で発泡させる工程において、ブラケットを見越したサイズの金型を選定する必要がない。したがって、クッション材を発泡させる金型の大型化が不要になる。

【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗物用シートであって、アレンジは、チップアップであり、シートフレームは、シートクッションのクッションフレームであり、ブラケットは、略く字を成すように屈曲状に形成されており、ブラケットの端部は、バックフレームのロアフレームの端部にヒンジ結合されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、乗物用シートをチップアップといったアレンジできる。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載の乗物用シートであって、シートフレームは、クッション材の外形から突出することがないように形成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、出来上がったクッション材から硬物(例えば、シートフレーム)が露出することがないため、着座者に異物感を生じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施例に係るクッションフレームの全体斜視図である。
図2図1のクッションフレームに対して発泡ビーズを一体的に発泡させた状態を示す全体斜視図である。
図3図2のクッションフレームに対するバックフレームの組み付けを説明する分解斜視図である。
図4】本発明の変形例に係るクッションフレームの全体斜視図である。
図5図4のクッションフレームに対して発泡ビーズを一体的に発泡させた状態を示す全体斜視図である。
図6図5のクッションフレームに対するバックフレームの組み付けを説明する分解斜視図である。
図7】従来技術に係るクッションフレームの全体斜視図である。
図8図7のクッションフレームに対して発泡ビーズを一体的に発泡させた状態を示す全体斜視図である。
図9図8のクッションフレームに対するバックフレームの組み付けを説明する分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜3を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、「乗物用シート」として、「自動車の後部座席1」を例に説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、自動車(図示しない)に後部座席1を組み付けた状態を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。このことは、後述する変形例においても同様である。
【0011】
はじめに、後部座席1の全体構成を説明する。この後部座席1は、主として、シートクッション2とシートバック3とから構成されており、チップアップといったアレンジ機能を備えたタイプのシートとなっている。以下に、この後部座席1の組み立ての手順を説明していく。
【0012】
なお、この後部座席1は、予め、シートクッション2とシートバック3とを個別に製造しておき、これらシートクッション2とシートバック3とをブラケット30、30を介して組み付けることで組み立てられている。そのため、まず、これらシートクッション2と、シートバック3と、ブラケット30とを個別に説明する。
【0013】
はじめに、図1〜2を参照して、シートクッション2から説明する。シートクッション2は、その骨格を成すクッションフレーム2aと、このクッションフレーム2aに対して包着状に一体を成すように形成(発泡成形)された発泡ビーズ20と、この発泡ビーズ20に対して包着状に組み付けられるクッションパッド(図示しない)と、このクッションパッドの表面を取り巻くようにカバーリングするクッションカバー(図示しない)とから構成されている。この発泡ビーズ20が、特許請求の範囲に記載の「クッション材」に相当する。
【0014】
このように構成されているシートクッション2の組み立て手順を説明すると、まず、クッションフレーム2aを形成する(図1参照)。このクッションフレーム2aは、略コ字状に形成されたフロントフレーム10と、このフロントフレーム10の両端を橋渡すリアフレーム12とから構成されている。なお、このクッションフレーム2aは、後述する発泡させた後の発泡ビーズ20外形から突出することがないように形成されている。そして、フロントフレーム10の両端とリアフレーム12の両端は、接続材14、14を介してそれぞれ接合されている。
【0015】
なお、この接続材14には、後述するブラケット30をボルトBによって組み付け可能な組付孔14aが形成されている。クッションフレーム2aは、このように形成されている。次に、形成したクッションフレーム2aを金型(図示しない)のキャビィテー(図示しない)にセットする。なお、このキャビィテー(図示しない)は、発泡した後の発泡ビーズ20が所望する形状(シート形状)を成すように形成されている。
【0016】
また、この金型(図示しない)は、そのキャビィテー(図示しない)にクッションフレーム2aをセットしたとき、流し込む発泡ビーズ20の原液が接続材14の組付孔14aに回り込まないように構成されている。これにより、クッションフレーム2aの周りに発泡ビーズ20が包着されていても、発泡ビーズ20の表面にクッションフレーム2aの接続材14の組付孔14aを残す(露出させておく)ことができる。
【0017】
次に、セットしたキャビィテー(図示しない)に発泡ビーズ20の原液を流し込む。次に、流し込んだ原液を発泡させる。次に、発泡させた発泡ビーズ20をキャビィテー(図示しない)から取り出す(図2参照)。すると、発泡ビーズ20は、クッションフレーム2aに対して一体を成している(一体を成すように発泡成形されている)。次に、取り出した発泡ビーズ20にクッションパッド(図示しない)を包着状に組み付ける。最後に、包着状に組み付けたクッションパッドの表面を取り巻くようにクッションカバー(図示しない)をカバーリングする。シートクッション2は、このようにして組み立てられている。
【0018】
なお、組み立てられたシートクッション2のクッションフレーム2aには、そのフロントフレーム10とリアフレーム12とを橋渡すようにパネル16が組み付けられている。このパネル16には、車両フロア(図示しない)に固着されているストライカ(図示しない)に引っ掛け可能なフック(図示しない)が組み付けられ(枢着され)ている。
【0019】
そのため、後述するチップアップを行わない状態(乗員がシートクッション2に着座可能な状態)では、フック(図示しない)をストライカ(図示しない)に引っ掛けることができる。したがって、このチップアップを行わない状態を保持できる。一方、フック(図示しない)を回動させてストライカ(図示しない)に対するフック(図示しない)の引っ掛けを解除すると、シートバック3に重なり合うようにシートクッション2を跳ね上げることができる。すなわち、チップアップできる。
【0020】
次に、図3を参照して、シートバック3を説明する。シートバック3も、その骨格を成すバックフレーム3aと、このバックフレーム3aに対して包着状に組み付けられるバックパッド(図示しない)と、このバックパッドの表面を取り巻くようにカバーリングするバックカバー(図示しない)とから構成されている。
【0021】
このように構成されているシートバック3の組み立て手順を説明すると、まず、バックフレーム3aを形成する。このバックフレーム3aは、略コ字状に形成されたアッパフレーム40と、このアッパフレーム40の両端を橋渡すロアフレーム42とから構成されている。そして、アッパフレーム40の両端とロアフレーム42の両端は、それぞれ接合されている。
【0022】
バックフレーム3aは、このようにして形成されている。次に、形成したバックフレーム3aにバックパッド(図示しない)を包着状に組み付ける。最後に、包着状に組み付けたバックパッドの表面を取り巻くようにバックカバー(図示しない)をカバーリングする。シートバック3は、このようにして組み立てられている。
【0023】
最後に、ブラケット30を説明する。ブラケット30は、ブーメラン状に、すなわち、略く字を成すように屈曲状に形成されている。このブラケット30の一端には、上述したクッションフレーム2aの接続材14の組付孔14aに対応する組付孔32が形成されている。また、このブラケット30の他端は、上述したバックフレーム3aのロアフレーム42の端部にヒンジH結合可能に形成されている。ブラケット30は、このように構成されている。
【0024】
続いて、図3を参照して、これらシートクッション2とシートバック3とをブラケット30、30とから後部座席1を組み立てる手順を説明する。なお、図3では、シートクッション2やシートバック3の内部構造を見やすくするために、これらのクッションパッド、クッションカバー、バックパッド、バックカバーの図示を省略している。
【0025】
まず、シートバック3のバックフレーム3aにおけるロアフレーム42の両端と、ブラケット30、30の他端とをそれぞれヒンジH結合させる。次に、ヒンジH結合させたブラケット30、30の各組付孔32、32と、シートクッション2のクッションフレーム2aにおける接続材14、14の各組付孔14a、14aとにそれぞれボルトB、Bを差し込んで、これらブラケット30、30と接続材14、14とをそれぞれ組み付ける。後部座席1は、このようにして組み立てられている。
【0026】
このようにして組み立てられた後部座席1は、そのシートクッション2とそのシートバック3とをヒンジHの軸回りに相対的に回動させることができる。したがって、この後部座席1を車両フロア(図示しない)に組み付けると、シートバック3に重なり合うようにシートクッション2を跳ね上げることができる。すなわち、チップアップできる。
【0027】
本発明の実施例に係る後部座席1は、上述したように構成されている。この構成によれば、後部座席1をチップアップさせるためのブラケット30は、ブーメラン状に、すなわち、略く字を成すように屈曲状に、クッションフレーム2aに対して別体に形成されている。また、ブラケット30、30に形成されている各組付孔32、32と、発泡ビーズ20が発泡されたクッションフレーム2aにおける接続材14、14に形成されている各組付孔14a、14aとは、それぞれボルトB、Bを差し込まれて、これら差し込まれたボルトB、Bによってブラケット30、30と接続材14、14とは組み付けられている。このような組み付け構造であると、ブラケット30は、発泡ビーズ20が発泡した後のクッションフレーム2aに対して組み付けることとなる。そのため、チップアップといったアレンジ可能となっており、シートクッション2の発泡ビーズ20がクッションフレーム2aに対して発泡成形(一体成形)されていても、発泡ビーズ20を金型(図示しない)の中で発泡させる工程において、ブラケット30を見越したサイズの金型(図示しない)を選定する必要がない。したがって、発泡ビーズ20を発泡させる金型(図示しない)の大型化が不要になる。
【0028】
また、この構成によれば、後部座席1のクッションフレーム2aは、ブラケット30、30を介したヒンジH結合によって、バックフレーム3aのロアフレーム42の端部に回転可能となっている。そのため、後部座席1をチップアップといったアレンジできる。
【0029】
また、この構成によれば、クッションフレーム2aは、発泡させた後の発泡ビーズ20外形から突出することがないように形成されている。そのため、出来上がった発泡ビーズ20から硬物(この例では、クッションフレーム2a)が露出することがないため、着座者に異物感を生じさせることがない。
【0030】
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、乗物用シートとして、自動車の後部座席1を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、自動車の運転席、自動車の助手席等であっても構わない。もちろん、自動車に限定されるものでなく、各種の乗物、例えば、鉄道車両のシート、飛行機のシート、船舶のシート等であっても構わない。
【0031】
また、実施例では、クッション材として、発泡ビーズ20を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、クッションパッドであっても構わない。その場合、シートクッション2は、その骨格を成すクッションフレーム2aと、このクッションフレーム2aに対して一体を成すように発泡成形されたクッションパッド(図示しない)と、このクッションパッドの表面を取り巻くようにカバーリングするクッションカバー(図示しない)とから構成されている。
【0032】
また、実施例では、シートクッション2のクッションフレーム2aに対して一体を成すように発泡ビーズ20を発泡成形する形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、シートバック3のバックフレーム3aに対して一体を成すように発泡ビーズを発泡成形する形態でも構わない。
【0033】
また、実施例では、幅方向において、シートクッション2が分割できない形態の後部座席1を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、図4〜6に示すように、幅方向において、シートクッション2を6:4に分割できる形態の後部座席101であっても構わない(変形例)。この変形例の後部座席101でも、実施例の後部座席1と同様の作用効果を得ることができる。
【符号の説明】
【0034】
1 後部座席(乗物用シート)
2a クッションフレーム(シートフレーム)
20 発泡ビーズ(クッション材)
30 ブラケット

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9