(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6018315
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】携帯に便利な自分撮り用支持具
(51)【国際特許分類】
H04M 1/12 20060101AFI20161020BHJP
G03B 15/00 20060101ALI20161020BHJP
G03B 17/56 20060101ALI20161020BHJP
【FI】
H04M1/12 E
G03B15/00 D
G03B17/56 A
【請求項の数】9
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2015-537140(P2015-537140)
(86)(22)【出願日】2014年6月18日
(65)【公表番号】特表2016-503597(P2016-503597A)
(43)【公表日】2016年2月4日
(86)【国際出願番号】CN2014080173
(87)【国際公開番号】WO2015039469
(87)【国際公開日】20150326
【審査請求日】2015年1月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】515015654
【氏名又は名称】シェンヂェン ケイジェイスター コンピューター カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN KJSTAR COMPUTER CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】110001841
【氏名又は名称】特許業務法人梶・須原特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チェン ツァイミン
【審査官】
松平 英
(56)【参考文献】
【文献】
特開2006−317945(JP,A)
【文献】
特開2008−170919(JP,A)
【文献】
特開2013−124705(JP,A)
【文献】
特開2013−019965(JP,A)
【文献】
特開2001−260257(JP,A)
【文献】
特開2006−301547(JP,A)
【文献】
実開平06−002867(JP,U)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0176412(US,A1)
【文献】
中国特許出願公開第102096451(CN,A)
【文献】
登録実用新案第3185803(JP,U)
【文献】
登録実用新案第3172366(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03B15/00−15/035
15/06−15/16
G03B17/56−17/58
H04M 1/02−1/23
H04N 5/222−5/257
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯に便利な自分撮り用支持具であって、伸縮機構及び前記伸縮機構と回転可能に接続された磁気吸着部を備え、前記磁気吸着部は筐体及び前記筐体内に配置された磁石を備え、前記伸縮機構はロータリージョイントを介して前記筐体と回転可能に接続され、前記伸縮機構内に無線通信モジュールが取り付けられており、
前記筐体は、フロント筐体、ボトム筐体及びロック筐体を備え、
前記フロント筐体と前記ボトム筐体とが係合接続され、前記フロント筐体と前記ボトム筐体との間に収容空間が設けられ、前記磁石は前記フロント筐体と前記ボトム筐体との間の前記収容空間内に配置され、前記ボトム筐体の背面にねじ締め収縮筒体が取り付けられ、
前記ロータリージョイントの一端には球体が取り付けられ、前記ロータリージョイントの他端には連結棒が取り付けられ、前記球体が前記ねじ締め収縮筒体内に配置され、
前記ねじ締め収縮筒体の外周部と前記ロック筐体とはネジ接続されていることを特徴とする自分撮り用支持具。
【請求項2】
前記ロータリージョイントの連結棒は前記ねじ締め収縮筒体及びロック筐体を通り抜け、前記伸縮機構と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項3】
前記フロント筐体と前記ボトム筐体との間の前記収容空間内に主成分が鉄である材料からなる箱が配置され、前記磁石が前記箱内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項4】
前記ロータリージョイントの前記球体と前記箱との間にゴムパッドが挟まれていることを特徴とする請求項3に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項5】
前記ゴムパッドには、前記球体に合わせた溝が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項6】
前記伸縮機構の外周部にシリコンカバーが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項7】
前記伸縮機構は少なくとも2段の入れ子管を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項8】
前記伸縮機構は9段の入れ子管を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【請求項9】
前記磁石に鉄片が吸着されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯に便利な自分撮り用支持具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自分撮り用支持具に関し、具体的には携帯に便利な自分撮り用支持具に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器を使用して自分撮りを行う際に、モバイル機器をスタンドに支持させることができないと撮影に影響を与えてしまう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
既存技術が抱えている問題を解決すべく、本発明は携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器を支持して自分撮りを行うために使用され、かつ携帯に便利な自分撮り用支持具を提供する。
【0004】
本発明は携帯に便利な自分撮り用支持具を提供し、伸縮機構及び前記伸縮機構と回転可能に接続された磁気吸着部を備える。前記磁気吸着部は筐体及び前記筐体内に配置された磁石を備え、前記伸縮機構はロータリージョイントを介して前記筐体と回転可能に接続され、前記伸縮機構内に無線通信モジュールが取り付けられている。
【0005】
前記筐体はフロント筐体、ボトム筐体及びロック筐体を備え、前記フロント筐体と前記ボトム筐体とは係合接続され、前記フロント筐体と前記ボトム筐体との間に収容空間が設けられ、前記磁石は前記フロント筐体と前記ボトム筐体との間の前記収容空間内に配置され、前記ボトム筐体の背面にねじ締め収縮筒体が取り付けられている。前記ロータリージョイントの一端には球体が取り付けられ、前記ロータリージョイントの他端には連結棒が取り付けられ、前記球体が前記ねじ締め収縮筒体内に配置され、前記ねじ締め収縮筒体の外周部と前記ロック筐体とはネジ接続されている。
【0006】
好ましくは
、前記ロータリージョイントの連結棒は前記ねじ締め収縮筒体及びロック筐体を通り抜け、前記伸縮機構と接続されている。
【0007】
好ましくは、前記フロント筐体と前記ボトム筐体との間の前記収容空間内に主成分が鉄である材料からなる箱(鉄箱)が配置され、前記鉄箱内に前記磁石が配置されている。この鉄箱より多極磁性が発生する。
【0008】
好ましくは、前記ロータリージョイントの前記球体と前記鉄箱との間にゴムパッドが挟まれている。
【0009】
好ましくは、前記ゴムパッドには前記球体に合わせた溝が設けられている。
【0010】
好ましくは、前記伸縮機構の外周部にシリコンカバーが取り付けられている。
【0011】
好ましくは、前記伸縮機構は少なくとも2段の入れ子管を備える。
【0012】
好ましくは、前記伸縮機構は9段の入れ子管を備える。
【0013】
好ましくは、前記磁石に鉄片が吸着されている。
【0014】
好ましくは、前記鉄片は防錆処理されている。
【0015】
前記防錆処理された鉄片のサイズは25*25mmであり、公差は5mmであることが最も好ましく、厚さは0.4mmであり、公差は0.2mmであることが最も好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明の有益な効果は、上記解決手段において、磁石によって携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器を吸着し、ロータリージョイントによって任意の角度での撮影が実現し、伸縮機構によって長さを調節して撮影を行いうことができ、また収縮することもできることから、携帯に便利である。さらに、無線通信モジュールを介して携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器と無線通信を行うことにより、携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器における撮影スイッチを制御することができ、操作が便利である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明による携帯に便利な自分撮り用支持具の構造概略図である。
【
図2】本発明による携帯に便利な自分撮り用支持具の別角度からの構造概略図である。
【
図3】本発明による携帯に便利な自分撮り用支持具の分解構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら、本発明について詳細に説明する。
【0019】
図1から
図4に示すように、携帯に便利な自分撮り用支持具は、伸縮機構1及び伸縮機構1と回転可能に接続された磁気吸着部2を備えている。磁気吸着部2は、筐体及び筐体内にセットされた磁石を備えている。伸縮機構1は、ロータリージョイント11を介して前記筐体と回転可能に接続されている。また、伸縮機構1内には無線通信モジュールが取り付けられている。この無線通信モジュールは、ブルートゥース無線通信モジュールであることが好ましい。
【0020】
図1から
図4に示すように、前記筐体はフロント筐体21、ボトム筐体22及びロック筐体25を備えている。フロント筐体21とボトム筐体22とは係合接続されている。フロント筐体21とボトム筐体22との間に収容空間が設けられている。前記磁石は、フロント筐体21とボトム筐体22との間の収容空間内に配置されている。ボトム筐体22の背面には、球状ねじ締め収縮筒体が取り付けられている。ロータリージョイント11の一端には球体が取り付けられ、ロータリージョイント11の他端には連結棒が取り付けられている。前記球体が前記ねじ締め収縮筒体内に配置され、前記ねじ締め収縮筒体の外周部と前記ロック筐体25とがネジ接続されている。前記ねじ締め収縮筒体に複数のスリットがあり、ロック筐体25をねじ締めする際に、前記ねじ締め収縮筒体を介して、ロータリージョイント11の球体を締め付けて、収縮させる。
【0021】
図1から
図4に示すように、ロータリージョイント11の球体は、フロント筐体21とボトム筐体22との間の前記収容空間内に配置されている。ロータリージョイント11の連結棒は、ねじ締め収縮筒体及びロック筐体25を通り抜け、伸縮機構1と接続されている。
【0022】
図1から
図4に示すように、フロント筐体21とボトム筐体22との間の前記収容空間内には、主成分が鉄である材料からなる箱(鉄箱)23が配置されている。鉄箱23内には磁石が配置されている。
【0023】
図1から
図4に示すように、ロータリージョイント11の前記球体と鉄箱23との間にはゴムパッド24が挟まれている。
【0024】
図1から
図4に示すように、ゴムパッド24には、前記球体に合わせた溝が設けられている。
【0025】
図1から
図4に示すように、伸縮機構1の外周部にはシリコンカバーが取り付けられている。このシリコンカバーには、格子状の突起が形成されている。
【0026】
図1から
図4に示すように、伸縮機構1は少なくとも2段の入れ子管を備える。
【0027】
図1から
図4に示すように、伸縮機構1は、一段ごとに位置決め溝が設けられた9段の入れ子管を備えることが好ましい。また、この場合、各段の管の直径は、8mm、9mm、10mm、11mm、12mm、13mm、14mm、15mm、16mmである。
【0028】
図1から
図4に示すように、前記磁石には鉄片が吸着されている。
【0029】
本発明は携帯に便利な自分撮り用支持具を提供し、磁石によって携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器を吸着し、ロータリージョイントによって任意の角度での撮影が実現し、伸縮機構によって長さを調節して撮影を行いうことができ、また収縮することもでき、携帯に便利である。さらに、無線通信モジュールを介して携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器と無線通信を行うことにより、携帯電話、タブレット型パソコンなどのモバイル機器における撮影スイッチを制御することができ、操作が便利である。
【0030】
本発明による携帯に便利な自分撮り用支持具の利点は、
1、磁気吸着部2内にゴムパッド24が取り付けられ、回転ができ、任意の角度から撮影することができる。
2、9段階の伸縮があり、おおよそ20cmまで収縮し、おおよそ70cmまで伸ばすことができ、収縮して携帯しやすく、伸ばして撮影しやすい。
3、鉄箱は例えばステンレス材料から製造され、鉄片は防錆処理された鉄から製造されている。
4、筐体は亜鉛合金ダイカストを採用してよく、筐体は円形であり回転可能である。
5、ハンドル部分にシリコンカバーが取り付けられ、さらに、シリコンカバーに格子状の突起が形成されているため、持ちやすく、かつ撮影標識も設定しやすく、下部には押しボタンが設けられている。
6、ブルートゥース無線通信モジュールの採用により、無線接続が便利になる。
7、4〜8段階の磁石と鉄片との吸引により、いっそう堅固になり、そして自由に分離することができる。
8、ブルートゥースと携帯電話及びカメラとの接続により、操作が便利になる。
【0031】
上述した内容は、具体的な好ましい実施形態を参照した本発明の詳細な説明であり、本発明を限定するものではないと理解すべきである。当業者にとって、本発明の構想から離れないかぎり、簡単な推論又は置き換えが可能であり、これらのすべては本発明による保護範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0032】
図1から
図4までの図面符号は下記のとおりである。
1 伸縮機構
11 ロータリージョイント
2 磁気吸着部
21 フロント筐体
22 ボトム筐体
23 鉄箱
24 ゴムパッド
25 ロック筐体