特許第6018862号(P6018862)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6018862電力機器の支持構造及びそのプレート片の交換方法並びに支持碍子の交換方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6018862
(24)【登録日】2016年10月7日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】電力機器の支持構造及びそのプレート片の交換方法並びに支持碍子の交換方法
(51)【国際特許分類】
   H02G 7/00 20060101AFI20161020BHJP
   H01B 17/16 20060101ALI20161020BHJP
   H02G 15/06 20060101ALI20161020BHJP
【FI】
   H02G7/00
   H01B17/16
   H02G15/06
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-210963(P2012-210963)
(22)【出願日】2012年9月25日
(65)【公開番号】特開2014-68442(P2014-68442A)
(43)【公開日】2014年4月17日
【審査請求日】2015年9月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000242644
【氏名又は名称】北陸電力株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090206
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 信道
(74)【代理人】
【識別番号】100181881
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 俊一
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 裕
(72)【発明者】
【氏名】竹本 智
【審査官】 木村 励
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭59−62620(JP,U)
【文献】 特開昭60−118016(JP,A)
【文献】 特開2000−261948(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 7/00
H01B 17/16
H02G 15/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
配線が接続する電力機器を支持する複数の支持碍子と、支持碍子を介して電力機器を支持する取付プレートを備え、
前記取付プレートは、一対の半割り形のプレート片を連結し、周縁部に複数の支持碍子を固定する為の支持台を構成すると共に、中央部に配線を通す為の開口部を構成するものであって、一つの支持碍子は、一つの半割り形のプレート片に固定されるものであり、
前記支持台は、各支持碍子を通過させる孔とそれを封じる支持板を備え、
前記支持板は、前記孔に嵌るステージと、その周縁下部から延出し前記プレート片の裏面に固着するフランジを備え、
前記ステージは、前記プレート片と略等しい厚さを備え、その中央に支持碍子の固定ボルトを締結する支持孔を備えることを特徴とする電力機器の支持構造
【請求項2】
前記一対の半割り形プレート片のうちの片方のプレート片に固定された全ての支持碍子について、
交換すべき支持碍子の機器連結ボルトを解放する工程と、
前記片方のプレート片から支持板を解放する工程と、
前記孔を通じて支持碍子を抜き取る工程と、
前記片方のプレート片を取り外す工程と、
前記片方のプレート片が固定されていた箇所に新たなプレート片を固定する工程と、
前記孔を通じて抜き取った支持碍子及び支持板を装填する工程と、
前記プレート片に前記支持板を締結する工程と、
前記装填した支持碍子の機器連結ボルトを電力機器に連結する工程を経ることを特徴とする前記請求項1に記載の電力機器の支持構造におけるプレート片の交換方法。
【請求項3】
交換すべき支持碍子の機器連結ボルトを解放する工程と、
前記プレート片から支持板を解放する工程と、
前記孔を通じて交換すべき支持碍子を抜き取る工程と、
前記支持板から交換すべき支持碍子を取り外す工程と、
前記支持板に新たな支持碍子を固定する工程と、
前記孔を通じて新たな支持碍子及び支持板を装填する工程と、
前記プレート片に前記支持板を締結する工程と、
前記新たな支持碍子の機器連結ボルトを電力機器に連結する工程を経ることを特徴とする前記請求項1に記載の電力機器の支持構造における支持碍子の交換方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、気中終端箱などの複数の碍子を介して支持しなければならない比較的規模の大きい電力機器(下記特許文献参照)を支持する支持構造に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、地中送電線を新設する際の地中ケーブル端末処理材として、一般的に気中終端箱を使用している(下記特許文献参照1及び2参照)。この気中終端箱は、重量が300kgで高さが1.5mと比較的大規模な電力機器であって、地中送電線の邪魔とならない様に、その中心部を空けてその周囲に略均等に配置された複数の碍子を介して支持されている。従来、前記支持碍子は、地中送電線が通過する孔を中央に備える鋼鉄製の取付プレートで支持されており当該取付プレートは、鉄骨等のフレームにその周縁部が支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−233133号公報
【特許文献2】特開平10−262323号公報
【特許文献3】特開2009−026657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記構造の下、使用期間を重ねる度に支持碍子や取付プレートの付近の金属部の錆が進行すると、当然に支持碍子や取付プレートを取り換える必要性が生じる。
しかしながら、支持碍子や取付プレートを取り換えるには、気中終端箱を固定するボルトを全て緩め、気中終端箱を浮かせなければならない。
【0005】
例えば、前記支持碍子を交換する具体的な手法としては、(1)気中終端箱を固定するボルトを全て緩める。(2)地中ケーブル固定用のクリートを外す。(3)当該気中終端箱を取付プレートから十数cm以上宙に浮かせる。(4)支持碍子の取換。(5)地中終端箱を元に戻す。(6)地中ケーブル固定用クリートを接続する。という工程を経る(図4参照)。
【0006】
この様に、それらを交換するには、比較的大規模な道具を要する比較的大掛かりな作業が余儀なくされる(例えば、図5参照。)。加えて、気中終端箱をむやみに宙に浮かすと、地中ケーブルに無理な負荷が加わり(図4(B)(C)参照)、当該地中ケーブル自体やそれが接続される気中終端箱に悪影響を与えることとなる。そのため、地中ケーブルは最少曲げ半径以上を保ちながら慎重に吊り上げる必要がある。
【0007】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、大掛かりな作業を経る事無く、また、当該電力機器に接続されたケーブル等に悪影響を与えることなく、比較的簡易な作業を以って支持碍子や取付プレートを交換できる構造を持った電力機器の支持構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためになされた本発明による電力機器の支持構造は、配線が接続する電力機器を支持する複数の支持碍子と、支持碍子を介して電力機器を支持する取付プレートを備え、前記取付プレートは、一対の半割り形のプレート片を連結し、周縁部に複数の支持碍子を固定する為の支持台を構成すると共に、中央部に配線を通す為の開口部を構成するものであって、一つの支持碍子は、一つの半割り形のプレート片に固定されるものである。
前記支持台は、各支持碍子を通過させる孔とそれを封じる支持板を備え、前記支持板は、前記孔に嵌るステージと、その周縁下部から延出し前記プレート片の裏面に固着するフランジを備え、前記ステージは、前記プレート片と略等しい厚さを備え、その中央に支持碍子の固定ボルトを締結する支持孔を備えることを特徴とする。
【0009】
上記課題を解決するためになされた本発明による前記電力機器の支持構造におけるプレート片の交換方法は、前記一対の半割り形プレート片のうちの片方のプレート片に固定された全ての支持碍子について、交換すべき支持碍子の機器連結ボルトを解放する工程と、前記片方のプレート片から支持板を解放する工程と、前記孔を通じて支持碍子を抜き取る工程と、前記片方のプレート片を取り外す工程と、前記片方のプレート片が固定されていた箇所に新たなプレート片を固定する工程と、前記孔を通じて抜き取った支持碍子及び支持板を装填する工程と、前記プレート片に前記支持板を締結する工程と、前記装填した支持碍子の機器連結ボルトを電力機器に連結する工程を経ることを特徴とする。プレート片の双方を交換する場合には、もう片方のプレート片についても同じ工程を繰り返す。
【0010】
上記課題を解決するためになされた本発明による前記電力機器の支持構造における支持碍子の交換方法は、交換すべき支持碍子の機器連結ボルトを解放する工程と、前記プレート片から支持板を解放する工程と、前記孔を通じて交換すべき支持碍子を抜き取る工程と、前記支持板から交換すべき支持碍子を取り外す工程と、前記支持板に新たな支持碍子を固定する工程と、前記孔を通じて新たな支持碍子及び支持板を装填する工程と、前記プレート片に前記支持板を締結する工程と、前記新たな支持碍子の機器連結ボルトを電力機器に連結する工程を経ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
以上の如く、本発明による電力機器の支持構造によれば、上記本発明によるプレート片又は支持碍子の交換方法を実施することが出来る。
その結果、取付プレートを構成するプレート片や、例えば、気中終端箱等の電力機器を支える支持碍子の取換作業を行う際に、電力機器を浮かさずに、固定用のボルトやナットを緩め又は締めるスパナと言った簡単な工具のみでできるため、作業性の向上、作業時間の短縮、作業コストの削減を図ることができる。
また、電力機器を浮かせる必要もなく、地中ケーブル等の付属部材に無理な力が加わらないので、それらの損傷を防止できるというメリットもある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明による電力機器の支持構造の取付プレートの一例を示す(A):平面図、(B):支持板の平面図,A−A矢視図及びB−B矢視図、(C):実施態様例の平面図である。
図2】本発明による電力機器の支持構造におけるプレート片又は支持碍子の交換方法の一例を示す説明図である。
図3】本発明による電力機器の支持構造における支持碍子の交換作業の一例を示す説明図である。
図4】従来の電力機器の支持構造におけるプレート片又は支持碍子の交換方法の一例を示す説明図である。
図5】従来の電力機器の支持構造におけるプレート片又は支持碍子の交換状況の一例を示す説明図である。
図6】本発明及び従来の電力機器の支持構造における支持碍子の交換作業の一例を比較した工程表である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明による電力機器の支持構造、及び電力機器の支持構造におけるプレート片又は支持碍子の交換方法の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0014】
図1は、本発明による電力機器の支持構造の取付プレートの一例であって、一対の半割り形のプレート片1を連結して気中終端箱用取付プレートPを構成する。
前記取付プレートPは、周縁部に複数の支持碍子2を固定する為の支持台を構成すると共に、中央部に配線を通す為の開口部3を構成する。
【0015】
当該例では、長方形状を呈する半割り形のプレート片1を、支持フレーム(図1(C)又は図2参照。)FLに一対固定することによって、略正方形の取付プレートPを構成すると共に、前記略正方形の取付プレートPの中央部に、対をなすプレート片1,1の最寄りの長辺側に備える半円状の切欠部1a,1aが向合した略円形の開口部3を構成する。
【0016】
この取付プレートの様に一対の半割り形のプレート片1,1からなる取付プレートPにおいては、各プレート片1は、前記開口部3の周囲に、各々180度に亘る支持台を180度の位相差で構成する。
当該例における取付プレートPは、前記開口部3の周囲90度毎に、前記開口部3の中心から等距離の位置に、支持碍子2を通過させる円形の孔4と、当該孔4を封じる支持板5を備える(孔4の配置及び形態は支持すべき電力機器の支持部材の固定位置に合わせる。)。尚、当該例における各プレート片1においては、前記切欠部1aが形作る半円状での位相で45度及び135度に相当する位置となる。
【0017】
前記支持板5は、前記プレート片1と略等しい厚さ分突出した前記孔4に嵌る円形のステージ5aと、その周縁下部から延出し前記プレート片1の裏面に固着するフランジ5bを備える。
前記ステージ5aは、その裏面側に凹部5cを設けることによって前記プレート片1と略等しい厚さに調整し、その中央に支持碍子2の固定ボルトを締結する支持孔5dを備える。この構造を採ることによって、そこで支持すべき電力機器の荷重に耐え得る最低限の厚みに設定した各プレート片と同様の耐荷重能力が重量を大きく嵩ませることなく確保できる他、既存の支持碍子2が具備する固定ボルト2aの長さで、前記ステージ5aへ確実に固定することが可能となる。
【0018】
前記フランジ5bは、前記ステージ5aと同じ厚みを持ち、且つ前記ステージ5aを中心として略正方形状に周設し、その四隅のうちの一つを、隣接する二辺の中点を結ぶラインに沿って直線的に切り欠き、前記開口部3のエリアを確実に確保し得る形状を持つ。
前記プレート片1の裏面とフランジ5bとの固着は、前記円形の孔4の周囲に設けた三つの固定孔1bと、前記フランジ5bの三つの隅に設けた固定孔5e,5e,5eとをボルト・ナットで連結することによる(図3参照)。
【0019】
<プレート片の交換方法>
上記電力機器の支持構造によれば、以下に示す工程を経たプレート片1の交換方法が可能となる。尚、ここでは、気中終端箱Tがその下端に四方に開いた支持脚FTを備え、各支持脚FTと取付プレートPとの間に個別の支持碍子2を介在し、当該取付プレートP上に気中終端箱Tを支持することとし、四方に開いた支持脚FTの中心から前記取付プレートPの開口部3を通して地中配線Lを引き出すこととする(図2参照)。
【0020】
即ち、そのプレート片1の交換方法は、前記一対の半割り形プレート片1,1のうちの片方のプレート片1に固定された全ての支持碍子2について、
(1) 交換すべき支持碍子2の機器連結ボルト(気中終端箱T等の電力機器に連結するボルト)2bをナットN1をはずして解放する工程(図3(A)参照)と、
(2) 前記片方のプレート片1から支持板5を、ボルト・ナットBNを外して解放する工程(図3(B)参照)と、
(3) 前記孔4を通じて支持碍子2を支持板5ごと抜き取る工程(図3(C)参照)を行う。
以上の作業を経て二つの支持碍子2を外すことによって、気中終端箱Tその他の付属部材に手を加える事無く、気中終端箱Tとプレート片1を連結しているボルト・ナット(図示省略)をはずす等により、気中終端箱Tからプレート片1を取り外すことができ、
(4) 前記片方のプレート片1を取り外す工程と、
(5) 前記片方のプレート片1が固定されていた箇所に新たなプレート片1を固定する工程を経て、当該プレート片1を支持フレームFLから自由に取り外し交換することができる。
【0021】
この様に片方のプレート片1を交換した後、
(6) 前記孔4を通じて抜き取った支持碍子2及び支持板5を装填する工程(図3(B)参照)と、
(7) 前記プレート片に前記支持板5をボルト・ナットBNを用いて締結する工程(図3(A)参照)と、
(8) 前記装填した支持碍子2の機器連結ボルト2bを気中終端箱Tに連結する工程を経て、支持碍子2を元通りに装着することによって、片方のプレート片1の交換作業が完了する。
これら一連の工程((1)〜(8)の工程)と同様の工程を経て他方のプレート片1を交換することにより、取付プレートP全体の交換作業が完了する。
【0022】
<支持碍子の交換方法>
上記電力機器の支持構造によれば、以下に示す工程を経た支持碍子2の交換方法が可能となる。尚、ここでは、先のプレート片1の交換方法と同様に、気中終端箱Tがその下端に四方に開いた支持脚FTを備え、各支持脚FTと取付プレートPとの間に個別の支持碍子2を介在し、当該取付プレートP上に気中終端箱Tを支持することとし、四方に開いた支持脚FTの中心から前記取付プレートPの開口部3を通して地中配線Lを引き出すこととする。
【0023】
即ち、その支持碍子2の交換方法は、
(1) 交換すべき支持碍子2の機器連結ボルト2bを、ナットN1をはずして解放する工程(図3(A)参照)と、
(2) 前記プレート片1から支持板5を、ボルト・ナットBNを外して解放する工程(図3(B)参照)と、
(3) 前記孔4を通じて交換すべき支持碍子2を抜き取る工程(図3(C)参照)と、
(4) ボルトからナットN2を外して前記支持板5から交換すべき支持碍子2を取り外す工程(図3(D)参照)と、
(5) 前記支持板5に新たな支持碍子2をナットN2で固定する工程と、
(6) 前記孔4を通じて新たな支持碍子2及び支持板5を装填する工程と、
(7) もとのプレート片1に前記支持板5をボルト・ナットBNを用いて締結する工程と、
(8) 前記新たな支持碍子2の機器連結ボルト2bを気中終端箱Tに連結する工程を経ることによって、前記プレート片1から支持碍子2の交換作業が完了する(図2又は図6参照)。
【0024】
前記電力機器の支持構造を利用した上記プレート片1及び支持碍子2の交換方法によれば、取付プレートPを構成するプレート片1の交換作業や、気中終端箱Tを支える支持碍子2の交換作業を行う際に、気中終端箱Tを浮かさずに行うことができるので、地中配線ケーブルL等の付属部材の損傷が伴わず、図5に示す様な高所において、気中終端箱Tを持ち上げる為の大規模な工具を必要とせず、比較的安全で且つ軽易な作業をもって作業を行うことができることとなり、電力設備の保守上の便宜も向上することとなる。
【符号の説明】
【0025】
P 取付プレート,
T 気中終端箱,FT 支持脚,L 地中配線,FL支持フレーム,
N1,N2 ナット,BN ボルト・ナット
1 プレート片,1a 切欠部,1b 固定孔,
2 支持碍子,2a 固定ボルト,2b 機器連結ボルト,
3 開口部,4 孔,
5 支持板,
5a ステージ,5b フランジ,5c 凹部,5d 支持孔,5e 固定孔,
図1
図2
図3
図4
図5
図6