特許第6019532号(P6019532)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6019532肩にかけたままリュックになるショルダーバッグ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6019532
(24)【登録日】2016年10月14日
(45)【発行日】2016年11月2日
(54)【発明の名称】肩にかけたままリュックになるショルダーバッグ
(51)【国際特許分類】
   A45F 3/00 20060101AFI20161020BHJP
【FI】
   A45F3/00 400
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2012-210123(P2012-210123)
(22)【出願日】2012年9月5日
(65)【公開番号】特開2014-50657(P2014-50657A)
(43)【公開日】2014年3月20日
【審査請求日】2014年2月10日
【審判番号】不服2015-18916(P2015-18916/J1)
【審判請求日】2015年10月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】512211811
【氏名又は名称】黒澤 章子
(72)【発明者】
【氏名】黒澤 章子
【合議体】
【審判長】 内藤 真徳
【審判官】 関谷 一夫
【審判官】 宮下 浩次
(56)【参考文献】
【文献】 特開平8−24023(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3037413(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3171464(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45F 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部に開口部のあるバッグ本体とこのバッグ本体の左右側面それぞれの上部2ケ所に両端を取り付けられた主ショルダーベルト2本と、さらに前記のバッグ本体の左右どちらかの側面の上部中央と下部中央に、両端を取り外し可能な状態で接続具により接続された補助ショルダーベルト一本をもつ肩掛けバッグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はショルダーバッグをどちらかの肩にかけたまま、バッグの開口部と底部につけたバンド状のものを反対側の肩にかけることにより一瞬でリュックになるバッグに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来リュックとショルダーバッグはそれぞれの目的に応じて使い分ける別々のバッグである。2ウエイ3ウエイバッグという、一つのバッグに両方の機能をもたせたものもあるが、それらはその都度バンドを付け替えたり肩から一回おろしてかけ直したりと、使い分けが面倒である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
リュックには重い荷物を両肩に分けかけることで体の負担を軽くしまた両手をあけることが出来るという長所があり、ショルダーバッグには荷物の出し入れがしやすいという長所がある。本発明は一つのバッグに両方の長所をもたせ、より便利なバッグにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ショルダーバッグの両サイド開口部にもともとついている肩にかけるバンドとは別に、片側の上部(開口部)と下部(底部)に取り外し可能なバンド状のものを取り付けたものが本発明のバッグである。
【発明の効果】
【0005】
本発明で取り付けたバンドを、バッグをかけていない側の肩にかけたりはずしたりするだけで、必要に応じてリュック・ショルダーバッグとして瞬時に使い分けることが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0007】
図1は本発明の外観をバンドを取り付けた状態で体に密着させる側から見た斜視図である。図2は本発明の外観を取り外し可能なバンドを外した状態の図である。リュックとして使う必要がない時にはこの状態で使用する。図3は本発明で取り付けたバンドを使いリュックとして使用しているところを後ろから見た図である。ショルダーバッグをかけていない側の手で、本発明でつけたバンドをひっぱり肩にかけることにより瞬時にリュックになる。この図は右肩にショルダーバッグをかける場合で、左肩にショルダーバッグをかける場合は左右が逆になるだけで使い方は同じである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の外観の斜視図である。
図2】本発明のバンドを取り外した状態の図である。
図3】本発明をリュックとして使用しているところを後ろから見た図である。
【符号の説明】
【0009】
(1)ショルダーバッグの肩掛け紐、(2)リュック用のバンド(3)金具Dカン山高、(4)金具網ナスカン、(5)金具移動カン
図1
図2
図3