(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る光源ユニット1の構成を示す斜視図であり、
図1(A)は上方斜視図、
図1(B)は下方斜視図である。
図2は光源ユニット1の構成を示す図であり、
図2(A)は平面図、
図2(B)は正面図、
図2(C)は底面図、
図2(D)は側面図である。
図3は、光源ユニット1の分解斜視図である。
この光源ユニット1は、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化性インクを、インクジェットヘッドを用いて記録シートの印刷面に吐出して画像を形成するインクジェット記録装置に組み込まれて実施されるものである。具体的には、光源ユニット1は、インクジェット記録装置のシート搬送経路において、インクジェットヘッドよりも下流側に記録シートの搬送面に面して配設され、紫外線硬化性インクが塗布された記録シートの印刷面にライン状の紫外線を照射することで、紫外線硬化性インクを速やかに光硬化させて印刷面に定着させる。
【0012】
光源ユニット1は、
図1(A)に示すように、ユニット本体3と、冷却ユニット8と、取付金具14とを備えている。
ユニット本体3は、少なくとも記録シートの幅(搬送方向に直交する方向の長さ)よりも全長L(
図2(C)参照)が長い概略四角柱状に形成され、
図3に示すように、紫外線光源としての紫外線LED30を内蔵している。このユニット本体3の底面3Aには、
図2(C)に示すように、記録シートの幅よりも長く延びる略矩形の照射口4が開口し、この照射口4からライン状の紫外線が照射される。この照射口4には、搬送面で実現すべき配光に応じて照射光の配光を制御する光学部品としての異形ロッドレンズ6が設けられている。この異形ロッドレンズ6は、例えば石英ガラス等の耐紫外線材料から形成され、照射口4を閉塞し、塵や埃、インキ等の浸入を防止する。
【0013】
冷却ユニット8は、ユニット本体3(より正確には紫外線LED30)を冷却するものであり、
図1に示すように、ユニット本体3の長手方向に延びる矩形板状に構成され、ユニット本体3の天面側に設けられている。
取付金具14は、ユニット本体3をインクジェット記録装置に取り付けるための金具である。
【0014】
以下、光源ユニット1の各部について、より詳細に説明する。
図4はユニット本体3の断面の説明図であり、
図4(A)はユニット本体3の断面図、
図4(B)は1個の紫外線LED30に対応する照射パターンの模式図である。
このユニット本体3は、
図3、及び
図4に示すように、光源基板20と、紫外線LED30と、ブスバー23と、レンズホルダ24と、レンズ押さえ板26と、上述した異形ロッドレンズ6とを備えている。
光源基板20は、所定の長さを有する矩形板状の回路基板であり、例えばアルミニウム材等の高熱伝導率材を基材とし、実装面20A(
図4)に絶縁膜や回路パターンを形成して構成されている。このユニット本体3は、
図3に示すように、2枚の光源基板20を備え、これらの光源基板20を長さ方向に一列に連接配置して、全体として上記長さLの基板を構成している。このように光源基板20を列状に連接することで、記録シートが大判であっても、それに合わせた長さLが容易に得られる。
【0015】
図5は、光源基板20の実装面20Aの実装状態を示す斜視図である。
この図に示すように、光源基板20には、上記紫外線LED30、及びブスバー23が実装されている。
紫外線LED30は、紫外線硬化性インクの硬化に必要な波長の紫外線(ピーク波長385nm)を放射するものである。紫外線LED30には、平面視矩形に構成された表面実装型のLEDデバイスが用いられており、発光素子たるLEDチップ60(
図4参照)や反射面61を備えている。
光源基板20の各々の実装面20Aには、
図5に示すように、所定個数(図示例では18個)の紫外線LED30が、光源基板20の長手方向に一定間隔で実装され、ライン状のラインLED光源22を構成している。
【0016】
図6は光源ユニット1の電気的構成の説明図であり、
図6(A)はブスバー23を光源基板20に実装する前の回路図、
図6(B)は光源基板20の実装面20Aからブスバー23を外した状態を示す平面図、
図6(C)はブスバー23を光源基板20に実装した状態の回路図である。
ブスバー23は、光源基板20の各々に大電流を与える例えば銅ブスバーであり、光源基板20の各々を電気的に直列に接続する電気配線部材(導電部材)である。
詳述すると、
図6(A)に示すように、光源基板20の各々の実装面20Aには、アノード電極63A、及びカソード電極63Kが設けられている。所定個数の紫外線LED30は、それぞれのアノード60Aがアノード電極63Aに接続され、カソード60Kがカソード電極63Kに接続され、これにより、アノード電極63A、及びカソード電極63Kの間で電気的に並列接続される。この光源基板20では、所定個数の紫外線LED30が更に2等分され、紫外線LED30の各組みごとに、アノード電極63A、及びカソード電極63Kを設けて紫外線LED30を並列に接続している。
このように、1つの光源基板20の中で紫外線LED30を複数の組みに分けて、各組みごとにアノード電極63A、及びカソード電極63Kを設けて接続することで、光源基板20が長手方向に長くなり、また多数の紫外線LED30を並列接続する必要がある場合でも、各紫外線LED30での電流の偏りが抑えられている。
【0017】
光源基板20の実装面20Aには、
図6(A)及び
図6(B)に示すように、長手方向の両端部の各々にアノード電極63A、及びカソード電極63Kが紫外線LED30を挟んだ対向位置に設けられている。これらアノード電極63A、及びカソード電極63Kは、大電流に耐え得る所定の通電面積を有する。
ブスバー23は、これらアノード電極63A同士、及びカソード電極63K同士を同電位に接続するものであり、
図6(B)に示すように、アノード電極63A同士を接続するカソード用ブスバー50と、カソード電極同士を接続するアノード用ブスバー51とを備えている。すなわち、1つの光源基板20では、
図6(B)に示すように、これらカソード用ブスバー50と、アノード用ブスバー51とが所定個数の紫外線LED30の並びの両側に沿って延在し、
図6(C)に示すように、これらカソード用ブスバー50と、アノード用ブスバー51とに各紫外線LED30が並列に接続されるため、これら紫外線LED30の各々に安定的に電流が供給されることとなる。
【0018】
この光源ユニット1では、カソード用ブスバー50、及び、アノード用ブスバー51は、光源基板20の両端に亘って延びる矩形板状の導電板52と、アノード電極63A、又はカソード電極63Kに面接触して接続される接点片53とを一体に備え、導電板52は、
図3〜
図5に示すように、実装面20Aに垂直に立てて配置され、配列した紫外線LED30の側壁を構成している。
【0019】
図6(B)、及び
図6(C)に示すように、2つの光源基板20は、紫外線LED30のアノード60Aからカソード60Kに向かう方向が、互いに反対に向くように連結されている。そして、一方の光源基板20のカソード用ブスバー50と、他方の光源基板20のアノード用ブスバー51とを連結部54で電気的に同電位に接続することで、これら2つの光源基板20が電気的に直列に接続される。そして、一方の光源基板20のカソード電極63Kに高電位側の電気配線28Kを接続し、他方の光源基板20のアノード電極63Aに低電位側(アース側)の電気配線28Aを接続することで、一方から他方の光源基板20に電流が流れて、各紫外線LED30が点灯することとなる。
【0020】
このブスバー23にあっては、連結部54と、これに接続されるカソード用ブスバー50、及びアノード用ブスバー51とは、これらを一体に備える一本のバー部材55で構成されている。これにより、連結部54と、カソード用ブスバー50、及びアノード用ブスバー51との接続箇所に繋ぎ目が無いため、接続による電気抵抗が生じることがなく、また光源ユニット1の長手方向の剛性が高められている。特に、バー部材55の上記導電板52が実装面20Aに対して垂直に立っていることから、剛性が更に高められる。
【0021】
前掲
図3に戻り、異形ロッドレンズ6は、紫外線LED30の配列に沿って延在し、紫外線LED30の各々の放射光を制御する透過型の光学部品である。上述の通り、光源ユニット1は、印刷装置の搬送面で集光する紫外線を照射することから、異形ロッドレンズ6には、集光光学系が用いられる。ただし、本実施形態では、光源ユニット1の取り付け誤差等により、照射口4から搬送面H(
図4)までの距離が多少変化しても搬送面Hでの光量変化が一定になるようにすべく、
図4(A)に示すように、異形ロッドレンズ6は、紫外線LED30の光を平行光化する。
【0022】
具体的には、異形ロッドレンズ6は、曲率が異なる2つの断面平凸状ロッドレンズ41、42を透明板状の支持板40を挟んで背中合わせに貼り合わせて構成される。この構成により、断面平凸状ロッドレンズ42から所定の照射距離Mに亘って平行になる平行光が得られることとなり、この照射距離Mの範囲で、光源ユニット1から搬送面Hまでの距離が変わったとしても、搬送面Hでの光量が一定に維持される。
また
図4(B)に示すように、1個の紫外線LED30、及び異形ロッドレンズ6によって、搬送面Hには、略円形であって略均一な光量分布の照射パターンP1が形成される。そして、光源ユニット1では、ライン状に配列した紫外線LED30に沿って異形ロッドレンズ6が配置されることで、隣り合う照射パターンP1同士がオーバーラップしながらライン状に繋がった照射パターンが得られることとなる。
【0023】
レンズホルダ24、及びレンズ押さえ板26は、
図3、及び
図4に示すように、配列された紫外線LED30に沿って、これらを覆う位置に異形ロッドレンズ6を配置する支持部材である。
具体的には、レンズホルダ24は、連結された光源基板20の実装面20Aを覆う大きさの概略矩形板状に形成され、その面内にレンズ収納開口46が設けられている。レンズ収納開口46は、
図3に示すように、配列された紫外線LED30の配列長よりも長く延在し、
図4に示すように、その内側にラインLED光源22、及びブスバー23が収められる。
【0024】
すなわち、レンズホルダ24には、レンズ収納開口46を間に挟む両側の縁部24Aに、光源基板20が嵌り込む基板嵌合部70が形成されている。また基板嵌合部70には、
図3、及び
図4に示すように、ブスバー23の接点片53を受ける接点片受け部72が形成され、レンズ収納開口46の側面にはブスバー23の導電板52を受けるように凹む導電板受け部71が形成される。これにより、
図4に示すように、レンズホルダ24と光源基板20を組み合わせた際に、ブスバー23が引っ掛かることなく、光源基板20の実装面20Aがレンズホルダ24の基板嵌合部70に隙間無く当接し、光源基板20とレンズホルダ24の縁部24Aからの紫外線の漏れが防止される。
【0025】
レンズ収納開口46には、
図4に示すように、光源基板20に対向する側に異形ロッドレンズ6が収められ、この異形ロッドレンズ6、及び上記光源基板20によって、レンズ収納開口46の中に紫外線LED30が封じられる。
具体的には、異形ロッドレンズ6には、
図4(A)に示すように、両側から支持板40の縁部を突出させて、異形ロッドレンズ6の両側に長手方向の全長に亘って延びる支持片44が形成されている。一方、レンズホルダ24には、レンズ収納開口46の先端側(レンズ押さえ板26が取り付けられる側)の縁部24Bに、異形ロッドレンズ6の両側の支持片44に対応して、各支持片44を受ける段部48が形成されており、この段部48で支持片44を受けて異形ロッドレンズ6がレンズ収納開口46に収められる。レンズ押さえ板26は、面内に上記照射口4が形成され、照射口4の縁部49がレンズ収納開口46に収められた異形ロッドレンズ6の支持片44をレンズホルダ24の間で挟み込むことで、当該異形ロッドレンズ6を落下不能に保持する。
【0026】
係る構成により、レンズ収納開口46の中に紫外線LED30を収めた状態で異形ロッドレンズ6、及び上記光源基板20によってレンズ収納開口46が封じられ、紫外線の漏れ、或いはゴミや塵等の浸入が防止される。
なお、この光源ユニット1では、
図3に示すように、光源基板20ごとに異形ロッドレンズ6を備え、これらが直線状に連結されてレンズホルダ24とレンズ押さえ板26の間に収められている。
【0027】
図4に示すように、レンズ収納開口46の中では、紫外線LED30の両側にブスバー23の導電板52が側壁を形成するように延在する。各導電板52は紫外線LED30の発光面30Aよりも実装面20Aから高い位置まで垂直に延びており、これにより、紫外線LED30からレンズ収納開口46の内側面に向かう光が導電板52によって反射されることから光の取り出し効率が高められる。
また、またレンズ収納開口46の内側面では、紫外線が遮蔽されることで、紫外線による劣化が低減され、製品寿命が高められる。
【0028】
前掲
図3に戻り、冷却ユニット8は、光源基板20ごとに設けられて、当該光源基板20を冷却するものであり、光源基板20の全長と略同じ長さの板状に形成され、その底面8Aを、光源基板20の実装面20Aの裏側の面の全面に高熱伝導性の取付金具14を間に挟んで密接させて取り付けられている。
冷却ユニット8は、その内部に冷媒の一例たる冷却水が流れ、この冷却水によって取付金具14を通じて光源基板20が冷却される。これにより光源基板20に実装された紫外線LED30の各々が冷却され、これら紫外線LED30の光源温度が安定点灯に要する適切な温度に維持される。
【0029】
冷却ユニット8の構造について詳細には、冷却ユニット8は、
図3に示すように、流路形成ベース板32と、蓋板33と、上記継ぎ手12とを有し、流路形成ベース板32、及び蓋板33によって冷却ユニット8の板状の本体が構成されている。
すなわち、流路形成ベース板32は、光源基板20の裏面と略同一寸法の平面視形状に形成された金属製(高熱伝導性であれば金属材に限らない)の板材であり、その表面32Aには凹溝によって上記冷却水が流れる流路溝36が設けられている。流路溝36は、流路形成ベース板32の長手方向の一端から他端の間に亘って設けられている。
【0030】
蓋板33は、流路形成ベース板32の表面32Aの全体を覆って密着し、凹溝から成る流路溝36の開放部分を水密に閉じる板材である。
流路形成ベース板32の流路溝36の両端部には、蓋板33を貫通して継ぎ手12が接続され、一端の継ぎ手12から冷却水を導入し、流路溝36を流れて他端の継ぎ手12から排出可能に構成されている。流路形成ベース板32の裏面が上記冷却ユニット8の底面8Aを構成し、この底面8Aが冷却水によって冷却状態に維持される。そして、この底面8Aを光源基板20に密着させることで、光源基板20が長手方向に亘って全体的に冷却されることとなる。
なお、冷却ユニット8の流路溝36には、冷却水に限らず、冷却空気等の任意の冷媒を流して冷却することができる。
【0031】
取付金具14は、
図1〜
図3に示すように、冷却ユニット8の上側で、光源ユニット1の長手方向に沿って延在する取付片14Aを有する。この取付片14Aには、長手方向に複数(図示例では2個)の取付孔15が形成されており、この取付孔15にねじ等を通して印刷装置に固定される。固定時には、光源ユニット1は記録シートの印刷面に対して略平行に延在するように固定され、記録シートへの照射ムラを防止している。
ただし、この光源ユニット1は、上述の通り、複数の光源基板20が連接されることで非常に長い長さLを有することから、長手方向の固定位置によってはバランスが崩れ易く、記録シートの印刷面に対し平行ではなく傾斜する虞がある。そこで、この光源ユニット1は、固定後に長手方向のバランスが崩れて傾きが生じないように、上記取付片14Aが前掲
図2、及び
図3に示すように、この光源ユニット1の全長の長さLに亘って延在し、その両端部の比較的近くに、中央から同じ距離だけ離して上記取付孔15が設けられている。
これにより、光源ユニット1が長手方向の両端部の近傍で固定されることから、固定後のバランス崩れが抑えられる。
【0032】
また、光源ユニット1は全長の長さLが長いため、自重による荷重が比較的大きく、長手方向で下方に向かって垂れるような撓みが生じ易い。この撓みは、例えば取付孔15の個数を増やし取付孔15のピッチを狭めることで改善されるものの、取付孔15の増加による取付作業の煩雑化や取付片14Aの強度低下を招く。
そこで、取付金具14は、
図4に示すように、光源ユニット1の全長の長さLの板材を断面L字状に折り曲げて形成されることで剛性が高められ、その一側面が上記取付片14Aに用いられることで、上記の自重による撓みが防止されている。さらに、この光源ユニット1では、取付金具14のL字状の他側面が、その表裏に複数の光源基板20、及び複数の冷却ユニット8を取付固定する取付ベース14Bに用いられている。
【0033】
すなわち、断面L字状の形状により剛性を高めた取付金具14に、複数の光源基板20、及び複数の冷却ユニット8を取り付けて光源ユニット1を構成することで、長手方向での撓みが生じ難い光源ユニット1が簡単に構成される。なお、光源基板20と冷却ユニット8の間に取付ベース14Bが介在することから、この取付ベース14Bが冷却ユニット8による光源基板20の冷却を妨げることがないように、取付金具14は、上述の通り、高熱伝導性の材料で形成される。
また、この光源ユニット1では、その長手方向に上記ブスバー23が各光源基板20に亘って延在することで、長手方向の剛性が更に高められている。
なお、取付ベース14Bの両端部には、その裏面に配置されたユニット本体3に上記電気配線28A、28Kを引き込む電線引込孔13が形成されている。
【0034】
以上説明したように、本実施形態によれば次のような効果を奏する。
すなわち、本実施形態によれば、光源基板20を列状に連結したため、ライン状光源の長さを簡単に長くできる。これに加え、大電流を供給可能なカソード用ブスバー50、及びアノード用ブスバー51を紫外線LED30の並びの両側に延在させたため、これらカソード用ブスバー50、及びアノード用ブスバー51の間に接続された各紫外線LED30に電流を安定的に供給できる。
【0035】
また本実施形態によれば、カソード用ブスバー50、及びアノード用ブスバー51が光源基板20の実装面20Aに対して略垂直に紫外線LED30の発光面30Aよりも高い位置まで延びた垂直面たる導電板52を備える構成としたため、長手方向の剛性が高められる。
【0036】
これに加え、導電板52を実装面20Aに対して略垂直に立てたため、当該導電板52を実装面20Aの面内に配置する構成に比べて、省スペース化が可能になる。
すなわち、紫外線LED30の高パワー化に伴い、各々の紫外線LED30に供給すべき駆動電流が増大するため、何ら対策を施さなければ、電流供給用の配線に割かなければならないスペースや配線材が増加して光源基板20が大型化する。
これに対して、ブスバー23(カソード用ブスバー50、及び、アノード用ブスバー51)の導電板52を実装面20Aに対して略垂直に立てて配置したため、光源基板20を大型化させることなく、大きな駆動電流が供給可能になる。
また、ブスバー23は、導電板52と接点片53とを一体に備える断面略L字状に構成したため、ブスバー23の断面積の増加(電気抵抗の抑制)が図られる。
【0037】
特に本実施形態によれば、紫外線LED30を囲むレンズホルダ24の内面に入射する紫外線LED30の紫外線をカソード用ブスバー50、及びアノード用ブスバー51の導電板52が遮る構成としたため、紫外線LED30からレンズ収納開口46の内側面に向かう光が導電板52によって反射されることから光の取り出し効率が高められる。また、またレンズホルダ24の内面では、紫外線が遮蔽されることで、紫外線による劣化が低減され、製品寿命が高められる。
【0038】
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
【0039】
上述した実施形態において、複数の紫外線LED30を電気的に並列に接続した複数の光源基板20をブスバー23で電気的に直列に接続する回路構成を例示した。しかしながら、回路構成は、これに限定されるものではなく、紫外線LED30の並びの両側にブスバー23を配置して実現できる回路構成であれば任意である。例えば、光源基板20の中で紫外線LED30を電気的に直列に接続しても良い。
また、ブスバー23が板状の導電板52を備える構成を例示したが、これに限らず、導電板52が光源基板20の幅方向(実装面20Aに平行な方向)に、ある程度の厚みを有してもよく、いわゆる中実断面を有する柱状の導電体であっても良い。
【0040】
上述した実施形態において、発光素子の一例たるLEDとして紫外線LED30を例示したが、これに限らず、他の波長域のLEDであってもよい。さらにLEDに限らず、有機EL等の任意の発光素子を用いることもできる。
また本発明に係る光源ユニットは、紫外線硬化インクの硬化用光源の他にも、広く応用が可能であることは勿論である。