特許6020186IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、衝突事故の際に運転者の身体からステアリングホイールに加わった衝撃エネルギを吸収しつつ、このステアリングホイールの前方への変位を可能とすべく、ステアリングコラムを車体に対し前方への変位を可能に支持する為のステアリングコラム用支持装置の改良

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、上述の様な事情に鑑みて、ステアリング装置を車体に組み付ける以前の状態で、構成各部材を正規の位置関係に保持し易く、更に必要に応じて、二次衝突の進行に伴ってステアリングコラムを正しく前方に案内する事ができるステアリングコラム用支持装置を実現すべく発明したものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のステアリングコラム用支持装置は、ガイドプレートに設けた固定板部の前端縁から下方に曲げ形成した折り曲げ係止部と、コラム側ブラケットに装着したカプセルの前端縁との係合により、前記ガイドプレートとこのコラム側ブラケットとの位置決めを図れる様にしている。
【発明の効果】
上述の様に構成する本発明のステアリングコラム用支持装置によれば、ステアリング装置を車体に組み付ける以前の状態で、構成各部材を正規の位置関係に保持し易い。
即ち、ガイドプレートとコラム側ブラケットとを組み合わせ、このうちのガイドプレートに設けた1対の通孔と、同じくコラム側ブラケットに装着した1対のカプセルに形成した取付孔とを整合させた状態で、前記ガイドプレートに形成した折り曲げ係止部とこのカプセルの前端縁との係合に基づいて、このガイドプレートが前記コラム側ブラケットに対して後方に相対変位する事がなくなる。従って、構成各部材を正規の位置関係に保持し易くなる。 更に、請求項2に記載した発明の場合には、ガイド長孔にガイド杆を係合させると共に、抜け止め部材によりこのガイド杆がこのガイド長孔から抜け出ない様に、しかも、このガイド杆をこのガイド長孔の後端部に位置させているので、前記構成各部材を非分離に、しかも前後左右位置を規制した状態に保持できる。且つ、二次衝突の進行に伴ってステアリングコラムを正しく前方に案内する事ができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施の形態の第1例を、ガイドプレートとコラム側ブラケットとを組み合わせた状態で右後上方から見た斜視図。

【図2】図1のA−A断面図。

【図3】図2のB部拡大図。

【図4】図1のC−C断面図。

【図5】ガイドプレートとコラム側ブラケットとを組み合わせる以前の状態で、図1と同方向から見た斜視図。

【図6】ガイドプレートとコラム側ブラケットとを取り出して組み合わせる以前の状態で、図1と同方向から見た斜視図。

【図7】ガイドプレートを取り出して図1と同方向から見た斜視図。

【図8】二次衝突後の状態を示す、図1と同様の図。

【図9】従来から知られているステアリング装置の1例を示す、部分切断側面図。

【図10】従来から知られているステアリングコラム用支持装置の具体的構造の1例を、左後上方から見た状態で示す斜視図。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 ステアリングホイール   2 ステアリングギヤユニット   3 入力軸   4 タイロッド   5、5a、5b ステアリングシャフト   6、6a、6b ステアリングコラム   7 自在継手   8 中間シャフト   9 自在継手   10、10a ハウジング   11、11a 電動モータ   12 車体側ブラケット   13 係止切り欠き   14 係止カプセル   15、15a コラム側ブラケット   16 インナコラム   17 アウタコラム   18 アウタシャフト   19 支持筒   20 スリット   21 被支持板部   22 カプセル   23 車体   24 取付板部   25 切り欠き   26 保持板部   27 ボルト   28 ガイド長孔   29 固定板部   30 スタッド   31 通孔   32 ガイド板部   33 曲げ起こし部   34 ガイドスリーブ   35 円筒部   36 鍔部   37 ナット   38 折り曲げ係止部   39 ガイドプレート   40 上下方向長孔   41 前後方向長孔   42 調節ロッド   43 調節レバー   44 取付孔

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