【実施例1】
【0029】
つぎに本発明の認証処理システムの処理を
図3のフローチャートを用いて説明する。
【0030】
まず,認証情報発行処理部21は,毎日所定時刻,毎週所定日時などの所定のタイミングで各店舗に対して認証情報を発行する(S100)。たとえば毎日朝8時に各店舗に対して認証情報を発行する。たとえば店舗識別情報「g00001」に対して認証情報「1234」,店舗識別情報「g00002」に対して認証情報「5678」,店舗識別情報「g00003」に対して認証情報「9012」を発行する。発行した認証情報はそれぞれの店舗ごとに対応づけて店舗情報記憶部20に記憶させる。
【0031】
認証情報発行処理部21は,認証情報を各店舗の店舗端末4から閲覧可能にする。たとえば店舗の電子メールアドレスに対して送る,あるいは店舗端末4から閲覧可能な店舗用のウェブサイトに表示可能にする。
【0032】
店舗では上記電子メールを閲覧する,あるいは店舗用のウェブサイトを閲覧するなどにより,発行された認証情報を確認する。
【0033】
そして店舗(「g00001」の店舗とする)に顧客が来店し,顧客が来店認証を希望する場合には,顧客の携帯端末3に記憶されている所定のアプリケーションソフトウェアを起動し,たとえば
図5に示す認証情報の入力画面を表示してもらう。そして店舗の店員は,店舗に対して発行された認証情報を顧客に伝え,入力画面に入力をしてもらう(S110)。たとえば店舗識別情報「g00001」の店舗を訪れた顧客に対しては,認証情報が「1234」であることを伝え,顧客に,入力画面に「1234」を認証情報として入力してもらう。入力後の画面が
図6である。なお,認証情報は,店員から顧客に対して口頭で伝えられるほか,認証情報を画面に表示したり,紙に印刷しておき,それを顧客が入力可能としても良い。
【0034】
顧客が入力画面の「来店認証」を選択すると,入力された認証情報「1234」が当該アプリケーションソフトウェアに記憶している顧客識別情報,たとえば「A12345」とともに,携帯端末3からサーバ2に送られる。そしてサーバ2の認証処理部22で受け付ける(S120)。
【0035】
認証処理部22は,携帯端末3から受け付けた認証情報と一致する認証情報が店舗情報記憶部20にあるかを判定し,ある場合には当該店舗について来店したことを認証する(S130)。たとえば店舗情報記憶部20に,当該店舗「g00001」に対応づけて来店した顧客として,顧客識別情報「A12345」を記憶させる。一方,認証処理部22は,携帯端末3から受け付けた認証情報と一致する認証情報が店舗情報記憶部20にないと判定した場合には,認証が正常に行えなかったので,携帯端末3に対して認証エラーの通知を行い,再度,認証情報を店員に確認するなどのメッセージを表示させる。
【0036】
以上のような処理をすることで,新たな設備等を必要とせず,簡単に認証処理を行うことができる。
【実施例2】
【0037】
また,本発明の別の実施態様として
図7に示すように,顧客情報記憶部23とポイント処理部24とを備え,来店認証が行えた顧客について,ポイントを付与できるようにしても良い。
【0038】
顧客情報記憶部23は,顧客識別情報とポイントとを対応づけて記憶している。またさらに,顧客属性,たとえば氏名,住所,電話番号,年齢,性別,電子メールアドレスなどの属性情報も記憶していても良い。ポイントは店舗ごとに異なる種類のポイントを記憶していても良いし,来店認証システム1で共通のポイントであっても良い。
【0039】
ポイント処理部24は,認証処理部22で正常に認証処理が行えた場合に,当該顧客に対して所定のポイント数を付与する。すなわち認証処理部22で受け付けた顧客識別情報に基づいて顧客情報記憶部23を検索し,その顧客のポイントに,所定のポイント数を加算する。
【0040】
たとえば認証処理部22においてS130の来店認証が正常に行えた場合,ポイント処理部24は,顧客識別情報「A12345」の顧客を顧客情報記憶部23から検索して特定をする。そして特定した顧客の顧客識別情報「A12345」に対応づけて,所定のポイント数,たとえば「1」ポイントを加算して更新する。たとえば「10」ポイントが記憶されていれば,「11」ポイントに更新する。
【0041】
以上のような処理を行うことで,来店認証が行えた顧客に対して,ポイントを付与することもできる。
【実施例3】
【0042】
さらに本発明の別の実施態様を以下に説明する。実施例2では,来店認証が行えた場合に,顧客に一律にポイントを付与していたが,顧客の属性などに応じて,付与するポイントを変更できても良い。たとえば来店した顧客が男性であるか女性であるか,年代,常連客であるか否かなどに応じて,付与するポイント数を変更できても良い。
【0043】
そこで本実施態様における店舗情報記憶部20は,さらに,顧客の属性に応じて付与するポイントに関する情報(ポイント情報)を記憶している。ポイント情報としては,顧客の属性を識別するための属性識別情報と,その属性識別情報が含まれる場合に付与するポイント数とがある。この場合の店舗情報記憶部20の一例を
図9に模式的に示す。
【0044】
図9の場合,店舗識別情報が「g00001」の店舗については,属性識別情報が「1」の時には「1」ポイントを付与し,属性識別情報が「2」の時には「2」ポイントを付与する。また,店舗識別情報が「g00002」の店舗については,属性識別情報が「1」の時には「1」ポイントを付与し,属性識別情報が「5」の時には「3」ポイントを付与し,属性識別情報が「9」の時には「5」ポイントを付与する。なお,ポイント情報としてポイント数のみとしても良い。
【0045】
ポイント情報は,店舗端末4からアクセスを受け付けることで,店舗側で任意に設定が可能である。
【0046】
本実施態様における認証処理部22は,顧客の携帯端末3からポイント情報(好ましくは属性識別情報)と認証情報とを含む一連の情報(顧客入力認証情報)を受け付け,顧客入力認証情報における所定の箇所の情報を認証情報として抽出し,それと一致する認証情報があるかを店舗情報記憶部20から判定する。一致する認証情報があると判定した場合には,その店舗に対応づけて,当該顧客の顧客識別情報を店舗情報記憶部20に記憶させる。
【0047】
本実施態様におけるポイント処理部24は,認証処理部22で正常に認証処理が行えた場合に,顧客入力認証情報における所定の箇所(認証情報とは異なる箇所)からポイント情報(属性識別情報)を抽出し,当該認証処理が行えた店舗において,そのポイント情報(属性識別情報)に対応づけられている付与ポイント数を特定する。そして特定した付与ポイント数を,当該顧客に対して付与する。すなわち認証処理部22で受け付けた顧客識別情報に基づいて顧客情報記憶部23を検索し,その顧客のポイントに,特定した付与ポイント数を加算する。
【0048】
なお,ポイント情報としてポイント数のみの場合には店舗情報に付与ポイント数を記憶させずとも良く,その場合,顧客入力認証情報に付与ポイント数の情報を含める。すなわち,顧客入力認証情報には付与ポイント数と認証情報とが含まれており,認証処理部22における来店認証の処理後,ポイント処理部24は,そこから付与ポイント数の情報を抽出することで,当該顧客のポイントにその付与ポイント数を加算すればよい。
【0049】
つぎに本実施態様における処理プロセスを
図10のフローチャートを用いて説明する。店舗側はあらかじめどのような属性の顧客にどの程度のポイントを付与するかを示すポイント情報を,店舗端末4から所定の操作を行うことで店舗情報記憶部20に記憶させておく(S200)。
【0050】
たとえば店舗「g00001」が男性客には「1」ポイント,女性客には「2ポイント」を付与したいと考えた場合,男性客の属性識別情報として「1」を,付与ポイント数として「1」を登録する。また女性客の属性識別情報として「2」を,付与ポイント数として「2」を登録しておく。この状態を示すのが
図9である。属性識別情報は,任意の数だけ設定することができる。
【0051】
また実施例1と同様に,認証情報発行処理部21は,毎日所定時刻,毎週所定日時などの所定のタイミングで各店舗に対して認証情報を発行し,発行した認証情報をそれぞれの店舗ごとに対応づけて店舗情報記憶部20に記憶させる(S210)。
【0052】
店舗では上記電子メールを閲覧する,あるいは店舗用のウェブサイトを閲覧するなどにより,発行された認証情報を認識する。
【0053】
そして店舗(「g00001」の店舗とする)に顧客が来店し,顧客が来店認証を希望する場合には,顧客の携帯端末3に記憶されている所定のアプリケーションソフトウェアを起動し,たとえば
図11に示す顧客入力認証情報の入力画面を表示してもらう。
図11に示す入力画面の場合には,
図5の場合と異なり,認証情報のみならず属性識別情報も入力可能となっている。すなわち,5桁の入力のうち,先頭1桁が属性識別情報の入力であって,残りの4桁が認証情報となる。しかし顧客に対しては,店員から一連の情報(顧客入力属性情報)として伝えられるので,それを判別することはできない。
【0054】
なお,顧客入力認証情報のうち,どの箇所をポイント情報(属性識別情報,付与ポイント数)とするのか,認証情報とするのかは,上記に限定されない。
【0055】
店舗の店員は,来店した顧客の属性を確認し,男性客であれば,S200で設定した属性識別情報「1」と店舗に対して発行された認証情報「1234」とを含む「11234」を一連の情報(顧客入力認証情報)として顧客に伝え,顧客に,入力画面に入力してもらう(S220)。この場合の入力後の画面が
図12である。一方,女性客であれば,S200で設定した属性識別情報「2」と店舗に対して発行された認証情報「1234」とを含む「21234」を一連の情報(顧客入力認証情報)として顧客に伝え,顧客に,入力画面に入力してもらう(S220)。この場合の入力後の画面が
図13である。
【0056】
なお,顧客入力認証情報は,店員から顧客に対して口頭で伝えられるほか,顧客入力認証情報を画面に表示したり,紙に印刷しておき,それを顧客が入力可能としても良い。
【0057】
顧客が入力画面の「来店認証」を選択すると,入力された認証情報「11234」(男性客の場合)または「21234」(女性客の場合)が当該アプリケーションソフトウェアに記憶している顧客識別情報,たとえば「A12345」とともに,携帯端末3からサーバ2に送られる。そしてサーバ2の認証処理部22で受け付ける(S230)。
【0058】
認証処理部22は,携帯端末3から受け付けた顧客入力認証情報のうち,所定の箇所(この場合には下4桁)から「1234」を認証情報として抽出し(S240),それと一致する認証情報が店舗情報記憶部20にあるかを判定し,ある場合には当該店舗について来店したことを認証する(S250)。
【0059】
そして正常に認証が行えた場合には,ポイント処理部24は,認証処理部22で受け付けた顧客入力認証情報のうち,所定の箇所(この場合には上1桁)から「1」(男性客の場合)または「2」(女性客の場合)を属性識別情報として抽出する(S260)。そして属性識別情報に対応する付与ポイント数を店舗情報記憶部20から抽出し,その付与ポイント数だけ,当該顧客のポイント数に加算して顧客情報記憶部23を更新する(S270)。
【0060】
すなわちポイント処理部24が,属性識別情報として「1」を抽出した場合,ポイント処理部24は「1」に対応する付与ポイント数として「1」を抽出する。そしてポイント処理部24は,顧客識別情報「A12345」を顧客を顧客情報記憶部23から検索して特定をする。そして特定した顧客の顧客識別情報「A12345」に対応づけて,抽出したポイント「1」ポイントを加算して更新する。たとえば「10」ポイントが記憶されていれば,「11」ポイントに更新する。
【0061】
一方,ポイント処理部24が,属性識別情報として「2」を抽出した場合,ポイント処理部24は「2」に対応する付与ポイント数として「2」を抽出する。そしてポイント処理部24は,顧客識別情報「A12345」を顧客を顧客情報記憶部23から検索して特定をする。そして特定した顧客の顧客識別情報「A12345」に対応づけて,抽出したポイント「2」ポイントを加算して更新する。たとえば「10」ポイントが記憶されていれば,「12」ポイントに更新する。
【0062】
このような処理を実行することで,顧客が来店した場合に,来店した顧客の属性に応じて,付与するポイント数を変更させることもできる。