技術分野
永久磁石式回転電機に関し、詳しくは低損失化の 実現を 図る最適設計技術に係わる。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、前記した特許文献1,特許文献2は、いずれも永久磁石式回転電機に発生する各種損失のうち、鉄損に着目してその損失低減を図るもので、先述のように銅損と鉄損の合計損失を同時に低減するという観点からすると必ずしも最適な施策とは言えない。
また、昨今では回転電機の省エネ化推進が重要テーマになっており、永久磁石式回転電機についてもIEC規格の4IEクラス(スーパープレミアム効率)に準拠した高効率化が目標に挙げられている。
そこで、本発明の目的は、回転電機の機体形状を決定する固定子の外径,内径およびコイルスロットの開口面積などのパラメータに応じて変化する銅損と鉄損との関係に着目し、機体の設計にあたってその諸元寸法を最適に規定して低損
失化 が容易に達成できるようにした永久磁石式回転電機を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明によれば、固定子コアにヨーク,複数のティース,およびティースの相互間にコイルスロットを形成し、該コイルスロットにコイルを収めて巻装した固定子と、該固定子に空隙を隔てて対向する回転子からなり、回転子コアには所定の極数に対応する複数の永久磁石を周方向に配列して軸方向に貫通する磁石スロットに挿入した埋込磁石形の永久磁石式回転電機において, 前記固定子の外径から算出さ・・・ 続きを
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【発明の効果】
のように、永久磁石式回転電機の新規設計に際して、固定子の外径,内径およびコイルスロットの開口面積などをパラメータとして定義した設計指標E=(A/B)+1.2(D/C)の値が0.94≦E≦1.02の範囲に収まるように諸元寸法を設定して回転電機の機体を設計することにより、小形体格で銅損,鉄損の合計損失を最小化した高効率,高出力の永久磁石式回転電機を得ることかできる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施例に係わる永久磁石式回転電機の略示断面図である。
【図2】 図1の永久磁石式回転電機について、固定子コアの内径/外径比、およびコイルスロット総面積/機体 断面積比をパラメータとして解析,算出した銅損と鉄損の合計損失が最小となる相間関係をグラフ化して表した図である。
【図3】 図2における条件1の設計モデルについて、損失算出結果と設計指標値との相間関係を表す図である。
【図4】 図2における条件2の設計モデルについて、損失算出結果と設計指標値との相間関係を表す図である。
1 固定子
2 回転子
3 回転軸
5 ヨーク
6 ティース
7 コイルスロット
8 固定子コイル
9 磁石スロット
10 永久磁石
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