【実施例】
【0218】
以下、参考例、実施例及び試験例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、これらは本発明を限定するものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。
参考例、実施例において、後処理の際の「Phase Separator」とはBiotage社のISOLUTE(商標登録)Phase Separatorである。カラムクロマトグラフィーを使用して精製した際の「SNAP Cartridge KP−NH」にはBiotage社SNAP Cartridge KP−NH、「SNAP Cartridge KP−Sil」にはBiotage社SNAP Cartridge KP−Sil、「SNAP Cartridge HP−Sil」にはBiotage社SNAP Cartridge HP−Sil、「Chromatorex NH」には富士シリシア化学社製クロマトレックス(登録商標)NHを使用した。分取薄層クロマトグラフィー(PTLC)を使用して精製した際にはメルク社シリカゲル60F
254、20cm×20cmを使用した。精製の際の「逆相カラムクロマトグラフィー」にはWaters Sunfire prep C18 OBD,5.0μm,φ30×50mmまたはYMC−Actus Triart C18,5.0μm,φ30×50mmを用いた。
【0219】
以下の参考例、実施例中記載の各機器データは以下の測定機器で測定した。
NMRスペクトル:日本電子社JNM−ECA600(600MHz)、日本電子社JNM−ECA500(500MHz)、Varian社UNITYNOVA300(300MHz)、Varian社GEMINI2000/200(200MHz)
MSスペクトル:島津社LCMS−2010EVあるいはmicromass社 Platform LC
【0220】
以下の参考例、実施例において、LC/MS(高速液体クロマトグラフィー質量分析)は以下の条件により測定した。
条件1
測定機器:micromass社 Platform LCおよびAgilent社 Agilent1100
カラム:Waters社 SunFire C18,2.5μm,φ4.6x50mm
溶媒:A液;0.1%トリフルオロ酢酸含有水、B液;0.1%トリフルオロ酢酸含有アセトニトリル
グラジエント:0分(A液/B液=90/10)、0.5分(A液/B液=90/10)、5.5分(A液/B液=20/80)、6.0分(A液/B液=1/99)、6.3分(A液/B液=1/99)
流速:1mL/min、検出法:254nm
イオン化法:電子衝撃イオン化法Electron Spray Ionization: ESI)
条件2−1
測定機械:Agilent 2900およびAgilent 6150
カラム:Waters Acquity CSH C18,1.7μm,φ2.1x50mm
溶媒:A液;0.1%ギ酸含有水、B液;0.1%ギ酸含有アセトニトリル
グラジエント:0分(A液/B液=80/20)、1.2−1.4分(A液/B液=1/99)
流速:0.8mL/min、検出法:254nm
条件2−2
測定機器、カラム、溶媒は条件2−1と同じ。
グラジエント、流速:0.8mL/min、0min(A液/B液=95/5)、1.20min(A液/B液=50/50)、1.0mL/min、1.38min(A液/B液=3/97)
検出法:254nm
【0221】
以下の参考例、実施例において、化合物名はACD/Name (ACD/Labs 12.01, Advanced Chemistry Development Inc.)により命名した。
【0222】
本実施例中、以下の用語及び試薬は下記のように表記した。
Brine(飽和食塩水)、MeOH(メタノール)、MgSO
4(無水硫酸マグネシウム)、K
2CO
3(炭酸カリウム)、Na
2CO
3(炭酸ナトリウム)、Na
2SO
4(無水硫酸ナトリウム)、NaHCO
3(炭酸水素ナトリウム)、NaOH(水酸化ナトリウム)、KOH(水酸化カリウム)、HCl(塩化水素)、IPE(ジイソプロピルエーテル)、THF(テトラヒドロフラン)、DMF(N,N−ジメチルホルムアミド)、Et
2O(ジエチルエーテル)、EtOH(エタノール)、NH
4OH(25〜28%アンモニア水)、EtOAc(酢酸エチル)、CHCl
3(クロロホルム)、DMSO(ジメチルスルホキシド)、MeCN(アセトニトリル)、n−Hexane(n−ヘキサン)、Et
3N(トリエチルアミン)、iPr
2NEt(ジイソプロピルエチルアミン)、Pd(PPh
3)
4[テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)]、HATU[O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム ヘキサフルオロホスファート]、DPPA(ジフェニルリン酸アジド)、BH
3・THF(ボラン-テトラヒドロフラン コンプレックス)、NaBO
3・4H
2O(過ホウ酸ナトリウム四水和物)、9−BBN(9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン)、IBX(1−ヒドロキシ−1,2−ベンゾヨードキソール−3(1H)−オン 1−オキシド)、BBr
3(三臭化ホウ素)、MsCl(塩化メタンスルホニル)、TMSCH
2N
2(トリメチルシリルジアゾメタン)、n−BuLi(n−ブチルリチウム)、EDC・HCl[1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩]、HOBt・H
2O(1−ヒドロキシベンゾトリアゾール・1水和物)、Cs
2CO
3(炭酸セシウム)、PdCl
2(PPh
3)
2[ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II) 二塩化物]、NaBH
4(水素化ホウ素ナトリウム)、Na
2SO
3(亜硫酸ナトリウム)、PdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2{[1,1´−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリド ジクロロメタン錯体(1:1)}、AcOK(酢酸カリウム)、Boc(tert−ブトキシカルボニル)、NBS(N−ブロモスクシンイミド)、NIS(N−ヨードスクシンイミド)、Tf
2O(トリフルオロメタンスルホン酸無水物)、NH
4Cl(塩化アンモニア)、TBDPS(tert−ブチルジフェニルシリル)。
・参考例P−A01:4−(4−ブロモフェニル)−2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾールの合成
【0223】
【化41】
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【0224】
3−クロロ−ベンズアミジン(3.53g)、NaHCO
3(7.67g)、THF(35mL)、水(14mL)の混合物を還流した。還流状態のまま、2,4’−ジブロモアセトフェノン(5.23g)のTHF(14mL)溶液を加え、2時間還流を行った。放冷後、減圧下溶媒を留去し、水を加え、CHCl
3にて抽出を行った。有機層をNa
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NH、移動相:EtOAc/n−Hexane=0/100〜50/50;v/v)にて精製し、表題化合物(4.18g、黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 333, 335([M+H]
+).
・参考例P−A02:2−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0225】
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
【0226】
参考例P−A01で得られた化合物(4.18g)、2−ブロモ−N−イソプロピルアセトアミド(3.39g)、K
2CO
3(3.46g)、DMF(84mL)の混合物を室温で一晩撹拌した。水を加え、IPEを加え、析出した固体を濾取し、表題化合物(4.14g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 432, 434([M+H]
+).
・参考例P−A03:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(4−エテニルフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0227】
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
【0228】
参考例P−A02で得られた化合物(1.03g)、トリブチル(ビニル)スズ(0.76mL)、Pd(PPh
3)
4(274mg)、トルエン(20mL)の混合物を外温100℃で撹拌した。トリブチル(ビニル)スズ(0.76mL)、Pd(PPh
3)
4(274mg)をさらに加え、外温100℃で7時間撹拌した。放冷後、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(Chromatorex NH、移動相:n−Hexane/CHCl
3=90/10〜50/50;v/v)にて精製し、表題化合物(660mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 380([M+H]
+).
・参考例P−A04:2−{2−(3−クロロフェニル)−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0229】
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
【0230】
参考例P−A03で得られた化合物(658mg)のTHF溶液(20mL)に、氷浴下、1.09mol/L BH
3・THF−THF溶液(2.38mL)を滴下し、氷冷下1時間撹拌した後に、水(26mL)、NaBO
3・4H
2O(1.20g)を加え、氷冷下6時間撹拌した。Na
2SO
3を加え、有機溶媒を減圧下留去し、CHCl
3にて抽出した。溶媒を減圧下留去し、残渣を混合溶媒(EtOAc/n−Hexane=1/6;v/v)にて洗浄し、固体を濾取し、表題化合物(536mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 398([M+H]
+).
・参考例P−A05:4−(4−ブロモフェニル)−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾールの合成
【0231】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
【0232】
参考例P−A01と同様の手法により、4−フルオロ−3−メトキシベンズアミジン(8.00g)、2,4’−ジブロモアセトフェノン(10.8g)から、表題化合物(13.3g、淡黄色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 347, 349([M+H]
+).
・参考例P−A06:2−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0233】
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
【0234】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−A05で得られた化合物(13.3g)から、表題化合物(14.7g、淡赤色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 446, 448([M+H]
+).
・参考例P−A07:2−[4−(4−エテニルフェニル)−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0235】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
【0236】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−A06で得られた化合物(5.00g)から、表題化合物(3.06g、淡黄色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 394([M+H]
+).
・参考例P−A08:2−{2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0237】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
【0238】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−A07で得られた化合物(3.06g)から、表題化合物(3.20g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 412([M+H]
+).
・参考例P−A09:5−ブロモ−2−[2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾール−4−イル]ピリジンの合成
【0239】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
【0240】
参考例P−A01と同様の手法により、3−クロロ−ベンズアミジン(1.65g)、2−ブロモ−1−(5−ブロモピリジン−2−イル)エタノン(2.97g)から、表題化合物(2.65g、茶褐色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 334, 336([M+H]
+).
・参考例P−A10:2−[4−(5−ブロモピリジン−2−イル)−2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0241】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
【0242】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−A09で得られた化合物(2.64g)から、表題化合物(2.54g、淡茶褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 433, 435([M+H]
+).
・参考例P−A11:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(5−エテニルピリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0243】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
【0244】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−A10で得られた化合物(1.50g)から、表題化合物(768mg、橙色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 381([M+H]
+).
・参考例P−A12:2−{2−(3−クロロフェニル)−4−[5−(2−ヒドロキシエチル)ピリジン−2−イル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0245】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
【0246】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−A11で得られた化合物(760mg)から、表題化合物(362mg、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 399([M+H]
+).
・参考例P−A13:2−[4−(4−ブロモフェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]−6−メトキシピリジンの合成
【0247】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
【0248】
参考例P−A01と同様の手法により、6−メトキシピコリンイミドアミド 塩酸塩(3.00g)、2,4’−ジブロモアセトフェノン(4.45g)から、表題化合物(2.23g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 330, 332([M+H]
+).
・参考例P−A14:2−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0249】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
【0250】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−A13で得られた化合物(2.23g)から、表題化合物(2.85g、淡桃色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 429, 431([M+H]
+).
・参考例P−A15:2−[4−{4−[(Z)−2−エトキシエテニル]フェニル}−2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0251】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
【0252】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−A14で得られた化合物(500mg)、(Z)−1−エトキシ−2−(トリブチルスタンニル)エテン(0.47mL)から、表題化合物(180mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 421([M+H]
+).
・参考例P−A16:2−{2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4−[4−(2−オキソエチル)フェニル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0253】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
【0254】
参考例P−A15で得られた化合物(180mg)、1M HCl水溶液(2mL)、THF(10mL)の混合物を外温80℃で一晩還流した。放冷後、1M HCl水溶液(2mL)をさらに加え、外温80℃で6時間還流した。放冷後、溶媒を減圧下留去した後に、飽和NaHCO
3水溶液にて中和を行い、CHCl
3抽出を行った。有機層をPhase Separator濾過し、溶媒を減圧下留去し、表題化合物(180mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 393([M+H]
+).
・参考例P−A17:2−ブロモ−5−[2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾール−4−イル]ピリジンの合成
【0255】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
【0256】
参考例P−A01と同様の手法により、3−クロロ−ベンズアミジン(4.00g)、2−ブロモ−1−(6−ブロモピリド−3−イル)エタノン(7.29g)から、表題化合物(4.02g、粉末)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 334, 336([M+H]
+).
・参考例P−A18:2−[4−(6−ブロモピリジン−3−イル)−2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0257】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
【0258】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−A17で得られた化合物(3.52g)から、表題化合物(4.11g、粉末)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 433, 435([M+H]
+).
・参考例P−A19:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{6−[(Z)−2−エトキシエテニル]ピリジン−3−イル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0259】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
【0260】
参考例P−A15と同様の手法により、参考例P−A18で得られた化合物(2.04g)から、表題化合物(863mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 425([M+H]
+).
・参考例P−A20:2−{2−(3−クロロフェニル)−4−[6−(2−オキソエチル)ピリジン−3−イル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0261】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
【0262】
参考例P−A16と同様の手法により、参考例P−A19で得られた化合物(211mg)から、表題化合物(290mg、赤色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 397([M+H]
+).
・参考例P−A21:2−[4−{4−[(Z)−2−エトキシエテニル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0263】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
【0264】
参考例P−A15と同様の手法により、参考例P−A06で得られた化合物(2.00g)から、表題化合物(1.12g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 438([M+H]
+).
・参考例P−A22:2−{2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−[4−(2−オキソエチル)フェニル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0265】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
【0266】
参考例P−A16と同様の手法により、参考例P−A21で得られた化合物(1.12g)から、表題化合物(1.00g、黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 410([M+H]
+).
・参考例P−A23:2−{2−(3−クロロフェニル)−4−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]−1H−イミダゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0267】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
【0268】
窒素雰囲気下、参考例P−A02で得られた化合物(500mg)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ−1,3,2−ジオキサボロラン(381mg)、PdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(95mg)、AcOK(342mg)、DMSO(8mL)の混合物を外温100℃で1.5時間撹拌した。放冷後、水、IPEを加え、そのまましばらく撹拌した後に、析出した固体を濾取し、表題化合物(610mg、暗灰色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 480([M+H]
+).
・参考例P−A24:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0269】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
【0270】
参考例P−A23で得られた化合物(255mg)のEtOH(2mL)溶液に、30% H
2O
2水溶液(2mL)を加え、室温で一日撹拌した。水を加え、CHCl
3抽出を行った。有機層をBrineで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−Sil 25g、移動相:CHCl
3/MeOH=99/1〜95/5;v/v)にて精製した。精製物をEt
2Oにて洗浄し、表題化合物(123mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 370([M+H]
+).
・参考例P−A25:2−(3−クロロフェニル)−4−(3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾールの合成
【0271】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
【0272】
参考例P−A01と同様の手法により、3−クロロ−ベンズアミジン(943mg)、臭化 3’−メトキシフェナシル(1.03g)から、表題化合物(760mg、淡桃色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 285([M+H]
+).
・参考例P−A26:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0273】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
【0274】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−A25で得られた化合物(760mg)から表題化合物(910mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 384([M+H]
+).
・参考例P−A27:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(3−ヒドロキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0275】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
【0276】
窒素雰囲気下、参考例P−A26で得られた化合物(910mg)のCHCl
3(10mL)溶液に、氷浴中、1M BBr
3/n−Hexane(6.0mL)を滴下し、室温で一日撹拌した。塩氷浴中、飽和NaHCO
3水溶液を徐々に加えた。EtOAc、IPEを加え、室温でしばらく撹拌した。析出した固体を濾取し、表題化合物(658mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 370([M+H]
+).
・参考例P−A28:N−(プロパン−2−イル)−2−(2,4,5−トリブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)アセトアミドの合成
【0277】
【化68】
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【0278】
参考例P−A02と同様の手法により、2,4,5−トリブロモイミダゾール(3.00g)から、表題化合物(2.65g、淡赤色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 402([M+H]
+).
・参考例P−A29:2−[4,5−ジブロモ−2−(3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0279】
【化69】
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【0280】
参考例P−A28で得られた化合物(2.00g)、3−メトキシフェニルボロン酸(790mg)、Pd(PPh
3)
4(572mg)、2M Na
2CO
3水溶液(4.95mL)、混合溶媒(50mL、トルエン/MeOH=5/1;v/v)の混合物を外温60℃で4時間撹拌した。放冷後、CHCl
3で希釈し,水で洗浄した.有機層をMgSO
4で乾燥後,減圧下濃縮した。得られた残渣を中性OH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/EtOAc=95/5〜70/30;v/v)で精製し、表題化合物(1.05g、無色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 430([M+H]
+).
・参考例P−A30:2−[4−ブロモ−2−(3−メトキシフェニル)−5−メチル−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0281】
【化70】
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【0282】
参考例P−A29で得られた化合物(300mg)のTHF(7.0mL)溶液に、−78℃で2.66M nBuLi/n−Hexane(0.37mL)を加え、10分間撹拌した。ヨウ化メチル(0.087mL)を加えさらに30分間撹拌した。反応をMeOHで停止し,EtOAcで希釈後、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をOH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/EtOAc=97/3〜90/10;v/v)で精製し、表題化合物(86mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 366([M+H]
+).
・参考例P−A31:2−(2,4−ジブロモ−1H−イミダゾール−1−イル)−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0283】
【化71】
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【0284】
参考例P−A02と同様の手法により、2,4−ジブロモ−1H−イミダゾール(2.36g)から、表題化合物(2.65g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 324([M+H]
+).
参考例P−A29と同様の手法により、参考例P−A31で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・参考例P−A32:2−[4−ブロモ−2−(3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0285】
【化72】
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【0286】
MS (ESI pos.) m/z : 352([M+H]
+).
・参考例P−A33:2−[4−ブロモ−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0287】
【化73】
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【0288】
MS (ESI pos.) m/z : 374([M+H]
+).
・参考例P−A34:2−[4−ブロモ−2−(5−メトキシピリジン−3−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0289】
【化74】
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【0290】
MS (ESI pos.) m/z : 353([M+H]
+).
・参考例P−A35:2−[4−ブロモ−2−(2−メトキシピリジン−4−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0291】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
【0292】
MS (ESI pos.) m/z : 353([M+H]
+).
・参考例P−A36:2−[4−ブロモ−2−(3−クロロフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0293】
【化76】
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【0294】
MS (ESI pos.) m/z : 356([M+H]
+).
・参考例P−A37:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(2−オキソピペラジン−1−イル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0295】
【化77】
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【0296】
窒素気流下、参考例P−A36で得られた化合物(300mg)、1−Boc−3−オキソピペラジン(177mg)、ヨウ化銅(160mg)、リン酸三カリウム(357mg)、trans−N,N’−ビスメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.13mL)の1,4−ジオキサン(6.0mL)の混合物を外温90℃にて一晩攪拌した。放冷後、20%アンモニア水を加え、トルエン(10%EtOAc含有)抽出し、Na
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−NH 28g、移動相:n−Hexane/CHCl
3=80/20〜0/100;v/v)にて精製した。精製物(206mg、無色固体)を得た。
【0297】
得られた精製物(192mg)の1,4−ジオキサン(6.0mL)溶液に、4M HCl/EtOAc(0.5mL)を加え、室温で二日間撹拌した。溶媒を減圧下留去した後に、氷浴中、飽和NaHCO
3水溶液にて中和を行い、析出した固体を濾取して、表題化合物(100mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 376([M+H]
+).
・参考例P−A38:2−(3−クロロフェニル)−1−[2−オキソ−2−(プロパン−2−イルアミノ)エチル]−1H−イミダゾール−4−カルボン酸ナトリウムの合成
【0298】
【化78】
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【0299】
参考例P−A36で得られた化合物(2.52g)、Pd(PPh
3)
4(816mg)、K
2CO
3(1.47g)、混合溶媒(35mL、DMF/EtOH=2/1;v/v)の混合物を、一酸化炭素雰囲気下、外温100℃にて17時間攪拌した。反応溶液をセライト(登録商標)濾過し、濾液をEtOAc抽出し、有機層をMgSO
4乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をOH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/EtOAc=90/10〜50/50;v/v)で精製した。精製物(435mg、淡黄色固体)を得た。
得られた精製物(300mg)のTHF(4.5mL)懸濁液に1M NaOH水溶液(0.9mL)を加え、5時間加熱還流した。減圧下濃縮し、表題化合物(307mg、無色固体)を得た。
1H-NMR (600 MHz, DMSO-d
6) δ(ppm) ; 1.06 (6 H, d, J=6.6 Hz), 3.79 - 3.88 (1 H, m), 4.62 (2 H, s), 7.31 (1 H, s), 7.42 - 7.47 (2 H, m), 7.59 - 7.64 (1 H, m),
7.69 - 7.72 (1 H, m), 8.22 (1 H, d, J=7.4 Hz).
・参考例P−A39:2−(3−クロロフェニル)−N−(4−オキソシクロヘキシル)−1−[2−オキソ−2−(プロパン−2−イルアミノ)エチル]−1H−イミダゾール−4−カルボキサミドの合成
【0300】
【化79】
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【0301】
参考例P−A38で得られた化合物(201mg)、1,4−ジオキサ−スピロ[4.5]デカ−8−イルアミン(92mg)のCHCl
3(4.0mL)溶液に、HOBt・H
2O(108mg)、EDC・HCl(135mg)を加え、一晩撹拌した。水を加え、CHCl
3抽出を行った後に、OH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/MeOH=100/0〜95/5;v/v)で精製した。精製物(237mg、無色固体)を得た。
【0302】
得られた精製物(237mg)、THF(3.5mL)、2M HCl水溶液(3.5mL)の混合物を一晩還流した。飽和NaHCO
3水溶液を加え、溶媒を減圧下留去し、水を加え、CHCl
3抽出を行った。溶媒を減圧下留去し、表題化合物(194mg、無色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 417([M+H]
+).
・参考例P−A40:2−(3−クロロフェニル)−N−メチル−N−(4−オキソシクロヘキシル)−1−[2−オキソ−2−(プロパン−2−イルアミノ)エチル]−1H−イミダゾール−4−カルボキサミドの合成
【0303】
【化80】
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【0304】
参考例P−A39と同様の手法により、参考例P−A38で得られた化合物(206mg)、4−(メチルアミノ)シクロヘキサノン 2,2−ジメチルトリメチレン ケタール(165mg)から、表題化合物(213mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 431 ([M+H]
+).
・参考例P−A41:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{[3−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン−1−イル]カルボニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0305】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
【0306】
参考例P−A38で得られた化合物(206mg)、3−ピロリジンエタノール(0.08mL)のCHCl
3(4.0mL)溶液に、HOBt・H
2O(110mg)、EDC・HCl(138mg)を加え、一晩撹拌した。水を加え、CHCl
3抽出を行った後に、OH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/MeOH=100/0〜95/5;v/v)で精製し、表題化合物(156mg、無色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 419([M+H]
+).
・参考例P−A42:8−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0307】
【化82】
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【0308】
氷冷下、2−(4−ブロモフェニル)エタノール(1.50g)のCHCl
3(10mL)溶液に、Et
3N(1.30mL)、MsCl(0.64mL)を順次加え、室温下2時間攪拌した。氷冷下、水を加えた後、CHCl
3で抽出した。有機層をPhase Separator濾過し、濾液を減圧下濃縮した。
得られた残渣(2.40g、淡黄色油状物)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(904mg)、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン(2.0mL)、MeCN(10mL)の混合物を外温95℃で4日間撹拌した。放冷後、水を加え、CHCl
3で抽出した。有機層をPhase Separator濾過し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 50g、移動相:EtOAc/MeOH=99/1〜90/10;v/v)にて精製し、表題化合物(1.47g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 296, 298([M+H]
+).
・参考例P−A43:{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}ボロン酸の合成
【0309】
【化83】
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【0310】
窒素雰囲気下、参考例P−A42で得られた化合物(800mg)のTHF(8.0mL)溶液に、−78℃で2.64M nBuLi/n−Hexane(1.2mL)を加え、30分間撹拌した。ホウ酸トリイソプロピル(0.74mL)を加え、氷浴中、2時間撹拌した。飽和NaHCO
3水溶液にて中和を行い、EtOAc抽出を行った。有機層をNa
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をIPE(10%AcOEt含有)にて洗浄し、表題化合物(190mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 262([M+H]
+).
・参考例P−A44:2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)エタノールの合成
【0311】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
【0312】
4−ブロモ−3−フルオロフェニル酢酸(3.45g)のTHF(70mL)溶液に、氷冷下、1.08M BH
3・THF(20.5mL)を加え、1.5時間攪拌した。氷冷下、MeOHを系内が発泡しなくなるまで加え、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣に水を加え、CHCl
3にて抽出し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をOH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/EtOAc=95/5;v/v)にて精製し、表題化合物(2.74g、黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 218, 220(M+).
・参考例P−A45:4−[2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)エチル]モルホリンの合成
【0313】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
【0314】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A44で得られた化合物(500mg)、モルホリン(0.6mL)から、表題化合物(564mg、淡褐色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 288, 290([M+H]
+).
・参考例P−A46:{2−フルオロ−4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}ボロン酸の合成
【0315】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
【0316】
参考例P−A43と同様の手法により、参考例P−A45で得られた化合物(785mg)から、表題化合物(493mg、黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 254([M+H]
+).
・参考例P−A47:8−[2−(4−ブロモ−3−フルオロフェニル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0317】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
【0318】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A44で得られた化合物(543mg)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(421mg)から、表題化合物(207mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 314, 316([M+H]
+).
・参考例P−A48:2−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)エタノールの合成
【0319】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
参考例P−A44と同様の手法により、4−ブロモ−2−フルオロフェニル酢酸(2.46g)から、表題化合物(1.93g、無色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 218, 220(M+).
・参考例P−A49:4−[2−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)エチル]モルホリンの合成
【0321】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
【0322】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A48で得られた化合物(500mg)、モルホリン(0.20mL)から、表題化合物(315mg、淡褐色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 288, 290 ([M+H]
+).
・参考例P−A50:8−[2−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0323】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
【0324】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A48で得られた化合物(500mg)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(194mg)から、表題化合物(330mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 314, 316([M+H]
+).
・参考例P−A51:2−(4−ブロモ−3−メトキシフェニル)エタノールの合成
【0325】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
【0326】
参考例P−A44と同様の手法により、4−ブロモ−3−メトキシフェニル酢酸(1.20g)から、表題化合物(941mg、黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 227, 229([M-H]
-).
・参考例P−A52:8−[2−(4−ブロモ−3−メトキシフェニル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0327】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A51で得られた化合物(308mg)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(226mg)から、表題化合物(401mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 326, 328([M+H]
+).
・参考例P−A53:2−(4−ブロモ−2−メトキシフェニル)エタノールの合成
【0329】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
参考例P−A44と同様の手法により、2−(4−ブロモ−2−メトキシフェニル)酢酸(1.02g)から、表題化合物(828mg、黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 231([M+H]
+).
・参考例P−A54:4−[2−(4−ブロモ−2−メトキシフェニル)エチル]モルホリンの合成
【0331】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
【0332】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A53で得られた化合物(500mg)、モルホリン(0.6mL)から、表題化合物(586mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 300, 302 ([M+H]
+).
・参考例P−A55:8−[2−(4−ブロモ−2−メトキシフェニル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0333】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
【0334】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A53で得られた化合物(100mg)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(146mg)から、表題化合物(147mg、淡褐色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 326, 328([M+H]
+).
・参考例P−A56:4−[2−(6−クロロピリジン−3−イル)エチル]モルホリンの合成
【0335】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
【0336】
参考例P−A42と同様の手法により、2−(6−クロロピリジン−3−イル)エタノール(900mg)、モルホリン(0.32mL)から、表題化合物(518mg、暗橙色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 227([M+H]
+).
・参考例P−A57:8−[2−(6−クロロピリジン−3−イル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0337】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
【0338】
参考例P−A42と同様の手法により、2−(6−クロロピリジン−3−イル)エタノール(400mg)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(310mg)から、表題化合物(280mg、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 253([M+H]
+).
・参考例P−A58:2−(6−ブロモピリジン−3−イル)エタノールの合成
【0339】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
【0340】
(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウム 塩化物(6.63g)のTHF(25mL)懸濁液に氷冷下、2.66M nBuLi/n−Hexane(7.28mL)を滴下し1時間撹拌した。そこへ、6−ブロモニコチンアルデヒド(3.00g)のTHF(10mL)懸濁液を加え1時間撹拌した。反応溶液に水を加え、EtOAc抽出した後に、有機層をBrineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をOH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜70/30;v/v)にて精製した。精製物(1.98g、淡黄色油状物)を得た。
【0341】
4M HCl/1,4−dioxaneに、得られた精製物(2.28g)のMeCN−H
2O(10:1)溶液を滴下し、室温で2時間撹拌した。反応溶液を濃縮後,CHCl
3で希釈し、水で洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去した。
【0342】
得られた残渣にMeOH(35mL)を加えた後に氷冷下でNaBH
4(636mg)を加え1時間撹拌した。反応溶液を濃縮後,CHCl
3で希釈し、水で洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をOH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/MeOH=97/3〜93/7;v/v)で精製し、表題化合物(1.25g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 202([M+H]
+).
・参考例P−A59:4−[2−(6−ブロモピリジン−3−イル)エチル]モルホリンの合成
【0343】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
【0344】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A58で得られた化合物(1.00g)、モルホリン(0.25mL)から、表題化合物(537mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 271, 273([M+H]
+).
・参考例P−A60:4−{2−[6−(トリブチルスタンナニル)ピリジン−3−イル]エチル}モルホリンの合成
【0345】
【化100】
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【0346】
参考例P−A58で得られた化合物(600mg)のTHF(12mL)溶液に、−78℃で2.6M n−BuLi/n−Hexane(1.05mL)を滴下し、そのまま1時間撹拌した。そのままトリブチルスズ 塩化物(0.74mL)を滴下し、室温まで昇温しながら撹拌した。水を加え、EtOAcで抽出を行った。有機層をBrineにて洗浄し、Na
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去し、表題化合物(766mg、淡橙色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
・参考例P−A61:8−[2−(6−ブロモピリジン−3−イル)エチル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0347】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
【0348】
参考例P−A42と同様の手法により、参考例P−A58で得られた化合物(1.00g)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(490mg)から、表題化合物(838mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 297, 299([M+H]
+).
・参考例P−A62:8−{2−[6−(トリブチルスタンナニル)ピリジン−3−イル]エチル}−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0349】
【化102】
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【0350】
参考例P−A60と同様の手法により、参考例P−A61で得られた化合物(200mg)から、表題化合物(245mg、淡褐色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
・参考例P−A63:8−[1−(4−ブロモフェニル)プロパン−2−イル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0351】
【化103】
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【0352】
4−ブロモフェニルアセトン(1.00g)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(560mg)のMeOH/AcOH(10:1、15mL)溶液を室温で30分撹拌した後に、2−ピコリン ボラン コンプレックス(1.00g)を加え、外温60℃で8時間撹拌した。放冷後、反応液を氷冷下の飽和NaHCO
3水溶液に加えて中和を行い、CHCl
3抽出を行った。有機層をPhase Separator濾過し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 25g、移動相:CHCl
3/MeOH=99/1〜90/10;v/v)にて精製し、、表題化合物(418mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 310, 312([M+H]
+).
・参考例P−A64:4−[1−(4−ブロモフェニル)プロパン−2−イル]モルホリンの合成
【0353】
【化104】
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【0354】
参考例P−A63と同様の手法により、4−ブロモフェニルアセトン(2.00g)、モルホリン(1.64mL)から、表題化合物(755mg、無色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 284, 286([M+H]
+).
・参考例P−A65:{4−[2−(モルホリン−4−イル)プロピル]フェニル}ボロン酸の合成
【0355】
【化105】
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【0356】
参考例P−A43と同様の手法により、参考例P−A64で得られた化合物(1.61g)から、表題化合物(1.09g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 250([M+H]
+).
・参考例P−A66:8−[1−(6−クロロピリジン−3−イル)プロパン−2−イル]−3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタンの合成
【0357】
【化106】
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【0358】
参考例P−A63と同様の手法により、(6−クロロ−ピリジン−3−イル)プロパン−2−オン(235mg)、3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタン(165mg)から、表題化合物(166mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 267([M+H]
+).
・参考例P−A67:4−[1−(6−クロロピリジン−3−イル)プロパン−2−イル]モルホリンの合成
【0359】
【化107】
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【0360】
参考例P−A63と同様の手法により、(6−クロロ−ピリジン−3−イル)プロパン−2−オン(200mg)、モルホリン(0.21mL)から、表題化合物(216mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 241([M+H]
+).
・参考例P−A68:4−[2−(2−メトキシピリジン−4−イル)エチル]モルホリンの合成
【0361】
【化108】
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【0362】
参考例P−A42と同様の手法により、2−(2−メトキシピリジン−4−イル)エタノール(1.30g)、モルホリン(1.3mL)から、表題化合物(1.39g、無色固体)を得た。
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 2.47 - 2.54 (4 H, m), 2.58 - 2.63 (2 H, m), 2.73 - 2.77 (2 H, m), 3.71 - 3.75 (4 H, m), 3.93 (3 H, s), 6.60 (1 H, s), 6.72 -6.76 (1 H, m), 8.06 (1 H, d, J=5.4 Hz).
・参考例P−A69:4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2(1H)−オンの合成
【0363】
【化109】
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【0364】
参考例P−A68で得られた化合物(300mg)のTHF(2.8mL)溶液に、6M HCl水溶液(5.6mL)を滴下した。これを60℃で6時間撹拌した。溶媒を減圧下留去した後に、2回トルエン共沸を行った。得られた残渣をEtOAcにて洗浄し、固体を濾取して、表題化合物(375mg、無色固体)を得た。
1H-NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ(ppm) ; 3.00 - 3.14 (4 H, m), 3.30 - 3.39 (2 H, m), 3.45 (2 H, d, J=12.4 Hz), 3.76 - 3.83 (2 H, m), 3.97 (2 H, d, J=12.4 Hz),6.77 (1 H, s), 6.89 - 6.96 (1 H, m), 8.13 (1 H, d, J=5.4 Hz), 11.24 - 11.37 (1 H, m).
・参考例P−B01:2−(3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0365】
【化110】
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【0366】
参考例P−A02と同様の手法により、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(1.00g)から、表題化合物(1.06g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 325, 327([M+H]
+).
参考例P−A29と同様の手法により、参考例P−B01で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・参考例P−B02:2−[3−ブロモ−5−(3−クロロフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0367】
【化111】
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【0368】
MS (ESI pos.) m/z : 357, 359([M+H]
+).
・参考例P−B03:2−[3−ブロモ−5−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0369】
【化112】
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【0370】
MS (ESI pos.) m/z : 371([M+H]
+).
・参考例P−B04:2−[3−ブロモ−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0371】
【化113】
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【0372】
MS (ESI pos.) m/z : 353, 355([M+H]
+).
・参考例P−B05:2−[3−ブロモ−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0373】
【化114】
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【0374】
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.18 - 1.23 (6 H, m), 4.10 - 4.17 (1 H, m), 4.76 (2 H, s), 5.86 - 5.93 (1 H, m), 7.31 (1 H, t, J=8.7 Hz), 7.63 - 7.67 (1 H,m), 7.90 (1 H, dd, J=6.6, 2.1 Hz).
・参考例P−B06:N−tert−ブチル−2−(3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)アセトアミドの合成
【0375】
【化115】
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【0376】
参考例P−A02と同様の手法により、3,5−ジブロモ−1H−1,2,4−トリアゾール(5.0g)、2−ブロモ−N−tert−ブチルアセトアミド(5.14g)から、表題化合物(5.4g、無色固体)を得た。
1H-NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ(ppm) ; 1.27 (9 H, s), 4.81 (2 H, s), 8.03 (1 H, s).
参考例P−A29と同様の手法により、参考例P−B06で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・参考例P−B07:2−[3−ブロモ−5−(3−クロロフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−tert−ブチルアセトアミド
【0377】
【化116】
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【0378】
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.36 - 1.39 (9 H, m), 4.73 (2 H, s), 5.88 - 5.95 (1 H, m), 7.45 - 7.49 (1 H, m), 7.51 - 7.55 (1 H, m), 7.58 - 7.62 (1 H, m),7.74 - 7.77 (1 H, m).
・参考例P−B08:2−[3−ブロモ−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−tert−ブチルアセトアミド
【0379】
【化117】
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【0380】
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.32 - 1.40 (9 H, m), 3.86 (3 H, s), 4.74 (2 H, s), 5.97 - 6.06 (1 H, m), 7.06 - 7.11 (1 H, m), 7.22 - 7.25 (1 H, m), 7.39 -7.44 (1 H, m), 7.52 - 7.58 (1 H, m).
参考例P−A29と同様の手法により、参考例P−B04で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・参考例P−B09:2−{3−[4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル]−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル}−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0381】
【化118】
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【0382】
MS (ESI pos.) m/z : 395([M+H]
+).
・参考例P−C01:4-(3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)フェノールの合成
【0383】
【化119】
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【0384】
窒素気流下、3-メチルピラゾール(3.0g)、4-ヨードフェノール(6.3g)、ヨウ化銅(350mg)、炭酸カリウム(2.1g)、trans−N,N’−ビスメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.0g)のトルエン(18mL)懸濁液を外温100℃にて60時間攪拌した。放冷後、反応液にEtOAcを加え、不溶物をろ別した後、有機層を水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=80/20〜40/60;v/v)にて精製し、得られた化合物をIPEにて洗浄後固体を濾取し、表題化合物(2.7g、淡赤色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 175([M+H]
+).
・参考例P−C02:4-(4-ヨード-3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル)フェノールの合成
【0385】
【化120】
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【0386】
参考例P−C01で得られた化合物(2.7g)のDMF溶液に、NIS(5.9g)を加え、室温下4時間攪拌した。反応液にEtOAcを加え、Na
2SO
3水溶液、水、Brineで洗浄後、有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜60/40;v/v)にて精製し、表題化合物(2.1g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 301([M+H]
+).
・参考例P−C03:4-[4-(3-クロロフェニル)-3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル]フェノールの合成
【0387】
【化121】
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【0388】
窒素雰囲気下、参考例P−C02で得られた化合物(2.1g)、(3-クロロフェニル)ボロン酸(1.6g)、Pd(PPh
3)
4(800mg)、NaHCO
3水溶液(2M、34mL)、EtOH(70mL)の混合物を2時間、加熱還流を行った。放冷後、減圧下にてEtOHを留去し、得られた残渣をCHCl
3で抽出した。有機層を水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−NH、移動相:CHCl
3/MeOH=98/2〜90/10;v/v)にて精製し、表題化合物(2.0g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 285([M+H]
+).
・参考例P−C04:4-[4-(3-クロロフェニル)-3-メチル-1H-ピラゾール-1-イル]フェニル トリフルオロメタンスルホナートの合成
【0389】
【化122】
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【0390】
参考例P−C03で得られた化合物(900mg)のCHCl
3溶液(16mL)に、氷浴下、Et
3N(0.80mL)、Tf
2O(0.67mL)を加え、室温下17時間撹拌した。反応液を塩酸(1M)、NaHCO
3水溶液(1M)、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。有機層をPhase Separatorで濾過した後に、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜70/30;v/v)にて精製し、表題化合物(1.1g、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 417([M+H]
+).
・参考例P−C05:4-[3-(ブロモメチル)-4-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]フェニル トリフルオロメタンスルホナートの合成
【0391】
【化123】
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【0392】
参考例P−C04で得られた化合物(1.1g)のCHCl
3溶液(27mL)に、NBS(530mg)、過酸化ベンゾイル(87mg)を加え、60時間加熱還流した。反応液を水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、表題化合物(1.3g、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 495([M+H]
+).
・参考例P−C06:4-[4-(3-クロロフェニル)-3-(シアノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]フェニル トリフルオロメタンスルホナートの合成
【0393】
【化124】
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【0394】
参考例P−C05で得られた化合物(1.3g)のDMSO溶液(13mL)に、シアン化ナトリウム(200mg)、室温下3時間撹拌した。反応液にEtOAcを加え、水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜60/40;v/v)にて精製し、表題化合物(460mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 442([M+H]
+).
・参考例P−C07:[4-(3-クロロフェニル)-1-(4-エテニルフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]アセトニトリルの合成
【0395】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0396】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C06(460mg)から、表題化合物(140mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 320([M+H]
+).
・参考例P−C08:[4-(3-クロロフェニル)-1-(4-エテニルフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]酢酸の合成
【0397】
【化126】
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【0398】
参考例P−C07で得られた化合物(140mg)のEtOH溶液(4mL)に、NaOH水溶液(2.5M、4mL)を加え、3時間加熱還流した。放冷後反応液に塩酸(1M)を加えpH4に調整した後、EtOAcを加え、有機層を分離した。得られた有機層をBrineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、表題化合物(148mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 339([M+H]
+).
・参考例P−C09:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-(4-エテニルフェニル)-1H-ピラゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0399】
【化127】
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【0400】
窒素気流下、参考例P−C08で得られた化合物(148mg)、HOBt・H
2O(100mg)、イソプロピルアミン(0.06mL)のTHF(4mL)溶液に、EDC・HCl(130mg)を加え、室温下17時間間攪拌した。反応液にCHCl
3を加えた後、飽和NH
4Cl水溶液、水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 50g、移動相:n−Hexane/EtOAc=50/50〜20/80;v/v)にて精製し、表題化合物(130mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 380([M+H]
+).
・参考例P−C10:2-{4-(3-クロロフェニル)-1-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1H-ピラゾール-3-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0401】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0402】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C09(130mg)から、表題化合物(120mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 398([M+H]
+).
・参考例P−C11:(2E)-1-(4-ブロモフェニル)-2-[1-(3-クロロフェニル)エチリデン]ヒドラジンの合成
【0403】
【化129】
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【0404】
1-(3-クロロフェニル)エタノン(1.0g)、(4-ブロモフェニル)ヒドラジン塩酸塩(1.6g)のEtOH懸濁液(18mL)に、酢酸(0.36mL)を加え、外温100℃で3時間撹拌した。反応液にEtOAcを加え、NaHCO
3水溶液で中和したのち、有機層を分離した。得られた有機層を、飽和NaHCO
3水溶液中和後、有機層を分離した。得られた有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、表題化合物(3.0g、淡褐色油状物)を得た。
MS (ESI neg.) m/z : 323([M]
+).
・参考例P−C12:1-(4-ブロモフェニル)-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-カルバルデヒドの合成
【0405】
【化130】
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【0406】
氷冷下、オキシ塩化リン(1.8mL)のDMF(3mL)溶液に、参考例P−C11で得られた化合物(2.1g)のDMF溶液(6mL)を加え、外温80℃にて3時間攪拌した。氷冷後、反応液を飽和NaHCO
3水溶液に滴下したのち、析出した固体を濾取し、乾燥することにより、表題化合物(2.3g、淡褐色固体)を得た。
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 7.42 - 7.48 (2 H, m), 7.63 - 7.67 (2 H, m), 7.67 - 7.71 (2 H, m), 7.72 - 7.77 (1 H, m), 7.85 - 7.89 (1 H, m), 8.52 (1 H, s), 10.05 (1 H, s).
・参考例P−C13:[1-(4-ブロモフェニル)-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル]メタノールの合成
【0407】
【化131】
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【0408】
参考例P−C12で得られた化合物(2.3g)のMeOH溶液(32mL)に、氷冷下、NaBH
4(540mg)を少量ずつ加えた後、室温下1時間撹拌した。氷冷下、反応液に塩酸(2M、60mL)を加えた後、MeOHを減圧留去した。水層をEtOAcで抽出後、得られた有機層をBrineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(2.4g、褐色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 363([M+H]
+).
・参考例P−C14:1-(4-ブロモフェニル)-4-(クロロメチル)-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾールの合成
【0409】
【化132】
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【0410】
参考例P−C13で得られた化合物(2.4g)のCHCl
3溶液(32mL)に、塩化チオニル(0.92mL)を加え、3時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、表題化合物(2.5g、褐色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 381([M+H]
+).
・参考例P−C15:[1-(4-ブロモフェニル)-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル]アセトニトリルの合成
【0411】
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0412】
参考例P−C06と同様の手法により、参考例P−C14で得られた化合物(2.5g)から、表題化合物(1.5g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 372([M+H]
+).
・参考例P−C16:[1-(4-ブロモフェニル)-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル]酢酸の合成
【0413】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0414】
参考例P−C15で得られた化合物(1.5g)のジオキサン溶液(16mL)に、塩酸(6M、8mL)を加えた後、48時間加熱還流を行った。HCl−ジオキサン溶液(4M、8mL)を追加し、72時間加熱還流を行った。反応液にEtOAcを加え、有機層を分離したのち、有機層を水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(1.6g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI neg.) m/z : 389([M-H]
-).
・参考例P−C17:2-[1-(4-ブロモフェニル)-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0415】
【化135】
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【0416】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C16で得られた化合物(1.4g)から、表題化合物(1.1g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 432([M+H]
+).
・参考例P−C18:2-[3-(3-クロロフェニル)-1-(4-エテニルフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0417】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0418】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C17で得られた化合物(1.6g)から、表題化合物(1.4g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 380([M+H]
+).
・参考例P−C19:2-{3-(3-クロロフェニル)-1-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1H-ピラゾール-4-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0419】
【化137】
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【0420】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C18で得られた化合物(1.1g)から、表題化合物(1.1g、淡褐色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 420([M+Na]
+).
・参考例P−C20:1-(4-メトキシフェニル)プロパ-2-イン-1-オンの合成
【0421】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0422】
1-(4-メトキシフェニル)プロパ-2-イン-1-オール(12g)のCHCl
3溶液(160mL)に、二酸化マンガン(85g)を加え、室温下2時間攪拌した。不溶物をセライト(登録商標)にてろ別し、濾液を減圧下濃縮したのち、得られた残渣をn−Hexaneにて撹拌洗浄することにより表題化合物(7.8g、黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 161([M+H]
+).
・参考例P−C21:1-(3-クロロフェニル)-3-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾールの合成
【0423】
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0424】
参考例P−C19で得られた化合物(3.0g)、 (3-クロロフェニル)ヒドラジン 塩酸塩(3.4g)のMeOH懸濁液(120mL)に、濃塩酸(1.8mL)を加え、室温下、26時間撹拌した後、外温60℃にて2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、得られた残渣にEtOAcを加え、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮したのち、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 50g、移動相:n−Hexane/EtOAc=100/0〜85/15;v/v)にて精製し、表題化合物(2.8g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 285([M+H]
+).
・参考例P−C22:1-(3-クロロフェニル)-3-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾール-5-カルボン酸の合成
【0425】
【化140】
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【0426】
ジイソプロピルアミン(870mg)のTHF溶液(40mL)に、氷冷下2.6M n−BuLi(3.3mL)ヘキサン溶液を滴下し、10分間攪拌した。反応液を-60℃に冷却後、参考例P−C21で得られた化合物(2.2g)のTHF溶液(10mL)を加え30分間撹拌した。ドライアイスのEt
2O混合物に、反応溶液をカニュラーを使い滴下したのち、一晩攪拌した。反応溶液に水、EtOAcを加えた後、1MNaOH水溶液で抽出した。得られた水層を1M塩酸でpH=4に調整後、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより表題化合物(1.2g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 329([M+H]
+).
・参考例P−C23:[1-(3-クロロフェニル)-3-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾール-5-イル]酢酸の合成
【0427】
【化141】
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【0428】
参考例P−C22で得られた化合物(1.5g)のCHCl
3(45mL)懸濁液に、氷浴中、オキザリルクロリド(0.78mL)とDMF(1滴)を加え、1時間攪拌した。反応液を濃縮したのち、得られた残渣にTHF/MeCN混合液(1/1;v/v,45mL)を加え、0℃にてTMSCH
2N
2(2mol/L Et
2O溶液、4.5mL)を加え、1時間攪拌した。濃縮した後、1,4−ジオキサン/水混合液(1/1;v/v,45mL)を加え、酢酸銀(230mg)を加えた後60℃にて1時間攪拌した。濃縮した後、飽和NaHCO
3水溶液を加え、室温下1時間攪拌した。反応液をセライト(登録商標)濾過後、ろ液にEtOAcを加え希釈したのち、有機層を水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(1.6g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 343([M+H]
+).
・参考例P−C24:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-(4-メトキシフェニル)-1H-ピラゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0429】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0430】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C23で得られた化合物(1.6g)から、表題化合物(780mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 384([M+H]
+).
・参考例P−C25:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-(4-ヒドロキシフェニル)-1H-ピラゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0431】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0432】
参考例P−A27と同様の手法により、参考例P−C24で得られた化合物(780mg)から、表題化合物(750mg、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 370([M+H]
+).
・参考例P−C26:4-{1-(3-クロロフェニル)-5-[2-オキソ-2-(プロパン-2-イルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-3-イル}フェニル トリフルオロメタンスルホナートの合成
【0433】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0434】
参考例P−C04と同様の手法により、参考例P−C25で得られた化合物(750mg)から、表題化合物(270mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 502([M+H]
+).
・参考例P−C27:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-(4-エテニルフェニル)-1H-ピラゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0435】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0436】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C26で得られた化合物(270mg)から、表題化合物(75mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 380([M+H]
+).
・参考例P−C28:2-{1-(3-クロロフェニル)-3-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1H-ピラゾール-5-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0437】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0438】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C27で得られた化合物(75mg)から、表題化合物(79mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 398([M+H]
+).
・参考例P−C29:(2E)-1-(4-ブロモフェニル)-3-(3-クロロフェニル)プロパ-2-エン-1-オンの合成
【0439】
【化147】
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【0440】
3-クロロベンズアルデヒド(3.0g)、1-(4-ブロモフェニル)エタノン(4.5g)のMeOH溶液(125mL)に、ナトリウムメトキシド(1.2g)を加え、室温下60時間攪拌した。反応液に希塩酸(0.5M、125mL)を加え、析出した固体を濾取し、乾燥することにより、表題化合物(6.8g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 321([M+H]
+).
・参考例P−C30:エチル [3-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-4,5-ジヒドロ-1H-ピラゾール-1-イル]アセタートの合成
【0441】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0442】
参考例P−C29で得られた化合物(4.4g)、 2-ヒドラジニル酢酸エチル塩酸塩(2.2g)のEtOH溶液(70mL)を、4時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮後、外温60℃にて2時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、得られた残渣にEtOAcを加え、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(5.7g、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 421([M+H]
+).
・参考例P−C31:エチル [3-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]アセタートの合成
【0443】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0444】
参考例P−C30で得られた化合物(5.7g)のトルエン溶液(130mL)に2,3-ジクロロ-5,6-ジシアノ-p-ベンゾキノン(5.2g)を加え、外温100℃にて1時間攪拌した。反応液を濾過後、ろ液にEtOAcを加え希釈したのち、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮したのち、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−NH、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜70/30;v/v)、(SNAP Cartridge HP−Sil 50g、移動相:n−Hexane/EtOAc=80/20〜70/30;v/v)にて順次精製し、表題化合物(3.6g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 419([M+H]
+).
・参考例P−C32:[3-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]酢酸の合成
【0445】
【化150】
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【0446】
参考例P−C31で得られた化合物(3.6g)のTHF溶液(40mL)にNaOH水溶液(2.5M、8mL)を加え、室温下2時間攪拌した。反応液に塩酸(2.0M)を加え、pH4に調整したのち、EtOAcで抽出した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(3.3g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 391([M+H]
+).
・参考例P−C33:2-[3-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0447】
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0448】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C32で得られた化合物(3.3g)から、表題化合物(3.1g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 432([M+H]
+).
・参考例P−C34:2-[5-(3-クロロフェニル)-3-(4-エテニルフェニル)-1H-ピラゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0449】
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0450】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C33で得られた化合物(3.1g)から、表題化合物(1.3g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 380([M+H]
+).
・参考例P−C35:2-{5-(3-クロロフェニル)-3-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1H-ピラゾール-1-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0451】
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0452】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C34で得られた化合物(1.3g)から、表題化合物(1.4g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 398([M+H]
+).
・参考例P−C36:4-ブロモ-N-[2-(3-クロロフェニル)-2-オキソエチル]ベンズアミドの合成
【0453】
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0454】
2-アミノ-1-(3-クロロフェニル)エタノン塩酸塩(2.0g)のCHCl
3溶液(24mL)に、氷冷下、飽和NaHCO
3水溶液(48mL)、4-ブロモベンゾイルクロリド(3.2g)を加え、2時間攪拌した。有機層を分離し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(3.2g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 352([M+H]
+).
・参考例P−C37:4エチル 3-[(4-ブロモベンゾイル)アミノ]-4-(3-クロロフェニル)-4-オキソブタノアートの合成
【0455】
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0456】
参考例P−C36で得られた化合物(1.1g)のDMF溶液(10mL)に、−50℃にて水素化ナトリウム(160mg)を加え、30分攪拌したのち、2-ブロモ酢酸エチルエステル(0.39mL)を加え氷冷下にて30分攪拌した。反応液に水を加えた後、EtOAcを加え希釈した。有機層を分離したのち、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc/CHCl
3=80/20/3〜70/30/3;v/v/v)にて順次精製することにより、表題化合物(460mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 438([M+H]
+).
・参考例P−C38:エチル [2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-オキサゾール-4-イル]アセタートの合成
【0457】
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0458】
参考例P−C37で得られた化合物(460mg)のDMF溶液(10mL)に、氷冷下、オキシ塩化リン(0.39mL)を加え、4時間攪拌した。反応液をEtOAc、氷水の混合物に加えた。有機層を分離したのち、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(441mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 420([M+H]
+).
・参考例P−C39:[2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-オキサゾール-4-イル]酢酸の合成
【0459】
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0460】
参考例P−C32と同様の手法により、参考例P−C38で得られた化合物(3.2g)から、表題化合物(3.0g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 392([M+H]
+).
・参考例P−C40:2-[2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-オキサゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0461】
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0462】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C39で得られた化合物(3.0g)から、表題化合物(2.3g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 433([M+H]
+).
・参考例P−C41:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-(4-エテニルフェニル)-1,3-オキサゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0463】
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C40で得られた化合物(2.3g)から、表題化合物(1.3g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 381([M+H]
+).
・参考例P−C42:2-{5-(3-クロロフェニル)-2-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1,3-オキサゾール-4-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0465】
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0466】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C41で得られた化合物(1.3g)から、表題化合物(1.3g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 399([M+H]
+).
・参考例P−C43:4-(3-クロロフェニル)-4-ヒドロキシブタ-2-イン酸メチルの合成
【0467】
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0468】
プロパルギル酸メチル(3.6g)のTHF溶液(100mL)に、−78℃にてn−BuLi(2.7M、16mL)を加え、30分攪拌したのち、3-クロロベンズアルデヒド(4.0g)のTHF溶液(20mL)を滴下した。1時間撹拌後、酢酸(20mL)を加えたのち、反応液を水で洗浄した。水層をEtOAcで抽出後、合わせた有機層を飽和NaHCO
3水溶液、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜70/30;v/v)にて精製し、表題化合物(4.6g、淡赤色油状物)を得た。
1H NMR (600 MHz, CHLOROFORM-d) δ(ppm) ;2.43 - 2.52 (1 H, m) 3.79 (3 H, s) 5.55 (1 H, d, J=6.4 Hz) 7.29 - 7.35 (2 H, m) 7.36 - 7.42 (1 H, m) 7.47 - 7.57 (1 H, m) .
・参考例P−C44:メチル [4-(3-クロロフェニル)-2-(4-ヨードフェニル)-1,3-オキサゾール-5-イル]アセタートの合成
【0469】
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0470】
参考例P−C43で得られた化合物(4.4g)と4-ヨードベンゾニトリル(4.5g)の混合物に、氷冷下にて濃硫酸(2.1mL)を加え、室温下3時間攪拌した。反応液にCHCl
3を加えた後、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=95/5〜80/20;v/v)にて精製し、表題化合物(2.3g、淡赤色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 454([M+H]
+).
・参考例P−C45:[4-(3-クロロフェニル)-2-(4-ヨードフェニル)-1,3-オキサゾール-5-イル]酢酸の合成
【0471】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
参考例P−C32と同様の手法により、参考例P−C44で得られた化合物(3.5g)から、表題化合物(3.3g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 440([M+H]
+).
・参考例P−C46:3-クロロフェニル)-2-(4-ヨードフェニル)-1,3-オキサゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0473】
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0474】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C45で得られた化合物(3.3g)から、表題化合物(3.1g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
・参考例P−C47:2-[4-(3-クロロフェニル)-2-(4-エテニルフェニル)-1,3-オキサゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0475】
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0476】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C46で得られた化合物(3.1g)から、表題化合物(1.6g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 381([M+H]
+).
・参考例P−C48:2-{4-(3-クロロフェニル)-2-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1,3-オキサゾール-5-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0477】
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C47で得られた化合物(1.6g)から、表題化合物(1.7g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 399([M+H]
+).
・参考例P−C49:メチル 3-クロロ-3-(3-クロロフェニル)-2-オキソプロパノアートの合成
【0479】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0480】
3-クロロベンズアルデヒド(10g)と3,3-ジクロロ-2-オキソプロパン酸メチル(9.6mL)のt-ブチルメチルエーテル溶液(70mL)に、氷冷下にてナトリウムメトキシド(4.8g)を加え、70℃にて17時間攪拌した。反応液にEtOAcを加えた後、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮することにより、表題化合物(18g、褐色油状物)を得た。
MS (ESI neg.) m/z : 245([M-H]
-).
・参考例P−C50:2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボン酸メチルの合成
【0481】
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0482】
参考例P−C49で得られた化合物(7.0g)のMeOH溶液(150mL)に、4-ブロモベンゾチオアミド(6.1g)を加え、70℃にて2時間攪拌した。放冷後、析出した固体をろ取し、表題化合物(4.9g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 408([M+H]
+).
・参考例P−C51:2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-4-カルボン酸の合成
【0483】
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0484】
参考例P−C32と同様の手法により、参考例P−C50で得られた化合物(4.9g)から、表題化合物(4.7g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 394([M+H]
+).
・参考例P−C52:[2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]酢酸の合成
【0485】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0486】
参考例P−C23と同様の手法により、参考例P−C51で得られた化合物(210mg)から、表題化合物(220mg、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 408([M+H]
+).
・参考例P−C53:2-[2-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0487】
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0488】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C52で得られた化合物(220mg)から、表題化合物(85mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 449([M+H]
+).
・参考例P−C54:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-(4-エテニルフェニル)-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0489】
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0490】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C53で得られた化合物(1.9g)から、表題化合物(820mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 397([M+H]
+).
・参考例P−C55:2-{5-(3-クロロフェニル)-2-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1,3-チアゾール-4-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0491】
【化173】
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【0492】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C54で得られた化合物(820mg)から、表題化合物(830mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 415([M+H]
+).
・参考例P−C56:2-(3-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)チアゾール-4-カルボン酸メチルの合成
【0493】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0494】
参考例P−C50と同様の手法により、参考例P−C49で得られた化合物(7.0g)と3-ブロモベンゾチオアミド(4.9g)から、表題化合物(4.1g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 408([M+H]
+).
・参考例P−C57:2-(3-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)チアゾール-4-カルボン酸の合成
【0495】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
参考例P−C32と同様の手法により、参考例P−C56で得られた化合物(4.1g)から、表題化合物(3.9g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 394([M+H]
+).
・参考例P−C58:2-(2-(3-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)チアゾール-4-イル)酢酸の合成
【0497】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0498】
参考例P−C23と同様の手法により、参考例P−C57で得られた化合物(3.9g)から、表題化合物(4.1g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 408([M+H]
+).
・参考例P−C59:2-(2-(3-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)チアゾール-4-イル)-N-イソプロピルアセトアミドの合成
【0499】
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0500】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C58で得られた化合物(4.1g)から、表題化合物(2.3g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 449([M+H]
+).
・参考例P−C60:2-(5-(3-クロロフェニル)-2-(3-ビニルフェニル)チアゾール-4-イル)-N-イソプロピルアセトアミドの合成
【0501】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0502】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C59で得られた化合物(2.3g)から、表題化合物(650mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 397([M+H]
+).
・参考例P−C61:2-(5-(3-クロロフェニル)-2-(3-(2-ヒドロキシエチル)フェニル)チアゾール-4-イル)-N-イソプロピルアセトアミドの合成
【0503】
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0504】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C60で得られた化合物(650mg)から、表題化合物(660mg、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 415([M+H]
+).
・参考例P−C62:4-(2-{[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}エチル)アニリンの合成
【0505】
【化180】
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【0506】
2-(4-アミノフェニル)エタノール(1.0g)、iPr
2NEt(1.5mL)のDMF溶液(15mL)に、tert-ブチルクロロジフェニルシラン(2.1mL)を加え、室温下17時間攪拌した。反応液にEtOAcを加えた後、水、Brineで洗浄した。有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜70/30;v/v)にて精製し、表題化合物(2.1g、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 376([M+H]
+).
・参考例P−C63:3-ブロモ-1-[4-(2-{[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}エチル)フェニル]-1H-ピロール-2,5-ジオンの合成
【0507】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0508】
参考例P−C62で得られた化合物(5.0g)の酢酸溶液(45mL)に、3-ブロモフラン-2,5-ジオン(2.6g)を加え、80℃にて4時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=95/5〜85/15;v/v)にて精製し、表題化合物(4.5g、淡褐色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 534, 536([M+H]
+).
・参考例P−C64:トリブチル(3-クロロフェニル)スタンナンの合成
【0509】
【化182】
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【0510】
(3-クロロフェニル)マグネシウム ブロミドのTHF溶液(0.5M、30mL)に、塩化トリブチルスズ(4.3mL)を氷冷下加え、室温にて5時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液、EtOAcを加え有機層を分離した。得られた有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane)にて精製し、表題化合物(5.6g、無色油状物)を得た。
1H NMR (600 MHz, CHLOROFORM-d) δ(ppm) ;0.82 - 0.92 (34 H, m), 0.97 - 1.13 (24 H, m), 1.32 (24 H, dq, J=14.7, 7.4 Hz), 1.43 - 1.63 (27 H, m), 7.20 - 7.27 (12 H, m), 7.28 - 7.32 (3 H, m), 7.39 (3 H, d, J=2.1 Hz)
・参考例P−C65:1-[4-(2-{[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}エチル)フェニル]-3-(3-クロロフェニル)-1H-ピロール-2,5-ジオンの合成
【0511】
【化183】
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【0512】
参考例P−C63で得られた化合物(2.0g)と参考例P−C64で得られた化合物(2.3g)のジオキサン溶液(18mL)に、Pd(PPh
3)
4(430mg)を加え、100℃にて17時間攪拌した。反応液をセライト(登録商標)濾過後、ろ液にEtOAcを加え希釈したのち、有機層を水、Brineで洗浄し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜70/30;v/v)にて精製し、表題化合物(1.0g、淡赤色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 588([M+Na]
+).
・参考例P−C66:1-[4-(2-{[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}エチル)フェニル]-3-クロロ-4-(3-クロロフェニル)-1H-ピロール-2,5-ジオンの合成
【0513】
【化184】
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【0514】
参考例P−C65で得られた化合物(900mg)の塩化チオニル溶液(8.0mL)に、ピリジン(0.26mL)を加え、60℃にて1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮後、トルエンを加え不溶物を濾別し、得られた濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜80/20;v/v)にて精製し、表題化合物(630mg、淡黄色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 622([M+Na]
+).
・参考例P−C67:ジ-tert-ブチル {1-[4-(2-{[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}エチル)フェニル]-4-(3-クロロフェニル)-2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-3-イル}プロパンジオアートの合成
【0515】
【化185】
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【0516】
マロン酸ジ-tert-ブチル(480mg)のTHF溶液(5.0mL)に、氷冷下水素化ナトリウム(88mg)を加え30分攪拌したのち、参考例P−C66で得られた化合物(630mg)のTHF溶液(5.0mL)を滴下した。室温下1時間攪拌したのち、反応液にCHCl
3、水を加えた。有機層を分離し、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:n−Hexane/EtOAc=90/10〜80/20;v/v)にて精製し、表題化合物(770mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI neg.) m/z : 778([M-H]
-).
・参考例P−C68:{4-(3-クロロフェニル)-1-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-3-イル}酢酸の合成
【0517】
【化186】
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【0518】
参考例P−C67で得られた化合物(669mg)のCHCl
3溶液(4.50mL)にトリフルオロ酢酸(4.50mL)を加え、室温下17時間攪拌した。反応液を濃縮し、表題化合物を粗生成物として得た(535mg、淡黄色油状物)。
MS (ESI pos.) m/z : 386([M+H]
+).
・参考例P−C69:2-{4-(3-クロロフェニル)-1-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-3-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0519】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0520】
参考例P−C09と同様の手法により、参考例P−C68で得られた化合物(49mg)から、表題化合物(16mg、淡黄色油状物)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 427([M+H]
+).
・参考例P−C70:2-[(4-ブロモフェニル)アミノ]-1-(3-クロロフェニル)エタノンの合成
【0521】
【化188】
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【0522】
3−クロロフェナシルブロミド(3.0g)、4−ブロモアニリン(2.2g)、NaHCO
3(1.1g)のMeCN(30mL)懸濁液を室温で14時間、外温60℃にて4時間攪拌した。放冷後、反応液に水、EtOAcを加え分液後、Brineで洗浄した。水層をEtOAcで2回抽出し、有機層をNa
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた固体にn−Hexaneを加え外温60℃で1時間攪拌した。放冷後に固体をろ取、乾燥し、表題化合物(3.5g、薄褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 324, 326([M+H]
+).
・参考例P−C71:1-(4-ブロモフェニル)-4-(3-クロロフェニル)-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾール-2-オンの合成
【0523】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0524】
参考例P−C70で得られた化合物(4.1g)及びシアン酸カリウム(17g)に酢酸(115mL)を加え外温60℃にて2時間攪拌した。放冷後、反応液に水を加え生じた固体をろ取、乾燥し、表題化合物(4.8g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 351([M+H]
+).
・参考例P−C72:2-[3-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0525】
【化190】
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【0526】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−C71で得られた化合物(1.7g)から、表題化合物(1.7g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 448, 450([M+H]
+).
・参考例P−C73:2-[5-(3-クロロフェニル)-3-(4-エテニルフェニル)-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0527】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0528】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C72で得られた化合物(1.7g)から表題化合物(0.69g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 396([M+H]
+).
・参考例P−C74:2-{5-(3-クロロフェニル)-3-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0529】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0530】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C73で得られた化合物(0.69g)から表題化合物(0.24g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 414([M+H]
+).
・参考例P−C75:(1E)-1-(3-クロロフェニル)-1-(ヒドロキシイミノ)プロパン-2-オンの合成
【0531】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0532】
3−クロロフェニルアセトン(5.0g)のEtOH(100mL)溶液に20%ナトリウムエトキシド−EtOH溶液(14mL)を加え、氷冷下で亜硝酸イソアミル(5.9mL)を徐々に加え氷冷下で2時間攪拌した。反応液にジエチルエーテル、水を加え分液した。水層を1M塩酸水でpH3付近に調整後にEtOAcで抽出し、Brineで洗浄した。有機層をNa
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−NH 55g、移動相:CHCl
3/MeOH=100/0〜95/5;v/v)にて精製し、表題化合物(4.2g、無色固体)を得た。
MS (ESI neg.) m/z : 196([M-H]
-).
・参考例P−C76:1,3,5-トリス(4-ブロモフェニル)-1,3,5-トリアジナンの合成
【0533】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0534】
4−ブロモアニリン(5.0g)、パラホルムアルデヒド(1.2g)にトルエン(50mL)を加え外温110℃で2時間攪拌した。反応液を放冷後に減圧下で濃縮した。EtOAcを加え30分間加熱還流後に、放冷し、生じた固体をろ取乾燥し表題化合物(1.8g、無色固体)を得た。母液を減圧下で濃縮し、ヘキサン/EtOAc=6/1;v/vの混合溶媒を加え60℃で30分間攪拌後に放冷し室温で16時間攪拌した。生じた固体をろ取乾燥し表題化合物(2.2g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 550, 552([M+H]
+).
・参考例P−C77:1-(4-ブロモフェニル)-4-(3-クロロフェニル)-5-メチル-1,3-ジヒドロ-2H-イミダゾール-2-オンの合成
【0535】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0536】
参考例P−C75で得られた化合物(2.0g)、参考例P−C76で得られた化合物(1.9g)にEtOH(60mL)を加え外温100℃で16時間攪拌した。放冷後に減圧下で濃縮しEtOH(15mL)を加え外温100℃で30時間攪拌した。放冷後に生じた固体をろ取、冷EtOH洗浄、乾燥し表題化合物(1.4g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 363([M+H]
+).
・参考例P−C78:2-[3-(4-ブロモフェニル)-5-(3-クロロフェニル)-4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0537】
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0538】
参考例P−A02と同様の手法により、参考例P−C77で得られた化合物(0.70g)から表題化合物(0.94g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 462, 464([M+H]
+).
・参考例P−C79:2-[5-(3-クロロフェニル)-3-(4-エテニルフェニル)-4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0539】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0540】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C78で得られた化合物(0.42g)から表題化合物(0.29g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 410([M+H]
+).
・参考例P−C80:2-{5-(3-クロロフェニル)-3-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-4-メチル-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0541】
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0542】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C79で得られた化合物(0.29g)から表題化合物(0.11g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 428([M+H]
+).
・参考例P−C81:4-ブロモ-N'-(3-クロロフェニル)ベンゾヒドラジドの合成
【0543】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0544】
(3-クロロフェニル)ヒドラジン 塩酸塩(5.0g)、Et
3N(8.6mL)のCHCl
3溶液(80mL)に、氷浴下、4-ブロモベンゾイルクロリド(6.1g)のCHCl
3懸濁液(40mL)を加え、室温下一晩撹拌した。氷浴中、反応液に水(100mL)、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)を加え、有機層を分離後、水層をCHCl
3で2度抽出した。合わせた有機層を減圧下濃縮した。得られた残渣をIPE(80mL)にて撹拌洗浄、ろ取し、表題化合物(6.3g、淡桃色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 327([M+H]
+).
・参考例P−C82:4-ブロモ-N-(3-クロロフェニル)ベンゼンカルボヒドラゾノイル クロリドの合成
【0545】
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0546】
参考例P−C81で得られた化合物(2.0g)のMeCN懸濁液(40mL)にトリフェニルホスフィン(1.9g)、四塩化炭素(1.1g)を加え室温下、一晩攪拌した。反応液を40℃に加熱後、放冷し、トリフェニルホスフィン(1.6g)、四塩化炭素(0.6mL)を加え、室温下24時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 50g、移動相:n−Hexane/EtOAc=95/5〜80/20;v/v)にて精製し、表題化合物(1.9g、無色固体)を得た。
MS (ESI neg.) m/z : 341, 343([M-H]
-).
・参考例P−C83:2-[3-(4-ブロモフェニル)-1-(3-クロロフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0547】
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0548】
参考例P−C82で得られた化合物(1.1g)のMeCN懸濁液(55mL)にEt
3N(1.1mL)、3-アミノ-N-(プロパン-2-イル)プロパンアミド 塩酸塩(0.64g)を加え、室温下3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣にMeCN(50mL)、炭酸銀(1.3g)を加え、遮光下50℃で4時間攪拌、60℃で4時間攪拌した。放冷後、炭酸銀(0.44g)を加え、60℃で4時間攪拌した。放冷後、反応液を減圧下濃縮したのち、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 25g、移動相:n−Hexane/EtOAc=88/12〜0/100;v/v)にて精製し、得られた化合物をIPEにて洗浄後、固体を濾取し、表題化合物(990mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 433([M+H]
+).
・参考例P−C84:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-(4-エテニルフェニル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0549】
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0550】
参考例P−A03と同様の手法により、参考例P−C83で得られた化合物(282mg)から、表題化合物(65mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 381([M+H]
+).
・参考例P−C85:2-{1-(3-クロロフェニル)-3-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0551】
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0552】
参考例P−A04と同様の手法により、参考例P−C84で得られた化合物(65mg)から、表題化合物(57mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 399([M+H]
+).
・参考例P−D01:1-フルオロ-4-イソシアナト-2-メトキシベンゼンの合成
【0553】
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0554】
4-フルオロ-3-メトキシアニリン(3.0g)のトルエン溶液(60mL)に氷冷下、トリホスゲン(4.5g)を加え、110℃にて一晩攪拌した。反応液を濃縮し、表題化合物を粗生成物(濃紫色油状物)として得た。
・参考例P−D02:エチル 3-{2-[(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)カルバモイル]ヒドラジニル}-3-オキソプロパノアートの合成
【0555】
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0556】
3-ヒドラジニル-3-オキソプロパン酸エチル(3.2g)のTHF溶液(80mL)に氷冷下、参考例P−D01で得られた粗生成物(3.7g)を加え、室温下一晩攪拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 100g、移動相:CHCl
3/MeOH=99/1〜80/20;v/v)にて精製し、表題化合物(3.8g、淡紫色固体)を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ(ppm) ;1.12 - 1.22 (3 H, m) 3.27 - 3.32 (4 H, m) 3.75 (3 H, s) 4.02 - 4.14 (2 H, m) 6.82 - 6.95 (1 H, m) 7.05 (1 H, dd, J=11.4, 8.9 Hz) 7.30 (1 H, dd, J=8.1, 2.3 Hz) 8.22 (1 H, br. s.) 8.64 (1 H, br. s.) 9.87 (1 H, br. s.)
・参考例P−D03:[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]酢酸の合成
【0557】
【化206】
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【0558】
参考例P−D02で得られた化合物(3.7g)の3.0M NaOH水溶液(30mL)を120℃にて3日間攪拌した。放冷後、反応液に濃塩酸を加え、pH=1に調整したのち、0℃にて1時間攪拌した。生じた固体をろ取し、固体を水で洗浄後、乾燥を行い、表題化合物(2.9g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 268([M+H]
+).
・参考例P−D04:2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0559】
【化207】
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【0560】
参考例P−D03で得られた化合物(800mg)のDMF懸濁液(8mL)に、HOBt・H
2O(590mg)、EDC・HCl(740mg)を室温下加え、15分攪拌した。反応液にイソプロピルアミン(0.60mL)を加えた後、50℃にて3時間攪拌した。放冷後、氷冷下、反応液に水、CHCl
3を加えた後、有機層を分離した。得られた有機層をPhase Separator濾過し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 25g、移動相:CHCl
3/MeOH=99/1〜85/15;v/v)にて精製し、表題化合物(400mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 309([M+H]
+).
・参考例P−D05:N-tert-ブチル-2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミドの合成
【0561】
【化208】
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【0562】
参考例P−D03で得られた化合物(100mg)、tert−ブチルアミン(0.08mL)、HATU(210mg)、iPr
2NEt(0.13mL)、THF(1.5mL)の混合物を室温で5時間撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)、CHCl
3を加え分液後、水層をCHCl
3(20mL×3回)抽出した。合わせた有機層をMgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−Sil、移動相:CHCl
3/MeOH/NH
4OH=99/1/0.1〜95/5/0.5;v/v/v)にて精製し、表題化合物(65mg、薄紫色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 323([M+H]
+).
・参考例P−D06:エチル 3-{2-[(3-クロロフェニル)カルバモイル]ヒドラジニル}-3-オキソプロパノアートの合成
【0563】
【化209】
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【0564】
参考例P−D02と同様の手法により、1-クロロ-3-イソシアナトベンゼン(5.0mL)と3-ヒドラジニル-3-オキソプロパン酸エチル(6.0g)から、表題化合物(12g、淡褐色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 300([M+H]
+).
・参考例P−D07:[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]酢酸の合成
【0565】
【化210】
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【0566】
参考例P−D03と同様の手法により、参考例P−D06で得られた化合物(3.0g)から、表題化合物(1.2g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 254([M+H]
+).
・参考例P−D08:2-[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0567】
【化211】
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【0568】
参考例P−D04と同様の手法により、参考例P−D07で得られた化合物(1.0g)から、表題化合物(960mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 295([M+H]
+).
・参考例P−D09:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミドの合成
【0569】
【化212】
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【0570】
参考例P−D07で得られた化合物(400mg)、tert−ブチルアミン(0.26mL)、HATU(900mg)、iPr
2NEt(0.81mL)、DMF(10mL)の混合物を室温で一晩撹拌し、室温下5日間静置した。1M塩酸(40mL)及びEtOAc(20mL)を加え分液後、水層をEtOAc(20mL、5回)で抽出した。有機層を合わせて、1M塩酸(30mL)、水(30mL)、Brineで洗浄した後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 25g、移動相:CHCl
3/MeOH=99/1〜90/10;v/v)にて精製し、得られた固体をEtOAc及びn−Hexaneの混合溶媒(EtOAc/n−Hexane=1/1;v/v)にて撹拌洗浄、ろ取し、表題化合物(310mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 309([M+H]
+).
・参考例P−D10:エチル 3-{2-[(3-クロロ-4-フルオロフェニル)カルバモイル]ヒドラジニル}-3-オキソプロパノアートの合成
【0571】
【化213】
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【0572】
参考例P−D02と同様の手法により、2-クロロ-1-フルオロ-4-イソシアナトベンゼン(11g)と3-ヒドラジニル-3-オキソプロパン酸エチル(9.4g)から、表題化合物(15g、無色固体)を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ(ppm) ;1.16 (3 H, t, J=7.0 Hz), 3.26 (2 H, s), 4.07 (2 H, q, J=7.0 Hz), 7.17 - 7.46 (2 H, m), 7.63 - 7.84 (1 H, m), 8.39 (1 H, br. s), 8.84 (1 H, br. s), 9.90 (1 H, br. s)
・参考例P−D11:[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]酢酸の合成
【0573】
【化214】
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【0574】
参考例P−D10で得られた化合物(650mg)の3.0M NaOH水溶液(14mL)を120℃にて2時間攪拌した。放冷後、反応液をEt
2Oで洗浄した。水層に濃塩酸を加え、pH=1に調整したのち、0℃にて30分間攪拌した。生じた固体をろ取し、固体を水で洗浄後、乾燥を行い、表題化合物(400mg、淡橙色固体)を得た。
1H NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ(ppm) ;3.60 (2 H, s), 7.36 - 7.45 (1 H, m), 7.56 (1 H, t, J=8.9 Hz), 7.67 (1 H, dd, J=6.6, 2.9 Hz), 11.87 (1 H, s), 12.52 - 12.89 (1 H, m)
・参考例P−D12:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0575】
【化215】
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【0576】
参考例P−D04と同様の手法により、参考例P−D07で得られた化合物(3.0g)から、表題化合物(2.5g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 313([M+H]
+).
・参考例P−D13:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミドの合成
【0577】
【化216】
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【0578】
参考例P−D05と同様の手法により、参考例P−D07で得られた化合物(1.8g)から、表題化合物(1.3g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 327([M+H]
+).
・参考例P−D14:エチル 3-{2-[(3-メトキシフェニル)カルバモイル]ヒドラジニル}-3-オキソプロパノアートの合成
【0579】
【化217】
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【0580】
参考例P−D02と同様の手法により、1-イソシアナト-3-メトキシベンゼン(5.0g)と3-ヒドラジニル-3-オキソプロパン酸エチル(4.4g)から、表題化合物(8.5g、無色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 296([M+H]
+).
・参考例P−D15:[4-(3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]酢酸の合成
【0581】
【化218】
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【0582】
参考例P−D03と同様の手法により、参考例P−D14で得られた化合物(8.4g)から、表題化合物(3.8g、淡黄色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 250([M+H]
+).
・参考例P−D16:2-[4-(3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0583】
【化219】
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【0584】
参考例P−D04と同様の手法により、参考例P−D15で得られた化合物(800mg)から、表題化合物(720mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 291([M+H]
+).
・参考例P−D17:N-tert-ブチル-2-[4-(3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミドの合成
【0585】
【化220】
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【0586】
参考例P−D09と同様の手法により、参考例P−D15で得られた化合物(400mg)から、表題化合物(370mg、無色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 305([M+H]
+).
・参考例P−D18:エチル 3-オキソ-3-(2-{[3-(トリフルオロメチル)フェニル]カルバモイル}ヒドラジニル)プロパノアートの合成
【0587】
【化221】
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【0588】
参考例P−D02と同様の手法により、1-イソシアナト-3-(トリフルオロメチル)ベンゼン(5.0g)と3-ヒドラジニル-3-オキソプロパン酸エチル(3.9g)から、表題化合物(7.0g、無色アモルファス)を得た。
・参考例P−D19:{5-オキソ-4-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル}酢酸の合成
【0589】
【化222】
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【0590】
参考例P−D03と同様の手法により、参考例P−D06で得られた化合物(6.8g)から、表題化合物(1.5g、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 288([M+H]
+).
・参考例P−D20:2-{5-オキソ-4-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0591】
【化223】
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【0592】
参考例P−D04と同様の手法により、参考例P−D07で得られた化合物(800mg)から、表題化合物(520mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 329([M+H]
+).
・参考例P−D21:2-{4-(3-クロロフェニル)-1-[4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル]-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル}-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0593】
【化224】
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【0594】
窒素気流下、参考例P−D08で得られた化合物(2.8g)、2-(4-ブロモフェニル)エタノール(1.4mL)、ヨウ化銅(1.8g)、リン酸三カリウム(4.0g)、trans−N,N’−ビスメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.5mL)の1,4−ジオキサン(70mL)懸濁液を外温100℃にて4時間攪拌した。放冷後、20%アンモニア水、CHCl
3を加え有機層を分離後、水層をCHCl
3で2度抽出した。合わせた有機層を水、20%アンモニア水で洗浄したのち、MgSO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(REVELERIS 80g Silica Cartridge、移動相:n−Hexane/CHCl
3/MeOH=50/50/0〜0/100/0〜0/90/10;v/v/v)にて精製した。、得られた得られた粗精製物をEtOAc及びn−Hexaneの混合溶媒(EtOAc/n−Hexane=1/1;v/v)にて撹拌洗浄し、表題化合物(2.5g、淡灰色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 415([M+H]
+).
・参考例P−D22:2-(4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-(4-(2-ヒドロキシエチル)フェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N-イソプロピルアセトアミドの合成
【0595】
【化225】
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【0596】
参考例P−D21と同様の手法により、参考例P−D12で得られた化合物(500mg)から、表題化合物(430mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 433([M+H]
+).
・実施例A−01:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0597】
【化226】
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【0598】
参考例P−A04で得られた化合物(533mg)のCHCl
3(11mL)溶液に、Et
3N(0.28mL)を加え、氷冷下、MsCl(0.12mL)を加え、室温下2時間半攪拌した。氷冷下、水を加えた後、CHCl
3で抽出し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をOHシリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/EtOAc=70/30;v/v)にて精製しメシル体を得た(414mg、無色固体)。
得られたメシル体(102mg)、ピペリジン(0.042mL)、iPr
2NEt(0.073mL)、MeCN(2.0mL)の混合物を、microwave(100℃、1時間半)にて反応した。逆相カラムクロマトグラフィー(移動相:0.1% TFA MeCN/H
2O=10/90〜90/10;v/v)にて精製した。フラクションを飽和NaHCO
3水溶液にて中和し、CHCl
3にて抽出し、Phase Separator濾過した。減圧下溶媒を留去し、表題化合物(65mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 465([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.43 - 1.51 (2 H, m), 1.60 - 1.67 (4 H, m), 2.48 (4 H, br. s.), 2.55 - 2.62 (2 H, m), 2.80 - 2.87 (2 H, m), 4.09 - 4.19 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.33 - 5.40 (1 H, m), 7.23 - 7.26 (2 H, m), 7.28 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.67 (1 H, s), 7.74 - 7.78 (2 H, m).
実施例A−01と同様の手法により、参考例P−A04、参考例P−A08、参考例P−A12から以下の化合物を合成した。
・実施例A−02:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0599】
【化227】
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【0600】
MS (ESI pos.) m/z : 467([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 2.54 (4 H, br. s.), 2.59 - 2.67 (2 H, m), 2.79 - 2.87 (2 H, m), 3.75 (4 H, br. s.), 4.15 (1 H, dt, J=7.9, 6.8 Hz), 4.65 (2 H, s), 5.37 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.24 - 7.26 (2 H, m), 7.28 (1 H, s), 7.38 - 7.48 (3 H, m), 7.65 - 7.68 (1 H, m), 7.75 - 7.79 (2 H, m).
・実施例A−03:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0601】
【化228】
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【0602】
MS (ESI pos.) m/z : 479([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.63 - 2.66 (4 H, m), 3.34 (4 H, s), 4.11 - 4.18 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 4.73 (4 H, s), 5.38 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.20 - 7.23 (2 H, m), 7.28 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.66 - 7.68 (1 H, m), 7.74 - 7.78 (2 H, m).
・実施例A−04:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0603】
【化229】
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【0604】
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 1.61 - 1.67 (2 H, m), 1.90 - 1.97 (2 H, m), 2.19 - 2.27 (2 H, m), 2.58 - 2.64 (2 H, m), 2.80 - 2.91 (4 H, m), 3.72 (1 H, br. s.), 4.11 - 4.19 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.39 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.23 - 7.26 (2 H, m), 7.28 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.66 (1 H, s), 7.74 - 7.78 (2 H, m).
・実施例A−05:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(3−ヒドロキシピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0605】
【化230】
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【0606】
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 1.50 - 1.59 (3 H, m), 1.77 - 1.86 (1 H, m), 2.30 - 2.39 (1 H, m), 2.50 - 2.67 (5 H, m), 2.78 - 2.84 (2 H, m), 3.84 (1 H, br. s.), 4.11 - 4.19 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.39 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.22 - 7.25 (2 H, m), 7.28 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.66 - 7.68 (1 H, m), 7.75 - 7.79 (2 H, m).
・実施例A−06:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(3−ヒドロキシピロリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0607】
【化231】
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【0608】
MS (ESI pos.) m/z : 467([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.73 - 1.80 (1 H, m), 2.16 - 2.24 (1 H, m), 2.32 - 2.38 (1 H, m), 2.57 (1 H, dd, J=10.1, 5.0 Hz), 2.71 - 2.79 (3 H, m), 2.82 - 2.88 (2 H, m), 2.94 - 2.99 (1 H, m), 4.11 - 4.19 (1 H, m), 4.33 - 4.37 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.39 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.24 - 7.26 (2 H, m), 7.28 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.65 - 7.68 (1 H, m), 7.75 - 7.79 (2 H, m).
・実施例A−07:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−(4−{2−[3−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]エチル}フェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0609】
【化232】
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【0610】
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 1.67 - 1.75 (1 H, m), 1.98 - 2.05 (1 H, m), 2.32 - 2.38 (2 H, m), 2.53 - 2.58 (1 H, m), 2.67 - 2.75 (3 H, m), 2.81 - 2.86 (2 H, m), 2.89 - 2.95 (1 H, m), 3.53 (1 H, dd, J=9.9, 4.8 Hz), 3.69 (1 H, dd, J=10.1, 4.1 Hz), 4.10 - 4.19 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.42 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.23 - 7.26 (2 H, m), 7.27 (1 H, s), 7.38 - 7.46 (3 H, m), 7.65 - 7.67 (1 H, m), 7.75 - 7.79 (2 H, m).
・実施例A−08:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0611】
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0612】
MS (ESI pos.) m/z : 493([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.85 - 1.95 (4 H, m), 2.51 - 2.57 (2 H, m), 2.78 - 2.84 (2 H, m), 3.10 (2 H, br. s.), 3.53 (2 H, dd, J=10.3, 1.7 Hz), 3.74 (2 H, d, J=10.3 Hz), 4.11 - 4.20 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.37 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.25 - 7.28 (2 H, m), 7.29 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.67 (1 H, t, J=1.7 Hz), 7.75 - 7.79 (2 H, m).
・実施例A−09:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0613】
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0614】
MS (ESI pos.) m/z : 479([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.04 - 1.17 (6 H, m), 1.39 - 1.72 (7 H, m), 2.39 - 2.94 (7 H, m), 3.93 (3 H, s), 4.07 - 4.21 (1 H, m), 4.64 (2 H,s), 5.35 - 5.46 (1 H, m), 7.01 - 7.10 (1 H, m), 7.12 - 7.19 (1 H, m), 7.21 - 7.35 (4 H, m), 7.69 - 7.82 (2 H, m).
・実施例A−10:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0615】
【化235】
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【0616】
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.47 - 2.57 (4 H, m), 2.58 - 2.67 (2 H, m), 2.75 - 2.89 (2 H, m), 3.68 - 3.83 (4 H, m),3.93 (3 H, s), 4.08 - 4.21 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.03 - 7.10 (1 H, m), 7.12 - 7.20 (1 H, m), 7.20 - 7.34 (4 H, m), 7.73 - 7.82 (2 H, m).
・実施例A−11:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0617】
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0618】
MS (ESI pos.) m/z : 465([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 1.92 (4 H, br. s.), 2.46 - 3.21 (8 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.07 - 4.21 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.41 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.00 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=11.0, 8.3 Hz), 7.22 - 7.31 (4 H, m), 7.78 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−12:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−(4−{2−[(2R)−2−メチルピロリジン−1−イル]エチル}フェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0619】
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0620】
MS (ESI pos.) m/z : 479([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (9 H, d, J=6.4 Hz), 1.45 (1 H, br. s.), 1.66 - 1.87 (2 H, m), 1.89 - 2.00 (1 H, m), 2.13 - 2.25 (1 H, m), 2.27 - 2.40 (2 H, m), 2.79 - 2.94 (2 H, m), 2.98 - 3.10 (1 H, m), 3.19 - 3.32 (1 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.09 - 4.20 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.02 - 7.10 (2 H, m), 7.16 (2 H, dd, J=10.8, 8.5 Hz), 7.21 - 7.34 (4 H, m), 7.78 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−13:2−[4−{4−[2−(3−シアノピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0621】
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0622】
MS (ESI pos.) m/z : 504([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 1.56 - 1.76 (2 H, m), 1.78 - 1.96 (2 H, m), 2.38 (1 H, br. s.), 2.56 (1 H, br. s.), 2.61 - 2.69 (3 H, m), 2.74 - 2.90 (4 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.07 - 4.20 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.02 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.8, 8.5 Hz), 7.22 - 7.33 (4 H, m), 7.78 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−14:2−[4−{4−[2−(4−シアノピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0623】
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0624】
MS (ESI pos.) m/z : 504([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.9 Hz), 1.84 - 2.02 (4 H, m), 2.42 (2 H, br. s.), 2.58 - 2.78 (5 H, m), 2.78 - 2.86 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.08 - 4.20 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 6.99 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=11.0, 8.3 Hz), 7.22 - 7.34 (4 H, m), 7.77 (2 H, d, J=7.8 Hz).
・実施例A−15:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(3−ヒドロキシ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0625】
【化240】
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【0626】
MS (ESI pos.) m/z : 521([M+H]
+).
1H-NMR (500 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.5 Hz), 1.18 - 1.33 (1 H, m), 1.63 - 1.74 (2 H, m), 1.89 - 2.01 (2 H, m), 2.03 - 2.20 (4 H, m), 2.54 - 2.68 (2 H, m), 2.78 - 2.89 (2 H, m), 3.22 - 3.31 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.05 - 4.10 (1 H, m), 4.10 - 4.20 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.35 - 5.46 (1 H, m), 7.02 - 7.09 (1 H, m), 7.17 (1 H, dd, J=10.9, 8.2 Hz), 7.23 - 7.33 (4 H, m), 7.78 (2 H, d, J=8.4 Hz).
・実施例A−16:2−[4−{4−[2−(3−シアノアゼチジン−1−イル)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0627】
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0628】
MS (ESI pos.) m/z : 476([M+H]
+).
1H-NMR (500 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.5 Hz), 2.63 - 2.79 (4 H, m), 3.21 - 3.32 (3 H, m), 3.55 - 3.63 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.09 - 4.22 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.37 - 5.45 (1 H, m), 7.04 - 7.10 (1 H, m), 7.17 (1 H, dd, J=10.7, 8.4 Hz), 7.20 - 7.33 (4 H, m), 7.79 (2 H, d, J=8.0 Hz).
・実施例A−17:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(3−メトキシピロリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0629】
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
MS (ESI pos.) m/z : 495([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.27 - 1.37 (1 H, m), 1.73 - 1.85 (1 H, m), 1.94 (1 H, d, J=9.5 Hz), 2.08 - 2.25 (2 H, m), 2.55 - 2.67 (2 H, m), 2.68 - 2.77 (1 H, m), 2.78 - 2.89 (2 H, m), 2.97 (1 H, d, J=8.3 Hz), 3.29 - 3.42 (3 H, m), 3.93 (3 H, s), 4.09 - 4.19 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.41 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.03 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.24 (2 H, s), 7.28 - 7.32 (2 H, m), 7.77 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−18:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(3−メトキシピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0631】
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0632】
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.85 (2 H, br. s.), 2.04 - 2.15 (1 H, m), 2.46 - 2.57 (1 H, m), 2.63 - 2.81 (5 H, m), 2.82 - 2.92 (2 H, m), 3.30 (3 H, s), 3.94 (5 H, s), 4.10 - 4.19 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.03 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (2 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.25 (2 H, br. s.), 7.29 (1 H, dd, J=8.3, 2.1 Hz), 7.77 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−19:2−[4−{4−[2−(3−フルオロアゼチジン−1−イル)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0633】
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0634】
MS (ESI pos.) m/z : 469([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.60 - 2.81 (4 H, m), 3.06 - 3.19 (2 H, m), 3.60 - 3.74 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.09 - 4.20 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.02 - 5.20 (1 H, m), 5.40 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.02 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.20 - 7.33 (4 H, m), 7.77 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−20:2−[4−{4−[2−(2,6−ジメチルモルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0635】
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0636】
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.18 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.81 (2 H, t, J=10.7 Hz), 2.55 - 2.65 (2 H, m), 2.83 (4 H, d, J=10.3 Hz), 3.66 - 3.77 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.10 - 4.20 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.02 - 7.09 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.22 - 7.27 (3 H, m), 7.28 - 7.32 (1 H, m), 7.77 (2 H, d, J=7.8 Hz).
・実施例A−21:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(3−メチルピロリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0637】
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0638】
MS (ESI pos.) m/z : 479([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.94 (2 H, d, J=10.3 Hz), 2.24 (2 H, br. s.), 2.56 - 2.67 (2 H, m), 2.79 - 2.90 (4 H, m), 3.24 (1 H, br. s.), 3.35 (3 H, s), 3.93 (3 H, s), 4.08 - 4.22 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.02 - 7.07 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.22 - 7.31 (4 H, m), 7.77 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−22:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0639】
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0640】
MS (ESI pos.) m/z : 507([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.82 - 2.00 (4 H, m), 2.49 - 2.60 (2 H, m), 2.77 - 2.88 (2 H, m), 3.06 - 3.17 (2 H, m), 3.49 - 3.58 (2 H, m), 3.69 - 3.81 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.07 - 4.24 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.36 - 5.48 (1 H, m), 7.01 - 7.11 (1 H, m), 7.17 (1 H, dd, J=11.0, 8.3 Hz), 7.24 - 7.29 (3 H, m), 7.30 (1 H, dd, J=8.0, 2.1 Hz), 7.78 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−23:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(1,4−オキサゼパン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0641】
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0642】
MS (ESI pos.) m/z : 495([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.92 (2 H, quin, J=5.8 Hz), 2.73 - 2.87 (8 H, m), 3.72 - 3.78 (2 H, m), 3.82 (2 H, t, J=6.0 Hz), 3.94 (3 H, s), 4.08 - 4.19 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.01 - 7.10 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.21 - 7.34 (4 H, m), 7.77 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−24:2−[2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(4−メトキシピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0643】
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0644】
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.04 (3 H, s), 1.11 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.37 (1 H, td, J=12.5, 6.0 Hz), 1.97 - 2.14 (2 H, m), 2.23 - 2.35 (1 H, m), 2.52 (1 H, br. s.), 2.61 - 2.98 (8 H, m), 3.93 (3 H, s), 4.08 - 4.20 (1 H, m), 4.64 (2 H, s), 5.41 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.02 - 7.11 (1 H, m), 7.16 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.21 - 7.33 (4 H, m), 7.77 (2 H, d, J=7.8 Hz).
・実施例A−25:2−[4−{4−[2−(3,5−ジメチルモルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0645】
【化250】
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【0646】
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.02 - 1.10 (6 H, m), 1.13 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.50 - 2.58 (1 H, m), 2.65 - 2.75 (1 H, m), 2.80 - 2.99 (4 H, m), 3.40 - 3.46 (2 H, m), 3.68 - 3.75 (2 H, m), 3.95 (3 H, s), 4.11 - 4.20 (1 H, m), 4.66 (2 H, s), 5.37 - 5.44 (1 H, m), 7.05 - 7.10 (1 H, m), 7.14 - 7.20 (1 H, m), 7.21 - 7.33 (4 H, m), 7.79 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−26:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0647】
【化251】
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【0648】
MS (ESI pos.) m/z : 468([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ (ppm) ; 1.04 - 1.07 (6 H, m), 3.07 - 3.20 (4 H, m), 3.39 - 3.46 (2 H, m), 3.47 - 3.53 (2 H, m), 3.77 - 3.87 (3 H, m), 3.97 - 4.03 (2 H, m), 4.82 (2 H, s), 7.55 - 7.59 (1 H, m), 7.59 - 7.63 (1 H, m), 7.63 - 7.66 (1 H, m), 7.69 - 7.71 (1 H, m), 7.91 - 8.22 (3 H, m), 8.26 - 8.35 (1 H, m), 8.50 - 8.61 (1 H, m).
・実施例A−27:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0649】
【化252】
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【0650】
MS (ESI pos.) m/z : 494([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ (ppm) ; 1.05 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.02 - 2.06 (2 H, m), 2.18 - 2.23 (2 H, m), 3.27 (4 H, s), 3.71 (2 H, d, J=11.1 Hz), 3.79 - 3.86 (1 H, m), 4.01 - 4.06 (2 H, m), 4.13 - 4.19 (2 H, m), 4.85 (2 H, s), 7.57 - 7.62 (1 H, m), 7.62 - 7.68 (2 H, m), 7.72 (1 H, s), 8.10 - 8.24 (2 H, m), 8.29 - 8.37 (1 H, m), 8.58 - 8.65 (1 H, m).
・実施例A−28:2−[2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4−{4−[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0651】
【化253】
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【0652】
参考例P−A16で得られた化合物(90mg)のCHCl
3(4mL)溶液に、ピペリジン(0.06mL)、酢酸(0.06mL)を加え、室温でしばらく撹拌した後に、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム(136mg)を加え、そのまま一晩撹拌した。氷浴中、飽和NaHCO
3水溶液にて中和を行い、CHCl
3抽出を行った。有機層をPhase Separator濾過し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 10g、移動相:CHCl
3/MeOH=99/1〜90/10;v/v)にて精製した。精製物を混合溶媒(EtOAc/n−Hexane=1/6;v/v)にて洗浄し固体を濾取して、表題化合物(20mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 462([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 0.99 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.42 - 1.51 (2 H, m), 1.61 - 1.68 (4 H, m), 2.44 - 2.54 (4 H, m), 2.56 - 2.63 (2 H, m), 2.82 - 2.88 (2 H, m), 3.95 (3 H, s), 4.03 - 4.11 (1 H, m), 5.28 (2 H, s), 5.57 - 5.64 (1 H, m), 6.72 - 6.78 (1 H, m), 7.24 - 7.28 (3 H, m), 7.68 - 7.73 (1 H, m), 7.79 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.95 - 7.99 (1 H, m).
実施例A−28と同様の手法により、参考例P−A16、参考例P−A20、参考例P−A22で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・実施例A−29:2−[2−(6−メトキシピリジン−2−イル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0653】
【化254】
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【0654】
MS (ESI pos.) m/z : 464([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 0.99 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.51 - 2.58 (4 H, m), 2.61 - 2.66 (2 H, m), 2.82 - 2.87 (2 H, m), 3.73 - 3.79 (4 H, m), 3.95 (3 H, s), 4.03 - 4.11 (1 H, m), 5.28 (2 H, s), 5.60 - 5.65 (1 H, m), 6.75 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.25 - 7.29 (3 H, m), 7.68 - 7.74 (1 H, m), 7.80 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.95 - 7.99 (1 H, m).
・実施例A−30:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{6−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−3−イル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0655】
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0656】
MS (ESI pos.) m/z : 468([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.14 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.55 (4 H, br. s.), 2.77 - 2.82 (2 H, m), 3.00 - 3.04 (2 H, m), 3.73 (4 H, t, J=4.6 Hz), 4.11 - 4.20 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.36 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.24 (1 H, d, J=8.3 Hz), 7.37 (1 H, s), 7.40 - 7.49 (3 H, m), 7.65 (1 H, s), 8.11 (1 H, dd, J=8.0, 2.1 Hz), 8.92 (1 H, d, J=2.3 Hz).
・実施例A−31:2−[4−{4−[2−(ジエチルアミノ)エチル]フェニル}−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0657】
【化256】
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【0658】
MS (ESI pos.) m/z : 467([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.09 (6 H, t, J=7.0 Hz), 1.12 (6 H, d, J=6.2 Hz), 2.59 - 2.67 (4 H, m), 2.70 - 2.83 (4 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.11 - 4.20 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.38 - 5.45 (1 H, m), 7.04 - 7.09 (1 H, m), 7.17 (1 H, dd, J=11.1, 8.3 Hz), 7.22 - 7.34 (4 H, m), 7.78 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−32:2−[4−(4−{2−[エチル(2−メトキシエチル)アミノ]エチル}フェニル)−2−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0659】
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0660】
MS (ESI pos.) m/z : 497([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.08 (3 H, t, J=7.0 Hz), 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.64 - 2.83 (8 H, m), 3.38 (3 H, s), 3.47 - 3.54 (2 H, m), 3.94 (3 H, s), 4.11 - 4.21 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.39 - 5.44 (1 H, m), 7.04 - 7.10 (1 H, m), 7.13 - 7.19 (1 H, m), 7.23 - 7.28 (3 H, m), 7.28 - 7.33 (1 H, m), 7.78 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例A−33:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0661】
【化258】
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【0662】
参考例P−A24で得られた化合物(60mg)、1−ピペリジンエタノール(0.06mL)、シアノメチレントリブチルホスホラン(94mg)、トルエン(2.0mL)の混合物を窒素雰囲気下、外温90℃で4時間撹拌した。放冷後、1−ピペリジンエタノール(0.03mL)、シアノメチレントリブチルホスホラン(47mg)をさらに加え、外温90℃で6時間撹拌した。放冷後、溶媒を減圧下留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−Sil 25g、移動相:CHCl
3/MeOH=98/2〜90/10;v/v)にて精製した。得られた粗精製物をEt
2Oにて洗浄し、表題化合物(39mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.44 - 1.50 (2 H, m), 1.60 - 1.67 (4 H, m), 2.48 - 2.59 (4 H, m), 2.76 - 2.83 (2 H, m), 4.11 - 4.20 (3 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.36 - 5.42 (1 H, m), 6.94 - 6.99 (2 H, m), 7.22 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.66 - 7.69 (1 H, m), 7.75 - 7.80 (2 H, m).
実施例A−33と同様の手法により、参考例P−A27から以下の化合物を合成した。
・実施例A−34:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{3−[2−(ピペリジン−1−イル)エトキシ]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0663】
【化259】
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【0664】
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.41 - 1.50 (2 H, m), 1.61 - 1.67 (4 H, m), 2.37 - 2.61 (4 H, m), 2.79 - 2.85 (2 H, m), 4.12 - 4.23 (3 H, m), 4.66 (2 H, s), 5.37 - 5.42 (1 H, m), 6.84 - 6.88 (1 H, m), 7.29 - 7.34 (2 H, m), 7.40 - 7.48 (5 H, m), 7.67 - 7.70 (1 H, m).
・実施例A−35:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{3−[3−(ピペリジン−1−イル)プロポキシ]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0665】
【化260】
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【0666】
MS (ESI pos.) m/z : 495([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.43 - 1.50 (2 H, m), 1.63 - 1.71 (4 H, m), 2.00 - 2.10 (2 H, m), 2.35 - 2.63 (6 H, m), 4.08 - 4.12 (2 H, m), 4.13 - 4.21 (1 H, m), 4.66 (2 H, s), 5.37 - 5.42 (1 H, m), 6.83 - 6.87 (1 H, m), 7.29 - 7.34 (2 H, m), 7.38 - 7.49 (5 H, m), 7.67 - 7.70 (1 H, m).
・実施例A−36:2−[2−(3−メトキシフェニル)−5−メチル−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0667】
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
参考例P−A30で得られた化合物(86mg)、4−(2−モルホリノエチル)フェニルボロン酸(166mg)、Pd(PPh
3)
4(54mg)、2M Na
2CO
3水溶液(0.24mL)、混合溶媒(2.5mL、トルエン/MeOH=5/3;v/v)の混合物を外温100℃で17時間撹拌した。放冷後、4−(2−モルホリノエチル)フェニルボロン酸(83mg)、Pd(PPh
3)
4(27mg)をさらに加え、外温100℃で5時間撹拌した。放冷後、CHCl
3で希釈し,水で洗浄した.有機層をMgSO
4で乾燥後,減圧下濃縮した。得られた残渣を中性OH型シリカゲルカラムクロマトグラフィー(移動相:CHCl
3/MeOH=97/3〜90/10;v/v)で精製し、IPEにて洗浄して、表題化合物(12mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 477([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.0 Hz), 2.43 (3 H, s), 2.48 - 2.58 (4 H, m), 2.59 - 2.69 (2 H, m), 2.79 - 2.90 (2 H, m), 3.69 -3.77 (4 H, m), 3.83 (3 H, s), 4.13 - 4.23 (1 H, m), 4.60 (2 H, s), 5.32 - 5.41 (1 H, m), 6.92 - 7.16 (3 H, m), 7.21 - 7.30 (2 H, m), 7.31 - 7.41 (1 H, m), 7.59 -7.71 (2 H, m).
実施例A−36と同様の手法により、参考例P−A32、参考例P−A33、参考例P−A34、参考例P−A35、参考例P−A36、参考例P−A43、参考例P−A46、参考例P−A65で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・実施例A−37:2−[2−(3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(ピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0669】
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
【0670】
MS (ESI pos.) m/z : 461([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.09 (6 H, d, J=6.4 Hz), 1.45 (1 H, br. s.), 1.53 - 1.67 (5 H, m), 2.39 - 2.53 (4 H, m), 2.52 - 2.62 (2 H, m),2.73 - 2.90 (2 H, m), 3.71 - 3.89 (3 H, m), 4.04 - 4.20 (1 H, m), 4.66 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 6.95 - 7.02 (1 H, m), 7.07 - 7.20 (2 H, m), 7.18 - 7.29 (3H, m), 7.32 - 7.41 (1 H, m), 7.67 - 7.84 (2 H, m).
・実施例A−38:2−[2−(3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0671】
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
【0672】
MS (ESI pos.) m/z : 463([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (6 H, s), 2.54 (4 H, br. s.), 2.58 - 2.67 (2 H, m), 2.75 - 2.90 (2 H, m), 3.70 - 3.79 (4 H, m), 3.85 (3 H, s),4.06 - 4.20 (1 H, m), 4.67 (2 H, s), 5.40 (1 H, d, J=7.8 Hz), 6.93 - 7.03 (1 H, m), 7.09 - 7.19 (2 H, m), 7.22 - 7.29 (3 H, m), 7.32 - 7.42 (1 H, m), 7.71 - 7.87 (2H, m).
・実施例A−39:2−[2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0673】
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
【0674】
MS (ESI pos.) m/z : 485([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.54 (4 H, br. s.), 2.59 - 2.68 (2 H, m), 2.76 - 2.89 (2 H, m), 3.67 - 3.81 (4 H, m),4.09 - 4.22 (1 H, m), 4.62 (2 H, s), 5.37 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.14 - 7.34 (4 H, m), 7.40 - 7.51 (1 H, m), 7.63 - 7.84 (3 H, m).
・実施例A−40:2−[2−(5−メトキシピリジン−3−イル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0675】
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0676】
MS (ESI pos.) m/z : 464([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.54 (4 H, br. s.), 2.58 - 2.66 (2 H, m), 2.78 - 2.90 (2 H, m), 3.71 - 3.78 (4 H, m),3.91 (3 H, s), 4.08 - 4.20 (1 H, m), 4.66 (2 H, s), 5.39 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.21 - 7.29 (2 H, m), 7.32 (1 H, s), 7.47 - 7.52 (1 H, m), 7.74 - 7.80 (2 H, m), 8.36 -8.45 (2 H, m).
・実施例A−41:2−[2−(2−メトキシピリジン−4−イル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0677】
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【0678】
MS (ESI pos.) m/z : 464([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (6 H, d, J=6.4 Hz), 2.54 (4 H, br. s.), 2.59 - 2.65 (2 H, m), 2.80 - 2.89 (2 H, m), 3.71 - 3.78 (4 H, m),3.98 (3 H, s), 4.10 - 4.20 (1 H, m), 4.70 (2 H, s), 5.35 (1 H, d, J=8.3 Hz), 6.98 (1 H, s), 7.12 - 7.17 (1 H, m), 7.23 - 7.28 (2 H, m), 7.31 (1 H, s), 7.77 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.26 (1 H, d, J=5.0 Hz).
・実施例A−42:2−[2−(3−メトキシフェニル)−4−{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0679】
【化267】
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【0680】
MS (ESI pos.) m/z : 489([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.11 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.84 - 1.97 (4 H, m), 2.51 - 2.59 (2 H, m), 2.79 - 2.85 (2 H, m), 3.11 (2 H, br. s.), 3.53 (2 H, d, J=9.1 Hz), 3.75 (2 H, d, J=10.3 Hz), 3.86 (3 H, s), 4.10 - 4.20 (1 H, m), 4.68 (2 H, s), 5.36 - 5.43 (1 H, m), 6.97 - 7.04 (1 H, m), 7.13 (1 H, d, J=7.4 Hz), 7.16 - 7.20 (1 H, m), 7.23 - 7.30 (3 H, m), 7.38 (1 H, t, J=8.1 Hz), 7.79 (2 H, d, J=7.8 Hz).
・実施例A−43:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{2−フルオロ−4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0681】
【化268】
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【0682】
MS (ESI pos.) m/z : 485([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.53 (4 H, br. s.), 2.60 - 2.65 (2 H, m), 2.80 - 2.85 (2 H, m), 3.74 (4 H, t, J=4.5 Hz), 4.10 - 4.19 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.42 (1 H, d, J=7.8 Hz), 6.99 (1 H, dd, J=12.2, 1.4 Hz), 7.07 (1 H, dd, J=8.1, 1.4 Hz), 7.38 - 7.50 (4 H, m), 7.66 - 7.69 (1 H, m), 8.15 (1 H, t, J=8.1 Hz).
・実施例A−44:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)プロピル]フェニル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0683】
【化269】
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【0684】
MS (ESI pos.) m/z : 481([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 0.98 (3 H, d, J=6.6 Hz), 1.12 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.42 - 2.48 (1 H, m), 2.59 - 2.65 (4 H, m), 2.76 - 2.83 (1 H, m), 2.99 - 3.05 (1 H, m), 3.71 - 3.77 (4 H, m), 4.10 - 4.20 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.38 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.22 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.29 (1 H, s), 7.38 - 7.47 (3 H, m), 7.67 (1 H, t, J=1.7 Hz), 7.75 - 7.79 (2 H, m).
・実施例A−45:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−2−オキソピリジン−1(2H)−イル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0685】
【化270】
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【0686】
参考例P−A36で得られた化合物(481mg)、参考例P−A69で得られた化合物、ヨウ化銅(52mg)、リン酸三カリウム(516mg)、4,7−ジメトキシ−1,10−フェナントロリン(98mg)のDMF(8.0mL)の混合物を外温100℃にて2日間攪拌した。放冷後、逆相カラムクロマトグラフィー(移動相:0.1% TFA MeCN/H
2O=10/90〜90/10;v/v)にて精製した。フラクションを飽和NaHCO
3水溶液にて中和し、CHCl
3にて抽出し、Phase Separator濾過した。減圧下溶媒を留去し、表題化合物(155mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 484([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.32 - 2.90 (8 H, m), 3.73 (4 H, br. s.), 4.05 - 4.22 (1 H, m), 4.65 (2 H, s), 5.49 (1 H, d, J=7.4 Hz), 6.25 (1 H, d, J=7.4 Hz), 6.49 (1 H, s), 7.36 - 7.51 (3 H, m), 7.66 (1 H, t, J=1.7 Hz), 8.03 (1 H, s), 8.54 (1 H, d, J=7.0 Hz).
・実施例A−46:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]−2−オキソピペラジン−1−イル}−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0687】
【化271】
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【0688】
参考例P−A37で得られた化合物(100mg)、4−(2−クロロエチル)モルホリン 塩酸塩(52mg)、iPr
2NEt(0.14mL)、MeCN(2.0mL)の混合物を外温100℃で一晩撹拌した。放冷後、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 10g、移動相:CHCl
3/MeOH=98/2〜90/10;v/v)にて精製し、混合溶媒(EtOAc/n−Hexane=1/6;v/v)にて洗浄し固体を濾取して、表題化合物(25mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 489([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.52 (4 H, br. s.), 2.55 - 2.60 (2 H, m), 2.63 - 2.68 (2 H, m), 2.87 - 2.92 (2 H, m), 3.40 (2 H, s), 3.69 - 3.77 (4 H, m), 4.07 - 4.18 (3 H, m), 4.61 (2 H, s), 5.37 - 5.43 (1 H, m), 7.37 - 7.43 (3 H, m), 7.59 - 7.63 (1 H, m), 7.69 (1 H, s).
・実施例A−47:2−(3−クロロフェニル)−N−[4−(モルホリン−4−イル)シクロヘキシル]−1−[2−オキソ−2−(プロパン−2−イルアミノ)エチル]−1H−イミダゾール−4−カルボキサミドの合成
【0689】
【化272】
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【0690】
実施例A−28と同様の手法により、参考例P−A39で得られた化合物(61mg)から、表題化合物(45mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 488([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.14 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.23 - 1.61 (3 H, m), 1.64 - 1.77 (4 H, m), 1.85 - 2.03 (2 H, m), 2.12 - 2.21 (1 H, m), 2.47 - 2.61 (4 H, m), 3.73 (4 H, br. s.), 4.09 - 4.22 (2 H, m), 4.56 - 4.62 (2 H, m), 5.27 - 5.35 (1 H, m), 7.39 - 7.50 (3 H, m), 7.59 - 7.66 (2 H, m).
・実施例A−48:2−(3−クロロフェニル)−N−メチル−N−[4−(モルホリン−4−イル)シクロヘキシル]−1−[2−オキソ−2−(プロパン−2−イルアミノ)エチル]−1H−イミダゾール−4−カルボキサミドの合成
【0691】
【化273】
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【0692】
実施例A−28と同様の手法により、参考例P−A40で得られた化合物(105mg)から、表題化合物(56mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 502([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.14 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.36 - 1.69 (6 H, m), 1.84 - 2.19 (4 H, m), 2.45 (2 H, br. s.), 2.57 (2 H, br. s.), 2.93 - 3.05 (1 H, m), 3.36 (1 H, br. s.), 3.67 - 3.79 (4 H, m), 4.08 - 4.18 (1 H, m), 4.63 (2 H, d, J=12.0 Hz), 7.37 - 7.49 (3 H, m), 7.58 - 7.66 (2 H, m).
・実施例A−49:2−[2−(3−クロロフェニル)−4−({3−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピロリジン−1−イル}カルボニル)−1H−イミダゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0693】
【化274】
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【0694】
実施例A−01と同様の手法により、参考例P−A41で得られた化合物(98mg)から、表題化合物(50mg、無色アモルファス)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 488([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.13 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.50 - 1.72 (5 H, m), 2.04 - 2.30 (2 H, m), 2.35 - 2.52 (4 H, m), 3.19 - 3.63 (1 H, m), 3.66 - 3.84 (5 H, m), 3.86 - 4.00 (1 H, m), 4.08 - 4.17 (1 H, m), 4.30 - 4.46 (1 H, m), 4.63 (2 H, s), 5.65 - 5.78 (1 H, m), 7.37 - 7.50 (3 H, m), 7.64 (1 H, s), 7.71 (1 H, s).
実施例A−36と同様の手法により、参考例P−B02で得られた化合物と参考例P−A43で得られた化合物、4-(2-モルホリノエチル)フェニルボロン酸及び4-(4-メチル-1-ピペラジニルメチル)ベンゼンボロン酸 ピナコール エステルから以下の化合物を合成した。
・実施例B−01:2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0695】
【化275】
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【0696】
MS (ESI pos.) m/z : 494([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.17 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.85 - 1.97 (4 H, m), 2.54 - 2.60 (2 H, m), 2.83 - 2.88 (2 H, m), 3.11 (2 H, br. s.), 3.54 (2 H, d, J=9.1 Hz), 3.75 (2 H, d, J=10.3 Hz), 4.11 - 4.18 (1 H, m), 4.85 (2 H, s), 6.15 - 6.20 (1 H, m), 7.34 (2 H, d, J=7.8 Hz), 7.46 - 7.50 (1 H, m), 7.51 - 7.55 (1 H, m), 7.55 - 7.58 (1 H, m), 7.78 - 7.80 (1 H, m), 8.09 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例B−02:2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0697】
【化276】
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【0698】
MS (ESI pos.) m/z : 468([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.16 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.52 - 2.57 (4 H, m), 2.62 - 2.68 (2 H, m), 2.85 - 2.90 (2 H, m), 3.75 (4 H, t, J=4.5 Hz), 4.11 - 4.17 (1 H, m), 4.85 (2 H, s), 6.14 - 6.19 (1 H, m), 7.31 - 7.34 (2 H, m), 7.46 - 7.50 (1 H, m), 7.51 - 7.53 (1 H, m), 7.54 - 7.57 (1 H, m), 7.77 - 7.79 (1 H, m), 8.08 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例B−03:2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0699】
【化277】
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【0700】
MS (ESI pos.) m/z : 467([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, DMSO-d6) δ (ppm) ; 1.08 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.15 (3 H, s), 3.50 (2 H, s), 3.81 - 3.88 (1 H, m), 4.93 (2 H, s), 7.40 (2 H, d, J=8.3 Hz), 7.58 - 7.62 (1 H, m), 7.63 - 7.66 (1 H, m), 7.76 - 7.79 (1 H, m), 7.83 - 7.85 (1 H, m), 7.98 (2 H, d, J=8.3 Hz), 8.34 (1 H, d, J=7.4 Hz).
・実施例B−04:2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0701】
【化278】
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【0702】
参考例P−A62で得られた化合物(99mg)、参考例P−B04で得られた化合物(70mg)、Pd(PPh
3)
4(23mg)、DMF(3.0mL)の混合物を、窒素雰囲気下、外温95℃で3時間撹拌した。放冷後、Pd(PPh
3)
4(23mg)をさらに加え、外温95℃で4時間撹拌した。放冷後、Pd(PPh
3)
4(23mg)をさらに加え、外温95℃で2日間撹拌した。放冷後、水、飽和NaHCO
3水溶液を加え、CHCl
3抽出を行った。有機層をPhase Separator濾過し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil 50g、移動相:CHCl
3/MeOH=98/2〜85/15;v/v)にて精製した。精製物をEt
2Oにて洗浄し、表題化合物(27mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 495([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.16 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.86 - 1.94 (4 H, m), 2.55 - 2.60 (2 H, m), 2.82 - 2.87 (2 H, m), 3.08 (2 H, br. s.), 3.53 (2 H, d, J=9.1 Hz), 3.72 (2 H, d, J=10.3 Hz), 4.11 - 4.18 (1 H, m), 4.92 (2 H, s), 5.96 - 6.02 (1 H, m), 7.46 - 7.51 (1 H, m), 7.52 - 7.55 (1 H, m), 7.62 - 7.66 (1 H, m), 7.70 - 7.74 (1 H, m), 7.86 - 7.89 (1 H, m), 8.15 (1 H, d, J=7.8 Hz), 8.66 (1 H, d, J=1.7 Hz).
【0703】
実施例B−04と同様の手法により、参考例P−A60、参考例P−A62、参考例P−B02、参考例P−B03、参考例P−B04、参考例P−B05、参考例P−B07、参考例P−B08で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・実施例B−05:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0704】
【化279】
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【0705】
MS (ESI pos.) m/z : 491([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.14 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.91 (4 H, br. s.), 2.49 - 2.61 (2 H, m), 2.84 (2 H, t, J=7.4 Hz), 3.08 (2 H, br. s.), 3.52 (2 H, d, J=10.7 Hz), 3.71 (2 H, d, J=9.9 Hz), 3.88 (3 H, s), 4.07 - 4.19 (1 H, m), 4.93 (2 H, s), 6.03 (1 H, d, J=9.5 Hz), 7.02 - 7.12 (1 H, m), 7.28 - 7.35 (2 H, m), 7.39 - 7.49 (1 H, m), 7.71 (1 H, d, J=9.9 Hz), 8.16 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.66 (1 H, s).
・実施例B−06:2−[5−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−3−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0706】
【化280】
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【0707】
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.16 (6 H, d, J=6.2 Hz), 1.83 - 1.97 (4 H, m), 2.51 - 2.61 (2 H, m), 2.81 - 2.88 (2 H, m), 3.08 (2 H, br. s.), 3.53 (2 H, d, J=9.9 Hz), 3.71 (2 H, d, J=10.3 Hz), 3.98 (3 H, s), 4.09 - 4.18 (1 H, m), 4.91 (2 H, s), 6.02 - 6.12 (1 H, m), 7.23 (1 H, dd, J=10.7, 8.3 Hz), 7.29 - 7.33 (1 H, m), 7.48 (1 H, dd, J=7.8, 2.1 Hz), 7.69 - 7.75 (1 H, m), 8.15 (1 H, d, J=7.8 Hz), 8.66 (1 H, d, J=2.1 Hz).
・実施例B−07:N−tert−ブチル−2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
【0708】
【化281】
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【0709】
MS (ESI pos.) m/z : 505([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.34 (9 H, s), 1.90 (4 H, br. s.), 2.56 (2 H, t, J=7.6 Hz), 2.84 (2 H, t, J=7.4 Hz), 3.07 (2 H, br. s.), 3.52 (2 H, d, J=9.1 Hz), 3.71 (2 H, d, J=10.3 Hz), 3.88 (3 H, s), 4.87 (2 H, s), 6.05 (1 H, s), 7.08 (1 H, dd, J=8.3, 2.5 Hz), 7.28 - 7.34 (2 H, m), 7.44 (1 H, t, J=7.8 Hz), 7.70 (1 H, dd, J=8.1, 1.9 Hz), 8.16 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.65 (1 H, d, J=2.1 Hz).
・実施例B−08:2−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0710】
【化282】
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【0711】
MS (ESI pos.) m/z : 513([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.16 (6 H, d, J=6.6 Hz), 1.90 (4 H, s), 2.56 (2 H, t, J=7.4 Hz), 2.84 (2 H, t, J=7.6 Hz), 3.07 (2 H, br. s.), 3.52 (2 H, dd, J=10.5, 1.9 Hz), 3.70 (2 H, d, J=10.3 Hz), 4.05 - 4.18 (1 H, m), 4.89 (2 H, s), 6.03 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.31 (1 H, t, J=8.5 Hz), 7.64 - 7.74 (2 H, m), 7.98 (1 H, dd, J=7.0, 2.1 Hz), 8.13 (1 H, d, J=7.8 Hz), 8.65 (1 H, d, J=1.7 Hz).
・実施例B−09:N−tert−ブチル−2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{5−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
【0712】
【化283】
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【0713】
MS (ESI pos.) m/z : 509([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.35 (9 H, s), 1.91 (4 H, br. s.), 2.57 (2 H, t, J=7.6 Hz), 2.84 (2 H, t, J=7.2 Hz), 3.08 (2 H, br. s.), 3.53 (2 H, d, J=10.7 Hz), 3.71 (2 H, d, J=9.9 Hz), 4.86 (2 H, s), 6.00 (1 H, br. s.), 7.40 - 7.58 (2 H, m), 7.60 - 7.76 (2 H, m), 7.86 (1 H, s), 8.14 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.65 (1 H, s).
・実施例B−10:2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0714】
【化284】
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【0715】
MS (ESI pos.) m/z : 469([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.16 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.95 (2 H, br. s.), 3.20 - 3.29 (2 H, m), 3.35 - 3.46 (2 H, m), 3.56 (2 H, br. s.), 3.93 - 4.18 (3 H, m), 4.26 (2 H, br. s.), 4.92 (2 H, s), 6.07 (1 H, d, J=7.0 Hz), 7.45 - 7.58 (2 H, m), 7.65 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.77 - 7.90 (2 H, m), 8.21 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.64 (1 H, s).
・実施例B−11:N−tert−ブチル−2−[5−(3−クロロフェニル)−3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
【0716】
【化285】
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【0717】
MS (ESI pos.) m/z : 483([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.33 (9 H, s), 2.52 (4 H, br. s.), 2.58 - 2.69 (2 H, m), 2.81 - 2.90 (2 H, m), 3.72 (4 H, t, J=4.7 Hz), 4.84 (2 H, s), 5.97 (1 H, s), 7.44 - 7.53 (2 H, m), 7.59 - 7.70 (2 H, m), 7.84 (1 H, t, J=1.9 Hz), 8.13 (1 H, d, J=7.8 Hz), 8.61 (1 H, d, J=2.1 Hz).
・実施例B−12:2−[5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0718】
【化286】
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【0719】
MS (ESI pos.) m/z : 487([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.16 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.53 (4 H, br. s.), 2.65 (2 H, t, J=7.6 Hz), 2.87 (2 H, t, J=7.6 Hz), 3.73 (4 H, t, J=4.3 Hz), 4.07 - 4.17 (1 H, m), 4.89 (2 H, s), 6.01 (1 H, d, J=8.7 Hz), 7.31 (1 H, t, J=8.7 Hz), 7.64 - 7.73 (2 H, m), 7.98 (1 H, dd, J=6.8, 2.3 Hz), 8.13 (1 H, d, J=7.8 Hz), 8.63 (1 H, d, J=1.7 Hz).
・実施例B−13:2−[5−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0720】
【化287】
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【0721】
MS (ESI pos.) m/z : 483([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.15 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.53 (4 H, br. s.), 2.65 (2 H, t, J=7.6 Hz), 2.88 (2 H, t, J=7.6 Hz), 3.74 (4 H, t, J=4.5 Hz), 3.97 (3 H, s), 4.12 (1 H, dq, J=13.5, 6.6 Hz), 4.91 (2 H, s), 6.01 - 6.13 (1 H, m), 7.23 (1 H, dd, J=10.5, 8.5 Hz), 7.28 - 7.35 (1 H, m), 7.47 (1 H, dd, J=7.8, 1.7 Hz), 7.69 (1 H, dd, J=8.1, 1.9 Hz), 8.15 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.63 (1 H, d, J=2.1 Hz).
・実施例B−14:N−tert−ブチル−2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]アセトアミド
【0722】
【化288】
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【0723】
MS (ESI pos.) m/z : 479([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.34 (9 H, s), 2.54 (4 H, br. s.), 2.61 - 2.69 (2 H, m), 2.84 - 2.90 (2 H, m), 3.74 (4 H, t, J=4.7 Hz), 3.87 (3 H, s), 4.87 (2 H, s), 6.04 (1 H, s), 7.08 (1 H, dd, J=8.9, 3.1 Hz), 7.28 - 7.35 (2 H, m), 7.40 - 7.47 (1 H, m), 7.68 (1 H, dd, J=8.1, 2.3 Hz), 8.16 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.63 (1 H, d, J=2.1 Hz).
・実施例B−15:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{5−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]ピリジン−2−イル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミドの合成
【0724】
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【0725】
参考例P−B04で得られた化合物(100mg)、ヘキサメチル二スズ(370mg)、Pd(PPh
3)
4(33mg)、トルエン(3.0mL)の混合物を、外温100℃で3日間撹拌した。放冷後、水を加え、EtOAcにて抽出を行った。有機層をBrineにて洗浄し、Na
2SO
4乾燥後、乾燥剤を濾別し、溶媒を減圧下留去した。
得られた残渣、参考例P−A59で得られた化合物(95mg)、Pd(PPh
3)
4(80mg)、DMF(2.5mL)の混合物を、外温95℃で2日間撹拌した。放冷後、水、飽和NaHCO
3水溶液を加え、CHCl
3抽出を行った。有機層をBrineで洗浄し、Phase Separator濾過し、溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge HP−Sil、移動相:CHCl
3/MeOH=98/2〜85/15;v/v)にて精製した。精製物を混合溶媒(EtOAc/n−Hexane=1/4;v/v)にて洗浄し、表題化合物(68mg、無色固体)を得た。
MS (ESI pos.) m/z : 465([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.14 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.53 (4 H, br. s.), 2.60 - 2.70 (2 H, m), 2.82 - 2.91 (2 H, m), 3.74 (4 H, t, J=4.5 Hz), 3.87 (3 H, s), 4.07 - 4.19 (1 H, m), 4.93 (2 H, s), 6.04 (1 H, d, J=7.4 Hz), 7.04 - 7.11 (1 H, m), 7.27 - 7.35 (2 H, m), 7.44 (1 H, t, J=7.8 Hz), 7.68 (1 H, dd, J=8.3, 2.1 Hz), 8.16 (1 H, d, J=8.3 Hz), 8.63 (1 H, d, J=1.7 Hz).
実施例B−15と同様の手法により、参考例P−B04で得られた化合物と4-(4-ブロモフェネチル)モルホリン、参考例P−A42、参考例P−A45、参考例P−A49及び参考例P−A64から以下の化合物を合成した。
・実施例B−16:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0726】
【化290】
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【0727】
MS (ESI pos.) m/z : 464([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.10 - 1.18 (6 H, m), 2.55 (4 H, br. s.), 2.62 - 2.68 (2 H, m), 2.83 - 2.91 (2 H, m), 3.75 (4 H, t, J=4.5 Hz), 3.81 - 3.90 (3 H, m), 4.07 - 4.18 (1 H, m), 4.76 (2 H, s), 6.19 (1 H, d, J=7.0 Hz), 7.00 - 7.10 (1 H, m), 7.14 - 7.25 (2 H, m), 7.32 (1 H, d, J=7.8 Hz), 7.42 - 7.47 (1 H, m), 8.06 (1 H, s), 8.10 (2 H, d, J=8.3 Hz).
・実施例B−17:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0728】
【化291】
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【0729】
MS (ESI pos.) m/z : 490([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.17 (1 H, d, J=6.6 Hz), 1.83 - 1.98 (4 H, m), 2.54 - 2.61 (2 H, m), 2.82 - 2.89 (2 H, m), 3.08 - 3.15 (2 H, m), 3.52 - 3.57 (2 H, m), 3.72 - 3.78 (2 H, m), 3.88 (3 H, s), 4.11 - 4.18 (1 H, m), 4.87 (2 H, s), 6.17 - 6.23 (1 H, m), 7.06 - 7.11 (1 H, m), 7.22 - 7.26 (2 H, m), 7.31 - 7.36 (2 H, m), 7.42 - 7.46 (1 H, m), 8.08 - 8.13 (2 H, m).
・実施例B−18:2−[3−{2−フルオロ−4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0730】
【化292】
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【0731】
MS (ESI pos.) m/z : 482([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.10 - 1.21 (6 H, m), 2.53 (4 H, br. s.), 2.60 - 2.70 (2 H, m), 2.80 - 2.92 (2 H, m), 3.74 (4 H, t, J=4.7 Hz), 3.81 - 3.91 (3 H, m), 4.04 - 4.18 (1 H, m), 4.90 (2 H, s), 6.54 (1 H, d, J=7.4 Hz), 7.01 - 7.25 (4 H, m), 7.34 - 7.48 (2 H, m), 7.97 - 8.11 (1 H, m).
・実施例B−19:2−[3−{3−フルオロ−4−[2−(モルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0732】
【化293】
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【0733】
MS (ESI pos.) m/z : 482([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.10 - 1.20 (6 H, m), 2.55 (4 H, br. s.), 2.60 - 2.68 (2 H, m), 2.84 - 2.94 (2 H, m), 3.74 (2 H, t, J=4.5 Hz), 3.82 - 3.90 (5 H, m), 4.14 (1 H, d, J=7.4 Hz), 4.86 (2 H, d, J=5.0 Hz), 6.12 (1 H, d, J=7.4 Hz), 7.00 - 7.11 (1 H, m), 7.17 - 7.21 (1 H, m), 7.32 (1 H, t, J=7.6 Hz), 7.43 (1 H, q, J=8.1 Hz), 7.75 - 7.93 (2 H, m), 8.06 (1 H, s).
・実施例B−20:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(3−オキサ−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル)プロピル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
【0734】
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【0735】
MS (ESI pos.) m/z : 504([M+H]
+).
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.17 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.42 - 2.51 (2 H, m), 2.55 - 2.62 (2 H, m), 3.04 (2 H, dd, J=12.6, 2.3 Hz), 3.36 (2 H, d, J=7.0 Hz), 3.47 (2 H, d, J=5.0 Hz), 3.57 (2 H, dd, J=8.1, 2.3 Hz), 3.68 - 3.83 (3 H, m), 3.88 (3 H, s), 4.06 - 4.21 (2 H, m), 4.87 (2 H, s), 6.20 (1 H, d, J=7.4 Hz), 7.00 - 7.12 (2 H, m), 7.19 - 7.26 (3 H, m), 7.39 - 7.49 (1 H, m), 8.09 (2 H, d, J=8.3 Hz).
実施例A−01と同様の手法により、参考例P−B09で得られた化合物から以下の化合物を合成した。
・実施例B−21:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(ピロリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−22:2−[3−{4−[2−(3,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−23:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−24:2−[3−{4−[2−(4−シアノピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−25:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(3−メトキシピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−26:2−[3−(4−{2−[4−(ジメチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル}フェニル)−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−27:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(オクタヒドロイソキノリン−2(1H)−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−28:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(チオモルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−29:2−[3−(4−{2−[(2R,6S)−2,6−ジメチルモルホリン−4−イル]エチル}フェニル)−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−30:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(3−メチルモルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−31:2−[3−{4−[2−(3−エチルモルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−32:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−33:2−[3−{4−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−34:1−[2−(4−{5−(3−メトキシフェニル)−1−[2−オキソ−2−(プロパン−2−イルアミノ)エチル]−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}フェニル)エチル]ピペリジン−4−カルボキサミド
・実施例B−35:2−[3−(4−{2−[4−(アセチルアミノ)ピペリジン−1−イル]エチル}フェニル)−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−36:2−[3−{4−[2−(4−ヒドロキシ−4−メチルピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−37:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(7−オキサ−2−アザスピロ[3.5]ノナ−2−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−38:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−(4−{2−[4−(トリフルオロメチル)ピペリジン−1−イル]エチル}フェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−39:2−[3−{4−[2−(4−フルオロピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−40:2−[3−{4−[2−(4,4−ジフルオロピペリジン−1−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−41:2−[3−{4−[2−(3,5−ジメチルモルホリン−4−イル)エチル]フェニル}−5−(3−メトキシフェニル)−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
・実施例B−42:2−[5−(3−メトキシフェニル)−3−{4−[2−(2−オキサ−6−アザスピロ[3.3]ヘプタ−6−イル)エチル]フェニル}−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−N−(プロパン−2−イル)アセトアミド
実施例B−21からB−42のLCMSのRetention Time(以下RT)、MSの測定結果を表1-1〜表1-4に示す。
【0736】
【表1-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0737】
【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0738】
【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0739】
【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0740】
実施例A−01と同様の手法により、参考例P−C10、P−C19、P−C28、P−C35、P−C42、P−C48、P−C55、P−C61、P−C69、P−C74、P−C80、P−C85で得られた化合物から、以下の実施例C−01〜C−22の化合物を合成した。
・実施例C−01:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−02:2-[3-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−03:2-[3-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−04:2-[3-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタ-6-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−05:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−06:2-[5-(3-クロロフェニル)-3-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−07:2-[5-(3-クロロフェニル)-3-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1H-ピラゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−08:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1,3-オキサゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−09:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1,3-オキサゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−10:2-[4-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1,3-オキサゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−11:2-[4-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1,3-オキサゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−12:2-[4-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタ-6-イル)エチル]フェニル}-1,3-オキサゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−13:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−14:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−15:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{4-[2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタ-6-イル)エチル]フェニル}-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−16:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{3-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−17:2-[5-(3-クロロフェニル)-2-{3-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1,3-チアゾール-4-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−18:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-2,5-ジオキソ-2,5-ジヒドロ-1H-ピロール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−19:2-[5-(3-クロロフェニル)-3-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−20:2-[5-(3-クロロフェニル)-4-メチル-3-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-2-オキソ-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-1-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−21:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例C−22:2-[1-(3-クロロフェニル)-3-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
実施例C−01〜C−22の
1H−NMR、MSの測定結果を表2−1〜表2−4に示す。
【0741】
【表2-1】
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【0742】
【表2-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
【表2-3】
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【0744】
【表2-4】
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【0745】
・実施例D−01:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミドの合成
【0746】
【化295】
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【0747】
窒素気流下、参考例P−D08で得られた化合物(90mg)、4-(4-ブロモフェネチル)モルホリン(91mg)、ヨウ化銅(64mg)、リン酸三カリウム(130mg)、trans−N,N’−ビスメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.055mL)の1,4−ジオキサン(1.8mL)懸濁液を外温100℃にて一晩攪拌した。放冷後、反応液をセライト(登録商標)濾過し、残った固体をCHCl
3で洗浄した。ろ液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(SNAP Cartridge KP−NH 28g、移動相:n−Hexane/CHCl
3=25/75;v/v)にて精製し、得られた化合物を混合溶媒中(n−Hexane/EtOAc=6/1;v/v)にて洗浄後固体を濾取し、表題化合物(77mg、無色固体)を得た。
1H-NMR (600 MHz, CDCl
3) δ (ppm) ; 1.14 (6 H, d, J=6.6 Hz), 2.53 (4 H, br. s.), 2.58 - 2.64 (2 H, m), 2.78 - 2.87 (2 H, m), 3.47 (2 H, s), 3.75 (4 H, t, J=4.5 Hz), 3.96 - 4.09 (1 H, m), 5.92 (1 H, d, J=6.6 Hz), 7.27 - 7.33 (3 H, m), 7.37 - 7.50 (3 H, m), 7.81 - 7.93 (2 H, m) .
MS (ESI pos.) m/z : 484([M+H]
+).
実施例D−01と同様の手法により、参考例P−D04、参考例P−D05、参考例P−D08、参考例P−D09、参考例P−D12、参考例P−D13、参考例P−D16、参考例P−D17、参考例P−D20、参考例P−A42、参考例P−A47、参考例P−A49、参考例P−A50、参考例P−A52、参考例P−A54、参考例P−A55、参考例P−A56、参考例P−A57、参考例P−A59、参考例P−A61、参考例P−A63、参考例P−A64、参考例P−A66、参考例P−A67で得られた化合物及び4-(4-ブロモフェネチル)モルホリンを用いて以下の化合物を合成した。
・実施例D−02:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−03:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−04:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−05:N-tert-ブチル-2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−06:N-tert-ブチル-2-[4-(3-メトキシフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−07:N-tert-ブチル-2-[4-(3-メトキシフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−08:N-tert-ブチル-2-[4-(3-メトキシフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−09:N-tert-ブチル-2-[4-(3-メトキシフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−10:N-tert-ブチル-2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−11:N-tert-ブチル-2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−12:N-tert-ブチル-2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−13:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−14:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−15:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−16:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−17:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)プロピル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−18:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)プロピル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−19:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)プロピル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−20:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{3-フルオロ-4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−21:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{3-フルオロ-4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−22:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{3-メトキシ-4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−23:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{3-メトキシ-4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−24:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{2-フルオロ-4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−25:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{2-メトキシ-4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−26:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−27:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−28:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−29:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−30:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−31:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−32:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{5-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−33:N-tert-ブチル-2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]アセトアミド
・実施例D−34:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)プロピル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−35:2-(1-{4-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−36:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)プロピル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−37:2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−38:2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−39:2-[4-(3-メトキシフェニル)-1-{4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−40:2-[4-(3-メトキシフェニル)-1-{5-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]ピリジン-2-イル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−41:2-[4-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)-1-{3-メトキシ-4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−42:2-[1-{3-メトキシ-4-[2-(3-オキサ-8-アザビシクロ[3.2.1]オクタ-8-イル)エチル]フェニル}-4-(3-メトキシフェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
実施例D−02からD−42の
1H−NMR、MSの測定結果を表3−1〜表3−7に示す。
【0748】
【表3-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0749】
【表3-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0750】
【表3-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0751】
【表3-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0752】
【表3-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0753】
【表3-6】
[この文献は図面を表示できません]
【0754】
【表3-7】
[この文献は図面を表示できません]
【0755】
実施例A−01と同様の手法により、参考例P−D21、参考例P−D22で得られた化合物及び対応するアミンを用いて以下の化合物を合成した。
・実施例D−43:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-{4-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]フェニル}-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−44:2-[4-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-5-オキソ-1-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−45:2-[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-1-{4-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]フェニル}-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−46:2-[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-1-{4-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−47:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3,6-ジヒドロピリジン-1(2H)-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−48:2-[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-1-{4-[2-(チオモルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−49:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(4-メチルピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−50:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3-メトキシピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−51:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(オクタヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−52:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-(4-{2-[(2R,6S)-2,6-ジメチルモルホリン-4-イル]エチル}フェニル)-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−53:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3-メチルモルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−54:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3-エチルモルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−55:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(4-ヒドロキシ-4-メチルピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−56:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(7-オキサ-2-アザスピロ[3.5]ノナ-2-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−57:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(4-フルオロピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−58:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−59:2-[4-(3-クロロフェニル)-5-オキソ-1-(4-{2-[4-(トリフルオロメチル)ピペリジン-1-イル]エチル}フェニル)-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−60:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(3,5-ジメチルモルホリン-4-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
・実施例D−61:2-[4-(3-クロロフェニル)-1-{4-[2-(2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタ-6-イル)エチル]フェニル}-5-オキソ-4,5-ジヒドロ-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル]-N-(プロパン-2-イル)アセトアミド
実施例D−43からD−46の
1H−NMR、MSの測定結果を表4に示す。
【0756】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0757】
実施例D−47からD−61のMS、HPLCの保持時間の測定結果を表5−1〜表5−3に示す。
【0758】
【表5-1】
[この文献は図面を表示できません]
【0759】
【表5-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0760】
【表5-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0761】
試験例1
・V1b受容体結合試験
293FT細胞(インビトロジェン)にヒトV1b受容体を一過性に発現させ、細胞を回収し、15mmol/L トリス塩酸緩衝液(pH7.4、2mmol/L 塩化マグネシウム、0.3mmol/L エチレンジアミン四酢酸、1mmol/L グリコールエーテルジアミン四酢酸を含む)中でホモジナイズした。得られたホモジネートを50,000×g、4℃で20分間遠心分離し、沈殿物を75mmol/L トリス塩酸緩衝液(pH7.4、12.5mmol/L 塩化マグネシウム、0.3mmol/L エチレンジアミン四酢酸、1mmol/L グリコールエーテルジアミン四酢酸、250mmol/Lショ糖を含む)に再懸濁して粗膜標品とし、結合試験実施前まで−80℃にて保存した。結合試験の際は、この粗膜標品を50mmol/L トリス塩酸緩衝液(pH7.4、10mmol/L 塩化マグネシウム、0.1% ウシ血清アルブミンを含む)にて希釈し、各被検化合物、及び[
3H]AVP(最終濃度0.4〜1nmol/L)と混合し、室温で60分間インキュベーションした。被検化合物はDMSOにて段階的に希釈し、混合時の被検化合物の最終濃度は、0.01nmol/L〜1μmol/Lである。インキュベーション後、混合溶液を0.3% ポリエチレンイミンを浸透させたGF/Cフィルターへと吸引濾過した。このGF/Cフィルターを乾燥させてシンチレーターを加えた後、トップカウント(パーキンエルマー社)を用いてフィルター上に残存する放射活性を測定した。10μmol/Lの未標識AVP存在下での放射活性を0%とし、未標識AVP非存在下での放射活性を100%とする。各濃度の被検化合物存在化での放射活性より用量反応曲線を作成し、被検化合物の50%阻害濃度(IC
50値)を算出した。本発明の化合物のIC
50値は、0.1nM〜1000nMの範囲であった。その結果を表6−1〜表6−2に示す。
【0762】
【表6-1】
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【0763】
【表6-2】
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【0764】
試験例2
・V1b受容体拮抗作用測定
CHO細胞(ATCC)にヒトV1b受容体を安定発現させた細胞を使用し、Ham's F−12(10%FBS、0.5mg/mL Geneticinを含む)にて培養した。試験前日に96wellポリDリジンコーティング黒プレートにて、1wellあたり20,000細胞数にて播種した。試験当日に培養液を除いた後、ロード用液(1×HBSS、10mmol/L HEPES、0.1% ウシ血清アルブミン、1.25mmol/L Probenecid、0.02% Pluronic F−127、1.5μmol/L Fluo−4−AM、pH 7.4)を添加し、CO
2インキュベーター内で1時間インキュベーションした。インキュベーション後、上記のロード用液を除き、各被検化合物を含む試験溶液(1×HBSS、10mmol/L HEPES、0.1% ウシ血清アルブミン、1.25mmol/L Probenecid、pH 7.4)を加え、CO
2インキュベーター内で30分間インキュベーションした。被検化合物はDMSOにて段階的に希釈し、測定時の被検化合物の最終濃度は、0.1nmol/L〜1μmol/Lとなる。インキュベーション後、FDSS(浜松ホトニクス社)にて蛍光値の測定とAVPの添加を行った。AVPは、測定時の最終濃度が2.5nmol/Lとなるように添加した。この濃度は、AVPによる最大反応の70〜80%を示す濃度である。被検化合物およびAVPを添加しないwellの蛍光値を0%とし、被検化合物の添加がなく、AVPのみを添加するwellの蛍光値を100%とする。各濃度の被検化合物存在下でのAVP添加後の蛍光値より用量反応曲線を作成し、50%阻害濃度(IC
50値)を算出した。その結果を表7に示す。
【0765】
【表7】
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