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公報発行日 2016年11月16
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【図1】FOP患者からのiPS細胞の形成を調べた結果を示す。(A)FOP患者及び健常者からのiPS細胞の形成効率(Efficiency (%))を示す。AP陽性とES様の形態(典型的(typical)な形態)によってiPSコロニーを判定した。(B)60mmシャーレにおけるiPS細胞コロニーのAP染色を示す。(C)iPS細胞のコロニーの形態を示す。目盛尺:200μm。(D)FOP及び対照における典型的(typical)な及び異常(atypical)なiPS細胞コロニーの数及び比率を示す。
【図2】ALK2キナーゼ阻害剤処理による、FOP線維芽細胞からのiPS細胞の生成と維持を調べた結果を示す図である。(A)ALK2キナーゼ阻害剤であるLDN−193189(LDN)及びドルソモルフィンの処理によるiPS細胞コロニー形成の改善効果を示す。AP陽性とES様の形態によってiPSコロニーを判定した。左と右のパネルはそれぞれ、患者F2と患者F4である。(B)LDNで治療した個々の患者から生成されたFOP由来のiPS細胞の位相差写真を示す。目盛尺:200μm。(C)センダイウイルス及びヒトESマーカーのRT−PCR解析の結果を示す。iPSのF1−1、F2−1及びF4−1はそれぞれ患者F1、F2及びF4に由来するiPS細胞株を示す。201B7:対照のヒトiPS細胞株。SeV(+):SeVを感染させた線維芽細胞。(D)多能性マーカーについてのFOP由来のiPS細胞株の免疫蛍光染色及びAP染色を示す。目盛尺:200μm。(E)LDNなしでのFOP由来のiPS細胞株の自発的な分化を調べた結果を示す。未分化(U)は典型的(typical)なiPSコロニーを示す。部分的分化(P)は部分的に分化したコロニーを示し、分化(D)は完全に分化したコロニーを示す(上段写真)。阻害剤を伴った又は伴わない(真ん中と下のパネル)FOP由来のiPS細胞株における3種のコロニーの数及び比率。目盛尺:200μm。(F)LDNを伴わずに培養したFOP由来のiPS細胞株における分化マーカーの免疫蛍光染色を示す。4種のiPS細胞株を染色し、iPS細胞株F2〜6から得た代表的なデータが示されている。目盛尺:200μm。(G)多能性及び分化に関連する遺伝子の発現に関する定量的RT−PCRの結果を示す。データはGAPDHに対して標準化し、LDNを伴わずに培養した201B7ヒトiPS細胞株に対する相対的な発現レベルとして表す。
【図3】FOPに由来する線維芽細胞からのiPS細胞の形成効率と、ALK2キナーゼ阻害の時期との関係を調べた結果を示す。(A)LDNによる処理の実験計画を示す。iPS細胞の誘導培養は、図示される期間、LDNによって処理される。(B)図3Aに示す期間、3種の濃度:0nM,30nM及び200nMのLDNで処理した60mmシャーレにおける患者F2(左)と健常者N1(右)に由来するiPS細胞コロニーのAP染色の結果を示す。d1−d7、d1−d30、及びd8−d30はそれぞれ、1日目〜7日目、1日目〜30日目及び8日目〜30日目のLDNの処理期間を示す。(C)各期間LDNで処理したiPS細胞コロニーの形成効率を示す。典型的(typical)なAP陽性コロニーを30日目で計数した。グラフ横軸において、「1」から「7」は、それぞれのLDN処理期間を表し、「1」は「d1-d30」を、「2」は「d1-d7」を、「3」は「d1-d30」を、「4」は「d8-d30」を、「5」は「d8-d14」を、「6」は「d15-d21」を、「7」は「d22-d30」を表す(図3Aを参照)。
【図4】ALK2キナーゼ阻害剤について調べた結果を示す。(A)正常なiPS細胞及びFOP由来のiPS細胞の全般的遺伝子発現パターンを調べた結果を示す。LDN−193189の存在下及び非存在下における、iPS細胞株N3−1、iPS細胞株F1−1及びF2−1、及びiPS細胞株F4−1についての全般的遺伝子発現パターンの散布図を示す。(B)LDN−193189及びドルソモルフィンの構造を示す。
【図5】ALK2遺伝子における突然変異及びFOP−iPS細胞のALK2活性の阻害を調べた結果を示す。(A)FOP由来のiPS細胞株のALK2遺伝子におけるゲノム塩基配列を決定した結果を示す。617G>A(R206H)及び1067G>A(G356D)の突然変異を矢印で示した。(B)ドルソモルフィン(DM)で処理したFOP由来のiPS細胞の位相差像を示す。左のパネル:患者F2に由来するiPS細胞;右のパネル:患者F4に由来するiPS細胞。目盛尺:200μm。(C)FOP由来のiPS細胞株における3種のコロニーの数及び比率を示す。iPS F2−1及びiPS F4−2の細胞をDMと共に、又はDMを伴わずに培養した。未分化(U)、部分分化(P)及び完全分化(D)のコロニーは図2Eで記載したように定義する。目盛尺:200μm。(D)LDN−193189(LDN)で処理した又は処理しない正常対照(201B7)及びFOP由来のiPS細胞(F2−1及びF4−1)におけるリン酸化Smad1/5/8の免疫ブロット解析の結果を示す。BMP−4で処理したiPSのF2−1、F4−1及び201B7におけるSmad1/5/8のリン酸化の相対的レベルは、201B7細胞のみよりは高く、Smad1/5/8のそのようなリン酸化はLDNによる処理によって阻害される。10ng/mLのBMP−4で処理した又は処理しない201B7iPS細胞をそれぞれ、Smad1/5/8リン酸化の陰性対照及び陽性対照として用いた。(E)FOP由来のiPS細胞におけるSmad1/5/8のリン酸化に対するDMの効果を調べた結果を示す。FOP由来のiPS細胞(F2−1及びF4−2)におけるSmad1/5/8のリン酸化は、LDNによるもののようにDMによる処理によって双方とも阻害される。リン酸化されたSmad1/5/8の相対的レベルは総Smad1に対して標準化されている。
【図6】FOP−iPS細胞についての遺伝子発現を解析した結果を示す。(A)LDNの非存在下でiPS F2−1とF2−2の間で共通して2倍以上、上方又は下方調節される発現遺伝子に関するベン図を示す。54,675の遺伝子中、1,417の発現遺伝子が、F2のiPS細胞株間で共通して上方調節され、394の遺伝子が下方調節される。(B)LDNの非存在下で培養されたiPSのF1−1、F2(F2−1とF2−2)及びF4−1の間で2倍以上、共通して上方又は下方調節される遺伝子についてのベン図を示す。これらのiPS細胞株の遺伝子発現プロファイルを互いに比較すると、516の遺伝子の発現が共通して上方調節されることが示され、85の遺伝子の発現が下方調節されることが示された。
【図7】乳児型クラッベ病患者由来の線維芽細胞からiPS細胞を誘導した結果を示す。
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