技術分野
ディーゼルエンジンからの排ガスを処理する電気集塵装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、特許文献1に記載された従来例にあっては、集塵電極で
捕 集した粒子状物質を、集塵電極の近傍に設けた燃焼用電極に通電することにより、燃焼除去することができるものであるが、集塵電極が排気ガス流と交差する方向に配置されている関係で、集塵電極をメッシュ状金網、パンチングメタル、エキスパンダメタル、コイル状ワイヤ、金属繊維の集合体で排気ガスを通過可能な形状とする必要がある。このため、燃焼用電極も排ガスが通過可能な構成とする必要があるとともに、集塵電極との間に必要な絶縁距離を保つ必要があり、燃焼用電極の発熱を集塵電極に有効に伝達することができず、集塵電極で
捕 集した粒子状物質の燃焼効率を高めることができないとともに、燃焼用電極の燃焼温度を高めるために消費電力が大きくなるという未解決の課題がある。このため、例えば舶用ディーゼルエンジンのように排気量の大きなディーゼルエンジンでは有効に活用することができない。
また、集塵電極も排気ガスが通過可能な形状とするので、排ガス中の粒子状物質の
捕 集効率を高めることができないという未解決の課題もある。
そのほか、船舶ディーゼルエンジンではエンジンの排圧で排気ガスを流すため、集塵機の圧損を大きくても1000Pa程度以下にする必要があるほか、非常に狭いスペースに設置しなければならないため、装置の大きさも極力小さくすることが求められている。しかし、特許文献1のようなフィルタ状の電極間を排ガスが流れるような構造の場合、圧損を1000Pa以下にするためには、流路面積を排ガスダクトの数倍〜10倍以上に大きくして、流速を数m/s以下に下げるか、巨大なブロワを設置する、といった工夫が必要となる。その結果、装置全体が大きくなってしまい船舶に搭載するのが困難になるという未解決の課題もある。
そこで、本発明は、従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、ディーゼルエンジンの排ガス中に含まれる粒子状物質を集塵電極で効率よく集塵可能とするとともに、粒子状物質の燃焼除去を効率よく行い、さらに消費電力を低減することができる電気集塵装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
目的を達成するために、本発明に係る電機集塵装置の第1の態様は、ディーゼルエンジンの燃焼による排ガス中の粒子状物質を捕集する電気集塵装置であって、前記粒子状物質及びNOを含む排ガス流路に前記NOをNO2に変換するプラズマ放電領域と、前記プラズマ放電領域の下流側に前記粒子状物質を帯電させ集塵する集塵領域とを備え、前記集塵領域には、平板状の高圧電極及び当該高圧電極と離間して配置された平板状の接・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、
集塵領域の上流側にプラズマ放電領域が形成され、このプラズマ放電領域で排ガス中のN0をNO 2 に変換するので、排ガスが燃焼し易くなり、この分加熱部の加熱温度を低下 させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係る電気集塵装置を舶用ディーゼルエンジン排ガス処理装置に適用した場合の一実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】 電気集塵装置の第1の実施形態を示す全体構成図である。
【図3】 電気集塵装置の帯電部及び集塵部を模式的に示す図である。
【図4】 図3の接地電極の平面図及びそのA−A線上の断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態を示す複数の集塵部の模式図である。
【図6】 集塵部の具体的構成を示す拡大断面図である。
1…船舶、2…スクリュープロペラ、3…舶用ディーゼルエンジン、4…配管、5…SCR脱硝装置、6…尿素タンク、7…電気集塵装置、7A…電気集塵装置本体、7B…集塵制御部、8…エコノマイザ、9…海水スクラバ、11…筐体、12…帯電機構、13…集塵機構、14a…接地電極、14b…高圧電極、15…接地電極、15a,15b…平板状電極板、15c,15d…絶縁板、15e…ニクロム線、16…高圧電極、17…集塵部、21…高圧電極、22…接地電極、23…集塵部、24…開口、25…ケーシング電極、26…接地電極部
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