【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施例はDRBパケット廃棄率の統計方法を開示し、
クロスステーション/クロスボード切り換えの場合に、ソースセルに対して、DRBパケット廃棄率を計算するための関連パラメータを統計すること、及び
前記関連パラメータに基づいてDRBパケット廃棄率を計算し、ダウンリンクDRB逆送信データがDRBパケット廃棄率の計算に参加しないことを含む。
【0008】
好ましくは、DRBパケット廃棄率を計算するための関連パラメータを統計するステップは、
前記ソースセルをアクティベーションした後に、各サービス品質クラス標識(QCI)等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内で、ソースセルが受信したすべてのダウンリンクDRBデータパケット数、ダウンリンクDRBパケット放棄数及びダウンリンク逆送信DRBデータパケット数を統計することを含む。
【0009】
好ましくは、
という式に基づいてソースセルのDRBパケット廃棄率を計算し、
ただし、
はいずれかのQCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内でのDRBパケット廃棄率を表し、
はソースセルが受信したすべてのダウンリンクDRBデータのパケット数を表し、
はダウンリンク逆送信DRBデータパケット数を表し、
はダウンリンクDRBパケット放棄数を表す。
【0010】
好ましくは、DRBパケット廃棄率を計算するための関連パラメータを統計するステップは、
ソースセルをアクティベーションした後に、各QCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内で、該セルのダウンリンクDRBパケット放棄数、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が成功するダウンリンクDRBデータパケット数及びHARQが失敗するDRBデータパケット数を統計することを含む。
【0011】
好ましくは、
という式に基づいて前記ソースセルのDRBパケット廃棄率を計算し、
ただし、
はいずれかのQCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内でのDRBパケット廃棄率を表し、
は前記ソース側領域のダウンリンクDRBパケット放棄数を表し、
はHARQが成功するダウンリンクDRBデータパケット数を表し、
はHARQが失敗するダウンリンクDRBデータパケット数を表す。
【0012】
本発明の実施例はDRBパケット廃棄率の統計装置をさらに提供し、
クロスステーション/クロスボード切り換えの場合に、ソースセルに対して、DRBパケット廃棄率を計算するための関連パラメータを統計するように設定される統計モジュール、及び
前記関連パラメータに基づいてDRBパケット廃棄率を計算し、ダウンリンクDRB逆送信データがDRBパケット廃棄率の計算に参加しないように設定される計算モジュール、を備える。
【0013】
好ましくは、前記統計モジュールは、前記ソースセルをアクティベーションした後に、各サービス品質クラス標識QCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内で、該セルが受信したすべてのダウンリンクDRBデータパケット数、ダウンリンクDRBパケット放棄数及びダウンリンク逆送信DRBデータパケット数を統計するように設定される。
【0014】
好ましくは、前記計算モジュールは、
という式に基づいて該セルのDRBパケット廃棄率を計算するように設定され、
ただし、
はいずれかのQCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内でのDRBパケット廃棄率を表し、
は前記ソースセルが受信したすべてのダウンリンクDRBデータのパケット数を表し、
はダウンリンク逆送信DRBデータパケット数を表し、
はダウンリンクDRBパケット放棄数を表す。
【0015】
好ましくは、前記統計モジュールは、ソースセルをアクティベーションした後に、各QCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内で、ソースセルのダウンリンクDRBパケット放棄数、HARQが成功するダウンリンクDRBデータパケット数及びHARQが失敗するDRBデータパケット数を統計するように設定される。
【0016】
好ましくは、前記計算モジュールは
という式に基づいて該セルのDRBパケット廃棄率を計算するように設定され、
ただし、
はいずれかのQCI等級の無線ベアラにおいて、プリセット周期内でのDRBパケット廃棄率を表し、
はソースセルのダウンリンクDRBパケット放棄数を表し、
はHARQが成功するダウンリンクDRBデータパケット数を表し、
はHARQが失敗するダウンリンクDRBデータパケット数を表す。