特許第6029372号(P6029372)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6029372
(24)【登録日】2016年10月28日
(45)【発行日】2016年11月24日
(54)【発明の名称】鍛造プレス
(51)【国際特許分類】
   B30B 15/10 20060101AFI20161114BHJP
   B21J 9/02 20060101ALI20161114BHJP
   B30B 1/26 20060101ALI20161114BHJP
【FI】
   B30B15/10 Z
   B21J9/02 Z
   B30B1/26 A
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-169241(P2012-169241)
(22)【出願日】2012年7月31日
(65)【公開番号】特開2014-28377(P2014-28377A)
(43)【公開日】2014年2月13日
【審査請求日】2015年7月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】000142595
【氏名又は名称】株式会社栗本鐵工所
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】阿部 俊明
【審査官】 矢澤 周一郎
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第03713517(US,A)
【文献】 特開平07−027154(JP,A)
【文献】 特開2005−206077(JP,A)
【文献】 実開昭55−066099(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21J 9/02
B30B 1/26
B30B 15/10
B30B 15/28
B30B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
クランク軸に、メインモータで回転駆動されるフライホイールの回転を伝達可能とし、該フライホイールの回転をクランク軸に伝達して、スライドを昇降動作させて鍛造作業を行う鍛造プレスにおいて、
上記クランク軸の回転を止めて上記スライドを停止させるブレーキ装置と、
上記ブレーキ装置に冷媒を循環させて上記ブレーキ装置を冷却するブレーキ冷却装置と、
上記ブレーキ装置から発生する異音を検出する異音検出装置と、
上記異音検出装置で検出した異音を記憶すると共に、上記ブレーキ冷却装置を制御する制御装置とを備えており、
上記制御装置は、
上記異音検出装置で検出された異音と共に、上記ブレーキ装置の温度、鍛造プレスの運転状況、上記冷媒の流量を記憶し、
上記異音が発生したときに上記ブレーキ装置の温度が上昇していれば、上記冷媒の流量を増やし、該ブレーキ装置の温度が低下していれば、上記冷媒の流量を減らすように構成されている
ことを特徴とする鍛造プレス。
【請求項2】
請求項に記載の鍛造プレスにおいて、
上記異音検出装置は、異音センサよりなり、該異音センサは、上記ブレーキ装置の異音に近い音に限定して異音を拾うように調整されている
ことを特徴とする鍛造プレス。
【請求項3】
請求項に記載の鍛造プレスにおいて、
上記異音検出装置は、振動センサよりなり、該振動センサは、上記ブレーキ装置の振動に近い振動に限定して振動を拾うように調整されている
ことを特徴とする鍛造プレス。
【請求項4】
請求項乃至のいずれか1つに記載の鍛造プレスにおいて、
上記制御装置は、上記異音検出装置で検出された異音と共に、周囲温度及び周囲湿度をさらに記憶可能に構成され、
上記制御装置に記憶したデータを元に上記周囲温度及び周囲湿度に合わせて上記冷媒の流量を調整可能に構成されている
ことを特徴とする鍛造プレス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鍛造プレスに関し、特にそのブレーキ装置の冷却に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、クランク軸を回転駆動してスライドを昇降動作させる機械式の鍛造プレスが知られている。例えば、特許文献1のように、クランク軸に、メインモータで回転駆動されるフライホイールの回転を伝達可能とし、フライホイールの回転をクランク軸に伝達して、スライドを昇降動作させて鍛造作業を行うようにしている。この種の鍛造プレスでは、スライドを停止させるためにブレーキ装置を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2011−79034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ブレーキ装置は、大きな質量のスライドを一気に停止させるために、大量の運動エネルギーを熱エネルギーに変換することとなり、大きな発熱がある。この発熱は、ブレーキ装置の寿命、精度だけでなく、周辺部品にも悪影響を及ぼす可能性がある。
【0005】
このため、水などの冷媒で冷却することが考えられるが、冷媒の量が多すぎたり少なすぎたりすると、ブレーキ装置から異音が発生したり、摩擦材の寿命が短くなったりする問題がある。
【0006】
また、鍛造プレスの運転状況、運転時間、設置場所等の環境変化によってブレーキの状態、すなわち適切な冷媒の量が随時変わるので、異音の発生を適切に防止できないという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ブレーキ装置を適切に冷却して異音の発生を確実に防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、この発明では、異音を検出し、冷却用の冷媒の量を調整するようにした。
【0009】
具体的には、第1の発明では、クランク軸に、メインモータで回転駆動されるフライホイールの回転を伝達可能とし、該フライホイールの回転をクランク軸に伝達して、スライドを昇降動作させて鍛造作業を行う鍛造プレスを前提とする。
【0010】
そして、上記鍛造プレスは、
上記クランク軸の回転を止めて上記スライドを停止させるブレーキ装置と、
上記ブレーキ装置に冷媒を循環させて上記ブレーキ装置を冷却するブレーキ冷却装置と、
上記ブレーキ装置から発生する異音を検出する異音検出装置と、
上記異音検出装置で検出した異音を記憶すると共に、上記ブレーキ冷却装置を制御する制御装置とを備えている。
【0011】
上記の構成によると、検出した異音に合わせて冷媒量を適宜調整すると共に、異音が発生した状況を記憶しておくことで、学習機能により、同様に異音が発生しないように冷媒水量を適切に調整することができる。このため、異音の発生の可能性を確実に低下させることができる。
【0012】
特に、第1の発明において、
上記制御装置は、
上記異音検出装置で検出された異音と共に、上記ブレーキ装置の温度、鍛造プレスの運転状況、上記冷媒の流量を記憶し、
上記異音が発生したときに上記ブレーキ装置の温度が上昇していれば、上記冷媒の流量を増やし、該ブレーキ装置の温度が低下していれば、上記冷媒の流量を減らすように構成されている。
【0013】
上記の構成によると、異音と共に、そのときのブレーキ装置の温度、鍛造プレスの運転状況、冷媒の流量を記憶しておくことで、同様の異音が発生したときの適切な冷媒の量を容易に判断して異音の発生を低減することができる。なお、鍛造プレスの運転状況としては、クランク軸の回転数、メインモータの回転数、実行中の運転プログラム、連続運転時間等の運転状況を記憶するとよい。
【0014】
の発明では、第の発明において、
上記異音検出装置は、異音センサよりなり、該異音センサは、上記ブレーキ装置の異音に近い音に限定して異音を拾うように調整されている。
【0015】
上記の構成によると、ブレーキ装置特有の音域に限定して音を拾うことで、騒がしい工場内でも適切に異音を拾うことができる。
【0016】
の発明では、第の発明において、
上記異音検出装置は、振動センサよりなり、該振動センサは、上記ブレーキ装置の振動に近い振動に限定して振動を拾うように調整されている。
【0017】
上記の構成によると、ブレーキ装置特有の振動に限定して振動を拾うことで、騒がしい工場内でも適切に振動を拾って異音の発生を把握することができる。
【0018】
の発明では、第乃至第のいずれか1つの発明において、
上記制御装置は、上記異音検出装置で検出された異音と共に、周囲温度及び周囲湿度をさらに記憶可能に構成され、
上記制御装置に記憶したデータを元に上記周囲温度及び周囲湿度に合わせて上記冷媒の流量を調整可能に構成されている。
【0019】
上記の構成によると、記憶したデータを元に周囲温度及び周囲湿度に合わせて運転開始時に予め冷媒の量を設定しておけば、さらに異音の発生を効果的に防止することができる。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明によれば、異音検出装置で検出したブレーキ装置の異音を記憶してブレーキ冷却装置を制御するようにしたことにより、ブレーキ装置を適切に冷却して異音の発生を確実に防止することができる。特に、異音と共に、そのときのブレーキ装置の温度、鍛造プレスの運転状況、冷媒の流量を記憶しておくことで、同様の異音が発生したときの適切な冷媒の量を容易に判断して異音の発生を低減することができる
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図3のI部拡大断面図である。
図2】本発明の実施形態に係る鍛造プレスの概要を示す図である。
図3図4のIII−III線拡大断面図である。
図4】鍛造プレスの一部を示す側面図である。
図5】鍛造プレスの制御方法について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図2は本発明の実施形態に係る鍛造プレス10を示し、この鍛造プレス10は、機械式の熱間鍛造プレスであり、金型(図示省略)が取り付けられるスライド1とボルスタ2とがフレーム3内の上下に対向するように設けられている。また、鍛造プレス10は、回転駆動されるクランク軸4にコンロッド5で連結されたスライド1が昇降動作するように構成されている。そして、メインモータ6でベルト7によって回転駆動されるフライホイール8が、クランク軸4の一端側にクラッチ9を介して接続されている。クランク軸4には、クランク軸4の回転を止めてスライド1を停止させるブレーキ装置12が取り付けられている。この鍛造プレス10は、メインモータ6でフライホイール8を定速で回転駆動し、クラッチ9を入として、フライホイール8の回転をクランク軸4に伝達することによってスライド1を昇降させて鍛造するように構成されている。
【0024】
図1図3及び図4に示すように、ブレーキ装置12は、クランク軸4に回転一体に取り付けられたブレーキフランジ12aと、このブレーキフランジ12aを両側から挟み込むブレーキ板12bと、一方のブレーキ板12bを支持するブレーキ板支持部12cと、この一方のブレーキ板12bに対して他方のブレーキ板12bを駆動してブレーキフランジ12aを締め付けるブレーキ駆動部12dとを備えている。
【0025】
そして、鍛造プレス10は、冷却水などの冷媒を循環させてブレーキ装置12を冷却するブレーキ冷却装置13を備えている。ブレーキ冷却装置13は、所定の圧力で冷却水を供給する給水装置14と、給水装置14からブレーキ装置12へ冷却水を送る給水配管15と、給水配管15から送られてきた水が満たされ、ブレーキ板12b及びその周辺を冷却するウォータジャケット16と、このウォータジャケット16から給水装置14へ水を戻す排水配管17とを備えている。給水配管15には、流量調整弁18と流量計19とが設けられている。図4にも示すように、ウォータジャケット16は、ブレーキ板支持部12c側と、ブレーキ駆動部12d側とにそれぞれ設けられ、下側が給水配管15に上側が排水配管17にそれぞれ接続された環状の流路よりなる。これら流量調整弁18と流量計19とが、鍛造プレス10全体を制御する制御装置30に接続されている。
【0026】
また、鍛造プレス10は、ブレーキ装置12から発生する異音を検出する異音検出装置としての異音センサ20を備えている。異音センサ20で拾った音は、制御装置30に送られて分析される。このとき、鍛造プレス10自体が発生する音もかなりの音量であるので、ブレーキ装置12の異音に近い音に限定して異音を拾うように調整するとよい。
【0027】
ブレーキ装置12には、ブレーキ装置12自体の温度を検出する温度計21も設けられ、この温度計21も制御装置30に接続されている。
【0028】
鍛造プレス10の周辺には、室温計22及び湿度計23も設けられ、その検知データが制御装置30に送られるようになっている。
【0029】
また、制御装置30は、メインモータ6の回転数を制御し、クランク軸4の回転数等の運転状況も記録可能となっている。そして、異音センサ20で検出された異音と共に、温度計21からのブレーキ装置12の温度、流量計19からの冷却水の流量、室温計22からの室温、湿度計23からの湿度等を随時記憶可能となっている。そして、制御装置30に記憶したこれらのデータを元に流量調整弁18又は給水装置14を制御して冷却水の流量を調整可能に構成されている。
【0030】
次に、本実施形態に係る鍛造プレスの制御方法について説明する。
【0031】
図5に示すように、まず、ステップS01において、冷却水量を設定する。すなわち制御装置30に記憶した異音発生時のブレーキ温度、周囲温度、湿度、冷却水量、運転状況等を元に異音が最も発生しにくい冷却水の量を予め設定し、給水装置14及び流量調整弁18を調整する。このとき、人手によらず、自動で設定されるのが望ましい。
【0032】
次いで、ステップS02において、鍛造プレス10の運転を開始する。そして、メインモータ6でフライホイール8を定速で回転駆動し、クラッチ9を入として、フライホイール8の回転をクランク軸4に伝達することによってスライド1を上下させて鍛造を行う。そして、ブレーキ装置12でスライド1の動きを止め、鍛造品を取り出して新たな金属を金型内に設置して鍛造を繰り返す。
【0033】
この鍛造作業中にステップS03において、異音センサ20から異音(ブレーキの鳴き)が検出されたかを判断する。異音センサ20からの検知音をブレーキ装置12特有の音域に限定して拾うようにすることで、騒がしい工場内でも適切に異音を拾うことができる。異音が検出されなければ、ステップS04に進んで冷却水量を一定に保つ。
【0034】
逆に鳴きが発生したときには、そのときの温度計21からのブレーキ装置12の温度、流量計19からの冷却水の流量、室温計22からの室温、湿度計23からの湿度、運転状況(クランク軸の回転数やメインモータの回転数、実行中の運転プログラム、連続運転時間等)等を制御装置30が記憶する。
【0035】
次いで、ステップS06において、ブレーキ温度が上昇しているかを検出する。具体的には、温度計21から送られてくる温度変化を検出する。ブレーキ温度が上昇しているときには、ステップS07に進んで冷却水量を増加させる。増加量は、記憶した過去のデータを元に適量に設定される。
【0036】
次いで、ステップS08において、再び異音センサ20で得られた検知音からブレーキの鳴きが検出されたかを判断する。鳴きが検出されなければ、ステップS09に進んで冷却水量を一定に保つ。鳴きが検出された場合には、ステップS05に戻ってブレーキ装置12の温度や運転状況等を保存してから、再びステップS06において、ブレーキ温度が上昇域にあるかを検出する。
【0037】
逆にステップS06においてブレーキ温度が一定又は低下しているときには、ステップS10に進んで、ブレーキ温度が低下しているかを判定する。低下しているときには、冷却水が過剰であるので、ステップS11に進んで冷却水の量を減らす。減少量は、記憶した過去のデータを元に適量に設定される。
【0038】
次いで、ステップS12において、再び異音センサ20からの検知音からブレーキの鳴きが検出されたかを判断する。鳴きが検出されなければ、ステップS13に進んで冷却水量を一定に保つ。鳴きが検出された場合には、ステップS05に戻ってブレーキ装置12の温度や運転状況等を保存してから、再びステップS06において、ブレーキ温度が上昇域にあるかを検出する。
【0039】
逆にステップS10においてブレーキ温度が一定と判断したときには、ステップS20に進んで、室温計22及び湿度計23からのデータを元に周囲温度や湿度が変化したかを判定する。周囲温度や湿度が変化したと判定されるときには、ステップS21に進み、制御装置30に記憶されたデータを元に、その周囲温度や湿度に合わせた冷却水量、目標のブレーキ温度等を再設定する。
【0040】
次いで、ステップS22において、再び異音センサ20で得られた検知音からブレーキの鳴きが検出されたかを判断する。鳴きが検出されなければ、ステップS23に進んで冷却水量を一定に保つ。
【0041】
逆に鳴きが検出されたときや、ステップS20で周囲温度や湿度が変化のないときには、ステップS24に進み、ブレーキ温度以外の鳴き原因があることを制御装置30に記憶すると共に、制御装置30により、図示しないブザー、ランプなどを用いて警告を発生させる。
【0042】
このように、ステップS01において、最初に周囲温度及び周囲湿度に合わせて予め冷却水の量を設定しておけば、異音の発生を効果的に防止することができる。
【0043】
また、ステップS05において、異音と共に、そのときのブレーキ装置12の温度、クランク軸4の回転数等の運転状況、冷却水の流量をリアルタイムに記憶しておくことで、同様の条件下で異音が発生したときに適切な冷却水量を容易に判断して異音の発生を低減することができる。
【0044】
したがって、本実施形態に係る鍛造プレスによると、ブレーキ装置12を適切に冷却して異音の発生を確実に防止することができる。
【0045】
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態について、以下のような構成としてもよい。
【0046】
すなわち、上記実施形態では、異音検出装置は、異音センサ20としたが、振動センサとしてもよい。振動センサは、ブレーキ装置12の振動に近い振動(例えば、特定の周波数域)に限定して振動を拾うように調整するとよい。ブレーキ装置12特有の振動に限定して音を拾うことで、騒がしい工場内でも適切に振動を拾ってブレーキ装置12の異音(鳴き)の発生を把握することができる。
【0047】
上記実施形態では、冷媒は、冷却水としたが、油など他の液体や気体としてもよい。
【0048】
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0049】
以上説明したように、本発明は、ブレーキ装置を有する機械式の鍛造プレスについて有用である。
【符号の説明】
【0050】
1 スライド
2 ボルスタ
3 フレーム
4 クランク軸
5 コンロッド
6 メインモータ
7 ベルト
8 フライホイール
9 クラッチ
10 鍛造プレス
12 ブレーキ装置
12a ブレーキフランジ
12b ブレーキ板
12c ブレーキ板支持部
12d ブレーキ駆動部
13 ブレーキ冷却装置
14 給水装置
15 給水配管
16 ウォータジャケット
17 排水配管
18 流量調整弁
19 流量計
20 異音センサ(異音検出装置)
21 温度計
22 室温計
23 湿度計
30 制御装置
図1
図2
図3
図4
図5