【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る昇降フレームユニットは、築構造物の所定範囲を覆う養生部材を支持し、互いに長手方向で相対的に移動自在な支柱フレーム、内フレームおよび外フレームを有する昇降フレームユニットであって、
前記支柱フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する支柱定着装置と、
前記外フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する外定着装置と、
前記支柱フレームと前記内フレームとを切り離し自在に接続する内繋ぎ装置と、
前記支柱フレームと前記外フレームとを切り離し自在に接続する外繋ぎ装置と、
前記外フレームに形成された外上保持部と前記内フレームに形成された内係止部とに係止され、前記外上保持部と前記内係止部との上下方向の間隔である内外係止部間隔を変更する移動装置と、
を有することを特徴とする。
【0008】
(2)本発明に係る昇降フレームユニットの操作方法は、建築構造物の所定範囲を覆う養生部材を支持し、互いに長手方向で相対的に移動自在な支柱フレーム、内フレームおよび外フレームを有する昇降フレームユニットにおいて、
前記支柱フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する支柱定着装置と、
前記外フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する外定着装置と、
前記支柱フレームと前記内フレームとを切り離し自在に接続する内繋ぎ装置と、
前記支柱フレームと前記外フレームとを切り離し自在に接続する外繋ぎ装置と、
前記外フレームに形成された外上保持部と前記内フレームに形成された内係止部とに係止され、前記外上保持部と前記内係止部との上下方向の間隔である内外係止部間隔を変更する移動装置と、を有し、
前記支柱フレームおよび前記外フレームが前記建築構造物の一部に定着された状態において、前記支柱フレームと前記内フレームとが切り離され、かつ、前記支柱フレームと前記外フレームとが切り離された状態にする第1ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、前記内フレームを上昇させる第2ステップと、
前記支柱フレームと前記内フレームとを互いに繋ぐ第3ステップと、
前記支柱フレームが前記建築構造物に定着されていない状態にする第4ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を拡げることによって、互いに繋がれている前記支柱フレームおよび前記内フレームを下降させる第5ステップと、
前記支柱フレームと前記外フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記内フレームとが切り離された状態にする第6ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、前記内フレームを上昇させる第7ステップと、
前記支柱フレームと前記内フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記外フレームとが切り離された状態にする第8ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を拡げることによって、互いに繋がれている前記支柱フレームおよび前記内フレームを下降させる第9ステップと、
前記支柱フレームが前記建築構造物の一部に定着された状態にする第10ステップと、
前記外フレームが前記建築構造物の一部に定着されていない状態にする第11ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、前記外フレームを下降させる第12ステップと、
前記支柱フレームと前記外フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記内フレームとが切り離された状態にする第13ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を伸ばすことによって、前記内フレームを下降させる第14ステップと、
前記支柱フレームと前記内フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記外フレームとが切り離された状態にする第15ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、前記外フレームを下降させる第16ステップと、
前記外フレームが前記建築構造物の一部に定着された状態にする第17ステップと、
によって、建築構造物に対して下降することを特徴とする。
【0009】
(3)また、前記(2)において、前記第1ステップから前記第17ステップを順次繰返し実行することを特徴とする。
(4)また、前記(2)または(3)において 前記第10ステップを実行する前に、前記第6ステップから前記第9ステップの各ステップを順次繰り返すと共に、前記第17ステップを実行する前に、前記第13ステップから前記第16ステップの各ステップを順次繰り返すことを特徴とする。
【0010】
(5)また、本発明に係る昇降フレームユニットの操作方法は、建築構造物の所定範囲を覆う養生部材を支持し、互いに長手方向で相対的に移動自在な支柱フレーム、内フレームおよび外フレームを有する昇降フレームユニットにおいて、
前記支柱フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する支柱定着装置と、
前記外フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する外定着装置と、
前記支柱フレームと前記内フレームとを切り離し自在に接続する内繋ぎ装置と、
前記支柱フレームと前記外フレームとを切り離し自在に接続する外繋ぎ装置と、
前記外フレームに形成された外上保持部と前記内フレームに形成された内係止部とに係止され、前記外上保持部と前記内係止部との上下方向の間隔である内外係止部間隔を変更する移動装置と、を有し、
前記支柱フレームおよび前記外フレームが前記建築構造物の一部に定着された状態において、前記支柱フレームと前記内フレームとが切り離され、かつ、前記支柱フレームと前記外フレームとが切り離された状態にする第21ステップと、
前記内外係止部間隔が広い場合、前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、前記内フレームを上昇させる第22ステップと、
前記支柱フレームと前記内フレームとを互いに繋ぐ第23ステップと、
前記外フレームが前記建築構造物に定着されていない状態にする第24ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を伸ばすことによって、前記外フレームを上昇させる第25ステップと、
前記支柱フレームと前記外フレームとを互いに繋いだ後、前記内フレームとが切り離された状態にする第26ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、前記内フレームを上昇させる第27ステップと、
前記支柱フレームと前記内フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記外フレームとが切り離された状態にする第28ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を伸ばすことによって、前記外フレームを上昇させる第29ステップと、
前記外フレームが前記建築構造物の一部に定着された状態にする第30ステップと、
前記支柱フレームが前記建築構造物の一部に定着されていない状態にする第31ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、互いに繋がれている前記支柱フレームおよび前記内フレームを上昇させる第32ステップと、
前記支柱フレームと前記外フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記内フレームとが切り離された状態にする第33ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を伸ばすことによって、前記内フレームを下降させる第34ステップと、
前記支柱フレームと前記内フレームとを互いに繋いだ後、前記支柱フレームと前記外フレームとが切り離された状態にする第35ステップと、
前記移動装置を駆動して前記内外係止部間隔を縮めることによって、互いに繋がれている前記支柱フレームおよび前記内フレームを上昇させる第36ステップと、
前記支柱フレームが前記建築構造物の一部に定着された状態にする第37ステップと、
によって、建築構造物に対して上昇することを特徴とする。
【0011】
(6)前記(5)において、前記第21ステップから前記第37ステップを順次繰返し実行することを特徴とする。
(7)前記(5)または(6)において、前記第30ステップを実行する前に、前記第22ステップから前記第29ステップの各ステップを順次繰り返すと共に、前記第37ステップを実行する前に、前記第32ステップから前記第36ステップの各ステップを順次繰り返すことを特徴とする。
【0012】
(8)前記(1)において、前記移動装置は、前記外上保持部と、前記外上保持部よりも下方に配置された外下保持部と、前記外上保持部および前記外下保持部に両端部が回転自在で軸方向に移動不能に保持されたネジ棒と、該ネジ棒を回転駆動する電動モータと、を有し、前記内係止部が前記ネジ棒に軸方向移動自在に係止することを特徴とする。
(9)
建築構造物の所定範囲を覆う養生部材を支持し、互いに長手方向で相対的に移動自在な支柱フレーム、内フレームおよび外フレームを有する昇降フレームユニットであって、前記支柱フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する支柱定着装置と、前記外フレームを前記建築構造物の一部に着脱自在に定着する外定着装置と、前記支柱フレームと前記内フレームとを切り離し自在に接続する内繋ぎ装置と、前記支柱フレームと前記外フレームとを切り離し自在に接続する外繋ぎ装置と、前記内フレームに形成された内上保持部と前記外フレームに形成されたボールナットとに係止され、前記内上保持部と前記ボールナットとの上下方向の間隔である内外係止部間隔を変更する移動装置と、を有し、前記移動装置は、前記内上保持部と、前記内上保持部よりも下方に配置された内下保持部と、前記内上保持部および前記内下保持部に両端部が回転自在で軸方向に移動不能に保持されたネジ棒と、該ネジ棒を回転駆動する電動モータと、を有し、前記ボールナットが前記ネジ棒に軸方向移動自在に係止することを特徴とする。
【0013】
(10)前記(1)において、前記内繋ぎ装置が、前記内フレームに進退自在に設置された内繋ぎピンと、該内繋ぎピンを進退させる内繋ぎピン進退装置と、前記支柱フレームの側面に形成され、前記内繋ぎピンが侵入自在な支柱内繋ぎ孔とを具備し、
前記外繋ぎ装置が、前記外フレームに進退自在に設置された外繋ぎピンと、該外繋ぎピンを進退させる外繋ぎピン進退装置と、前記支柱フレームの側面に形成され、前記外繋ぎピンが侵入自在な支柱外繋ぎ孔とを具備することを特徴とする。
(11)前記(1)において、前記外フレームは、前記養生部材を支持することを特徴とする。
(12)前記(1)において、前記建築構造物を解体または建設する際に使用される走行クレーンが載置されるクレーンガーダーを支持することを特徴とする。