(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記起動モジュールが前記モバイル端末のタッチスクリーンをオンにした後、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品との第一の距離を継続的にモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を再び満たすことになった時、予め設定の距離条件を満たした状態に前記第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達するか否かを判断する判断モジュールと、
予め設定の距離条件を満たした状態に前記第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達していなかったことを前記判断モジュールによって判断された時、前記モバイル端末と周囲の環境との第一距離をリアルタイムでモニタリングする操作の実行を停止させる停止モジュールと、
予め設定の距離条件を満たした状態に前記第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したことを前記判断モジュールによって判断された時、前記モバイル端末のタッチスクリーンをオフにして前記タッチスクリーンの使用を禁止させることを前記閉止モジュールに通知して実行させる通知モジュールとを更に備える請求項5に記載の誤操作防止の装置。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に提供された誤操作を防止する誤操作防止の方法、装置及びデバイスの具体的な実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
まず、本発明の実施例に提供された誤操作を防止する誤操作防止の方法は、
図1に示すように、モバイル端末が待機の状態からアクティブな状態に移行した後に用いられる方法であり、以下のステップを含む。
【0015】
S101において、モバイル端末と周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする。
【0016】
ここで、本ステップS101は、具体的には、モバイル端末のタッチスクリーンとタッチスクリーンの前方の最も近い物体との第一の距離をリアルタイムでモニタリングするステップである。S102において、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした時、モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる。
【0017】
ここで、上記モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させることは、具体的に、モバイル端末を、モバイル端末の操作システムにより予め定義されたスクリーンオフの状態に移行させると共に、スクリーンオフの状態に移行した原因に基づいて、ユーザが非タッチスクリーンによって出した制御命令が実行できるか否かを、モバイル端末の操作システムが判断するために、モバイル端末の操作システムにスクリーンオフの状態に移行した原因を報告することを含む。
【0018】
更に、本方法は、上記第一の距離が予め設定の距離条件を満たしていない時、モバイル端末のタッチスクリーンをオンにすることを更に含む。
【0019】
本方法は、モバイル端末のタッチスクリーンをオンにした後、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品との第一の距離を継続的にモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を再び満たすことになった時、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達するか否かを判断し、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達していなかった時、モバイル端末と周囲の環境との第一距離をリアルタイムでモニタリングする操作の実行を停止させ、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達した時、モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させることを更に含む。
【0020】
本実施例において、上記予め設定の距離条件は、第一の距離が予め設定の第二の距離より小さい、または第一の距離が予め設定の第二の距離の以下であることを含むことを説明すべきである。
【0021】
本発明の実施例に提供された上記誤操作防止の方法は、モバイル端末が待機の状態からアクティブな状態に移行した後、モバイル端末がユーザにしまられた(例えば、バックパックやポケットに置かれた)か否かを判断するために、モバイル端末と周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作をオンにし、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした場合、モバイル端末がユーザにしまられた状態にあると判断し、モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる。これによって、ユーザの活動時にモバイルへの誤操作を防止でき、誤操作による損失を回避できる。
【0022】
本発明の実施例は、
図2に示すように、誤操作を防止する誤操作防止の方法を更に提供した。携帯電話をモバイル端末の例として説明を行う。本方法は、ユーザに誤操作防止の仕組みを提供できると共に、操作システム中に内蔵させるか、またはAPP(Application、第三者のアプリケーションプログラム)の形式で携帯電話にインストールすることが可能である。ユーザが誤操作防止仕組みをオンにした時、ユーザの携帯電話は、待機の状態からアクティブな状態に移行した後、以下の操作を実行する。
【0023】
S201において、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品(物体)との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする。
【0024】
本実施例において、携帯電話をモバイル端末の例として説明する。しかしながら、本発明において、モバイル端末が携帯電話に限らず、パネルコンピュータやMP4等のタッチスクリーンが備えられるデバイスであって良い。
【0025】
本実施例において、携帯電話のアクティブな状態は、携帯電話の着信、アラーム、カレンダー注意提示等であっても良い。
【0026】
具体的に、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品との第一の距離は、携帯電話中に装着された赤外線距離センサーで距離を測定し得られる。誤操作防止の装置は、操作システムが提供された赤外線距離センサーに対応するインターフェースから第一の距離を取得することが可能である。
【0027】
赤外線距離センサーが一般的に携帯電話のタッチスクリーンと同じ側に装着されているので、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品は、携帯電話のタッチスクリーンの前方の物品を指していることを説明すべきである。
【0028】
S202において、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたか否かを判断し、満たした場合には、ステップS203を実行し、満たしていない場合には、ステップS204を実行する。
【0029】
具体的に、本実施例において、予め設定の距離条件は、第一の距離が予め設定の第二の距離より小さい、または第一の距離が予め設定の第二の距離の以下であることを含む。
【0030】
ここで、第二の距離は、ユーザあるいは開発者によって設定されたものであっても良い、例えば、5センチ(cm)に設定される。
【0031】
本実施例に提供された方法は、主に携帯電話がユーザにしまられた(例えば、バックパックやポケットに置かれた)時、携帯電話がアクティブな状態に移行した後に過ってトリガーされた誤操作を防止するための方法である。従って、本実施例に提供された方法では、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした場合、携帯電話がユーザしまられたと判断され、この時にユーザが携帯電話のタッチスクリーンによって制御指令を出さないはずであり、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしていない場合には、携帯電話がユーザにバックパックあるいはポケットから取り出されたと判断され、ユーザが携帯電話のタッチスクリーンによって制御指令を出す可能性がある。
【0032】
S203において、携帯電話を、携帯電話の操作システムが予め設定したスクリーンオフの状態に移行させてから、ステップS201に戻る。
【0033】
以下は説明すべきである。即ち、携帯電話の操作システムは、携帯電話に対してスクリーンオフの状態を設定し、携帯電話がスクリーンオフの状態に移行した後の各ハードウェアの状態及びユーザが各方式で入力した制御命令への応答状況も設定してあり、ユーザ又はプログラムが操作システムに提供されたインターフェースによって、該携帯電話をスクリーンオフの状態に移行させることができ、一般の場合、携帯電話をスクリーンオフの状態に移行させたことは、少なくともタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させることを含む。
【0034】
更に、操作システムのスクリーンオフの状態において、携帯電話をスクリーンオフの状態に移行させたのは、複数の種類の原因を含んで良い。スクリーンオフの状態に移行した原因毎に対応するスクリーンオフの状態は、携帯電話に対して操作可能な状態が異なる。例えば、ユーザのスクリーンロック操作でスクリーンオフの状態に移行した時、携帯電話のタッチスクリーンがオフになり、使用禁止になっている(タッチスクリーンによってユーザが出した制御指令を受理できない)が、携帯電話は、ユーザがライン制御(Line-Control)によって出した操作指令を受理して実行することができる。
【0035】
携帯電話を携帯電話の操作システムが予め設定したスクリーンオフの状態に移行させた時、本方法は、相応的に、携帯電話の操作システムにスクリーンオフの状態に移行した原因を報告することを更に含む。
【0036】
更に、操作システムにおいて予め設定した各種のスクリーンオフの状態に対応する携帯電話操作可能な状態は、携帯電話の操作システムにおいて設置されて良い。
【0037】
S204において、携帯電話のタッチスクリーンをオンにし、ステップS205を実行する。
【0038】
具体的に、携帯電話のタッチスクリーンをオンにすることは、携帯電話のタッチスクリーンをライトアップさせると共に、携帯電話のタッチスクリーンによってユーザが出された制御指令を携帯電話が受理して実行できるように、携帯電話のタッチスクリーンを活性化にさせることを含む。
【0039】
S205において、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品との第一の距離を継続的にモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を再び満たすことになった時、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したか否かを判断して、達していない場合、ステップS206を実行し、達した場合、ステップS203に戻る。
【0040】
ここで、第一の時間は、開発者やユーザによって予め設定しても良い。例えば、1秒に設定する。
【0041】
以下は説明すべきである。即ち、本ステップの操作は、ユーザが激しく活動してユーザの携帯電話にバックパック中で大きく位置を変化させた時に、ユーザによって携帯電話をバックパックから取り出した状況になったと携帯電話が誤認されることを防止するためのものである。
【0042】
S206において、誤操作防止の仕組みから退出する。
【0043】
具体的に、誤操作防止の仕組みから退出することは、携帯電話のタッチスクリーンに距離が最も近い物品との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作の実行を停止させることを含む。
【0044】
更に、本方法は、携帯電話が待機の状態(例えば、長時間無操作、着信相手の電話切り、アラーム停止等)に移行した後、誤操作防止の仕組みから退出することを含む。
【0045】
本発明の実施例に提供された上記誤操作防止の方法は、携帯電話が待機の状態からアクティブな状態に移行した後、携帯電話がユーザにしまられた(例えば、バックパックやポケットに置かれた)か否かを判断するために、携帯電話のタッチスクリーンとタッチスクリーンの前方の最も近い部品との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作をオンにし、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした場合、携帯電話がユーザにしまられた状態にあると判断し、ユーザが携帯電話のタッチスクリーンによってタッチコントロール指令を出さず、携帯電話のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる。これによって、ユーザの活動時に携帯電話がしまられた、アクティブな状態に移行した携帯電話への誤操作を防止でき、誤操作による損失を回避できる。
【0046】
本実施例は、
図3に示すように、誤操作防止の装置を提供した。該装置は、モバイル端末が待機の状態からアクティブな状態に移行した後に用いられ、モバイル端末と周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングするモニタリングモジュール301と、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたことをモニタリングモジュール301が検出した時、モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる閉止モジュール302とを含む。
【0047】
更に、上記モニタリングモジュール301は、具体的に、モバイル端末のタッチスクリーンとタッチスクリーンの前方の最も近い物体との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする。
【0048】
更に、上記閉止モジュール302は、
図4に示すように、具体的に、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたことをモニタリングモジュール301が検出した時、モバイル端末を、モバイル端末の操作システムが予め設定したスクリーンオフの状態に移行させる閉止手段3021と、スクリーンオフの状態に移行した原因に基づいてユーザが非タッチスクリーンによって出した制御命令が実行できるか否かを、モバイル端末の操作システムが判断するために、モバイル端末の操作システムにスクリーンオフの状態に移行した原因を報告する報告手段3022とを備える。
【0049】
また、上記装置は、
図5に示すように、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしていないことをモニタリングモジュール301が検出した時、モバイル端末のタッチスクリーンをオンにする起動モジュール303を更に備える。
【0050】
また、上記装置は、
図6に示すように、起動モジュール303がモバイル端末のタッチスクリーンをオンにした後に、携帯電話のタッチスクリーンに距離の最も近い物品との第一の距離を継続的にモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を再び満たすことになった時、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したか否かを判断する判断モジュール304と、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達していないと判断モジュール304が判断した時、モバイル端末と周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作の実行を停止する停止モジュール305と、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したと判断モジュール304が判断した時、閉止モジュールに通知して、モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる操作を実行する通知モジュール306とを、更に備える。
【0051】
また、上記予め設定の距離条件は、第一の距離が予め設定の第二の距離より小さい、または第一の距離が予め設定の第二の距離の以下であることを含む。
【0052】
本発明の実施例に提供された上記防止誤操作の装置は、モバイル端末が待機の状態からアクティブな状態に移行した後、モバイル端末がユーザにしまられた(例えば、バックパックやポケットに置かれた)か否かを判断するために、モバイル端末と周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作をオンにし、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした場合、モバイル端末がユーザにしまられた状態にあると判断し、モバイル端末のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる。これによって、ユーザの活動時にモバイル端末への誤操作を防止でき、誤操作による損失を回避できる。
【0053】
また、本実施例は、デバイスを提供した。該デバイスは、タッチスクリーンと、一つ或は複数個のプロセッサと、メモリと、一つ或は複数個のモジュールとを備え、前記一つ或は複数個のモジュールは、前記メモリ中に格納され、かつ前記一つ或は複数個のプロセッサによって実行されるように配置され、前記一つ或は複数個のモジュールは、本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする機能と、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたことが検出された時、タッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる機能とを備える。
【0054】
更に、上記の本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングすることは、具体的にタッチスクリーンとタッチスクリーンの前方の最も近い物体との第一の距離をリアルタイムでモニタリングすることである。
【0055】
更に、上記のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させることは、具体的に、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたことを検出した時、本デバイスを、本デバイスの操作システムが予め設定したスクリーンオフの状態に移行させ、スクリーンオフの状態に移行した原因に基づいてユーザが非タッチスクリーンによって出した制御命令が実行できるか否かを、本デバイスの操作システムが判断するために、本デバイスの操作システムにスクリーンオフの状態に移行した原因を報告することを含む。
【0056】
更に、上記一つ或は複数個のモジュールは、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしていないことを検出した時、タッチスクリーンをオンにする機能を備えて良い。
【0057】
更に、上記一つ或は複数個のモジュールは、タッチスクリーンをオンにした後、携帯電話のタッチスクリーンに距離の最も近い物品との第一の距離を継続的にモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を再び満たすことになった時、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したか否かを判断する機能と、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達していないと判断した時、本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作の実行を停止させる機能と、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したと判断した時、タッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる操作を実行する機能とを、更に備えて良い。
【0058】
更に、上記の予め設定の距離条件は、具体的に、第一の距離が予め設定の第二の距離より小さい、または第一の距離が予め設定の第二の距離の以下であることを含む。
【0059】
本発明の実施例に提供された上記デバイスは、デバイスが待機の状態からアクティブな状態に移行した後に、本デバイスがユーザにしまられた(例えば、バックパックやポケットに置かれた)か否かを判断するために、本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作をオンにし、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした場合、デバイスがユーザにしまられた状態にあると判断し、タッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる。これによって、ユーザの活動時にデバイスへの誤操作を防止でき、誤操作による損失を回避できる。
【0060】
また、本実施例は、読み取り可能な非揮発性記憶媒体を提供した。該記憶媒体において、一つ或は複数個のモジュールが格納されている。該一つ或は複数個のモジュールは、タッチスクリーンを備えるデバイスに応用される時、該デバイスに以下の機能を備えらせることになる。
【0061】
即ち、本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたことを検出した時、タッチスクリーンをオフにし、タッチスクリーンの使用を禁止させる機能を備えらせる。
【0062】
上記の本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングすることは、具体的にタッチスクリーンとタッチスクリーンの前方の最も近い物体との第一の距離をリアルタイムでモニタリングすることである。
【0063】
更に、上記のタッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させることは、具体的に、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしたことを検出した時、本デバイスを、本デバイスの操作システムが予め設定したスクリーンオフの状態に移行させ、スクリーンオフの状態に移行した原因に基づいてユーザが非タッチスクリーンによって出した制御命令が実行できるか否かを、本デバイスの操作システムが判断するために、スクリーンオフの状態に移行した原因を本デバイスの操作システムに報告することを含む。
【0064】
また、上記一つ或は複数個のモジュールは、第一の距離が予め設定の距離条件を満たしていないことを検出した時、タッチスクリーンをオンにする機能を更に備える。
【0065】
また、上記一つ或は複数個のモジュールは、タッチスクリーンをオンにした後、携帯電話のタッチスクリーンに距離の最も近い物品との第一の距離を継続的にモニタリングし、第一の距離が予め設定の距離条件を再び満たすことになった時、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したか否かを判断する機能と、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達していないと判断した時、本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作の実行を停止させる機能と、予め設定の距離条件を満たした状態に第一の距離が維持された時間は、予め設定の第一の時間に達したと判断した時、タッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる操作を実行する機能とを、更に備えて良い。
【0066】
更に、上記の予め設定の距離条件は、具体的に、第一の距離が予め設定の第二の距離より小さい、または第一の距離が予め設定の第二の距離の以下であることを含む。
【0067】
本発明の実施例に提供された上記記憶媒体は、一つ或は複数個のモジュールを備え、タッチスクリーンが備えられたデバイス上に該一つ或は複数個のモジュールを実行する時には、デバイスが待機の状態からアクティブな状態に移行した後に、本デバイスがユーザにしまられた(例えば、バックパックやポケットに置かれた)か否かを判断するために、本デバイスと周囲の環境との第一の距離をリアルタイムでモニタリングする操作をオンにし、第一の距離が予め設定の距離条件を満たした場合、デバイスがユーザにしまられた状態にあると判断し、タッチスクリーンをオフにしてタッチスクリーンの使用を禁止させる。これによって、ユーザの活動時にデバイスへの誤操作を防止でき、誤操作による損失を回避できる。
【0068】
以上の実施の形態の記述によれば、当業者にとっては、本発明の実施例が、ハードウェアによって実現できるし、ソフトウェアに必要な汎用的なハードウェアプラットホームを加える形によっても実現できるのを明確に理解できる。このような理解のもとで、本発明の実施例の技術案は、ソフトウェア製品の形式で表すことが可能である。該ソフトウェア製品は、非揮発性記憶媒体(CD−ROM、USB、リムーブハードディスク等)に記憶されても良く、いくつかの指令を含み、コンピューターデバイス(パーソナルコンピューター、サーバまたはネットデバイス等)に本発明の各実施例に記載の方法を実行させるものである。
【0069】
また、図面が好ましい実施例を示す模式図であり、図面中のモジュール或フローが、本発明を実施するのに必ず必須ではないことは、当業者が理解できる。
【0070】
実施例における装置のモジュールが実施例の記述に従って実施例の装置に分布されても良いし、相応的な変化を行い、本実施例とは異なる一つまたは複数の装置に分布されても良いことは、当業者が理解できる。上記の実施例のモジュールは、一つのモジュールに合併しても良いし、さらに複数のサブモジュールに分解して良い。
【0071】
上記の本発明の実施例の番号は、ただ説明するためのものであり、実施例の優劣を示すものではない。
【0072】
当業者は、本発明の精神や範囲を逸脱しないように、本発明に対して各種の変更や変形を行うことができる。このように、本発明の範囲を逸脱しない任意の変更・均等の入替・改良などは、すべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。