特許第6031012号(P6031012)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6031012
(24)【登録日】2016年10月28日
(45)【発行日】2016年11月24日
(54)【発明の名称】画像形成システム
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20161114BHJP
   B41J 29/00 20060101ALI20161114BHJP
   G03G 21/00 20060101ALI20161114BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20161114BHJP
【FI】
   B41J29/38 Z
   B41J29/00 E
   B41J29/00 Z
   G03G21/00 396
   G06F3/12 310
   G06F3/12 334
   G06F3/12 380
【請求項の数】5
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2013-157788(P2013-157788)
(22)【出願日】2013年7月30日
(65)【公開番号】特開2015-27756(P2015-27756A)
(43)【公開日】2015年2月12日
【審査請求日】2015年5月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】中尾 幸広
【審査官】 牧島 元
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−098717(JP,A)
【文献】 特開2006−259608(JP,A)
【文献】 特開2012−037987(JP,A)
【文献】 特開2006−087001(JP,A)
【文献】 特開2010−170443(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/38
B41J 29/00
G03G 21/00
G06F 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部を備える携帯端末と、
前記携帯端末によって画像形成処理の設定が可能な画像形成装置
を備える画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
NFC通信によって前記携帯端末と無線通信を行う通信部と、
前記画像形成処理の設定可能情報、および、前記画像形成処理の課金額を算出するための課金情報を格納する記憶部と、
前記通信部を介して前記携帯端末に前記設定可能情報および前記課金情報を提供する情報提供部と、
前記通信部と前記携帯端末との通信が遮断された状態で前記携帯端末によって設定された前記画像形成処理の設定情報を前記携帯端末から前記通信部を介して取得する設定情報取得部と、
前記取得した設定情報に基づいて画像形成処理を実行する制御部と
を備え、
前記携帯端末は、前記通信部と前記携帯端末との通信が遮断された状態で、前記課金情報と前記設定情報とに基づき、前記設定情報に対応する課金額を算出し、前記課金額を前記表示部に表示する、画像形成システム
【請求項2】
ユーザーが、実行中の前記画像形成処理の前記設定情報の変更及び/又は実行中の前記画像形成処理の中断を行うことができる、請求項に記載の画像形成システム。
【請求項3】
ユーザーが、前記携帯端末を通じて前記変更及び/又は前記中断を行うことができる、請求項に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記記憶部は、前記画像形成処理の決済に利用可能な決済手段に関する情報を更に格納し、
前記情報提供部は、前記通信部を介して前記携帯端末に前記利用可能な決済手段に関する情報を更に提供し、
前記設定情報取得部は、前記通信部と前記携帯端末との通信が遮断された状態で前記携帯端末によって選択された決済手段を示す情報を前記携帯端末から前記通信部を介して更に取得し、
ユーザーが、前記携帯端末を通じて、前記利用可能な決済手段のうちの1つを選択できる、請求項1から請求項3のうちの1項に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記利用可能な決済手段は、コインベンダーによる現金払い、前記携帯端末にチャージされた電子マネーによる決済、および、クレジットカードによる決済を含む、請求項4に記載の画像形成システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システムに関する。
【背景技術】
【0002】
コピー等の画像形成処理の設定を携帯端末で行うことができる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の画像形成装置は、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信手段を備えており、ユーザーが当該近距離通信手段を介して自己の携帯端末を画像形成装置に無線接続し、携帯端末で画像形成処理の各種設定(印刷枚数、用紙サイズ、カラーorモノクロ、片面印刷or両面印刷、ステープルの要否等)を行う。画像形成装置は、当該設定に基づいて画像形成処理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-98717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の画像形成装置は、携帯端末が近距離通信手段と接続された状況下でのみしか設定を行うことができないため、複数のユーザーが同時に使用する場合には、一人ずつ順番に画像形成装置に接続して設定を行わなければならない。したがって、この画像形成装置は、コンビニエンスストアや図書館等、不特定多数のユーザーが使用する環境においては、複数のユーザーが画像形成装置を使用する場合にユーザーの順番待ちの時間が長くなるため、当該環境での使用には適しているといえない。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて創案されたものであり、その目的は、画像形成処理の設定を携帯端末で行うことができるとともに、複数のユーザーが使用する場合にユーザーの順番待ちの時間を短縮して利便性を向上することができる画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による第1の態様は、携帯端末によって画像形成処理の設定が可能な画像形成装置であって、前記携帯端末と無線通信を行う通信部と、前記画像形成処理の設定可能情報を格納する記憶部と、前記通信部を介して前記携帯端末に前記設定可能情報を提供する情報提供部と、前記通信部と前記携帯端末との通信が遮断された状態で前記携帯端末によって設定された前記画像形成処理の設定情報を前記携帯端末から前記通信部を介して取得する設定情報取得部と、前記取得した設定情報に基づいて画像形成処理を実行する制御部とを備える。
【0007】
本発明による第2の態様は、第1の態様の画像形成装置と、前記通信部と無線通信可能な携帯端末とを備える画像形成システムである。
【0008】
本発明による第3の態様は、第2の態様の画像形成システムによる画像形成方法であって、前記情報提供部が前記携帯端末に前記設定可能情報を提供する情報提供ステップと、前記携帯端末と前記通信部との通信が遮断された状態で前記携帯端末によって前記画像形成処理の設定を行う設定ステップと、前記設定情報取得部が前記携帯端末から前記設定情報を取得する設定情報取得ステップと、前記取得した設定情報に基づいて前記制御部が画像形成処理を実行する画像形成ステップとを包含する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成処理の設定を携帯端末で行うことができるとともに、複数のユーザーが使用する場合にユーザーの順番待ちの時間を短縮して利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明による画像形成システムの全体構成を示す斜視図である。
図2図1に示される複合機の概略構成を示すブロック図である。
図3図1に示される携帯端末の概略構成を示すブロック図である。
図4図1に示される画像形成システムによる画像形成処理の手順を示すフローチャートである。
図5図1に示される画像形成システムにおける課金処理及び支払残金処理(プリント機能又はコピー機能使用時)の手順を示すフローチャートである。
図6図5に示される課金決済フェーズDの処理手順を示すフローチャートである。
図7図5に示される支払残金処理フェーズEの処理手順を示すフローチャートである。
図8図1に示される画像形成システムにおいてプリント以外の画像形成処理を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
図9図1に示される画像形成システムにおいてコピー機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートである。
図10図1に示される画像形成システムにおいてスキャン機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートである。
図11図1に示される画像形成システムにおけるスキャン機能使用時の課金処理及び支払残金処理の手順を示すフローチャートである。
図12図1に示される画像形成システムにおいてFAX送信機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートである。
図13図1に示される画像形成システムにおけるFAX送信機能使用時の課金処理及び支払残金処理の手順を示すフローチャートである。
図14図1に示される画像形成システムにおいてFAX受信機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートである。
図15図1に示される画像形成システムにおけるFAX受信機能使用時の課金処理及び支払残金処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明による実施形態を説明する。図1は本発明による画像形成システム1の全体構成を示す斜視図である。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置としての複合機10と、携帯端末20と、NFCリーダー・ライター30と、コインベンダー40とを備える。
【0012】
図2は複合機10の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、複合機10は、制御部100と、画像入力部110と、画像形成部120と、画像処理部130と、画像出力部140と、通信部150と、記憶部160と、操作部170と、表示部180とを備える。
【0013】
制御部100は、CPU、ROM、及びRAM等を含むマイクロコンピューターにより構成され、複合機10全体を制御する。CPUは、ROMに格納されたプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、制御部100は、携帯端末20から通信部150を介して取得した設定情報に基づいて画像形成処理を実行する。また、制御部100は、本発明の情報提供部及び設定情報取得部としても機能する。
【0014】
画像入力部110は、読取原稿の画像を読み取って画像データを作製する。画像入力部110は、原稿自動搬送装置111(図1参照)と、光学情報を電気信号に変換するCCD等のデバイスとを有する。
【0015】
画像形成部120は、被記録媒体(例えば、コピー用紙)上に画像を形成する。画像形成部120は、感光体ドラム、帯電器、現像器、転写装置、定着装置、及び除電器等を有し、電子写真方式によって被記録媒体上に画像形成を行う。
【0016】
画像処理部130は、画像入力部110が読み取った画像データや携帯端末20から受信した画像データに対して画像処理を行う。
【0017】
画像出力部140は、画像処理部130で処理された画像データを電子データ(テキストデータ、PDF、JPEG等)として外部に出力する。画像出力部140は、画像データを外部記憶媒体に出力することができ、通信部150を介して画像データを他の外部機器に無線出力することもできる。
【0018】
通信部150は、複合機10が他の機器と無線通信を行うためのインターフェイスとして機能する。通信部150は通信モジュール(赤外線通信やBluetooth(登録商標)等)を備え、携帯端末20と近距離無線通信であるNFC(Near Field Communication)を実現する。
【0019】
記憶部160はハードディスク等により構成され、各種のデータやプログラムを格納する。記憶部160は、画像データ格納領域と、設定可能情報格納領域と、課金情報格納領域と、決済手段情報格納領域とを有する。
【0020】
画像データ格納領域は、画像データを格納する。設定情報格納領域は、複合機10で実行される画像形成処理の設定可能情報を格納する。「設定可能情報」とは、ユーザーが任意に設定可能な情報であり、例えば、「印刷枚数」、「用紙サイズ」、「カラーorモノクロ」、「片面印刷or両面印刷」、「ステープルの要否」等がある。
【0021】
課金情報格納領域は、複合機10で実行される画像形成処理の課金額を算出するための課金情報を格納する。決済手段情報格納領域は、ユーザーが画像形成処理の決済を行う際に利用可能な決済手段に関する情報を格納する。決済手段としては、コインベンダー40による現金払い、携帯端末20にチャージされた電子マネーによる決済、クレジットカードによる決済等がある。
【0022】
操作部170はキーボードやマウス等により構成される。ユーザーは、操作部170を介して、機能(プリント、コピー、スキャン、FAX送受信等)の選択や画像形成処理の設定等を行う。
【0023】
表示部180は液晶ディスプレー等により構成される。表示部180は、画像形成処理の設定入力用の画面や、ユーザーが入力した情報等を表示する。
【0024】
図3は携帯端末20の概略構成を示すブロック図である。携帯端末20は、制御部200と、通信部210と、記憶部220と、操作部230と、表示部240とを備える。
【0025】
制御部200は、CPU、ROM、及びRAM等を含むマイクロコンピューターにより構成され、携帯端末20全体を制御する。CPUは、ROMに格納されたプログラムに従って各種の処理を実行する。
【0026】
通信部210は、携帯端末20が他の機器と無線通信を行うためのインターフェイスとして機能する。通信部210は通信モジュール(赤外線通信やBluetooth(登録商標)等)を備え、複合機10と近距離無線通信であるNFCを実現する。
【0027】
記憶部220は半導体メモリー等により構成され、各種のデータやプログラムを格納する。記憶部220は、複合機10から受信した設定可能情報や課金情報、ユーザーが設定した設定情報、課金額等の情報を保存する領域を有する。当該情報は専用アプリケーションによって管理される。当該専用アプリケーションは、インターネット等を通じてダウンロードするようにしてもよいし、記憶媒体を介してインストールするようにしてもよい。
【0028】
操作部230は各種キーやスイッチ等により構成される。ユーザーは、操作部230を介して画像形成処理の設定や複合機10への指示入力等を行う。
【0029】
表示部240は液晶ディスプレー等により構成される。表示部240は、画像形成処理の設定用の画面や、ユーザーが入力した設定情報等の各種情報を表示する。
【0030】
次に、図4を参照して、画像形成システム1による画像形成方法について説明する。図4は画像形成システム1による画像形成処理の手順を示すフローチャートである。
【0031】
図4に示すように、まず、ステップS10において、携帯端末20の専用アプリケーションを起動し、携帯端末20を複合機10のNFCリーダー・ライター30に近づけて携帯端末20から複合機10へのNFC通信を開始する。ステップS20において、NFC通信が確立されなかった場合(NO)には、ステップS10に戻る。すなわち、携帯端末20の表示部240にNFC通信が確立されなかった旨が表示されるので、ユーザーは、再び携帯端末20と複合機10とのNFC通信を試みる。
【0032】
ステップS20において、NFC通信が確立された場合(YES)には、ステップS30において、複合機10から携帯端末20へ情報提供がなされる。すなわち、複合機10の記憶部160に格納された、画像形成処理の設定可能情報、課金情報、及びユーザーが利用可能な決済手段に関する情報が通信部150を介して携帯端末20に送信される。なお、以下の説明において、ステップS10〜ステップS30の処理を情報提供フェーズAと称する。情報提供フェーズAは本発明の情報提供ステップとして機能する。
【0033】
次いで、ステップS35に示すように、ユーザーは、携帯端末20を操作して、複合機10に実行させる画像形成処理の設定を行う。その際、ユーザーは当該画像形成処理の決済手段の選択も行う。クレジットによる決済を選択した場合には、クレジット番号(会員番号、暗証番号等)の入力を要求するメッセージが表示部240に表示されるので、ユーザーはクレジット番号を入力する。ステップS35は本発明の設定ステップとして機能する。
【0034】
ユーザーが画像形成処理の設定を終了すると、当該設定情報に対する課金額が自動的に算出される。なお、当該設定情報及び課金額を記憶部220に格納しておくことで、複数の店舗の画像形成装置の課金額を比較することができる。また、複合機10を再度使用する際に以前の設定情報を呼び出することができるため、設定作業が迅速化する等のメリットが得られる。
【0035】
ユーザーは、携帯端末20の表示部240に表示された課金額と決済手段とを確認し、画像形成処理を実行する場合には、ステップS40において、携帯端末20を複合機10のNFCリーダー・ライター30に近づけて携帯端末20から複合機10へのNFC通信を開始する。ステップS50において、NFC通信が確立されなかった場合(NO)には、ステップS40に戻る。すなわち、携帯端末20の表示部240にNFC通信が確立されなかった旨が表示されるので、ユーザーは、再び携帯端末20と複合機10とのNFC通信を試みる。
【0036】
ステップS50において、NFC通信が確立された場合(YES)には、ステップS60において、複合機10が携帯端末20から情報を取得する。すなわち、携帯端末20の記憶部220に格納された画像形成処理の設定情報と決済手段の選択情報とが通信部210を介して複合機10に送信される。複合機10は、通信部150を介して当該情報を取得する。なお、以下の説明において、ステップS40〜ステップS60の処理を情報取得フェーズBと称する。情報取得フェーズBは本発明の設定情報取得ステップとして機能する。
【0037】
次に、ステップS70において、ユーザーがプリント機能を使用する場合、すなわち複合機10が携帯端末20から取得した画像形成処理の設定情報がプリントであった場合には、ステップS80において、携帯端末20と複合機10との画像通信が設定される。すなわち、携帯端末20の記憶部220に格納された画像データの複合機10への送信が行われる。この送信処理はユーザーが手動で行ってもよいし、自動的に実行されるようにしてもよい。また、これと並行して図5に示す課金処理及び支払残金処理が実行される。当該課金処理及び支払残金処理の手順については後述する。
【0038】
なお、ステップS70において、ユーザーがプリント機能以外の機能を使用する場合(NO)には、図8のステップS150に進む。その場合の処理については後述する。また、ステップS90において、画像通信が確立されなかった場合(NO)には、ステップS80に戻る。すなわち、携帯端末20の表示部240に画像通信が確立されなかった旨が表示されるので、ユーザーは、再度、携帯端末20と複合機10との画像通信を試みる。なお、画像通信が確立されない要因としては、例えば、画像通信の操作開始から所定時間内に画像データ送信が行われなかった場合(タイムアウト)がある。
【0039】
ステップS90において、画像通信が確立された場合(YES)には、ステップS100において、複合機10が携帯端末20からプリントする画像データを受信する。次いで、ステップS110に示すように、複合機10が画像形成処理フェーズCに移行する。
【0040】
当該画像形成処理フェーズCは、複合機10が画像形成処理を実行するフェーズである。携帯端末20から受信した画像データに基づいてプリント用の画像データが作製され、記憶部160に格納される。なお、記憶部160に格納された画像データは、プリント処理の終了、キャンセル、次のユーザーの使用等によって抹消される。
【0041】
プリント処理に先立って、ステップS120において、課金処理が完了したか否かが判定される。課金処理が完了した場合(YES)には、ステップS130において、画像データのプリント処理が実行される。ステップS110及びステップS130は、本発明の画像形成ステップとして機能する。ステップS120において、課金処理が完了していない場合(NO)には、課金処理が完了するまでステップS120の判定が繰り返される。
【0042】
次いで、ステップS140において、設定枚数のプリントが終了したか否かが判定される。設定枚数のプリントが終了した場合(YES)には、このフローが終了する。なお、ステップS140において、設定枚数のプリントが終了していない場合(NO)には、ステップS120に戻る。すなわち、画像形成処理の途中で設定情報の変更が行われる場合があり、その場合、課金額が変わることがあるため、再度ステップS120が実行される。
【0043】
次に、図5を参照して課金処理と支払残金処理の手順について説明する。図5は画像形成システム1における課金処理及び支払残金処理(プリント機能又はコピー機能使用時)の手順を示すフローチャートである。
【0044】
図5に示すように、まず、ステップS210において、課金処理が開始されたか否かが判定される。課金処理が開始された場合(YES)には、ステップS220において課金決済フェーズDが実行される。課金決済フェーズDは、ユーザーが設定した画像形成処理の課金額が決済可能か否かを判定し、決済可能な場合には課金処理を実行するフェーズである。課金決済フェーズDの詳細については後述する。なお、ステップS210で課金処理が開始されていない場合(NO)には、課金処理が開始されるまでステップS210の判定が繰り返される。
【0045】
課金決済フェーズDが実行されると、ステップS230において、プリント処理(図4のステップS130)が終了したか否かが判定される。プリント処理が終了した場合(YES)には、ステップS240において、支払残金処理フェーズEが実行され、このフローが終了する。支払残金処理フェーズEは、課金額の決済後の残金をユーザーに返却する処理である。支払残金処理フェーズEの詳細については後述する。
【0046】
なお、ステップS230でプリント処理が終了していない場合(NO)にはステップS220に戻る。すなわち、画像形成処理の途中で設定情報の変更が行われる場合があり、その場合、課金額が変わることがあるため、再度ステップS220が実行される。
【0047】
次に、図5のステップS220に示す課金決済フェーズDについて、図6を参照して説明する。図6は課金決済フェーズDの処理手順を示すフローチャートである。
【0048】
まず、ステップS310において、画像形成処理の決済手段が選択済みか否かが判定される。決済手段の選択が済んでいない場合(NO)には、ステップS320において、コインベンダー40の支払いか否かが判定される。すなわち、複合機10が情報取得フェーズB(図4参照)で取得した情報において、決済手段としてコインベンダー40による現金払いが指定されている場合(YES)には、ステップS330に進む。なお、ステップS310で決済手段を選択済みの場合(YES)には、ステップS320を実行せずにステップS330に進む。
【0049】
次に、ステップS330において、課金額がコインベンダー40内の残金額以下であるか否かが判定される。課金額がコインベンダー40内の残金額以下の場合には、コインベンダー40内の残金額が課金額を差し引いた残金額に更新され、ステップS340において、当該残金額が表示部180を介してユーザーに通知される。
【0050】
ステップS330で課金額がコインベンダー40内の残金額よりも高い場合(NO)には、ステップS350において、残金が不足していることを表示部180を介してユーザーへ通知する。次に、ステップS360において、情報取得フェーズBが実行される。すなわち、ユーザーは携帯端末20で設定情報の変更又は決済手段の変更等を行い、携帯端末20をNFCリーダー・ライター30に近づける。複合機10は携帯端末20から情報を取得し、再びステップS310の処理が実行される。
【0051】
なお、ステップS320で決済手段がコインベンダー40による支払いでない場合(NO)には、ステップS370において、決済手段がチャージ形式の支払いか否かが判定される。すなわち、あらかじめ携帯端末20にチャージされた電子マネーによる支払いの場合(YES)には、ステップS380において、課金額が当該電子マネーの残金額以下であるか否かが判定される。課金額が電子マネーの残金額以下の場合には、ステップS390へ進む。
【0052】
ステップS390において、携帯端末20にチャージされた電子マネーの残金額から課金額分が徴収され、携帯端末20の電子マネーの残金額が更新される。そして、ステップS340において、徴収金額と残金額とが表示部180を介してユーザーに通知される。なお、ステップS380において、課金額が電子マネーの残金額よりも高い場合には、ステップS350へ進む。
【0053】
ステップS370で決済手段がチャージ形式の支払いでない場合(NO)には、ステップS400において、決済手段がクレジット形式の支払いか否かが判定される。クレジット形式の支払いの場合(YES)には、ステップS410において、クレジット番号が有効か否かが判定される。クレジット番号が有効の場合(YES)には、ステップS420において、課金額のクレジット支払処理が行われる。そして、ステップS340において、支払金額が表示部180を介してユーザーに通知される。
【0054】
ステップS410において、クレジット番号が有効でない場合には、ステップS430において、支払処理ができないことを表示部180を介してユーザーに通知する。なお、ステップS400でクレジット形式の支払いでない場合(NO)にもステップS430に進む。
【0055】
そして、ステップS440において、情報取得フェーズBが実行される。すなわち、ユーザーは携帯端末20で決済手段を新たに選択し、携帯端末20をNFCリーダー・ライター30に近づける。複合機10は、携帯端末20から新たな決済手段の選択情報を取得し、再びステップS310の処理が行われる。
【0056】
次に、図5のステップS240に示す支払残金処理フェーズEについて、図7を参照して説明する。図7は支払残金処理フェーズEの処理手順を示すフローチャートである。
【0057】
まず、ステップS510において、支払残金(課金額決済後の残金)が0か否かが判定される。支払残金が0でない場合(NO)には、ステップS520において、コインベンダー40の支払いか否かが判定される。コインベンダー40の支払いの場合(YES)には、ステップS530において、コインベンダー40から残金分の現金が返金される。
【0058】
ステップS520において、コインベンダー40の支払いでない場合(NO)には、ステップS540において、チャージ形式の支払いか否かが判定される。チャージ形式の支払いの場合(YES)には、ステップS550において、最終支払金額とチャージ残金額とが表示部180を介してユーザーに通知される。
【0059】
なお、最終支払金額とは、実際に行った画像形成処理に対する支払金額である。すなわち、ユーザーが最初に携帯端末20で設定した画像形成処理の設定を途中で変更する場合がある。その場合、最初に携帯端末20で設定した画像処理の金額でなく、実際に行った画像形成処理の金額が算出される。そして、その最終支払金額と、チャージ金額から最終支払金額を差し引いたチャージ残金額とが表示部180を介してユーザーへ通知される。
【0060】
次いで、ステップS560において、携帯端末20とのNFC通信をユーザーに要求するメッセージが表示部180に表示される。ユーザーが携帯端末20を複合機10のNFCリーダー・ライター30に近づけると、ステップS570において、携帯端末20のチャージ残金額が更新される。そして、ステップS580において、携帯端末20の表示部240を介してユーザーにチャージ残金額が通知される。
【0061】
ステップS540において、チャージ形式の支払いでない場合(NO)には、ステップS590において、最終支払金額が算出される。次いで、ステップS600において、複合機10の表示部180を介して最終支払金額がユーザーへ通知される。そして、ステップS560において、表示部180に携帯端末20とのNFC通信をユーザーに要求するメッセージが表示される。
【0062】
ユーザーが携帯端末20を複合機10のNFCリーダー・ライター30に近づけると、ステップS610において、携帯端末20の表示部240を介してユーザーへ最終支払金額が通知される。そして、ステップS620において、クレジット決済が実行される。
【0063】
次に、図4のステップS70において、プリント機能以外の機能を使用する場合(NO)の処理手順を図8に基づいて説明する。図8は画像形成システム1においてプリント以外の画像形成処理を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0064】
まず、ステップS150において、コピー機能を使用するか否かを判定する。コピー機能を使用しない場合(NO)には、ステップS160において、スキャン機能を使用するか否かを判定する。スキャン機能を使用しない場合(NO)には、ステップS170において、FAX機能を使用するか否かを判定する。FAX機能を使用しない場合(NO)には、ステップS180において、再度、携帯端末20とのNFC通信をユーザーへ要求する旨が複合機10の表示部180に表示される。
【0065】
次に、ステップS190において、情報取得フェーズBが実行される。すなわち、ユーザーは携帯端末20で設定情報を確認し、複合機10で使用する機能が選択されていなかった場合には、機能を選択する。そして、携帯端末20をNFCリーダー・ライター30に近づける。複合機10は、携帯端末20から新たな設定情報を取得し、ステップS70(図4)に戻る。
【0066】
ステップS150でコピー機能を使用する場合(YES)の処理手順を図9に基づいて説明する。図9は画像形成システム1においてコピー機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートである。コピー機能の場合にも、プリント機能の場合と同様に、図9で示す処理と並行して図5に示す課金処理及び支払残金処理が実行される。
【0067】
まず、ステップS710において、課金処理が完了したか否かが判定される。課金処理が完了した場合(YES)には、ステップS720において、スキャン処理が実行される。すなわち、ユーザーが複合機10の画像入力部110を介して読取原稿のスキャンを行う。なお、ステップS710において、課金処理が完了していない場合(NO)には、課金処理が完了するまでステップS710の判定が繰り返される。
【0068】
次いで、ステップS730に示すように、画像形成処理フェーズCに移行する。すなわち、複合機10の画像形成部120において、スキャンデータに基づいて感光体ドラム上にトナー画像が形成される。そして、ステップS740において、被記録媒体へのプリント処理が実行される。ステップS730、ステップS740は、本発明の画像形成ステップとして機能する。そして、ステップS750において、設定枚数のコピーが終了したか否かが判定される。設定枚数のコピーが終了した場合(YES)には、このフローが終了する。
【0069】
なお、ステップS750において、設定枚数のコピーが終了していない場合(NO)であって、次の読取原稿がある場合には、ステップS720に戻る。また、ステップS750において、設定枚数のコピーが終了していない場合(NO)であって、前のコピーと読取原稿が同じであるが、設定情報が変更された場合には、ステップS730に戻り、設定情報が変更されていない場合にはステップS740が実行される。
【0070】
次に、図8のステップS160でスキャン機能を使用する場合(YES)の処理手順を図10及び図11に基づいて説明する。図10は画像形成システム1においてスキャン機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートであり、図11は画像形成システム1におけるスキャン機能使用時の課金処理及び支払残金処理の手順を示すフローチャートである。スキャン機能の場合には、図10で示す処理と並行して図11に示す課金処理及び支払残金処理が実行される。
【0071】
まず、ステップS910において、課金処理が完了したか否かが判定される。課金処理が完了した場合(YES)には、ステップS920において、スキャン処理が実行される。すなわち、ユーザーが複合機10の画像入力部110を介して読取原稿のスキャンを行う。なお、ステップS910において、課金処理が完了していない場合(NO)には、課金処理が完了するまでステップS910の判定が繰り返される。
【0072】
次いで、ステップS930に示すように、画像形成処理フェーズCに移行する。すなわち、画像処理部130において、スキャンデータに基づいて画像データが作製される。ステップS930は、本発明の画像形成ステップとして機能する。そして、ステップS940において、画像出力部140が通信部150を介して画像データを指定された機器等(例えば、携帯端末20、複合機10に装着された記憶媒体、ユーザー名とパスワード等でセキュリティーのかけられたインターネット上のサーバー)に送信する。なお、画像送信先が携帯端末20の場合にはスキャン機能の使用開始前に画像形成装置10と携帯端末20とを接続しておいてもよい。そして、ステップS950において、設定枚数のスキャンが終了したか否かが判定される。設定枚数のスキャンが終了した場合(YES)には、このフローが終了する。
【0073】
なお、ステップS950において、設定枚数のスキャンが終了していない場合(NO)であって、次の読取原稿がある場合には、ステップS920に戻る。なお、2回目以降のスキャン処理は、画像送信処理が完了する前に並行して行うようにしてもよい。また、ステップS950において、設定枚数のスキャンが終了していない場合(NO)であって、前のスキャンと読取原稿が同じであるが、設定情報が変更された場合には、ステップS930に戻り、設定情報が変更されていない場合には、ステップS940が再度実行される。
【0074】
なお、図11に示す課金処理及び支払残金処理については、ステップS1030の処理が図5に示すステップS230の処理と異なるが、その他の処理は図5に示す処理と同じである。すなわち、ステップS1010の処理は図5のステップS210の処理と同じであり、ステップS1020の処理は図5のステップS220の処理と同じであり、ステップS1040の処理は図5のステップS240の処理と同じであり、重複する説明を省略する。
【0075】
次に、図8のステップS170でFAX機能を使用する場合(YES)であって、FAX送信機能を使用する場合の処理手順を図12及び図13に基づいて説明する。図12は複合機10でFAX送信機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートであり、図13は画像形成システム1におけるFAX送信機能使用時の課金処理及び支払残金処理の手順を示すフローチャートである。FAX送信機能の場合には、図12で示す処理と並行して図13に示す課金処理が実行される。
【0076】
まず、ステップS1110において、課金処理が完了したか否かが判定される。課金処理が完了した場合(YES)には、ステップS1120において、スキャン処理が実行される。すなわち、ユーザーが複合機10の画像入力部110を介して読取原稿のスキャンを行う。なお、ステップS1110において、課金処理が完了していない場合(NO)には、課金処理が完了するまでステップS1110の判定が繰り返される。
【0077】
次いで、ステップS1130に示すように、画像形成処理フェーズCに移行する。すなわち、画像処理部130において、スキャンデータに基づいて送信データが作製される。ステップS1130は、本発明の画像形成ステップとして機能する。そして、ステップS1140において、画像出力部140が通信部150を介して送信データをFAX送信する。そして、ステップS1150において、設定枚数の送信が終了したか否かが判定される。設定枚数の送信が終了した場合(YES)には、このフローが終了する。
【0078】
なお、ステップS1150において、設定枚数の送信が終了していない場合(NO)であって、次の読取原稿がある場合には、ステップS1120に戻る。なお、2回目以降のスキャン処理は、画像送信処理が完了する前に並行して行うようにしてもよい。また、ステップS1150において、設定枚数の送信が終了していない場合(NO)であって、前の送信と読取原稿が同じであるが、設定情報が変更された場合には、ステップS1130に戻り、設定情報が変更されていない場合には、ステップS1150が再度実行される。
【0079】
なお、図13に示す課金処理及び支払残金処理については、ステップS1230の処理が図5に示すステップS230の処理と異なるが、その他の処理は図5に示す処理と同じである。すなわち、ステップS1210の処理は図5のステップS210の処理と同じであり、ステップS1220の処理は図5のステップS220の処理と同じであり、ステップS1240の処理は図5のステップS240の処理と同じであり、重複する説明を省略する。
【0080】
次に、図8のステップS160でFAX機能を使用する場合(YES)であって、FAX受信機能を使用する場合の処理手順を図14及び図15に基づいて説明する。図14は画像形成システム1においてFAX受信機能を使用する場合の処理手順を示すフローチャートであり、図15は画像形成システム1におけるFAX受信機能使用時の課金処理及び支払残金処理の手順を示すフローチャートである。FAX受信機能の場合には、図14で示す処理と並行して図15に示す課金処理及び支払残金処理が実行される。
【0081】
まず、ステップS1310において、課金処理が完了したか否かが判定される。課金処理が完了した場合(YES)には、ステップS1320において、FAX受信設定が実行される。すなわち、ユーザーが複合機10の操作部170を介してFAX受信設定を行う。例えば、あらかじめ取得した所定のIDを入力して複合機10でFAXデータを受信できるようにする。なお、ステップS1310において、課金処理が完了していない場合(NO)には、課金処理が完了するまでステップS1310の判定が繰り返される。
【0082】
次いで、ステップS1330に示すように、FAX受信処理が行われる。すなわち、複合機10が通信部150を介してデータを受信し、受信データが記憶部160に格納される。次いで、ステップS1340に示すように、画像形成処理フェーズCに移行する。すなわち、画像形成部120において、受信データに基づいて感光体ドラム上にトナー画像が形成される。そして、ステップS1350において、被記録媒体へのプリント処理が実行される。ステップS1340及びステップS1350は、本発明の画像形成ステップとして機能する。そして、ステップS1360において、設定枚数のプリントが終了したか否かが判定される。設定枚数のプリントが終了した場合(YES)には、このフローが終了する。
【0083】
なお、ステップS1360において、設定枚数のプリントが終了していない場合(NO)であって、次の受信データがある場合には、ステップS1330に戻る。また、ステップS1340において、設定枚数のプリントが終了していない場合(NO)であって、前の受信データとデータが同じであるが、設定情報が変更された場合には、ステップS1340に戻り、設定情報が変更されていない場合にはステップS1360が実行される。
【0084】
以上説明したように、本実施形態の画像形成システム1によれば、携帯端末20と複合機10との通信が切断された状態で画像形成処理の設定と決済手段の選択とを行うことができるため、携帯端末20のユーザーが設定を行っている間、他のユーザーが複合機10と情報提供フェーズAの作業を行うことができる。したがって、複数のユーザーが複合機10を使用する場合にユーザーの順番待ちの時間を短くすることができ、利便性が向上する。
【0085】
また、画像形成システム1によれば、画像形成処理を実行中でも設定情報を変更できるため、無駄なプリントや出力を減らすことができ、経費の削減を図ることができる。
【0086】
以上、図1図15を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本実施形態に種々の改変を施すことができる。
【0087】
例えば、本実施形態では、実行中の画像形成処理の設定情報の変更が可能である場合について説明したが、実行中の画像形成処理の中断が可能であるように構成してもよく、実行中の画像形成処理の中断と実行中の画像形成処理の設定情報の変更との両方が可能であるように構成してもよい。
【0088】
なお、実行中の画像形成処理の設定情報の変更及び/又は実行中の画像形成処理の中断は、携帯端末と画像形成装置との両方又はいずれか一方のみで行えるようにしてもよい。
【0089】
また、本実施形態では、電子写真方式の画像形成部を備えた画像形成装置に本発明を適用した場合について説明したが、電子写真方式以外の画像形成部(例えば、インクジェット方式の画像形成部)を備えた画像形成装置にも本発明を適用し得る。
【0090】
また、本実施形態では、画像形成装置が複合機である場合について説明したが、複合機以外の画像形成装置(例えば、コピー専用機)にも本発明を適用し得る。
【0091】
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で本実施形態に種々の改変を施すことができる。
【符号の説明】
【0092】
1 画像形成システム
10 複合機(画像形成装置)
20 携帯端末
30 NFCリーダー・ライター
40 コインベンダー
100 制御部(情報提供部、設定情報取得部)
110 画像入力部
120 画像形成部
150 通信部
160 記憶部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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図10
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