【課題を解決するための手段】
【0005】
前述の課題は、独立請求項の主題に係る発明によって解決される。有利な態様は、従属請求項の主題を構成する。
【0006】
本発明は、フラップ装置が外方に突出するように、つまり、シリンダーヘッドへの取り付けのために設けられる一側で、フラップ装置がハウジングフランジから突出するような構成を利用して、フラップ装置を分配装置用ハウジングに取り付ける、という基本概念に基づくものである。この方法によると、分配装置用ハウジング内部の取付スペースを削減することができて、それにより、分配装置用ハウジング内にて望まれる流れ条件に著しい支障を来すことなく、分配装置用ハウジングの取付方向についての取付高さを低減することができるようになる。本発明に係る内燃機関では、シリンダーヘッド上に凹部を形成することで、新気分配装置におけるフラップ装置付近の領域を、その凹部に挿入することができる。新気分配装置が必要とする取付スペースの幾分かは、シリンダーヘッド、すなわち、前記凹部が受け持つことになる。吸入路は、この凹部を始端とする、又はこの凹部に開口する。
【0007】
さらに、フラップ装置が分配装置用ハウジングの内側に配設される、ということは注目に値する。それにより、この分配装置用ハウジングは、従来の中間フランジの機能を有することになる。ここで言う中間フランジは、従来構成ではフラップ装置を含んでおり、分配装置用ハウジングの外部にて固定され、取付状態では、その分配装置用ハウジングとシリンダーヘッドとの間に位置するように配設される。よって、ここに開示した構成に従うと、フラップ装置を収容するために独立して設けられる中間フランジを廃することができる。
【0008】
特に有利な態様によると、新気分配装置には、その内方に面する一側に位置するように、つまり、取付状態では、シリンダーヘッドの反対側に面するフラップシャフトの一側に位置するように、フラップシャフトとは別個の部材として、駆動シャフトを設けることができる。この駆動シャフトは、フラップシャフトの回転軸に対して平行に延びる駆動シャフトの回転軸周りで回転可能に取り付けられる。この駆動シャフトは、取付状態では、フラップ駆動機構に連結可能である又はフラップ駆動機構に連結される一方で、一組の歯部を用いることによって、フラップシャフトに駆動連結される。フラップを揺動させるために、フラップ駆動機構が駆動シャフトを回転させる。この回転は、駆動シャフトとフラップシャフトとの間の噛合による連結部を利用したフラップシャフトの回転運動と、回転方向については固定されるようフラップシャフトに接続されたフラップによる、フラップシャフトの回転運動に基づく揺動とを引き起こす。駆動シャフトは、分配装置用ハウジングの内部にてフラップシャフトに対しずらして配設されるから、この駆動シャフトを使用することで、フラップシャフトをシリンダーヘッドに近接させたがために、そのフラップシャフトを直接的に駆動することができないという程度、又は困難を伴うが直接的に駆動することができるという程度まで、フラップシャフトとフラップ装置の主要構成要素とを、ハウジングフランジから外方に突出させることができる、ということは注目に値する。駆動シャフトは、フラップシャフトの間接的な駆動を許容するから、シリンダーヘッドに近接するようにフラップシャフトを位置決めすることができる。ゆえに、フラップ装置付近の突出した領域を凹部に挿入する工程が、著しく簡素になる。
【0009】
駆動シャフトとフラップシャフトとの間の噛合による連結部が、フラップシャフト上に配設される従動歯部と、駆動シャフト上に形成される駆動歯部とから構成され、互いに係合することにより互いに噛合していれば、好都合である。
【0010】
駆動シャフトとフラップシャフトとの間に設けられる一組の歯部が、軸方向に延びる歯部を有する一組のラジアルギアとして構成されていれば、好都合である。そうすることで、駆動シャフトとフラップシャフトとの間で、軸方向に沿った相対移動を行うことができる。このように構成することで、設計公差をより大きく取ること、若しくはフラップが固定されるように取り付けられるフラップシャフトを、フラップ装置においてフラップシャフトが回転可能に取り付けられる支持フレームに対して、予め設定された範囲の中で移動可能な状態に保持するために、径方向の遊び及び/又は軸方向の遊びを意図的に大きく取ることができるようになる。それにより、還流された排気ガス及び/又は漏洩ガスからの塵芥に起因して生じてしまうような、フラップフレームに対しフラップが粘着してしまうリスクを低減することができる。ゆえに、フラップ装置の機能性に係る信頼性を向上させることができる。
【0011】
別の有利な態様によると、分配装置用ハウジングに駆動シャフトを貫通させることができる。そのとき、駆動シャフトは、分配用ハウジングの内側ではフラップシャフトに駆動連結される一方で、分配用ハウジングの外側ではフラップ駆動機構に駆動連結されていれば、又はフラップ駆動機構に駆動連結可能であれば、好都合である。この方法によると、この目的のためにシリンダーヘッドから十分に距離を空けた領域にて、フラップシャフトに対してハウジングダクトをずらして設けることができる。
【0012】
主軸受を用いて分配装置用ハウジングに駆動シャフトを回転可能に取り付けて、この主軸受が径方向から作用する荷重と軸方向から作用する荷重とを受けるように構成されていれば、好都合である。こうした主軸受としては、特に、ラジアル滑り軸受をなすための筒状ジャケット部と、アキシャル滑り軸受をなすための、このジャケット部から径方向に突出した鍔部とから構成される軸受ブッシュを用いることができる。軸方向の荷重に対する支持は、外方に向かう荷重、つまり、分配用ハウジングの内部から離れる方向に向かう荷重に対して行われる。
【0013】
主軸受に加え、主軸受から軸方向に間隔を空けた箇所にて、駆動シャフトを分配装置用ハウジングに軸支するように機能する第2軸受を、少なくとも1つ設けることができる。主軸受とは異なり、第2軸受は、軸方向から作用する荷重のみを吸収するように構成される。したがって、第2軸受は、駆動シャフトと分配装置用ハウジングとの間の、軸方向に沿った相対移動を許容する。
【0014】
任意で、駆動シャフト用シール部材を備えてもよい。この部材は、駆動シャフトをハウジングからシールする。駆動シャフト用シール部材は、駆動シャフトを取り囲むと共に、分配装置用ハウジングに対して空間的に固定されるように配設される。分配用ハウジング内で、駆動シャフト用シール部材が、軸方向からではなく径方向のみから駆動シャフトに接触するように位置決めされていれば好都合である。よって、駆動シャフト用シール部材は、特に、軸方向からは駆動シャフトに接触しないように配設される。
【0015】
駆動シャフトの駆動歯部を、360°全周にわたって延設される歯部とすることができる。しかしながら、駆動歯部を、360°よりも狭い領域にわたって延設されるセグメント歯車(扇形歯車)として構成した態様を用いることが好ましい。周方向に沿って、180°又は120°程度の領域にわたって延設されるセグメント歯車を用いることが好ましい。
【0016】
フラップ駆動機構の各々に駆動連結させるために、分配装置用ハウジングの外部にて、例えばクランク駆動機構を構成可能とすべく設けられる駆動レバーに、駆動シャフトを、回転方向については固定されるよう接続することができる。実際のフラップ駆動機構としては、電気式、空気圧式、又は油圧式のサーボモータにより構成したものを用いることができる。駆動機構としては、媒体が圧入されたものを用いることもできる。
【0017】
別の有利な態様によると、回転方向については固定されるようフラップシャフトに接続された歯車上に、従動歯部を形成することができる。これとは対照的に、駆動歯部は、駆動シャフトに一体的に形成されていれば好都合である。駆動シャフトを形成した歯車が、フラップシャフト上で軸方向に移動可能に配設され、フラップシャフトと歯車との間で軸方向に沿って移動可能であれば好ましい。回転方向については固定される接続を、例えばフラップシャフトと歯車とを嵌合させることにより構成することができる。その場合、円形状以外の形状に構成された、フラップシャフトの外輪郭を、当該外輪郭に対応する嵌合形状となるように構成された、歯車の内輪郭に嵌入することで接続することができる。
【0018】
駆動歯部を、歯車の360°全周にわたって延設されるように構成することができる。しかしながら、駆動歯部を、歯車の360°全周よりも狭い領域にわたって延設されるセグメント歯車として構成した態様を用いることが好ましい。180°又は120°程度の領域にわたって延設されるセグメント歯車であれば好ましい。
【0019】
別の有利な態様によると、歯車に係る前記態様に加えて、又は前記態様に代えて、歯車におけるフラップシャフトの反対側に面する端面を、凸面状に形成することができる。歯車において凸面状に形成された端面が、当該端面に対向する分配装置用ハウジングの壁部と協働することにより、軸方向の移動を規制する位置止めとして機能すれば好都合である。この端面において、少なくとも軸方向の移動を規制する位置止めとして機能する領域は平坦であるから、端面を凸面状に形成することで、この端面と壁部とが、ほぼ一点にて接触するようになる。一点にて接触するということは、フラップシャフトの回転運動を妨げる虞のある摩擦力を最小化することができる、ということを意味する。
【0020】
別の有利な態様によると、フラップ装置における前述の支持フレームに、ラジアル軸受を利用することにより歯車を取り付けることができる。
【0021】
前記特徴部に加えて、又は前記特徴部に代えて、フラップシャフトの軸方向の端部に歯車が配設されていれば好都合である。そうすることで、フラップシャフトの回転軸について、その軸方向に沿った分配用ハウジングの端部に駆動シャフトを配設することもできる。
【0022】
別の有利な態様によると、分配装置用ハウジングに、ガス分配装置用スペースから歯車用スペースを分断するような仕切部又は保護壁を配設することができる。駆動シャフトとフラップシャフトとの間の噛合による連結部は、歯車用スペース内に配設される。分配装置用ハウジング内で、歯車用スペースまで駆動シャフトが延設されていれば好都合である。これとは対照的に、中央新気吸入口を経由して分配装置用ハウジングに供給される新気は、ガス分配装置用スペースにて、シリンダーヘッドに設けた各吸入路に分配される。したがって、フラップ装置のフラップは、ガス分配装置用スペース内に配設される。仕切部を利用することで、歯車用スペースを、ガス分配装置用スペースから略気密状に分断することが可能となる。そうすることで、歯車用スペースに配設される構成要素は、新気の流れ中に含まれる不純物から保護される。新気の流れには、新たに供給される空気に加え、還流された排気ガス及び/又は還流された漏洩ガスも含まれ得るため、新気は、還流される廃棄ガス中の標準的な不純物、すなわち、すす粒子を含んでいたり、オイルミストのような、還流される漏洩ガス中の標準的な不純物を含んでいたりすることがある。そうした不純物は、可動部のジャミングを招き、それら可動部が機能する上で妨げとなる虞がある。仕切部を設けることで、フラップ装置及び新気分配装置の機能に係る信頼性と、これらの作動に係る信頼性とが向上することになる。
【0023】
本発明に係る特に有利な構成では、分配装置用ハウジングには、仕切部のための受部が設けられる。この受部は、嵌入、圧入、又は物質的な結合を行うことができるように構成されている。嵌入することができるように構成された受部を用いる場合、ハウジングには、嵌合接続をなすように、仕切部を挿入及び/又は接着固定するための沈み溝を設けることができる。他の構成では、突出した外形部として受部を構成することもできる。この外形部は、仕切部と協働することにより、嵌入による接続をなす。他の構成では、仕切部と分配装置用ハウジングとの間の物質的な結合による接続を、接着剤又は溶着を用いて構成することができる。その上、この構成は、歯車用領域への塵芥の侵入を防止するシールをなす。歯車用領域とは、仕切部により隔絶され且つ、駆動機構における噛合による連結部が配設される領域を意味する。
【0024】
沈み溝に係るさらなる構成では、分配装置用ハウジングには、その受部の周辺に押縁部が配設される。この場合、受部は、分配装置用ハウジングの内側に溝部を有する。
【0025】
別の有利な態様によると、前述のフラップ装置には、フラップシャフトが回転可能に取り付けられる支持フレームを設けることができる。この支持フレームは、それぞれのフラップに係る排出口を有し、各フラップにより制御される。取付状態では、この排出口は、各吸入路の上流側に接続される。そのため、制御される排出口を通過可能な流れの断面積が、これに関連する吸入路、又はこれに割り当てられる吸入路を通過可能な流れの断面積を定める。割り当てられた吸入路を通過可能な流れの断面積を、各フラップを回転させることで制御することができる。
【0026】
特定の態様では、シリンダーヘッドは、各燃焼室につき、2つの吸入路を有することができる。それによって、支持フレームも、各燃焼室につき、2つの排出口を有することになる。その場合、1つの燃焼室につき、前記排出口のうちの一方のみが各フラップにより制御されることになれば、好都合となる。したがって、支持フレームは、1つの燃焼室につき、1つの制御される排出口と、1つの制御されない排出口とを有することになる。各フラップは、排出口を通過可能な流れの断面積を、当該フラップの回転方向の位置決めに基づき制御すべく、制御される排出口だけに割り当てられる。
【0027】
シリンダーヘッドが複数の燃焼室を有している場合、複数の燃焼室が、直列に並ぶように配設されていれば好都合である。さらに、吸入路が、直列に並ぶように配設されていれば好都合である。この場合、フラップシャフトは、燃焼室及び吸入路が直列に並ぶ方向に沿って平行に延びる。それに係る支持フレームにおいては、排出口も、フラップシャフトに対して平行に延びる直線に沿って直列に並ぶように延びる。各燃焼室に制御される排出口と制御されない排出口とが設けられている場合、制御される排出口と制御されない排出口とを、フラップシャフトの縦方向に沿って並び替えて設けてもよい。
【0028】
有利な態様によると、前述の仕切部を、支持フレームと一体的に形成することが可能であり、そうすることで、支持フレームは、さらなる機能を有する。その場合、新気分配装置の製造に際しての取り付け費用を増大させることなく、仕切部を、新気分配装置と一体にすることができる。
【0029】
別の有利な態様によると、ハウジングフランジは、シリンダーヘッドに面する端面を有することが可能であり、支持フレームは、周縁部によって、この端面に軸方向から当接する。この構成によると、支持フレームの縁部は、取付状態では、その軸方向については、ハウジングフランジの端面と、シリンダーヘッドの凹部の底面との間に位置するように配設されることになる。このように、フラップ装置の位置決め、及びその保持を、特に安定させることができる。なぜならば、シリンダーヘッドにハウジングフランジを固定することによって、フラップ装置は、嵌合するように収容されて、さらに、ハウジングフランジとシリンダーヘッドとによって、特に軸方向から挟持されるからである。
【0030】
別の有利な態様によると、ハウジングフランジは、シリンダーヘッドに面するように分配装置用ハウジングに設けられる受口部を、その周方向に沿って取り囲むことができる。フラップ装置は、この受口部に挿入される。換言すれば、分配装置用ハウジング自体は、新気を排出可能な唯一の開口部として、受口部を有している。吸入路に割り当てられる各排出口への分配は、特に支持フレームにて、排出口が開口したフラップ装置を取り付けることによってのみ実行される。有利な態様によると、ハウジングフランジは、内側の周縁部に鍔部を有している。この鍔部は、シリンダーヘッドに向けて突出していて、受口部を取り囲むと共に、支持フレームの縁部に対し、軸方向から当接する端面を有している。ハウジングフランジに設けた鍔部を利用することで、ある種の保持手段が構成される。この保持手段は、ハウジングフランジから突出するフラップ装置付近の領域と共に、シリンダーヘッドの凹部に嵌入される。新気分配装置の取付方向についての取付高さも、これにより低減される。それと同時に、シリンダーヘッドとハウジングフランジとの間にフラップ装置を固定する工程も、それにより簡素化される。
【0031】
別の有利な態様によると、ハウジングフランジを、シリンダーヘッドの外囲部に固定することができる。この外囲部は、凹部の周方向に沿って延びて、この凹部を取り囲む。換言すれば、ハウジングフランジ自体は、凹部の中にほとんど入り込まず、シリンダーヘッドと新気分配装置との間に位置する取付面に留まる。前述した、ハウジングフランジに設けた鍔部のみを、凹部の中に嵌入することができる。この構成を利用することで、シリンダーヘッドの全体構成を再設計する必要がなくなる。なぜならば、特に、ハウジングフランジをシリンダーヘッドに固定する箇所の構成を、元の構成のままに保つことができるからである。シリンダーヘッドの外囲部の内側に、凹部を設けさえすればよい。
【0032】
周方向に沿って一周するように延びる分配装置用シール部材を少なくとも1つ設けることができると好都合である。この分配装置用シール部材は、その軸方向については、ハウジングフランジと外囲部との間に配設される。軸方向に効果を発揮する分配装置用シール部材の位置決め性能を向上させるべく、任意で、分配装置用シール部材が軸方向から係合し且つ、周方向に沿って延びる受溝部を、ハウジングフランジに形成してもよい。これに加えて、又はこれに代えて、分配装置用シール部材が軸方向から係合し且つ、周方向に沿って延びる受溝部を、シリンダーヘッドの外囲部に形成することができる。
【0033】
本発明に係る新気分配装置は、前述したタイプの内燃機関において、新気を供給するために使用できるものであり、前述したタイプのフラップ装置、及び前述したタイプのハウジングフランジを有している。この新気分配装置は、さらに、そのフラップ装置付近の少なくとも一部の領域が、ハウジングフランジから外方に突出する、つまり、ハウジングフランジからシリンダーヘッドに向けて突出する、ことを特徴とするものである。
【0034】
フラップ装置が、ハウジングフランジによって、側方から取り囲まれていれば、及び/又はその縁部が取り囲まれていれば好ましい。ハウジングフランジは、特に、フラップ装置が挿入される受口部を区画している。それゆえ、分配装置用ハウジングは、従来例における中間フランジとしての機能を有している。この中間フランジは、従来構成においてはフラップ装置を含み、分配装置用ハウジングの外部に取り付けられると共に、取り付けられた状態においては分配装置用ハウジングとシリンダーヘッドとの間に位置するように、配設される。
【0035】
さらに、分配装置用ハウジングには、新気のための共有吸入口と、フラップ装置のための共有受口部と、これらを接続するように設けられ、新気のための、共有されるガス分配装置用スペースと、を有している。共有されるガス分配装置用スペースは、吸気側では吸入口に接続される一方で、排気側では、受口部に挿入されるフラップ装置に隣接する。分配装置用ハウジングは、単一の部材として、又は一体的に構成することで簡素化され、それにより、製造に要する費用を低減する。
【0036】
さらに、本発明に係る内燃機関は、前述したタイプのシリンダーヘッドを有し、前述したタイプの新気分配装置を装着することができる内燃機関であって、新気分配装置の取り付けのために設けられる取付サイドに凹部を有し、この凹部の内側には、吸入口を有する吸入路が配設されており、新気分配装置をシリンダーヘッドに固定する際に、新気分配装置のハウジングフランジから突出するフラップ装置付近の領域を、この凹部に挿入することができる、ことを特徴とするものである。
【0037】
本発明に係るさらなる重要な特徴及び利点は、従属項の記載、図面、及び図面を用いた図面に係る説明より得られる。
【0038】
前述の特徴、及び以下で説明されることになる特徴は、説明される特定の組み合わせによってのみ使用できるのではなく、本発明の適用範囲を逸脱しない限りは、他の組み合わせ、又は単体で使用できることは自明である。