特許第6031191号(P6031191)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6031191
(24)【登録日】2016年10月28日
(45)【発行日】2016年11月24日
(54)【発明の名称】光源を備えた被覆装置
(51)【国際特許分類】
   B60Q 3/02 20060101AFI20161114BHJP
   B60J 3/00 20060101ALI20161114BHJP
   B60J 7/00 20060101ALI20161114BHJP
【FI】
   B60Q3/02 Z
   B60J3/00 H
   B60J7/00 E
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-516541(P2015-516541)
(86)(22)【出願日】2013年5月27日
(65)【公表番号】特表2015-525170(P2015-525170A)
(43)【公表日】2015年9月3日
(86)【国際出願番号】EP2013060883
(87)【国際公開番号】WO2013189697
(87)【国際公開日】20131227
【審査請求日】2015年2月9日
(31)【優先権主張番号】12/01735
(32)【優先日】2012年6月18日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】506027147
【氏名又は名称】ヴェバスト ソシエタス エウロペア
【氏名又は名称原語表記】Webasto Societas Europaea
(74)【代理人】
【識別番号】100061745
【弁理士】
【氏名又は名称】安田 敏雄
(74)【代理人】
【識別番号】100120341
【弁理士】
【氏名又は名称】安田 幹雄
(72)【発明者】
【氏名】アルベール ジャン−ポール
【審査官】 河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】 独国特許出願公開第19936537(DE,A1)
【文献】 特開2010−267573(JP,A)
【文献】 特表2010−513737(JP,A)
【文献】 独国特許出願公開第102011103319(DE,A1)
【文献】 独国特許出願公開第102009025120(DE,A1)
【文献】 特開2008−174132(JP,A)
【文献】 特開2005−112164(JP,A)
【文献】 特表2013−517989(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60Q 3/00−3/06
B60J 3/00
B60J 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の開口(5)の反対側に固定可能な被覆装置であって、前記被覆装置が、前記開口(5)の周囲に固締される少なくとも1つの要素(102、103)を含み、前記開口(5)から被覆ユニット(15)が解放される格納位置と、前記被覆ユニット(15)が前記開口(5)の反対側で伸長する被覆位置との間で被覆ユニット(15)が展開方向に変位し、前記被覆ユニット(15)が、側方の光散乱を有する光ファイバ(150)の網状組織を含み、光ファイバ(150)の前記網状組織に、少なくとも1つの光源(16)により光が供給される、装置において、
前記要素が、前記被覆ユニット(15)の展開方向の前方の前方横材(103)であり、この前方横材(103)上に前記光源(16)が固締されており
前記光ファイバ(150)の端部が、被覆ユニット(15)の展開方向の前部に配置されており、
光ファイバ(150)の前記網状組織に光を供給するために、前記被覆ユニット(15)が被覆位置のときに該光源(16)が前記網状組織の前記光ファイバ(150)の端部を照明可能になっていることを特徴とする被覆装置。
【請求項2】
前記光ファイバ(150)の前記端部が、被覆ユニット(15)の展開方向の前部に配置されたヘッド(151)の高さのところで集約され、前記被覆位置のとき前記ヘッド(151)が前記光源(16)と対向することを特徴とする請求項1に記載の被覆装置。
【請求項3】
自動車の開口(5)の反対側に固定可能な被覆装置であって、前記被覆装置が、前記開口(5)の周囲に固締される少なくとも1つの要素(102、103)を含み、前記開口(5)から被覆ユニット(15’、17)が解放される格納位置と、前記被覆ユニット(15’、17)が前記開口(5)の反対側で伸長する被覆位置との間で被覆ユニット(15’、17)が展開方向に変位し、前記被覆ユニット(15’、17)が、側方の光散乱を有する光ファイバ(150’、150’’)の網状組織を含み、光ファイバ(150’、150’’)の前記網状組織に、少なくとも1つの光源(16’)により光が供給される、装置において、
前記要素が、前記被覆ユニット(15’、17)を前記展開方向に案内するための案内レール(102’)であり、この案内レール(102’)上に前記光源(16’)が固締
されており
前記光ファイバ(150’、150’’)の端部が、前記被覆ユニット(15’、17)の展開方向に関して側方外縁に沿って配置されており、
光ファイバ(150)の前記網状組織に光を供給するために、前記被覆ユニット(15)が伸長しているときに該光源(16’)が前記網状組織の前記光ファイバ(150’、150’’)の端部を照明可能になっており、
前記案内レール(102’)に前記被覆ユニット(15’、17)の外縁の照明空間(1024)を画定する仕切り手段(1023)を設けていることを特徴とする被覆装置。
【請求項4】
前記装置が、前記案内レール(102’)に沿って分配される複数の光源(16’)を含むことを特徴とする請求項3に記載の被覆装置。
【請求項5】
前記光源(16’)が、前記案内レール(102’)に沿って延びるとともに前記被覆ユニット(15’)の前記方向に光を散乱させることのできるビーム導波路(16’)であることを特徴とする請求項3に記載の被覆装置。
【請求項6】
前記案内レール(102’)が、前記被覆ユニット(15’)に対して略平行に延びる翼(1021)を含み、前記被覆ユニット(15’)を前記翼(1021)に向かって変位させるために、前記案内レール(102’)が仕切り手段(1023)を含むことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の被覆装置。
【請求項7】
前記仕切り手段(1023)が、前記被覆ユニットに向かって突出する毛を有するブラシ(1023)であり、前記被覆ユニット(15’)が前記ブラシ(1023)と前記翼(1021)との間に配置されることを特徴とする請求項6に記載の被覆装置。
【請求項8】
前記被覆ユニットが、光ファイバの前記網状組織を一体化する繊維ウェブを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の被覆装置。
【請求項9】
前記格納位置にある前記ウェブが巻揚げ装置(14)の周りに巻き揚げられていることを特徴とする請求項8に記載の被覆装置。
【請求項10】
その表面が光ファイバ(150’’)の前記網状組織により被覆される少なくとも1つのフラップ(17)を前記被覆ユニットが含むことを特徴とする請求項3に記載の被覆装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源を有する被覆装置に関する。具体的には、前記被覆装置は、自動車に一体化される装置において或る用途を有する。
【背景技術】
【0002】
カールーフ内に構成される開口がしばしば車両に装備され、この開口は、光が客室の内部に侵入できるようにするために、透明のパネルにより封鎖される。例えばガラス製である透明のパネルは、開口を少なくとも部分的に露出できるように、固定するやり方又は移動可能なやり方で据え付けることができる。この開口を使用者が被覆装置の助けを借りて被覆する可能性も創生される。
【0003】
特別な種類による被覆装置は、ウェブがその上へと巻き揚げられる巻揚げ装置を含む。ウェブの外縁に沿って、プルロッドが巻揚げ装置の軸に対して平行に固締され、プルロッドと巻揚げ装置との間でウェブを引っ張るための引張り手段が設けられる。巻揚げ装置はカールーフの下で固締され、軸は開口の外縁に沿って配置される。従って、プルロッドに牽引力が及ぼされ、ウェブが巻揚げ装置からほどかれるという点で、開口の反対側にウェブを配置することができる。ウェブを巻き揚げ、開口を露出するためには、プルロッドも、同じように、巻揚げ装置に収束することができる。
【0004】
開口の平面に対して平行に、摺動するやり方で取り付けられる1つ以上の堅いフラップから被覆ユニットが製造される別の種類の被覆装置も知られている。特許文献1は、この種類の被覆装置の例を示す。
【0005】
分散照明を現実化し、車両の内部においてルーフに発光性の外観を与えるために、コンバーチブル型車両の可撓性ルーフに光ファイバの網状組織を装備することが既に提案されている。特許文献2はこの種類の例を示す。1つ以上の光源がウェブ上に固締され、この光源には、電源に接続される電力網を経由して給電される。あるバーションでは、光源は光ファイバの網状組織に光を供給する。
【0006】
この種類の実施形態は、全体として堅い光源を可撓性の要素上に固締することを必要とする。このことは、信頼性の問題を引き起こす。更に、前記実施形態は、光源への電力供給を実施できる事例、即ち、可撓性の要素が、本体上に固締される部品を有する事例に限定される。それ故に、この解決策は、以前に言及した被覆ユニットによくあるように支持体が完全に移動可能である際には、適用可能ではない。
【0007】
特許文献3も、レールが照明源となるようにビーム導波路がそのレール内に配置される被覆装置を開示する。ところが、照明は装置の外縁に限定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】仏国特許出願公開第2905723号
【特許文献2】仏国特許出願公開第2934204号
【特許文献3】仏国特許出願公開第2964917号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、少なくとも1つの光源を一体化し、先行技術よりも大きな適用可能性を呈する被覆装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
これらの目的を視野に入れて、実施形態による本発明は、自動車の開口の反対側に固締されるべき、主題としての被覆装置であって、装置が、開口の周囲に固締される少なくとも1つの要素を含み、開口から被覆ユニットが解放される格納位置と、被覆ユニットが開口の反対側で伸長する被覆位置との間で被覆ユニットが展開方向に変位する、装置において、被覆ユニットが、側方の光散乱を有する光ファイバの網状組織を含み、光ファイバ網状組織に、要素上に固締される少なくとも1つの光源により光が供給され、光ファイバの網状組織に光を供給するために、被覆ユニットが少なくとも1つの照明位置のときにこの光源が網状組織の光ファイバの端部を照明することができることを特徴とする装置を有する。
【0011】
この装置により、移動可能な被覆ユニットが使用されて光を散乱させる一方で、光源は、その固締を非常に信頼性のあるものとすることのできる固定された場所に配置されることが可能になる。光源を被覆ユニット上に収容することは不要であり、この被覆ユニット上に電源供給を提供することも不要である。光ファイバは、側方の散乱を有する。即ち、光は、光ファイバから、端部のみにではなくその長さ部分全体に沿って放射される。光ファイバにより被覆される表面全体に、前記光ファイバにより、分散したやり方で照明することが可能になる。光ファイバに光が供給される際に可視となるとともにいかなる照明も不在のとき可視ではない又は事実上可視でない特別な状態を光ファイバの網状組織が成すことを実現することができる。
【0012】
複数の実施形態によれば、光ファイバの端部は少なくとも1つのヘッドの高さのところで集約されるのであり、照明位置のときヘッドは光源の反対側にある。従って、単一の光源により、多数の光ファイバに供給することができる。光ファイバは、ヘッドから前進して被覆ユニットの表面に分配されるように十分に可撓性である。
【0013】
特別な仕方において、照明位置は被覆位置である。照明は、被覆ユニットが開口の前で展開される際に得られ、従って車両の内部から大いに可視となる。
【0014】
特別な特性によれば、ヘッドは展開方向に配向されるのであり、要素は装置の前方横材である。前方横材には、前記被覆ユニットが開口の反対側で展開される際に、被覆ユニットの外縁を経由して到達される。ヘッドは、最終的に光源の反対側に位置するように、光源の方向に直接変位する。
【0015】
複数の実施形態によれば、要素は、被覆ユニットを展開方向に案内するための案内レールであり、光ファイバは被覆ユニットの側方外縁に沿った端部を含み、端部が光源によりこのように照明されるようにする。この構成において、光源は、レールにより支持され、被覆ユニットの外縁を照明し、光ファイバに光を送信する。被覆ユニットの外縁は光源から一定の距離のところに留まる。
【0016】
複数の実施形態によれば、装置は、レールに沿って分配される複数の光源を含む。源は、同時に起こるやり方で機能することができるが、動画を生成するように照明の幅が時間と共に調整されることも可能である。光源の色は、変化させることができ、同じように調整することさえできる。
【0017】
1構造的配置によれば、光源は、レールに沿って延びるとともに被覆ユニットの方向に光を散乱させることのできるビーム導波路である。ビーム導波路は、唯一つの光源を使用するのであり、光がレール全体に沿って分散することを可能にする。光ファイバの端部は、集約される必要がなく、被覆ユニットの任意の位置で照明することができる。
【0018】
特別な配置によれば、レールは、被覆ユニットに対して略平行に延びる翼を含み、被覆ユニットを翼に向かって変位させるために、レールは仕切り手段を含む。従って、翼と被覆ユニットとの間に空間はほとんど残されず、このレベルにて光が通過しないようにされる。このことにより、車両の乗員の邪魔をしたり光ファイバによる照明の効果を隠したりするであろう過度に照明された地点を作り出さないようにされる。
【0019】
特に、仕切り手段は、被覆ユニットに向かって突出する毛を有するブラシであり、被覆ユニットはブラシと翼との間に配置される。従って、仕切りのための力は、軽くて非常に影響を受けやすく、低摩擦力を加える理由で被覆ユニットがブラシ上で摺動できるようにする。
【0020】
1構造的配置によれば、被覆ユニットは、光ファイバの網状組織を一体化する繊維ウェブを含む。光ファイバは、例えば織られる間にウェブに直接一体化される。光ファイバはウェブに特に良好に一体化される。光ファイバの端部は、ヘッドの高さのところで抽出又は集約することができ、あるいは単にウェブの外縁にて終了することができる。
【0021】
1配置によれば、格納位置にあるウェブは巻揚げ装置の周りに巻き揚げられている。光ファイバは、光ファイバが巻揚げ軸に対して平行に延びるかどうかに関わりなく、巻き揚げられるべき光ファイバを一体化するウェブに対して十分に可撓性である。
【0022】
1実施形態によれば、被覆ユニットは、その表面が光ファイバの網状組織により被覆される少なくとも1つのフラップを含む。光ファイバは、例えば接着又は溶接によって、堅い摺動フラップ上に固締することもできる。
【0023】
更なる利点、特性、及び改良点が、図に関連して説明される以下の例から導かれる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】被覆ユニットが展開位置にある、本発明の第1実施形態による被覆装置の上からの斜視図を示す。
図2】被覆ユニットが格納位置にある、図1と同様の図を示す。
図3】車両のカールーフの下の適所にある被覆装置を示す、図1の平面IIIによる断面図を示す。
図4】本発明の第2実施形態の、図1と同様の図を示す。
図5図4の平面Vによる断面図を示す。
図6】本発明の第3実施形態の装置の、図1と同様の図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1図3に示すような実施形態による被覆装置1が、車両のカールーフ4の下で固締されるべきフレーム10を、例えば固定式ガラスパネル6を有する、窓ガラスをはめた開口5の反対側に備える。本記載において使用する方向は、使用に際して通常の位置にある車両に関係する方向を参照する。フレーム10は、2つの側方レール102を含み、そこでは、プルロッド11が、図1に示すような展開位置と、図2に示すような格納位置との間で変位する。後方横材101が、この後方横材101の長さ部分全体に沿って延びる巻揚げ装置14を含む。巻揚げ装置14は、巻揚げ装置軸Aの周りで回転可能に取り付けられ、ウェブ15が巻揚げ装置14へと巻き揚げられる。被覆ユニットを形成するウェブ15は、プルロッド11上に一端を固締され、巻揚げ装置14上に他方の側を固締される。プルロッド11は、巻揚げ装置の軸Aに対して平行である。
【0026】
巻揚げ装置14は、通常、それ自体知られているためここでは詳細に説明しないやり方で、ウェブの長さ部分の方向においてロッド11と巻揚げ装置14との間でウェブ15に緊張を及ぼすための引張り手段を含む。
【0027】
フレーム10は、後方横材101に対して平行な2つのレール102を後方横材の反対側で接続する前方横材103を含む。前方横材103は、後方横材101の方向に開いているC形断面を有する。ウェブ15が展開位置に位置する際、図3に示すように、プルロッド11が「C」の翼の中間で適合する。
【0028】
ウェブ15は、光ファイバ150の網状組織を一体化しながら織られる。光ファイバ150は展開方向F1に対して平行に延びる。プルロッド11の近傍では、光ファイバ150はウェブ15から案内され、ファイバ150の端部は集約されてリング内で緊締され、ヘッド151が形成される。ヘッド151はプルロッド11上に固締される。一様の表面1510を表すために、光ファイバ150の端部は端面を機械加工される。光ファイバ150は、例えばポリカーボネート又はポリメチルメタクリレート等のプラスチックから成り、ほぼ0.25mm〜1mm程度の直径を有する。ウェブ15は、織りの際に通常使用されるその他のファイバをも含む。光ファイバ150の網状組織の密度、その他のファイバ内で被覆が存在するかしないか、及び、光ファイバの方向性により、被覆ユニット15の設計及び外観の無限の多様性を規定することが可能になる。
【0029】
更に、フレーム10の前方横材103は、光を後ろに向かって展開方向に生成することのできる光源16を支持する。光源16は、図1及び図3に示すような展開位置においてプルロッド11が前方横材103に最も近い際にヘッド151及び光源16が互いの反対側にあるようなやり方で配置される。光源16は、発光ダイオード型、白熱電球型、蛍光灯型、又はその他の任意の型のものとすることができる。前記光源16は、車両の電気ネットワークによって、図示しない手段により電気的に供給される。
【0030】
ウェブ15が展開位置に位置しない際、光源16による光の生成はしないようにされる。光源16は、ウェブ15が展開位置に位置する際に光を生成するように制御することができる。この事例において、光は、とりわけ一様の表面にて、ヘッド151により、それ故に光ファイバ150の端部により、受信される。光ファイバ150が中に配置されるウェブ15の全ての区域から前記光が発散するという印象を与えるために、光は、光ファイバ150を通って進み、光ファイバに沿って散乱される。
【0031】
図4及び図5を参照すると、第2実施形態による被覆装置1’も、ウェブ15’由来の被覆ユニットを含む。この被覆ユニットは、光ファイバ150’が、図4に示すようにウェブ15’の幅全体にわたって巻揚げ装置14に対して平行に配置されるという点で、第1実施形態と相違する。従って、光ファイバ150’の端部1500は、ウェブ15’の側方外縁152と整列する。光源は前方横材上に配置されるのではなく、光ファイバはヘッドにて集約されるのではない。
【0032】
図5を参照すると、レール102’は、実質ウェブ15’の平面内に延びる翼1021を含む。ウェブ15’は、翼1021の上を延びるべきである。レール102’は、翼1021の反対側に延びる上壁1022をも含むのであり、ウェブ15’は翼1021と上壁1022との間に在る。上壁1022は、レール102の長さ部分全体に沿って延びるブラシ1023の形態の仕切り手段を支持する。ブラシ1023の毛は、翼1021に向かって配向され、ウェブ15’がブラシ1023と翼1021との間に位置する際に、翼1021に押し付けられるように翼に当たっている。従って、ウェブ15’の外縁は、翼1021、ブラシ1023、及び上壁1022により画定される照明空間1024内に位置する。
【0033】
光ファイバ16’が、溝内に収容され、照明空間に光を満たすために、照明空間1024に向かって配向される光表面を含む。照明空間1024内の光は、光ファイバ150’の端部により捕捉され、続いて、光ファイバ150’に沿って全体的に散乱される。
【0034】
図示しない異形において、ビーム導波路16’は、帯状の光源、例えば発光ダイオードに置き換えることができる。
【0035】
第3実施形態において、被覆装置1’’は、被覆ユニットを形成する2つの堅い摺動式フラップ17を含む。フラップ17は、車両のパッセンジャーセルに向かって露出されるその下側に、第2実施形態におけるように交差方向に配置される光ファイバ150’’の網状組織を含む。
【0036】
フラップ17の側方外縁は、第2実施形態のウェブ15’の外縁のように、レール102’’の照明空間1024内に係合される。光ファイバ150’’の端部は、照明空間1024内へと開放する。
【0037】
従って、第2実施形態におけるのと同じ効果が得られる。
【0038】
本発明は、例示的なやり方において今記載した実施形態に限定されるものではない。第1実施形態は、1つ以上のフラップから作成される被覆ユニットにおいて実施することもできよう。
図1
図2
図3
図4
図5
図6