(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記コンポーネントは、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であることを特徴とする、請求項1に記載のサイト管理方法。
前記一般カードは、前記サイトのカテゴリおよび前記ページのメニューのうち少なくとも1つによって提供されるコンポーネントのうち、前記ユーザの端末機で選択されたコンポーネントを組み合わせて構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサイト管理方法。
前記機能カードは、前記ユーザの選択に応じ、独自的な1つのページで構成されるか、または前記一般カードに組み合わされる1つのコンポーネントで構成されることを特徴とする、請求項1に記載のサイト管理方法。
前記コンポーネントは、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であることを特徴とする、請求項14に記載のサイト管理システム。
前記一般カードは、前記サイトのカテゴリおよび前記ページのメニューのうち少なくとも1つによって提供されるコンポーネントのうち、前記ユーザの端末機で選択されたコンポーネントを組み合わせて構成されることを特徴とする、請求項14に記載のサイト管理システム。
前記機能カードは、前記ユーザの選択に応じ、独自的な1つのページで構成されるか、または前記一般カードに組み合わされる1つのコンポーネントで構成されることを特徴とする、請求項14に記載のサイト管理システム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザが数回のクリックだけで、自身の所望するウェブ/モバイルサイトの全体的な形状、さらに詳細的なコンポーネントの形状を構築できるように支援するサイト管理方法およびサイト管理システムを提供する。
【0006】
ウェブ/モバイルサイトに含まれる個別のウェブ/モバイルページを多様な機能が予め規定されたカードの形態でユーザに提供し、ユーザが提供されたカードを選択および組み合わせることによってウェブ/モバイルサイトを製作できるように支援するサイト管理方法およびサイト管理システムを提供する。
【0007】
空のカード上に多様なコンポーネントをユーザが多様に組み合わせて使用可能なように自由度を付与したカードである一般カードと特殊機能が含まれた機能カードとに区分して定義されたカードを提供し、外部開発者によって開発される機能カードの登録および販売によって新たな収益創出が可能となるサイト管理方法およびサイト管理システムを提供する。
【0008】
ウェブ/モバイルサイトを編集するための構成要素を予めコンポーネントの単位で定義してユーザに提供し、ユーザが提供されたコンポーネントを選択および組み合わせることによってウェブ/モバイルサイトに含まれる個別のウェブ/モバイルページを製作できるように支援するサイト管理方法およびサイト管理システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
コンピュータシステムによって実行されるサイト管理方法であって、複数のカードを提供するステップ、および前記提供された複数のカードのうちユーザの端末機で選択されたカードに対応するページおよび前記端末機で選択された少なくとも1つのカードをコンポーネントとして含むページのうち、少なくとも1つを含むサイトを生成するステップを含み、前記複数のカードは、ユーザによるコンポーネントの選択および組み合わせによって構成される一般カードおよび機能と構造が予め定められた機能カードを含むことを特徴とするサイト管理方法が提供される。
【0010】
一実施形態によると、前記複数のカードを提供するステップは、生成されるサイトを分類するためのカテゴリ別にカードを管理するステップ、および前記ユーザの端末機で選択されたカテゴリに対応するカードを提供するステップを含むことを特徴としてもよい。
【0011】
さらに他の一実施形態によると、前記コンポーネントは、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であることを特徴としてもよい。
【0012】
さらに他の一実施形態によると、前記一般カードは、前記サイトのカテゴリおよび前記ページのメニューのうち少なくとも1つに応じて提供されるコンポーネントのうち、前記ユーザの端末機で選択されたコンポーネントを組み合わせて構成されることを特徴としてもよい。
【0013】
さらに他の一実施形態によると、前記機能カードは、特殊な機能を有するように自身によって製作されて提供される機能カード、および特殊な機能を有するように外部開発者によって製作されて登録された機能カードを含むことを特徴としてもよい。
【0014】
さらに他の一実施形態によると、前記機能カードは、前記ユーザの選択に応じ、独自的な1つのページで構成されたり、前記一般カードに組み合わされる1つのコンポーネントで構成されたりすることを特徴としてもよい。
【0015】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記サイトの生成に利用された機能カードの個数および種類のうち少なくとも1つに基づいて前記ユーザに課金するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0016】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記サイトの生成に利用された機能カードに含まれる機能が前記サイトの訪問者によって実行された回数に基づいて前記ユーザに課金するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0017】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記機能カードを前記ユーザに販売するステップをさらに含み、前記複数のカードを提供するステップは、前記一般カードおよび前記ユーザに販売された機能カードを前記ユーザの端末機に提供するステップを含むことを特徴としてもよい。
【0018】
さらに他の一実施形態によると、前記複数のカードのうち2つ以上のカードそれぞれに、カードの付加情報を含むURLが割り当てられることを特徴としてもよい。
【0019】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、アクセス者の端末機で検索語を受信するステップ、および前記検索語と関連する付加情報を含むURLのカードをランディングページとして前記アクセス者の端末機に提供するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0020】
コンピュータシステムによって実行されるサイト管理方法であって、複数のカードを提供するステップ、前記提供された複数のカードのうちユーザの端末機で選択されたカードに対応するページおよび前記端末機で選択された少なくとも1つのカードをコンポーネントとして含むページのうち、少なくとも1つを含むサイトを生成するステップ(前記サイトに含まれるページには、前記サイトに含まれるページに対応するカードまたは前記サイトに含まれるページに含まれたカードの付加情報を含むURLが割り当てられる)、アクセス者の端末機で検索語を受信するステップ、および前記検索語と関連する付加情報を含むURLのページをランディングページとして前記アクセス者に提供するステップを含むことを特徴とするサイト管理方法が提供される。
【0021】
コンピュータシステムによって実現されるサイト管理システムであって、複数のカードを提供するカード提供部、および前記提供された複数のカードのうちユーザの端末機で選択されたカードに対応するページおよび前記端末機で選択された少なくとも1つのカードをコンポーネントとして含むページのうち、少なくとも1つを含むサイトを生成するサイト生成部を備え、前記複数のカードは、ユーザによるコンポーネントの選択および組み合わせによって構成される一般カードおよび機能と構造が予め定められた機能カードに分類されることを特徴とするサイト管理システムが提供される。
【0022】
コンピュータシステムによって実現されるサイト管理システムであって、複数のカードを提供するカード提供部、前記提供された複数のカードのうちユーザの端末機で選択されたカードに対応するページおよび前記端末機で選択された少なくとも1つのカードをコンポーネントとして含むページのうち、少なくとも1つを含むサイトを生成するサイト生成部(前記サイトに含まれるページには、前記サイトに含まれるページに対応するカードまたは前記サイトに含まれるページに含まれたカードの付加情報を含むURLが割り当てられる)、アクセス者の端末機で検索語を受信する検索語受信部、および前記検索語と関連する付加情報を含むURLのページをランディングページとして前記アクセス者に提供するページ提供部を備えることを特徴とするサイト管理システムが提供される。
【0023】
コンピュータシステムによって実行されるサイト管理方法であって、カテゴリによって予め構成されたメニューそれぞれに対して複数のカードを対応させて管理するステップ、サイトの製作のために提供されるツールを利用して伝達されるカテゴリに応じて予め構成されたメニューと前記メニューそれぞれに対してランダムにまたは予め設定された規則にしたがって選択されたカードを提供するステップ、および前記ツールを利用して伝達される再構成要請に応じて前記メニューそれぞれに対する前記カードをランダムにまたは前記予め設定された規則にしたがって再選択して提供するステップを含むことを特徴とするサイト管理方法が提供される。
【0024】
一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記ツールを利用して伝達される適用要請に応じ、前記メニューをサイトのメニューとして含み、前記カードをページとして含むサイトの形状を生成するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0025】
他の一実施形態によると、前記メニューそれぞれに対応する複数のカードは、互いに異なるテンプレート構造を有することを特徴としてもよい。
【0026】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記選択されたカードまたは前記再選択されたカードに対応するサンプルイメージを提供するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0027】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記メニューのうち選択されたメニューに対応する複数のカードのテンプレート構造に関するサムネイルを、前記ツールを利用して提供するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0028】
さらに他の一実施形態によると、前記提供されたサムネイルのうち前記ツールを利用して選択されたサムネイルに応じ、前記選択されたメニューに対応するカードが変更されることを特徴としてもよい。
【0029】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、前記ツールを利用して伝達されるカラー変更要請に応じ、前記メニューそれぞれに対する前記カードを前記カラー変更要請に対応するカラーのカードに一括変更して提供するステップをさらに含むことを特徴としてもよい。
【0030】
さらに他の一実施形態によると、前記サイト管理方法は、それぞれのカードがサイトの生成のために選択された回数をカテゴリおよびメニューのうち少なくとも1つによってカウントするステップをさらに含み、前記カードは、前記それぞれのカードが選択された回数に基づいて算出されるユーザのテンプレート構造に関する選好度を反映して前記メニューそれぞれに対して選択されることを特徴としてもよい。
【0031】
コンピュータシステムによって実現されるサイト管理システムであって、カテゴリに応じて予め構成されたメニューそれぞれに対して複数のカードを対応させて管理するカード管理部、サイト製作のために提供されるツールを利用して伝達されるカテゴリに応じて予め構成されたメニューと前記メニューそれぞれに対してランダムにまたは予め設定された規則にしたがって選択されたカードを提供するカード提供部、および前記ツールを利用して伝達される再構成要請に応じて前記メニューそれぞれに対する前記カードをランダムにまたは前記予め設定された規則にしたがって再選択して提供するカード変更部を備えることを特徴とするサイト管理システムが提供される。
【0032】
コンピュータシステムによって実行されるサイト管理方法であって、複数のコンポーネントを提供するステップ、前記複数のコンポーネントのうち選択される少なくとも1つのコンポーネントを含むカードを生成するステップ、前記カードに含まれる個別コンポーネントを編集するための編集機能および前記カードに含まれるコンポーネントを再構成するための再構成機能を提供するステップ、および前記カードに対応するページおよび前記カードを1つのコンポーネントとして含むページのうち少なくとも1つを含むサイトを生成するステップを含み、前記コンポーネントは、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であることを特徴とするサイト管理方法が提供される。
【0033】
一実施形態によると、前記編集機能および前記再構成機能を提供するステップは、コンポーネント選択領域、プレビュー領域、および属性編集領域が含まれたツールをユーザの端末機にネットワークを介して提供するステップ、前記ツールを利用して選択されたカードに、前記コンポーネント選択領域によって選択されるコンポーネントを前記選択されたカードの上から下の順に追加するステップ、前記プレビュー領域で選択されるコンポーネントの編集のためのユーザインタフェースを前記属性編集領域に提供するステップ、および前記コンポーネントが追加されたり前記コンポーネントが編集されたりする場合、前記追加されたコンポーネントまたは前記編集されたコンポーネントが反映されたカードのプレビュー画面を前記プレビュー領域に提供するステップを含むことを特徴としてもよい。
【0034】
他の一実施形態によると、前記プレビュー領域は、前記カードに含まれたコンポーネント間の順序を変更するためのユーザインタフェースを含むことを特徴としてもよい。
【0035】
さらに他の一実施形態によると、前記コンポーネントの幅は、前記選択されたカードの幅に対応することを特徴としてもよい。
【0036】
さらに他の一実施形態によると、前記コンポーネントの目的および機能のうち少なくとも1つに応じて付与された属性別に前記コンポーネントの重要度が付与されることを特徴としてもよい。
【0037】
さらに他の一実施形態によると、検索ロボットを利用したサイトのクローリング時に、前記重要度が情報の重要度として反映されることを特徴としてもよい。
【0038】
コンピュータシステムによって実現されるサイト管理システムであって、複数のコンポーネントを提供するコンポーネント提供部、前記複数のコンポーネントのうち選択される少なくとも1つのコンポーネントを含むカードを生成するカード生成部、前記カードに含まれる個別コンポーネントを編集するための編集機能および前記カードに含まれるコンポーネントを再構成するための再構成機能を提供する機能提供部、および前記カードに対応するページおよび前記カードを1つのコンポーネントとして含むページのうち少なくとも1つを含むサイトを生成するサイト生成部を備え、前記コンポーネントは、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であることを特徴とするサイト管理システムが提供される。
【発明の効果】
【0039】
ユーザが数回のクリックだけで自身の所望するウェブ/モバイルサイトの全体的な形状、さらに詳細的なコンポーネントの形状を構築できるように支援することができる。
【0040】
ウェブ/モバイルサイトに含まれる個別のウェブ/モバイルページを多様な機能が予め規定されたカードの形態でユーザに提供し、ユーザが提供されたカードを選択および組み合わせることによってウェブ/モバイルサイトを製作できるように支援することができる。
【0041】
空のカード上に多様なコンポーネントをユーザが多様に組み合わせて使用可能に自由度を付与したカードである一般カードと特殊機能が含まれた機能カードとに区分して定義されたカードを提供し、外部開発者によって開発される機能カードの登録および販売によって新たな収益を創出することができる。
【0042】
ウェブ/モバイルサイトを編集するための構成要素を予めコンポーネントの単位で定義してユーザに提供し、ユーザが提供されたコンポーネントを選択および組み合わせることによってウェブ/モバイルサイトに含まれる個別のモバイルページを製作できるように支援することができる。
【発明を実施するための形態】
【0044】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0045】
本発明の実施形態は、ユーザが容易かつ簡便にウェブ/モバイルサイトを構築することを支援できるツールを含むサイト管理システムを提供するものである。
【0046】
図1は、本発明の一実施形態において、ユーザ端末とサイト管理システムとの間の概括的な様子を例示した図である。
【0047】
サイト管理システム100は、ユーザがウェブサイトやモバイルサイトを構築することを支援するサーバであってもよい。以下ではモバイルサイトの製作を例示して説明するが、これは一実施形態に過ぎず、モバイルサイトだけではなくウェブサイトの製作にも利用が可能であることは当然である。
【0048】
ユーザ端末110は、PC、スマートフォン、またはタブレットなどのようにネットワークを介してサイト管理システム100と関連するウェブ/モバイルサイトにアクセスし、サイト管理システム100のサービス提供を受けることが可能であるか、またはサービス専用アプリケーションのインストールおよび実行によってサイト管理システム100のサービス提供を受けることが可能なすべての端末装置を意味してもよい。このとき、ユーザ端末110は、ウェブ/モバイルサイトまたはサービス専用アプリケーションの制御の下に、サービス画面構成、データ入力、データ送受信、データ格納などのようなサービス全般の動作を実行してもよい。
【0049】
サイト管理システム100は、ユーザ(一般ユーザまたは広告主)がモバイルサイトを製作することができる著作ツールを提供してもよい。特に、サイト管理システム100は、ユーザが数回のクリックだけで自身の所望するウェブ/モバイルサイトの全体的な形状、さらに詳細的なコンポーネントの形状を構築できるように支援してもよい。
【0050】
本発明の実施形態において、1つのモバイルサイトは、少なくとも1つのモバイルページを含んでもよい。個別のモバイルページは、多様な機能が予め規定された「カード」の形態でユーザに提供されてもよく、このようなカードが集まって1つのモバイルサイトが構成されてもよい。このとき、2つ以上のカードが1つのページとして実現されてもよい。また、カードを構成するコンポーネントは、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であってもよい。例えば、テキストコンポーネントとは、ページにおいて、該当するコンポーネントの位置にユーザが入力したテキストを表示させるための構成単位であってもよい。他の例として、イメージコンポーネントとは、ページにおいて、該当するコンポーネントの位置にユーザが入力したイメージを表示させるための構成単位であってもよい。さらに他の例として、地図コンポーネントとは、ページにおいて、該当するコンポーネントの位置にユーザが選択した位置の地図を表示させるための構成単位であってもよい。
【0051】
このとき、サイト管理システム100は、多様なカードを多様な条件に応じて分類して管理し、ユーザが要求する条件に合うカードをランダムに構成して提供することにより、ユーザが簡単な条件を入力または選択するだけでモバイルサイトの形状を構築できるように支援してもよい。以下では、モバイルサイトの形状、さらに個別のモバイルページの形状の構築を支援するツール(以下、「クイックエディタ」と称する)について説明する。
【0052】
図2は、本発明の一実施形態において、クイックエディタの最初の実行画面を例示した図である。
【0053】
図2の第1画面200を詳察すると、第1点線ボックス210は業種を選択するための第1ユーザインタフェースを、第2点線ボックス220はカードの構成を変更するための第2ユーザインタフェースを、第3点線ボックス230はカードのカラートーンを変更するための第3ユーザインタフェースをそれぞれ示している。
【0054】
このとき、ユーザは、第1ユーザインタフェースに提示される多様な業種のうち1つの業種を選択してもよい。このとき、業種別メニュー(一例として、
図2の第4点線ボックス240に示された「会社名」メニュー、「会社紹介」メニュー、「商品情報」メニュー、「利用案内」メニュー、「ギャラリ」メニュー、および「Q&A」メニュー)は、業種に応じて互いに異なるように構成されてもよい。
【0055】
また、ユーザは、第2ユーザインタフェースを利用することにより、選択された業種に対するカードの構成を変更してもよい。例えば、ユーザが第2ユーザインタフェースで提供された「構成変更」ボタンをクリックした場合、各メニューに対応するカードが各メニュー別にランダムに変更されてもよい。各メニュー別に変更可能なカードの数は、業種および/またはメニューに応じて異なってもよい。例えば、「会社名」メニューに関しては変更可能な11枚のカードが提供され、「Q&A」メニューに関しては変更可能な2枚のカードが提供されてもよい。
【0056】
また、ユーザは、第3ユーザインタフェースを利用することにより、カードに適用されるカラーを変更してもよい。このようなカラーは、カラーの適用が可能なカードに一括適用されてもよい。
【0057】
ここで、上述したように、カードは1つのモバイルページに対応してもよく、1つのメニューは1つ以上のカードを含んでもよい。1つのメニューが1つ以上のカードを含む例については、後述でさらに詳しく説明する。
【0058】
第4点線ボックス240は、第1画面200で選択された業種である「掃除」と関連して予め構成されているメニューに応じ、メニューごとに1つのカードが表示された例を示している。ユーザが表示されたカードを適用する場合、第4点線ボックス240に表示されている6枚のカードがそれぞれ1つのモバイルページの形状を示すようになり、それぞれのモバイルページが集まって1つのモバイルサイトが構築されるようになる。第4点線ボックス240に示されているカードは、モバイルページの形状に対するサムネイルであってもよい。サムネイルは、カードの形状(モバイルページの形状)を含んだサンプルイメージであってもよい。図に示されているサムネイルは、カードの形状をユーザにプレビュー形式で提供するサンプルイメージであり、サムネイルに含まれた内容は本発明の実施形態を理解するにおいて重要なものではない。
【0059】
第5点線ボックス250は、現在はデフォルトであって、選択された「会社名」メニューに関して適用可能なカードのテンプレートが表示されたサムネイルを示している。ユーザがテンプレートを変更したい場合には、該当するメニューのカードを選択されたテンプレートのカードに変更してもよい。言い換えれば、特定のメニューに適用可能なテンプレートの数が、該当するメニューに対して変更可能なカードの数に対応してもよい。
【0060】
カードの形状を示すサムネイルとコンポーネントの組み合わせを形状化したテンプレートのサムネイルにより、ユーザは所望するモバイルサイトの形状とモバイルページの形状を容易に確認および変更できるようになる。
【0061】
図3は、本発明の一実施形態において、ユーザがカードの構成を変更した画面を例示した図である。
【0062】
図3の第2画面300は、ユーザが第1画面200で第2ユーザインタフェースとして提供された「構成変更」ボタンをクリックすることにより、第1画面200が第2画面300のように変更された様子を示している。例えば、第2画面300で第6点線ボックス310は、第1画面200における第4点線ボックス240と比較したとき、「会社名」メニュー、「商品情報」メニュー、および「ギャラリ」メニューのカードが変更していることが分かる。
【0063】
このとき、第7点線ボックス320は、「会社名」メニューに該当するカードの変更に応じ、変更されたカードに対応するテンプレートが、現在は「会社名」メニューに対応するカードのテンプレートに変更されて表示された様子を示している。
【0064】
このように、サイト管理システム100は、業種別に多様なメニューとカード、さらには多様なカラーを保有し、業種、カード、およびカラーの選択に応じてユーザが容易かつ簡便に自身の所望するモバイルサイトの形状(さらには個別のモバイルページの形状)を構築できるようにサービスを提供することができる。
【0065】
図4は、本発明の一実施形態において、ユーザが業種を選択する画面を例示した図である。
【0066】
図4の第3画面400において、第8点線ボックス410は、ユーザが所望する業種を選択するための第1ユーザインタフェースに、予め規定された多様な業種に関する情報(「金融」、「ネイル」、「運転代行」など)が表示された様子を示している。ユーザはこのような第1ユーザインタフェースを利用することで、予め規定された業種のうちから1つの業種を選択してモバイルサイトの形状を構築したり、「その他」業種を利用して自分なりの業種に合ったモバイルサイトの形状を構築したりできる。
【0067】
図5は、本発明の一実施形態において、業種が変更された画面を例示した図である。
【0068】
図5の第4画面500は、
図4の第3画面400でユーザが業種「レジャー」を選択することにより、メニューとメニューそれぞれに対応するカードとが第9点線ボックス520のように変更した様子を示している。ユーザが第2ユーザインタフェースを利用してカードの構成を変更した場合、業種「レジャー」のメニューと関連して適用可能な多様な他のカードが、メニューと関連して第9点線ボックス520に表示されてもよい。
【0069】
また、第10点線ボックス530は、現在選択されているメニュー(「会社名」メニュー)に対応するカードのテンプレートと、現在選択されているメニューに適用可能な他のテンプレート(他のカード)を示している。
【0070】
このように、ユーザは、業種、構成、カラーセット、テンプレートを変更するという数回のクリックだけでモバイルサイトの形状、さらにモバイルサイトに含まれるモバイルページの形状を変更し、ユーザが所望するモバイルサイトをより容易に構築することができる。
【0071】
例えば、サイト管理システム100が20種類のそれぞれの業種別に20種類のメニューを予め規定しており、各メニュー別に1枚から11枚のカード(テンプレート)を選択することができ、合計12種類のカラーセットを提供すると仮定しよう。この場合、ユーザが構築することができるモバイルサイトの形状の組み合わせは、合計4800(20×20×1×12)から52800(20×20×11×12)の間となる。もちろん、提供可能な業種の数やメニューの数、メニュー別カードの数、またはカラーの数によるさらに多様な組み合わせによってモバイルサイトの形状が提供されることは当然である。例えば、クイックエディタの実行時に、ランダムにカードが配列され、ユーザが構成変更ボタンを押すたびにカードを新たに配置し直すことにより、ユーザが重複することなくテンプレートを使用できるように実現してもよい。
【0072】
このとき、各メニュー別テンプレート(カード)はランダムに提供されてもよいが、ユーザ経験が蓄積すると、単純なランダムではなく、ユーザからの選択が多い順(ユーザ選好度)を反映して提供してもよい。例えば、ユーザ選好度が高いテンプレートが先に表示されるように提供され、ユーザ選好度が同じテンプレートはランダムな順に表示されるようにしてもよい。
【0073】
以上では、モバイルサイトと個別のモバイルページの形状を構築する例について説明した。以下では、個別のモバイルページの実際の内容を編集する例について説明する。
【0074】
図6は、本発明の一実施形態において、サイトを編集するための画面を例示した図である。
【0075】
第5画面600で第11点線ボックス610は、モバイルサイトに対して現在設定されているメニューとカードに関する情報を示している。それぞれのメニューに対してはメニュー名を変更するための第5ユーザインタフェースが提供されてもよく、それぞれのカードに対してはカードを追加または削除するための第6ユーザインタフェースが提供されてもよい。
【0076】
また、第12点線ボックス620は、メニューやカードを別途追加することができる第7ユーザインタフェースを示している。
【0077】
また、第13点線ボックス630は、現在選択されているカードにコンポーネントを追加するための第8ユーザインタフェースを示している。例えば、コンポーネントは、第13点線ボックス630に示されているように、「テキスト」、「イメージ」、「イメージ+テキスト」、「ギャラリ」、「地図」などのような多様な上位コンポーネントと、上位コンポーネントを選択すると追加で表示される「左側イメージ型」、「右側イメージ型」、「タイル型」、および「ビックイメージ型」のような多様な下位コンポーネントを含んでもよい。下位コンポーネントを選択した場合には、該当する下位コンポーネントが選択されたカードに追加されてもよい。
【0078】
また、第14点線ボックス640は、現在選択されているカードに対するプレビュー機能を提供する第9ユーザインタフェースを示している。
【0079】
また、第15点線ボックス650は、カードに対するプレビュー機能を利用することによって表示されるコンポーネントを選択した場合、該当のコンポーネントを編集することができる機能を提供する第10ユーザインタフェースを示している。
【0080】
図7は、本発明の一実施形態において、コンポーネントを追加し、追加されたコンポーネントを編集する画面を例示した図である。
【0081】
第6画面700には、第8ユーザインタフェースを利用して第16点線ボックス710に表示された「左側イメージ型」コンポーネントが選択された場合、第9ユーザインタフェースのプレビュー機能を利用して第17点線ボックス720のように「左側イメージ型」コンポーネントが追加された様子が示されており、追加された「左側イメージ型」コンポーネントが選択された場合、第18点線ボックス730のように「イメージ+テキスト」コンポーネントを編集するための第11ユーザインタフェースが表示された様子を示している。ユーザは、第18点線ボックス730に現れた第11ユーザインタフェースを利用して追加の「左側イメージ型」コンポーネントを利用することにより、表示しようとするテキストやイメージを入力または選択してもよい。
【0082】
このとき、第17点線ボックス720に示すように、コンポーネントは、コンポーネントを下に積んでいく構造によって追加されてもよい。例えば、第19点線ボックス740に示されたコンポーネントと第20点線ボックス750に示されたコンポーネントの下に「左側イメージ型」コンポーネントが追加されたことが分かる。このように、単純に縦に積んでいく構造によってコンポーネントを追加することにすると、使用方法が極めて簡単であるため、ユーザが誰でも容易にコンポーネントを追加することができ、専門的な知識がなくてもモバイルサイトを構築することができる。
【0083】
また、それぞれのコンポーネントは、第21点線ボックス760に示すように、コンポーネントを移動させたり複写または削除したりするための第12ユーザインタフェースを含んでもよい。このような第12ユーザインタフェースを利用することにより、ユーザは1つのモバイルページ内でコンポーネントの位置を容易に移動させることができる。
【0084】
図8は、本発明の一実施形態において、コンポーネントを編集する画面を例示した図である。
【0085】
第7画面800で第22点線ボックス810は、テキストとイメージを登録する様子を示しており、第23点線ボックス820は、該当のコンポーネントに登録されたテキストとイメージが反映された様子を示している。
【0086】
このように、左側の「コンポーネント追加」領域(
図6の第13点線ボックス630の領域を参照)を利用してコンポーネントを追加する機能を提供し、中央のプレビュー機能が含まれた領域(
図6の第14点線ボックス640を参照)を利用してコンポーネントの選択、移動、複写、削除などの機能を提供し、右側の編集領域(
図6の第15点線ボックス650を参照)を利用して選択されたコンポーネントにコンテンツを入力したり該当のコンポーネントを編集したりできる機能を提供することにより、制限された領域内でユーザが簡潔にモバイルページを編集することができる。
【0087】
また、コンポーネント単位で構成されたモバイルページに関しては、各コンポーネント別に属性を付与(一例として、テキスト、イメージ、地図、ギャラリ、ボタン、表、動画など)し、重要度を付与することにより、検索ロボットが重要度の高い情報を容易に把握してクローリングすることができる。例えば、テキスト属性のコンポーネントには、文字が大きいほど高い重要度が付与されてもよい。1つのページに大きい文字サイズ16を有するテキスト「ホテル」と小さい文字サイズ14を有するテキスト「パッケージ」が存在する場合、テキスト「パッケージ」よりもテキスト「ホテル」にさらに高い重要度が付与されてもよい。この場合、重要度は、該当のページや該当のページが含まれたサイトの代表キーワード(または重要キーワード)を抽出するにおいて、各キーワードの加重値として利用されてもよい。また、該当のページのタグを抽出するために重要度が利用されてもよい。他の例として、テキストのカラーやイメージ属性のコンポーネントに関し、イメージのサイズなどのような属性別に多様な重要度が付与され活用されてもよい。
【0088】
また、特定の属性のコンポーネントに対してコンテンツを一括変更(カラー、文字サイズ、イメージのサイズ/位置など)したり言語を変更したり、または特殊効果を付与するなどの機能を提供してもよい。例えば、「テキスト」性能を有するコンポーネントの言語を「韓国語」から「英語」に変更する場合、ハングルモバイルページを容易に英文モバイルページに変更して製作してもよい。他の例として、「左側イメージ型」コンポーネントをすべて「右側イメージ型」コンポーネントに変更するなど、同一属性のコンポーネントに対して多様な一括変更の適用が可能となる。
【0089】
図9は、本発明の一実施形態において、ボタン機能を編集する画面を例示した図である。
【0090】
モバイルサイトの場合、モバイル環境で活用可能な機能がモバイルページに含まれてもよい。第8画面900の第24点線ボックス910は、「カード移動」、「電話」、「メッセージ」、「電子メール」、「外部リンク」のように、モバイルで活用可能な多様な機能を特定のコンポーネントに追加するための第13ユーザインタフェースを示している。
【0091】
「カード移動」として生成されたボタンは、当該モバイルページの提供を受けたアクセス者が現在のコンポーネントのカードから特定の属性のカード(一例として、「会社名」カードや「会社紹介」カード、または「地図」カード)に移動するための機能を提供してもよい。
【0092】
また、「電話」として生成されるボタンは、当該モバイルページの提供を受けたアクセス者が「電話」によって予め設定されている電話番号に電話をかけるようにアクセス者のモバイル端末を制御するための機能を提供してもよい。
【0093】
また、「メッセージ」によって生成されるボタンは、当該モバイルページの提供を受けたアクセス者が「メッセージ」を利用して予め設定された電話番号にメッセージを送信するようにアクセス者のモバイル端末を制御するための機能を提供してもよい。
【0094】
「電子メール」によって生成されるボタンは、当該モバイルページの提供を受けたアクセス者が「電子メール」を利用して予め設定された電子メールアドレスに電子メールを発送するようにアクセス者のモバイル端末を制御するための機能を提供してもよい。
【0095】
「外部リンク」によって生成されるボタンは、当該モバイルページの提供を受けたアクセス者が「外部リンク」を利用して予め設定されたリンクによるページにアクセスするようにアクセス者のモバイル端末を制御するための機能を提供してもよい。
【0096】
以後では、モバイルページに対応するカードについてさらに詳しく説明する。
【0097】
本発明の実施形態において、カードは、一般カードと機能カードとに分類されてもよい。
【0098】
一般カードとは、空のカード上に多様なコンポーネントを多様に組み合わせることによって自由度を付与したカードであってもよい。このような一般カードは自由度が高く、ユーザが所望する形状に容易に変更したり、所望するコンテンツを自由に入力したりできる。
【0099】
機能カードとは、多様な要求条件を合わせるための特殊な機能を含むカードであってもよい。このような機能カードは、ユーザの選択に応じ、独自的な1つのページで構成されたり、一般カードに組み合わされる1つのコンポーネントとして構成されたりしてもよい。例えば、スケジュール管理のための機能カードは、それ自体がスケジュール管理ページとして構成されてもよく、管理ページに含まれるコンポーネントとして構成されてもよい。このような機能カードの活用は、ユーザの要求に応じて決められてもよい。
【0100】
機能カードの例としては、掲示板カードやリードフォームカード、またはインデックスカードが挙げられる。
【0101】
掲示板カードとは、当該モバイルページの提供を受けたアクセス者が、アクセス者のモバイルで掲示文の入力を受け、ユーザにお知らせを提供し、ユーザがモバイル環境やPC環境で掲示文を管理することができる機能を提供するためのカードであってもよい。
【0102】
リードフォームカードとは、ユーザがアクセス者から特定情報の入力を所望するフォームで受けることができるように構成されるカードであってもよい。リードフォームカードを利用する場合、ユーザは精選されたデータを受信して管理することができるようになる。
【0103】
図10は、本発明の一実施形態において、リードフォームカードを編集する画面を例示した図である。第9画面1000はリードフォームカードの例であって、当該モバイルページへのアクセス者から、アクセス者の「名前」、「連絡先」、「電子メール」、ユーザが所望するサービスに関する「日付」、またはその他の情報入力をユーザが所望するフォームで受けることができる多様な機能を提供してもよい。
【0104】
インデックスカードとは、特定カードのイメージに基づいてモバイルサイトに対するインデックスページを構成することができるカードであって、基本サイズで提供されるイメージをユーザがドラッグすることにより、インデックスページに表示するためのイメージのサイズを設定することができる。
【0105】
図11は、本発明の一実施形態において、インデックスカードに他のカードのイメージが配置された画面を例示した図であり、
図12は、本発明の一実施形態において、イメージをドラッグしてイメージの位置とサイズを変更した画面を例示した図である。
【0106】
第10画面1100は、「会社紹介」メニューに対応するカードのイメージ、「講師紹介」メニューに対応するカードのイメージ、「プログラム1」メニューに対応するカードのイメージ、および「ギャラリ」メニューに対応するカードのイメージを利用してそれぞれのカードに移動することができるインデックスが表示されたインデックスカードの編集画面を示している。
【0107】
このとき、ユーザはそれぞれのイメージをドラッグすることにより、第11画面1200のようにイメージのサイズと位置を変更させてもよい。
【0108】
この他に提供可能な機能カードは、一例として、「ゲーム」、「予約−在庫管理」、「スケジュール管理」、「日記帳」、「家計簿」などのように、モバイルサイトで必要となるすべての形態のカードを含んでもよい。このような機能カードは、多様な機能を有するように製作されてサイト管理システム100に登録されてもよく、ユーザに提供されてもよい。
【0109】
一方、機能カードは、サイト管理システム100が自身によって製作して提供してもよく、第三者(例えば、外部開発者あるいはユーザなど)によってモジュール単位で開発されてサイト管理システム100に登録されてもよい。
【0110】
以上で説明した一般カードおよび/または機能カードは、サイト管理システム100の収益モデルとして活用されてもよい。
【0111】
一実施形態において、サイト管理システム100は、サイトの生成に利用された機能カードの個数および種類のうち少なくとも1つに基づいてユーザに課金してもよい。例えば、機能カードごとに利用のための料金が予め設定されてもよい。このとき、ユーザがサイトの生成にどのような機能カードまたはいくつの機能カードを利用するのかに応じてサイト生成のための料金がユーザに課金されてもよい。
【0112】
他の実施形態として、サイト管理システム100は、サイトの生成に利用された機能カードの機能がサイトの訪問者によって実行された回数に基づいてユーザに課金してもよい。例えば、サイトが生成および表示されると、訪問者は表示されたサイトを訪問することができる。このとき、訪問者がサイトで機能カードの機能を利用する場合、このような機能カードの機能が実行された回数がサイト管理システム100によってカウントされてもよく、機能の実行により、予め設定された費用と実行された回数に応じて決められた料金がユーザに課金されてもよい。このとき、機能の実行により予め設定される費用は、機能カードの機能ごとに異なってもよい。
【0113】
さらに他の実施形態として、サイト管理システム100は、機能カードを予め設定された費用でユーザに販売してもよい。言い換えれば、ユーザは、ユーザが購入した機能カードを利用してサイトを生成してもよい。例えば、ユーザにカードを提供するとき、すべての種類の一般カードとユーザが購入した機能カードがユーザに提供されてもよい。このとき、機能カードの販売/購入のための費用は、機能カードごとに異なってもよい。
【0114】
さらに他の実施形態として、サイト管理システム100は、カードの組み合わせをユーザに販売してもよい。例えば、カードの組み合わせは、一般カードのみを含んでもよく、機能カードのみを含んでもよく、一般カードと機能カード両方を含んでもよい。
【0115】
さらに他の実施形態として、サイト管理システム100は、カードの組み合わせをユーザに提供し、組み合わされたカードのうちの特定カードの使用に対して課金をしたり、組み合わされたカードのうちの機能カードの機能の実行に対して課金をしたりするなど、多様な方式によってユーザに課金をしてもよい。
【0116】
カードが第三者(外部開発者あるいはユーザ)によって生成された場合、カードによって発生する収益は、カードを生成した第三者に配分されてもよい。
【0117】
以上では、サイトが「業種」によって分類される実施形態について説明したが、サイトの分類が業種に限定されることはない。このような業種は、生成されるサイトを分類するための「カテゴリ」の一例に過ぎない。カテゴリには、業種だけではなく、音楽、映画、辞書、不動産などのような多様なコンテンツの種類、あるいは業者か個人かなど多様に区分されて含まれてもよい。
【0118】
図13は、本発明の一実施形態において、サイト管理システムの内部構成を説明するためのブロック図であり、
図14は、本発明の一実施形態において、サイト管理方法を示したフローチャートである。
【0119】
本実施形態に係るサイト管理システム1300は、
図13に示すように、情報カード管理部1310、カード提供部1320、およびカード変更部1330を備えてもよく、必要によっては選択的に、サイト形状生成部1340、サンプルイメージ提供部1350、サムネイル提供部1360、カードカラー変更部1370、およびカウント部1380をさらに備えてもよい。本実施形態に係るサイト管理方法は、サイト管理システム1300またはサイト管理システム1300が備える構成要素によって実行されてもよい。
【0120】
ステップ1410で、カード管理部1310は、カテゴリに応じて予め構成されたメニューそれぞれに複数のカードを対応させて管理してもよい。このとき、メニューそれぞれに対応する複数のカードは、互いに異なるテンプレート構造を有してもよい。カテゴリとして業種を利用し、業種別にメニューとカードを管理する構成については、上述で詳しく説明したとおりである。
【0121】
ステップ1420で、カード提供部1320は、サイト製作のために提供されるツールを利用して伝達されるカテゴリに応じて予め構成されたメニューと、メニューそれぞれに対してランダムにまたは予め設定された規則にしたがって選択されたカードを提供してもよい。サイト製作のために提供されるツールとしてクイックエディタを利用して業種別にメニューとメニュー別にカードを提供する実施形態については、上述で詳しく説明したとおりである。このようなツールは、ウェブ/モバイルページの形態や専用のアプリケーションの形態でユーザに提供されてもよい。
【0122】
ステップ1430で、カード変更部1330は、ツールを利用して伝達される再構成要請に応じ、メニューそれぞれに対するカードをランダムにまたは予め設定された規則にしたがって再選択して提供してもよい。例えば、メニューAに対応してカードa、b、c、d、eが対応しており、ステップ1420で、メニューAに対してはカードcが選択されて提供されたと仮定しよう。このとき、カード変更部1330は、メニューAに対するカードを、カードa、b、c、d、eのうちからランダムにまたは予め設定された規則にしたがって再選択して提供してもよい。
【0123】
他の実施形態として、サイト管理方法は、上述したステップ1410〜ステップ1430の他にも、ツールを利用して伝達される適用要請に応じ、メニューをサイトのメニューとして含み、カードをページとして含むサイトの形状を生成するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。このような図に示されてないステップは、上述したサイト形状生成部1340によって実行されてもよい。サイトのページにコンテンツを追加するなどの編集は、サイトの形状が生成された後に、メニュー別、カード別、さらにカードに含まれるコンポーネント別に行われてもよい。
【0124】
さらに他の実施形態として、サイト管理方法は、上述したステップ1410〜ステップ1430の他にも、選択されたカードまたは再選択されたカードに対応するサンプルイメージを提供するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。このような図に示されていないステップは、上述したサンプルイメージ提供部1350によって実行されてもよい。例えば、
図2の第4点線ボックス240には、多様な業種(カテゴリの具体化例)別のメニュー(「会社名」メニューや「会社紹介」メニューなど)に対応してサンプルイメージが提供された例が示されている。
【0125】
さらに他の実施形態として、サイト管理方法は、上述したステップ1410〜ステップ1430の他にも、メニューのうち選択されたメニューに対応する複数のカードのテンプレート構造に対するサムネイルを、ツールを利用して提供するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。このような図に示されていないステップは、上述したサムネイル提供部1360によって実行されてもよい。このとき、提供されたサムネイルのうちツールを利用して選択されたサムネイルに応じて、選択されたメニューに対応するカードが変更されてもよい。例えば、
図2の第5点線ボックス250には、1つの業種別メニューに対して複数のカードが対応している場合、該当のカードに含まれるテンプレート構造に対するサムネイルを提供する例が示されている。この場合、ツールから選択されるサムネイルに応じて、複数のカードが対応する業種別メニューに対して選択されるカードが変更されてもよい。例えば、
図2の第5点線ボックス250には1番目のテンプレート構造のカードが「会社名」メニューに対応する例を示しているが、ユーザが2番目のテンプレート構造のサムネイルを選択する場合、2番目テンプレート構造のカードが「会社名」メニューに対応するカードに変更されてもよい。
【0126】
さらに他の実施形態として、サイト管理方法は、上述したステップ1410〜ステップ1430の他にも、ツールを利用して伝達されるカラー変更要請に応じて、メニューそれぞれに対するカードをカラー変更要請に対応するカラーのカードに一括変更して提供するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。このような図に示されていないステップは、上述したカードカラー変更部1370によって実行されてもよい。
【0127】
さらに他の実施形態として、サイト管理方法は、上述したステップ1410〜ステップ1430の他にも、それぞれのカードがサイトの生成のために選択された回数をカテゴリおよびメニューのうちの少なくとも1つによってカウントするステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。このような図に示されていないステップは、上述したカウント部1380によって実行されてもよい。このとき、カードは、それぞれのカードが選択された回数に基づいて算出されるユーザのテンプレート構造に対する選好度を反映し、メニューそれぞれに対して選択されてもよい。一例として、カード提供部1320やカード変更部1330は、このような選好度に基づいて提供するカードを選択してもよい。
【0128】
図15は、本発明の他の実施形態において、サイト管理システムの内部構成を説明するためのブロック図であり、
図16は、本発明の他の実施形態において、サイト管理方法を示したフローチャートである。本実施形態に係るサイト管理システム1500は、
図15に示すように、コンポーネント提供部1510、カード生成部1520、機能提供部1530、およびサイト生成部1540を備えてもよい。本実施形態に係るサイト管理方法は、サイト管理システム1500またはサイト管理システム1500が備える構成要素によって実行されてもよい。
【0129】
ステップ1610で、コンポーネント提供部1510は、複数のコンポーネントを提供してもよい。ここで、コンポーネントは、上述したように、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であってもよい。
【0130】
ステップ1620で、カード生成部1520は、複数のコンポーネントのうちから選択される少なくとも1つのコンポーネントを含むカードを生成してもよい。例えば、ユーザがサイトを製作するために所望する目的や機能に合ったコンポーネントを配置させてもよく、カード生成部1520はこのようなコンポーネントを含むカードを生成してもよい。
【0131】
ステップ1630で、機能提供部1530は、カードに含まれる個別のコンポーネントを編集するための編集機能およびカードに含まれるコンポーネントを再構成するための再構成機能を提供してもよい。このような編集機能および再構成機能は、
図6〜
図12を参照しながら上述したとおりである。
【0132】
ステップ1640で、サイト生成部1540は、カードに対応するページおよびカードを1つのコンポーネントとして含むページのうち少なくとも1つを含むサイトを生成してもよい。生成されたサイトは、インターネットなどを介して外部に表示されてもよい。例えば、サイトとサイトに含まれたページにはそれぞれURL(Uniform Resource Locator)が設定されてもよく、設定されたURLを介して外部から該当のサイトまたはサイトに含まれるページにアクセスできるようになる。
【0133】
他の実施形態として、機能提供部1530は、必要によっては選択的に、ツール提供部1531、コンポーネント追加部1532、編集機能提供部1533、およびプレビュー画面提供部1534を備えてもよい。このとき、ツール提供部1531、コンポーネント追加部1532、編集機能提供部1533、およびプレビュー画面提供部1534が実行する構成はそれぞれ、ステップ1630に含まれるステップであってもよい。
【0134】
ツール提供部1510は、コンポーネント選択領域、プレビュー領域、および属性編集領域が含まれたツールをユーザの端末機にネットワークを介して提供してもよい。
図6〜
図12を参照しながら、このようなコンポーネント選択領域、プレビュー領域、および属性編集領域について詳しく説明した。
【0135】
コンポーネント追加部1520は、ツールを利用して選択されたカードに、コンポーネント選択領域によって選択されるコンポーネントを、選択されたカードの上から下の順に追加してもよい。ここで、コンポーネントの幅は、選択されたカードの幅に対応させてもよい。このようなコンポーネントの幅は、コンポーネントをカードの上から下へと縦方向に積んでいく構造によって提供するためのものであってもよい。
【0136】
編集機能提供部1530は、プレビュー領域で選択されるコンポーネントの編集のためのユーザインタフェースを属性編集領域によって提供してもよい。このような属性編集領域については、上述で詳しく説明したとおりである。例えば、
図8では、テキストとイメージなどのコンテンツをコンポーネントに入力する例を説明した。
【0137】
プレビュー画面提供部1540は、コンポーネントが追加されたりコンポーネントが編集されたりする場合、追加されたコンポーネントまたは編集されたコンポーネントが反映されたカードのプレビュー画面をプレビュー領域に提供してもよい。このようなプレビュー領域は、カードに含まれたコンポーネント間の順序を変更するためのユーザインタフェースを含んでもよい。
【0138】
このように、コンポーネントの組み合わせによってカードが構成されることにより、コンポーネント別に付与された属性別に重要度が付与されてもよい。カードは、ページに対応させたりページに含まれたコンポーネントに対応させたりしてもよく、検索ロボットを利用したサイトのクローリング時には、重要度がページに含まれた情報の重要度として反映されて活用されてもよい。このような重要度の付与および活用の例については、上述で詳しく説明したとおりである。
【0139】
図17は、本発明のさらに他の実施形態において、サイト管理システムの内部構成を説明するためのブロック図であり、
図18は、本発明のさらに他の実施形態において、サイト管理方法を示したフローチャートである。本実施形態に係るサイト管理システム1700は、
図17に示すように、カード提供部1710およびサイト生成部1720を備えてもよい。また、カード提供部1710は、必要によって選択的に、カード管理部1711およびカテゴリ別カード提供部1712を備えてもよい。本実施形態に係るサイト管理方法は、サイト管理システム1700またはサイト管理システム1700が備える構成要素によって実行されてもよい。
【0140】
ステップ1810で、カード提供部1710は、複数のカードを提供してもよい。複数のカードは、サイトに含まれるページあるいはページに含まれるコンポーネントに対応させてもよい。このような複数のカードは、ユーザによるコンポーネントの選択および組み合わせによって構成される一般カードと、機能と構造が予め定められた機能カードとに分類されてもよい。
【0141】
コンポーネントは、上述で説明したように、サイト製作のために必要な構成要素を目的および機能のうち少なくとも1つに応じて集合させた構成単位であってもよい。
【0142】
一般カードは、サイトのカテゴリおよびページのメニューのうち少なくとも1つによって提供されるコンポーネントのうち、ユーザの端末機で選択されたコンポーネントを組み合わせて構成されてもよい。例えば、サイト管理システム1700は、1つの一般カードに関し、サイトのカテゴリおよびページのメニューのうち少なくとも1つによって予め選択されたコンポーネントをユーザに提供してもよい。このとき、ユーザは、1つの一般カードを、提供されたコンポーネントを選択および組み合わせて構成してもよい。
【0143】
機能カードは、特殊な機能を有するように自身によって製作されて提供される機能カード、および特殊な機能を有するように外部開発者によって製作されて登録された機能カードを含んでもよい。
【0144】
また、機能カードは、ユーザの選択に応じて、独自的な1つのページで構成されたり、一般カードに組み合わされる1つのコンポーネントで構成されたりしてもよい。
【0145】
他の実施形態として、ステップ1810は、必要によって選択的に、ステップ1811およびステップ1812を含んでもよい。
【0146】
ステップ1811で、カード管理部1711は、生成されるサイトを分類するためのカテゴリ別にカードを管理してもよい。
【0147】
ステップ1812で、カテゴリ別カード提供部1712は、ユーザの端末機で選択されたカテゴリに対応するカードを提供してもよい。
【0148】
ステップ1820で、サイト生成部1720は、提供された複数のカードのうちユーザの端末機で選択されたカードに対応するページおよび端末機で選択された少なくとも1つのカードをコンポーネントとして含むページのうち、少なくとも1つを含むサイトを生成してもよい。一部のカードはサイトに含まれた1つのページとして構成されてもよいが、カード(特に機能カード)が1つの一般カードに含まれるコンポーネントで構成されてもよいことは、上述で説明したとおりである。
【0149】
このとき、機能カードがサイト管理システム100の収益モデルに活用されてもよいことも、上述で説明したとおりである。
【0150】
一実施形態として、サイト管理方法は、サイトの生成に利用された機能カードの個数および種類のうち少なくとも1つに基づいてユーザに課金するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。例えば、機能カードごとに機能カードの利用のための料金が予め設定されてもよい。このとき、ユーザがサイトの生成にどのような機能カードまたはいくつの機能カードを利用したかに応じて、サイト生成のための料金がユーザに課金されてもよい。このような図に示されてないステップは、サイト管理システム1700がさらに備えてもよい課金部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0151】
他の実施形態として、サイト管理方法は、サイトの生成に利用された機能カードに含まれる機能がサイトの訪問者によって実行された回数に基づいてユーザに課金するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。例えば、サイトが生成および表示されると、訪問者が表示されたサイトを訪問することができる。このとき、訪問者がサイトで機能カードの機能を利用した場合、このような機能カードの機能が実行された回数がサイト管理システム1700またはサイト管理システム1700に含まれる課金部(図示せず)によってカウントされてもよく、機能の実行により、予め設定された費用と実行された回数に応じて決められた料金がユーザに課金されてもよい。このとき、機能の実行により、予め設定される費用は、機能カードの機能ごとに異なってもよい。このような図に示されていないステップは、サイト管理システム1700がさらに備えてもよい課金部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0152】
さらに他の実施形態として、サイト管理方法は、機能カードを予め設定された費用でユーザに販売するステップ(図示せず)をさらに含んでもよい。言い換えれば、ユーザは、ユーザが購入した機能カードを利用してサイトを生成することができる。例えば、ユーザにカードを提供するとき、すべての種類の一般カードとユーザが購入した機能カードとがユーザに提供されてもよい。このとき、機能カードの販売/購入のための費用は、機能カードごとに異なってもよい。このような図に示されていないステップは、サイト管理システム1700がさらに備えてもよい機能カード販売部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0153】
さらに他の実施形態として、複数のカードのうち2つ以上のカードそれぞれにカードの付加情報を含むURLが割り当てられてもよい。例えば、ユーザは、下記の表1のようなサイトを生成することがある。
【0155】
表1は、キーワード「インテリア」に関して4つのカードを含むランディングサイト「www.interior.co.kr」が生成された例を示している。このとき、ランディングサイトに含まれる4つのカードはそれぞれ、付加情報「価格」、「位置」、「ポートフォリオ」、および「レビュー」と関連しており、このような付加情報を含むURLがそれぞれのカードに割り当てられてもよい。
【0156】
この場合、サイト管理方法は、各カードを編集する画面において、ユーザが該当のカードに割り当てられたURLを確認したり複写したりすることができる機能を提供してもよい。
【0157】
本実施形態において、サイト管理方法は、アクセス者の端末機で検索語を受信するステップ(図示せず)、および検索語と関連する付加情報を含むURLのカードをランディングページとしてアクセス者の端末機に提供するステップ(図示せず)を含んでもよい。例えば、アクセス者が検索ウィンドウにインテリア価格に関する検索語(例えば、インテリア価格、低価なインテリア、インテリア価格情報、安いインテリアなど)を入力して検索をしようとする場合、URL「www.interior.co.kr/price」に対応するカードがランディングページとしてアクセス者の端末機に提供されてもよい。他の例として、アクセス者からインテリアレビューに関する検索語が受信される場合、URL「www.interior.co.kr/review」に対応するカードがランディングページとしてアクセス者の端末機に提供されてもよい。
【0158】
言い換えれば、ランディングサイトにアクセスするアクセス者がどのような検索語を利用してランディングサイトにアクセスするのかに応じて、ランディングサイトでアクセス者に最初に表示されるページが異なってもよい。
【0159】
上述した図に示されていないステップは、サイト管理システム1700がさらに備えてもよい検索語受信部(図示せず)およびページ提供部(図示せず)によって実行されてもよい。
【0160】
このように、本発明の実施形態によると、ユーザが数回のクリックだけで自身の所望するウェブ/モバイルサイトの全体的な形状、さらに詳細的なコンポーネントの形状を構築できるように支援することができる。
【0161】
また、ウェブ/モバイルサイトに含まれる個別のウェブ/モバイルページを多様な機能が予め規定されたカードの形態でユーザに提供し、ユーザが提供されたカードを選択および組み合わせることによってウェブ/モバイルサイトを製作できるように支援することができる。
【0162】
また、空のカード上に多様なコンポーネントをユーザが多様に組み合わせて使用可能なように自由度を付与したカードである一般カードと特殊機能が含まれた機能カードとに区分して定義されたカードを提供し、外部開発者によって開発される機能カードの登録および販売によって新たな収益を創出することができる。
【0163】
さらに、ウェブ/モバイルサイトの編集のための構成要素を予めコンポーネントの単位で定義してユーザに提供し、ユーザが提供されたコンポーネントを選択および組み合わせることによってウェブ/モバイルサイトに含まれる個別のモバイルページを製作できるように支援することができる。
【0164】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素の組み合わせによって実現されてもよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令(instruction)を実行して応答することができる異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてもよい。処理装置は、運営体制(OS)および運営体制上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してもよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データをアクセス、保存、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されると説明される場合もあるが、該当する技術分野において通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)および/または複数類型の処理要素を含んでもよい。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0165】
図19は、本発明の一実施形態において、コンピュータシステムの内部構成の一例を説明するためのブロック図である。一例として、上述したサイト管理システム100、ユーザ端末110および/またはアクセス者の端末が、本実施形態に係るコンピュータシステム1900として実現されてもよい。このようなコンピュータシステム1900は、少なくとも1つのプロセッサ(processor)1910、少なくとも1つのメモリ(memory)1920、周辺装置インタフェース(peripheral interface)1930、入/出力システム(I/O system)1940、電力部1950、および通信部1960を少なくとも備えてもよい。
【0166】
メモリ1920は、一例として、高速ランダムアクセスメモリ(high−speed random access memory)、磁気ディスク、エスラム(SRAM)、ディーラム(DRAM)、ロム(ROM)、フラッシュメモリ、または非揮発性メモリを含んでもよい。メモリ1920は、コンピュータシステム1900の動作に必要なソフトウェアモジュール、命令語集合、またはその他の多様なデータを含んでもよい。このとき、プロセッサ1910や周辺装置インタフェース1930などの他のコンポーネントからメモリ1920へのアクセスは、プロセッサ1910によって制御されてもよい。
【0167】
周辺装置インタフェース1930は、コンピュータシステム1900の入力および/または出力周辺装置を、プロセッサ1910およびメモリ1920に接続させてもよい。プロセッサ1910は、メモリ1920に格納されたソフトウェアモジュールまたは命令語集合を実行し、コンピュータシステム1900のための多様な機能を実行してデータを処理してもよい。
【0168】
入/出力システム1940は、多様な入/出力周辺装置を周辺装置インタフェース1930に接続させてもよい。例えば、入/出力システム1940は、モニタやキーボード、マウス、プリンタ、または必要によってはタッチスクリーンやセンサなどの周辺装置を周辺装置インタフェース1930に接続させるためのコントローラを含んでもよい。他の一実施形態によると、入/出力周辺装置は、入/出力システム1940を経ずに周辺装置インタフェース1930と接続されてもよい。
【0169】
入/出力システム1940は、1つ以上のその他の入/出力コントローラを含んでもよい。その他の/入/出力コントローラは、その他の入/出力装置から電気信号を受信したり、その他の入/出力装置に電気信号を送信したりしてもよい。その他の入/出力装置は、例えば、ボタン、キーボード、タッチパッド、ダイヤル、スライダスイッチ、ジョイスティックなどを含んでもよい。また、その他の入/出力コントローラは、赤外線ポート、USBポート、およびマウスなどのポインタ装置のうち任意のものと接続してもよい。
【0170】
一実施形態によると、その他の入力装置は、1つ以上の物理的ボタンまたは仮想のボタンを含んでもよい。仮想のボタンの場合、ボタンおよびボタンコントローラはそれぞれ、後述で説明されるタッチスクリーンおよびディスプレイコントローラの一部であってもよい。一実施形態において、ボタンは、スピーカまたはマイクロフォンのボリューム制御のためのアップ/ダウンボタン、ロックボタンまたはプッシュボタンを含んでもよい。一例として、ユーザがプッシュボタンを短く押すとタッチスクリーンのロックが解除され、再びタッチスクリーン上にジェスチャを適用して装置をロック解除するプロセスが始まってもよい。また、ユーザがプッシュボタンを長く押して端末機に対する電源をターン−オンまたはターン−オフしてもよい。
【0171】
他の一実施形態よると、その他の入力装置は、1つ以上の物理的キーボードまたは仮想のソフトキーボードを含んでもよい。キーボードの一例として、標準構成(QWERTY)および/または非標準構成のシンボルが使用されてもよい。仮想のソフトキーボードにおいて、ソフトキーボードおよびソフトキーボードコントローラはそれぞれ、タッチスクリーンおよびディスプレイコントローラの一部であってもよい。ソフトキーボードの実施例は、物理的キーボードのキーの個数よりも少ない数のグラフィック(またはソフトキー)を含んでもよい。これにより、ユーザはソフトキーボードの1つ以上のグラフィックを選択し、それによって1つ以上の該当シンボルをタッチスクリーン上にディスプレイしてもよい。
【0172】
さらに他の一実施形態によると、その他の入力装置は、特定機能を活性化したり非活性化したりするためのタッチパッドを含んでもよい。一実施形態において、タッチパッドは、タッチスクリーンとは異なり、視覚的出力をディスプレイしないタッチ−感知領域を含んでもよい。また、タッチパッドは、タッチスクリーンから分離したタッチ−感知表面や、タッチスクリーンによって形成されて拡張したタッチ−感知表面の一部であってもよい。
【0173】
電力部1950は、端末機のコンポーネントの全部または一部に電力を供給してもよい。例えば、電力回路1950は、電力管理システム、バッテリや交流(AC)などのような1つ以上の電源、充電システム、電力失敗感知回路(power failure detection circuit)、電力変換器やインバータ、電力状態表示子、または電力生成、管理、分配のための任意の他のコンポーネントを含んでもよい。
【0174】
通信部1960は、少なくとも1つの外部ポートを利用して他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてもよい。または、上述したように、必要によって通信部1960はRF回路を含み、電磁気信号(electromagnetic signal)とも知られたRF信号を送受信することにより、他のコンピュータシステムと通信を可能にしてもよい。一例として、RF回路は、電気信号を電磁気信号に変換したり電磁気信号から電気信号を変換したりし、電磁気信号を利用して通信ネットワークおよび他の通信装置と通信してもよい。RF回路は、このような機能を実行するための周知の回路を含んでもよく、このような回路は、アンテナシステム、RF送受信機、1つ以上の増幅器、チューナ、1つ以上の発振器(oscillator)、デジタル信号処理器、CODECチップセット、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリなどを含むが、これらに限定されることはない。RF回路は、セルラ電話ネットワーク、無線LAN(local area network)、および/またはMAN(metropolitan area network)などの無線ネットワーク、イントラネットおよび/またはワールドワイドウェブ(WWW)とも呼ばれるインターネットのようなネットワーク、およびその他の装置と無線通信によって通信してもよい。このような無線通信には、GSM(Global System for Mobile Communications)(登録商標)、EDGE(Enhanced Data GSM Environment)、W−CDMA(wideband code division multiple access)、CDMA(code division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、(IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、および/またはIEEE802.11nなどの)Wi−Fi(Wireless Fidelity)、VoIP(voice over Internet Protocol)、Wi−MAX、LTE(Long Term Evolution)、IMAP(Internet Message Access Protocol)、および/またはPOP(Post Office Protocol)などの電子メール用プロトコル、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)、SIMPLE(Session Initiation Protocol for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)、IMPS(Instant Messaging and Presence Service)、またはSMS(Short Message Service)などのインスタントメッセージング、または本願の出願日当時には開発されていなかった通信プロトコルを含んでもよい。また、上述した無線通信には、これらに限定されない複数の通信標準、プロトコル、および技術が使用されてもよい。
【0175】
このような
図19の実施形態はコンピュータシステム1900の一例に過ぎず、コンピュータシステム1900は、
図19に示されていない追加のコンポーネントをさらに備えたり、2つ以上のコンポーネントを結合させる構成または配置を有してもよい。例えば、モバイル端末機のためのコンピュータシステムは、
図19に示すコンポーネントの他にも、タッチスクリーンやセンサなどをさらに備えてもよく、通信部1960にRF通信のための回路が備えられてもよい。コンピュータシステム1900に備えられ得るコンポーネントは、1つ以上の信号処理またはアプリケーションに特化された集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェア両者の組み合わせによって実現されてもよい。
【0176】
例えば、コンピュータシステム1900は、オーディオ回路(図示せず)をさらに備えてもよい。オーディオ回路は、スピーカおよび/またはマイクロフォンを利用してユーザと端末機との間のオーディオインタフェースを提供してもよい。オーディオ回路は、周辺装置インタフェース1930からオーディオデータを受信し、オーディオデータを電気信号に変換し、電気信号をスピーカに送信してもよい。スピーカは、電気信号を可聴音波(human−audible sound wave)に変換してもよい。また、オーディオ回路は、マイクロフォンによって音波から変換した電気信号を受信してもよい。オーディオ回路は、電気信号をオーディオデータに変換し、処理のためにオーディオデータを周辺装置インタフェース1930に送信してもよい。オーディオデータは、周辺装置インタフェース1930によってメモリ1920またはRF回路から検索されたり、それらに送信されてもよい。一実施形態(aspect)によると、オーディオ回回路は、ヘッドセットジャック(headset jack)をさらに備えてもよい。ヘッドセットジャックは、例えば、出力と入力をすべて備えたヘッドセットまたは出力−専用ヘッドフォンのような移動式オーディオ入/出力周辺装置とオーディオ回路との間のインタフェースを提供してもよい。
【0177】
他の例として、コンピュータシステム1900は、ディスプレイコントローラおよび/またはタッチスクリーンをさらに備えてもよい。ディスプレイコントローラは、タッチ−感知領域を含むタッチスクリーンから電気信号を受信したり、タッチスクリーンに電気信号を送信したり、送受信をすべて実行してもよい。ディスプレイコントローラの制御に応じ、タッチスクリーンは、ユーザに対する視覚的出力をディスプレイしてもよい。視覚的出力は、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、およびこれらの任意の組み合わせ(これらを総括して「グラフィック」と指称する)を含んでもよい。一実施形態において、視覚的出力の一部または全部は、以下でより詳細に説明されるユーザインタフェースに対応してもよい。
【0178】
タッチスクリーンには、LCD(Liquid Crystal Display)、LPD(Light emitting Polymer Display)、OLED(Organic Light−Emitting Diode)、またはAMOLED(Active−matrix Organic Light−Emitting Diode)技術が使用されてもよいが、その他のディスプレイ技術が使用されてもよい。また、タッチスクリーンおよびディスプレイコントローラは、静電容量式技術(capacitive technology)、抵抗式技術(resistive)、赤外線技術(infrared technology)、および表面音波技術(surface acoustic wave technology)を含んでもよいが、これらに限定されることはなく、既に公知のものや後に開発されるタッチ感知技術のうち任意のものを利用してもよい。また、タッチスクリーンおよびディスプレイコントローラは、近接センサ配列(proximity sensor array)またはタッチスクリーンとの1つ以上の接触点を判断するためのその他の構成要素を利用することで、接触またはそれの任意の動きや解除を感知してもよい。
【0179】
ディスプレイコントローラは、タッチ−感知領域を含まないスクリーンと接続してもよい。タッチ−感知領域を含まないスクリーンは、ディスプレイコントローラから電気信号を受信してユーザに対する視覚的出力を表示してもよい。タッチ−感知領域を含まないスクリーンには、PDP(Plasma Display Panel)、EPD(Electronic Paper Display)、LCD(Liquid Crystal Display)、LPD(Light emitting Polymer Display)、OLED(Organic Light−Emitting Diode)、またはAMOLED(Active−matrix Organic Light−Emitting Diode)技術が使用されてもよいが、その他のディスプレイ技術が使用されてもよい。タッチ−感知領域を含まないスクリーンを使用する端末機は、動作のためのユーザインタフェースとして、物理的なキーボード、マウス、物理的なボタンなどのような入/出力装置を提供してもよい。
【0180】
一実施形態によると、プロセッサ1910、周辺装置インタフェース1930、入/出力システム1940のうち少なくとも1つは、単一チップ上に実現されてもよい。または、プロセッサ1930、周辺装置インタフェース1930、および入/出力システム1940のうち少なくとも1つの一部が単一チップ上に実現されてもよい。
【0181】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、またはこれらうち1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望するとおりに動作するように処理装置を構成したり、独立的または結合的に(collectively)処理装置を命令してもよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置によって解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供するために、ある類型の機械、構成要素(component)、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ格納媒体または装置、または送信される信号波(signal wave)に永久的にまたは一時的に具体化(embody)されてもよい。ソフトウェアはネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法によって格納されたり実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0182】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行が可能なプログラム命令形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0183】
以上のように、実施形態を限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、該当する技術分野において通常の知識を有する者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であることが理解できるであろう。例えば、説明された技術が説明された方法とは異なる順序で実行されたり、および/または説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法とは異なる形態で結合または組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0184】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。