【実施例】
【0042】
実施例1〜26は、本発明の化合物及びこれらを製造する際に使用した中間体の合成法を記載している。すべての試薬は、特記しない限り、Aldrich Chemical社(米国ウィスコンシン州ミルウォーキー)及びAcros Organics社から購入し、それ以上精製せずに使用した。すべての化合物は
1H−NMRによって特性決定し、示された構造に対応することが判明した。
【0043】
実施例1:化合物25の合成
【0044】
【化15】
磁気撹拌棒を備えた100mLの丸底シュレンク(Shlenk)フラスコに、1,3,5−トリ(3−ブロモベンゼン)ベンゼン(6.52g、12.0mmol)、3−ピリジルボロン酸(3.69g、30mmol)、25mLの2M Na
2CO
3水溶液及び25mLの1,4−ジオキサンを仕込んだ。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.54g、0.5mmol)を添加し、5回の真空/窒素バックフィルサイクルを用いて混合物を脱気し、次いで激しく撹拌しながら95℃で24時間加熱した。反応混合物を室温に放冷し、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を1N HCl、H
2O及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、回転蒸発によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製した。酢酸エチル溶離剤により、化合物25を2.5g(39%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(br s,2H)、8.65(br s,2H)、7.98−7.41(m,19H)。
【0045】
実施例2:化合物1の合成
【0046】
【化16】
100mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物25(0.864g、1.6mmol)、1,4−ジオキサン(20mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(43.4mg、0.037mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで漏斗を介して蒸留水(4mL)に溶解した炭酸カリウム(0.42g、3mmol)を添加した後、1,2−ビス(4−(1,3,2−ジオキサボリナン−2−イル)フェノキシ)(0.3g、0.79mmol)を添加した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら20時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(20mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をカラムクロマトグラフィー(SiO
2、酢酸エチル/THF(V/V:4/1)溶離剤)により精製することで、化合物1を白色固体として得、これを2mLのCH
2Cl
2に溶解し、エーテル(50mL)中に沈殿させることで、化合物1の最終生成物(0.60、66%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.96(s,4H)、8.65(s,4H)、7.98−7.91(m,16H)、7.76−7.55(m,22H)、7.43−7.40(m,4H)、7.09(d,4H)、4.43(s,4H)。
【0047】
実施例3:化合物27の合成
【0048】
【化17】
100mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物25(1.75g、3.24mmol)、1,4−ジオキサン(30mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(86.9mg、0.073mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで漏斗を介して蒸留水(8mL)に溶解した炭酸カリウム(0.83g、5.9mmol)を添加した後、2−フルオロピリジン−5−ボロン酸ピナコールエステル(1.1g、4.8mmol)を添加した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら20時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をカラムクロマトグラフィーにより精製することで、1.67g(93%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(d,2H)、8.65(m,2H)、8.52(d,1H)、8.07(m,1H)、7.98−7.79(m,11H)、7.65−7.59(m,6H)、7.42(t,2H)、7.06(t,1H)。
【0049】
実施例4:化合物2の合成
【0050】
【化18】
磁気撹拌棒、ディーン・スターク水トラップ及び還流冷却器を備えた25mLのシュレンクフラスコに、トルエン(5mL)及びDMF(5mL)を仕込み、窒素雰囲気下に置いた。化合物27(0.91g、1.64mmol)、ヘキサフルオロイソプロピリデンビス(4−ヒドロキシベンゼン)(0.242g、0.72mmol)及び炭酸セシウム(0.61g、1.9mmol)の混合物を溶媒に溶解した。混合物を激しく撹拌しながら140℃で24時間加熱した。反応混合物を室温に放冷し、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を1N HCl、H
2O及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、回転蒸発によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製した。酢酸エチル/THF(V/V:4/1)溶離剤により、化合物2を0.99g(97%)の白色固体として得た。次いで、白色固体をエタノールに再溶解し、溶解性を助けるために少量のCH
2Cl
2を添加した。一晩後に若干の粉末が生じ、白色粉末(620mg)を集めた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(d,4H)、8.64(m,4H)、8.55(d,2H)、8.05−7.88(m,18H)、7.78−7.75(m,6H)、7.64−7.61(m,12H)、7.50(m,4H)、7.42(m,4H)、7.23(d,4H)、7.09(d,4H)。
【0051】
実施例5:化合物2の合成
【0052】
【化19】
ジオキサン(50mL)中の化合物25(1.6g、3mmol)、Pd(PPh
3)
4(0.18g、0.16mmol)及びトリ−tert−ブチルホスフィン(6mL、ヘキサン中10wt%)の混合物に、3−ヒドロキシフェニルボロン酸(0.62g、4.53mmol)、Na
2CO
3(0.62g)、MeOH(16mL)及びH
2O(8mL)を順番に添加した。5回の真空/窒素バックフィルサイクルを用いてこの混合物を脱気し、次いで24時間還流加熱した。室温に冷却した後、混合物をH
2O(100mL)とCH
2Cl
2(100mL)との間に分配した。有機層を集め、MgSO
4上で乾燥し、濃縮して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(SiO
2、酢酸エチル溶離剤)により精製することで、化合物28を白色固体(1.60、96%)として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3):δ=8.97(s,2H)、8.65(s,2H)、7.99(d,2H)、7.90(m,6H)、7.77(m,2H)、7.70(d,2H)、7.63(m,5H)、7.55(t,1H)、7.43(t,2H)、7.34(t,1H)、7.21(m,2H)、6.91(d,1H)。
【0053】
実施例6:化合物3の合成
【0054】
【化20】
磁気撹拌棒、スターク・アンド・ディーン水トラップ及び還流冷却器を備えた25mLのシュレンクフラスコに、トルエン(5mL)及びDMF(5mL)を仕込み、窒素雰囲気下に置いた。化合物27(0.37g、0.67mmol)、化合物28(0.37g、0.66mmol)及び炭酸セシウム(0.284g、0.87mmol)の混合物を溶媒に溶解した。混合物を激しく撹拌しながら140℃で24時間加熱した。反応混合物を室温に放冷し、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を1N HCl、H
2O及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、回転蒸発によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製した。酢酸エチル/THF(V/V:4/1)溶離剤により、化合物3を0.623g(87%)の白色固体として得た。次いで、白色固体をエタノールに再溶解し、溶解性を助けるために少量のCH
2Cl
2を添加した。一晩後に若干の粉末が生じ、白色粉末(320mg)を集めた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.94(d,4H)、8.64(m,4H)、8.52(d,1H)、8.01−7.40(m,38H)、7.22(m,1H)、7.08(d,1H)。
【0055】
実施例8:化合物4の合成
【0056】
【化21】
ジオキサン(50mL)中のESTER 29(3g、5mmol)の混合物に、3,5−ビブロモピリジン(0.39g、1.67mmol)、Cs
2CO
3(6.5g、20mmol)、Pd(OAc)
2(35mg)及びPCyBiPhen(150mg)を順番に添加した。5回の真空/窒素バックフィルサイクルを用いてこの混合物を脱気し、次いで90℃で16時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を濾過し、CH
2Cl
2(20mL)で洗浄した。濾液を集め、濃縮して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィーにより精製することで、化合物4(1.55g、93%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(m,6H)、8.64(m,4H)、8.20(m,1H)、7.98−7.90(m,16H)、7.79−7.62(m,19H)、7.41(m,4H)。生成物を3mLのCH
2Cl
2に溶解し、次いでエチルエーテル(50mL)をゆっくりと添加した。沈殿した白色の粉末を遠心分離によって集め、次いで粉末をエチルエーテルで3回洗浄した。
【0057】
実施例9:化合物4の合成
【0058】
【化22】
Na
2CO
3(1.10g)を含むトルエン(10mL)/H
2O(5.0mL)/EtOH(5.0mL)の二相混合物を窒素でパージした。この溶液に、ボロン酸化合物36(0.500g、1.00mmol)、3,5−ジブロモピリジン(107mg、0.450mmol)、次いでPd(PPh
3)
4(40.0mg、0.0400mmol)を添加した。反応物を窒素の不活性雰囲気下に置き、穏やかな還流下で16時間加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(50mL)と共に分液漏斗に移し、ブライン(2×100mL)で洗浄した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥し、3−メルカプトプロピル官能化シリカゲル(1.0g、Aldrich社)と共に撹拌し、濾過した。濾過ケークを5%MeOH/CH
2Cl
2で洗浄し、濾液を濃縮乾固して泡状物を得た。粗物質をSiO
2でクロマトグラフィー処理し、5%MeOH/CH
2Cl
2で溶出することで、生成物を白色泡状物として得た。収量は290mg、65%であった。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2,25℃)δ 7.39(m,4H)、7.64(m,10H)、7.76(m,8H)、7.98(m,14H)、8.04(t,2H)、8.25(t,1H)、8.58(m,4H)、8.93(m,6H)。
【0059】
実施例10:化合物5の合成
【0060】
【化23】
2,8−ジブロモジベンゾフラン(1g、3.07mmol)の20mL DMSO溶液に、ビスピナコレートジボロン(1.74g、6.75mmol)、KOAc(2g、21mmol)及びPdCl
2(PPh
3)
2(149mg、0.21mmol)を添加し、溶液を80℃で24時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却した後、触媒を濾過によって除去し、CH
2Cl
2で洗浄した。次いで、濾液を脱イオンH
2O(50mL)で5回洗浄し、有機層をMg
2SO
4上で乾燥し、濾過し、濃縮し、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc=10:1)により精製することで、2,8−ビス(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ジベンゾフラン(0.4g、31%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.51(s,2H)、7.92(d,2H)、7.57(d,2H)、1.40(s,24H)。
【0061】
50mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、2,8−ビス(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ジベンゾフラン(0.38g、0.92mmol)、化合物27(1.1g、2.02mmol)、1,4−ジオキサン(20mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(86.9mg、0.073mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで漏斗を介して蒸留水(8mL)に溶解した炭酸カリウム(0.83g、5.9mmol)を添加した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら20時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(20mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。次いで、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(EtOAc/THF=10:1)により精製することで、化合物5(0.596g、60%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.93(m,4H)、8.62(m,4H)、8.29(m,2H)、8.0−7.91(m,15H)、7.81−7.61(m,22H)、7.39(m,4H)。
【0062】
実施例11:化合物29の合成
【0063】
【化24】
50mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物25(2.175g、4.03mmol)、THF(20mL)、1,4−ジオキサン(5mL)、ピナコレートジボラン(3.1g、12.2mmol)、Pd(OAc)
2(23.0mg、0.100mmol)、乾燥KOAc(1.47g、15.0mmol)及びPCyBiPhen(リガンドIV、103mg、0.250mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら15時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた固体をカラムクロマトグラフィーより精製することで、2.296g(97%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(d,2H)、8.64(m,2H)、8.15(d,1H)、7.98(m,2H)、7.90−7.77(m,9H)、7.64(m,4H)、7.53(t,1H)、7.42(m,2H)、1.38(s,12H)。
【0064】
実施例12:化合物29及び化合物35の合成
凝縮器、窒素入口及びゴム隔壁を備えた火炎乾燥三つ口丸底フラスコに、化合物25(2.70g、5.00mmol)、ピナコレートジボラン(3.81g、15.0mmol)、乾燥KOAc(1.47g、15.0mmol)及びシクロヘキシルホスフィンリガンド(103mg、0.250mmol)を添加した。次いで、フラスコを大気から防護した状態に置き、無水THF(20mL)及びジオキサン(5mL)を仕込み、撹拌溶液を通してN
2をパージすることで溶液を脱気した。15分後、反応混合物にPd(OAc)
2(23.0mg、0.100mmol)を仕込み、混合物を12時間還流加熱した。この時間が経過した後、反応混合物を室温(RT)に冷却し、セライトで濾過した。濾過ケークをEtOAcで洗浄し、濾液を濃縮乾固した。残留物を、EtOAc溶離剤を用いてSiO
2でクロマトグラフィー処理した。収量は2.65g、90%であった。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2,25℃)δ 1.39(s,12H)、7.41(m,2H)、7.52(t,1H)、7.63(m,4H)、7.82(m,4H)、7.92(s,3H);7.96(m,2H)、8.00(m,2H)、8.13(s,1H)、8.60(m,2H)、8.94(d,2H)。ピナコールホウ酸エステルは、希H
2SO
4及びMeOHの混合物中でエステルを加熱することで対応ボロン酸に転化できる。酸をNaHCO
3で中和した後、濃縮乾固して得られる固体をH
2O中に懸濁し、濾過し、H
2Oで洗浄し、乾燥する。
【0065】
実施例13:化合物30の合成
【0066】
【化25】
100mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物29(2.296g、3.914mmol)、3,5−ジブロモピリジン(1.391g、5.87mmol)、1,4−ジオキサン(30mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(86.9mg、0.073mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで漏斗を介して蒸留水(8mL)に溶解した炭酸カリウム(0.83g、5.9mmol)を添加した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら20時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をカラムクロマトグラフィーにより精製することで、1.45g(60%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(d,2H)、8.85(d,1H)、8.52(d,1H)、8.71(d,1H)、8.65(m,2H)、8.12(m,1H)、7.98(m,2H)、7.91−7.87(m,6H)、7.82−7.77(m,3H)、7.65(m,6H)、7.42(t,2H)。
【0067】
実施例14:化合物31の合成
【0068】
【化26】
磁気撹拌棒を備えた100mLの丸底シュレンクフラスコに、1−ブロモ−3−ヨードベンゼン(5.754g、20.3mmol)、3−ピリジルボロン酸(2.5g、20.3mmol)、25mLの2M Na
2CO
3水溶液及び25mLの1,4−ジオキサンを仕込んだ。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.54g、0.5mmol)を添加し、5回の真空/窒素バックフィルサイクルを用いて混合物を脱気し、次いで激しく撹拌しながら95℃で24時間加熱した。反応混合物を室温に放冷し、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を1N HCl、H
2O及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、回転蒸発によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製した。酢酸エチル/ヘキサン(3/97)溶離剤により、化合物31を3.6g(77%)の淡黄色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.82(brs,1H)、8.63(m,1H)、7.85(m,1H)、7.73(m,1H)、7.53(m,2H)、7.36(m,2H)。
【0069】
実施例15:化合物32の合成
【0070】
【化27】
50mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、3−(3−ブロモフェニル)ピリジン(2g、8.54mmol)、THF(20mL)、1,4−ジオキサン(5mL)、ピナコレートジボラン(4.34g、17.09mmol)、乾燥KOAc(1.01g、10.4mmol)、Pd(OAc)
2(17mg、0.07mmol)及びPCyBiPhen(リガンドIV、71mg、0.172mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら15時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた固体をカラムクロマトグラフィーより精製することで、2.15g(90%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.89(brs,1H)、8.60(d,1H)、8.05(s,1H)、7.92(m,1H)、7.87(m,1H)、7.7(m,1H)、7.51(m,1H)、7.37(m,1H)、1.39(s,12H)。
【0071】
実施例16:化合物33の合成
【0072】
【化28】
磁気撹拌棒を備えた100mLの丸底シュレンクフラスコに、化合物32(2.15g、7.65mmol)、1,3,5−トリブロモベンゼン(3.61g、11.5mmol)、25mLの2M Na
2CO
3水溶液及び25mLの1,4−ジオキサンを仕込んだ。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.54g、0.5mmol)を添加し、5回の真空/窒素バックフィルサイクルを用いて混合物を脱気し、次いで激しく撹拌しながら95℃で24時間加熱した。反応混合物を室温に放冷し、CH
2Cl
2で希釈した。有機層を1N HCl、H
2O及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、回転蒸発によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製した。酢酸エチル/ヘキサン(3/97)溶離剤により、化合物33を1.84g(62%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.91(brs,1H)、8.66(m,1H)、7.94(m,1H)、7.72−7.69(m,4H)、7.63−7.58(m,3H)、7.42(m,1H)。
【0073】
実施例17:化合物34の合成
【0074】
【化29】
50mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物33(1.84g、4.72mmol)、THF(20mL)、1,4−ジオキサン(5mL)、ピナコレートジボラン(6.0g、23.63mmol)、乾燥KOAc(2.3g、23.92mmol)、Pd(OAc)
2(36mg、0.15mmol)及びPCyBiPhen(162mg、0.39mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら15時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた固体をカラムクロマトグラフィーより精製することで、1.12g(49%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.93(m,1H)、8.64(m,1H)、8.32(m,1H)、8.19(d,2H)、7.98(m,1H)、7.86(m,1H)、7.73(m,1H)、7.56(m,2H)、7.42(m,1H)、1.38(s,24H)。
【0075】
実施例18:化合物6の合成
【0076】
【化30】
100mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物30(0.96g、1.56mmol)、化合物34(0.335g、0.7mmol)、1,4−ジオキサン(30mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(86.9mg、0.073mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで漏斗を介して蒸留水(8mL)に溶解した炭酸カリウム(0.83g、5.9mmol)を添加した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら20時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をカラムクロマトグラフィーにより精製することで、0.63g(66%)の白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.95(m,9H)、8.63(m,5H)、8.22(m,2H)、7.97−7.89(m,21H)、7.80−7.61(m,21H)、7.39(m,5H)。
【0077】
実施例19:化合物36の合成
【0078】
【化31】
窒素入口及びゴム隔壁を備えた火炎乾燥三つ口丸底フラスコに、化合物25(2.0g、3.7mmol)を添加した。フラスコを不活性雰囲気下に置き、無水THF(50mL)を仕込んだ。反応物を−100℃に冷却し、1.6M BuLi(2.6mL、4.1mmol)を滴下し、10分間撹拌した。ホウ酸トリエチルを−80℃で反応物に滴下し、この温度で1時間撹拌した。反応混合物をRTまで放温し、RTで30分間撹拌した後、混合物を飽和NH
4Cl溶液(0.5mL)で処理し、濃縮乾固した。残留物をH2O(3×100mL)で洗浄し、MeOH(50mL)及び5%HCl(5mL)の混合物中においてRTで一晩撹拌した。溶液をNaHCO
3で中和し、溶媒を乾固状態に除去した。残留物をアセトン(200mL)中に懸濁し、沈殿を濾過によって集めた(0.46g)。母液を濃縮乾固し、残留物をEtOAcで超音波処理し、白色固体を濾過によって集め、EtOAcで洗浄した。収量は0.65g、35%であった。
1H NMR(400MHz,[D
6]−DMSO,25℃)δ 7.51(m,3H)、7.64(m,2H)、7.80(m,3H)、7.96(m,3H)、8.05(s,2H)、8.12(s,1H)、8.21(m,5H)、8.30(s,1H)、8.60(m,2H)、9.05(s,2H)。
【0079】
実施例20:化合物25及び化合物35の合成
凝縮器、栓及び窒素入口を備えた三つ口丸底フラスコ内において、H
2O(50mL)及びジオキサン(50mL)のパージした混合物に、Na
2CO
3(10.6g、100mmol)、1,3,5−(3−ブロモフェニル)ベンゼン(10.9g、20.0mmol)及び3−ピリジルボロン酸(5.41g、44.0mmol)を添加した。N
2で15分間パージした後、Pd(PPh
3)
4(0.924g、0.800mmol)を添加し、混合物を穏やかな還流下で24時間加熱した。反応混合物を室温(RT)に冷却し、CH
2Cl
2(100mL)で希釈し、飽和NaHCO
3を含む分液漏斗に移し、反応フラスコをCH
2Cl
2及びH
2Oですすいだ。有機層を除去し、水層をCH
2Cl
2(100mL)で抽出し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮乾固して泡状物を得た。粗生成物をSiO
2によるクロマトグラフィーにかけ、EtOAcで溶出することで精製した。SiO
2上での分離後に2種の生成物を集めた。収量は、化合物25が4.55g、42%であり、化合物35が2.41g、22%であった。
1H NMR−化合物25(400MHz,CD
2Cl
2,25℃)δ 7.40(m,3H)、7.55(m,1H)、7.65(m,5H)、7.78(m,2H)、7.88(d,2H)、7.94(m,4H)、7.98(m,2H)、8.60(dd,2H)、8.93(d,2H);
1H NMR−化合物35(400MHz,CD
2Cl
2,25℃)δ 7.40(m,3H)、7.55(m,2H)、7.65(m,4H)、7.77(m,2H)、7.89(m,5H)、7.99(m,1H)、8.61(dd,1H)、8.93(d,1H)。
【0080】
実施例21:化合物7の合成
【0081】
【化32】
Na
2CO
3(579mg)を含むジオキサン(10mL)/H
2O(10mL)の溶液を窒素でパージした。この溶液に、ボロン酸化合物36(682mg、1.37mmol)、ジブロモ化合物35(295mg、0.546mmol)、次いでPd(PPh
3)
4(60mg、0.0500mmol)を添加した。反応物を窒素の不活性雰囲気下に置き、穏やかな還流下で24時間加熱した。混合物をRTに冷却し、CH
2Cl
2(50mL)で希釈し、H
2O(50mL)で洗浄した。水層をCH
2Cl
2(2×50mL)で抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥した。粗生成物をSiO
2でクロマトグラフィー処理し、3%MeOH/CH
2Cl
2で溶出することで、生成物を白色泡状物として得た。収量は602mg、85%であった。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2,25℃)δ 7.36(m,5H)、7.62(m,14H)、7.77(m,13H)、7.97(m,19H)、8.04(m,4H)、8.57(s,5H)、8.91(m,5H)。
【0082】
実施例22:化合物8の合成
Na
2CO
3(4.24g)を含むTHF(20mL)/H
2O(20mL)の溶液を窒素でパージした。この溶液に、ボロン酸エステル化合物29(2.60g、4.43mmol)、3,5−ジブロモピリジン(473mg、2.00mmol)、次いでPd(PPh
3)
4(204mg、0.177mmol)を添加した。反応物を窒素の不活性雰囲気下に置き、12時間還流加熱した。混合物をRTに冷却し、層を分離した。有機層をNaHCO
3(1×100mL)で洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥し、濃縮乾固した。濾過ケークを5%MeOH/CH
2Cl
2で洗浄し、濾液を濃縮乾固して泡状物を得た。粗物質をSiO
2でクロマトグラフィー処理し、5%MeOH/CH
2Cl
2で溶出することで、生成物を白色泡状物として得た。収量は1.56g、78%であった。
1H NMR(400MHz,CD
2Cl
2,25℃)δ 7.39(m,4H)、7.64(m,10H)、7.76(m,8H)、7.98(m,14H)、8.04(t,2H)、8.25(t,1H)、8.58(m,4H)、8.93(m,6H)。
【0083】
実施例23:化合物14の合成
【0084】
【化33】
100mLの二つ口丸底フラスコをスズ箔で覆い、撹拌棒、窒素入口を備えた還流冷却器、及び栓を取り付けた。フラスコに、化合物25(0.675g、1.25mmol)、9−(4−メトキシフェニル)−3,6−ビス(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−9H−カルバゾール(0.263g、0.5mmol)、1,4−ジオキサン(20mL)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(30mg、0.025mmol)を仕込んだ。反応の進行中、装置を窒素雰囲気下に維持した。混合物を室温で20分間撹拌し、次いで漏斗を介して蒸留水(4mL)に溶解した炭酸カリウム(0.4g、2.84mmol)を添加した。反応混合物を油浴中において撹拌しながら20時間還流加熱し、次いで周囲温度に冷却した。漏斗を介して蒸留水(30mL)を添加し、得られた混合物をブフナー漏斗で濾過した。濾液を分液漏斗に移し、CH
2Cl
2(3×30mL)で抽出した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。次いで、シリカゲル上でのカラムクロマトグラフィー(EtOAc/THF=6:1)により精製することで、化合物14(0.24g、40%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.93(brs,4H)、8.62(brs,4H)、8.49(m,2H)、8.05(m,2H)、7.96−7.90(m,14H)、7.77−7.39(m,28H)、7.17(m,2H)、3.96(s,3H)。
【0085】
実施例24:化合物16の合成
【0086】
【化34】
磁気撹拌棒を備えた25mLの丸底フラスコに、1,4−ジオキサン(10mL)を仕込んだ。化合物28(0.365g、0.66mmol)、1,3,5−トリス(ブロモメチル)−2,4,6−トリメチルベンゼン(0.075g、0.189mmol)及び炭酸カリウム(0.182g、1.34mmol)の混合物を溶媒に溶解した。反応物を窒素下で一晩還流した。反応混合物を室温に放冷し、CH
2Cl
2で希釈した。合わせた有機相をNa
2SO
4上で乾燥し、濾紙で濾過し、回転蒸発(30℃、25mmHg)によって濃縮乾固した。得られた黄色固体をカラムクロマトグラフィー(SiO
2、酢酸エチル/THF(V/V:4/1)溶離剤)により精製することで、化合物16を白色固体(0.29、85%)として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3)δ 8.97(s,6H)、8.65(s,6H)、7.99(d,6H)、7.90(m,18H)、7.77(m,6H)、7.70(d,6H)、7.63(m,15H)、7.55(t,3H)、7.43(t,6H)、7.34(t,3H)、7.21(m,6H)、6.91(d,3H)、5.32(S,6H)、1.9(s,9H)。
【0087】
実施例25:化合物38の合成
【0088】
【化35】
3.4g(10mmol)のスピロビスインダンテトラフェノールを4g(24.8mmol)のヘキサメチルジシラザンに添加し、120〜125℃で一晩還流した。最初は懸濁液であったが、約1時間後には透明な溶液に変わった。過剰量のヘキサメチルジシラザンを蒸留によって除去した。
1H NMR(CDCl
3):6.6(s,2H)、6.2(s,2H)、2.2(dd,4H)、1.34(s,6H)、1,30(s,6H)、0.24(s,18H)、0.18(s,18H)。
【0089】
実施例26:化合物17の合成
【0090】
【化36】
三つ口丸底フラスコ内において、0.19g(0.3419mmol)のo−フルオロ−STPPB(化合物27)及び0.047g(0.0747mmol)のシリレートテトラフェノール(化合物38)を室温で合わせた。このフラスコに、3mLの無水DMF及び3mLの無水トルエンを添加した。フラスコをアルゴン流下で130℃に加熱した。トルエンの除去後、極めて少量の無水CsF(約5mg)を添加した。温度を140℃に上昇させた。反応をシリカゲルTLCによってモニターした。4日後、0.075gのo−フルオロ−STPPB及び2mLのトルエンを添加した。さらに2日後、反応を停止させた。反応混合物を室温に冷却した後、それを10mLの水中に投下した。塩化メチレン(5mL)を用いて固体を抽出した。有機層を5mLの水(×2)及びブライン(×1)で洗浄し、MgSO
4上で乾燥した。ロトエバポレーター上で溶媒を除去した。粗生成物を、THF/Hex(1/1〜8/1)を溶離剤として使用するシリカゲルカラムによって分離した。約100mgの黄色がかった固体を得た。固体をCH
2Cl
2に溶解し、白色固体が生じるまでヘキサンを添加した。0.048gの非常に微細な白色固体を、微細フリットを通しての吸引濾過によって集めた。次いで、白色固体をエタノールに再溶解することを試み、溶解性を助けるために少量のCH
2Cl
2を添加した。一晩後に若干の粉末が生じたが、すべてフラスコの壁に付着していた。上澄み液から8mgの生成物を集めた。
1H NMR(CDCl
3):8.90(d,8H)、8.61(t,8H)、8.37(d,4H)、7.99−7.26(m,68H)、6.94(s,2H)、7.12(s,2H)、6.8(dd,4H)、2.48(dd,4H)、1.45(s,6H)、1.43(s,6H)。Maldi(M+=2482.2286)。
【0091】
以上、本明細書中には本発明の若干の特徴のみを例示し説明してきたが、当業者には数多くの修正及び変更が想起されるであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は本発明の真の技術思想に含まれるこのような修正及び変更のすべてを包含することを理解すべきである。