特許第6033070号(P6033070)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6033070データ管理装置及びデータ管理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6033070
(24)【登録日】2016年11月4日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】データ管理装置及びデータ管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 17/30 20060101AFI20161121BHJP
【FI】
   G06F17/30 230Z
【請求項の数】6
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-273029(P2012-273029)
(22)【出願日】2012年12月14日
(65)【公開番号】特開2014-119846(P2014-119846A)
(43)【公開日】2014年6月30日
【審査請求日】2015年10月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】591057256
【氏名又は名称】株式会社エクサ
(74)【代理人】
【識別番号】100085198
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 久夫
(74)【代理人】
【識別番号】100098604
【弁理士】
【氏名又は名称】安島 清
(74)【代理人】
【識別番号】100087620
【弁理士】
【氏名又は名称】高梨 範夫
(74)【代理人】
【識別番号】100125494
【弁理士】
【氏名又は名称】山東 元希
(72)【発明者】
【氏名】杉森 大輔
【審査官】 田中 秀樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−245039(JP,A)
【文献】 特開2007−299021(JP,A)
【文献】 特開2003−296349(JP,A)
【文献】 特開2008−191877(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 17/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
収集した収集データを処理して閲覧可能に管理するデータ管理装置において、
前記収集データを記録する複数の書き込み用記憶装置と、
処理を行う前記収集データと該収集データを処理することで作成された索引データを記憶する処理用記憶装置と、
前記収集データ及び前記収集データを閲覧可能にする索引データを各々記憶する1又は複数の閲覧用記憶装置と、
前記収集データを収集処理して、1の前記書き込み用記憶装置に記録させ、所定単位毎に前記処理用記憶装置に複製する処理を行う収集処理手段と、
前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データに基づいて索引データを作成し、前記収集データと共に前記処理用記憶装置に記憶させる処理を行うインデックス処理手段と、
前記処理用記憶装置と1の前記閲覧用記憶装置とを交換処理して、前記処理用記憶装置を新たな閲覧用記憶装置とし、前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データを閲覧可能にする処理を行う利用可能処理手段と
を備えることを特徴とするデータ管理装置。
【請求項2】
収集した収集データを処理して閲覧可能に管理するデータ管理装置において、
前記収集データを記録する複数の書き込み用記憶装置と、
処理を行う前記収集データと該収集データを処理することで作成された索引データを記憶する処理用記憶装置と、
前記収集データ及び前記収集データを閲覧可能にする索引データを各々記憶する1又は複数の閲覧用記憶装置と、
前記収集データを収集処理して、1の前記書き込み用記憶装置に記録させ、所定単位毎に前記処理用記憶装置に複製する処理を行う収集処理手段と、
前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データに基づいて索引データを作成し、前記収集データと共に前記処理用記憶装置に記憶させる処理を行うインデックス処理手段と、
前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データと前記索引データとを、1の前記閲覧用記憶装置に複製処理して、前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データを閲覧可能にする処理を行う利用可能処理手段と
を備えることを特徴とするデータ管理装置。
【請求項3】
前記書き込み用記憶装置、前記処理用記憶装置及び前記閲覧用記憶装置における前記収集データの記憶量を同じにすることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理装置。
【請求項4】
前記収集処理手段はソーシャルネットワークサービス及び掲示板の少なくとも1つのサービスにて行われた、電気通信回線を介して流布される文書に係るデータを、前記収集データとして収集処理することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のデータ管理装置。
【請求項5】
収集データを収集処理して、書き込み用記憶装置に記録させ、所定時間毎に処理用記憶装置に複製する処理を行う工程と、
前記処理用記憶装置に複製された収集データに基づいて、前記収集データを閲覧可能にする索引データを作成し、該索引データを前記処理用記憶装置に記憶する工程と、
前記収集データ及び前記索引データを閲覧可能に記憶する1又は複数の閲覧用記憶装置のうち、1の前記閲覧用記憶装置を前記処理用記憶装置と交換処理して、前記処理用記憶装置を新たな閲覧用記憶装置とし、前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データを閲覧可能する工程と
をコンピュータに行わせることを特徴とするデータ管理プログラム。
【請求項6】
収集データを収集処理して、書き込み用記憶装置に記録させ、所定時間毎に処理用記憶装置に複製する処理を行う工程と、
前記処理用記憶装置に複製された収集データに基づいて、前記収集データを閲覧可能にする索引データを作成し、該索引データを前記処理用記憶装置に記憶する工程と、
前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データと前記索引データとを、前記収集データ及び前記索引データを閲覧可能に記憶する1又は複数の閲覧用記憶装置のうち、1の前記閲覧用記憶装置に複製処理して、前記処理用記憶装置に記憶された前記収集データを閲覧可能する工程と
をコンピュータに行わせることを特徴とするデータ管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば収集して記録したデータを管理する装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、何らかの目的のために、データを収集して記録しておき、人、他の装置等が記録したデータを利用することがある。このような利用において、データの検索、参照、閲覧等(以下、閲覧という)をするための速度を向上させ、効率化をはかるため、インデックス処理等を行うことがある(例えば特許文献1参照)。インデックス処理とは、例えば記録したデータの内容に基づいて、閲覧の際に用いる索引データ(インデックス)を作成する処理である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2012−079044号公報(図1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、収集したデータに対してインデックス処理等を行っている間、例えば索引データを利用することができず、記録したデータの閲覧を行うことができない。このようなとき、例えば稼働時間(閲覧時間)が定まっているシステムにおいては、例えばバッチ処理等にて稼働時間以外の時間にインデックス処理を行っておけば、データの閲覧を行うにあたっては支障がない。
【0005】
しかし、例えば電気通信回線網(ネットワーク)を流れる信号から、SNS(Social Networking Service )等においてなされたドキュメント(文章、文字)等による発言(情報発信)内容をデータとして収集するような場合がある。このとき、ネットワークに常時流れる信号からデータを収集して記録することになる。収集により記録するデータ量が多くなるとインデックス処理に時間がかかるため、閲覧する際に支障がある可能性がある。また、インデックス処理を行っている間に収集したデータについては、索引データに反映されないため、処理に時間がかかると、新たに収集等したデータを閲覧できるまでの時間がますます長くなることになる。
【0006】
そこで、例えば常に新たなデータを収集するような場合でも、新しいデータができるだけはやく閲覧に供することができるような処理を行うデータ管理装置等の実現が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するため、本発明に係るデータ管理装置は、収集した収集データを処理して閲覧可能に管理するデータ管理装置において、収集データを記録する複数の書き込み用記憶装置と、処理を行う収集データと収集データを処理することで作成された索引データを記憶する処理用記憶装置と、収集データ及び収集データを閲覧可能にする索引データを各々記憶する1又は複数の閲覧用記憶装置と、収集データを収集処理して、1の書き込み用記憶装置に記録させ、所定単位毎に処理用記憶装置に複製する処理を行う収集処理手段と、処理用記憶装置に記憶された収集データに基づいて索引データを作成し、収集データと共に処理用記憶装置に記憶させる処理を行うインデックス処理手段と、処理用記憶装置と1の閲覧用記憶装置とを交換処理して、処理用記憶装置を新たな閲覧用記憶装置とし、処理用記憶装置に記憶された収集データを閲覧可能にする処理を行う利用可能処理手段とを備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、収集処理手段が、収集した収集データを書き込み用記憶装置に記録させていき、所定時間毎に複製処理をし、インデックス処理手段は、処理用記憶装置に記憶された複製に係る収集データに基づいてインデックス処理を行って索引データを作成して処理用記憶装置に記憶させ、利用可能処理手段により収集データを閲覧可能にするようにしたので、索引データの作成時間を短くし、収集データが閲覧に供されるまでの時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施の形態1に係るデータ管理装置100を中心とするシステムの構成を示す図である。
図2】本発明の実施の形態1に係るデータ管理装置100の文書データが閲覧できるようになるまでの流れを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るデータ管理装置100を中心とするシステムの構成を示す図である。ここで、同様の機能を有する複数の機器において、特に区別する必要がない場合には、添字を省略することがある。
【0011】
本実施の形態のシステムにおいては、データ管理装置100は例えばインターネット等の電気通信回線200に接続して、通信を行うことができる。ここで、本実施の形態のデータ管理装置100が収集して管理するデータ(収集データ)としては、電気通信回線200を流れる信号を受信して発言に係る文書データ(以下、文書データという)を収集し、閲覧できるように管理する。図1に示すように、本実施の形態のデータ管理装置100は、その用途に応じて各種記憶装置を有している。ここで、本実施の形態における記憶装置については、記憶可能なデータの容量は同じであるものとする。また、特に限定するものではないが、すぐに記憶装置の記録上限を超えない程度(例えば、後述する複製処理を約100回行える程度)の記憶容量にしておくことが望ましい。
【0012】
書き込み用記憶装置10A、10Bは、管理処理装置50が収集した文書データを一時的に記憶する。管理処理装置50は、いずれか一方の書き込み用記憶装置10に収集した文書データを時系列に記録させ、記録の上限に達したものと判断すると、他方の書き込み用記憶装置10に収集した文書データを記録させるようにする。
【0013】
スワップ用記憶装置20は、主として管理処理装置50がインデックス処理等によるデータ加工をするためのデータ、処理されたデータ等を記憶するための加工処理用記憶装置となる。このため、書き込み用記憶装置10の文書データが複製(コピー)される。また、管理処理装置50がインデックス処理等を行って作成した索引データを複製した文書データとともに記憶する。索引データを記憶したスワップ用記憶装置20については、交換処理により、1台の閲覧用記憶装置30と交換されて新たに閲覧用記憶装置30となって閲覧利用に供される。そして、交換された閲覧用記憶装置30は新たにスワップ用記憶装置20となる。
【0014】
閲覧用記憶装置30A、30B、30C、30Dは、索引データが作成され、閲覧を行えるようにした文書データが記憶される。索引データは、各閲覧用記憶装置30が有しており、交換に係る閲覧用記憶装置30以外は、索引データの再構築等は行われない。ここで、本実施の形態では、4台の閲覧用記憶装置30を有しているが、閲覧できるデータの数量に応じて台数を増減することができる。
【0015】
管理処理装置50はデータの管理処理を行う装置である。管理処理装置50は信号に含まれる文書データを収集して書き込み用記憶装置10に記録させる収集処理を行い、所定単位毎に複製処理、インデックス処理、交換処理を行って、閲覧利用できるようにする。また、閲覧用端末300からの要求に基づいて文書データを含む信号を閲覧用端末300に送る閲覧処理を行う。以上の処理を行うため、収集処理手段51、インデックス処理手段52、利用可能処理手段53及び閲覧処理手段54を有している。
【0016】
収集処理手段51は、電気通信回線200を流れる信号を受信して文書データを収集し、書き込み用記憶装置10に記録させる記録処理を行う。そして、記録したスワップ用記憶装置20に複製(コピー)する複製処理を行う。ここで、本実施の形態の収集処理手段51は、計時するためのタイマ(図示せず)を有している。また、収集した文書データ数をカウントするためのカウンタ(図示せず)を有している。本実施の形態では、書き込み用記憶装置10の記録できる文書データの上限を文書データ数により管理する。文書データ数の方が記憶容量よりも簡単にデータを得ることができるからである。他の記憶装置も同様となる。
【0017】
インデックス処理手段52は、書き込み用記憶装置10の文書データがスワップ用記憶装置20に複製されると、複製された文書データに基づいてインデックス処理を行い、スワップ用記憶装置20に文書データと共に索引データを記憶させる。インデックス処理とは、文書データを分類分け等し、索引データを作成する処理である。他にも、例えば、文書データのソート等の最適化に関する処理を行うことにより、閲覧の要求に対して応答を速くし、高速な閲覧を行うことができるように最適化する処理を行うようにしてもよい。
【0018】
利用可能処理手段53は、スワップ用記憶装置20に記憶されたデータを閲覧に供することができるように処理を行う。本実施の形態では、交換処理手段となり、索引データが記憶されたスワップ用記憶装置20を、ある1台の閲覧用記憶装置30と交換処理する。ここで、交換は物理的な交換を意味するものではない。閲覧処理手段54は、閲覧用端末300からの要求に基づいて文書データを検索し、検索に係る文書データを含む信号を閲覧用端末300に送る閲覧処理を行う。
【0019】
ここで、管理処理装置50の各処理手段について、それぞれ異なる専用機器(ハードウェア)で構成することもできるが、例えば、CPU(Central Processing Unit )を中心とする演算制御手段(コンピュータ)でハードウェアを構成し、各部が行う処理の処理手順をあらかじめプログラム化し、ソフトウェア、ファームウェア等で構成しておいてもよい。そして、プログラムを実行により処理を行うことにより、上記の各部が行う処理を実現するようにしてもよい。これらのプログラムに係るデータは、例えば上述した記憶装置とは別の記憶手段(図示せず)に記憶しておくようにする。
【0020】
図2は本発明の実施の形態1に係るデータ管理装置100の文書データが閲覧できるようになるまでの流れを説明する図である。図2に基づいて、さらに詳細に説明する。収集処理手段51は、電気通信回線200を流れる信号を受信して文書データを収集し、書き込み用記憶装置10に記録させる処理を行う(図2(1))。ここで、収集処理手段51は、書き込み用記憶装置10A、10Bのいずれに記録させるかを決定し、記録の上限に達するまで一方の書き込み用記憶装置10に収集した文書データを記録させるようにする。記録上限に達すると他方の書き込み用記憶装置10に収集した文書データを記録させる。また、所定時間(例えば1時間)毎に書き込み用記憶装置10に記録したデータをスワップ用記憶装置20に複製する(図2(2))。ここで、複製処理した後も書き込み用記憶装置10に記録した文書データは削除せず、記録上限に達するまで蓄積していく。
【0021】
インデックス処理手段52は、書き込み用記憶装置10の文書データがスワップ用記憶装置20に複製されると、複製された文書データに基づいて索引データを作成し、作成した索引データを複製した文書データとともにスワップ用記憶装置20に記憶する(図2(3))。したがって、所定時間の間に増えた文書データを加味して再構築した索引データが作成されることになる。
【0022】
利用可能処理手段53は、索引データが記憶されたスワップ用記憶装置20を、例えば記録上限に達していない閲覧用記憶装置30と交換する処理を行う(図2(4))。図2では閲覧用記憶装置30Aと交換している。これにより、スワップ用記憶装置20が新たに閲覧用記憶装置30となり、すぐに閲覧に供することができる。そして、交換に係る閲覧用記憶装置30が次のスワップ用記憶装置20となる。ここで、すべての閲覧用記憶装置30がデータの上限まで記憶している場合には、時間的に古い文書データを記憶している閲覧用記憶装置30と交換処理を行う。そして、閲覧処理手段54は、閲覧用端末300からの要求に基づいて閲覧処理を行う(図2(5))。
【0023】
ここで、処理時間内に記録上限に達すると、2つの書き込み用記憶装置10に跨がって記録処理が行われる。このような場合には、時系列的に古い方の文書データを記録する書き込み用記憶装置10から複製処理、インデックス処理、交換処理を行った後、新しい方の文書データを記録する書き込み用記憶装置10の処理を行うようにする。
【0024】
以上のように本実施の形態のデータ管理装置100によれば、収集処理手段51は、収集した文書データを書き込み用記憶装置10に記録させていき、所定時間毎に複製処理をし、インデックス処理手段52は、複製に係る文書データに基づいてインデックス処理を行って索引データを作成し、利用可能処理手段53は、索引データが記憶されたスワップ用記憶装置20と閲覧用記憶装置30と交換処理して閲覧できるようにしたので、収集しながらもインデックス処理を行えないことにより閲覧利用に供することができない文書データを少なくすることができる。そして、新たに収集した文書データを反映することができるまでのタイムラグを短くすることができる。そして、索引データは閲覧用記憶装置30毎に作成されることになる。本構成では、閲覧用のすべての文書データに対して、1つの索引データを作成することはないため、インデックス処理の時間を短縮することができる。また、全体として検索データのデータ量を少なくすることができる。時系列にデータを蓄積する場合において、古い文書データのために索引データを新たに再構築する必要がなく、時間的に新しいデータほど閲覧価値があるデータにおいては特に有効である。また、時系列的に新しいデータについてインデックス処理等を行って、古いデータはあらためて処理を行わないような構成であるため、新しい閲覧用の文書データを記憶する閲覧用記憶装置30を追加するだけで、閲覧用端末300が閲覧可能な文書データ数を増やすことができる。
【0025】
実施の形態2.
上述の実施の形態1においては、文書データを収集するようにしたが、データ内容については特に限定するものではない。また、記憶装置に記憶可能な上限を文書データ数により管理したが、これに限定するものではない。例えば文書データとは異なるデータのような場合には記憶容量に基づいて行うようにしてもよい。また、上述の実施の形態では、所定時間毎に複製処理を行うようにしたが、例えば所定データ数毎に複製処理をし、インデックス処理、交換処理を行うようにしてもよい。
【0026】
また、上述の実施の形態では、利用可能処理手段53は、索引データが記憶されたスワップ用記憶装置20と閲覧用記憶装置30とを交換処理することで、閲覧に供することができる交換処理手段とした。交換処理を行う方が速く閲覧に供することができるが、例えば索引データが記憶されたスワップ用記憶装置20のデータ内容を、閲覧用記憶装置30に複製処理(データの移動も含む)する複製処理手段としてもよい。
【符号の説明】
【0027】
10,10A,10B 書き込み用記憶装置
20 スワップ用記憶装置
30,30A,30B,30C,30D 閲覧用記憶装置
50 管理処理装置
51 収集処理手段
52 インデックス処理手段
53 利用可能処理手段
54 閲覧処理手段
100 データ管理装置
200 電気通信回線
300 閲覧用端末
図1
図2