特許第6033475号(P6033475)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6033475無線通信装置の訪問データを記録するためのデータ伝送装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6033475
(24)【登録日】2016年11月4日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】無線通信装置の訪問データを記録するためのデータ伝送装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20161121BHJP
   G06F 3/041 20060101ALI20161121BHJP
【FI】
   G06Q30/02 312
   G06F3/041 590
【請求項の数】8
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2015-561256(P2015-561256)
(86)(22)【出願日】2013年11月21日
(65)【公表番号】特表2016-512635(P2016-512635A)
(43)【公表日】2016年4月28日
(86)【国際出願番号】KR2013010601
(87)【国際公開番号】WO2014157804
(87)【国際公開日】20141002
【審査請求日】2015年9月2日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0033167
(32)【優先日】2013年3月28日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】515132951
【氏名又は名称】2ギャザー インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】八田国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】パク,サン チュン
(72)【発明者】
【氏名】パク,ヨン ウン
(72)【発明者】
【氏名】パク,スン ホ
(72)【発明者】
【氏名】チョイ,チュン ホ
【審査官】 小原 正信
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−219568(JP,A)
【文献】 特開2012−256246(JP,A)
【文献】 特開2011−134298(JP,A)
【文献】 特開2012−099093(JP,A)
【文献】 特開2016−106286(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0222301(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
G06F 3/041
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置であって、
ボタンが押されたとき、前記サーバに、前記無線通信装置に訪問データを伝送するというデータを伝送するためのボタン部と、
前記ボタン部に接続され、前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力できるタッチスクリーンタッチ部と、を含み、
前記ボタンが押され、前記タッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、前記訪問データが前記サーバから前記無線通信装置に伝送され、
前記タッチスクリーンタッチ部は複数であり、あらかじめ定められた領域内に存在する前記データ伝送装置ごとに異なる形状に配置される、サーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置。
【請求項2】
前記タッチスクリーンタッチ部は3つないし5つである、請求項1に記載のサーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置。
【請求項3】
前記データ伝送装置は前記無線通信装置のタッチスクリーンで認識される前記複数のタッチスクリーンタッチ部の形状に応じて前記無線通信装置が前記あらかじめ定められた領域内でどのデータ伝送装置によってタッチされたのかを決定し、前記決定されたデータ伝送装置とマッチングする無線通信装置に訪問データを伝送する、請求項1に記載のサーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置。
【請求項4】
前記タッチスクリーンタッチ部が前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするとき、前記無線通信装置の地磁気センサに影響を与えることによって前記タッチスクリーンタッチ部のタッチスクリーンのタッチ方向を感知するようにするための基準磁石をさらに含む、請求項1に記載のサーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置。
【請求項5】
無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送システムであって、
前記無線通信装置と、
ボタンが押されたとき、前記サーバに、前記無線通信装置に訪問データを伝送するというデータを伝送するためのボタン部及び前記ボタン部に接続され、前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力できるタッチスクリーンタッチ部を含むデータ伝送装置と、
前記データ伝送装置から前記無線通信装置に前記訪問データを伝送するためのサーバを含み、
前記無線通信装置に備えられた位置センサによって、前記無線通信装置が前記データ伝送装置が設置された位置に存在することが感知され、前記ボタンが押され、前記タッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、前記訪問データが前記サーバから前記無線通信装置に伝送され、
前記タッチスクリーンタッチ部は複数であり、あらかじめ定められた領域内に存在する前記データ伝送装置ごとに異なる形状に配置される、無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送システム。
【請求項6】
前記タッチスクリーンタッチ部は3つないし5つである、請求項5に記載の無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送システム。
【請求項7】
前記データ伝送装置は前記無線通信装置のタッチスクリーンで認識される前記複数のタッチスクリーンタッチ部の形状に応じて前記無線通信装置が前記あらかじめ定められた領域内でどのデータ伝送装置によってタッチされたのかを決定し、前記決定されたデータ伝送装置とマッチングする無線通信装置に前記訪問データを伝送する、請求項5に記載の無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送システム。
【請求項8】
前記データ伝送装置は前記タッチスクリーンタッチ部が前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするとき、前記無線通信装置の地磁気センサに影響を与えることによって、前記タッチスクリーンタッチ部のタッチスクリーンのタッチ方向を感知させるための基準磁石をさらに含む、請求項5に記載の無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は無線通信装置の訪問データを記録するためのシステム及び方法に関し、より詳細には特定場所を訪問するとき、保有している無線通信装置に訪問データを記録するためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来にはサービス利用者がサービスを提供する店舗、例えば、飲食店、カフェなどを訪問したとき、あらかじめオフラインまたはオンラインを介して発給されたポイントカードなどを提示すると、累積訪問回数をチェックし、それに基づいてポイントを積立てたり、追加的なサービスを提供したりするなどの特典を提供した。
【0003】
しかし、このような方法によれば、サービス利用者が各飲食店またはカフェごとにポイントカードを持参する必要があるため、非常に面倒であり、ポイントカードなどを持参できなかった場合は累積訪問回数をカウントできないという不便な点もあった。
【0004】
このような問題点を解決するため、ポイントカードなどの代わりに最近急速に広く使われているスマートフォンを利用する方法が徐々に普及されつつある。例えば、店舗に設置されているQRコード(登録商標)をサービス利用者がスマートフォンで撮影することによって、サービス利用者が飲食店またはカフェなどを訪問したということをサーバに記録できる方法が開示されている。
【0005】
しかし、このような方法によれば、サービス利用者が店舗に設置されているQRコード(登録商標)を撮影して店舗ではないところでも前記撮影しておいたQRコード(登録商標)で飲食店またはカフェなどを訪問したかのように認証できるという問題点がある。
【0006】
このような問題点を解決するためにGPS情報を利用して実際の訪問有無を確認できる方法などが知られているが、このような方法によってもGPS情報の誤差範囲内で店舗の近所にいても店舗を訪問したかのように不正に認証が可能であるという問題点がある。
【0007】
実際にサービス提供者またはサービスを提供する店舗を訪問していない場合も、不正に認証を行い、サービスについて評価をすることが可能であるという問題もある。
【0008】
また、従来にはコーヒーショップ、美容室などのサービスを提供する店舗単位でポイントを積立てたため、実際にサービスを提供したサービス提供者、例えば、バリスタ、ヘアーデザイナーなどごとにポイントを積立てたりこれらのサービスについて評価したりできる方法はなかった。
【0009】
従来の特許文献1(韓国公開特許第10−2004−0063420号明細書)を参照すると、端末機の画面にバーコードを表示する段階(S101)と、前記表示されたバーコードをスキャンする段階(S102)と、スキャンしたバーコードを処理可能なデータに変換する段階(S103)と、前記変換されたバーコードデータと決済金額などを含む決済データを生成してメインサーバに送信する段階(S104)と、前記メインサーバが受信した決済データを分析し、会員登録の有無及び決済金額を確認する段階(S105)と、該当決済金額を決済し、それに基づいて積立てられるポイントなどを計算する段階(S106)と、前記ポイントを累積する段階(S107)及び決済完了情報及びポイントの累積情報を端末機に送信する段階(S108)からなることを特徴とするモバイルバーコードを利用したポイント積立の提供方法が開示されている。
【0010】
これによれば、端末機の画面にバーコードを表示し、これをスキャンすることによって、ポイントカードなどの役割に代えさせることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】韓国公開特許第10−2004−0063420号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
しかし、このような従来の特許文献1によれば、実際のポイントカードのようなインターフェースを提供することによってポイントを積立てる楽しさを提供することができず、また、紙のポイントカードに慣れている一般店舗員と顧客に紙のポイントカードと同様のインターフェースを提供したり、独特のデータ伝送方式を利用してポイントを積立てる以外の新たな楽しさを提供したりすることもできない。
【0013】
以下では本発明の実施形態についての基本的な理解を提供するために一つ以上の実施形態の簡略化した説明を提供する。本セクションはすべての可能な実施形態に関する包括的な概要ではなく、すべての要素のうち重要な要素を識別したり、すべての実施形態の範囲をカバーしたりすることを意図しない。その唯一の目的は、後に提示する詳細な説明の導入部として簡略化した形態で一つ以上の実施形態の概念を提供するためである。
【0014】
本願発明の目的は、前記説明した問題点を解決するために実際にサービス利用者がサービスを提供する店舗に訪問したということを保障するための方法及び装置を提供することにある。
【0015】
また、本願発明の他の目的は、サービスを提供する店舗単位だけではなく、個別のサービス提供者ごとにサービス利用者の累積使用回数に対する補償が可能であり、個別のサービス提供者に対するサービスを評価できる方法及び装置を提供することにある。さらに、本発明のまた他の目的はサービスに対する事後評価が実際にサービスを利用した利用者により行われることを保障することにある。
【0016】
また、本願発明のまた他の目的は、サービス利用者が特定のサービス提供者からサービスの提供を受けたことを確認できる方法及び装置を提供することにある。
【0017】
また、本願発明のまた他の目的は、サービス利用者及びサービス提供者が新しいインターフェースを介してポイントを積立てる新しい体験を提供することにある。
【0018】
また、本願発明のまた他の目的は、サービス利用者の無線通信装置に備えられたGPSセンサの技術的な限界のため、サービス提供者が混同する問題点を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0019】
前記目的を達成するために、本願発明の一実施形態によれば、無線通信装置の訪問データを記録するためのシステムは、位置及び動きを感知できる少なくとも一つのセンサを含む電子装置と、位置及び動きを感知できる少なくとも一つのセンサを含む無線通信装置と、前記電子装置に備えられた少なくとも一つのセンサ及び前記無線通信装置に備えられた少なくとも一つのセンサによって、前記電子装置及び前記無線通信装置があらかじめ定められた距離の範囲内に存在し、あらかじめ定められた動き条件が実行されたことが感知される場合、前記無線通信装置に、前記無線通信装置が前記電子装置が存在する位置に位置したというデータを伝送するためのサーバを含み得る。
【0020】
本願発明の他の実施形態によれば、無線通信装置の訪問データを記録するための方法は、あらかじめ定められた場所に配置されている電子装置から前記無線通信装置が前記あらかじめ定められた場所を訪問したというデータをサーバに伝送する段階と、前記無線通信装置から前記無線通信装置が前記電子装置が位置する場所を訪問したというデータをサーバに伝送する段階と、前記無線通信装置が前記あらかじめ定められた場所を訪問したということを表示する訪問データを前記無線通信装置に伝送する段階を含み得る。
【0021】
また、前記方法は前記無線通信装置に前記訪問データがあらかじめ定められた模様で表示される段階をさらに含み得る。
【0022】
本願発明のまた他の実施形態によれば、サーバに接続され、無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置は、導電性材質からなる取手部と、前記取手部に連結されてボタンが押されたとき、前記サーバに、前記無線通信装置に訪問データを伝送するというデータを伝送するためのボタン部と、前記ボタン部に連結されて前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力できるタッチスクリーンタッチ部を含み、前記ボタン部が押されて前記タッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、前記訪問データが前記無線通信装置に伝送され得る。
【0023】
また、前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号が入力される時間内に前記ボタンが押される場合のみ前記訪問データが前記無線通信装置に伝送され得る。
【0024】
また、前記取手部は、前記タッチスクリーンに電気的な信号を入力するための電流を伝達するために導電性材質からなる。
【0025】
また、前記データ伝送装置は、前記データ伝送装置をコンピュータに接続するためのコンピュータ接続部をさらに含み得る。
【0026】
また、前記タッチスクリーンタッチ部は、前記タッチスクリーンに電気的な信号を入力するために前記コンピュータまたは前記データ伝送装置から電気的な信号の入力を受け得る。
【0027】
本発明のまた他の実施形態によれば、サーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置は、動きセンサを含むセンサ部と、前記センサ部と接続され前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするためのタッチスクリーンタッチ部を含み、前記無線通信装置の位置センサによって、前記無線通信装置が前記データ伝送装置が設置された位置に位置したことが感知され、前記タッチスクリーンタッチ部が前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするときに発生する前記データ伝送装置の動きを前記センサ部で感知すると、前記訪問データが前記無線通信装置に伝送され得る。
【0028】
本発明のまた他の実施形態によれば、サーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置は、ボタンが押されたとき、前記サーバに、前記無線通信装置に訪問データを伝送するというデータを伝送するためのボタン部と、前記ボタン部と接続され前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするためのタッチスクリーンタッチ部を含み、前記無線通信装置の位置センサによって、前記無線通信装置が前記データ伝送装置が設置された位置に位置したということが感知され、前記ボタンが押され、前記タッチスクリーンタッチ部が前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするときに発生する前記無線通信装置の動きを前記無線通信装置のセンサ部で感知すると、前記訪問データが前記無線通信装置に伝送され得る。
【0029】
本発明のまた他の実施形態によれば、サーバに接続され無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置は、ボタンが押されたとき、前記サーバに、前記無線通信装置に訪問データを伝送するためのボタン部と、前記ボタン部に接続され前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力できるタッチスクリーンタッチ部を含み、前記ボタンが押され、前記タッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、前記訪問データが前記サーバから前記無線通信装置に伝送され、前記タッチスクリーンタッチ部は複数であり、あらかじめ定められた領域内に存在する前記データ伝送装置ごとに異なる形状に配置され得る。
【0030】
また、前記タッチスクリーンタッチ部は3つないし5つであり得る。
【0031】
また、前記データ伝送装置は、前記無線通信装置のタッチスクリーンで認識される前記複数のタッチスクリーンタッチ部の形状に応じて前記無線通信装置が前記あらかじめ定められた領域内でどのデータ伝送装置によってタッチされたのかを決定し、前記決定されたデータ伝送装置とマッチングする無線通信装置に前記訪問データを伝送し得る。
【0032】
また、前記データ伝送装置は、前記タッチスクリーンタッチ部が前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするとき、前記無線通信装置の地磁気センサに影響を与えることによって、前記タッチスクリーンタッチ部のタッチスクリーンのタッチ方向を感知するようにするための基準磁石をさらに含み得る。
【0033】
本発明のまた他の実施形態によれば、無線通信装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送システムは、前記無線通信装置と、ボタンが押されたとき、前記無線通信装置に前記訪問データを伝送するためのボタン部及び前記ボタン部に接続され、前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力できるタッチスクリーンタッチ部を含むデータ伝送装置と、前記データ伝送装置から前記無線通信装置に前記訪問データを伝送するためのサーバを含み、前記ボタンが押され、前記タッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、前記訪問データが前記サーバから前記無線通信装置に伝送され、前記タッチスクリーンタッチ部は複数であり、あらかじめ定められた領域内に存在する前記データ伝送装置ごとに異なる形状に配置され得る。
【0034】
また、前記タッチスクリーンタッチ部は3つないし5つであり得る。
【0035】
また、前記データ伝送装置は、前記無線通信装置のタッチスクリーンで認識される前記複数のタッチスクリーンタッチ部の形状に応じて前記無線通信装置が前記あらかじめ定められた領域内でどのデータ伝送装置によってタッチされたのかを決定し、前記決定されたデータ伝送装置とマッチングする無線通信装置に前記訪問データを伝送し得る。
【0036】
また、前記データ伝送装置は前記タッチスクリーンタッチ部が前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするとき、前記無線通信装置の地磁気センサに影響を与えることによって、前記タッチスクリーンタッチ部のタッチスクリーンのタッチ方向を感知するようにするための基準磁石をさらに含み得る。
【発明の効果】
【0037】
このような本願発明の構成によれば、実際にサービス利用者がサービスを提供する店舗に訪問したということを確認でき、これによりサービス利用者に多様なサービスを提供することができる。
【0038】
また、実際にサービスを提供する店舗を訪問せず、虚偽認証した後にサービスについて評価を作成することも防止することができる。
【0039】
また、サービスを提供する店舗単位ではなく、個別のサービス提供者ごとにサービス利用者の累積使用回数に対する補償が可能であり、個別のサービス提供者に対するサービスを評価することができる。
【0040】
また、サービス利用者及びサービス提供者が新たなインターフェースを介してポイントを積立てる新たな経験を提供することができる。
【0041】
また、位置センサの技術的な限界にもかかわらず、サービス利用者がどのサービス提供者を訪問したのかを明確に区分することができる。
【0042】
前述した目的及び関連する目的を達成するため、以下では一つ以上の実施形態を説明し、特に請求項において特定される特徴を含む。以下の説明及び図面を参照して実施形態の例示についてより詳細に説明する。このような実施形態は単に一つ例であり、多様な変更を加えることが可能であることは当業者に明らかである。また、提示された実施形態はこのような実施形態及びこのような実施形態の均等物のすべてを含むと解釈される。
【図面の簡単な説明】
【0043】
慣習に従い図面の多様な特徴は実際のサイズと異なる場合もある。したがって、多様な特徴は簡明に示すために、任意に拡大または縮小し得る。また、図面の一部を簡明に示すために単純化する場合もある。したがって、図面は提示された装置(例えばデバイス)または方法のすべての構成要素を示していない場合もある。最後に、類似する図面符号は詳細な説明及び図面の全般において類似の特徴を示し得る。
図1】本願発明の一実施形態による訪問データを記録するためのシステムの構造を示す図である。
図2】本願発明の一実施形態による訪問データを記録することを示す図である。
図3】本願発明の他の実施形態による訪問データを記録することを示す図である。
図4】本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置の概略図である。
図5図3のデータ伝送装置を利用した訪問データの記録方法を示す図である。
図6】本願発明の一実施形態により図4のデータ伝送装置を利用してサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送する概念を示す図である。
図7】本願発明の他の実施形態により図4のデータ伝送装置を利用してサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送する概念を示す図である。
図8】本願発明のまた他の実施形態により図3のデータ伝送装置を利用してサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送する概念を示す図である。
図9】本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置のタッチスクリーンタッチ部の異なる配置の例示を示す図である。
図10】本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置を示す図である。
図11】本願発明の一実施形態による訪問データの記録方法を示すフローチャートである。
図12】訪問データがサービス利用者の電子装置に伝送され、あらかじめ定められた模様で表示された例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0044】
図面を参照して多様な実施形態について説明し、すべての図面において類似する構成要素については類似する符号を用いて示す。発明の理解を助けるために、多様な詳細な説明が提供される。しかし、このような実施形態は特定の説明なしでも実行できることは明らかである。他の例において、公知された構造及び装置は実施形態の説明を容易にするためにブロックダイアグラムとして示す。
【0045】
図1は本願発明の一実施形態による訪問データ記録のためのシステムの構造を示す図である。
【0046】
図1を参照すると、サービス提供者の電子装置101、サービス利用者の電子装置102及びサーバ103が示されている。
【0047】
前記電子装置(101,102)は位置、加速、動きなどを感知できるGPSセンサ、ジャイロセンサ、加速度センサ、動作認識センサなどを含むPOS端末、スマートフォン、スマートパッド、コンピュータなどを含み得るが、これに制限されない。
【0048】
前記サービス利用者の電子装置102は好ましくはスマートフォンまたはスマートパッドなどのように無線通信装置であり得る。
【0049】
前記電子装置(101,102)にはサーバ103と接続できるすべての形態のコンピュータプログラムがインストールされている。前記電子装置(101,102)がスマートフォンまたはスマートパッドである場合はアプリケーションがインストールされている。
【0050】
サーバ103にはサービス提供者及びサービス利用者のアカウントが生成されている。
【0051】
サービス提供者のアカウントはサービスを提供する店舗別にまたはサービス提供者別に生成されている。
【0052】
サービス提供者の電子装置101はあらかじめ定められた場所(例えば、サービスが提供される場所など)に配置されている。例えば、コーヒーショップ、美容室などに設置されているPOS端末、コンピュータなどを意味し得る。また、サービス提供者の電子装置101がスマートフォンまたはスマートパッドなどのような無線通信装置である場合、サービス提供者の電子装置101に含まれている位置センサ(例えば、GPSセンサなど)によりサービス提供者の電子装置101があらかじめ定められた場所に位置したと認証される場合のみ正常にサービス利用者の電子装置102に訪問データを伝送するようにすることができる。
【0053】
サービス利用者の電子装置102が、サービス提供者の電子装置101が位置するあらかじめ定められた場所に訪問した場合、サービス提供者の電子装置101はサーバ103にサービス利用者の電子装置102があらかじめ定められた場所に訪問したというデータ104を提供し、サービス利用者の電子装置102は自身がサービス提供者の電子装置101が位置するあらかじめ定められた場所に訪問したというデータ105をサーバ103に伝送し得る。
【0054】
2つのデータ(104及び105)が一致する場合、サーバ103はサービス利用者の電子装置102に訪問データ106を伝送し得る。またサーバ103はサービス利用者の電子装置102の訪問データを格納して置く。
【0055】
訪問データはサービス利用者の電子装置102に伝送されると、あらかじめ定められた模様で表示される。
【0056】
図12は、訪問データがサービス利用者の電子装置803に伝送されてあらかじめ定められた模様で表示された例を示す図である。
【0057】
図12を参照すると、サービス利用者の電子装置803はスマートフォンまたはスマートパッドであり、電子装置803のスクリーンには従来の紙のポイントカードのようなポイントカードが表示され、訪問回数に応じて802a、802b、802c、…、802jにあらかじめ定められた模様で訪問データが表示される。
【0058】
また、再び図1を参照すると、サービス利用者の電子装置102はサーバ103に積立てられたポイントの使用に関するデータを伝送し105、サーバ103はサービス提供者の電子装置101に積立てられたポイントの使用に関するデータ107を伝送し得る。
【0059】
図2は、本願発明の一実施形態による訪問データを記録することを示す図である。
【0060】
図2を参照すると、本願発明の一実施形態による電子装置は電子装置の動きを感知できるジャイロセンサ、加速度センサなどを含み得る。
【0061】
例えば、BUMP TECHNOLOGIES、INC.社が出願して2011年8月4日に公開された米国特許出願番号第20110191823号によれば、「バンプ」というデータ伝送方法について開示されている。
【0062】
2つのスマートフォンの間でデータを伝送するとき、2つのスマートフォンの位置及び動きセンサを利用して2つのスマートフォンが同じ場所で同じ時間に特定の動きを発生させることによって情報を伝達しようとする意図を示すと、第1スマートフォンからサーバにデータを伝送し、サーバから第2スマートフォンにデータが伝送されることが開示されている。
【0063】
これを参照してサービス提供者の電子装置201が配置されているサービスを提供する場所にサービス利用者の電子装置202が位置することを位置センサが感知(例えば、位置センサが感知するサービス提供者の電子装置201の位置とサービス利用者の電子装置202の位置との間の距離があらかじめ定められた範囲内であるなど)し、あらかじめ定められた動き条件が実行されたことを感知(例えば、サービス提供者の電子装置201とサービス利用者の電子装置202を左右に振ることなど)し、あらかじめ定められた時間条件で実行されたことを感知(例えば、サービス提供者の電子装置201とサービス利用者の電子装置202を振った時間の差が0.5秒以内であるなど)する場合、サーバは、サービス利用者の電子装置202に、サービス提供者の電子装置201が位置した場所にサービス利用者の電子装置202が位置したという訪問データを伝送し得る。
【0064】
図2にはサービス提供者の電子装置201がスマートフォンまたはスマートパッドである場合を示すが、これは例示だけであり、これに制限されず、位置センサ、加速度センサ、ジャイロセンサなどを含む任意の電子装置をすべて含み得る。
【0065】
また、位置センサを利用してサービス提供者の電子装置201及びサービス利用者の電子装置202が同じ位置にあるということを確認し、サービス提供者の電子装置201及びサービス利用者の電子装置202のあらかじめ定められたキーを押すことによってサーバがサービス利用者の電子装置202に訪問データを伝送するようにすることができる。
【0066】
図3は、本願発明の他の実施形態による訪問データを記録することを示す図である。
【0067】
図3を参照すると、サービス提供者の電子装置301はPOS端末、コンピュータなどであり得る。
【0068】
サービス提供者の電子装置301のあらかじめ定められたキー(例えば、スペースバーなど)が押され、サービス利用者の電子装置302の位置及び動きセンサによってサービス利用者の電子装置302が、サービス提供者の電子装置301が位置するあらかじめ定められた場所に訪問してあらかじめ定められた動き(例えば、左右に振ることなど)があらかじめ定められた時間範囲内で(例えば、あらかじめ定められたキーが押された時間とサービス利用者の電子装置302を振った時間の差が0.5秒以内であるなど)あったと感知する場合、サーバはサービス提供者の電子装置301からあらかじめ定められたキーが押されたという信号の伝送を受け、サービス利用者の電子装置302からあらかじめ定められた場所であらかじめ定められた動きがあったという信号の伝送を受け、サーバはサービス利用者の電子装置302に訪問データを伝送し、サーバに訪問データを格納し得る。
【0069】
サービス利用者の電子装置302に伝送された訪問データはサービス利用者の電子装置302のスクリーンに図12に示すポイントカードの形で表示される。
【0070】
図4は、本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置の概略図である。
【0071】
図4を参照すると、サーバに接続されてサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送するためのデータ伝送装置400が示されている。前記データ伝送装置400は取手部404と、前記取手部404に連結されてボタンが押されたとき、前記サーバにサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送するというデータを伝送するためのボタン部403と、前記ボタン部403に連結されてサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力できるタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)を含み、前記ボタンが押され、前記タッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、前記訪問データがサービス利用者の電子装置に伝送され得る。また、データ伝送装置400は訪問データを伝送するためのコンピュータプログラムがインストールされている多様なコンピュータに接続するためのコンピュータ接続部405を含み得る。
【0072】
取手部404は例えば、導電性材質からなり、手で握ったとき、手からの電気的な信号がボタン部403及びタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)を介してサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに入力され得る。
【0073】
または取手部404が導電性材質からならない場合もタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)がサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンをタッチしたとき、データ伝送装置400が接続されているコンピュータまたはデータ伝送装置自体から電気的な信号の入力を受けることによってサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに電気的な信号を入力し得る。
【0074】
一例としてタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)はボタンの形になっており、タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)がサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンをタッチしたとき、タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)のボタンが押されたという電気的な信号がデータ伝送装置400またはデータ伝送装置400が接続されているコンピュータに入力されることができ、このような入力によってコンピュータから電気的な信号がサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに入力されたり、またはデータ伝送装置400自体から電気的な信号がサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに入力されたりし得る。このような構成によれば、取手部404が導電性材質からならない場合もタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)のタッチによってデータ伝送装置の内部の電流またはデータ伝送装置が接続されているコンピュータからの電流を利用してサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに電気的な信号が伝達され得るため、データ伝送装置のユーザが手袋を着用しても使用できる。
【0075】
前記したボタンは物理的または電気的な意味のボタンをすべて含むものであって、タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)がサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンをタッチすることを物理的または電気的に感知できるすべての手段を意味する。
【0076】
ボタン部403は取手部404を手で握ってタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)をサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンに当ててタッチスクリーン側に圧力を加えたとき、ボタンが押される形で構成されている。ボタンが押されたとき、サーバはサービス利用者の電子装置とタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)が接触したことを感知し得る。すなわち、ボタンが押されたということはサービス利用者が電子装置を持ってデータ伝送装置400が設置されている場所にきて、データ伝送装置400と接触したということを意味する。サーバは、ボタンが押されると、サービス利用者の電子装置がデータ伝送装置400が設置されている場所に訪問したので、サービス利用者の電子装置に訪問データを伝送するというデータの伝送を受け得る。
【0077】
一例として、タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)は導電性材質からなる。本実施形態でタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)は3つからなっているが、これは例示であり、1つまたはそれ以上であり得る。
【0078】
タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)は非導電性材質であり、タッチスクリーンに損傷を与えない材質からなる保護部402により囲まれている。
【0079】
タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)によりサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンがタッチされることによってサービス利用者の電子装置がデータ伝送装置400が設置されている場所に訪問したということをサーバに伝送し、ボタンが押されてタッチスクリーンに電気的な信号が入力されると、サーバから訪問データがサービス利用者の電子装置に伝送され得る。
【0080】
また、例えば、前記無線通信装置のタッチスクリーンに電気的な信号が入力される時間内に前記ボタンが押される場合のみ前記訪問データが前記無線通信装置に伝送され得る。
【0081】
サービス利用者の電子装置に伝送された訪問データはサービス利用者の電子装置のスクリーンに図12に示すポイントカードの形で表示される。
【0082】
また、データ伝送装置400にボタン部403が押される場合を訪問データが伝送される一条件として説明したが、これは例示であり、データ伝送装置400が動きセンサ、ジャイロセンサ、加速度センサなどを含むことができ、前記センサからデータ伝送装置400の動きを感知することを一条件として訪問データが伝送されることもできる。
【0083】
また、サービス利用者の電子装置のタッチスクリーンがタッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)によりタッチされることを、サービス利用者の電子装置がデータ伝送装置400が設置されている場所に訪問したということをサーバに伝送するための一条件として説明したが、これは例示であり、タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)から電気的な信号が入力されるのではなく、タッチスクリーンタッチ部(401a、401b、401c)が物理的にサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンを押すことによって、サービス利用者の電子装置が動き、この動きをサービス利用者の電子装置に含まれているセンサが感知することによって、サービス利用者の電子装置がデータ伝送装置400が設置されている場所に訪問したということをサーバに伝送することもできる。
【0084】
一実施形態で、サービス利用者の電子装置は弾性力を有する材質からなる支持台に置かれ、データ伝送装置400が支持台に置かれているサービス利用者の電子装置をタッチスクリーンタッチ部(401a,401b,401c)で押すとき、データ伝送装置400及びサービス利用者の電子装置が支持台の弾性によって移動する動きを感知することによって、データ伝送装置400が設置されている場所にサービス利用者の電子装置が訪問したということをサーバに伝送し得る。
【0085】
また、データ伝送装置400及びサービス利用者の電子装置が同じ位置にあるということは、データ伝送装置400が接続されているPOS、メインコンピュータなどのコンピュータの位置及びサービス利用者の電子装置の位置センサ(例えば、GPSなど)が感知した位置に基づいて感知するか、データ伝送装置400自体が位置センサを含むことによってデータ伝送装置400の位置センサ及びサービス利用者の電子装置の位置センサが感知した位置に基づいて感知し得る。
【0086】
また、本発明の他の実施形態によれば、データ伝送装置400はボタンが押されたとき、前記サーバに前記無線通信装置に訪問データを伝送するというデータを伝送するためのボタン部と、前記ボタン部に接続されて前記無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするためのタッチスクリーンタッチ部を含むことができ、無線通信装置は位置センサ及び動きセンサに基づいて自身がデータ伝送装置400が位置した場所に位置していることをサーバに伝送し得る。例えば、無線通信装置は弾性力を有する支持台に置かれ、データ伝送装置400のタッチスクリーンタッチ部が無線通信装置のタッチスクリーンをタッチするとき、データ伝送装置400のボタン部403が押され、また、無線通信装置及び支持台が押されながら無線通信装置の動きが動きセンサによって感知され、この動きが感知されると、無線通信装置は、タッチスクリーンタッチ部によって無線通信装置のタッチスクリーンがタッチされたということをサーバに伝送し、サーバは訪問データを無線通信装置に伝送し得る。
【0087】
図5は、図4のデータ伝送装置を利用した訪問データ記録方法を示す図である。
【0088】
図5を参照すると、データ伝送装置502のタッチスクリーンタッチ部をサービス利用者の電子装置501にタッチさせることによって、サービス利用者の電子装置501に訪問データが図12に示すポイントカードの形で入力されるようにすることができる。
【0089】
このように例えば、スタンプのような形を有するデータ伝送装置502を利用してサービス利用者の電子装置501のタッチスクリーンに表示された紙のポイントカードの形のポイントカードにまるでスタンプを押すようなインターフェースでポイントを積立てることができる。したがって、ユーザに新たな体験を提供できるため、サービス利用者及び提供者にポイント積立ての楽しさを感じさせることができる。
【0090】
図6は本願発明の一実施形態により図4のデータ伝送装置を利用してサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送する概念を示す図である。
【0091】
図6を参照すると、サービス利用者の電子装置604はサービス提供者(601、602、603)のうちサービス提供者601を訪問し、サービス提供者601に設置されているデータ伝送装置601aのタッチスクリーンタッチ部によってサービス利用者の電子装置604のタッチスクリーンがタッチされ得る。
【0092】
サービス利用者の電子装置604がサービス提供者(601、602、603)のうちどのサービス提供者を訪問したのかはサービス利用者の電子装置604に備えられている位置センサ(例えば、GPSセンサなど)を介して把握することができ、例えば、サービス利用者の電子装置604の位置センサによって把握したサービス利用者の電子装置604の位置が、サービス提供者601と同じ位置にあると把握した場合、図5で説明した通り、同じ時間にサービス利用者の電子装置604のタッチスクリーンをデータ伝送装置601aがタッチしたという信号が発生し、データ伝送装置601aのボタン部が押されたという信号が発生することによって、訪問データがサーバを介してまたは直接サービス提供者からサービス利用者に伝送され得る。
【0093】
または、サービス利用者の電子装置604の位置を把握しなくても、データ伝送装置(601a、602a、603a)のうちどのデータ伝送装置のボタン部が、サービス利用者の電子装置604のタッチスクリーンがタッチされると同時に押されたのかを把握することによって、サービス利用者の電子装置604がどのデータ伝送装置を訪問したのかを把握することができる。したがって、前記訪問データを、サーバを介してまたは直接サービス提供者からサービス利用者に伝送することができる。
【0094】
図7は、本願発明の他の実施形態により図4のデータ伝送装置を利用してサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送する概念を示す図である。
【0095】
図7を参照すると、第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705が存在し、サービス提供者(701、702、703)が存在し、サービス提供者701は3つのデータ伝送装置(701a、701b、701c)を含み、サービス提供者702は3つのデータ伝送装置(702a、702b、702c)を含み、サービス提供者703は3つのデータ伝送装置(703a、703b、703c)を含む。
【0096】
各データ伝送装置は例えば、サービス提供者がコーヒーショップである場合、コーヒーショップの個別のキャッシャー、すなわち、個別のサービス提供者であることができ、例えば、サービス提供者が美容室である場合、美容室の個別の美容師、すなわち、個別のサービス提供者であり得る。
【0097】
第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705が同じサービス提供者702のデータ伝送装置702a及びデータ伝送装置702cを訪問する場合、第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705の各々に備えられた位置センサは正確な位置を把握することに限界があるため、第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705がサービス提供者702内のどのデータ伝送装置と同じ位置にあるのかを決定できない可能性がある。
【0098】
第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705がどのデータ伝送装置と同じ位置にあるのかを決定できない場合、第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705が各々データ伝送装置702a及びデータ伝送装置702cにより同じ時間にタッチスクリーンがタッチされ、データ伝送装置702a及びデータ伝送装置702cのボタン部が押される場合、第1サービス利用者の電子装置704がデータ伝送装置702a及びデータ伝送装置702cのうちどのデータ伝送装置を訪問したのかを把握できない場合もある。
【0099】
このような問題点を解決するため、あらかじめ定められた領域内に存在するデータ伝送装置のタッチスクリーンタッチ部の配置を異なるようにすることができる。
【0100】
例えば、図9に示すように、サービス提供者702内に設置された3つのデータ伝送装置(702a、702b、702c)のタッチスクリーンタッチ部の配置を異なるようにすることができる。図9を参照すると、各データ伝送装置(702a、702b、702c)は各々3つのタッチスクリーンタッチ部を含み、その配置された領域が異なる。
【0101】
このように、タッチスクリーンタッチ部の配置を異なるようにすることによってサービス利用者の電子装置にタッチスクリーンがタッチされる形状と各データ伝送装置のタッチスクリーンタッチ部の形状をマッチングし、サービス利用者の電子装置がどのデータ伝送装置を訪問したのかを把握することができる。
【0102】
前記マッチングはサービス利用者の電子装置にタッチスクリーンがタッチされることによって発生する電気的または物理的信号と各データ伝送装置の固有のタッチスクリーンタッチ部の配置と関連する識別子またはその配置からデータ伝送装置が接続されたPCなどに入力されるキー値の間の関連を把握するすべてのアルゴリズムによって行われる。
【0103】
前記マッチングの一方法として、各データ伝送装置は、固有のタッチスクリーンタッチ部の配置と関連する別個の識別子を有すことができ、サービス利用者の電子装置は、タッチスクリーンがタッチされるパタンがどの形状であるかを把握して関連する識別子を決定し、決定された識別子に基づいてサービス利用者の電子装置をタッチしたデータ伝送装置をマッチングすることができる。
【0104】
図8は、本願発明のまた他の実施形態により図3のデータ伝送装置を利用してサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送する概念を示す図である。
【0105】
図8を参照すると、第1サービス利用者の電子装置704及び第2サービス利用者の電子装置705が存在し、サービス提供者(701、702、703)が存在し、サービス提供者701は3つのデータ伝送装置(701a、701b、701c)を含み、サービス提供者702は3つのデータ伝送装置(702a、702b、702c)を含み、サービス提供者703は3つのデータ伝送装置(703a、703b、703c)を含む。
【0106】
図8は、図7とは異なり第1サービス利用者の電子装置704はサービス提供者701のデータ伝送装置701bを訪問し、第2サービス利用者の電子装置705はサービス提供者702のデータ伝送装置702cを訪問している。
【0107】
このような場合にも、サービス提供者701とサービス提供者702との間の距離が、位置センサが把握できない程近い距離にあると、各電子装置がどのサービス提供者内のデータ伝送装置を訪問したのかを把握できない場合がある。
【0108】
したがって、このような場合にはサービス提供者(701、702、703)内にあるデータ伝送装置(701a、701b、701c、702a、702b、702c、703a、703b、703c)のタッチスクリーンタッチ部の配置を異なるようにする必要がある。
【0109】
前述したように、図9は本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置のタッチスクリーンタッチ部の異なる配置の例示を示す。
【0110】
図10は、本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置を示す図である。
【0111】
図10を参照すると、本願発明の一実施形態によるデータ伝送装置はタッチスクリーンタッチ部(901a、901b、901c)及び基準磁石902を含む。
【0112】
データ伝送装置のタッチスクリーンタッチ部の周辺に基準磁石を配置することによってサービス利用者の電子装置に備えられた地磁気センサが既存のセンシングされた地磁気値の変化によりデータ伝送装置ではない物体(例えば、手など)を介したタッチスクリーンのタッチと、本願発明のデータ伝送装置のタッチスクリーンタッチ部を介したタッチスクリーンのタッチを区分することができる。
【0113】
また、地磁気センサを介して基準磁石の位置を把握すると、データ伝送装置がサービス利用者の電子装置のタッチスクリーンをタッチする方向を把握することができる。
【0114】
図11は、本願発明の一実施形態による訪問データ記録方法のフローチャートを示す図である。
【0115】
図11を参照すると、無線通信装置の訪問データを記録するための方法は、あらかじめ定められた場所に配置されているサービス提供者の電子装置からサービス利用者の電子装置が前記あらかじめ定められた場所を訪問したというデータがサーバに伝送され得る(1001)。その次に、サービス利用者の電子装置からサービス利用者の電子装置がサービス提供者の電子装置が配置されている場所を訪問したというデータがサーバに伝送され得る(1002)。その次にサービス利用者の電子装置が前記あらかじめ定められた場所を訪問したということを表示する訪問データがサービス利用者の電子装置に伝送され得る(1003)。最後に、サービス利用者の電子装置に前記訪問データがあらかじめ定められた模様で表示され得る(1004)。
【0116】
例えば、アプリケーション上でサービス提供者のアカウント及びサービス利用者のアカウントを生成することができる。例えば、サービス提供者はサービスを提供する店舗の概念を含むものであって、サービス提供者のアカウントを生成するとき、サービスを提供する店舗の商号、サービスの種類、分類、提供場所、代表者、個別のサービス提供者の情報などを入力することができる。例えば、サービス提供者のアカウントは飲食店、コーヒーショップ、美容室、ネイルショプなどのような店舗単位で設定するかまたは飲食店のテーブル担当者、コーヒーショップのバリスタ、美容室のヘアーデザイナー、ネイルショプのネール管理者などのような個別のサービス提供者単位で設定することができる。
【0117】
サービス利用者のアカウントは多様な方法で生成することができる。サービス利用者はホームページ、スマートフォン(例えば、タブレットPCなどを含む)のアプリケーションなどに自身の個人情報、例えば、名前、住民登録番号、メールアドレスなどを入力することによってサービス利用者のアカウントを生成することができる。または、スマートフォンなどにアプリケーションをインストールするか、店舗を訪問するなどの多様な方法によりサービス利用者のスマートフォンの固有番号または固有ID(例えば、アップル社のiPhone(登録商標)のUDIDなど)などを利用してサービス利用者の個人情報なしでもサービス利用者のアカウントを生成することができる。例えば、このようなサービス利用者のアカウントはスマートフォンなどに格納することによってサービスを提供する店舗が認証することができる。
【0118】
サービス利用者がサービス提供者を訪問したという訪問データは、サービスを提供する店舗単位で積立てられたり、または個別のサービス提供者単位で積立てられたりし得る。すなわち、サービスを提供する店舗、例えば、カフェに対する訪問データが積立てられたり、またはサービス提供者、例えば、特定のバリスタに対する訪問データが積立てられたりし得る。例えば、サービス提供者、例えば、特定のバリスタに対する訪問データを積立てるためには、前記特定のバリスタのアカウントでログインしたスマートフォンがサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送することもでき、特定のバリスタと連動されたデータ伝送装置がサービス利用者の電子装置に訪問データを伝送することもできる。
【0119】
訪問データがサーバに累積され得る。このようなデータはポイントカードの形でサービス利用者の電子装置に表示されるだけではなく、例えば、サービス利用者の訪問回数、訪問店舗の位置、注文内容、注文金額などの内容(これに制限されない)がサーバに累積されることもできる。また、このようなデータはサービスを提供する店舗のサービスを利用するデータであることができ、サービス提供者のサービスを利用するデータでもあり得る。例えば、美容室でヘアーカットはサービス提供者(A)から受けて、パーマはサービス提供者(B)から受けた場合、そのサービス内容はサービスを提供する店舗単位でヘアーカット及びパーマというデータとして格納されることができ、ヘアーカットデータはサービス提供者(A)に、パーマデータはサービス提供者(B)に格納され得る。このようなデータはサービス提供者またはサービス利用者がいつでもサーバから呼び出して確認できる。
【0120】
次に、前記累積されたデータに応じて前記サービス利用者に補償が行われ得る。
【0121】
例えば、サービス利用者の訪問回数が累積されることによって10回を訪問したというデータが表示される場合、サービス利用者に1回無料使用クーポンを発行することができる。このような補償内容は例えば、ポイントの積立て、積立金の返還、商品提供などを含み得るが、これに制限されない。また、このような補償の内容はサービス提供者またはサービス利用者がいつでもサーバから呼び出して確認することができる。
【0122】
また、例えば、サービス利用者に対する補償はサービスを提供する店舗または個別のサービス提供者によって提供され得る。すなわち、サービスを提供する店舗、例えば、美容室に10回訪問したことを基準に1回カット無料サービスを提供することもできるが、サービス提供者、例えば、特定のヘアーデザイナーに10回訪問したことを基準に1回カット無料サービスを提供することもできる。このように、個別のサービス提供者単位で累積したデータに基づいて補償を受けることができるため、サービス提供者が店舗を移す場合もサービス提供者についてサービス利用者が店舗を移して引続きポイントを積立てることが可能になる。
【0123】
次に、サービス利用者によってサーバにサービスを提供する店舗または個別のサービス提供者に対する評価が入力され得る。
【0124】
このような評価内容は他のサービス利用者に対してフェースブック(登録商標)などのようなSNSを介してまたは自体のアプリケーション内で共有することができる。または個別のサービス提供者に対する評価はサービスを提供する店舗の代表者のみ閲覧できるように設定することもできる。サービスを提供する店舗の代表者は個別のサービス提供者に対する評価を利用してサービス提供者に対する賞罰を与えることができる。
【0125】
またオフラインミーティングなどに実際参加した人々から質問を受ける場合、前記のような訪問データが伝送された電子装置に限り質問を受けるようにしたり、投票したりできる権限を与えるようにすることができる。
【0126】
本願発明の一実施形態によれば、無線通信装置の訪問データを記録するためのシステムが提供される。前記システムは位置及び動きを感知できる少なくとも一つのセンサを含む無線通信装置と、サーバにデータを伝送するための少なくとも一つのキーを含む電子装置と、前記無線通信装置に、前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に訪問したという訪問データを伝送するための前記サーバを含み、前記サーバは、前記無線通信装置に備えられた少なくとも一つのセンサによって、前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に存在すると感知され、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押され、前記無線通信装置に備えられた少なくとも一つのセンサによって前記無線通信装置のあらかじめ定められた動きが実行されたことが感知される場合、前記無線通信装置に、前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に訪問したという訪問データを伝送し得る。
【0127】
例えば、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーはスペースバーであることができ、前記無線通信装置のあらかじめ定められた動きは前記無線通信装置を左右に一度振ることであり得る。
【0128】
また、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押されることと、前記無線通信装置のあらかじめ定められた動きが実行されたことが感知されることとの時間差があらかじめ定められた条件内であるときのみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0129】
例えば、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押されることと、前記無線通信装置のあらかじめ定められた動きが実行されたことが感知されることとの時間差が5秒以内である場合のみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0130】
例えば、前記無線通信装置に備えられた少なくとも一つのセンサによって前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に存在すると感知されることは、前記電子装置が設置されていると登録された位置から前記無線通信装置の位置センサが感知した位置があらかじめ定められた条件内であるときのみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0131】
例えば、前記電子装置が設置されていると登録された位置から前記無線通信装置の位置センサが感知した位置が5m以内であるときのみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0132】
前記電子装置が設置されていると登録された位置は、前記電子装置に備えられた位置センサが感知することができ、前記電子装置が設置されていると登録された加盟店、サービス提供者などの位置から把握することができる。
【0133】
本願発明のまた他の実施形態によれば、無線通信装置の訪問データを記録するためのシステムが提供される。前記システムは、サーバにデータを伝送するための少なくとも一つのキーを含む無線通信装置と、前記サーバにデータを伝送するための少なくとも一つのキーを含む電子装置と、前記無線通信装置に、前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に訪問したという訪問データを伝送するための前記サーバを含み、前記サーバは、前記無線通信装置に備えられた位置センサによって前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に存在し、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押され、前記無線通信装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押される場合、前記無線通信装置に、前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に訪問したという訪問データを伝送し得る。
【0134】
例えば、前記無線通信装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーは前記無線通信装置に設置されたアプリケーションを実行した状態でディスプレイ、例えば、タッチスクリーンに表示されるボタンであることができ、電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーはスペースバーであり得る。
【0135】
また、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押されることと、前記無線通信装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押されることの時間差があらかじめ定められた条件内であるときのみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0136】
例えば、前記電子装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押されることと、前記無線通信装置の少なくとも一つのキーのうちあらかじめ定められたキーが押されることとの時間差が5秒以内である場合のみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0137】
例えば、前記無線通信装置に備えられた少なくとも一つのセンサによって前記無線通信装置が前記電子装置が設置された位置に存在すると感知されることは、前記電子装置が設置されていると登録された位置から前記無線通信装置の位置センサが感知した位置があらかじめ定められた条件内であるときのみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0138】
例えば、前記電子装置が設置されていると登録された位置から前記無線通信装置の位置センサが感知した位置が5m以内であるときのみ訪問データを伝送するように設定することができる。
【0139】
前記電子装置が設置されていると登録された位置は前記電子装置に含まれている位置センサから感知することもでき、前記電子装置が設置されていると登録された加盟店、サービス提供者などの位置から把握することもできる。
【0140】
一つ以上の例示的な実施形態では、ここで提示した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組合せにより具現される。ソフトウェアで具現される場合、前記機能はコンピュータで判読可能な媒体上に一つ以上の命令またはコードとして格納されたり、またはこれらにより伝送されたりし得る。コンピュータで判読可能な媒体はコンピュータ記憶媒体及びある場所から他の場所にコンピュータプログラムの移転を容易にするための任意の媒体を含む通信媒体を含む。格納媒体は、汎用コンピュータまたは特別なコンピュータによってアクセスされる任意の使用可能な媒体であり得る。例えば、このようなコンピュータで判読可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶媒体、磁気ディスク記憶媒体または他の磁気記憶装置、または命令またはデータ構造の形態で要求されるプログラムコード手段を格納するのに使用されることができ、汎用コンピュータ、特別なコンピュータ、汎用プロセッサ、または特別なプロセッサによってアクセスされる任意の使用可能な他の媒体を含むが、これらに制限されない。また、任意の接続手段がコンピュータで判読可能な媒体と見なされ得る。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから同軸ケーブル、光フィーバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線ラジオ、およびマイクロウエーブのような無線技術により伝送される場合、このような同軸ケーブル、光フィーバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線ラジオ、およびマイクロウエーブのような無線技術がこのような媒体の定義内に含まれ得る。ここで使用されるディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD、compact disc)、レーザーディスク(laser disc)(登録商標)、光ディスク(optical disc)、DVD(登録商標)、フロッピーディスク(floppy disk)(登録商標)、およびブルーレイディスク(Blu−ray Disc)(登録商標)を含み、ここでディスク(disk)はデータを磁気的に再生するが、ディスク(disc)はレーザにより光学的にデータを再生する。前記組合せもコンピュータで判読可能な媒体の範囲内に含まれ得る。
【0141】
また、サーバ、端末機など間でのデータ通信はすべての近距離及び長距離の通信手段により行われ得る。
【0142】
以上実施形態に関する説明は任意の本発明の技術分野で通常の知識を有する者が本発明を利用したりまたは実施したりできるように提供される。このような実施形態は多様に変更されることは、発明の技術分野で通常の知識を有する者にとって自明であり、ここに定義された一般的な原理は本発明から外れない範囲内で他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明はここで提示した実施形態で限定されず、ここで提示した原理及び新たな特徴と一貫する最も広い範囲で解釈されなければならない。
図1
図2
図3
図4
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図7
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図10
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図12