(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6033957
(24)【登録日】2016年11月4日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】ユーザが選択可能なIEEE1588クロッククラスおよび品質レベルマッピング
(51)【国際特許分類】
H04L 12/28 20060101AFI20161121BHJP
H04L 12/70 20130101ALI20161121BHJP
【FI】
H04L12/28 200Z
H04L12/70 Z
【請求項の数】10
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-518743(P2015-518743)
(86)(22)【出願日】2013年6月26日
(65)【公表番号】特表2015-521816(P2015-521816A)
(43)【公表日】2015年7月30日
(86)【国際出願番号】CA2013050497
(87)【国際公開番号】WO2014000106
(87)【国際公開日】20140103
【審査請求日】2015年2月10日
(31)【優先権主張番号】13/537,300
(32)【優先日】2012年6月29日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】391030332
【氏名又は名称】アルカテル−ルーセント
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】レイトン,イアン
(72)【発明者】
【氏名】シモーネ,マシュー
【審査官】
安藤 一道
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2009/0207863(US,A1)
【文献】
特開2011−139198(JP,A)
【文献】
ITU-T G.8265.1/Y.1365.1 (10/2010), Precision time protocol telecom profile for frequency synchronization,2011年
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 12/28
H04L 12/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のネットワーク要素により行われる方法であって、
IEEE1588クロッククラスをITU−T G.781品質レベルへとマッピングするための第1のユーザ入力を受け取るステップと、
クロッククラスを品質レベルにマッピングする第1のテーブルを作成するステップと、
第1のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップと、
ITU−T G.781品質レベルをIEEE1588クロッククラスへとマッピングするための第2のユーザ入力を受け取るステップと、
品質レベルをクロッククラスにマッピングする第2のテーブルを作成するステップであって、各品質レベルが単一のクロッククラスへとマッピングされる、ステップと、
第2のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップと、
IEEE1588クロッククラスをITU−T G.781品質レベルへとマッピングするための第3のユーザ入力を受け取るステップと、
クロッククラスを品質レベルにマッピングする第3のテーブルを作成するステップと、
第2のネットワーク要素に対して第1のテーブルを第3のテーブルにカスタマイズするために第3のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップと
を含む、方法。
【請求項2】
第1のテーブルおよび第2のテーブルが、品質レベルおよびクロッククラスを対称にマッピングする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第1のユーザ入力および第2のユーザ入力が業界標準の仕様に基づいている、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
ITU−T G.781品質レベルをIEEE1588クロッククラスへとマッピングするための第4のユーザ入力を受け取るステップと、
品質レベルをクロッククラスにマッピングする第4のテーブルを作成するステップと、
第2のネットワーク要素に対して第2のテーブルを第4のテーブルにカスタマイズするために第4のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第2のネットワーク要素に対して第1のテーブルを第3のテーブルにカスタマイズするために第3のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップが、第2のネットワーク要素の特性に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
複数のクロッククラスが、同じ品質レベルへとマッピングすることができる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
複数の品質レベルが、同じクロッククラスへとマッピングすることができる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
第1のネットワーク要素が、ネットワークマネジャである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
第1のテーブルを品質レベルネットワーク要素に提供するステップが、品質レベルネットワーク要素のデフォルトのマッピングテーブルに上書きする、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
ネットワーク要素に提供される第1のマッピングテーブルおよび第2のマッピングテーブルが、第2のネットワーク要素に隣接する特定の第3のネットワーク要素との使用のためのものである、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される様々な例示的実施形態は、一般に、ユーザが選択可能なIEEE1588クロッククラスおよび品質レベルのマッピングに関する。
【背景技術】
【0002】
最近のデジタル通信ネットワークは、相互に運用可能である必要がある。様々な機器およびネットワークは、ネットワークにおけるタイミングを提供するために様々なタイプのタイミングプロトコルを使用することができる。様々なタイミングプロトコルが、ネットワーク内で、またはネットワーク間で使用される場合、プロトコル間でタイミングの品質レベルをマッピングする必要がありうる。広く使用されている2つのタイミングプロトコルは、IT
U−T G.781およびIEEE1588である。
【0003】
IT
U−T G.781仕様は、デジタル送信機器の同期機能性を記述するために、基本的な同期配布構成要素のライブラリと、構成要素が結合されるルールの組とを指定する。IT
U−T G.781は、クロックの品質レベルを指定する。IEEE1588プロトコルは、コンピュータネットワークの全体にわたりクロックを同期化するために使用されるプロトコルである。それは、ローカルエリアネットワーク上で、測定および制御システムに適する高レベルのクロック精度を達成している。IEEE1588仕様は、3個組のクロック品質を定義し、そのフィールドの1つがクロッククラスである。このクロッククラスは、[0・・255]の範囲の値を有し、値は、主リファレンスに対する様々なクロック追跡可能性に割り当てられうる。IEEE1588規格は、クロッククラス値の多くのものを「予約済み」または「プロファイル特有のもの」として残している。
【0004】
ITU−T G.8265.1仕様は、IT
U−T G.781品質レベルにマッピングするために、予約済みのクロッククラス値のいくつかを再定義する。他の仕様では、時間および/または周波数の回復にIEEE1588プロトコルを使用する業界または製品の特有の必要性に適合するように、クロッククラス値をさらに定義する、または再定義することができる。IEEE1588クロックベンダは、クロックを、特定のクロッククラス定義で動作するように設計する必要があることになり、他の定義を使用するクロックと互換性がない可能性がある。さらに、IEEE1588のクロッククラス値をIT
U−T G.781の品質レベルに関係付ける場合、異なる仕様では異なるマッピングを使用する可能性があり、マッピングが、規格間で矛盾するおそれがある。最終的に、クロッククラスに対する品質レベルのマッピングには、方向ごとに異なる意味が存在しうる、すなわち、受信した品質レベルに基づいてどのクロッククラスが送信されるかと、受信したクロッククラスに基づいてどの品質レベルが送信されるかである。これらのマッピングは複雑になる可能性があり、またIEEE1588のプロファイルと規格との間で変化する可能性がある。ベンダがIEEE1588クロックを複数のプロファイルに適合するように設計することが複雑になる可能性があり、またユーザがその配備に基づいて適正なプロファイルを選択することが複雑になる可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
様々な例示的実施形態の簡単な要約を以下で示す。いくつかの簡単化および省略を以下の要約で行う可能性があるが、それは、本発明の範囲を限定するものではなく、様々な例示的実施形態のいくつかの態様を強調し、かつ提示することが意図されている。当業者が本発明の概念を作成し、使用できるようにするのに適した好ましい例示的な実施形態の詳細な記述は、後のセクションで行うものとする。
【0006】
様々な例示的実施形態は、第1のネットワーク要素により行われる方法に関し、方法は:IEEE1588クロッククラスをIT
U−T G.781品質レベルへとマッピングするための第1のユーザ入力を受け取るステップと、クロッククラスを品質レベルにマッピングする第1のテーブルを作成するステップと、第1のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップと、IT
U−T G.781品質レベルをIEEE1588クロッククラスへとマッピングするための第2のユーザ入力を受け取るステップと、品質レベルをクロッククラスにマッピングする第2のテーブルを作成するステップと、第2のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するステップとを含む。
【0007】
様々な例示的実施形態は、第1のネットワーク要素により実行するための命令で符号化された非一時的な機械可読の記憶媒体に関し、媒体は:IEEE1588クロッククラスをIT
U−T G.781品質レベルへとマッピングするための第1のユーザ入力を受け取るための命令と、クロッククラスを品質レベルにマッピングする第1のテーブルを作成するための命令と、第1のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するための命令と、IT
U−T G.781品質レベルをIEEE1588クロッククラスへとマッピングするための第2のユーザ入力を受け取るための命令と、品質レベルをクロッククラスにマッピングする第2のテーブルを作成するための命令と、第2のテーブルを第2のネットワーク要素に提供するための命令とを含む。
【0008】
様々な例示的実施形態をよりよく理解するために、添付の図面に対して参照が行われる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】クロッククラスに対する品質レベルのマッピングテーブルを示す図である。
【
図2】品質レベルに対するクロッククラスのマッピングテーブルを示す図である。
【
図3】ネットワークと、マッピングテーブルを作成し、かつ使用するネットワークマネジャとを示す図である。
【
図4】マッピングテーブルを作成し、かつ配布する方法を示す流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
分かりやすくするために、実質的に同じまたは同様の構造、および/または実質的に同じまたは同様の機能を有する要素を指定するために同一の参照数字が使用されている。
【0011】
本記述および図面は、単に、本発明の原理を示しているに過ぎない。したがって、本明細書では明示的に述べられ、または示されていないが、当業者であれば、本発明の原理を実施し、その範囲に含まれる様々な構成を考案できることが理解されよう。さらに、本明細書に記載するすべての例は、主として、本発明の原理と、本発明者らによって本技術を発展させることに寄与される概念とを読者が理解するのを支援する教育目的のために過ぎないことが明確に意図されており、具体的に記載したこのような例および条件に限定されないものとして解釈されるべきである。さらに、用語「または/もしくは/あるいは(or)」は、本明細書で使用される場合、他の形で示されない限り(例えば、「他に(or else)」、または「あるいは代替的に(or in the alternative)」、非排他的な「or」(すなわち、および/または)を示す。また、本明細書で述べられる様々な実施形態は、必ずしも相互に排他的なものではなく、いくつかの実施形態は、1つまたは複数の他の実施形態と組み合わされて、新しい実施形態を形成することができる。
【0012】
クロッククラスと品質レベルの間のマッピングに関する上記の問題を識別するために、ユーザには、例えば、ネットワーク管理デバイスにおいて集中化されうるマネジャを介して、ユーザ自身の、クロッククラスに対する品質レベルおよび品質レベルに対するクロッククラス定義を設計するための簡単な方法が与えられるべきであることが望ましい。このような解決策は、ユーザが、ネットワークマネジャを介して、IEEE1588クロッククラスの品質レベルへの変換、ならびに品質レベルのクロッククラスへの変換の完全な制御を有することを可能にする。さらにネットワークマネジャは、管理されている任意のネットワーク要素に対して、カスタマイズされたマッピングを配布することができる。カスタマイズされたマッピングの配布は、ユーザによるカスタマイゼーションの開始点として、カスタムまたはデフォルトのマッピングに上書きすることができる。最後に、ネットワークマネジャは、ユーザがマッピングをいくつかのデフォルト値に設定できるようにする。
【0013】
例えば、IEEE1588プロトコルは、IEEE1588プロトコルのクロックが常駐するネットワーク要素に対するシステム同期のソースでありうる。IEEE1588プロトコルのクロックは、デフォルトの品質レベル−クロッククラスのマッピングを含むことのできるデフォルトのプロファイル設定を有することができる。ユーザは、集中化されたネットワークマネジャを介して、品質レベル−クロッククラスのマッピングを無効化する、またはカスタマイズすることができる。代替的に、ユーザはまた、各ネットワーク要素上のコマンドラインインターフェースを使用することもできる。
【0014】
この例では、ネットワーク要素は、ネットワークマネジャからダウンロードされる、マッピングの2つの別々のテーブルを維持することができる。第1のテーブルは、同期をダウンストリームに転送するために、ネットワーク要素に対するアクティブな同期リファレンスの品質レベルを、IEEE1588クロッククラスに変換することができ、一方、第2のテーブルは、クロックの選択されたマスタから受け取ったIEEE1588クロッククラスを、IT
U−T G.781で定義される品質レベルへと変換することができる。これらのテーブルの例は、以下で論じられる。
【0015】
IEEE1588クロックにより送信されるクラスは、IEEE1588クロックのための周波数ソースに依存することができ、また特定のネットワーク要素上の中心クロックに結合されうる。ユーザは、周波数ソースの知られている品質レベルに基づいてテーブルを変更し、任意のIEEE1588クロッククラス[0・・255]を送信することができる。同様に、ネットワーク要素の中心クロックに送られる品質レベルは、IEEE1588の埋め込まれたクロックがマスタを選択した後、マスタ要素から受け取られるIEEE1588のANNOUNCEメッセージで受け取るクロッククラスに基づくことができる。個々の品質レベルのそれぞれは、ユーザにより変更することができ、任意のクロッククラスを任意の品質レベルにマッピングすることが可能になる。
【0016】
図1は、クロッククラスに対する品質レベルのマッピングテーブルを示す。第1の列はインデックスである。第2の列は、各品質レベルに対するニーモニック識別子として20個の異なるIT
U−T G.781品質レベルを示している。第3の列は、例示的なマッピングされたIEEE1588クロッククラスを示す。この例では、各品質レベルが、単一のIEEE1588クロッククラスへとマッピングされていることに留意されたい。しかし、様々な品質レベルが同じクラスにマッピングされる。例えば、QL_UNKとQL_STUは共に、IEEE1588クロッククラス82にマッピングされる。
【0017】
図2は、品質レベルに対するクロッククラスのマッピングテーブルを示す。第1の列は、8個のクロッククラス値の範囲を示している。続く8つの列は、次いで、8個のクロッククラス値の範囲の中の特定のクロッククラスに関連付けられた品質レベルを示している。
図1および
図2のテーブルに関するマッピングは、対称的に、すなわち、第1のテーブルでは、AがBにマッピングされ、また第2のテーブルでは、BがAにマッピングされるようになっていない可能性がある。
【0018】
図3は、ネットワークと、マッピングテーブルを作成し、かつ使用するネットワークマネジャとを示す。ネットワーク300は、ネットワークマネジャ310、ユーザワークステーション315、ならびに複数のネットワーク要素320a、320b、320c、および320dを含むことができる。ユーザワークステーション315は、マッピングテーブルを作成するためにユーザにより動作されうる。ユーザはまた、いくつかのマッピングテーブルが使用されうる状況および/または条件を指定することもできる。マッピングテーブルを作成するための実際の動作は、ユーザワークステーション315、またはネットワークマネジャ310のいずれかで実行されうる。ネットワークマネジャ310は、次いで、マッピングテーブルを様々なネットワーク要素320a−dに提供することができる。ネットワーク要素320a−dは、デフォルトのマッピングテーブルを有することができる。デフォルトのテーブルは、製造者により指定されうるが、あるいはユーザにより実装されうる。さらに、各ネットワーク要素320a−dは、それぞれが隣接するネットワーク要素との対話で使用するための特に指定されたマッピングテーブルを有することができる。
【0019】
図4は、マッピングテーブルを作成し、かつ配布する方法を示す流れ図を示す。方法400は、ネットワークマネジャにより実施されうる。さらに、ネットワークマネジャは、ユーザワークステーションに接続することができ、ユーザワークステーションは、マッピングテーブルに関する入力をユーザから受け取る。方法は、ステップ405で開始することができ、次いで、クロッククラスを品質レベルへとマッピングするための第1のユーザ入力を受け取ることができる(410)。方法400は、次いで、クロッククラスを品質レベルへとマッピングする第1のテーブルを作成することができる(415)。方法400は、第1のテーブルを他のネットワーク要素に提供することができる(420)。次に、方法400は、品質レベルをクロッククラスへとマッピングするための第2のユーザ入力を受け取ることができる(425)。次いで、方法400は、品質レベルをクロッククラスへとマッピングする第2のテーブルを作成することができ(430)、また方法400は、第2のテーブルを他のネットワーク要素に提供することができる(435)。いくつかの状況においては、方法400は、ここで終了することができるが、方法400はまた継続されて、品質レベルをクロッククラスへとマッピングするための第3のユーザ入力を受け取ることもできる(440)。方法400は、次いで、品質レベルをクロッククラスへとマッピングする第3のテーブルを作成することができる(445)。方法は、次いで、他のネットワークノードに対して第1のテーブルを提供すべきか、それとも第3のテーブルを提供すべきかを判定することができる(450)。最後に、方法400は、判定されたテーブルを他のネットワークノードに提供することができる(455)。方法は、次いで460で終了する。
【0020】
代替的には、ステップ440は、クロッククラスを品質レベルへとマッピングするための第3の入力を受け取ることができる。したがって、ステップ450は、次いで、他のネットワークノードに第2のテーブルを提供すべきか、それとも第3のテーブルを提供すべきかを判定することができる。これらの代替ステップはまた、方法400のステップに加えて実施することもできる。
【0021】
本発明の様々な例示的実施形態が、ハードウェアおよび/またはファームウェアで実施されうることは、前の記述から明らかなはずである。さらに様々な例示的実施形態は、本明細書で詳細に述べたオペレーションを実施するために少なくとも1つのプロセッサにより読み取られ、かつ実行されうる機械可読の記憶媒体に記憶された命令として実施することができる。機械可読の記憶媒体は、パーソナルコンピュータもしくはラップトップコンピュータ、サーバ、または他のコンピューティングデバイスなどの機械により読取り可能な形態で情報を記憶する任意の機構を含むことができる。したがって、有形であり、かつ非一時的な機械可読の記憶媒体は、読出し専用メモリ(ROM:read−only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:random−access memory)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、および同様の記憶媒体を含むことができる。
【0022】
本明細書のいずれのブロック図も、本発明の原理を実施する例示的な回路の概念的な図を表していることを当業者であれば理解されたい。同様に、任意のフローチャート、流れ図、状態遷移図、疑似コード、および同様のものは、様々なプロセスを表しており、それらは、実質的に機械可読媒体で表現することができ、かつこのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているかどうかにかかわらず、コンピュータまたはプロセッサによりそのように実行されうることが理解されよう。
【0023】
様々な例示的実施形態が、そのいくつかの例示的な態様を個々に参照して詳細に述べられてきたが、本発明は、他の実施形態も可能であり、またその細部は、様々な自明な点において変更可能であることを理解されたい。当業者であれば容易に明らかなように、本発明の趣旨および範囲に含まれる限り、変形および変更を行うことができる。したがって、前述の開示、記述、および図は、例示的なものに過ぎず、決して本発明を限定するものではなく、本発明は特許請求の範囲によってのみ定義される。