(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6034225
(24)【登録日】2016年11月4日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】窓シャッターのシャッターケースの防火構造
(51)【国際特許分類】
E06B 9/17 20060101AFI20161121BHJP
【FI】
E06B9/17 M
E06B9/17 W
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-56188(P2013-56188)
(22)【出願日】2013年3月19日
(65)【公開番号】特開2014-181478(P2014-181478A)
(43)【公開日】2014年9月29日
【審査請求日】2015年12月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】307038540
【氏名又は名称】三和シヤッター工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103137
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 滋
(72)【発明者】
【氏名】柴崎 正浩
(72)【発明者】
【氏名】松山 尚海
(72)【発明者】
【氏名】塩澤 秀太
【審査官】
仲野 一秀
(56)【参考文献】
【文献】
特開2010−84394(JP,A)
【文献】
実開昭48−100550(JP,U)
【文献】
特開2001−329771(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 9/00−9/92
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓シャッターのシャッターケースは、建物外壁に対して持ち出し状に設けられた左右のブラケットと、前記左右のブラケット間を連結する複数本のケースアングル材と、前記左右のブラケット及び前記ケースアングル材に対して取り付けたケース板と、からなり、
前記複数本のケースアングル材の中の上側・外壁側ケースアングル材の長さ方向の少なくとも中央部位を含む部位に亘って、当該上側・外壁側ケースアングル材に当接させて長尺状の補強板材が設けられ、
前記ケース板の中の上面ケース板の外壁側部位は、上側・外壁側ケースアングル材及び前記補強板材に対して固定されている、
窓シャッターのシャッターケースの防火構造。
【請求項2】
前記上側・外壁側ケースアングル材は、水平片と、水平片から垂下する垂直片と、を備え、
前記補強板材は、水平片と、水平片から垂下する垂直片と、を備え、
前記補強板材の水平片及び垂直片を、それぞれ、前記上側・外壁側ケースアングル材の水平片の上面及び垂直片の外壁側面に当接させ、
前記上面ケース板の外壁側部位を、前記補強板材の水平片の上面に当接させ、前記上面ケース板の外壁側部位、前記補強板材の水平片、前記上側・外壁側ケースアングルの水平片を固定してなる、
請求項1に記載の窓シャッターのシャッターケースの防火構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、窓シャッターのシャッターケースの防火構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
窓シャッター装置は、窓装置の室外側の空間を開閉するように建物の外壁Wに取り付けられており、シャッターにより窓開口部が閉鎖された状態では、左右の金属製のガイドレール内に金属製のシャッターカーテンの幅方向両端部が受け入れられると共に、シャッターカーテン下端の金属製の座板が金属製の下枠に対して、室内外方向に直線的な貫通隙間を形成しないような態様で接触ないし近接した状態であり、本来的に所定の防火性能が備わっている。
【0003】
しかしながら、より長い避難時間を確保し、また、延焼をなるべく食い止めるためには、耐火性能がより長い時間維持されることが望ましい。本発明者等は、窓シャッターによって閉鎖された窓開口部において、火災時にシャッターケースを介して火炎等が内部に吹き込むことを抑制することで、窓シャッターの防火性能を向上させることを考えた。
【0004】
特に、シャッターケースの上面ケース板を建物躯体(外壁)ではなく、上側・外壁側ケースアングル材に連結するような構造(特許文献1)において、当該上側・外壁側ケースアングル材及び上面ケース板が火災時の熱で変形すると、上面ケース板と建物躯体との間に火炎の吹き込みを許容するような隙間が生じるおそれがある。本発明者等が試験を行ったところ、シャッターケースが熱せられると、上側・外壁側ケースアングル材及び上面ケース板の中央部位が上側に膨らむように変形して、変形した上面ケース板10´と外壁Wとの間に防火上不利な隙間が形成されるおそれがあることがわかった(
図10参照)。
【特許文献1】特開2000−110460
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、窓シャッターのシャッターケースの防火性能を向上させることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が採用した技術手段は、
窓シャッターのシャッターケースは、建物外壁に対して持ち出し状に設けられた左右のブラケットと、前記左右のブラケット間を連結する複数本のケースアングル材と、前記左右のブラケット及び前記ケースアングル材に対して取り付けたケース板と、からなり、
前記複数本のケースアングル材の中の上側・外壁側ケースアングル材の長さ方向の少なくとも中央部位を含む部位に亘って、当該上側・外壁側ケースアングル材に当接させて長尺状の補強板材が設けられ、
前記ケース板の中の上面ケース板の外壁側部位は、上側・外壁側ケースアングル材及び前記補強板材に対して固定されている、
窓シャッターのシャッターケースの防火構造、である。
【0007】
1つの態様では、前記上側・外壁側ケースアングル材は、水平片と、水平片から垂下する垂直片と、を備え、
前記補強板材は、水平片と、水平片から垂下する垂直片と、を備え、
前記補強板材の水平片及び垂直片を、それぞれ、前記上側・外壁側ケースアングル材の水平片の上面及び垂直片の外壁側面に当接させ、
前記上面ケース板の外壁側部位を、前記補強板材の水平片の上面に当接させ、前記上面ケース板の外壁側部位、前記補強板材の水平片、前記上側・外壁側ケースアングルの水平片を固定してなる。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、上面ケース板の外壁側部位が上側・外壁側ケースアングル材に対して連結されるものでありながら、上側・外壁側ケースアングル材の長さ方向の少なくとも中央部位(最も熱変形し易い部位)を含む部位に亘って、当該上側・外壁側ケースアングル材に当接して重なるように長尺状の補強板材が設けられ、前記上面ケース板の外壁側部位を、重なり合った上側・外壁側ケースアングル材及び前記補強板材に対して固定したので、室外側で火災が発生した場合に、熱の影響でシャッターケースの上面ケース板および/あるいは上側・外壁側ケースアングル材が変形して、上面ケース板と外壁との間に隙間が生じることを防止し、火災時におけるシャッターケース内部および当該内部を通る室内側への炎等の吹き込みを防止する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】窓シャッター装置の概略正面図及び側面図である。
【
図2】窓シャッター装置の上方部位の縦断面図である。
【
図3】窓シャッター装置のシャッターケース及びその内部要素を示す縦断面図である。
【
図5】シャッターケースの上側・外壁側部位を示す部分縦断面図である。
【
図6】シャッターケースの正面図であり、上側・外壁側ケースアングル材に対して補強板材が設けられる部位を例示している。
【
図8】窓シャッター装置のシャッターケースの下方部位を示す部分図である。
【
図9】シャッターケース及びその内部要素を示す底面図である。
【
図10】シャッターケースの上面ケース板が熱変形した場合を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1において、左図は窓シャッター装置を室外側から見た正面図、右図は窓シャッター装置の側面図である。
図2は、窓シャッター装置の上方部位の縦断面図である。窓シャッター装置は、建物の窓開口部に設置した窓装置の室外側に設けてある。窓シャッター装置は、窓開口部の上方に位置して、外壁Wに持ち出し状に取り付けられたシャッターケース1と、窓開口部の幅方向両側に位置して窓装置のサッシ枠に対して持ち出し状に取り付けられた左右のガイドレール下地枠2と、左右のガイドレール下地枠2に支持された左右のガイドレール3と、シャッターケース1内に設けた巻取シャフト4と、上端が巻取シャフト4に連結されており、巻取シャフト4に巻き取られ/繰り出されることで、幅方向両端部がガイドレール3のガイド溝に案内されながら昇降して窓開口部の室外側部位を開閉するシャッターカーテン5と、窓開口部の下方に位置して、窓装置のサッシ枠に持ち出し状に取り付けられた下枠(水切板)6と、を備えている。
【0011】
シャッターカーテン5の上端は巻取シャフト4に連結されており、シャッターカーテン5の下端部位には座板51が設けてある。巻取シャフト4は、シャッターケース1内に配置した開閉機Mと伝動連結されており、開閉機Mにより巻取シャフト4を正逆回転させてシャッターカーテン5の昇降を行う。
図2において、座板51は窓開口部全開時の高さ位置を示しており、窓開口部全開時には、シャッターカーテン5は巻取シャフト4に巻き取られた状態にあって、座板51の室外側に設けたストッパ52が開口部上方のまぐさ部(ケース下板12の第3面部122)に当接する。
図2に示すように、シャッターケース1において、ガイドレール3の上端は外壁側に位置しており、開閉機Mは先端側に位置している。本明細書において、「外壁側」、「先端側」という表現は、「外壁Wないし躯体に近い側」、「外壁Wないし躯体から遠い側」を示し、構成要素の相対的な位置を規定するのに用いられる。
【0012】
シャッターケース1の外表面を形成するケース板は、上面ケース板10、正面ケース板11、下面ケース板12、側面ケース板13、から形成されている。図示の態様では、上面ケース板10、正面ケース板11、側面ケース板13は1枚の金属製板材を折り曲げて形成されており、下面ケース板12のみが別体の金属製板材から形成されている。なお、ケース板を金属製板材からどのように形成するかは、当業者において適宜設計し得る事項であり、ケース板を構成する金属製板材の枚数や当該板材の折り曲げ態様や形状等は、限定されない。
【0013】
上面ケース板10は、外壁側から先端側かつ開口幅方向(左右方向)に延びる板部である。より具体的には、上面ケース板10は、外壁Wから先端に向かって緩やかに下向き傾斜状に延びる主面部100と、主面部100の外壁側端部から下方に延びる立下り片101と、立下り片101の下端から外壁側に向かって水平に延びる外壁側水平片102と、からなる。
【0014】
正面ケース板11は、外壁Wに略平行して垂直方向に延びる板部である。より具体的には、正面ケース板11は、垂直状に延びる主面部110と、主面部110の下端から外壁側に延びる下側折曲片111と、からなる。正面ケース板11の主面部110の上端と上面ケース板10の主面部100の先端は一致している。主面部110の下半側には、凹部112が形成されている。
【0015】
側面ケース板13は、外壁Wに略直角で、かつ、垂直方向に延びる板部であり、板部の下半側には凹部130が形成されている。側面ケース板13の上端と上面ケース板10の主面部100の開口幅方向(左右方向)の端部は一致している。
【0016】
下面ケース板12は、全体として水平状にかつ開口幅方向(左右方向)に延びる板部である。より具体的には、先端側の第1面部120と、第1面部120の外壁側に位置する第2面部121と、第2面部121の外壁側に位置する第3面部122と、を備えている。第2面部121の高さ位置は、第1面部120及び第3面部122の高さ位置よりも下側に位置している。第3面部122の外壁側には立ち上がり片が形成されており、第3面部122はまぐさ部を形成している。第1面部120は、正面ケース板11の下側折曲片111と重なり合っており、上面ケース板10、正面ケース板11、側面ケース板13を形成する金属製板材と、下面ケース板12を形成する金属製板材と、は当該重なり部位において連結されている。
【0017】
シャッターケース1のフレーム構造は、開口幅方向(左右方向)に間隔を存して、外壁Wに対して持ち出し状に設けた左右のブラケット7と、左右のブラケット7間を架け渡すように水平状に延びる複数本の長尺材、具体的には、上側・外壁側ケースアングル材8A、上側・先端側ケースアングル材8B、下側・先端側ケースアングル材8C、下側・外壁側ケースアングル材8D、開閉機取付用ケースアングル材8Eと、を備え、これらのケースアングル材8A、8B、8C、8D、8Eの長さ方向の一方の端部が左側のブラケット7に連結され、他方の端部が右側のブラケット7に連結されている。連結手段としてはリベットRを例示することができる。
【0018】
ブラケット7は、外壁Wに対して持ち出し状(直角)に延びる垂直状の面部70を有し、巻取シャフト4の長さ方向の一方の端部は左側のブラケット7の面部70に支持され、他方の端部は右側のブラケット7の面部70に支持されている。面部70の周縁は外壁側の後辺、上側の上辺、先端側の前辺、下側の下辺、を備えており、後辺には面部70に対して垂直状に折り曲げ形成された折曲片71が形成され、上辺には面部70に対して垂直状に折り曲げ形成された折曲片72が形成され、前辺には面部70に対して垂直状に折り曲げ形成された折曲片73、74、75が形成され、下辺には面部70に対して垂直状に折り曲げ形成された折曲片76、77、78が形成されている。面部70の周縁に折り曲げ形成された折曲片の数や部位は、図示の態様に限定されない。
【0019】
図2に示すように、外壁Wには、ブラケット7の取付金具14が螺子140で固定されており、ブラケット7は、外壁側の折曲片71の上側を取付金具14の上側に掛止させ、折曲片71の下側の折り返し片を取付金具14の折り返し片に重ね合わせて螺子で固定することで、外壁Wに取り付けられる。
【0020】
上側・外壁側ケースアングル材8Aの長さ方向両端は、左右のブラケット7の折曲片71の上端部位に連結されている。上側・先端側ケースアングル8Bの長さ方向両端は、左右のブラケット7の折曲片73の上端部位に連結されている。下側・先端側のケースアングル8Cの長さ方向両端は、左右のブラケット7の折曲片76に連結されている。下側・外壁側のケースアングル材8Dの長さ方向両端は、左右のブラケット7の折曲片78に連結されている。開閉機取付用ケースアングル材8Eの長さ方向両端は、ブラケット7の下辺に折り曲げ形成された図示しない折曲片に連結されている。
【0021】
上側・外壁側ケースアングル材8Aは、水平片80と、水平片80の外壁側から垂下する垂直片81と、水平片80の先端側から下方に延びる湾曲片82と、を備えており、垂直片81とブラケット7の折曲片71とを重ね合わせてリベットRで連結している。
【0022】
図6に示すように、上側・外壁側ケースアングル材8Aの長さ方向の中央部位を含む部位には、補強板材9が設けてある。補強板材9は、水平片90と、水平片90の外壁側から垂下する垂直片91と、を備え、補強板材9の水平片90及び垂直片91を、それぞれ、上側・外壁側ケースアングル材8Aの水平片80の上面及び垂直片81の外壁側面に面接触状態で当接させ、さらに、上面ケース板10の外壁側の面部、すなわち、外壁側水平片102を、補強板材9の水平片90の上面に面接触状態で当接させ、上面ケース板10の外壁側水平片102、補強板材9の水平片90、上側・外壁側ケースアングル8Aの水平片80を互いに重なり合わせた状態で複数の螺子92で固定してなる。なお、補強板材9を上側・外壁側ケースアングル材8Aの全長に亘って設けてもよい。
【0023】
上面ケース板10の主面部100は、ブラケット7の折曲片72に面接触して支持され、正面ケース板11の凹部112は、ブラケット7の折曲片74に面接触し、下面ケース板12の第1面部120、第2面部122は、それぞれブラケット7の折曲片76、77に面接触している。上面ケース板10の外壁側(立下り片101、外壁側水平片102)は、外壁Wとの間で凹部を形成しており、凹部にはコーキング材Cが充填されている。
【0024】
図8、
図9に示すように、下側・先端側ケースアングル材8C、開閉機取付用ケースアングル材8E、下側・外壁側ケースアングル材8Dの長さ方向の中央部位には、これらの3つのケースアングル材8C、8E、8Dを長さ方向に直交する方向に連結する連結部材15が設けてある。
図8に示すように、連結部材15は、下側・先端側ケースアングル材8Cの水平片80Cに当接する第1部分150と、開閉機取付用ケースアングル材8Eの水平片80Eに当接する第2部分151と、下側・外壁側ケースアングル材8Dの水平片80Dに当接する第3部分152と、を備えており、第1部分150と下側・先端側ケースアングル材8Cの水平片80Cとはリベット1500で、第2部分151と開閉機取付用ケースアングル材8Eの水平片80Eとはリベット1510で、第3部分152と下側・外壁側ケースアングル材8Dの水平片80Dと下面ケース板12の第3面部122とは螺子1520で連結されている。
【0025】
上面ケース板10の外壁側部位(外壁側水平片102)は上側・外壁側ケースアングル材8Aに対して連結されているが、本実施形態では、上側・外壁側ケースアングル材8Aの長さ方向の少なくとも中央部位を含む部位に亘って、上側・外壁側ケースアングル材8Aに面接触状態で当接して重なるように長尺状の補強板材9が設けられ、上面ケース板10の外壁側水平片102は、重なり合った上側・外壁側ケースアングル材8Aの水平片80及び補強板材9の水平片90に対して螺子92で固定されている。
【0026】
室外側で火災が発生した場合に、上側・外壁側ケースアングル材8Aにおいて、最も変形し易い長さ方向中央部位を含む部位を補強板材9が補強されているので、上面ケース板10および/あるいは上側・外壁側ケースアングル材8Aが変形して、上面ケース板10の外壁側と外壁Wとのに防火上不利な隙間が生じることを防止し、火災時におけるシャッターケース1の内部および当該シャッターケース1の内部を通る室内側(全閉状態にあるシャッターカーテンの室内側)への炎等の吹き込みを防止する。
【0027】
本実施形態では、連結部材15が、下側・先端側ケースアングル材8C、開閉機取付用ケースアングル材8E、下側・外壁側ケースアングル材8Dの長さ方向の中央部位を連結しているので、室外側で火災が発生した場合に、加熱による下側・先端側ケースアングル材8C、開閉機取付用ケースアングル材8E、下側・外壁側ケースアングル材8D、及び、下面ケース板12の変形を可及的に防止する。例えば、まぐさ部を形成する下面ケース板12の第3面部122が下方に垂れるように変形すると、炎等がシャッターケース1内に吹き込み易くなるが、本実施形態では、連結部材15の第3部分152、下面ケース板12の第3面部122、下側・外壁側ケースアングル材8Dの水平片80Dが螺子1520で連結されているので、下側・外壁側ケースアングル材8D、下面ケース板12の変形を防止し、下面ケース板12の第3面部122が下方に垂れることを規制する。
【符号の説明】
【0028】
1 シャッターケース
10 上面ケース板
102 外壁側水平片
8A 上側・外壁側ケースアングル材
9 補強部材
92 螺子