【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様では、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局またはコアネットワークノードにより送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップと、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するステップと、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップとを含み、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される、ハンドオーバー処理方法が提供される。
【0009】
第1の態様の第1の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップは、
第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーが実行されるべきであると判定するステップ、または、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであると判定するステップと、
第1のターゲット基地局によって、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップとを含む。
【0010】
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
【0011】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、または第1の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
【0012】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、または第1の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
【0013】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の実装方式、または第1の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
【0014】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、または第1の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報を含み、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
【0015】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、または第1の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するステップを含み、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2のターゲット基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
【0016】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、または第1の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第2のメッセージは、ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否するという指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れるという指示情報、および第1のメッセージを修正するという指示情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、および、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0017】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、または第1の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、または第1の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
【0019】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、または第1の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
【0020】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、または第1の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0021】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、または第1の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、RBに対応する無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0022】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、または第1の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップは、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させるステップ、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードに送信して、ハンドオーバー要求応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させることで、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させるステップを含む。
【0023】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、または第1の態様の第14の可能な実装方式と組み合わせて、第15の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続構成完了メッセージを受信するステップと、ユーザ機器との接続を確立するステップとを含む。
【0024】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、または第1の態様の第15の可能な実装方式と組み合わせて、第16の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対して構成されたリソースを使用し始めるように指示するための、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
【0025】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、または第1の態様の第16の可能な実装方式と組み合わせて、第17の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、第2のターゲット基地局により送信されたユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するステップを含み、ユーザ機器の切替え指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
【0026】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、または第1の態様の第17の可能な実装方式と組み合わせて、第18の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、第1のターゲット基地局によって、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するステップを含む。
【0027】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、または第1の態様の第18の可能な実装方式と組み合わせて、第19の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップは、第1のターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップを含む。
【0028】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、または第1の態様の第19の可能な実装方式と組み合わせて、第20の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局は、ソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を、第2のターゲット基地局に送信する。
【0029】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、または第1の態様の第20の可能な実装方式と組み合わせて、第21の可能な実装方式では、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
【0030】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、または第21の可能な実装方式と組み合わせて、第22の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0031】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、または第22の可能な実装方式と組み合わせて、第23の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
【0032】
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実装方式、第1の態様の第2の可能な実装方式、第1の態様の第3の可能な実装方式、第1の態様の第4の可能な実装方式、第1の態様の第5の可能な実装方式、第1の態様の第6の可能な実装方式、第1の態様の第7の可能な実装方式、第1の態様の第8の可能な実装方式、第1の態様の第9の可能な実装方式、第1の態様の第10の可能な実装方式、第1の態様の第11の可能な実装方式、第1の態様の第12の可能な実装方式、第1の態様の第13の可能な実装方式、第1の態様の第14の可能な実装方式、第1の態様の第15の可能な実装方式、第1の態様の第16の可能な実装方式、第1の態様の第17の可能な実装方式、第1の態様の第18の可能な実装方式、第1の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、可能な実装方式、または第23の可能な実装方式と組み合わせて、第24の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップは、第1のターゲット基地局によって、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを含む。
【0033】
第2の態様では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うステップと、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップと、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するステップとを含む、ハンドオーバー処理方法が提供される。
【0034】
第2の態様の第1の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップの前に、方法はさらに、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うステップと、第1のソース基地局によって、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信するステップと、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するステップとを含む。
【0035】
第2の態様、または第2の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップの前に、方法はさらに、第1のソース基地局によって、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するステップと、第1のソース基地局によって、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するステップとを含み、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
【0036】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、または第2の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するステップを含む。
【0037】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、または第2の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、第1のソース基地局によって、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するステップを含み、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
【0038】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、または第2の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップは、第1のソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるための、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを含む。
【0039】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、または第2の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
【0040】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、第2の態様の第5の可能な実装方式、または第2の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットを含む。
【0041】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、第2の態様の第5の可能な実装方式、第2の態様の第6の可能な実装方式、または第2の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、エンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信するステップの前に、方法はさらに、第1のソース基地局によって、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するステップを含む。
【0042】
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実装方式、第2の態様の第2の可能な実装方式、第2の態様の第3の可能な実装方式、第2の態様の第4の可能な実装方式、第2の態様の第5の可能な実装方式、第2の態様の第6の可能な実装方式、第2の態様の第7の可能な実装方式、または第2の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第1のソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップは、第1のソース基地局によって、ローカルゲートウェイを通じてハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するステップを含む。
【0043】
第3の態様では、ソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップと、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用される、ステップと、ソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するステップとを含む、ハンドオーバー処理方法が提供される。
【0044】
第3の態様の第1の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
【0045】
第3の態様、または第3の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
【0046】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、または第3の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
【0047】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、または第3の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
【0048】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、または第3の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
【0049】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、または第3の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0050】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、または第3の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0051】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、または第3の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップは、ソース基地局によって、コアネットワーク要素により転送されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のターゲット基地局から受信するステップを含む。
【0052】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、または第3の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、ソース基地局によって、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップの後で、方法はさらに、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
【0053】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、または第3の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ソース基地局によって、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信するステップの後で、方法はさらに、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
【0054】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、または第3の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップは、
ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信するステップ、または、
ソース基地局によって、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信するステップを含む。
【0055】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、第3の態様の第10の可能な実装方式、または第3の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0056】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、第3の態様の第10の可能な実装方式、第3の態様の第11の可能な実装方式、または第3の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
【0057】
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実装方式、第3の態様の第2の可能な実装方式、第3の態様の第3の可能な実装方式、第3の態様の第4の可能な実装方式、第3の態様の第5の可能な実装方式、第3の態様の第6の可能な実装方式、第3の態様の第7の可能な実装方式、第3の態様の第8の可能な実装方式、第3の態様の第9の可能な実装方式、第3の態様の第10の可能な実装方式、第3の態様の第11の可能な実装方式、第3の態様の第12の可能な実装方式、または第3の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、ソース基地局によって、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップは、ソース基地局によって、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを含む。
【0058】
第4の態様では、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップであって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、ステップと、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーをターゲット基地局が受け入れることを示すために使用される、ステップとを含む、ハンドオーバー処理方法が提供される。
【0059】
第4の態様の第1の可能な実装方式では、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップを含む。
【0060】
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップは、
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップ、および/または、第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップ、または、
ターゲット基地局によって、第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するステップを含む。
【0061】
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装方式、または第4の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0062】
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装方式、第4の態様の第2の可能な実装方式、または第4の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局によって、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップは、ターゲット基地局によって、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを含む。
【0063】
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実装方式、第4の態様の第2の可能な実装方式、第4の態様の第3の可能な実装方式、または第4の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、ターゲット基地局によって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するステップの後で、方法はさらに、ターゲット基地局によって、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するステップと、ユーザ機器との接続を確立するステップとを含む。
【0064】
第5の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のターゲット基地局であり、この第1のターゲット基地局は、ソース基地局またはコアネットワークノードにより送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される受信ユニットと、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するように構成される送信ユニットとを含み、送信ユニットはさらに、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される。
【0065】
第5の態様の第1の可能な実装方式では、送信ユニットは、ハンドオーバー要求メッセージに従って、次のような方式で、すなわち、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーを決定し、または、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定し、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信することで、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
【0066】
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
【0067】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、または第5の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
【0068】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、または第5の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
【0069】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の実装方式、または第5の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
【0070】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、または第5の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報を含み、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
【0071】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、または第5の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2の基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
【0072】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、または第5の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第2のメッセージは、ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否するという指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れるという指示情報、および第1のメッセージを修正するという指示情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、および、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0073】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、または第5の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
【0074】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、または第5の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
【0075】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、または第5の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
【0076】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、または第5の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0077】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、または第5の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、RBに対応する無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0078】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、または第5の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させ、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードへ送信して、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させて、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
【0079】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、または第5の態様の第14の可能な実装方式と組み合わせて、第15の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するように第1のターゲット基地局を制御するように構成される。
【0080】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、または第5の態様の第15の可能な実装方式と組み合わせて、第16の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対して構成されたリソースを使用し始めるように指示するための、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0081】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、または第5の態様の第16の可能な実装方式と組み合わせて、第17の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信されたユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するように構成され、ユーザ機器の切替え指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
【0082】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、または第5の態様の第17の可能な実装方式と組み合わせて、第18の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するように構成される。
【0083】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、または第5の態様の第18の可能な実装方式と組み合わせて、第19の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップを実現するように構成される。
【0084】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、または第5の態様の第19の可能な実装方式と組み合わせて、第20の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成され、送信ユニットはさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を、第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0085】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、または第20の可能な実装方式と組み合わせて、第21の可能な実装方式では、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
【0086】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、または第21の可能な実装方式と組み合わせて、第22の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0087】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、または第22の可能な実装方式と組み合わせて、第23の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
【0088】
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実装方式、第5の態様の第2の可能な実装方式、第5の態様の第3の可能な実装方式、第5の態様の第4の可能な実装方式、第5の態様の第5の可能な実装方式、第5の態様の第6の可能な実装方式、第5の態様の第7の可能な実装方式、第5の態様の第8の可能な実装方式、第5の態様の第9の可能な実装方式、第5の態様の第10の可能な実装方式、第5の態様の第11の可能な実装方式、第5の態様の第12の可能な実装方式、第5の態様の第13の可能な実装方式、第5の態様の第14の可能な実装方式、第5の態様の第15の可能な実装方式、第5の態様の第16の可能な実装方式、第5の態様の第17の可能な実装方式、第5の態様の第18の可能な実装方式、第5の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、第22の可能な実装方式、または第23の可能な実装方式と組み合わせて、第24の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
【0089】
第6の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成される、送信ユニットと、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを含み、送信ユニットはさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するように構成される。
【0090】
第6の態様の第1の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、受信ユニットはさらに、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するように構成される。
【0091】
第6の態様、または第6の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成され、受信ユニットはさらに、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
【0092】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、または第6の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成される。
【0093】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、または第6の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
【0094】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、または第6の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるための、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される。
【0095】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、または第6の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
【0096】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、第6の態様の第5の可能な実装方式、または第6の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0097】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、第6の態様の第5の可能な実装方式、第6の態様の第6の可能な実装方式、または第6の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するように構成される。
【0098】
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実装方式、第6の態様の第2の可能な実装方式、第6の態様の第3の可能な実装方式、第6の態様の第4の可能な実装方式、第6の態様の第5の可能な実装方式、第6の態様の第6の可能な実装方式、第6の態様の第7の可能な実装方式、または第6の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するように構成される。
【0099】
第7の態様では、基地局が提供され、この基地局はソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するように構成される、送信ユニットと、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される、受信ユニットとを含み、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用され、送信ユニットはさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するように構成される。
【0100】
第7の態様の第1の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
【0101】
第7の態様、または第7の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
【0102】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、または第7の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
【0103】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、または第7の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
【0104】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、または第7の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
【0105】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0106】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、または第7の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0107】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、または第7の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、コアネットワーク要素により転送されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のターゲット基地局から受信することで、第1のターゲット基地局によって送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
【0108】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、または第7の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信ユニットは、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0109】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、または第7の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、送信ユニットは、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0110】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、または第7の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信すること、または、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信することで、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
【0111】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、第7の態様の第10の可能な実装方式、または第7の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0112】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、第7の態様の第10の可能な実装方式、第7の態様の第11の可能な実装方式、または第7の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
【0113】
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実装方式、第7の態様の第2の可能な実装方式、第7の態様の第3の可能な実装方式、第7の態様の第4の可能な実装方式、第7の態様の第5の可能な実装方式、第7の態様の第6の可能な実装方式、第7の態様の第7の可能な実装方式、第7の態様の第8の可能な実装方式、第7の態様の第9の可能な実装方式、第7の態様の第10の可能な実装方式、第7の態様の第11の可能な実装方式、第7の態様の第12の可能な実装方式、または第7の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信ユニットは、次のような方式で、すなわち、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することで、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
【0114】
第8の態様では、基地局が提供され、この基地局はターゲット基地局であり、このターゲット基地局は、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される、受信ユニットであって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、受信ユニットと、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するように構成される、送信ユニットであって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが受け入れられることを示すために使用される、送信ユニットとを含む。
【0115】
第8の態様の第1の可能な実装方式では、送信ユニットはさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成される。
【0116】
第8の態様、または第8の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、
第1のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、および/または、第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、または、
第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することで、ターゲット基地局が第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することを実現するように構成される。
【0117】
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実装方式、または第8の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0118】
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実装方式、第8の態様の第2の可能な実装方式、または第8の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信ユニットは、次のような方式で、すなわち、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信することで、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
【0119】
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実装方式、第8の態様の第2の可能な実装方式、第8の態様の第3の可能な実装方式、または第8の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信ユニットはさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するようにターゲット基地局を制御するように構成される。
【0120】
第9の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のターゲット基地局であり、この第1のターゲット基地局は、ソース基地局またはコアネットワークノードにより送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される受信機と、ハンドオーバー要求メッセージに従って、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信して、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが実行されるべきであることを第2のターゲット基地局に通知するように構成される送信機とを含み、送信機はさらに、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するように構成され、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへとユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局またはコアネットワークノードに通知するために使用される。
【0121】
第9の態様の第1の可能な実装方式では、第1のターゲット基地局はさらにプロセッサを含み、このプロセッサは、ハンドオーバー要求メッセージ中のユーザ機器の測定報告および/またはユーザ機器の無線アクセスベアラRAB情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局のターゲットセルへのハンドオーバーを決定し、または、ハンドオーバー要求メッセージ中の第2のターゲット基地局のターゲットセルの情報に従って、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを決定するように構成され、送信機はさらに、第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0122】
第9の態様または第9の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
【0123】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、または第9の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、第1のメッセージは、ユーザ機器の少なくとも1つのサービスの情報を含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報および/または無線ベアラRBの構成情報を含む。
【0124】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、または第9の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
【0125】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の実装方式、または第9の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
【0126】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、または第9の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCP層、無線リンク制御RLC層、媒体アクセス制御MAC層、および物理層の構成情報を含み、または、RLC層、MAC層、および物理層の構成情報を含む。
【0127】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、または第9の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、受信機はさらに、第1のターゲット基地局が第1のメッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局により送信される第2のメッセージを受信するように構成され、第2のメッセージは、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーが第2のターゲット基地局によって受け入れられるかどうかに関する情報を示すために使用される。
【0128】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、または第9の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、第2のメッセージは、ユーザ機器の識別子、第1の情報、および指示情報のうちの少なくとも1つを含み、指示情報は、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを拒否するという指示情報、ユーザ機器のサービスの一部またはすべての第2のターゲット基地局へのハンドオーバーを受け入れるという指示情報、および第1のメッセージを修正するという指示情報のうちの少なくとも1つを含み、第1の情報は、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBの構成情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRBに対応するRABの識別子、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBの識別子、および、リソース構成が第2のターゲット基地局によって拒否されるRBに対応するRABの識別子のうちの少なくとも1つを含む。
【0129】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、または第9の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、第2のメッセージはさらに、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送ための送信ベアラを確立するために使用される、情報と、
第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であって、GTPトンネルエンドポイントを変えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される、情報とのうちの少なくとも1つを含む。
【0130】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、または第9の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
【0131】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、または第9の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
【0132】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、または第9の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0133】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、または第9の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、RBに対応する無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0134】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、または第9の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信して、ユーザ機器へハンドオーバー命令メッセージを送信するようにソース基地局を動作させること、または、
ユーザ機器が第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局との接続を確立することを可能にするために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをコアネットワークノードへ送信して、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局へ送信するようにコアネットワークノードを動作させて、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードへ送信するステップを実現するように構成される。
【0135】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、または第9の態様の第14の可能な実装方式と組み合わせて、第15の可能な実装方式では、受信機はさらに、ユーザ機器によって送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信するように構成され、
第1のターゲット基地局はさらにプロセッサを含み、このプロセッサは、第1のターゲット基地局がユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局とユーザ機器との間の接続を確立するように構成される。
【0136】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、または第9の態様の第15の可能な実装方式と組み合わせて、第16の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器によって送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、第2のターゲット基地局がユーザ機器に対して構成されたリソースを使用し始めるように指示するための、ユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0137】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、または第9の態様の第16の可能な実装方式と組み合わせて、第17の可能な実装方式では、受信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器のハンドオーバー指示メッセージを第2のターゲット基地局に送信した後で、第2のターゲット基地局によって送信されたユーザ機器のハンドオーバー指示応答メッセージを受信するように構成され、ユーザ機器の切替え指示応答メッセージは、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報を含み、第3のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、GTPトンネルエンドポイントを切り替えるようにコアネットワークノードに要求するために使用される。
【0138】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、または第9の態様の第17の可能な実装方式と組み合わせて、第18の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のターゲット基地局がユーザ機器によって送信されるRRC接続再構成完了メッセージを受信した後で、経路切替え要求メッセージをコアネットワークノードに送信して、コアネットワークノード中のユーザ機器に対応するサービスを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へハンドオーバーするように要求するように構成される。
【0139】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、または第9の態様の第18の可能な実装方式と組み合わせて、第19の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信して、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させることで、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局またはコアネットワークノードに送信するステップを実現するように構成される。
【0140】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、または第9の態様の第19の可能な実装方式と組み合わせて、第20の可能な実装方式では、受信機はさらに、ソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成され、送信機はさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を、第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0141】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、または第9の態様の第20の可能な実装方式と組み合わせて、第21の可能な実装方式では、ソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局へ送信するようにソース基地局を動作させるステップは、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局へ送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局へ送信するように、ソース基地局を動作させるステップを含む。
【0142】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、または第21の可能な実装方式と組み合わせて、第22の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0143】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、または第22の可能な実装方式と組み合わせて、第23の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
【0144】
第9の態様、第9の態様の第1の可能な実装方式、第9の態様の第2の可能な実装方式、第9の態様の第3の可能な実装方式、第9の態様の第4の可能な実装方式、第9の態様の第5の可能な実装方式、第9の態様の第6の可能な実装方式、第9の態様の第7の可能な実装方式、第9の態様の第8の可能な実装方式、第9の態様の第9の可能な実装方式、第9の態様の第10の可能な実装方式、第9の態様の第11の可能な実装方式、第9の態様の第12の可能な実装方式、第9の態様の第13の可能な実装方式、第9の態様の第14の可能な実装方式、第9の態様の第15の可能な実装方式、第9の態様の第16の可能な実装方式、第9の態様の第17の可能な実装方式、第9の態様の第18の可能な実装方式、第9の態様の第19の可能な実装方式、第20の可能な実装方式、第21の可能な実装方式、第22の可能な実装方式、または第23の可能な実装方式と組み合わせて、第24の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、ソース基地局から来る、コアネットワークノードにより転送されたハンドオーバー要求メッセージを受信することで、ソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
【0145】
第10の態様では、基地局が提供され、この基地局は第1のソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成される送信機と、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される受信機とを含み、送信機はさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局にハンドオーバーするようにユーザ機器に通知するように構成される。
【0146】
第10の態様の第1の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信して、第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うように構成され、受信機はさらに、第2のソース基地局からハンドオーバー開始応答メッセージを受信し、ハンドオーバー開始応答メッセージに従ってハンドオーバー要求メッセージを生成するように構成される。
【0147】
第10の態様、または第10の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信する前に、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー開始要求メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成され、受信機はさらに、ローカルゲートウェイからハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のソース基地局からのハンドオーバー開始応答メッセージに従って、ローカルゲートウェイによって生成される。
【0148】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、または第10の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、送信機はさらに、第1のソース基地局がターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ハンドオーバー動作の実行を開始するように第2のソース基地局に通知するために、ハンドオーバー実行通知メッセージを第2のソース基地局に送信するように構成される。
【0149】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、または第10の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信機はさらに、第2のソース基地局により送信されるハンドオーバー実行通知応答メッセージを受信するように構成され、ハンドオーバー実行通知応答メッセージは、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応するSN状態転移情報、および/または、第2のソース基地局によってサービスされる少なくとも1つのRABに対応する、転送する必要のあるデータパケットを含む。
【0150】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、または第10の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信機はさらに、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるための、ターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される。
【0151】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、または第10の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局および/または第2のソース基地局を動作させるステップは、
第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させるステップ、または、
第1のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第1のソース基地局を動作させ、第2のソース基地局中のユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングをターゲット基地局へ送信するように第2のソース基地局を動作させるステップを含む。
【0152】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、第10の態様の第5の可能な実装方式、または第10の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0153】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、第10の態様の第5の可能な実装方式、第10の態様の第6の可能な実装方式、または第10の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信機はさらに、第1のソース基地局がエンドマーカーパケットをターゲット基地局に送信する前に、S-GWにより送信されるエンドマーカーパケットを受信するように構成される。
【0154】
第10の態様、第10の態様の第1の可能な実装方式、第10の態様の第2の可能な実装方式、第10の態様の第3の可能な実装方式、第10の態様の第4の可能な実装方式、第10の態様の第5の可能な実装方式、第10の態様の第6の可能な実装方式、第10の態様の第7の可能な実装方式、または第10の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信機はさらに、ローカルゲートウェイを通じて、ハンドオーバー要求メッセージをターゲット基地局に送信するように構成される。
【0155】
第11の態様では、基地局が提供され、この基地局はソース基地局であり、このソース基地局は、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するように構成される送信機と、第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するように構成される受信機とを含み、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、第1のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルおよび/または第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルへユーザ機器をハンドオーバーするようにソース基地局に通知するために使用され、送信機はさらに、ハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信して、第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へハンドオーバーするようにユーザ機器に指示するように構成される。
【0156】
第11の態様の第1の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求メッセージは、第2のターゲット基地局の少なくとも1つのターゲットセルの情報、ユーザ機器の測定報告情報、ユーザ機器のコンテキスト情報、およびユーザ機器のサービスの情報のうちの少なくとも1つを含み、サービスの情報は、サービスのRAB情報を含む。
【0157】
第11の態様、または第11の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、サービスの情報はさらに、
RBの無線リソースの構成協調情報、RBの識別子、無線アクセスベアラRABの識別子、分割指示情報、およびGTPトンネルエンドポイント情報のうちの少なくとも1つを含み、
RBの無線リソースの構成協調情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含み、分割指示情報は、RBに基づくデータ分割情報またはパケットに基づくデータ分割情報を含む。
【0158】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、または第11の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、GTPトンネルエンドポイント情報は、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報または第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報であり、第1のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、サービングゲートウェイS-GWと第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間のS1インターフェースの送信ベアラを確立するために使用され、第4のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局と第2のターゲット基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用される。
【0159】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、または第11の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージは、
ソース基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局において割り振られるユーザ機器の識別子、第1のトランスペアレントコンテナの構成、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって拒否される少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第1のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子、第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABの識別子に対応する第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、第2のターゲット基地局によって受け入れられるRABの識別子に対応する第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報、ならびに、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABと、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局との間の対応する関係のうちの少なくとも1つを含み、
第5のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用され、第6のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第1のターゲット基地局とソース基地局との間でデータを転送するための送信ベアラを確立するために使用され、第2のタイプのGTPトンネルエンドポイント情報は、第2のターゲット基地局とソース基地局との間でのデータ転送のための送信ベアラを確立するために使用される。
【0160】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、または第11の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、第1のトランスペアレントコンテナの構成は、
少なくとも1つのRBの構成情報と、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局のセルの情報とのうちの少なくとも1つを含み、
RBは、第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局によって受け入れられる少なくとも1つのRABに対応するRBである。
【0161】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、または第11の態様の第5の可能な実装方式と組み合わせて、第6の可能な実装方式では、RBの構成情報は、
RBに対応するPDCPエンティティの構成情報、RBに対応する少なくとも1つのRLCエンティティの構成情報、RBに対応する各RLCエンティティに対応するMAC構成情報、論理チャネルの構成メッセージ、物理層の構成情報、サービスの識別子、分割指示情報、およびRBに対応する無線リソースの構成情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0162】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、または第11の態様の第6の可能な実装方式と組み合わせて、第7の可能な実装方式では、RBの無線リソースの構成情報は、物理セルの識別子、論理セルの識別子、仮想セルの識別子、周波数情報、キャリア情報、無線リソースブロック情報、サブキャリア情報、サブフレーム情報、タイムスロット情報、時間領域情報、符号領域情報、および空間領域情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0163】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、または第11の態様の第7の可能な実装方式と組み合わせて、第8の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、コアネットワーク要素により転送される第1のターゲット基地局からのハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信することで、第1のターゲット基地局によって送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
【0164】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、または第11の態様の第8の可能な実装方式と組み合わせて、第9の可能な実装方式では、送信機は、ソース基地局が第1のターゲット基地局により送信されるハンドオーバー要求肯定応答メッセージを受信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0165】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、または第11の態様の第9の可能な実装方式と組み合わせて、第10の可能な実装方式では、送信機は、ソース基地局がハンドオーバー命令メッセージをユーザ機器に送信した後で、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するように構成される。
【0166】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、または第11の態様の第10の可能な実装方式と組み合わせて、第11の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局が第2のターゲット基地局に送信することを可能にするために、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局に送信すること、または、
ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第1のターゲット基地局に対応する部分を第1のターゲット基地局に送信し、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリング中の第2のターゲット基地局に対応する部分を第2のターゲット基地局に送信することで、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
【0167】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、第11の態様の第10の可能な実装方式、または第11の態様の第11の可能な実装方式と組み合わせて、第12の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、否定応答NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、サービスデータユニットSDUのデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0168】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、第11の態様の第10の可能な実装方式、第11の態様の第11の可能な実装方式、または第11の態様の第12の可能な実装方式と組み合わせて、第13の可能な実装方式では、エンドマーカーパケットは、シーケンス中でサービングゲートウェイによって送信されるデータを受信するように第1のターゲット基地局および/または第2のターゲット基地局を動作させるために使用される。
【0169】
第11の態様、第11の態様の第1の可能な実装方式、第11の態様の第2の可能な実装方式、第11の態様の第3の可能な実装方式、第11の態様の第4の可能な実装方式、第11の態様の第5の可能な実装方式、第11の態様の第6の可能な実装方式、第11の態様の第7の可能な実装方式、第11の態様の第8の可能な実装方式、第11の態様の第9の可能な実装方式、第11の態様の第10の可能な実装方式、第11の態様の第11の可能な実装方式、または第11の態様の第12の可能な実装方式、または第11の態様の第13の可能な実装方式と組み合わせて、第14の可能な実装方式では、送信機は、次のような方式で、すなわち、コアネットワークノードを通じて、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信することで、ハンドオーバー要求メッセージを第1のターゲット基地局に送信するステップを実現するように構成される。
【0170】
第12の態様では、基地局が提供され、この基地局はターゲット基地局であり、このターゲット基地局は、第1のソース基地局によって送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するように構成される受信機であって、ハンドオーバー要求メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーに対する要求を行うために使用される、受信機と、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信するように構成される送信機であって、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージが、第1のソース基地局および第2のソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器のハンドオーバーが受け入れられることを示すために使用される、送信機とを含む。
【0171】
第12の態様の第1の可能な実装方式では、送信機はさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局により送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信するように構成される。
【0172】
第12の態様、または第12の態様の第1の可能な実装方式と組み合わせて、第2の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、
第1のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、および/または、第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信すること、または、
第1のソース基地局によって送信される、第1のソース基地局および/または第2のソース基地局に対応するユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することで、ターゲット基地局が第1のソース基地局および/または第2のソース基地局によって送信されるユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングを受信することを実現するように構成される。
【0173】
第12の態様、第12の態様の第1の可能な実装方式、または第12の態様の第2の可能な実装方式と組み合わせて、第3の可能な実装方式では、ユーザ機器のデータおよび/またはシグナリングは、応答ACKが受信されていない、送信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、NACKが受信されたユーザ機器に対応するサービスのデータ、SDUデータ、シリアル番号SN状態転移情報、およびエンドマーカーパケットのうちの少なくとも1つを含む。
【0174】
第12の態様、第12の態様の第1の可能な実装方式、第12の態様の第2の可能な実装方式、または第12の態様の第3の可能な実装方式と組み合わせて、第4の可能な実装方式では、受信機は、次のような方式で、すなわち、第1のソース基地局から来る、ローカルゲートウェイにより転送されるハンドオーバー要求メッセージを受信することで、第1のソース基地局により送信されるハンドオーバー要求メッセージを受信するステップを実現するように構成される。
【0175】
第12の態様、第12の態様の第1の可能な実装方式、第12の態様の第2の可能な実装方式、第12の態様の第3の可能な実装方式、または第12の態様の第4の可能な実装方式と組み合わせて、第5の可能な実装方式では、受信機はさらに、ターゲット基地局がハンドオーバー要求肯定応答メッセージを第1のソース基地局に送信した後で、ユーザ機器により送信される無線リソース制御RRC接続再構成完了メッセージを受信し、ユーザ機器との接続を確立するようにターゲット基地局を制御するように構成される。
【0176】
上述の解決法によって、ハンドオーバー要求メッセージを受信した後で、第1のターゲット基地局は、第2のターゲット基地局に、第2のターゲット基地局上のユーザ機器をハンドオーバーするように通知し、ターゲットセルが存在する場合にハンドオーバーが達成され得るように、ユーザ機器の第1のターゲット基地局および第2のターゲット基地局へのハンドオーバーをソース基地局に通知するために、ハンドオーバー要求肯定応答メッセージをソース基地局に送信する。