技術分野
レーザ加工装置におけるレーザ加工ヘッド装置に係り、さらに詳細には、レーザ加工ヘッドが障害物に衝突したときにシャー部材が破損して衝撃を吸収する形式のレーザ加工ヘッド装置
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
前記特許文献1〜3に記載の各構成は、レーザ加工ヘッドが障害物に衝突したときに、レーザ加工ヘッドを支持したスプリングの付勢力や磁石の吸着力に抗してレーザ加工ヘッドが傾斜されることにより、衝突時の衝撃を緩和するものである。そして、センサによってレーザ加工ヘッドの傾斜が検知されると、レーザ加工ヘッドの移動を停止するものである。その後のレーザ加工ヘッドの元の状態への復帰は、前記スプリングの付勢力や磁石の吸着力によって行われるものである。
したがって、レーザ加工ヘッドが衝突した障害物を除去することにより、レーザ加工ヘッドは自然に元の状態に復帰されることとなる。この構成においては、障害物を除去するために、レーザ加工ヘッドを障害物から相対的に離反すると、レーザ加工ヘッドは元の状態に復帰されることになる。よって、上述のごとき構成においては、レーザ加工ヘッドの加減速時にも加工ヘッドが揺動を生じないように保持し、かつレーザ加工ヘッドが障害物に衝突したときには容易に揺動(傾斜)するように、前記スプリングの付勢力等を適正値に調節することが難しい、という問題がある。
ところで、前記特許文献2における図2及び対応本文には、レーザ加工ヘッドが障害物に当接したときに、シャーピンが破損してレーザ加工ヘッドを保護する構成が記載されている。この構成によれば、シャーピンにおける括れ部の径を所望径に設定することにより、所定以上の衝撃力がレーザ加工ヘッドに作用したときに、前記シャーピンが破損する構成とすることができる。すなわち、シャーピンを使用した構成においては、レーザ加工ヘッドに所定以上の衝撃力が作用したときにシャーピンが破損する構成とすることが容易である。
構成において、所定の衝撃力が作用したときに破損するシャーピンを予め複数用意しておく必要がある。場合によっては前記シャーピンを予め作成しなければならず、構成部品が高価になるという問題がある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、前述のごとき問題に鑑みてなされたもので、ワークに対してX、Y、Z軸方向へ相対的に移動可能なキャリッジにレーザ加工ヘッドを着脱可能に備えたレーザ加工ヘッド装置であって、前記キャリッジに備えたベース部材の下面に、レーザ加工ヘッドにおける加工ヘッド本体の上面を当接して備え、前記ベース部材の複数箇所に備えた上下方向の貫通穴を上下動自在に貫通した複数の支持部材を前記加工ヘッド本体の上面に備え・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、レーザ加工ヘッドにおける加工ヘッド本体の上面に備えた支持部材の上部に、当該支持部材よりも小径のシャー部材を備え、このシャー部材の上部と、前記支持部材が貫通したベース部材との間に弾性部材を備えた構成であるから、レーザ加工ヘッドの下部が障害物に衝突したときには前記弾性部材が変形されると共に、前記支持部材とシャー部材との接続部に応力が集中して、前記シャー部材が折損し易いものである。
したがって、所定値以上の衝撃力がレーザ加工ヘッドに作用したときに、シャー部材が破損するものであり、レーザ加工ヘッドの保護を確実に行い得るものである。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明のレーザ加工ヘッド装置を概念的、概略的に示す斜視説明図である。
【図2】 キャリッジに対する加工ヘッド本体の取付け構成を示す説明図である。
【図3】 加工ヘッド本体がワークに衝突し、シャー部材が破損する状態を示す説明図である。
1 レーザ加工ヘッド装置
3 キャリッジ
5 ベース部材
7 レーザ加工ヘッド
9 加工ヘッド本体
15 係合凹部
17 係合凸部
19 貫通穴
21 支持部材
23 貫通孔
25 シャー部材
27 フランジ部材(スプリング座)
29 パイプ部材
31 弾性部材
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