(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0003】
技術手法により張子から製造する方法もある(AC46783、公開日:1936年4月30日)。その方法により回転している木塊材は水分で柔らかくなった幾層の紙に包まれ、5・6層の糊附いた紙が載せられる。乾燥後、対称の半分に切断され、木製の半製品が引き出され、切断面は糊で塗られ、繋ぎ目は紙で貼り付け、両面が接続される。
【0004】
技術手法により次のような問題の解決が従来技術として知られている。塗料の層の耐久性を強化し、製品の品質を向上させ、製造期間を短縮させ、製造コストも減価させる。
【0005】
(ロシア連邦特許第2132781号、公開日:1999年7月10日)。その為、厚紙は天然糊に浸透させた液体に塗られ、木塊材に巻き付けられる際、酢酸ビニル樹脂を基にした糊で覆われ、その後巻枠は伸縮自在の撚ったものに締められる。組み立てられた物品の表面研磨後、完璧で平坦な状態に最終的仕上げられ、何回か多量の漆に浸透させる。
【0006】
張子の物品の耐水性を向上させる為、ロシア連邦特許第2127785号、公開日:1999年3月20日が登録されている。本発明の方法により紙の材料は物品の型に相当している心棒に巻き付けられ、各層別に糊に塗られ、半製品が乾燥される。乾燥された半製品は幾つかの部分に切断され、心棒から取り外され、部品が組み立てられ、表面が加工される。乾燥させる前に半製品が心棒の軸の方向に圧縮され、乾燥は半製品が8−10%の湿度に達するまで常温で行われ、その後半製品は灯油と植物性油脂の混合液に浸される。再び乾燥された半製品は完成寸法に相当している大きさに切断される。
【0007】
上記の方法により製造された全ての製品には中空三次元要素のように紙パルプから製造された半製品の繋ぎ目を貼り合わせた箇所が特徴付けられている。
【0008】
ロシア連邦特許第2127785号から既知の方法により生産された物品はロシア連邦実用新案第52771号、公開日:2006年4月27日より総合的かつ本質的な特徴にしたがった類似物に最も近いものである。指定された[1]特許に記述された工芸装飾的な物品は形作りの木製・ガラス・石膏・陶土・張子から製造可能な基礎6を持っている。基礎6に合成繊維の生地(ポリエステル、ポリアミド、ポリエステル樹脂)からなるリボン7が設置され、それに表面層1を熱溶接の接合により取り付ける。基礎部分は中に残り、半製品は中空三次元要素に分かれない。従って2つの中空三次元要素を物品に結合する必要性もない。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本発明は図面により解説されている:
【
図1】“鈴”(“半鈴”)という中空三次元要素である装飾的・実用的な製造の物体が表示されている。
【
図2】中空三次元要素(
図1)の
略平面状の位置合わせ部材が表示されている。
【
図3】中空三次元要素(
図1)と
略平面状の位置合わせ部材(
図2)の組み立て前が表示されている。
【
図4】
略平面状の位置合わせ部材(
図2)と中空三次元要素(
図1)の組み立て図である。
【
図5】“半鈴”という装飾的・実用的な物品の着色や表面の染色及び絵画を付ける為の半製品が表示されている。
【
図6】平坦な表面に配置される為に完成した装飾的・実用的な物品“半鈴”が表示されている。
【
図7】中空三次元要素(
図1)の吊架の部分を有する
略平面状の位置合わせ部材が表示されている。
【
図8】中空三次元要素(
図1)と
略平面状の位置合わせ部材(
図7)の組み立て前が表示されている。
【
図9】吊架を有する
略平面状の位置合わせ部材(
図7)は中空三次元要素(
図1)が表示されている。
【
図10】初めに組み立てられた
略平面状の位置合わせ部材が部分的に嵌め込まれた中空三次元要素(
図9)と二番目の吊架を有する中空三次元要素(
図1)の組み立て前が表示されている。
【
図11】“鈴”という装飾的・実用的な物品の着色や表面の染色及び絵画を付ける為に半製品が表示されている。
【
図12】吊架の部分を有する“鈴”という完成した装飾的・実用的な物品が表示されている。
【
図13】“天使”という中空三次元要素である装飾的・実用的な物体が表示されている。
【
図14】中空三次元要素(
図1)の吊架の部分と下部に設置する重りの為の孔を有する
略平面状の位置合わせ部材が表示されている。
【
図15】中空三次元要素(
図13)と重りが装備された
略平面状の位置合わせ部材(
図14)の組み立ての前が表示されている。
【
図16】吊架を有する
略平面状の位置合わせ部材(
図13)と中空三次元要素(
図14)が表示されている。
【
図17】初めに組み立てられた
略平面状の位置合わせ部材が部分的に嵌め込まれた中空三次元要素(
図15)と二番目の吊架を有する中空三次元要素(
図13)の組み立て前が表示されている。
【
図18】“天使”という装飾的・実用的な物品の着色や表面の染色及び絵画を付ける為の半製品が表示されている。
【
図19】中に重りが配置された吊架の部分を有する“天使”という完成した装飾的・実用的な物品が表示されている。
【
図20】“急須”という一番目の中空三次元要素である装飾的・実用的な物体が表示されている。
【
図21】“急須”という二番目の中空三次元要素である装飾的・実用的な物体が表示されている。
【
図22】中空三次元要素(
図20と
図21)の下部に配置される重りの為に補足の孔を有する
略平面状の位置合わせ部材が表示されている。
【
図23】“急須の蓋”という三番目の独自の中空三次元要素である装飾的・実用的な物体が表示されている。
【
図24】中空三次元要素(
図20)と重りが装備された
略平面状の位置合わせ部材(
図22)の組み立ての前が表示されている。
【
図25】初めに組み立てられた
略平面状の位置合わせ部材が部分的に嵌め込まれた中空三次元要素(
図24)と二番目の吊架を有する中空三次元要素(
図21)の組み立て前が表示されている。
【
図26】“急須と蓋”という装飾的・実用的な物品の着色や表面の染色及び絵画を付ける為の半製品が表示されている。
【
図27】急須の中に重りが配置された“急須と蓋”という完成した装飾的・実用的な物品が表示されている。
【発明を実施するための形態】
【0016】
紙パルプ(産業廃棄物の再利用、主に紙原料の再利用)で形成された装飾的・実用的な物品はある半製品の少なくとも一つ切断された縁2の中空三次元要素1を含めており、ある基盤の表面(図には表示されていない)と分解し難い接続、又は応答の切断された縁2’の隣接の中空三次元要素と接合を可能にするように実施されている。中空三次元要素1に分解し難い接続と接触している少なくとも内部の表面4の一部と、切断された縁2の輪郭に接している
略平面状の位置合わせ部材3が配置されている。既成の半製品は殊に着色や表面6の染色及び絵画5を付ける為である。
【0017】
製品の補足は次のような特徴である:
略平面状の位置合わせ部材3は少なくとも吊架(紐、糸、クリップ等)9の固定の為一個の孔7と一個の切り口8、又は重り10の設置、又は磁石(図には表示されていない)、又は両面粘着テープ(図には表示されていない)を含んでいる。
略平面状の位置合わせ部材3は中空三次元要素の内部の表面4に接触が可能になるように製造されている。末端で接合される中空三次元要素1と1’は軸及び/又は平坦な対称を原則として形成されている一方、中空三次元要素の切断された縁2と2’は輪郭4(
図11と
図18参照)に結び付けられるように製造され、又は切断された縁2と2’は結び付けられ、少なくとも輪郭4(
図26参照)に沿い、非対称に製造されている。中空三次元要素1と1’の相互に分解し難い及び/又は基礎の表面及び/又は
略平面状の位置合わせ部材3との接合は接着面11を結成した方法により施された。
【0018】
半製品6の表面は補足の装飾的な仕上げ:ビーズ、マクラメ等(表示されていない)を含有する場合もある。中空三次元要素1と1’の完成した組合せはクリスマスツリーの形又は同様の玩具(
図6、
図12、
図19、
図27参照)の形をもって作成可能である。製品自体は独自要素の組み合わせ(
図1−3又は
図1,7,8及び10、又は13,14及び15、又は20−25)の形をもって作成可能である。例えば仮に玩具と称する装飾的・実用的な物品の為の贈り物セット等の、ある集合の構成要素の中に含まれている独自要素の組み合わせにより作成出来る。装飾的・実用的な物品は立体的な幾何学的図形(球、立方体等)、人気ある製品(自動車、器具等)、様式化している植物・動物・物語の人物等の形でもある。
【0019】
発明の重要な特徴分析
紙パルプで形成されていることは環境保護の観点により様々な種類の外面加工に適し、中空三次元要素である装飾的・実用的な物品において見通しの明るい素材である。
【0020】
1.紙パルプで形成されているので張子と類似している点もある。全てにおいて上記の素材(特に張子)の欠点は幾何学的な寸法の空間剛性(相対的に平坦な要素)中空三次元要素の不安定である。この欠点の為、既知の方法により同型の互換性のある物品の大量生産が不可能である。同型の設備で製造される同型の半製品でも違う湿分を持っている為、幾何学的な寸法は本質的に相違しており、末端で接合することは不可能である。縁2の切断は、殊に接触表面の扁平、型の公差を安定化することを可能にする一方、プロフィールの公差は切断された縁2にも安定化することは不可能である。配置の公差にも、特に対称性に同じ傾向が見られる。
【0021】
様々な金属製とプラスチック製の製品は上記の欠点を免れているが、装飾的加工により、特殊な設備及び素材が必要になってくる為、廃棄物利用も困難であり、一般消費者向けの商品としても近づき難くなってくる。
【0022】
紙パルプで形成されている製品(組み立て式の製品を含め)の上記指定された欠点は理論上の(正確な)形や中空三次元要素1(切断された縁2の輪郭に接する内側の表面4)の末端で接合する部分や配置を再現している
略平面状の位置合わせ部材3を使用しながら除去することが可能である。例えば、製品は鈴の半分、凸面の五角の星、卵の半分等を再現している中空三次元要素1を基にして製造されていると、成型や乾燥後、縁2を切断しても不規則な輪郭の形を持ち得る。製品の主に同様の材料(紙、厚紙等)から作られている
略平面状の位置合わせ部材3は鈴・星・卵等の切断された縁2の輪郭に接する内側の表面4を再現し、上記の欠点を完全に除去する。嵌め込み物3の中空三次元要素1に対しての固定は摩擦効力又は接着面又はそれらの組み合わせにより実行可能である。上記の中空三次元要素1(“星”の半分・鈴等)は装飾され、基盤の表面(事務所の天井等)に取り付けられ、一定の様式のインテリアのデザインを得ることが可能である。単一の中空三次元要素1に二番目の要素(二番目の半分)を貼り付けることにより適切な場所で置いたり吊るしたりことが可能でありながら立体的で左右対称の製品が得られる。単一の中空三次元要素1と1’は厚さが内側の表面4と接することが可能な、接合11を形成している輪郭に接している切断された縁2と2’の一つの共通の
略平面状の位置合わせ部材3を有することが可能である。各の中空三次元要素1と1’は切断された縁2と2’との後の交互の接合の為にのみならず、嵌め込み物4との接触も、独自の嵌め込み物3を有することが可能であり、製品を経済的に作成することを可能にする。
【0023】
略平面状の位置合わせ部材3は少なくとも一つの嵌め込み口7と吊架9を固定する為の(
図2、
図14と
図22参照)一つの切り口8を含めている為、吊架9の固定を確実に確保しながら型や配置の公差の安定化の主な機能の実行を阻まないのである。嵌め込み物3を中空三次元要素に設置する際、嵌め込み口7に指を押し込むことにより組み立ての際、利便性が更に高まる。嵌め込み口7又は補足の嵌め込み口7’は
略平面状の位置合わせ部材3(
図14と
図22参照)の下部に設置されていると、中に重り10すなわち加重剤(ボルトとナット、ゴムからなる塑形剤、粘土等)の設置が可能になり、様々な水平な表面に設置する際、製品の安定性を確保することが出来る。この外、嵌め込み物3は磁石を含む場合、装飾的・実用的な物品を様々な金属製の表面(冷蔵庫のドアの表面等)に固定することが安易になる。磁石は両面テープで取り換えることが可能である。その場合、製品をどんな平坦な表面にも設置することが可能な一方、一度設置した製品は統一性を破壊せずに違う場所に移動させることが困難である。
【0024】
末端で接合される中空三次元要素1と1’は軸及び/又は平坦な対称を原則として形成することが可能であり、中空三次元要素の切断された縁2と2’は結び付けられ、簡潔で流線形の製品を得ることが出来る。上記のような製品は鈴・卵・星・動物・マネキン人形等に属することが可能である。
【0025】
末端で接合される中空三次元要素1と1’は非対称に作られる場合があり、その切断された縁2は少なくとも輪郭に結び付けられるように作られている。上記により更に複合的な製品:口や取り外しが可能な蓋がある急須、様々な体勢の人形や動物等が製作可能である。
【0026】
中空三次元要素1と1’の相互に分解し難い基礎の表面と
略平面状の位置合わせ部材3とを接合する為には接着剤の使用は最も望ましい一方、糸でも縫い合わせることが可能であり、更に印刷用の漆の分厚い層で塗ることも可能である。
【0027】
完成製品の表面6は着色や染色及び絵画5が付けられている場合があり、装飾的な要素:ビーズ、マクラメ等を使用している補足の独自の仕上げを含む場合もある。従って中空三次元要素1と1’の組み合わせの結果、著しく装飾的な性質を持っているクリスマスツリー又は同様の玩具を得ることが出来る。
【0028】
出願人の意図するところによると、装飾的・実用的な物品は完成したクリスマスツリーの同等の玩具、又は様々な中空三次元要素1から成る表面6に後の着色や染色及び絵画5を塗布するセットの一部の大量生産の製品でもあり得る。結果として娯楽や創造力・理解力の発達の方法として大人にも子供にも独自で作成することが可能である。様々な芸術的な長所を持つ唯一無二の装飾的・実用的な物品になる。
【0029】
装飾的・実用的な物品の可能で望ましい製造方法の内の一つは次のような技術的な手続きを踏んでいる。
【0030】
印刷術の廃棄物と刷り損じた紙を使用した液状の紙パルプが用意する。真空方法により突起プアンソンで被覆を形成するか、更に最も経済的に作り得る多数の同型の中空三次元要素1を部分的にセンサーで調整し、乾燥させ、形成する。乾燥後、縁2(技術的な寸法増しが削除される)が切断され、既成中空三次元要素1を容器に配置する。
【0031】
同様の方法により装飾的・実用的な物品の対称・非対称の中空三次元要素1が得られる。
【0032】
抜き型において
略平面状の位置合わせ部材3の表面にある必要な歯型に切り取られた箇所8と嵌め込み口7及び7’が得られる。各嵌め込み物3の輪郭は中空三次元要素1の切断された縁2に接している内側の表面4の正確に適合する輪郭に相応している。
【0033】
形作りや型抜きの方法により得られた部品の中から装飾的・実用的な物品、殊にクリスマスツリーの装飾品を独自に作成する為の組み立て道具が作り上げられる。
【0034】
装飾的・実用的な物品作成は興味深いゲームや娯楽として創造力や知的能力を適応させた社会グループでの実践的な訓練として子供から大人までの様々な能力(例えば運動機能等)、判断力・理解力を発達させることが可能である。
【実施例1】
【0036】
“半鈴”の玩具の作成(
図1−6参照)。
【0037】
紙パルプの処理方法により切断された縁2を持ついわゆる“鈴”の半分、中空三次元要素1が得られる。
略平面状の位置合わせ部材3が微細な縮小を施された厚紙から抜き取る方法により得られる。
【0038】
その後、得た部品は“半鈴”という装飾的・実用的な物品は独自作成の為、住民向けの販売目的で売出されるか、又は、特殊な製造条件において既存の製造法を基に特に機械化や自動化の方法を使用し、組み立てや装飾のため利用される。
【0039】
切断された縁2に接している中空三次元要素1の内側の表面4の輪郭に指を配置する為にある嵌め込み口7、と切断された縁2の端からはみ出ないように
略平面状の位置合わせ部材3に糊の一層を塗布し、内部に挿入する。必要な場合、得られた接合部分に補助として糊を塗布することも出来る。接着された半製品は接合の粘着部分を含め、細かい紙やすりで加工することが可能である。結果、今後の装飾化に用意されている“半鈴”という軽量で且つ堅牢で立体的な半製品が得られる。装飾化に半製品の立体的な突起部を曝すことが十分であると考えられる。半製品の立体的な突起部は下塗りをされ、外側の表面1;6に絵を付けることが可能で、糊で塗布され、例えばビーズのモザイク画を付けることが可能である。
完成した装飾的・実用的な物品は水平な表面に可動の装飾品として設置することが可能で、又は冷蔵庫のドアに取り付けることも可能である。
【実施例2】
【0040】
“鈴”というクリスマスツリーの玩具の作成(
図7−12参照)。
【0041】
鈴の半分と
略平面状の位置合わせ部材3が実施例1に記述されている方法により得られる。
【0042】
次のような技術特徴を強調している。
【0043】
略平面状の位置合わせ部材3に吊架の部分9が結び付けられ、例えばループのある紐が嵌め込み口7に通され、切り口8に固定される。切断された縁2に接している中空三次元要素1の内側の表面4の輪郭に一層の糊が塗布され、
略平面状の位置合わせ部材3が挿入される。その
略平面状の位置合わせ部材3の部分が切断された縁2の端からはみ出るように、隣接の中空三次元要素2と接合する。切断された縁2に接している二番目の中空三次元要素1’の内側の表面4の輪郭にも糊が一層塗布され、一番目の中空三次元要素1と既に貼り付けられている
略平面状の位置合わせ部材3の突起部と末端で接合する。必要な場合、接合11に補助として糊を塗布される。接着された半製品は粘着の接合11を含め、細かい紙やすりで加工することが可能である。
【0044】
出来上がった吊架の部分9を有する装飾的・実用的な物品はクリスマスツリーの直接的用途である装飾品として使用出来る。
【実施例3】
【0045】
“星空”の玩具の作成(図面が添付されていない)。
【0046】
この場合、例1及び例2と同等の方法が使用されている。中空三次元要素は一つのみ(“星”の半分)が使われる。中に同じ高さで合わせ、接着剤で
略平面状の位置合わせ部材が設置される。
【0047】
装飾化に半製品の立体的な突起部が曝される。その後、完成した製品の背面(
略平面状の位置合わせ部材の開かれた部分)に両面テープが接着され、糊が塗布され、天井に取り付けられる。その他の片面の突起した星(要望により、両面の突起した星にも容易に変形可能)が同じように取り扱われる。
【実施例4】
【0048】
“天使”の玩具の作成(
図13−19参照)。
【0049】
この場合、
略平面状の位置合わせ部材に吊架の部分9と、補足の嵌め込み口7に重り10が、それぞれ設置されるのを除き、例1−3と同等の方法が使用される。
【0050】
重り10により、白色を主に使用した装飾された玩具はどのように水平な表面にも安定した配置が確保される一方、吊架の部分9により、どのように突起した物体(クリスマスツリーの枝、壁に打ち付けられた釘等)にもぶら下げることが可能である。
【実施例5】
【0051】
非対称の“急須”という玩具の作成(
図20−27参照)。
【0052】
製品の部品は切断された縁2を有する取手1のある“半分”と取手(1’)がない“半分”の幾つかの独自の中空三次元要素1と、その間に配置する
略平面状の位置合わせ部材3(この部品は製品の形及び蓋(キャップ蓋)12を特定付けられている)を除き、上記に記述している同等の手段により得られる。
略平面状の位置合わせ部材3の下部に重り10を設置する為、補足の嵌め込み口7’を作成する必要がある。
【0053】
組み立ては例2と同様に行われ、
略平面状の位置合わせ部材3に吊架の部分9と、今後の特異な形の部品の接合を配置する合理性が重要となる。第一に、急須という物体が形成され、その後、必要な場合、調整的な機能を部分的に果たしている蓋12が接着され、装飾化に組み立てられた半製品の完成した中空三次元要素の構造における剛性が以後確保されることとなる。
【0054】
水平な表面(机や床の上)に急須を配置する場合、組み立て前の製品に
略平面状の位置合わせ部材の補足の嵌め込み口7に重りを設置する必要がある。重りは嵌め込み物の別々の側に分離されている塑形用剤か粘土のうちどちらかの二つの塊、又は短いボルトとナットが交互に嵌め込み口7’を通じて接合されている。
【0055】
完成した装飾的・実用的な物品“急須”はどのように水平な表面にも設置することが可能である。
【0056】
同等の方法によりその他の装飾的・実用的な物品(イースターエッグ、花、動物、人形、オリジナルのチェス、アルファベット等)も作成することが可能である。
【0057】
上記に挙げられた例は仮定的な例であり、発明の可能な実行方法を部分的にしか反映しない。