(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6035564
(24)【登録日】2016年11月11日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】パウチ容器
(51)【国際特許分類】
B65D 33/00 20060101AFI20161121BHJP
【FI】
B65D33/00 ZBRP
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-155177(P2012-155177)
(22)【出願日】2012年7月11日
(65)【公開番号】特開2014-15245(P2014-15245A)
(43)【公開日】2014年1月30日
【審査請求日】2015年6月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】313004403
【氏名又は名称】株式会社フジシール
(72)【発明者】
【氏名】居敷 俊生
(72)【発明者】
【氏名】高野 忠
【審査官】
家城 雅美
(56)【参考文献】
【文献】
特開2003−026194(JP,A)
【文献】
特開2010−111393(JP,A)
【文献】
特開2006−240691(JP,A)
【文献】
特開2005−239211(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D30/00−33/38
B65D67/00−79/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一対の対向する外装シートを含む柔軟性シートによって形成される容器本体を備えるパウチ容器であって、
前記容器本体の左右の各側縁に、相互に掛合可能な上側掛止部及び下側掛止部が、それぞれ幅方向の外側に張り出すような状態で連設されており、
上側掛止部は容器本体を上下に3分割したときの上側領域に、下側掛止部は容器本体を上下に3等分したときの下側領域にそれぞれ配設されていることを特徴とするパウチ容器。
【請求項2】
前記上側掛止部には、穴が形成されており、
前記下側掛止部の上縁及び下縁には、前記上側掛止部の前記穴に差し込んだときに、前記穴の周縁に掛合する一対のノッチが形成されており、
前記下側掛止部が連設されている前記容器本体の下部側縁は、前記下側掛止部の基端から上方に向かって内側に傾斜した傾斜部を有している請求項1に記載のパウチ容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、ボディーソープやシャンプー等の液状、ペースト状、流動状の詰め替え用の商品を充填するためのパウチ容器に関する。
【背景技術】
【0002】
こういった詰め替え用の液体商品等を充填するためのパウチ容器には、使用後にコンパクトな状態で廃棄することができるようにしたものがある。例えば、
図8に示すパウチ容器50は、同図に示すように、2枚のフレキシブルシート51を重ね合わせた状態で、その周囲を溶着することによって袋状に形成されており、一方の側縁における幅広の溶着部分を所定幅の帯状体Bとして切り離すことができるようにミシン目52が形成されていると共に、帯状体Bとして切り離される部分には、その上下2カ所に所定長のスリット53が形成されている。
【0003】
従って、このパウチ容器50では、上縁部分を破断することによって開封し、内容物を注出した後は、
図9に二点鎖線で示すように、ミシン目52で破断することによって、空になったパウチ容器50の一方の側縁から帯状体Bを切り離した後、
図10に示すように、帯状体Bが切り離されたパウチ容器50をロール状に巻回し、その両端部を切り離した帯状体Bのスリット53に差し込むことによってロール状に保持した状態で廃棄するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3753867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述したようなパウチ容器50では、廃棄時のコンパクトな形態にするには、空になったパウチ容器50から帯状体Bを切り離し、そのパウチ容器50をロール状に巻回した後、ロール状に巻回されたパウチ容器50を、パウチ容器50から切り離した帯状体Bのスリット53に差し込むことによってロール状に保持しなければならないので、パウチ容器50を巻回する動作から一連の動作で、ロール状に巻回したパウチ容器50をその状態に保持することができず、作業性が悪いといった問題がある。
【0006】
また、上述したようなパウチ容器50では、帯状体Bに形成されたスリット53に差し込むことができるように、パウチ容器50を巻回しなければならないが、どれくらいの径にしたらスリット53に差し込むことができるのかが即座に分からないので、ロール状に巻回したパウチ容器50の径が大きすぎる場合もあり、その場合は、ロール状に巻回したパウチ容器50を一旦広げて再度巻回し直さなければならず、そういった点においても、作業性に問題がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、一連の動作で廃棄時のコンパクトな形態に簡単に保持することができるパウチ容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、少なくとも一対の対向する外装シートを含む柔軟性シートによって形成される容器本体を備えるパウチ容器であって、前記容器本体の左右の各側縁に、相互に掛合可能な上側掛止部及び下側掛止部が、幅方向の外側に張り出すような状態で連設されていることを特徴とするパウチ容器を提供するものである。
【0009】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のパウチ容器において、前記下側掛止部が連設されている前記容器本体の下部側縁は、前記下側掛止部の基端から上方に向かって内側に傾斜した傾斜部を有していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、請求項1に係る発明のパウチ容器は、左右の各側縁に、相互に掛合可能な上側掛止部及び下側掛止部が、幅方向の外側に張り出すような状態で連設されているので、使用済みのパウチ容器を、その上下方向に巻回した後、上側掛止部と下側掛止部とを相互に掛合させることによって、パウチ容器を廃棄時の形態である巻回状態に保持することができる。
【0011】
特に、使用済みのパウチ容器を巻回し終えると、上側掛止部と下側掛止部とが概ね対向しており、引き続き上側掛止部と下側掛止部とを相互に掛合させることができるので、パウチ容器を巻回する動作から一連の動作で、ロール状に巻回したパウチ容器をその廃棄状態に保持することができ、作業性がよい。
【0012】
また、このパウチ容器では、その巻回状態に拘わらず、タイトに巻回した場合であっても、ルーズに巻回した場合であっても、上側掛止部と下側掛止部とを相互に掛合させることができるので、ロール状に巻回したパウチ容器の径が大きすぎる場合は帯状体に形成されたスリットに差し込むことができない従来のパウチ容器のように、ロール状に巻回したパウチ容器の径が大きすぎる場合に、そのパウチ容器を一旦広げて再度巻回し直すといった面倒な作業を行う必要がなく、この点においても作業性がよい。
【0013】
また、内容物の充填量が容器本体の内容量の半分程度であれば、容器本体を上下に二つ折りした状態で、上側掛止部と下側掛止部とを相互に掛合させることによって、パウチ容器の収納時にもコンパクトな折り畳み状態に保持することができる。
【0014】
また、請求項2に係る発明のパウチ容器は、下側掛止部が連設されている容器本体の下部側縁が、下側掛止部の基端から上方に向かって内側に傾斜した傾斜部を有しているので、パウチ容器を巻回したときに元に戻ろうとするスプリングバック力が下側掛止部に作用し易くなり、上側掛止部と下側掛止部とを相互に掛合させたときに、両者の掛合強度が大きくなって、両者の掛合が解除されにくくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】この発明に係るパウチ容器の一実施形態を示す正面図である。
【
図2】(a)は同上のパウチ容器を示す分解正面図、(b)は同上のパウチ容器を示す分解側面図である。
【
図3】(a)は同上のパウチ容器の廃棄時の形態を示す斜視図、(b)は同上の形態を示す正面図である。
【
図4】他の実施形態であるパウチ容器を示す正面図である。
【
図5】(a)は他の実施形態であるパウチ容器を示す正面図、(b)は同上のパウチ容器における注出口を形成した状態を示す正面図である。
【
図6】同上のパウチ容器における注出状態を示す斜視図である。
【
図7】他の実施形態であるパウチ容器を示す正面図である。
【
図9】同上のパウチ容器を廃棄時のコンパクトな形態にする方法を説明するための説明図である。
【
図10】同上のパウチ容器の廃棄時の形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すパウチ容器1は、ボトル容器に詰め替えるための業務用の洗剤やシャンプー等の液体商品を充填するための大容量のパウチ容器であり、液体商品が充填される、厚さ60〜200μm程度の柔軟性シートによって形成される容器本体10と、この容器本体10に充填された液体商品を注出するために容器本体10に装着されたスパウト20とを備えている。
【0017】
前記容器本体10を形成している柔軟性シートは、通常、単層又は複層の樹脂フィルムから構成されており、ベースフィルム層と、ヒートシール性を付与するシーラント層とを有する複層シートが好適であり、高いガスバリア性が要求される場合には、ベースフィルム層とシーラント層との間にガスバリア層を設けることが好適である。
【0018】
前記ベースフィルム層を構成するフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン−6、ナイロン−66などのポリアミド及びエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。
【0019】
前記シーラント層を構成するフィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される一層又は二層以上の延伸又未延伸フィルムが例示できる。
【0020】
前記ガスバリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)などの樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルム(例えば、ベースフィルム層であってもよい)に、アルミニウム、酸化アルミニウムやシリカ等の無機酸化物などを蒸着(又はスパッタリング)したフィルムが例示できる。
【0021】
前記容器本体10は、
図1及び
図2(a)、(b)に示すように、胴部を形成する一対の外装シート11と、両外装シート11の下端部から内側に折り込まれてボトムガセット部を形成するボトムガセットシート14とから構成されており、折り込まれたボトムガセットシート14の内面の周縁が外装シート11の下部内面にヒートシールされると共に、外装シート11の内面の両側縁が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されている。なお、
図1における網掛け表示部分がヒートシールされる領域を示している。
【0022】
前記外装シート11は、略長方形状で、左右の各側縁の上端部及び下端部には、相互に掛合可能な上側掛止部12及び下側掛止部13が、幅方向の外側に張り出すような状態で連設されており、両外装シート11の下端部から内側に折り込まれるボトムガセットシート14の両側縁も、下側掛止部13が連設された外装シート11の下部側縁と同一の形状を有している。
【0023】
前記上側掛止部12には、下側掛止部13の先端部を差込可能な穴12aが形成されており、下側掛止部13の上縁及び下縁には、上側掛止部12の穴12aに差し込んだときに、穴12aの周縁に掛合する一対のV字形状のノッチ13aが形成されている。
【0024】
前記外装シート11の下端部から内側に折り込まれるボトムガセットシート14も、外装シート11の下側掛止部13に対応する位置に、下側掛止部13と同一形状の掛止部15が連設されており、この掛止部15の上縁及び下縁には、下側掛止部13の一対のノッチ13aに対応する位置に一対のV字形状のノッチ15aが形成されている。
【0025】
また、下側掛止部13や掛止部15が連設されている外装シート11の下部側縁やボトムガセットシート14の側縁は、ノッチ13aやノッチ15aの内側縁から上方に向かって内側に傾斜した傾斜部11aや傾斜部14aを有しており、この傾斜部11aや傾斜部14aの存在により、パウチ容器1を巻回したときに元に戻ろうとするスプリングバック力が下側掛止部13や掛止部15に作用し易くなるので、ヒートシールされた下側掛止部13及び掛止部15を上側掛止部12の穴12aに差し込んだときに、穴12aの周縁のノッチ13a及びノッチ15aに対する掛合強度が大きくなり、下側掛止部13及び掛止部15が穴12aから外れにくくなるという効果がある。
【0026】
また、ボトムガセットシート14の掛止部15には、二つ折りした状態で相互に一致する穴15bがそれぞれ形成されており、この穴15bを介して、外装シート11、11の下側掛止部13、13同士が部分的にヒートシールされている。
【0027】
前記スパウト20は、
図1及び
図2(a)、(b)に示すように、容器本体10に充填された液体商品を注ぎ出すための口部本体21と、この口部本体21を開閉するスクリューキャップ22と、口部本体21に連設された、断面形状が舟形状または楕円形状の装着部23とから構成されており、この装着部23が一対の外装シート11の上縁に挟み込まれた状態でヒートシールされている。
【0028】
以上のように構成されたパウチ容器1は、充填された液体商品をボトル容器等に詰め替えることによって空になると、
図3(a)、(b)に示すように、容器本体10部分を下方側から上方側に巻回し、上側掛止部12の穴12aに下側掛止部13を差し込んで、下側掛止部13のノッチ13aを上側掛止部12の穴12aの周縁に掛合させることによって、パウチ容器を廃棄時の形態であるコンパクトな巻回状態に保持することができる。
【0029】
特に、使用済みのパウチ容器1を巻回し終えると、上側掛止部12と下側掛止部13とが概ね対向した状態となり、引き続いて上側掛止部12の穴12aに下側掛止部13を差し込むことができるので、容器本体10を巻回する動作から一連の動作で、ロール状に巻回したパウチ容器1を、その廃棄状態に保持することができ、作業性がよい。
【0030】
また、このパウチ容器1では、その巻回状態に拘わらず、タイトに巻回した場合であっても、ルーズに巻回した場合であっても、下側掛止部13を上側掛止部12の穴12aに差し込むことができるので、ロール状に巻回したパウチ容器の径が大きすぎる場合は帯状体に形成されたスリットに差し込むことができない従来のパウチ容器のように、ロール状に巻回したパウチ容器の径が大きすぎる場合に、そのパウチ容器を一旦広げて再度巻回し直すといった面倒な作業を行う必要がなく、この点においても作業性がよい。
【0031】
また、内容物の充填量が容器本体10の内容量の半分程度であれば、容器本体10を上下に二つ折りした状態で、上側掛止部12の穴12aに下側掛止部13を差し込んで、下側掛止部13のノッチ13aを上側掛止部12の穴12aの周縁に掛合させることによって、パウチ容器の収納時にもコンパクトな折り畳み状態に保持することができる。
【0032】
なお、上述したパウチ容器1は、下側掛止部13や掛止部15が連設されている外装シート11の下部側縁やボトムガセットシート14の側縁が、ノッチ13aやノッチ15aの内側縁から上方に向かって内側に傾斜した傾斜部11aや傾斜部14aを有しているが、これに限定されるものではなく、
図4に示すパウチ容器1Aのように、容器本体10Aの両側縁が上側掛止部12の下縁から略真下に延びる形状であってもよい。
【0033】
また、上述したパウチ容器1では、左右の各側縁の上端部及び下端部に、相互に掛合可能な上側掛止部12及び下側掛止部13を配設しているが、これに限定されるものではなく、例えば、上側掛止部は容器本体を上下に3分割したときの上側領域に、下側掛止部は容器本体を上下に3等分したときの下側領域にそれぞれ配設されていればよい。
【0034】
また、上述したパウチ容器1、1Aは、容器本体10、10Aにスパウト20が装着されているが、これに限定されるものではなく、例えば、
図5(a)に示すように、スパウトを装着する代わりに、容器本体10の上端縁に注出口形成部16を連設し、同図(b)に示すように、この注出口形成部16を破断することによって注出口Mを形成するようにしたパウチ容器1Bにも本発明を適用することができることはいうまでもない。
【0035】
また、上述したパウチ容器1、1A、1Bでは、内容物を注出する際、左右の上側掛止部12を重ね合わせて摘んだ状態で内容物を注出することができるので、注出作業性も良い。特に、スパウトが装着されていないパウチ容器1Bの場合は、内容物を注出する際、左右の上側掛止部12を重ね合わせるようにして摘むことによって、
図6に示すように、略円形状の注出口Mが形成されるので、スパウトが装着されている場合と同様の注出作業性を確保することができる。
【0036】
また、上述したパウチ容器1Bでは、容器本体10の上端縁における幅方向の中央部に注出口形成部16を連設しているが、これに限定されるものではなく、
図7に示すパウチ容器1Cのように、容器本体10の上端縁における幅方向の一方側に斜め上方に突出するように、注出口形成部16aを連設することも可能である。
【0037】
また、上述した各実施形態では、上側掛止部12の穴12aに下側掛止部13を差し込むことで、両者を掛合させるようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、下側掛止部に穴を形成し、上側掛止部を下側掛止部の穴に差し込むようにしてもよく、また、一方の側縁側は上側掛止部に穴を形成し、上側掛止部の穴に下側掛止部を差し込むが、他方の側縁側は下側掛止部に穴を形成し、下側掛止部の穴に上側掛止部を差し込むようにしてもよい。
【0038】
また、上述した各実施形態では、下側掛止部13及び掛止部15の上縁及び下縁に、上側掛止部12の穴12aに掛合するノッチ13a、15aを形成しているが、ノッチ13a、15aは省略することも可能である。
【0039】
また、上述した各実施形態では、上側掛止部及び下側掛止部のいずれか一方の掛止部に穴を形成し、その穴に他方の掛止部を差し込むことで、両者を掛合させるようにしているが、これに限定されるものではなく、相互に掛合させることができるのであれば、種々の掛止部を採用することができることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、大容量のパウチ容器をコンパクトな状態で廃棄する場合に利用することができる。
【符号の説明】
【0041】
1、1A、1B、1C パウチ容器
10、10A 容器本体
11 外装シート
11a 傾斜部
12 上側掛止部
12a 穴
13 下側掛止部
13a ノッチ
14 ボトムガセットシート
14a 傾斜部
15 掛止部
15a ノッチ
15b 穴
16、16a 注出口形成部
20 スパウト
21 口部本体
22 スクリューキャップ
23 装着部
M 注出口