特許第6035856号(P6035856)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6035856
(24)【登録日】2016年11月11日
(45)【発行日】2016年11月30日
(54)【発明の名称】定着装置および画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 15/20 20060101AFI20161121BHJP
【FI】
   G03G15/20 555
【請求項の数】6
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-109566(P2012-109566)
(22)【出願日】2012年5月11日
(65)【公開番号】特開2013-238645(P2013-238645A)
(43)【公開日】2013年11月28日
【審査請求日】2015年3月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100094330
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 正紀
(74)【代理人】
【識別番号】100109689
【弁理士】
【氏名又は名称】三上 結
(72)【発明者】
【氏名】小西 佳郎
(72)【発明者】
【氏名】石田 正美
【審査官】 平田 佳規
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭63−253977(JP,A)
【文献】 特開2008−216549(JP,A)
【文献】 特開2007−256887(JP,A)
【文献】 特開2000−137407(JP,A)
【文献】 特開2011−237481(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 15/20
G03G 15/00− 15/01
G03G 21/00− 21/20
G05D 23/00− 23/32
H05B 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱源を有し該熱源により熱せられる加熱部材と、
トナー像を保持して搬送されてきた用紙を前記加熱部材表面との間に挟んで加圧することにより、該加熱部材と共同して、該トナー像を該用紙上に定着する加圧部材と、
前記加熱部材表面の温度を測定する温度測定器と、
前記温度測定器により測定された温度に基づいて前記熱源を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路が、前記加熱部材表面の温度分布が相対的に平坦な状態にあるか否かを判定する予め定められた判定条件を満たす第1の状態から該加熱部材表面の温度を上昇させる第1のモードにおける該加熱部材表面の温度上昇目標温度である第1の温度上昇目標温度を、該判定条件を満たさない第2の状態から該加熱部材表面の温度を上昇させる第2のモードにおける該加熱部材表面の温度上昇目標温度である第2の温度上昇目標温度よりも低い目標温度に設定して、該加熱部材表面の温度を上昇させるように前記熱源を制御するものであることを特徴とする定着装置。
【請求項2】
前記制御回路は、前記第1のモードにおいて前記熱源を制御して、前記加熱部材表面を該第1のモードにおける前記第1の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、定着動作を行なわずにさらにあらかじめ定められた第1の時間が経過した後は、該加熱部材表面を、前記第2のモードにおける前記第2の温度上昇目標温度に向けてさらに加熱させるものであることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
【請求項3】
前記制御回路は、前記第2の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、定着動作を行なわずにあらかじめ定められた第2の時間が経過した後は、加熱制御を停止することを特徴とする請求項2記載の定着装置。
【請求項4】
前記制御回路は、前記第1のモードにおいて前記熱源を制御して、前記加熱部材表面を該第1のモードにおける前記第1の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、前記第1の時間が経過する前に印刷信号を受信した場合には、該第1の温度上昇目標温度よりも高い温度である第1の定着温度に向けてさらに加熱させた後定着動作を行なわさせ、前記加熱部材表面を該第2のモードにおける前記第2の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、前記第1の時間が経過する前に印刷信号を受信した場合には、該第2の温度上昇目標温度よりも高い温度である第2の定着温度に向けてさらに加熱させた後定着動作を行なわさせるものであることを特徴とする請求項3記載の定着装置。
【請求項5】
前記温度測定器が、前記加熱部材表面の、用紙搬送方向に交わる幅方向複数箇所それぞれの温度を測定する複数の温度センサを有し、
前記制御回路は、前記複数の温度センサで測定された温度に基づいて前記第1のモードにおける制御を行なうか前記第2のモードにおける制御を行なうかを判定するものであることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の定着装置。
【請求項6】
用紙を搬送する搬送部と、
トナー像を形成して、搬送されてきた用紙上に該トナー像を転写する画像形成部と、
前記画像形成部よりも用紙搬送方向下流側に配置され、トナー像の転写を受けてさらに搬送されてきた用紙を加熱および加圧して該トナー像を該用紙上に定着する定着部とを備え、
前記定着部が、
熱源を有し該熱源により熱せられる加熱部材と、
トナー像を保持して搬送されてきた用紙を前記加熱部材表面との間に挟んで加圧することにより、該加熱部材と共同して、該トナー像を該用紙に定着する加圧部材と、
前記加熱部材表面の温度を測定する温度測定器と、
前記温度測定器により測定された温度に基づいて前記熱源を制御する制御回路とを備え、
前記制御回路が、前記加熱部材表面の温度分布が相対的に平坦な状態にあるか否かを判定する予め定められた判定条件を満たす第1の状態から該加熱部材表面の温度を上昇させる第1のモードにおける該加熱部材表面の温度上昇目標温度である第1の温度上昇目標温度を、該判定条件を満たさない第2の状態から該加熱部材表面の温度を上昇させる第2のモードにおける該加熱部材表面の温度上昇目標温度である第2の温度上昇目標温度よりも低い目標温度に設定して、該加熱部材表面の温度を上昇させるように前記熱源を制御するものであることを特徴とする画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
トナー像を用紙上に定着する定着装置においてそのトナー像を加熱する加熱部材の温度制御が行なわれている。
【0003】
特許文献1には、加熱部材の温度立上げ時の温度が低い場合に、高い昇温目標温度に設定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平7−114281号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、立上げ後の最初の動作開始迄の時間の短縮化と省電力との双方を実現した定着装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1は、
熱源を有しその熱源により熱せられる加熱部材と、
トナー像を保持して搬送されてきた用紙を加熱部材表面との間に挟んで加圧することにより、加熱部材と共同して、トナー像を用紙上に定着する加圧部材と、
加熱部材表面の温度を測定する温度測定器と、
温度測定器により測定された温度に基づいて熱源を制御する制御回路とを備え、
上記制御回路が、加熱部材表面の温度分布が相対的に平坦な状態にあるか否かを判定する予め定められた判定条件を満たす第1の状態から加熱部材表面の温度を上昇させる第1のモードにおける加熱部材表面の温度上昇目標温度である第1の温度上昇目標温度を、その判定条件を満たさない第2の状態から加熱部材表面の温度を上昇させる第2のモードにおける加熱部材表面の温度上昇目標温度である第2の温度上昇目標温度よりも低い目標温度に設定して、加熱部材表面の温度を上昇させるように熱源を制御するものであることを特徴とする定着装置である。
【0007】
請求項2は、請求項1記載の定着装置において、上記制御回路は、第1のモードにおいて熱源を制御して、加熱部材表面をその第1のモードにおける第1の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、定着動作を行なわずにさらにあらかじめ定められた第1の時間が経過した後は、加熱部材表面を、第2のモードにおける第2の温度上昇目標温度に向けてさらに加熱させるものであることを特徴とする。
請求項3は、請求項2記載の定着装置において、上記制御回路は、加熱部材表面を第2のモードにおける第2の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、定着動作を行なわずにあらかじめ定められた第2の時間が経過した後は、加熱制御を停止することを特徴とする。
請求項4は、請求項3記載の定着装置において、上記制御回路は、第1のモードにおいて熱源を制御して、加熱部材表面を第1のモードにおける第1の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、第1の時間が経過する前に印刷信号を受信した場合には、第1の温度上昇目標温度よりも高い温度である第1の定着温度に向けてさらに加熱させた後定着動作を行なわさせ、加熱部材表面を第2のモードにおける第2の温度上昇目標温度にまで加熱させた後、第2の時間が経過する前に印刷信号を受信した場合には、第2の温度上昇目標温度よりも高い温度である第2の定着温度に向けてさらに加熱させた後定着動作を行なわさせるものであることを特徴とする。
【0008】
請求項は、請求項1から4のうちのいずれか1項記載の定着装置において、上記温度測定器が、加熱部材表面の、用紙搬送方向に交わる幅方向複数箇所それぞれの温度を測定する複数の温度センサを有し、上記制御回路は、それら複数の温度センサで測定された温度に基づいて第1のモードにおける制御を行なうか第2のモードにおける制御を行なうかを判定するものであることを特徴とする。
【0009】
請求項6は、用紙を搬送する搬送部と、トナー像を形成して、搬送されてきた用紙上にトナー像を転写する画像形成部と、画像形成部よりも用紙搬送方向下流側に配置され、トナー像の転写を受けてさらに搬送されてきた用紙を加熱および加圧してトナー像を用紙上に定着する定着部とを備え、上記定着部が、
熱源を有しその熱源により熱せられる加熱部材と、
トナー像を保持して搬送されてきた用紙を加熱部材表面との間に挟んで加圧することにより、加熱部材と共同して、トナー像を用紙に定着する加圧部材と、
加熱部材表面の温度を測定する温度測定器と、
温度測定器により測定された温度に基づいて熱源を制御する制御回路とを備え、
上記制御回路が、加熱部材表面の温度分布が相対的に平坦な状態にあるか否かを判定する予め定められた判定条件を満たす第1の状態から加熱部材表面の温度を上昇させる第1のモードにおける加熱部材表面の温度上昇目標温度である第1の温度上昇目標温度を、その判定条件を満たさない第2の状態から加熱部材表面の温度を上昇させる第2のモードにおける加熱部材表面の温度上昇目標温度である第2の温度上昇目標温度よりも低い目標温度に設定して、加熱部材表面の温度を上昇させるように熱源を制御するものであることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の定着装置および請求項の画像形成装置によれば、第1の温度上昇目標温度と第2の温度上昇目標温度が同一の場合と比べ、動作開始迄の時間短縮と省電力との双方が実現する。
【0011】
請求項2の定着装置によれば、動作開始までの時間が長引いても確実な定着動作が行なわれる。
【0012】
請求項の定着装置によれば、モードの誤判定を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態としての画像形成装置の概略構成図である。
図2図1に示す画像形成装置における定着器と排出器を示した断面図である。
図3図1図2に示す画像形成装置における、定着器を構成する加熱ロールの温度制御系統図である。
図4】比較例としての温度制御概念図である。
図5】本実施形態における温度制御原理説明図である。
図6】本実施形態における加熱ロールの温度制御アルゴリズムを表わしたフローチャートを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態としての画像形成装置の概略構成図である。
【0016】
この図1に示す画像形成装置には、本発明の一実施形態としての用紙搬送装置が組み込まれている。
【0017】
この画像形成装置20には、画像情報源である図示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置から印刷信号が入力される。この印刷信号には、用紙上に形成される画像の基になる画像信号や、その画像信号に基づく画像を形成するための各種設定内容を表わす設定信号や、画像形成を指示する開始信号などが含まれている。
【0018】
この画像形成装置20は、以下のようにして、入力されてきた印刷信号に基づく画像を形成する。
【0019】
画像形成装置20には、この画像形成装置20内の各構成要素の動きを制御する制御部21が備えられている。図示しない外部装置から入力された設定信号や画像信号等からなる印刷信号は、画像形成装置20の制御部21に入力される。そして、画像形成装置20では、この制御部21の制御の下、入力されてきた印刷信号に基づく画像の形成が行われる。
【0020】
画像形成装置20の下部には、2台の用紙トレイ31が収容されている。これらの用紙トレイ31には、各用紙トレイ31ごとに寸法の異なる用紙Pが積み重なった状態に収容されている。各用紙トレイ31は、用紙Pの補給のために、引出し自在に構成されている。
【0021】
それら2台の用紙トレイ31のうちの、例えば原稿の寸法に適合した寸法、あるいは、設定信号中で設定されている寸法の用紙Pが収容されている用紙トレイから用紙Pが、ピックアップロール32により送り出される。送り出された用紙Pは、さばきロール33により1枚ずつに分離され、その分離された1枚の用紙Pが上方に搬送されてその用紙Pの先端が待機ロール34に至る。待機ロール34は、それ以降の搬送のタイミングを調整して用紙Pを送り出す役割りを担っており、この待機ロール34に到達した用紙Pは、その待機ロール34によりそれ以降の搬送のタイミングが調整されてさらに搬送される。
【0022】
この画像形成装置20には、待機ロール34の上方に矢印Aで示す向きに回転する感光体22が備えられている。そして、この感光体22の周囲に、帯電器23、露光器24、現像器25、転写器26、およびクリーナ27が配備されている。
【0023】
感光体22は円筒形状を有し、帯電により電荷を保持し露光によりその電荷を放出してその表面に静電潜像が形成される。
【0024】
帯電器23は、感光体22の表面をある帯電電位に帯電する。
【0025】
また、露光器24には、外部装置から入力されてきた印刷信号中の画像信号が制御部21から入力される。そして、露光器24からはその画像信号に応じて変調された露光光が出力される。感光体22は、この露光光による露光を受け、感光体22の表面に静電潜像が形成される。
【0026】
さらに感光体22は、露光光により露光されて表面に静電潜像が形成された後、現像器25により現像される。現像器25は、トナー収納部25aと、トナー供給路25bと、現像ロール25cとを備えている。現像器25では、トナー収納部25aに収納されているトナーが、トナー供給路25bを通って現像ロール25cの近傍まで送られる。そして、現像ロール25cによって、トナーが感光体22に供給されることで現像が行われて、感光体22の表面にトナー像が形成される。
【0027】
ここで、上記の待機ロール34は、感光体22上のトナー像が、転写器26に対面した位置に達するタイミングに合わせてその位置に到達するように用紙Pを送り出す。そして、感光体22上のトナー像は、転写器26の作用を受け、その送り出されてきた用紙P上に転写される。
【0028】
トナー像の転写後に感光体22上に残存するトナーは、クリーナ27により、感光体22から取り除かれる。
【0029】
これら感光体22、帯電器23、露光器24、現像器25、転写器26、およびクリーナ27を合わせたものが、本発明にいう画像形成部の一例に相当する。
【0030】
トナー像の転写を受けた用紙Pは、さらに矢印B方向に進み、定着器100による加熱および加圧を受けてその用紙P上に定着トナー像からなる画像が形成される。
【0031】
定着器100を通過した用紙Pは、排出器200に向かって矢印C方向に進み、さらに、その排出器200によってさらに矢印D方向に送られて排紙台28上に排出される。
【0032】
ここで、この画像形成装置20は、用紙Pの両面に画像を形成することが可能な装置となっている。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上記のようにして用紙Pの第1面にのみ画像が形成された用紙Pは、排出器200により、矢印C,D方向に、その用紙の後端が排出器200に入り込んだ状態となった反転位置まで搬送される。その後、排出器200が、その反転位置で、用紙の搬送方向を、矢印D方向とは逆向きの矢印E方向に反転し、用紙Pが、その矢印E方向に引き込まれる。この引き込まれた用紙Pは、今度は矢印F方向に進み、搬送ロール35によりさらに矢印G,H方向に搬送されて再度待機ロール34に到達する。再度待機ロール34に到達した時点で、用紙Pは、表裏が反転されている。そして、待機ロール34は、用紙Pを、既に画像が形成されている第1面とは反対側の第2面を感光体22側に向けた姿勢で送り出す。その後は、第1面への画像形成と同様にして、この第2面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙Pは、今度は排紙台28上に排出される。
【0033】
また、この画像形成装置20では、定着器100と排出器200とを覆っているリアパネル29が、支点29aを中心に、矢印I方向に回転して開くように構成されている。定着器100と排出器200との間で用紙Pが詰まった場合には、ユーザによって、このリアパネル29が開けられる。そして、ユーザは、リアパネル29を開けて手を差し入れ、詰まっている用紙Pを取り除く。
【0034】
図2は、図1に示す画像形成装置における定着器と排出器を示した断面図である。
【0035】
定着器100は、加熱ロール101と加圧ロール102とを有する。加熱ロール101は、その内部に熱源101aを備えた中空円筒形状のものであり、同じく円筒形状の加圧ロール102の周面が加熱ロール101の周面に押し付けられている。矢印B方向に進んで定着器100に達した用紙は、用紙ガイド103によって、加熱ロール101と加圧ロール102との接触部に案内される。用紙は、その接触部で加熱ロール101と加圧ロール102とに挟み付けられる。
【0036】
加熱ロール101と加圧ロール102は互いに接したまま矢印J方向に回転している。このため接触部へと案内された用紙は、その接触部で加熱ロール101と加圧ロール102とに挟み付けられて排出器200に向かって進む。そしてその際に、加熱ロール101による加熱および加圧ロール102による加圧を受けて、用紙上に定着トナー像からなる画像が形成される。
【0037】
定着器100はさらに、加熱ロール101と加圧ロール102とを回転自在に支持するフレーム100aと、加熱ロール101と加圧ロール102との接触部を覆うカバー104を有する。このカバー104は、支点104aでフレーム100aに回転自在に取り付けられている。このカバー104は、フレーム100aの、加圧ロール102の上方に張り出した張出部分100a_1に当たった状態で、第1の搬送経路20aの上部を塞ぐように閉じられていて、用紙通過時には用紙によってその先端が押し上げられる。さらに、この定着器100には、第1の搬送経路20a上で用紙を排出器200へと案内する定着器側ガイドリブ100a_2を有する。この定着器側ガイドリブ100a_2は、用紙幅方向(図2の紙面に垂直な方向)に複数配列されている。上記のカバー104は、閉じられた状態では、支点104a側とは反対側の先端が、定着器側ガイドリブ100a_2どうしの間に入り込んでいる。
【0038】
また、排出器200は、この排出器200内を通る第2の搬送経路20bにおける下側ガイドの役割りを果たす下側フレーム201と上側ガイドの役割りを果たす上側フレーム202と、用紙を送り出す排紙ロール203とを備えている。さらにこの排出器200は、用紙が搬送されてきたことを検出する検出器300を備えている。
【0039】
検出器300は、図2の紙面に垂直な方向に延びる、回転自在な軸311と、その軸311に固定された検知爪312を有する。用紙先端がこの検出器300に到達すると検知爪312がその用紙先端で持ち上げられる方向に軸311とともに回転し、軸311の回転が光電的に検出される。これにより、用紙がこの検出器300の位置に到達しているか否かが検出される。
【0040】
この検出器300は、用紙が到達すべきタイミングに用紙が到達することを監視することで、この装置が正常に動作していることを確認する役割りを担っている。この検出器300による用紙検出結果は、制御部21(図1参照)に通知される。そして、用紙が到達すべきタイミングに用紙が到達しなかったときは途中で用紙詰まりが発生しているなどの異常状態が発生していることになり、装置の稼動を停止し、ユーザに向けて通知される。
【0041】
この画像形成装置20は、用紙の片面にのみ画像を形成する片面印刷モードと用紙の両面に画像を形成する両面印刷モードとを有する。この片面印刷モード、両面印刷モードの別は、外部装置から、設定信号の1つとして制御部21(図1参照)に伝えられる。
【0042】
両面印刷モードのときは、排紙ロール203は、用紙の片面(第1面)に画像が形成された用紙を矢印D方向に搬送している途中でその回転方向を反転させて用紙を矢印E方向に搬送する。このときの回転の反転のタイミングを決めることについても、検出器300がその役割りを担っている。すなわち検出器300が用紙先端を検出してからの経過時間を計測し、その用紙の後端が分岐点20dに到達し上記のカバー104が再び閉じたタイミングで反転する。
【0043】
また、この排出器200は、排紙台28上に排出された用紙が浮き上がって次に排出される用紙の排出の妨げとならないように上から押える押え片204を有する。
【0044】
この押え片204は、その上端部を軸にして回転自在となっており、排紙ロール203により排出される用紙に押されてその用紙の通路を開放するように回転し用紙後端が排紙ロール203を抜けると図示の姿勢に戻ってその用紙後端を下方に押す。これにより、次の用紙の排出路が確保される。
【0045】
以下では用紙搬送を中心に説明する。
【0046】
定着器100により第1面へのトナー像の定着を受けてその定着器100を抜けてきた用紙は、第1の搬送経路20a上を、カバー104の先端を押し上げて矢印C方向に進み、検知爪302を押し上げて第2の搬送経路20b上を矢印D方向に進む。用紙先端が排紙ロール203に挟まれると今度は排紙ロール203によりさらに矢印D方向に搬送される。片面印刷モードのときは、そのまま排紙台28上に排出される。
【0047】
両面印刷モードのときは、第1面のみに画像が形成された用紙は、片面印刷モードの場合と同様にして排紙ロール203により矢印D方向に搬送され、その用紙の後端が分岐点20dに達すると排紙ロール203の回転が逆転し用紙は今度は矢印E方向に進み、直前に通過してきた第1の搬送経路20aへの進入がカバー104によって阻まれ、カバー104の上面に案内されて第3の搬送経路20c上を矢印F方向に搬送される。この第3の搬送経路20cは、待機ロール34(図1参照)に到達して第1の搬送経路20aと合流する経路である。この用紙はこの第3の搬送経路20cを搬送されることにより表裏が反転し、画像が未形成の第2面を感光体22(図1参照)に向けた姿勢となる。この用紙は、第1面への画像形成の場合と同様にして待機ロール34により送り出される。その後も第1面への画像形成の場合と同様にして、今度は第2面に画像が形成される。このようにして両面に画像が形成された用紙が排紙台28上に排出される。
【0048】
図3は、図1図2に示す画像形成装置における、定着器を構成する加熱ロールの温度制御系統図である。
【0049】
加熱ロール101は、中空円筒形状を有し、その中空の内部に熱源101を備えている。この熱源101aは、加熱ロール101の長手方向に延びた形状を有し、熱源用電源401から供給される電力で発熱し、加熱ロール101の内部から加熱ロール101を加熱する。
【0050】
この加熱ロール101の外側であってこの加熱ロール101の近傍には第1および第2の温度センサ402a,402bが配置されている。
【0051】
これらの温度センサのうちの第1の温度センサ402aは、加熱ロール101の長手方向中央部の表面温度を非接触で測定する温度センサである。また、もう一方の第2の温度センサ402bは、加熱ロール101の長手方向端部の表面温度を測定する接触式の温度センサである。この第2の温度センサ402bは、図1図2に示す画像形成装置20で使用することが可能な範囲内での最大幅の用紙が定着器100(図1図2参照)を通過するときの、その用紙がこの加熱ロール101に触れる領域の直ぐ外側に配置されている。
【0052】
加熱ロール101の温度制御は、通過する用紙が接触する領域の代表点である長手方向中央の温度を測定する第1の温度センサ402aの測定値に基づいて行われる。端部に置かれた第2の温度センサ402bは、後述するモード判定のために使用される。
【0053】
尚、ここでは、第1の温度センサ402aは非接触式の温度センサ402aであり第2の温度センサ402bは接触式の温度センサ402bである旨、説明したが、これは以下の理由による。すなわち、第1の温度センサ402aが配置された加熱ロール101の中央は用紙がその加熱ロール101に触れるため、温度センサに起因する画質不良が生じないよう非接触式の温度センサを採用している。一方、第2の温度センサ402aが配置された加熱ロール101の端部は、用紙は接触せず、したがって比較的安価な接触式の温度センサを採用している。ただし、以下に説明する加熱ロール101の温度制御に関しては、それら第1および第2の温度センサ402a,402bが非接触式であるか接触式であるかは無関係である。
【0054】
これら第1および第2の温度センサ402a,402bによる加熱ロール101の表面温度測定結果は、制御部403に入力される。この制御部403は、図1に示す、画像形成装置20の全体を制御する制御部21の指令の下で加熱ロール101の温度制御を行なう制御部である。あるいは全体の制御を担う制御部21と一体になっていてもよい。
【0055】
図3に示す制御部403は、第1および第2の温度センサ402a,402bの温度測定結果を基に、後述するようにして第1のモードと第2のモードとの別を判定し、その判定したモードに従うとともに、中央に配置された第1の温度センサ402aによる、その後の温度測定結果に基づいて、加熱ロール101の温度を制御すべく熱源用電源401を制御する。
【0056】
図4は、比較例としての温度制御概念図である。ここでは、この図4を参照して比較例としての温度制御方法を説明する。
【0057】
図4の横軸は経過時間、縦軸は加熱ロール101の表面温度である。
【0058】
ここでは時刻t=0で画像形成装置20のメイン電源がオンとなり、加熱ロール101の昇温が開始されたものとする。このt=0の時刻には、加熱ロール101は室温にまで冷えていたものとする。
【0059】
また、この図4において、カーブaは中央に配置された第1の温度センサ402aでの温度測定結果を表わしており、カーブbは、ここではモード分けしていないため測定する必要はないものの、仮に測定したとした場合の、端に配置された第2の温度センサ402bでの温度測定結果を表わしている。
【0060】
時刻t=0においてメイン電源がオンになると、制御部403は熱源用電源401を制御して熱源101aに電力を送り込み、目標温度Tに向かって加熱ロール101を加熱する。このとき加熱ロール101の端部の表面温度もカーブbに従って上昇する。加熱ロール101の中央の表面温度が目標温度Tに達し、その後はその温度Tが維持されるように制御される。このとき、加熱ロール101の端は、一旦は中央とともに温度が上昇するが加熱ロール101の両端から熱が逃げやすいため、中央が温度Tのまま維持された後、ある程度下降して安定する。図4に示すしきい値温度Tthは、良好な定着が行なわれる最低限の温度を表わしている。加熱ロール101に用紙が接触すると加熱ロール101の表面温度が変動する。このため、加熱ロール101の表面温度制御は、用紙が接触して変動した温度を速やかにかつ高精度に回復させるために代表点である中央の温度に基づいて行われる。ただし、用紙の幅方向端部についても十分な定着を行なう必要があり、したがって加熱ロール101の端部についても、すなわちカーブbについてもしきい値温度Tth以上でなければならない。このため、中央については、しきい値温度Tthを目標温度とするのではなく、それよりも高温の目標温度Tが設定されている。
【0061】
この図4に示す比較例の場合、メイン電源オンから定着器の準備が完了するまでの時間はt=tとなる。
【0062】
図5は、本実施形態における温度制御原理説明図である。
【0063】
前提条件は、図4を参照して説明した比較例の場合と同じである。すなわち、時刻t=0においてメインの電源が投入され、それまで常温にあった加熱ロール101の加熱が開始されたものとする。縦軸の温度Tth図4のしきい値温度Tthと同一であり、温度Tは、図4の目標温度Tと同一である。ここではそれらの温度Tth,T=Tの間にもう1つの温度Tが設定されている。加熱ロール101の温度は時刻t=0から上昇するが、ここでは先ず温度Tが目標温度として設定される。そして加熱ロール101の中央の表面温度が温度Tに達した時刻tで定着可能な温度にまで上昇したものと判定される。この時刻tは、t=0を起点としたとき、図4に示す時刻tよりも短い時刻(t<t)であり、図4の場合と比べ短時間で定着が可能となる。上述の通り、加熱ロール101の端部についても最初は中央の温度とともに上昇し、中央の温度が温度Tに達した時点では端部の温度も一旦は温度Tthを超える。したがってこの時刻tで定着が可能となる。ただし、カーブa’に示すように中央の温度をいつまでも温度Tに維持すると、端部の温度は、カーブb’に示すように、温度thよりも低下するおそれがある。
【0064】
そこで、端部の温度が温度th以上に保たれている間に、すなわち、この図5では時刻tにおいて、目標温度を温度Tに設定し直して、加熱ロール101の中央の温度が温度Tに達するまで再度温度を上昇させる。こうすることで、時刻t以降は、端部も温度th以上の温度に保たれることになる。
【0065】
この図5に示す温度制御原理によれば、図4に示す比較例と比べ、メイン電源投入から定着動作可能となるまでの時間が短縮される(t<t)。また、この図5に示す温度制御原理によれば、時刻tから時刻tまでの間は温度T=Tよりも低い温度Tに保たれているため、その分、省電力にもなっている。
【0066】
尚、この図5は、本実施形態での温度制御原理の説明図であり、本実施形態での温度制御は、もう少し複雑になっている。詳細は図6を参照して説明するが、昇温目標温度を温度Tとする第1のモードと、昇温目標温度を最初から温度Tとする第2のモードとを有し、かつ、各モードごとに、定着温度と、その定着温度よりも低いスタンバイ温度が設定されており、できる限りの省電力化が図られている。
【0067】
さらに本実施形態の画像形成装置20はメイン電源がオンであっても加熱ロール101の温度が低下するままに放置しておくことで省電力化を図るスリープ状態が存在し、本実施形態における加熱ロール101の温度制御アルゴリズムはそのスリープ状態についても考慮されている。
【0068】
図6は、本実施形態における加熱ロール101の温度制御アルゴリズムを表わしたフローチャートを示した図である。
【0069】
図1図2に示す画像形成装置20のメイン電源がオンになると(ステップS01)、先ず、現在スリープ状態にあるか否かが判定される(ステップS02)。スリープ状態にあったときはステップS03に進み、印刷信号受信待ちの状態となる。印刷信号を受信するとスリープ状態が解除され(ステップS04)、第1のモードか第2のモードかが判定される(ステップS05)。
【0070】
ここでは、判定条件として、以下の3条件が採用されている。
(1)中央の温度≦40℃
(2)端の温度≦40℃
(3)−10℃≦中央の温度−端の温度≦+10℃
ここで、「中央の温度」は、図3に示す、加熱ロール101の表面温度を測定する第1の温度センサ402aで測定される温度をいい、「端の温度」は、加熱ロール101の端部の表面温度を測定する第2の温度センサ402bで測定される温度をいう。
【0071】
ここでは、これら(1)〜(3)の3条件全てを満たすか否かが判定条件となる。ここではこれら(1)〜(3)の全てを満たす場合を第1のモードと称し、いずれかが1つ以上の条件を満たさない場合を第2のモードと称する。
【0072】
すなわち、第1のモードとして判定されるのは、加熱ロール101の中央も端も、常温に近い40℃以下の温度にまで低下しており、かつ中央と端の温度差がほとんどなく、ほぼ均一の温度である(±10℃以内)場合である。典型的には、加熱ロール101が常温近くまで十分に冷えている状態である。
【0073】
尚、ここでは上記(1)〜(3)の3条件全てを満たす場合を第1のモードとしているが、中央の温度と端部の温度の双方が低下していれば、加熱ロール101の全体がほぼ均一の温度にあるものと推定できるため、上記(1)と(2)の2条件を満足することをもって、第1のモードと判定してもよい。あるいは図5を参照した説明から明らかなように、定着温度を下げることができるかどうかは、加熱ロール101が常温近くまで冷えているか否かということよりも加熱ロール101の温度分布がほぼ平坦であるか否かが必要な条件である。したがって、上記(1)や(2)は判定条件には入れずに、(3)の条件を満足することをもって、第1のモードであると判定してもよい。
【0074】
図6のステップS06において第1のモードであると判定されるとステップS06に進み、加熱ロール101を、第1のモードのスタンバイ温度(ここでは一例として(以下、この注釈は省略する)115℃)まで昇温する。上述の通り、昇温時の温度制御は第1の温度センサ402aで測定される中央の温度に基づいている。以下も同様である。さらに、その第1のモードのスタンバイ温度(115℃)に達すると(ステップS07)、ここでは目標温度を直ちに上げ、その第1のモードの定着温度(155℃)まで昇温する(ステップS08)。そして加熱ロール101がその第1のモードの定着温度(155℃)に達すると(ステップS09)、印刷、すなわち画像形成が行なわれる(ステップS10)。印刷後はステップS32に進む。ステップS32は、第2のモードのスタンバイ温度(155℃)を維持するステップである。
【0075】
ステップS05において第1のモードではなく第2のモードであると判定されると、ステップS11に進み、その第2のモードのスタンバイ温度(155℃)まで昇温する。その第2のモードのスタンバイ温度(155℃)に達すると(ステップS12)、ここでも直ちに目標温度が、第2のモードの定着温度(175℃)に設定し直されて昇温が続けられる(ステップS13)。第2のモードの定着温度(175℃)に達すると(ステップS14)、印刷が行なわれる(ステップS10)。
【0076】
以上は、ステップS02でスリープ状態にあると判定された場合の処理の流れであるが、メイン電源オン(ステップS01)の時点ではスリープ状態ではなかったときは、以下の処理が行なわれる。
【0077】
ステップS02においてスリープ状態ではないと判定されると、ステップS21に進む。このステップS21においても上述の(1)〜(3)の3条件を基に第1のモードか第2のモードかが判定される。このステップS21において第1のモードであると判定されると、ステップS22に進み、その第1のモードのスタンバイ温度(115℃)を目標温度として昇温される。第1のモードのスタンバイ温度に達するとそのスタンバイ温度が維持される(ステップS23)。その後、印刷信号を受信したか否か(ステップS24)、およびステップS21における第1のモードの判定から1分以上経過したか否か(ステップS25)が監視される。この1分は、図5における時刻tから時刻tに相当する時間である。1分以内に印刷信号を受信すると(ステップS24)、第1のモードの定着温度(155℃)を目標温度として昇温され(ステップS26)、その目標温度(155℃)に達すると(ステップS27)、印刷が行なわれる(ステップS10)。印刷が行なわれた後は、ステップS32に進む。
【0078】
印刷信号の受信がないまま(ステップS24)、1分以上経過すると(ステップS25)、ステップS31に進み、第2のモードとしての制御に移行する。
【0079】
ステップS21で第2のモードにあることが判定されると、ステップS31に進み、その第2のモードのスタンバイ温度(155℃)を目標温度として昇温される。その第2のモードのスタンバイ温度(155℃)に達するとそのスタンバイ温度が維持される(ステップS32)。その後、印刷信号を受信したが否か(ステップS33)、メイン電源オン(ステップS01)から10分経過したか否か(ステップS34)が判定される。メイン電源オンから10分以内に印刷信号を受信すると(ステップS33)、第2のモードの定着温度(175℃)を目標温度として昇温され(ステップS35)、その第2のモードの定着温度(175℃)に達すると(ステップS36)、印刷が行なわれ(ステップS10)、ステップS32に進み第2のモードのスタンバイ温度(155℃)が維持される。
【0080】
ステップS32で第2のモードのスタンバイ温度が維持された状態において、印刷信号の受信がないまま(ステップS33)、メイン電源オン(ステップS01)から10分間経過すると(ステップS34)、スリープ状態に移行する(ステップS37)。このスリープ状態は、メイン電源はオンのままであるが、印刷信号の入力を受け付けることを除き、加熱ロール101の加熱制御を含む一連の動作を停止した状態である。スリープ状態に移行すると、ステップS03まで進み、印刷信号の受信待ちの状態となる。
【0081】
本実施形態では、以上のように、第1のモードと第2のモードとに分け、第1のモードでのスタンバイ温度および定着温度を第2のモードでのスタンバイ温度および定着温度よりもそれぞれ低い温度に設定しているため、定着器が短時間で立ち上がり、かつ省電力が実現する。
【0082】
尚、ここでは、図3に示すように、加熱ロール101の中央と端部との双方の温度を測定することによって第1のモードと第2のモードとに分けている。ただし、これに限られず、中央の温度を測定する第1の温度センサ402aは温度制御用として残し、端部の温度を測定する第2の温度センサ402bを備えることなくコスト低減を図ってもよい。この場合、メイン電源オフあるいはスリープ状態に移行してから加熱ロール101が冷えるのに十分な時間が経過したことをもって、第1のモードと判定してもよい。
【0083】
尚、ここでは、本発明を図1図2に示す、モノクロの画像形成装置20に適用した例を示したが、本発明はカラー画像を形成するタイプの画像形成装置にもそのまま適用可能である。
【符号の説明】
【0084】
20 画像形成装置
21 制御部
22 感光体
28 排紙台
100 定着器
101 加熱ロール
101a 熱源
102 加圧ロール
200 排出器
203 排紙ロール
300 検出器
401 熱源用電源
402a,402b 温度センサ
403 制御部
図1
図2
図3
図4
図5
図6