特許第6037368号(P6037368)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6037368
(24)【登録日】2016年11月11日
(45)【発行日】2016年12月7日
(54)【発明の名称】商品タグ
(51)【国際特許分類】
   G09F 3/04 20060101AFI20161128BHJP
【FI】
   G09F3/04 Z
【請求項の数】6
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2016-121390(P2016-121390)
(22)【出願日】2016年6月20日
【審査請求日】2016年6月20日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516183130
【氏名又は名称】株式会社ジャスト
(74)【代理人】
【識別番号】100114535
【弁理士】
【氏名又は名称】森 寿夫
(74)【代理人】
【識別番号】100075960
【弁理士】
【氏名又は名称】森 廣三郎
(74)【代理人】
【識別番号】100155103
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 厚
(74)【代理人】
【識別番号】100187838
【弁理士】
【氏名又は名称】黒住 智彦
(74)【代理人】
【識別番号】100194755
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 秀明
(72)【発明者】
【氏名】濱田 真彰
【審査官】 櫻井 茂樹
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3100708(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3102007(JP,U)
【文献】 米国特許第4597207(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 1/00− 5/04
7/18
A41D 1/00− 3/08
27/00−29/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つ折りされるシートの正面側で、商品説明が表示される正面板と、
前記シートの背面側で、ズボン等のベルトループを保持するループホルダを設けた背面板とから構成され、
ループホルダは、背面板に設けた本体側切れ目により前記背面板から切り起こされる左向き又は右向きに突な切り起こし片である本体片と、本体片に設けたストッパ側切れ目により前記本体片から切り起こされ、前記本体片と逆向きに突な切り起こし片であるストッパ片とからなる商品タグ。
【請求項2】
ループホルダは、少なくとも上側及び下側の本体側切れ目端の上下方向間隔が、ズボン等のベルトループ内側の上下長さに等しい請求項1記載の商品タグ。
【請求項3】
ループホルダは、上側及び下側の本体側切れ目端を結ぶ仮想的な本体側境界線と、本体片に設定された折返縁とが平行で、前記仮想的な本体側境界線と折返縁との左右方向間隔が、ズボン等のベルトループの左右幅に等しく、上側及び下側のストッパ側切れ目端を結ぶ仮想的なストッパ側境界線を折返縁に平行とし、前記ストッパ側境界線を本体片の折返部分に位置させた請求項1又は2いずれか記載の商品タグ。
【請求項4】
ループホルダは、本体片の上側角部及び下側角部の一方を上下方向に突出させ、残る他方を上下方向に凹ませた請求項1〜3いずれか記載の商品タグ。
【請求項5】
背面板は、背面板に形成される本体側切れ目の内周縁部に、本体片の折返部分と共に折り返されたストッパ片と掛合するストッパ受け部を設けた請求項1〜4いずれか記載の商品タグ。
【請求項6】
正面板及び背面板は、背面板のループホルダ下方に位置するそれぞれの下端部に、差し込み及び引き抜き自在な連結スリット及び連結突片を振り分けて設けた請求項1〜5いずれか記載の商品タグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズボン等(ベルトループを有するズボンやスカートのほか、ベルトループ類似の細幅ループ部分を有する衣服を含む)のベルトループに装着する商品タグに関する。
【背景技術】
【0002】
販売展示される衣服は、取り外しできる商品タグが取り付けられる場合が通例である。ズボン等に装着される商品タグは、背面板から手前に折り返す正面板を有する二つ折りの紙製が多く、少なくとも背面板が糸又は樹脂コードのロックスを用いて縫着されていた。ロックスは、商品タグの分離を避けるため、両端に抜け止めが作られる。このため、ズボン等を購入後に商品タグを外すには、ロックスを切断しなければならず、切断されたロックスが飛散すると回収しにくい問題があった。そこで、特許文献1に見られるように、ロックスを用いずにズボン等のベルトループに装着する商品タグが提案されている。
【0003】
特許文献1が開示する商品タグは、二つ折りされる正面板及び背面板の折り目を跨いで略S字状の切り目を設け、正面板係止片及び背面板係止片を設けた構成である。商標、品質、製造元、販売元、品番、サイズ、定価、洗濯の注意書等の商品説明(表示部)は、正面板と背面板に表示される(特許文献1・[請求項1])。特許文献1が開示する商品タグは、二つの係止片と切り目によってベルトループを挟み、容易に取り付けられ、装着状態で反転又は傾斜したりせず、ロックス等を用いないことから安価で経済的となるほか、ズボン等を損傷させたり、汚したりしない(特許文献1・[0013])。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実用新案登録第3102007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1が開示する商品タグは、ロックスを用いずにズボン等に装着できる点で優れている。しかし、次のような問題がある。まず、特許文献1が開示する商品タグは、正面板及び背面板の折り目を跨いでS字状の切り目を設けていることから、正面板の一部に切り目が視認される。商品説明は、主に正面板に表示される。ところが、正面板に切り目があることから、商品説明が表示できる範囲は前記切り目を避けた残余の範囲で、表示面積が少なくなる。切り目自体に幅がなく、切り目を跨いで商品説明を表示させることもできるが、切り目を挟む縁部がめくれたりすると、商品説明をいびつにし、見栄えを悪くするほか、商品説明を正しく表示できなくなる。
【0006】
また、特許文献1が開示する商品タグは、ベルトループの一部を通してズボン等に装着するため、ベルトループの上下長さの範囲で動く虞がある。これは、複数のズボン等それぞれの同じ位置にあるベルトループに装着した商品タグが、各ベルトループの上下長さの範囲で装着位置がずれ、ズボン等を商品展示した場合、見栄えの悪くなることを意味する。加えて、複数のズボン等それぞれに装着した商品タグが相互にずれていた場合、前記ずれを直す手間はかなりの労力と時間とを要することになる。
【0007】
このように、特許文献1が開示する商品タグは、ロックスを用いずにズボン等に装着できる点で優れているが、正面板及び背面板を跨いでS字状の切り目を設け、掛止片でベルトループを挟む装着構造に起因する問題があった。そこで、特許文献1同様、ロックスを用いることなくズボン等のベルトループに装着しながら、外部から視認できる範囲をすべて利用して商品説明を表示し、かつ前記商品説明を歪ませず、また前記ベルトループの上下長さの範囲でずれることのない商品タグを開発するため、検討した。
【課題を解決するための手段】
【0008】
検討の結果開発したものが、二つ折りされるシートの正面側で、商品説明が表示される正面板と、前記シートの背面側で、ズボン等のベルトループを保持するループホルダを設けた背面板とから構成され、ループホルダは、背面板に設けた本体側切れ目により前記背面板から切り起こされる左向き又は右向きに突な切り起こし片である本体片と、本体片に設けたストッパ側切れ目により前記本体片から切り起こされ、前記本体片と逆向きに突な切り起こし片であるストッパ片とからなる商品タグである。例えば、左向きに突な本体片は、上側、下側及び左側に本体側切れ目を有し、右側に背面板との接続部分を残す。この場合、ストッパ片は、上側、下側及び右側にストッパ側切れ目を有し、左側に本体片との接続部分を残して、左向きに突となる。説明の便宜上、以下では左向きに突な本体片と右向きに突なストッパ片との組み合わせを例に説明する(右向きに突な本体片と左向きに突なストッパ片との組み合わせは左右逆になる)。
【0009】
本発明の商品タグは、折り目又はマチから正面板及び背面板を下方に向けて降ろした起立姿勢で、(1)背面板から切り起こした左向きに突な本体片をズボン等のベルトループに右側から差し込み、本体片から右向きに突なストッパ片を切り起こし、本体片とストッパ片とで挟んでベルトループに装着する、又は(2)背面板から切り起こした左向きに突な本体片をズボン等のベルトループに右側から差し込み、本体片のうちベルトループから突出する折返部分をストッパ片と共に右向きに折り返し、背面板に形成される本体側切れ目の内周縁部に前記ストッパ片を正面側から掛合させ、本体片と本体片の折返部分とで挟んでベルトループに装着する。本体片の折返部分は、ベルトループから突出する部分以下の左右幅であればよく、通常等しく設定するが、本発明では機能の違いから両者を分けて説明している。
【0010】
二つ折りされるシートは、素材を問わないが、折り畳み自在で破れにくい素材であればよい。商品タグは、単純にシートを二つ折りして1条の折り目を正面板及び背面板で挟む構成や、マチを設けてシートを二つ折りして平行な2条の折り目を正面板及び背面板で挟む構成とする。正面板及び背面板は、外形状又は大きさが異なってもよい。正面板及び背面板は、同形状でほぼ同じ大きさとし、背面板に設けられたループホルダが外部から視認されないことが望ましい。正面板及び背面板は、同じ長方形状である場合が多い。同じ長方形状の正面板及び背面板は、同じ大きさである必要はなく、例えば同幅としながら、折り目から下縁(起立姿勢とした背面板の下方端縁、手前に折り返した正面板の下方端縁)までの長さを異ならせてもよい。
【0011】
本体片は、ズボン等のベルトループに差し込めれば、外形状を問わない。本体片は、本体側切れ目に従う外形状となるから、上側及び下側にある本体側切れ目の上下方向間隔が上下長さ、上側及び下側の本体側切れ目端を結ぶ仮想的な本体側境界線から左側の本体側切れ目までの左右方向間隔が左右幅となる。本体片の折返部分は、ベルトループから左側に突出する本体片の部分のうち、前記ベルトループの側縁に沿った折返縁から左側の本体側切り目までの範囲であり、右向きに折り返す。本体片のベルトループから突出する部分や折返部分の大きさは、特に限定されない。
【0012】
ストッパ片は、本体片の折返部分に連続して折り返された際、背面板に形成される本体側切れ目の内周縁部に掛合できれば、外形状を問わない。ストッパ片は、上側及び下側のストッパ側切れ目の上下方向間隔が上下長さ、上側及び下側のストッパ側切れ目端を結ぶ仮想的なストッパ側境界線から右側(又は左側)のストッパ側切れ目までの長さが左右幅となる。ストッパ側切れ目は、上側及び下側の本体側切れ目端を結ぶ仮想的な本体側境界線を超えて延ばすことができる。このため、ストッパ片の左右幅は、折返部分を本体片から差し引いた残余の左右幅より長くできる。
【0013】
ループホルダは、少なくとも上側及び下側の本体側切れ目端の上下方向間隔が、ズボン等のベルトループ内側の上下長さに等しくする。より好ましくは、上側及び下側の本体側切れ目を平行とし、前記上側及び下側の本体側切れ目の上下方向間隔をズボン等のベルトループ内側の上下長さと等しくする。ベルトループ内側の上下長さは、ズボン等に縫着されるベルトループの上部縫着部位の内側から下部縫着部位の内側までの長さである。少なくとも上側及び下側の本体側切れ目端の上下方向間隔をベルトループ内側の上下長さに等しくすると、上下方向にがたつかないように、本体側切れ目端付近で本体片がベルトループに対して密に挿入される。上側及び下側の本体側切れ目端又は本体側切れ目の上下方向間隔がベルトループ内側の上下長さに等しいとは、がたつきが抑えられるように本体片がベルトループに挿入される限度で、前記上下方向間隔がベルトループ内側の上下長さより短い場合を含む。
【0014】
また、ループホルダは、上側及び下側の本体側切れ目端を結ぶ仮想的な本体側境界線と、本体片に設定された折返縁とが平行で、前記仮想的な本体側境界線と折返縁との左右方向間隔が、ズボン等のベルトループの左右幅に等しく、上側及び下側のストッパ側切れ目端を結ぶ仮想的なストッパ側境界線を折返縁に平行とし、前記ストッパ側境界線を本体片の折返部分に位置させるとよい。前記折返部分は、折返縁を含む。仮想的な本体側境界線と折返縁との左右方向間隔をズボン等のベルトループの左右幅に等しくすれば、本体片の折返部分を折り返して残る本体片の左右幅は、ベルトループの左右幅に等しくなり、上側及び下側の本体側切れ目端と折返縁とでベルトループをしっかりと挟むことができる。この場合、ベルトループから突出する部分と折返部分との左右幅は等しい。
【0015】
また、上側及び下側のストッパ側切れ目端が折返部分に位置すれば、(1)上側及び下側の本体側切れ目端と上側及び下側のストッパ側切れ面端との間にベルトループを挟んだり、(2)折返部分の折り返しによってストッパ片も切り起こされ、折り返されるストッパ片を、背面板に形成される本体側切れ目の内周縁部に掛合させることができる。折り返し代を確保する観点から、仮想的な境界線と折返縁との左右方向間隔を、ズボン等のベルトループの左右幅よりわずかに大きくしてもよい。
【0016】
ループホルダは、本体片の上側角部及び下側角部の一方を上下方向に突出させ、残る他方を上下方向に凹ませるとよい。この場合、本体片は、上下非対称な外形状となる。上側角部は、左右方向に延びる上側の本体側切れ目と上下方向に延びる左側の本体側切れ目との交差部分で、ベルトループから突出する部分の上側角部でもある。同様に、下側角部は、左右方向に延びる下側の本体側切れ目と上下方向に延びる左側の本体側切れ目との交差部分で、突出する部分の下側角部でもある。本体片が上下非対称に形成されたループホルダは、例えば突出させた上側角部を先端とするように商品タグを傾けて前記上側角部を先行してベルトループに挿入させ、徐々に商品タグを水平にして凹ませた下側角部をベルトループに挿入させることにより、本体片をベルトループへ容易に挿入できる。
【0017】
背面板は、背面板に形成される本体側切れ目の内周縁部に、本体片の折返部分と共に折り返されたストッパ片と掛合するストッパ受け部を設けた構成にするとよい。ストッパ受け部は、本体片の折返部分と共に折り返されるストッパ片が掛合できれば、外形状や大きさを問わない。ストッパ片は、上側及び下側の本体側切れ目端を結ぶ仮想的な境界線を越えてストッパ側切れ目を延ばして左右幅を大きくし、ストッパ受け部を設けることなく、背面板に形成される本体側切れ目に掛合させて、本体片の折返部分の折り返し状態を保持させることができる。ストッパ受け部は、左右幅を抑えたストッパ片でも掛合させることにより、本体片の折返部分の折り返し状態をより確実に保持させる。
【0018】
正面板及び背面板は、背面板のループホルダ下方に位置するそれぞれの下端部に、差し込み及び引き抜き自在な連結スリット及び連結突片を振り分けて設けるとよい。通常、正面板に連結突片、背面番に連結スリットを割り当てる組み合わせがよい。この場合、正面板及び背面板は、背面板に設けた連結スリッットに、正面板に設けた連結突片を差し込むことにより互いの下端部を連結し、背面板のループホルダに正面板を当接(単純な折り畳み)又は近接(マチを設けた折り畳み)させる。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、ロックスを用いることなくズボン等のベルトループに装着しながら、外部から視認できる範囲をすべて利用して商品説明を表示し、かつ前記商品説明を歪ませず、また前記ベルトループの上下長さの範囲にずれない商品タグの提供を実現する。ベルトループに装着できる効果は、二つ折りされるシートの背面板にループホルダを設けたことにより得られる。外部から視認できる範囲で商品説明を歪ませることなく表示できる効果は、ズボン等への装着を背面板が担い、前記背面板の正面側に位置する正面板をすべて商品説明に利用できることにより得られる。
【0020】
商品タグがベルトループの上下長さの範囲でずれない効果は、少なくとも本体側切れ目端の上下方向間隔をベルトループ内側の上下長さに等しくしたり、折返部分を除いた前記本体片の左右幅をベルトループに等しくして得られる。商品タグは、(1)本体片とストッパ片、又は(2)本体片と本体片の折返部分で挟んでベルトループに装着する。いずれも、本体側切れ目端の上下方向間隔や本体片の左右幅を特定すると、本体片がベルトループと密に掛合したり、上側及び下側の本体側切れ目端とストッパ片又は折返縁とでベルトループをしっかりと挟んだりして、商品タグのがたつきを抑え、ベルトループの上下長さの範囲でずれない効果をもたらす。また、商品タグが保形性に優れた素材(厚手の紙製等)で構成されていれば、ベルトループに装着した商品タグを持ってズボン等を持ち上げることも可能となる。
【0021】
ループホルダは、本体片の上側角部及び下側角部の一方を上下方向に突出させ、残る他方を上下方向に凹ませて上下非対称に形成すると、本体片をベルトループに差し込みやすくなる。特に、上述のように、本体側切れ目端の上下方向間隔や左右幅を特定した本体片をベルトループと密に掛合させる場合、本体片を上下非対称に形成すれば、ベルトループに差し込みやすくできる。これにより、ベルトループに対する装着のしやすさと、前記ベルトループに対する商品タグの装着安定性の向上とを両立させることができる。
【0022】
本発明の商品タグは、(2)本体片と本体片の折返部分で挟むことによりベルトループに装着する場合、本体側切れ目の内周縁部からストッパ受け部を突出させると、折り返されたストッパ片が確実にストッパ受け部に掛合し、折返部分の折り返し状態を保持させやすくなる。また、本発明の商品タグは、正面板及び背面板に連結スリット及び連結突片を振り分けて設けると、正面板及び背面板が接面又は近接し、ベルトループから(1)ストッパ片又は(2)折返部分が浮き上がることを抑制でき、ベルトループに装着した状態が安定して維持される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明を適用した商品タグの一例を表す正面図である。
図2】本例の商品タグを表す背面図である。
図3】商品タグを装着したズボンを表す正面図である。
図4】ズボンのベルトループと背面板のベルトホルダとの寸法関係を表す正面図である。
図5】商品タグを傾斜姿勢にして、ループホルダの本体片をベルトループに差し込んだ段階を表す正面図である。
図6】商品タグを起立姿勢に戻して、ループホルダの折り返し部分をベルトループから突出させた段階を表す正面図である。
図7】ループホルダの本体片とストッパ片とでベルトループを挟み、ベルトループに対して商品タグを位置固定した段階の正面図である。
図8】ループホルダの本体片と折り返し部分とでベルトループを挟み、ベルトループに対して商品タグを位置固定した段階の正面図である。
図9】ズボンのベルトループに装着した本例の商品タグを表す正面図である。
図10】ズボンのベルトループに装着した本例の商品タグを、正面板を省略して表す正面図である。
図11】ズボンのベルトループに装着した本例の商品タグを表す左側面図である。
図12】スカートのスライダーベルトに装着した本例の商品タグを表す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。本発明を適用した商品タグ1は、図1又は図2に見られるように、全体が略長方形の1枚のシートから構成され、図3に見られるように、ズボン5のベルトループ51に装着する。本例のシートは、外面に樹脂フィルムをコーティングした紙製で、左右に横断する細幅のマチ11を上下方向略中間位置に設け、前記マチ11を挟んで上側が正面板2、下側が背面板3である。シートは、全体が紙のみで構成されたり、全体が樹脂のみで構成されてもよい。
【0025】
正面板2及び背面板3は、同幅の長方形で、それぞれの下縁(図1又は図2中、正面板2は上縁として図示)からマチ11の折り目までの長さは、自由である。本例の場合、正面板2の下縁から突出する連結突片22を背面板3の下端部に設けた連結スリット32に差し込む関係から、前記連結突片22を突出させる正面板2の下縁とマチ11の折り目までの長さが、背面板3の下縁とマチ11までの折り目の長さより短い。正面板2は、図1中手前に折り返されると、内面が背面側となり、外面が正面側に表れる。背面板3は、内面が正面側となり、外面が背面側となってズボン5に相対する(図3参照)。
【0026】
正面板2は、正面側に表れる外面に商品説明21が印刷される(図2参照)。商品説明21は、例えば型番(「商品No.*****」)、種別(「夏用ズボン」)、素材(「ポリエステル 50%」「ウール 50%」)、サイズ(「サイズ 76」)や管理コード(二次元バーコード)等である。本例の商品タグ1は、マチ11にもメーカー名(「JUST」)を商品説明21として印刷している。本例の正面板2は、下縁(図1又は図2中、上縁として図示)から連結突片22を突出させている。連結突片22は、上底で正面板2と繋がり、下底が円弧状の略台形状である。連結突片22は、対となる背面板3の連結スリット32に対して斜めにして左端又は右端から差し込んだ後、前記左端及び右端を水平に揃えて前記連結スリット32の左右両端に掛合させる。
【0027】
背面板3は、正面板2に隠される範囲で、左右中間の上端部寄りにループホルダ4を設けている。また、本例の背面板3は、前記ループホルダ4を挟んで左右一対のベルトフック31,31を、そして前記ループホルダ4から下縁までの間に連結スリット32を設けている。正面板2及び背面板3は同幅であるので、連結スリット32より上方に配置されるループホルダ4及びベルトフック31,31は、すべて正面板2に隠される。連結スリット32は、正面板2の連結突片22を差し込む左右方向に延びる切れ目で、左右両端を斜め下方に傾けている。略台形状の連結突片22は、下底及び脚が交差する左端及び右端を、斜め下方に傾けた連結スリット32の左右両端に下方から掛合させ、抜けにくくできる。
【0028】
ループホルダ4は、背面板3に設けた本体側切れ目411により前記背面板3から切り起こされる左向きに突な切り起こし片である本体片41と、本体片41に設けたストッパ側切れ目421により前記本体片41から切り起こされ、前記本体片41と逆向きである右向きに突な切り起こし片であるストッパ片42とから構成される。本体側切れ目411は、本体片41の上側、下側及び左側に形成される。本体片41は、背面板3との接続部分である右側に本体側境界線413が設定される。また、ストッパ側切れ目421は、ストッパ片42の上側、下側及び右側に形成される。ストッパ片42は、本体片41との接続部分である左側にストッパ側境界線423が設定される。
【0029】
本例の本体片41は、下側角部414が下方に突出し、逆に上側角部415が円弧状に丸められた上下非対称な形状である。本体側切れ目411は、右側に位置する上下の本体側切れ目端412,412から延びる上側及び下側の部分と、前記上側及び下側の部分を結ぶ左側の部分とから構成される。本体側切れ目412の上側及び下側の部分は、前記本体側切れ目端412,412から平行にベルトループ51(後掲図4参照)の左右幅BLWとほぼ同じ長さで延びる。本体側切れ目411の左側の部分は、前記上側及び下側の部分に連続して下側角部414又は上側角部415に沿って曲がり、前記下側角部414及び上側角部415に挟まれた本体片41の左側を右方向に凹ませて、背面板3から本体片41に向けて凸な略台形状のストッパ受け部33を形成する。
【0030】
上下の本体側切れ目端412,412は、左右方向の位置が同じで、両者を結んで仮想的な本体側境界線413が設定される。本体側境界線413は、本体片41をベルトループ51に差し込み、本体側切れ目端412,412にベルトループ51の右側縁を掛合させると、前記ベルトループ51の右側縁に沿う。また、本体側境界線413は、本体片41をベルトループ51に差し込めればよいため、折り目を設けなくてもよい。しかし、背面板3に比べて厚のみあるベルトループ51に本体片41を差し込む関係から、本体片41が背面板3より前記ベルトループ51の厚みだけ背面側に控えることが望ましい。これから、本体側境界線413に折り目を設定し、本体片41を背面板3より背面側に控えさせるとよい。
【0031】
本体側切れ目端412,412を直接結ぶ本体側境界線413に折り目を設定する場合、折り目は、本体側切れ目端412,412から少し左にずれた位置に設定すると、前記本体側切れ目端412,412から背面板3が破れる可能性を低減できる。また、本体片41がベルトループ51の厚みだけ背面板3より控えればよいので、本体側境界線413に沿って2条の折り目を設定し、各折り目を山折り及び谷折りと互い違いに折ることで、本体片41が背面板3と平行に控えるようにしてもよい。
【0032】
本例の本体片41は、本体側切れ目411の上側及び下側の部分と下側角部414及び上側角部415を形成する部分との交点(本体側切れ目411の上側及び下側の部分の左端)を上下に結ぶ折返縁431を設定している。折返縁431は、本体側境界線413と平行である。折返部分43は、本体片41のうち、前記折返縁431から左側の範囲である。本体側切れ目411の上側及び下側の部分の長さは、ベルトループ51(後掲図4参照)の左右幅BLWとほぼ同じ長さであるから、折返縁431と本体側境界線413とは、ベルトループ51(後掲図4参照)の左右幅BLWの間隔で平行である。これから、折返縁431は、本体片41をベルトループ51に差し込み、本体側切れ目端412,412にベルトループ51の右側縁を掛合させると、前記ベルトループ51の左側縁に沿う。
【0033】
本例のストッパ片42は、右向きに突な台形状の切り起こし片で、本体片41に設定された折返縁431より左側に、上下一対のストッパ側切れ目端422,422を配置している。これにより、本体片41の折返部分43が折返縁431を境に右向きに折り返された際、前記折返部分43に連続してストッパ片42が折り返され、左向きに突となる。上下一対のストッパ側切れ目端422,422は、左右方向の位置が同じで、両者を結んで仮想的なストッパ側境界線423が設定される。本例のストッパ片42は、折り返すことなく、本体片41と対になってベルトループ51を挟むか、本体片41の折返部分43に連続して折り返されることで、背面板3のストッパ受け部33に正面側から掛合する。いずれの場合も、ストッパ側境界線423は、折り目を設けなくてもよい。
【0034】
商品タグ1は、シートの折り目又はマチ11を上方にした起立姿勢(図3参照)で、(1)本体片41とストッパ片42とでベルトループ51を挟む(後掲図7参照)、又は(2)本体片41と折返部分43とでベルトループ51を挟む(図8参照)ことにより、ベルトループ51に装着する。このため、ベルトループ51に本体片41を差し込み、(1)ストッパ片42を前記ベルトループ51の正面側から掛合できる、又は(2)折返部分43に連続して折り返されるストッパ片42がストッパ受け部33に正面側から掛合できれば、各部の寸法を自由に設定できる。しかし、ベルトループ51に対する商品タグ1の安定した装着状態を実現する場合、一部の寸法を次のように特定する。
【0035】
本体片41の上下長さMFHは、図4に見られるように、本体側切れ目411の上側及び下側の部分の上下間隔で、ズボン5のベルトループ51の上端部及び下端部の縫着部分を除く内側の上下長さBLHにほぼ等しくする。これにより、本体片41は、ベルトループ51の上下方向にずれなくなり、商品タグ1のベルトループ51に対する装着安定性が向上する。本例の本体片41は、ベルトループ51の左右幅BLWの範囲で上下長さMFHを一様に揃えている。しかし、本体側切れ目411の上側及び下側の部分が平行でなくても本体側切れ目端412,412の上下間隔がベルトループ51内側の上下長さBLHに等しければ、商品タグ1のベルトループ51に対する最低限の装着安定性が確保される。
【0036】
また、本体片41のうち、上側及び下側の本体側切れ目端412,412を結ぶ仮想的な本体側境界線413から折返縁431までの左右幅、すなわち折返部分43を除いた本体片41の左右幅MFWは、ベルトループ51の左右幅BLWにほぼ等しくする。本例のループホルダ4は、ストッパ片42を形成するストッパ側切れ目421のストッパ側切れ目端422,422を前記折返縁431のわずかに左側に位置させている。ストッパ片42は、折り返される折返部分43に連続して本体片41から切り起こされる。
【0037】
ベルトループ51は、(1)本体片41とストッパ片42とに挟まれる場合、本体側切れ目端412とストッパ側切れ目端422との間に保持される、又は(2)本体片41と折返部分43とに挟まれる場合、本体側切れ目端412と折返縁431との間に保持される。このように、ベルトループ51は、いずれの装着態様においても左右方向にずれることがなくなる。こうして、商品タグ1は、ベルトループ51に対する装着安定性が向上する。
【0038】
(2)本体片41と折返部分43とでベルトループ51を挟む場合、折返部分43に連続して折り返されるストッパ片42を、背面板3に形成される本体側切れ目411の内周縁部に掛合させる。これから、ストッパ側切れ目端422を折返縁431にほぼ一致させた本例のループホルダ4の場合、仮想的なストッパ側境界線423から右側のストッパ側切れ目421までのストッパ片42の左右幅SWを、折返縁431から左側の本体側切れ目411までの折返部分43の左右幅TFWより長くする。これにより、ストッパ片42は背面板3に形成される本体側切れ目411の内周縁部に掛合する。本例の場合、背面板3に形成される本体側切れ目411の内周縁部からストッパ受け部33を突出させているので、ストッパ片42は必ず前記ストッパ受け部33に必ず掛合する。
【0039】
本例の背面板3に設けられたベルトフック31は、上向きに凸な鍵状の切り起こし片である。ベルトフック31は、本例の商品タグ1をスカート6のスライダーベルト61に装着させる場合に利用する(後掲図12参照)。ベルトフック31は、必ず切り起こして使用することから、ベルトフック31を形成する切れ目の切れ目端を結ぶフック側境界線311に折り目を形成し、必要に応じて背面板3から切り起こせるようにしている。ベルトフック31は、本発明と直接関係がなく、背面板3の余白に自由に設けることができる。例えば、ループホルダ4を除いた背面板3の余白に、鍵の突方向を上下方向に対向させた上下一対のベルトフックを設けることもできる。
【0040】
本例の商品タグ1をズボン5のベルトループ51に装着する手順を説明する。商品タグ1は、正面板2を折り返さないシートのままの状態又は正面板2を折り返しても背面板3のループホルダ4が見える状態で、背面板3から切り起こしたループホルダ4の本体片41を、ズボン5のベルトループ51に右側から差し込む。本体片41は、図5に見られるように、右方向に傾けて本体片41の突出した下側角部414を先行してベルトループ51に差し込む。このとき、遅れてベルトループ51に差し込まれる上側角部415が円弧状に丸め込まれているため、ベルトループ51に引っかかることなく、本体片41をベルトループ51に円滑に差し込むことができる。
【0041】
下側角部414及び上側角部415を含む本体片41の折返部分43がベルトループ51から突出すると、図6に見られるように、ベルトループ51の右側縁が本体側切れ目端412に当接する。これにより、ベルトループ51に対する商品タグ1の左右位置が特定される。また、本例の商品タグ1は、本体片41の上下長さMFHをベルトループ51内側の上下長さBLHに一致させているため、ベルトループ51の右側縁が本体側切れ目端412に当接した状態では、本体片41の上側及び下側の本体側切れ目421がベルトループ51内側に当接することから、ベルトループ51に対する商品タグ1の上下位置も特定される。
【0042】
本例の商品タグ1は、図7に見られるように、本体片41の折返部分43をベルトループ51から突出させた状態で、ストッパ片42を切り起こして前記ベルトループ51の正面側に露出させることにより、本体片41とストッパ片42とでベルトループ51を挟み、前記ベルトループ51に装着できる。本体片41は、上側及び下側の本体側切れ目421をベルトループ51内側に当接させる。また、ベルトループ51は、右側縁を本体側切れ目端412に当接させ、左側縁をストッパ側切れ目端422に当接させる。これにより、商品タグ1は、ベルトループ51に対してがたつくことなく、装着状態が安定する。
【0043】
また、本例の商品タグ1は、図8に見られるように、ベルトループ51から突出させた本体片41の折返部分43を折り返し、前記折返部分43をベルトループ51の正面側から当接させると共に、前記折返部分43に連続して折り返されるストッパ片42を、ストッパ受け部33に対して正面側から掛合させることにより、本体片41と折返部分43とでベルトループ51を挟み、前記ベルトループ51に装着できる。本体片41は、上側及び下側の本体側切れ目421をベルトループ51内側に当接させる。また、ベルトループ51は、右側縁を本体側切れ目端412に当接させ、左側縁を折返縁431に当接させる。これにより、商品タグ1は、ベルトループ51に対してがたつくことなく、装着状態が安定する。
【0044】
ループホルダ4によりベルトループ51に装着した商品タグ1は、正面板2を手前に折り返し、前記正面板2の連結突片22を背面板の連結スリット32に差し込めば、図9に見られるように、使用状態となる。使用状態の商品タグ1は、図10(図示は本体片41と折返部分43とでベルトループ51を挟む構成。図8参照)に見られるように、正面板2が背面板3のループホルダ4やベルトフック31,31を隠している。そして、正面板2に切れ目や段差がないため、前記正面板2全体に商品説明21を奇麗に表示できる。
【0045】
(1)本体片41とストッパ片42とでベルトループ51を挟む場合(図7参照)、ストッパ片42が、また(2)本体片41と折返部分43とでベルトループ51を挟む場合(図8参照)、折返部分43がそれぞれ浮き上がると、ループホルダ4によるベルトループ51の保持が甘くなり、商品タグ1をがたつかせる虞がある。しかし、図11に見られるように、折り返した正面板2の連結突片22を背面板の連結スリット32に差し込むことにより、背面板3に正面板2が近接した位置関係で拘束されるため、前記ストッパ片42や折返部分43の浮き上がりが防止される。これにより、商品タグ1は、ベルトループ51に対してがたつくことなく、装着状態が安定する。
【0046】
本例の商品タグ1は、ズボン5のベルトループ51に装着することを基本とするが、前記ベルトループ51同様の細幅片を有する衣類であれば、前記細幅片に装着して利用可能である。また、本例の商品タグ1は、左右のベルトフック31,31を有することで、図12に見られるように、スカート6のウエスト長さ調整具を構成するスライダーベルト61に装着できる。商品タグ1は、背面板3をスライダーベルト61の背面側へ上側から差し込み、前記背面板3から左右のベルトフック31,31を切り起こすと共に、正面板2を手前側に折り返すことにより、上端を構成するマチ11とベルトフック31,31の鍵部分とでスライダーベルト61を挟み、前記スライダーベルト61に装着する。
【0047】
商品タグ1は、スライダーベルト61に対して左右方向に規制されないが、スライダーベルト61をマチ11及びベルトフック31とで挟むため、上下方向にずれない。また、商品タグ1は、背面板3から切り起こしたベルトフック31を、90度を超えて切り起こし、若干倒れ気味にした状態で、正面板2を折り返して連結突片22を背面板3の連結スリット32に差し込み、前記正面板2でベルトフック31を押さえ込むと、ベルトフック31がスライダーベルト61から外れにくくなり、前記スライダーベルト61に対する装着状態が安定する。
【符号の説明】
【0048】
1 商品タグ
11 マチ
2 正面板
21 商品説明
22 連結突片
3 背面板
31 ベルトフック
311 フック側境界線
32 連結スリット
33 ストッパ受け部
4 ループホルダ
41 本体片
411 本体側切れ目
412 本体側切れ目端
413 本体側境界線
414 下側角部
415 上側角部
42 ストッパ片
421 ストッパ側切れ目
422 ストッパ側切れ目端
423 ストッパ側境界線
43 折返部分
431 折返縁
5 ズボン
51 ベルトループ
6 スカート
61 スライダーベルト
BLH ベルトループ内側の上下長さ
BLW ベルトループの左右幅
MFH 本体片の上下長さ
MFW 折返部分を除いた本体片の左右幅
TFW 折返部分の左右幅
SW ストッパ片の左右幅
【要約】
【課題】ロックスを用いることなくズボン等のベルトループに装着しながら、外部から視認できる範囲をすべて利用して商品説明を表示し、かつ前記商品説明を歪ませず、また前記ベルトループの上下長さの範囲でずれることのない商品タグを提供する。
【解決手段】二つ折りされるシートの正面側で、商品説明21が表示される正面板2と、前記シートの背面側で、ズボン等のベルトループを保持するループホルダ4を設けた背面板3とから構成され、ループホルダ4は、背面板3に設けた本体側切れ目411により前記背面板3から切り起こされる左向きに突な切り起こし片である本体片41と、本体片41に設けたストッパ側切れ目421により前記本体片41から切り起こされる前記本体片41と逆向きに突な切り起こし片であるストッパ片42とからなる商品タグ1である。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12