(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記互いに異なる広告表示形態は、モバイル端末に提供されるページの広告領域を介して表示される広告情報のための第1広告表示形態、前記ページにオーバーレイするレイヤを介して表示される広告情報のための第2広告表示形態、前記ページと関連してポップアップされるポップアップページを介して表示される広告情報のための第3広告表示形態、前記モバイル端末にインストールされたアプリケーションの制御によって表示する広告情報のための第4広告表示形態、前記第1広告表示形態から前記第4広告表示形態のうちの1つで実現された広告情報の大きさまたは内容が拡張された広告情報のための第5広告表示形態、動画で実現された広告情報を表示するための第6広告表示形態、及びランディングページを介して表示される広告情報のための第7広告表示形態のうち少なくとも1つ以上の広告表示形態を含むことを特徴とする請求項6または請求項8に記載の広告提供方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ユーザの興味を誘発してユーザの関心を誘導し、より便利に広告に関する情報を提供することによって、効率的にモバイル広告を提供することのできる広告提供システム及び方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
本発明の一実施形態は、モバイル端末の動きによって表示した広告を拡張したり、または表示した広告と関連する動画などのコンテンツを提供することによって、モバイル広告に対するユーザの興味を誘発してユーザの関心を誘導できる広告提供システム及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明の一実施形態は、ユーザがモバイル端末を振ったり回転させる行為によって生じるモバイル端末の動きを介して、より手軽に追加的な広告情報をユーザに提供することによって広告主の立場では広告効果を高めることができ、媒体の立場では広告収益を増大させることができる広告提供システム及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、1つの広告素材に対して、互いに異なる広告表示形態で実現された複数の広告情報を管理する広告情報管理部と、複数の広告情報のうち1つの広告情報を提供する広告情報提供部とを含み、1つの広告情報は、ユーザのモバイル端末に提供されてモバイル端末の画面を介して表示され、広告情報提供部は、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報に応じて複数の広告情報のうち他の1つの広告情報をさらに提供することを特徴とする広告提供システムを提供する。
【0009】
また、モーション情報に応じて提供する広告情報の広告表示形態が決定されてもよい。この場合、広告情報提供部は、決定された広告表示形態で実現された広告情報を他の1つの広告情報としてさらに提供してもよい。
【0010】
また、モーション情報は、モバイル端末が含む少なくとも1つのセンサの出力値に基づいて測定されたモバイル端末の動きによって生成されてもよく、出力値は1つの広告情報がモバイル端末の画面を介して表示される間のセンサの出力値を含んでもよい。
【0011】
また、互いに異なる広告表示形態は、モバイル端末に提供されるページの広告領域を介して表示される広告情報のための第1広告表示形態、ページにオーバーレイ(overlay)するレイヤを介して表示される広告情報のための第2広告表示形態、ページと関連してポップアップ(pop−up)するポップアップページを介して表示される広告情報のための第3広告表示形態、モバイル端末にインストールされたアプリケーションの制御によって表示する広告情報のための第4広告表示形態、第1広告表示形態から第4広告表示形態のうちの1つで実現された広告情報の大きさまたは内容が拡張された広告情報のための第5広告表示形態、動画で実現された広告情報を表示するための第6広告表示形態、及びランディングページを介して表示される広告情報のための第7広告表示形態のうち2つ以上の広告表示形態を含んでもよい。
【0012】
また、本発明の一実施形態によれば、1つの広告表示形態で実現された第1広告情報を広告プラットフォームから受信してユーザのモバイル端末に提供する広告情報提供部と、前記モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報を受信するモーション情報受信部と、モーション情報に基づいて他の広告表示形態で実現された第2広告情報を広告プラットフォームに要求する広告情報要求部とを含み、広告情報提供部は、広告プラットフォームから第2広告情報を受信してモバイル端末にさらに提供し、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であることを特徴とする広告提供システムを提供する。
【0013】
また、本発明の一実施形態によれば、サーバから受信した第1広告情報を画面に表示する広告情報表示部と、第1広告情報が画面に表示される間に検出された動きによってモーション情報を生成するモーション情報生成部と、生成されたモーション情報をサーバに送信するモーション情報送信部とを含み、広告情報表示部は、モーション情報に基づいてサーバから第2広告情報が受信される場合、第1広告情報が表示された画面を切り替えて受信した第2広告情報を表示して、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であることを特徴とする広告提供システムを提供する。
【0014】
また、本発明の一実施形態によれば、1つの広告素材に対して、互いに異なる広告表示形態で実現された複数の広告情報を管理し、複数の広告情報のうち1つの広告情報を提供し、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報に応じて複数の広告情報のうち他の1つの広告情報をさらに提供することを含み、1つの広告情報は、ユーザのモバイル端末に提供されてモバイル端末の画面を介して表示され、他の1つの広告情報は、モバイル端末に提供されて1つの広告情報を代えて画面を介して表示されることを特徴とする広告提供方法を提供する。
【0015】
また、本発明の一実施形態によれば、1つの広告表示形態で実現された第1広告情報を広告プラットフォームから受信してユーザのモバイル端末に送信し、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報を受信し、モーション情報に基づいて他の広告表示形態で実現された第2広告情報を広告プラットフォームに要求し、広告プラットフォームから第2広告情報を受信してモバイル端末に送信することを含み、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であることを特徴とする広告提供方法を提供する。
【0016】
また、本発明の一実施形態によれば、サーバから受信した第1広告情報を画面に表示し、第1広告情報が画面に表示される間に検出された動きによってモーション情報を生成し、前記生成されたモーション情報をサーバに送信し、モーション情報に基づいてサーバから第2広告情報が受信される場合、第1広告情報が表示された画面を切り替えて受信した第2広告情報を表示することを含み、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であることを特徴とする広告提供方法を提供する。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、モバイル端末の動きによって表示した広告を拡張したり、または表示した広告と関連する動画などのコンテンツを提供することにより、モバイル広告に対するユーザの興味を誘発してユーザの関心を誘導することができる。
【0018】
また、ユーザがモバイル端末を振ったり回転させる行為によって生じるモバイル端末の動きを介して、より手軽に追加的な広告情報をユーザに提供することによって広告主の立場では広告効果を高めることができ、媒体の立場では広告収益を増大させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態において、モバイル端末の動きによって同一の広告素材に対応する他の広告情報を提供する一例を示す図である。
図1は、モバイル端末110の画面にディスプレイ広告の形態で作成された第1広告情報120が表示された様子と、モバイル端末110の動きによって第1広告情報120が広告の表示領域及び広告内容が拡張された広告である第2広告情報130に変更されて表示される様子を各々示したものである。すなわち、
図1に示す一例では、ユーザがモバイル端末110を振る行為によって生じるモバイル端末110の動きが測定され、測定された動きによって第1広告情報120が第2広告情報130に変更されて表示される過程を示している。
【0022】
このように、本発明の実施形態では、モバイル端末の動きによって1つの広告素材に対応してそれぞれ異なる広告表示形態で実現された複数の広告情報を提供する方法、及びシステムについて説明する。ここで、互いに異なる広告表示形態は、モバイル端末に提供されるページの広告領域を介して表示される広告情報のための第1広告表示形態、前記ページにオーバーレイする(overlay)レイヤを介して表示される広告情報のための第2広告表示形態、前記ページと関連してポップアップされるポップアップページを介して表示される広告情報のための第3広告表示形態、モバイル端末にインストールされたアプリケーションの制御によって表示する広告情報のための第4広告表示形態、第1広告表示形態から前記第4広告表示形態のうちの1つで実現された広告情報の大きさまたは内容が拡張された広告情報のための第5広告表示形態、動画で実現された広告情報を表示するための第6広告表示形態、及びランディングページを介して表示される広告情報のための第7広告表示形態のうち少なくとも1つ以上の広告表示形態を含んでもよい。
【0023】
図2は、本発明の一実施形態において、モバイル端末の動きによって同一の広告素材に対応する他の広告情報を提供する異なる例を示す図である。
図2は、モバイル端末110の画面にディスプレイ広告の形態で作成された第1広告情報120が表示された様子と、モバイル端末110の動きによって第1広告情報120が動画広告の第3広告情報210に変更されて表示される様子を各々示したものである。すなわち、
図2に示す一例では、ユーザがモバイル端末110を横に回転させる行為によって生じるモバイル端末110の動きが測定され、測定された動きによって第1広告情報120が第3広告情報210に変更されて表示される過程を示している。
【0024】
図3は、発明の一実施形態において、モバイル端末の動きによって同一の広告素材に対応する他の広告情報を提供する、また他の例を示す図である。
図3は、モバイル端末110の画面に動画広告の第3広告情報210が表示された様子と、モバイル端末110の動きによって第3広告情報210が拡張広告であう第2広告情報130に変更されて表示される様子を各々示したものである。すなわち、
図3に示す一例では、モバイル端末110を縦に回転させた時に生じるモバイル端末110の動きが測定され、測定された動きによって第3広告情報210が第2広告情報130に変更されて表示される過程を示している。
【0025】
図1〜
図3で説明した第1広告情報120、第2広告情報130、及び第3広告情報210は、1つの同一の広告素材に対して互いに異なる広告表示形態によって実現した広告情報であってもよい。このように、1つの同一の広告素材に対してそれぞれ互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報を、モバイル端末の動きに応じて変更して提供することにより、ユーザには広告に対する関心と興味を誘導することができ、より便利に、表示された広告に対する追加情報を提供することもできるようになる。また、広告主には広告効果を向上させるための機会を、広告を提供する媒体には広告収益を増大させることができる機会を各々提供することができる。
【0026】
ここで、
図1乃至
図3の例は、発明の理解を助けるためのものにすぎず、本発明が上述した例に限定されることはない。モバイル端末110の動きとしては、振る、裏返す、回転、または移動などをその方向と組合わせによって多様に定義することができる。また、それに加えて、モバイル端末110自体の動きだけでなく、ユーザの動き、例えば、手のジェスチャー、タッチした指の動き、目のまばたきや瞳の動き、また、特定の音や音声の命令などを含むものであってもよい。このような動きは、モバイル端末110に内蔵されるか、または取り付けられた少なくとも1つ以上のセンサ、例えばジャイロスコープ、重力センサ、照度センサ、加速センサ、地磁センサ、近接センサ、圧力センサ、タッチセンサ、マイク、および/またはカメラなどを用いてさまざまな方法で測定してもよい。
【0027】
上記の各動きまたはその動きを組み合わせた動きパターンに対応して提供する広告表示形態を設定してもよい。例えば、モバイル端末110を振る行為によって生じるモバイル端末110の動きにより拡張広告ではない動画広告が提供されたり、または、別のレイヤやポップアップページを介して表示される広告表示形態で広告情報が実現されて提供されてもよい。また、モバイル端末110を裏返す動きによって変更される広告情報の広告表示形態が、予め設定してもよく、またはモバイル端末110を、前後、上下、及び左右のうちいずれの方向に振るかに応じて各々変更される広告表示形態を予め設定してもよい。すなわち、
図1乃至
図3の例だけでなく、モバイル端末110の動きに応じて広告表示形態が変更されたり終了されたりするすべての場合を本発明に含むことができる。
【0028】
図4は、本発明の一実施形態において、広告主、広告プラットフォーム、パブリッシャ及びユーザ間の関係を、概略的に示した図である。すなわち、
図4は、広告主410、広告プラットフォーム420、パブリッシャ430、及びユーザ440を示している。ここで、広告主410は、実質的に広告主410が用いるパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォンなどの端末を意味してもよく、ユーザ440は実質的にユーザ440が用いるモバイル端末を意味してもよい。すなわち、
図1に示した矢印は、広告主410が用いる端末、広告プラットフォーム420、パブリッシャ430、及びユーザ440が用いるモバイル端末の間の有線又は無線ネットワークを用いてデータが送受信されることを意味する。
【0029】
広告プラットフォーム420は、広告主410の広告に対する入札、広告とキーワード間のマッチング、広告や広告主の整列、パブリッシャ430への広告提供、及び広告の表示に係る課金などを行うことができる。ここでは、広告プラットフォーム420の一般的かつ技術的な事項、及びインターネットを介して伝達される検索広告、バナー広告などのプラットフォームに対して従来技術を参照して理解することのできる事項については、説明を省略する。
【0030】
パブリッシャ430は、ユーザ440に自身のサイトやアプリケーションを提供することができ、広告プラットフォーム420から受信した広告情報をサイトやアプリケーションを介してユーザ440に提供してもよい。
【0031】
ここで、広告プラットフォーム420に含まれる複数の個別(individual)広告プラットフォーム(第1広告プラットフォーム、第2広告プラットフォーム、・・・)の各々は、パブリッシャ430に含まれる複数の個別パブリッシャ(第1パブリッシャ、第2パブリッシャ、・・・)のうち少なくとも1つの個別パブリッシャを介して広告情報を表示してもよい。逆に、パブリッシャ430に含まれる複数の個別パブリッシャ(第1パブリッシャ、第2パブリッシャ、・・・)の各々は、広告プラットフォーム420に含まれる複数の個別広告プラットフォーム(第1広告プラットフォーム、第2広告プラットフォーム、・・・)のうち少なくとも1つの個別広告プラットフォームを介して広告情報を受信してユーザ440に提供してもよい。
【0032】
ここで、本発明の一時例に係る広告提供システムは、個別広告プラットフォームと関連するシステムのうち1つのシステムであるか、または個別広告プラットフォームと関連するシステムのうち1つのシステムに含まれるシステムであってもよい。
【0033】
また、本発明の他の実施形態に係る広告提供システムは、個別パブリッシャと関連するシステムのうち1つのシステムであるか、または個別パブリッシャと関連するシステムのうち1つのシステムに含まれるシステムであってもよい。
【0034】
また、本発明のまた他の実施形態に係る広告提供システムは、ユーザのモバイル端末に対応してもよい。
【0035】
図5は、本発明の一実施形態において、広告提供システムの内部構成を説明するためのブロック図である。本実施形態に係る広告提供システム500は、上述したように個別広告プラットフォームと関連するシステムのうち1つのシステムであるか、または個別広告プラットフォームと関連するシステムのうち1つのシステムに含まれるシステムであってもよい。このような広告提供システム500は、
図5に示すように、広告情報管理部510及び広告情報提供部520を含む。
【0036】
広告情報管理部510は、1つの広告素材に対して、互いに異なる広告表示形態で実現された複数の広告情報を管理する。すなわち、広告主が表示しようとする1つの広告素材に対して複数の広告情報が互いに異なる広告表示形態で作成されてもよく、広告情報管理部510は多様な広告表示形態で作成された複数の広告情報を広告素材別に管理してもよい。
【0037】
広告情報提供部520は、複数の広告情報のうち1つの広告情報を提供する。ここで、提供された1つの広告情報は、ユーザのモバイル端末に提供されてモバイル端末の画面を介して表示される。例えば、広告情報提供部520は、モバイル端末にサービスを提供するサーバに、広告情報を提供してもよく、前記サーバを介して広告情報がモバイル端末に提供されてもよい。ここで、前記サーバは、
図4で説明した個別パブリッシャのシステムであってもよい。この場合、モバイル端末には受信した広告情報を、画面を介して表示してもよい。他の例として、広告情報提供部520は、モバイル端末に直接広告情報を提供してもよい。
【0038】
また、広告情報提供部520は、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報に応じて、複数の広告情報のうち他の1つの広告情報をさらに提供してもよい。すなわち、1つの広告情報がモバイル端末で表示される間、モバイル端末の動きが測定されれば、モバイル端末は、モーション情報を生成して送信してもよい。ここで、モーション情報は、前記サーバに送信されて前記サーバを介して広告提供システム500に伝達されてもよく、モバイル端末から直接広告提供システム500に伝達されてもよい。この場合、前記モーション情報に応じて提供する広告情報の広告表示形態が決定されてもよい。広告情報提供部520は、決定された広告表示形態で実現された広告情報を前記他の1つの広告情報としてさらに提供してもよい。
【0039】
ここで、モーション情報は、モバイル端末が含む少なくとも1つのセンサの出力値に基づいて測定されたモバイル端末の動きによって生成されてもよい。前記出力値は、1つの広告情報がモバイル端末の画面を介して表示される間、前記センサの出力値を含んでもよい。上述したように、1つの広告情報がモバイル端末で表示される間に測定されたモバイル端末の動きによって、他の広告表示形態の広告情報がモバイル端末に提供されてもよい。
【0040】
図6は、本発明の一実施形態において、広告提供方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る広告提供方法は、
図5で説明した広告提供システム500によって実行され得る。
【0041】
ステップS610において、広告提供システム500は、1つの広告素材に対して、互いに異なる広告表示形態で実現された複数の広告情報を管理する。すなわち、広告主が表示しようとする1つの広告素材に対して複数の広告情報が互いに異なる広告表示形態で作成されてもよく、広告提供システム500は、多様な広告表示形態で作成された複数の広告情報を広告素材別に管理してもよい。
【0042】
ステップS620において、広告提供システム500は、複数の広告情報のうち1つの広告情報を提供する。ここで、提供された1つの広告情報は、ユーザのモバイル端末に提供されてモバイル端末の画面を介して表示される。例えば、広告情報提供部520は、モバイル端末にサービスを提供するサーバに広告情報を提供してもよく、前記サーバを介して広告情報がモバイル端末に提供してもよい。ここで、前記サーバは、
図4で説明した個別パブリッシャのシステムであってもよい。この場合、モバイル端末には受信した広告情報を画面を介して表示してもよい。他の例として、広告情報提供部520は、モバイル端末で直接広告情報を提供してもよい。
【0043】
ステップS630において、広告提供システム500は、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報に応じて複数の広告情報のうち他の1つの広告情報をさらに提供する。すなわち、1つの広告情報がモバイル端末で表示される間モバイル端末の動きが測定されれば、モバイル端末はモーション情報を生成して送信してもよい。ここで、モーション情報は、前記サーバに送信されて前記サーバを介して広告提供システム500に伝達されてもよく、モバイル端末から直接広告提供システム500に伝達されてもよい。この場合、前記モーション情報に応じて提供する広告情報の広告表示形態が決定され、広告提供システム500は、ステップS630で決定した広告表示形態で実現された広告情報を前記他の1つの広告情報としてさらに提供してもよい。
【0044】
ここで、モーション情報は、モバイル端末が含む少なくとも1つのセンサの出力値に基づいて測定されたモバイル端末の動きによって生成されてもよい。前記出力値は、1つの広告情報がモバイル端末の画面を介して表示される間の前記センサの出力値を含んでもよい。上述したように、1つの広告情報がモバイル端末で表示される間に測定されたモバイル端末の動きによって他の広告表示形態の広告情報がモバイル端末に提供されてもよい。
【0045】
図7は、本発明の他の実施形態において、広告提供システムを説明するためのブロック図である。本実施形態に係る広告提供システム700は、個別パブリッシャと関連するシステムのうち1つのシステムであるか、または個別パブリッシャと関連するシステムのうち1つのシステムに含まれるシステムであってもよい。このような広告提供システム700は、
図7に示すように広告情報提供部710、モーション情報受信部720、及び広告情報要求部730を含んでもよい。
【0046】
広告情報提供部710は、1つの広告表示形態で実現された第1広告情報を広告プラットフォームから受信してユーザのモバイル端末に提供する。ここで、広告プラットフォームは、
図4で説明した個別広告プラットフォームに対応してもよい。
【0047】
モーション情報受信部720は、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報を受信する。ここで、モーション情報は、前記モバイル端末が含む少なくとも1つのセンサの出力値に基づいて測定された前記モバイル端末の動きによって生成されてもよい。ここで、出力値は、前記1つの広告情報がモバイル端末の画面を介して表示される間の前記センサの出力値を含んでもよい。上述したように、1つの広告情報がモバイル端末で表示される間に測定されたモバイル端末の動きによって他の広告表示形態の広告情報がモバイル端末に提供されてもよい。
【0048】
広告情報要求部730は、モーション情報に基づいて他の広告表示形態で実現された第2広告情報を広告プラットフォームに要求する。すなわち、広告情報要求部730は、モバイル端末の動きによって生成されたモーション情報に係る広告表示形態を確認して、該当広告表示形態で実現された広告情報を第2広告情報として要求してもよい。
【0049】
ここで、広告情報提供部710は、広告プラットフォームから第2広告情報を受信してモバイル端末にさらに提供してもよい。ここで、モバイル端末では、表示されている第1広告情報が第2広告情報に変更して表示されてもよい。一例として、モバイル端末の画面を介してディスプレイ広告が表示されている間に、モバイル端末でモバイル端末を振る動きが測定されれば、振る動きに応じて予め設定されたモーション情報が生成されて広告提供システム700に送信されてもよく、モーション情報受信部720が前記送信されたモーション情報を受信してもよい。ここで、広告情報要求部730は、広告プラットフォームにモーション情報に対応する広告表示形態の広告情報の第2広告情報を要求することができ、第2広告情報が受信されると、広告情報提供部710は、受信した第2広告情報をモバイル端末に送信してもよい。
【0050】
ここで、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であってもよい。すなわち、広告主が表示しようとする1つの広告素材に対して複数の広告情報が互いに異なる広告表示形態で作成されてもよい。
【0051】
図8は、本発明の他の実施形態において、広告提供方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る広告提供方法は、
図7で説明した広告提供システム700によって実行され得る。
【0052】
ステップS810において、広告提供システム700は、1つの広告表示形態で実現された第1広告情報を広告プラットフォームから受信してユーザのモバイル端末に提供する。ここで、広告プラットフォームは、
図4で説明した個別広告プラットフォームに対応してもよい。
【0053】
ステップS820において、広告提供システム700は、モバイル端末の動きに基づいてモバイル端末で生成されたモーション情報を受信する。ここで、モーション情報は、前記モバイル端末が含む少なくとも1つのセンサの出力値に基づいて測定された前記モバイル端末の動きによって生成されてもよい。ここで、出力値は、前記1つの広告情報がモバイル端末の画面を介して表示される間の、前記センサの出力値を含んでもよい。上述したように、1つの広告情報がモバイル端末で表示される間に測定されたモバイル端末の動きに応じて他の広告表示形態の広告情報がモバイル端末に提供されてもよい。
【0054】
ステップS830において、広告提供システム700は、モーション情報に基づいて他の広告表示形態で実現された第2広告情報を広告プラットフォームに要求する。すなわち、広告提供システム700は、モバイル端末の動きによって生成されたモーション情報に係る広告表示形態を確認し、該当広告表示形態で実現された広告情報を前記第2広告情報として要求してもよい。
【0055】
ステップS840において、広告提供システム700は、広告プラットフォームから第2広告情報を受信してモバイル端末に送信する。ここで、モバイル端末では表示した第1広告情報が第2広告情報に変更して表示されてもよい。一例として、モバイル端末の画面を介してディスプレイ広告が表示している間に、モバイル端末で振る動きが測定されれば、振る動きに応じて予め設定されたモーション情報が生成されて広告提供システム700に送信されてもよく、広告提供システム700は、ステップS820で前記送信されたモーション情報を受信してもよい。ここで、広告提供システム700は、ステップS830で広告プラットフォームにモーション情報に係る広告表示形態の広告情報の第2広告情報を要求してもよく、広告提供システム700は、ステップS840で第2広告情報が受信される場合、受信した第2広告情報をモバイル端末に送信してもよい。
【0056】
ここで、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であってもよい。すなわち、広告主が表示しようとする1つの広告素材に対して複数の広告情報が互いに異なる広告表示形態で作成されてもよい。
【0057】
図9は、本発明のまた他の実施形態において、広告提供システム900を説明するためのブロック図である。本実施形態に係る広告提供システム900は、上述したようにユーザのモバイル端末に対応してもよい。このような広告提供システム900は、
図9に示すように広告情報表示部910、モーション情報生成部920、及びモーション情報送信部930を含んでもよい。
【0058】
広告情報表示部910は、サーバから受信した第1広告情報を画面に表示する。ここで、第1広告情報は、第1広告情報を実現した広告表示形態によって画面に表示されてもよい。また、前記サーバは、
図4で説明した個別パブリッシャに対応してもよい。
【0059】
モーション情報生成部920は、第1広告情報が画面に表示される間に検出された動きによってモーション情報を生成する。例えば、モーション情報は、センサ(図示せず)から提供された出力値に基づいて測定された動きによって生成されてもよい。センサを用いてモバイル端末の動きを測定する方法についてはすでに良く知られており、広告提供システム900は、センサを用いて動きを測定するために出力値を提供する少なくとも1つのセンサをさらに含んでもよい。
【0060】
モーション情報送信部930は、生成されたモーション情報をサーバに送信する。ここで、サーバは、モーション情報に基づいて必要な広告表示形態で実現された広告情報を広告プラットフォームに要求してもよく、要求に応じて広告プラットフォームから受信される広告情報を受信して第2広告情報として広告提供システム900に伝達してもよい。
【0061】
ここで、広告情報表示部910は、モーション情報に基づいてサーバから第2広告情報が受信される場合、第1広告情報が表示された画面を切り替えて受信した第2広告情報を表示してもよい。ここで、第2広告情報もまた第2広告情報を実現した広告表示形態によって画面に表示されてもよい。
【0062】
ここで、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であってもよい。
【0063】
図10は、本発明のまた他の実施形態において、広告提供方法を示すフローチャートである。本実施形態に係る広告提供方法は、
図9で説明した広告提供システム900によって実行され得る。
【0064】
ステップS1010において、広告提供システム900は、サーバから受信した第1広告情報を画面に表示する。ここで、第1広告情報は、第1広告情報を実現した広告表示形態によって画面に表示されてもよい。また、前記サーバは、
図4で説明した個別パブリッシャに対応してもよい。
【0065】
ステップS1020において、広告提供システム900は、第1広告情報が画面に表示される間に検出された動きによってモーション情報を生成する。例えば、モーション情報は、センサから提供された出力値に基づいて測定された動きによって生成されてもよい。センサを用いてモバイル端末の動きを測定する方法については、すでに良く知られており、広告提供システム900はセンサを用いて動きを測定するために出力値を提供する少なくとも1つのセンサをさらに含んでもよい。
【0066】
ステップS1030において、広告提供システム900は、生成されたモーション情報をサーバに送信する。ここで、サーバは、モーション情報に基づいて必要な広告表示形態で実現された広告情報を広告プラットフォームに要求してもよく、要求に応じて広告プラットフォームから受信される広告情報を受信して第2広告情報として広告提供システム900に伝達してもよい。
【0067】
ステップS1040において、広告提供システム900は、モーション情報に基づいてサーバから第2広告情報が受信される場合、第1広告情報が表示された画面を切り替えて受信した第2広告情報を表示してもよい。ここで、第2広告情報もまた第2広告情報を実現した広告表示形態によって画面に表示されてもよい。
【0068】
ここで、第1広告情報及び第2広告情報は、1つの広告素材に対して互いに異なる広告表示形態で実現された広告情報であってもよい。
【0069】
このように、本発明の実施形態によれば、モバイル端末の動きによって表示した広告を拡張したり、または表示した広告と関連する動画などのコンテンツを提供することによって、モバイル広告に対するユーザの興味を誘発してユーザの関心を誘導することができ、ユーザがモバイル端末を振ったり回転させる行為によって生じるモバイル端末の動きを介して、より手軽に追加的な広告情報をユーザに提供することにより、広告主の立場では広告効果を高めることができ、媒体の立場では広告収益を増大させることができる。
【0070】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行することができるプログラム命令形態で実現され、コンピュータ読み出し可能媒体に記録してもよい。前記記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。前記記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。
【0071】
上述したように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
【0072】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。