特許第6039561号(P6039561)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6039561カテーテルに取り付けられ或いはカテーテルと相互接続されるようになっているインプラント送出装置、インプラント送出カテーテル、及び、方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6039561
(24)【登録日】2016年11月11日
(45)【発行日】2016年12月7日
(54)【発明の名称】カテーテルに取り付けられ或いはカテーテルと相互接続されるようになっているインプラント送出装置、インプラント送出カテーテル、及び、方法
(51)【国際特許分類】
   A61F 2/95 20130101AFI20161128BHJP
   A61F 2/844 20130101ALI20161128BHJP
【FI】
   A61F2/95
   A61F2/844
【請求項の数】20
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2013-528551(P2013-528551)
(86)(22)【出願日】2011年9月14日
(65)【公表番号】特表2013-540474(P2013-540474A)
(43)【公表日】2013年11月7日
(86)【国際出願番号】EP2011004605
(87)【国際公開番号】WO2012034685
(87)【国際公開日】20120322
【審査請求日】2014年9月11日
(31)【優先権主張番号】61/383,351
(32)【優先日】2010年9月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】102010037529.2
(32)【優先日】2010年9月14日
(33)【優先権主張国】DE
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】514263735
【氏名又は名称】杭州啓明医療器械有限公司
【氏名又は名称原語表記】Venus MedTech(HangZhou)Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100109449
【弁理士】
【氏名又は名称】毛受 隆典
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】ゲッツ、ヴォルフガング
(72)【発明者】
【氏名】リム、ホウ−セン
【審査官】 田中 玲子
(56)【参考文献】
【文献】 独国特許出願公開第102008012113(DE,A1)
【文献】 特表2009−528089(JP,A)
【文献】 特表2009−514594(JP,A)
【文献】 特表平11−509450(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0100427(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 2/95
A61F 2/844
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
医療用インプラント(1)に取り付けられ或いは医療用インプラント(1)と相互接続されるようになっている装置(3)であって、
前記インプラント(1)は折り畳み可能及び/又は展開可能であり、
前記装置(3)は更にカテーテル(5)に取り付けられ或いはカテーテル(5)と相互接続されるようになっており、
前記カテーテル(5)は前記インプラント(1)を埋め込むようになっており、
前記装置(3)は、外側シース(35)と、前記インプラント(1)を折り畳む及び/又は展開するようになっており、前記外側シース(35)内に回転可能に支持されている内側部分(31)を備え、
前記カテーテル(5)は、前記内側部分(31)に接続される回転可能なコード(51)を備え、
前記インプラント(1)又は前記装置(3)は、前記インプラント(1)を折り畳む及び/又は展開するための第1の折り畳み及び/又は展開手段(7)を備え、
前記第1の折り畳み及び/又は展開手段(7)の少なくとも1つの部分(71)は、前記内側部分(31)に取り付けられる、装置(3)。
【請求項2】
前記インプラント(1)を取り外し可能に備える請求項1に記載の装置(3)。
【請求項3】
前記第1の折り畳み及び/又は展開手段(7)が1つ以上のストリングを備え或いは1つ以上のストリングから成り、
前記内側部分(31)の前記回転によって、前記ストリングが前記内側部分(31)上に巻回される、請求項1〜2のいずれか1項に記載の装置(3)。
【請求項4】
前記内側部分(31)は、ベアリング(13)によって回転可能に支持される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置(3)。
【請求項5】
前記内側部分(31)を前進させる或いは移動させるようになっている前進機構又は移動機構(38,15)を備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置(3)。
【請求項6】
カテーテル(5)に取り付けられ或いは相互接続されるための取り付け又は相互接続手段を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置(3)。
【請求項7】
前記取り付け又は相互接続手段は、ベアリング(13)によって前記装置(3)内又は前記装置(3)上で回転可能に支持される第1のセクション(311a)を少なくとも備える、請求項6に記載の装置(3)。
【請求項8】
前記取り付け又は相互接続手段は、第2のセクション(311b)が前記装置(3)に対して回転できないように前記装置(3)に配置される第2のセクション(311b)を少なくとも備える、請求項6又は7に記載の装置(3)。
【請求項9】
前記装置(3)内に回転可能に配置される前記内側部分(31)は、前記内側部分(31)の回転時に前記第1の折り畳み及び/又は展開手段(7)のストリングを導くための少なくとも1つの案内構造を備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置(3)。
【請求項10】
前記案内構造は、溝(21)及び/又はリブを備え、或いは、溝(21)及び/又はリブから成る請求項9に記載の装置(3)。
【請求項11】
カテーテルチップ又はカテーテルの前端部品である請求項1〜10のいずれか1項に記載の装置(3)。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の少なくとも1つの装置(3)を備えるカテーテル(5)。
【請求項13】
カテーテル(5)を請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置(3)に取り付ける或いは前記装置(3)と相互接続するための取り付け又は相互接続手段を備える、請求項12に記載のカテーテル(5)。
【請求項14】
カテーテル(5)を前記装置(3)に取り付けるための前記取り付け又は相互接続手段は、前記装置(3)の取り付け又は相互接続手段の第1のセクション(311a)と相互接続するための第3のセクション(511a)を備える、請求項13に記載のカテーテル(5)。
【請求項15】
カテーテル(5)の前記取り付け又は相互接続手段の前記第3のセクション(511a)は前記カテーテル(5)内に回転可能に配置される、請求項14に記載のカテーテル(5)。
【請求項16】
カテーテル(5)を前記装置(3)に取り付けるための前記取り付け又は相互接続手段は、前記装置(3)の取り付け又は相互接続手段の第2のセクション(311b)と相互接続するための第4のセクション(511b)を備える、請求項13〜15のいずれか1項に記載のカテーテル(5)。
【請求項17】
前記カテーテル(5)は柔軟なカテーテルである請求項12〜16のいずれか1項に記載のカテーテル(5)。
【請求項18】
前記インプラント(1)の前記第1の折り畳み及び/又は展開手段(7)と相互接続される或いは該手段に取り付けられるための第2の折り畳み及び/又は展開手段(13)を備える、請求項12〜17のいずれか1項に記載のカテーテル(5)。
【請求項19】
埋め込みの前にインプラント(1)の送出器具を提供する方法であって、
該方法は、インプラント(1)を備える請求項1〜11のいずれか1項に記載の装置(3)を送出器具に取り付ける又は固定するステップを備える方法。
【請求項20】
前記装置(3)は手術室内で前記送出器具に取り付けられ或いは固定される請求項19に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カテーテルに取り付けられ或いはカテーテルと相互接続されるようになっている装置に関する。また、本発明は、少なくとも1つのそのような装置を受けるのに適するカテーテル及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの患者においては、特定の身体機能がインプラントによって果たされ或いは支援されなければならない。患者の身体内の埋め込み部位へのインプラントの送出を容易にするために、インプラントは、しばしば、例えばカテーテルなどの機械的な装置に取り付けられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の1つの目的は、医療用インプラントをカテーテルに取り付ける又は相互接続するための装置及び方法を提供することである。更なる態様によれば、少なくとも1つのそのような装置を備えるカテーテル及び方法が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、本発明に係る装置によって達成される。本発明の他の態様によれば、本発明の特徴の組み合わせを少なくとも有するカテーテル及び方法が提供される。
【0005】
特に、本発明に係る装置は、医療用インプラントに取り付けられ或いは医療用インプラントと相互接続されるようになっているとともに、カテーテルに取り付けられ或いはカテーテルと相互接続されるようになっている。装置は、インプラントを折り畳む及び/又は展開するようになっている部分を備える。
【0006】
実施形態は、以下の特徴のうちの1つ以上を含むことができる。
【0007】
本発明に係る装置は、一時的に又は取り外し不可能に又は取り外し可能に、医療用インプラントに取り付けることができ或いは医療用インプラントと相互接続できる。本発明に係る装置は、一時的に又は取り外し不能に又は取り外し可能に、カテーテルに取り付けることができ或いはカテーテルと相互接続することができ或いはカテーテルと接続されることがそれぞれできる。カテーテルはインプラントを埋め込むようになっている。
【0008】
本発明の意味において「カテーテル」という用語は、医療用インプラントを埋め込み部位へと前進させる又は送出するための任意の送出器具、前進器具、送出装置又は前進装置における一例として使用される。そのため、この用語は、カテーテルのみに関連するように理解されるべきではなく、むしろ、インプラントをその埋め込み部位へと前進させるように適合され及び/又は前進させるようになっている、或いは前進させるように解釈される任意の適切な装置が考えられ、したがって、本発明の意味の範囲内で、そのような装置がカテーテルと称されてもよい。
【0009】
装置は大部分又は一部が管形状を成すことができる。したがって、装置は円形又は楕円形の断面を有することができる。しかしながら、装置は、本発明にしたがって装置とカテーテルとの間の接続を行なうのにふさわしい任意の他の断面を有してもよい。
【0010】
インプラントに関して、本発明に係る装置は、インプラントが本発明に係る装置で又は該装置上に一時的に或いは取り外し不可能に或いは取り外し可能に固定され得る限りは、特定の方法で形成される必要がない。
【0011】
本発明に係る幾つかの実施形態では、本発明に係る装置がインプラントを取り外し可能に備える。
【0012】
インプラントは、患者の身体の機能を支援する或いは果たすために当業者に知られる任意のタイプを成すことができる。例としては、心臓弁、心臓弁の代用品又は代替品、及び血管又は他の身体管の開放を保つためのステント等のインプラントが挙げられる。
【0013】
インプラントは、例えば、その具現化とともに、本発明の発明者等の国際公開第2008/029296号パンフレット(2007年2月15日に出願された「MINIMALLY INVASIVE HEART VALVE REPLACEMENT」)や、同様に本発明者等の国際公開第2009/109348号パンフレット(2009年3月2日に出願された「STENT,WELCHER VOM EXPANDIERTEN ZUSTAND KONTROLLIERT ERNEUT IM DURCHMESSER VERRINGERBAR IST」)などにおいてもかなり詳しく記載されているような、拡張すること及び/又は(再び)折り畳むこと或いはつぶれることがそれぞれ可能なタイプであってもよい。
【0014】
装置の本発明に係る特定の実施形態において、インプラントを折り畳む或いは展開するようになっている部分は、特に本発明に係る装置又はカテーテルの長手方向軸周りで回転可能に配置される。
【0015】
回転可能性は、本発明に係る装置の周囲環境、外部、又は外層等にそれぞれ関係し或いは関連し得る。
【0016】
インプラントを折り畳む或いは展開するようになっている部分は、ベアリング、例えばピボット軸受によって装置内で支持され得る。
【0017】
前記部分は、以下で更に説明される、取り付ける又は相互接続するための手段の第1の部分と一体の部品で設けられ得る、或いは、両方の部分が一体でのみ回転できるように任意の他の方法で力接続状態で設けられ得る。
【0018】
インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分は、円筒状部分又は回転対称な部分となることができ、或いは、そのような部分を備えることができる。
【0019】
インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分は、ストリング又は糸を挿通して案内するようになっている開口を有してもよい。
【0020】
インプラントを折り畳む或いは展開するようになっている部分は、糸又はストリングのそれぞれの材料以外の材料から成る或いは該材料を備えることができる。
【0021】
前記部分は、糸又はストリングのそれぞれの形態以外の形態を有することができる。
【0022】
前記部分は、糸又はストリングを前記部分上に巻回するように設けられ得るもの及び意図され得るものであり、糸又はストリングがインプラントを折り畳む及び/又は展開するようになっている。
【0023】
インプラントを折り畳み或いは展開するようになっている部分は、装置と取り外し可能に相互接続され得る。
【0024】
幾つかの実施形態において、インプラントを折り畳み或いは展開するようになっている部分は、切断によって装置から分離され或いは解放されないように設けられ得る及び/又は意図され得る。
【0025】
特定の実施形態において、インプラントを折り畳む或いは展開するようになっている部分は、装置の使用状態でインプラントと接触しなくてもよい。
【0026】
本発明に係る幾つかの実施形態において、インプラントを折り畳む或いは展開するようになっている部分は、装置の使用状態で、装置の外側構成要素又は外層によってインプラントから完全に分離される。
【0027】
装置の本発明に係る特定の実施形態において、前記部分は、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段の一部分と相互接続される。この接続は、インターループ接続、螺合接続、又は付着接続等であり得る。
【0028】
装置の本発明に係る幾つかの実施形態では、前記部分が案内構造を備える。
【0029】
案内構造は、前記部分の外面に設けられ得る。
【0030】
案内構造は、例えば1つ以上の糸又はストリングのそれぞれの形態を成す、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段を巻回するようになっている1つ以上のチャネル又は溝のそれぞれ或いは凹部を備えることができ、或いはこれらから成ることができる。
【0031】
案内構造は、例えば1つ以上の糸又はストリングのそれぞれの形態を成す、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段を巻回するようになっている1つ以上のフィン、鼻部又は耳部のそれぞれを備えることができ、或いはこれらから成ることができる。
【0032】
本発明に係る装置は移動手段又は前進手段(又は機構)を更に備えることができ、該手段によって、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分は、本発明に係る装置内又はその一部分内でのその長手方向軸周りの回転方向内で前方へ又は後方へ移動され得る。
【0033】
幾つかの実施形態では、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分を前進させる、後退させる、又は、移動させるようになっている移動機構又は前進機構又は対応する機構を手動のみで作動させることが考えられる。他の実施形態では、モータ等が設けられて、インプラントを折り畳む及び/又は展開するようになっている部分を前進させる又は移動させるために(専ら或いは補助的に)使用されるようになっている。
【0034】
そのようなモータが設けられる特定の実施形態において、モータ又はその主要部分は、例えば、チップ又はその近傍に、或いはカテーテルのチップ部分内又はチップ部分に位置され得る。他の実施形態では、モータ又はその主要部分がカテーテルのハンドルに位置され得る。
【0035】
幾つかの実施形態において、インプラントは、折り畳み可能及び/又は展開可能であり、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段を備える。
【0036】
特定の実施形態において、インプラントは、クリンピング又は折り畳みによって装置に取り付けられ又は装置と相互接続されるようになっている。すなわち、装置は、該装置上にインプラントがクリンプされ或いは折り畳まれるようにそれぞれなっているか、或いは、インプラントが既に装置上にそれぞれクリンプされ又は折り畳まれている。
【0037】
折り畳み及び/又は展開手段は、締め付けられ又は解放され得るインプラントの特定の部分の周囲で案内される。
【0038】
折り畳み及び/又は展開手段は、それが又はそれらがそれぞれインプラントと動作可能に接続されるようにインプラントに設けられ得る、或いは少なくともインプラントと関連し得る。折り畳み及び/又は展開手段は、それが或いはそれらがそれぞれ本発明に係る装置に取り付けられるインプラントの折り畳み及び/又は展開に寄与し得るか、或いは折り畳み及び/又は展開を行なうことができるように配置され得る。折り畳み及び/又は展開手段によるインプラントの折り畳み及び/又は展開は、力、張力、応力、又は歪みが折り畳み及び/又は展開手段に対して加えられ又は付与され、或いは逆に折り畳み及び/又は展開手段から解放されるときに行なわれ得る。そのような張力、応力、又は、歪みは、例えば、ユーザによって操作され得る作動装置(例えば、牽引装置)によってもたらされ或いは発生され得る。
【0039】
インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段は、装置の内部空間を通過できる。インプラントの折り畳み及び/又は展開手段は、それらが本発明に係る装置から該装置の少なくとも1つの開口を通じて抜け出るように配置され得る。そのような開口は本発明に係る装置の一端に設けられてもよい。しかしながら、折り畳み及び/又は展開手段は、任意の他の適した位置で本発明に係る装置から出ることもでき、及び/又はその位置を通じて再び入ることもできる。折り畳み及び/又は展開手段は、全てが同じ開口を通じて本発明に係る装置から抜け出ることができるが、いくつかの折り畳み及び/又は展開手段の一部は、異なる開口を通じて本発明に係る装置から抜け出ることもでき、及び/又はその開口を通じて再び入ることもできる。
【0040】
本発明に係る幾つかの実施形態では、折り畳み及び/又は展開手段は1つ以上の拘束体、糸又はストリングを備えることができ、或いは1つ以上の拘束体、糸又はストリングから成ることができる。
【0041】
本発明に係る特定の実施形態では、折り畳み及び/又は展開手段が装置と同一ではない。
【0042】
本発明に係る幾つかの実施形態において、装置は、埋め込み処置が終了した後に患者の身体内にそれ自体が埋め込まれ又はとどまるようになっていない。
【0043】
本発明に係る特定の実施形態において、装置は、埋め込み処置が終了した後にインプラントから分離されるようになっている。
【0044】
本発明に係る幾つかの実施形態において、装置は、装置の通常の使用中にインプラントから分離できるように構成される。本発明に係る特定の実施形態において、装置は、インプラントに取り外し不能に取り付けられず、或いはインプラントに取り外し不能に結合されない。
【0045】
本発明に係る幾つかの実施形態において、装置は、インプラントの中心部分内又は貫通穴内に配置される。
【0046】
本発明に係る特定の実施形態では、本発明に係る装置及び/又はカテーテルは、取り付け又は相互接続手段を備える。そのような取り付け又は相互接続手段は、本発明に係る装置をカテーテルに取り付け又はカテーテルと相互接続するそれぞれのために意図されて設けられる。取り付け又は相互接続手段は、本発明に係る装置のカテーテルに対する取り付け又はカテーテルとの相互接続のそれぞれを助ける又は支援することができる。
【0047】
本発明に係る幾つかの実施形態において、取り付ける又は相互接続するための手段は、特に本発明に係る装置又はカテーテルの長手方向軸周りで、回転可能に装置内に或いは装置に配置される第1のセクションを備える。
【0048】
本発明に係る特定の実施形態では、第1のセクションが装置内に又は装置に回転可能に支持されることが好ましい。
【0049】
本発明に係る幾つかの実施形態において、取り付ける又は相互接続するための手段は、特に本発明に係る装置又はカテーテルの長手方向軸周りで、装置内に又は装置に回転可能に配置されない第2のセクションを備える。
【0050】
回転可能性は、本発明に係る装置の周囲環境、外部、又は外層等に関係し得る。
【0051】
第1及び第2のセクションに関する例は、耳部又は鼻部等を含むが、凹部又は切り欠き、歯又はコギング、ドッグ、歯車又はギアホイール構造、クリップ接続、或いは差し込み接続等も含む。しかしながら、装置は、特別に形成される幾何学的形状を備える必要がない。
【0052】
取り付ける又は相互接続するための手段の第1のセクションに関して本明細書中で述べられた全てのことが、変わることなく第3のセクションにおいて適用されてもよい。しかしながら、これは必須ではない。
【0053】
取り付ける又は相互接続するための手段の第2のセクションに関して本明細書中で述べられた全てのことが、変わることなく第4のセクションにおいて適用されてもよい。しかしながら、これは必須ではない。
【0054】
本発明に係る幾つかの実施形態では、第1及び第2のセクションが本発明に係る装置上、装置内又は装置に存在する。
【0055】
本発明に係る幾つかの実施形態では、第3及び第4のセクションが本発明に係るカテーテル上、カテーテル内又はカテーテルに存在する。
【0056】
例えば第1のセクションと第3のセクションとの間及び/又は第2のセクションと第4のセクションとの間で、好ましくは強固な又はしっかりとした接続を確立するために、本発明に係る装置は、例えば、第1及び/又は第2のセクションに雄面又は雄端子を備えて、第3及び/又は第4のセクションに雌面又は雌端子を備えることができる、或いは、カテーテルはその逆を備えることができる。したがって、本発明に係る装置とカテーテルとの間の接続は、1つの差し込み接続又は2つの差し込み接続に類似し得る。
【0057】
本発明に係る特定の実施形態では、本発明に係る装置がカテーテルチップである。本発明に係る装置に取り付けられるインプラントをカテーテルによって埋め込む準備中においては、その場で、例えば手術室又は手術教室で、カテーテルチップをカテーテルへと滑らせる又はスナップ留めするだけで、装置又はカテーテルチップ等が、カテーテルに取り付けられ又ははカテーテルと相互接続され得る。
【0058】
本発明に係る幾つかの実施形態において、本発明に係るカテーテルは、少なくとも1つのそのような本発明に係る装置を受け入れるのに適するか、及び/又は設計されるか、或いは準備される。
【0059】
本発明に係る特定の実施形態では、本発明に係るカテーテルが少なくとも1つの本発明に係る装置を備える。
【0060】
カテーテルは大部分又は一部が管形状を成し得る。したがって、カテーテルは、円形又は楕円形の断面を有することができる。しかしながら、カテーテルは、本発明に係るカテーテルと装置との間の接続を行なうのにふさわしい他のあらゆる断面を有することができる。カテーテルはカテーテルシャフトとなり得る。
【0061】
本発明によれば、本発明に係る方法は、インプラントを埋め込み前に送出器具に装填し又は備えるのに役立ち、この方法は、インプラントを備える本発明に係る装置を送出器具に取り付ける又は固定することを含む。
【0062】
カテーテル、特に本発明に係るカテーテルなどの送出器具に対する、或いは該送出器具上への本発明に係る装置の取り付け又は固定は、所望の又は所要の任意の時点で行なわれ得る。本発明に係る幾つかの実施形態において、装置は、手術室、手術教室又はベッドサイドで送出器具に取り付けられ又は固定される。
【0063】
当業者に明らかな利点と共に、実施形態は、以下の利点のうちの1つ以上を与えてもよい。
【0064】
本発明に係る装置を使用することにより、本発明は、所望の又は所要の任意の時点で、特にインプラントを埋め込む直前に手術室においてその場で、インプラントをカテーテルに取り付ける又は相互接続するための簡単な選択肢を与える。
【0065】
医療用インプラントは、部分的に或いは全体的に例えば豚の心臓弁などの生体組織から成ることもできるため、保管中又は輸送中に生体組織を流体環境内に保持することが推奨されてもよい。
【0066】
しかしながら、カテーテルは、その機械的構造に起因して、全体として、湿潤状態下で保管され或いは輸送されるべきではない。
【0067】
本発明を用いると、互いに別個のインプラント及びカテーテルをそれぞれの最良の適した環境内で保管及び/又は輸送することができ有益である。
【0068】
本発明に係る幾つかの実施形態においては、比較的短い時間で且つ複雑でない方法での埋め込みを目的としてそれらを組み付けることができる。例えば、本発明の特定の実施形態では、例えばベッドサイドでの埋め込み直前のストリング及びインプラントの厄介な組み付けを回避することができ有益である。
【0069】
このようにすると、例えばカテーテルの繊細な機械的構造に適した乾燥した環境内で、カテーテルを保管し及び/又は輸送することができ、生体組織を湿潤状態に維持するために湿った或いは湿気の多い状態下でインプラントを保管し及び/又は輸送することができ有益である。したがって、カテーテルの機械的構造の想定し得る損傷を有効に回避することができる。生体組織は乾燥しない。
【0070】
本発明に係る装置は、それが例えばインプラントの周囲の液体などの流体によって影響されないように、或いはこれらの流体によって損傷され又は破壊されないように形成され又は構成され得る。したがって、保管又は輸送の前に本発明に係る装置とインプラントとを相互接続することもでき有益である。カテーテルと装置(例えば、カテーテルのチップ)との分離に起因して、カテーテル及び装置はいずれも、異なる材料から、異なるプロセス等において製造され得る。したがって、それぞれは、他の部分から最良に独立して製造され得る。
【0071】
本発明に係る装置の取り付け又は相互接続手段に起因して、装置とカテーテルとの間で単純な複雑でない接続を確立し又は達成することができ有益である。
【0072】
本発明によれば、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段は、装置に設けられるインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分と相互接続され、また、折り畳む及び/又は展開するための手段がこのように装置だけに設けられてカテーテルに設けられないため、折り畳む及び/又は展開するための手段を短く保つことができ有益である。
【0073】
また、折り畳む及び/又は展開するための手段は、それらが短いことに起因して、それが本出願の出願人の他の解決策においても同様に当てはまらなければならないので、カテーテルの内部を通じて外科医の手へと導かれる必要がない。したがって、この解決策は、折り畳む及び/又は展開するための手段が、そらされる或いは偏向される必要がそれぞれ全くなく或いは殆どなく、剪断力を何ら受ける可能性、摩擦等を殆ど受ける可能性、また、移動されたり、もつれたりするなどといった可能性が好適に減少されるという点において特徴付けられ、有益である。
【0074】
他の利点となり得るのは、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための更に短い手段に起因して、使用される機構において必要とされる移動範囲が更に短いことである。したがって、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段としての糸の例においては、糸が機械的な応力に起因して発生する伸びに晒されることが知られている。機構全体の機能の精度の低下をもたらすこの伸びは、好適に防止されてもよいが、本発明によって可能となるそれぞれの短い糸によってかなり減少されてもよい。
【0075】
本発明の他の利点は、それらの短い構造に起因して、湾曲部や曲げ部などの周囲でそらされる必要がない、折り畳む及び/又は展開するための手段に作用する力が減少するという点である。これは、特に、手段及び/又は装置又はカテーテルのそれぞれの曲げ部において当てはまる。例えば1つ以上の糸などの手段は、更に細く、更に簡単に、更に安価に製造され得る。これは、より簡単な、より僅かな、及び/又は、より安価な方法で形成されるインプラントを無事に埋め込んだ後に糸を切断するための切断装置を更に可能にする。
【0076】
本発明の更なる他の利点は、装置をカテーテルに取り付けた後に、例えば糸又はストリングのそれぞれであってもよい装置を折り畳む及び/又は展開するための手段を、カテーテルに設けられ得る操作のための手段と前記装置を接続しなければならないという要件が不要になることある。例えば糸という、折り畳む及び/又は展開するための手段をカテーテルに接続する必要はない。本方法においては、装置をカテーテルと接続すれば十分である。更なる接続が必要とされない。このようにすると、特に時間がかかり厄介となり得る、装置の糸とカテーテルの糸等との接続を省くことができる。後者は、所要の滅菌を維持するのに寄与でき有益である。
【0077】
したがって、本発明によれば、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段が装置、例えばカテーテルチップのみに存在することが可能である。これらの手段は、カテーテル全体にわたって延びる必要がない。このようにすると、手段がカテーテルを貫通できるようにカテーテルが形成される必要もない。
【0078】
更なる利点は、インプラントを折り畳み及び/又は展開するための部分に沿って例えば渦巻き状に或いは螺旋状に延びることができる、対応して形成される案内構造において、1つの実施形態では糸の形態を成して形成されるインプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段の巻回経路が、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分の長手方向軸に沿って分散する或いは延びることがそれぞれできるという点である。したがって、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分で、或いはその周囲で可能な限り糸を緊密に巻回するためには、例えば外側シースと該シース内に回転可能に支持されるインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分との間の本発明に係る装置内の僅かな空間だけで十分である。このようにすると、本発明に係る装置を更に小さい直径を有して形成することができ有益である。同じ利点は、前進機構又は移動機構を設けることによって得ることができる。
【0079】
他の態様、特徴、及び、利点は、明細書本文、図面、及び、特許請求の範囲から明らかである。
【0080】
以下、図面の図を用いて本発明を更に説明する。しかしながら、本発明は、図を用いて説明される実施例に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0081】
図1】インプラントを備える本発明に係る装置を示している。
図2】カテーテルチップとして形成された第1の実施形態の本発明に係る装置を備えるカテーテルの一部を長手方向断面で概略的に示している。
図3】カテーテルチップとして形成された第2の実施形態の本発明に係る装置を長手方向断面で概略的に示している。
図4図4a)及び図4b)は、異なる実施形態におけるインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分を断面で示している。
【発明を実施するための形態】
【0082】
図1は、側方から見た拡張状態のインプラント1を示している。インプラント1は本発明に係る装置3に接続される。装置3はカテーテルチップの形態で形成される。
【0083】
図1の下端には、カテーテル5の一部が示されている。カテーテル5は装置3から取り外されている。
【0084】
装置3は、インプラント1を折り畳む及び/又は展開するための部分31を備える。カテーテル5は、芯体又はコード51と、装置3との接続のための第4のセクション511bとを備える。
【0085】
装置3及び/又はインプラント1は、第1の折り畳み及び/又は展開手段7を備える。折り畳み及び/又は展開手段7はストリングとして具現化され得る。
【0086】
図2は、外側シース35内で3つのベアリング13に回転可能に支持されるインプラントを折り畳む及び/又は展開するための内側部分31を有する本発明に係る装置3を示している。図2の第1の実施形態に示される装置3は、図2の描写では、柔軟なカテーテル5と接続される。カテーテル5は、カテーテルシース53内に回転可能に支持される柔軟なコード51又は芯体を備える。図2の描写では、コード51がカテーテルシース53内で該シースに対して回転され得る。これは、それぞれのベアリング(図2に示されず、必ずしも必要とすらされない)によって行なわれ得る。しかしながら、これらのベアリングの代わりに、カテーテル5の対応する幾何学的な具現、及び/又は、コード51の及び/又はカテーテルシース53の内面又は外周面のそれぞれの対応する表面特性又は処理がなされ得る。
【0087】
図2の実施例において、外側シース35及びカテーテルシース53は、シース35及びカテーテルシース53の全周にわたって具現化される第2のセクション311b及び第4のセクション511bの両方によって相互に接続される。しかしながら、本発明に係る他の実施形態では、第2のセクション311b及び第4のセクション511bが外周の特定の部分のみにわたって設けられてもよい。
【0088】
図2の実施例において、第2のセクション311b及び第4のセクション511bは、装置3及び/又はカテーテル5の通常の使用中にカテーテル5のカテーテルシース53に対する装置3の外側シース35の回転を許容しない差し込み接続である。したがって、装置3は、全体としては、カテーテル5が少なくとも装置3を受ける部分でその長手方向軸周りで回転される場合であっても、その長手方向軸周りで回転され得るにすぎない。
【0089】
相反することが、(図2に示されない)インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31に関して当てはまる。部分31は、ベアリング13によって装置3の外側シース35内に回転可能に配置される。部分31は、鎖線により示される部分31の長手方向軸周りの回転を行なうために、カテーテル5のカテーテルシース53に対しての、コード51の回転動作によって作動され得る。
【0090】
カテーテル5のコード51と装置3のインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31との間のそのような結合は、例えば、図2に表わされる第1及び第3のセクション311a,511aによって可能である。第1のセクション311a及び第3のセクション511aは摩擦接続装置及び/又は形状閉鎖接続装置となり得る。
【0091】
図2から更に分かるように、図2に示されないインプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段7に関する実施例を表わす糸又はストリングは、ここに示されないインプラントと接触するために、装置3の内部から開口33を通じて外側シース35の外部へと案内される。糸はその一部分71がインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31と接続される(例えばインターループや付着などによって、いずれの場合にも摩擦接続及び/又は形状閉鎖接続による)ため、糸は、インプラントを折り畳み及び/又は展開するため、部分31のその長手方向軸周りの回転動作中に、部分31の外面37又は外周面のそれぞれの周りに巻き上げられる。
【0092】
図3は、本発明に係るその第2の実施形態にしたがった装置3を示している。図3に示される実施形態は、少なくとも、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31がインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31の周囲に長手方向軸(図3の鎖線)に沿って渦巻き状に或いは螺旋状に巻回される溝21を備えるという点において、図2の実施形態とは異なる。例えば図3に示されないインプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31の取り付け部位39に取り付けられる(同様に図3に示されないインプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段7に関する一例としての)糸は、部分31の周囲に巻回された後で、糸が溝21内で受けられるように外側シース35内に設けられてもよい。したがって、糸は、インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分31の長手方向軸を横切って延びる。このようにすると、インプラントを折り畳む際の糸の巻回に起因する部分31のかなり限られた外周部での糸材料の凝集が防止される。したがって、部分31と外側シース35との間の空間を僅かに或いは小さく具現化できる。
【0093】
部分31の長手方向の延在に沿う糸のそのような巻回に有利に働くように、図2の発明に係る装置3とは対照的な図3に示される実施形態において、部分31は、係合部15と係合されるウォーム又はネジ38を有して具現化される。このようにすると、部分31は、装置3の外側シース35内での回転中に、図3の投影面に対して、鎖線により示される位置へと右へ移動され得る。図3の実施形態において、ウォーム又はネジ38及び係合部15は、前進機構又は移動機構の1つの例として共に作用する。図3では、係合部15が、図2に示される実施形態に表わされるベアリング13に置き換わる。或いは、係合部15の代わりに、ウォームが外側シース35に同様に設けられ得る。また、代わりに、係合部15が部分31に設けられ得る。
【0094】
また、言うまでもなく、本発明によれば、部分31の外側ウォーム又はネジ38及び係合部15の代わりに、部分31の外面に係合部を設けるとともに外側シース35の一部となるようにウォームを設けることも考えられる。本発明は両方の実施形態を包含する。
【0095】
図3の実施形態では、ウォーム及び/又は係合部により、外側シース35に対する、部分31の長手方向移動を行なうための機構が与えられる。しかしながら、無論、前述したものは、図3の実施例で与えられる方法以外の方法で具現化され得る。
【0096】
言うまでもなく、溝21の形成は、装置3の外側シース35に対する部分31の長手方向移動を行なうための機構を設けることとは無関係に行なうことも、又は行なわないこともできる。
【0097】
また、当業者であれば分かるように、図3に示され且つ部分31の断面の図4aにおいても見ることができる溝21の代わりに、フィン23を設けることができ、該フィンに沿って例えば糸がインプラントを折り畳む及び/又は展開するための手段7として案内され得る。
【0098】
当業者であれば分かるように、無論、本発明は、ここで例示される差し込み接続又は滑り接続又はスナッチ接続に限定されない。任意の他の適した相互接続も考えられる。
【符号の説明】
【0099】
1 インプラント
3 装置
31 インプラントを折り畳む及び/又は展開するための部分
33 開口
5 カテーテル
51 カテーテルのコード
53 外側シース
511a 第3のセクション
511b 第4のセクション
7 折り畳み及び/又は展開手段
71 折り畳み及び/又は展開手段の一部分
311a 第1のセクション
311b 第2のセクション
13 ベアリング
15 係合部
19 案内構造
21 溝
23 リブ
35 外側シース
37 外面
38 ウォーム
39 取り付け部位
53 カテーテルシース
図1
図2
図3
図4